JP2000208609A - 半導体素子のトレンチ素子分離方法及びこれを用いた半導体素子 - Google Patents

半導体素子のトレンチ素子分離方法及びこれを用いた半導体素子

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JP2000208609A JP2000002884A JP2000002884A JP2000208609A JP 2000208609 A JP2000208609 A JP 2000208609A JP 2000002884 A JP2000002884 A JP 2000002884A JP 2000002884 A JP2000002884 A JP 2000002884A JP 2000208609 A JP2000208609 A JP 2000208609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレンチ食刻用マスクパターンを除去すると
きのライナ層のエッチングによる窪み発生を防止できる
半導体素子のトレンチ素子分離方法及びこれを用いた半
導体素子を提供すること。 【解決手段】 CVD酸化膜よりなる窪み防止膜110
をトレンチ内壁およびトレンチ食刻用マスクパターン1
04の側壁に形成した後、窒化膜からなるライナ層11
2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
方法に係り、具体的には、半導体素子のトレンチ素子分
離方法に関する。さらに、本発明は、前記トレンチ素子
分離方法を用いた半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の高集積化に伴う微細化技術
の1つである素子分離工程(isolation pr
ocess)は、半導体素子の初期加工工程であって、
後続工程における活性領域の寸法及び工程マージンを左
右する。通常の素子分離技術としては、ロコス(LOC
OS)素子分離技術と、トレンチ素子分離技術とに大別
される。ここで、トレンチ素子分離技術は、既存のロコ
ス素子分離技術における問題点であったバーズビーク
(Bird′s beak)による活性領域の狭まりを
解決したものである。その結果、この技術は、最近高集
積化した半導体素子の素子分離工程に主として用いられ
ている。
【0003】このトレンチ素子分離技術は、窒化膜(S
iN)をマスクパターンとして用いて素子分離膜が形成
される領域の半導体基板をエッチングすることによりト
レンチを形成し、次いで、化学気相蒸着法(CVD:C
hemical VaporDeposition)に
よる酸化膜を前記トレンチを埋め込むようにデポジット
した後、化学機械的研磨(CMP:Chemical
Mechanical Polishing)を行うこ
とにより、素子間の隔離を完成する方法である。ところ
が、このトレンチ素子分離技術は、素子分離工程を完成
した後、活性領域と素子分離膜との境界面にてピットが
発生する問題点があった。ピットの発生の主な要因とし
ては、原副資材によること、イオン打ち込みによるこ
と、トレンチを埋め込む膜質の稠密化度及び後続する酸
化工程など、種々挙げられるが、中でも、トレンチ素子
分離後の酸化工程が最大の要因である。具体的に述べる
と、トレンチ素子分離工程後の酸化工程は、トレンチの
内壁に存在していた半導体基板のシリコンを酸化させ、
この酸化中におこるシリコンの体積膨脹はトレンチの側
壁への物理的又は熱的ストレスとして作用し、その結
果、ピットが発生するのである。
【0004】近年、酸化中におこる体積膨脹による物理
的又は熱的ストレスを抑えるため、トレンチエッチング
後にトレンチの内壁に熱酸化膜を形成し、その上に窒化
膜(SiN)よりなるライナ層をデポジットする技術が
開発されている。図1は、トレンチ素子分離工程におい
て、ピットが発生した場合及びライナ層を用いてピット
の発生を抑えた場合の半導体素子の電気的特性の変化を
説明するためのグラフである。これを参照すると、縦軸
は試料の分布度を、横軸はこれによるドレインオフ電流
特性をそれぞれ表す。ここで、ドレインオフ電流の測定
は、ゲート及びソース、シリコン基板をグラウンド状態
にした後、ドレインにのみ3.3Vの電圧を印加して行
う。図中、○により繋がる線は、窒化膜よりなるライナ
層を形成した場合のドレインオフ電流であり、□により
繋がる線は、ライナ層を形成せずにトレンチ素子分離工
程を行った場合のドレインオフ電流である。図から明ら
かなように、窒化膜よりなるライナ層を形成させた場合
が、ドレインオフ電流がより低いことが解るが、これ
は、窒化膜ライナにより、素子分離工程後に熱的ストレ
スが有効に抑えられたからである。このように、窒化膜
よりなるライナ層を形成してトレンチ素子分離を行う技
術は、IBM社により米国特許第5447884号公報
に記載されている(Shallow Trench I
solation with thin nitrid
e liner,Sep.5,1995,)。
【0005】図2ないし図4は、前記従来の技術による
ライナ層を用いたトレンチ素子分離工程を説明するため
の断面図である。図2を参照すると、半導体基板51上
に、パッド酸化膜53及び窒化膜(SiN)よりなるマ
スクパターン55を形成した後に、前記マスクパターン
55を用いて、半導体基板51の一部をエッチングして
トレンチを形成する。次いで、熱酸化工程を施してトレ
ンチ内部酸化膜56を形成し、後続する酸化工程におい
て酸化がおこった時に発生する物理的又は熱的ストレス
を抑えるため、窒化膜よりなるライナ層57を形成す
る。その後に、CVDによる酸化膜59を、半導体基板
の表面を十分覆える程度に厚くデポジットする。その
後、前記マスクパターン55を研磨阻止層として用いて
CMPを施して、半導体基板の全面を平坦化させる。図
3を参照すると、前記平坦化を終えた半導体基板の全面
に、リン酸(H3PO4)を用いた等方性湿式エッチング
を施し、マスクパターンとして用いられた窒化膜(Si
N)を完全に除去する。このとき、マスクパターンとし
て用いられた窒化膜が半導体基板の全面に残留すること
を防止すべく僅かなオーバエッチングを行うと、窒化膜
よりなるライナ層57もエッチングされて一部が除去さ
れてしまう。この問題は、異方性エッチングを行った場
合にも依然発生する。図4を参照すると、前記湿式エッ
チングを施した結果物にエッチバック工程を施し、半導
体基板41の上に存在していたパッド酸化膜及びCVD
による酸化膜59′を除去して半導体基板を平坦化させ
ることにより、トレンチ素子分離工程を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記窒化膜
よりなるマスクパターン55の除去中に同時にエッチン
グされたライナ層57′の窪み部分(図4のAに相当)
は、トレンチ素子分離工程を施した後にも依然残ってい
る。このように、活性領域と素子分離膜との境界面が窪
んでしまう現象は、ダイナミックランダムアクセスメモ
リ(DRAM:Dynamic Random Acc
ess Memory)などのメモリ素子のリフレッシ
ュ特性を低下させるとともに、後続工程でポリシリコン
よりなるゲート電極をエッチングするとき、窪みの中に
導電物質であるポリシリコンが残留してしまい、その結
果、ゲートブリッジなどの欠陥が生じる。しかも、完成
したトランジスタの電気的な特性曲線が線形的に現れな
い所謂ハンプ(hump)現象や、スレッショルド電圧
低下の原因となるインバース・ナロー・ウィドス・エフ
ェクト(Inverse Narrow Width
Effect)現象を深刻化させる結果となる。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、物理的又は熱的ストレスを抑える
ためのライナ層を用いつつ、窪みが発生しないように窪
み防止膜をさらに形成することにより、トレンチ素子分
離工程における窪み発生を抑えることのできる半導体素
子のトレンチ素子分離方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、前記トレンチ素子分離方法を用いた半
導体素子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体素子
のトレンチ素子分離方法は、半導体基板上にトレンチ食
刻用マスクパターンを形成し、このトレンチ食刻用マス
クパターンにて半導体基板にトレンチを形成する。その
後、少なくとも前記トレンチ食刻用マスクパターンの側
壁に薄膜が形成されるように、窪み防止膜を前記半導体
基板の全面に形成し、この窪み防止膜の上にライナ層を
デポジットする。続けて、前記トレンチを埋め込むと同
時に半導体基板の表面を覆う素子分離用絶縁膜をデポジ
ットし、前記トレンチ食刻用マスクパターンが露出する
ように、前記露出した素子分離用絶縁膜の一部を除去す
る。最後に、前記トレンチ食刻用マスクパターンを除去
する。
【0009】この方法において、好適な形態によると、
前記半導体基板は、パッド酸化膜が形成された半導体基
板であることが好ましい。また、前記マスクパターン上
に、SiON、酸化膜及びこれらの複合膜のうちいずれ
かを用いて150〜1500Åの膜厚にて形成される反
射防止膜をさらに形成しても良い。前記窪み防止膜は、
前記ライナ層と食刻選択比を持つ膜質であって、化学気
相蒸着法によりデポジットされた酸化膜、或いはシリコ
ン膜をデポジットして熱酸化させた酸化膜、又は窒化膜
と酸化膜とが少なくとも1回以上交互に形成された複合
ライナ層を用いて構成することが好ましい。さらに、好
適な形態によると、前記ライナ層は、窒化膜を用い、2
0〜300Åの膜厚にて形成することが好ましい。ま
た、前記ライナ層を形成した後に、ライナ層の膜厚を維
持させるとともに、外部からの損傷を抑えるための高温
酸化膜(HTO)を形成する工程をさらに施すことが好
ましい。ここで、素子分離膜の膜質特性に応じて選択的
に膜質を改善させるため、プラズマ処理工程をさらに施
しても良い。好ましくは、素子分離用絶縁膜をデポジッ
トした後に、前記素子分離用絶縁膜の膜質特性を強める
ための熱処理工程をさらに実施すれば良い。また前記マ
スクパターンの除去は、リン酸(H3PO4)を用いた湿
式エッチングにより行えば良い。前記窪み防止膜とし
て、CVDによる酸化膜を用いる場合には、前記トレン
チを形成した後に、トレンチの内部に熱酸化膜をさらに
形成することができる。ここで、前記CVDによる酸化
膜の膜厚は、10〜300Åの範囲内にあることが好ま
しい。前記窪み防止膜として、シリコン膜を熱酸化させ
た酸化膜を用いる場合には、シリコン膜の膜厚が10〜
200Åの範囲内にあることが好ましい。前記窪み防止
膜として、窒化膜と酸化膜とが少なくとも1回以上交互
に形成された複合ライナ層を用いる場合には、前記トレ
ンチを形成した後に、トレンチの内部に熱酸化による内
部酸化膜をさらに形成することができる。また、前記複
合ライナ層において、1番目に形成される窒化膜は、該
膜厚が10〜50Åの範囲内にあることが好ましい。
【0010】本発明の第1具体例による半導体素子のト
レンチ素子分離方法は、半導体基板上にトレンチ食刻用
マスクパターンを形成する第1工程と、前記トレンチ食
刻用マスクパターンを用いて、前記半導体基板にトレン
チを形成する第2工程と、前記トレンチの内部に熱酸化
膜を形成する第3工程と、少なくとも前記トレンチ食刻
用マスクパターンの側壁に薄膜が形成されるように、前
記半導体基板の全面に化学気相蒸着による窪み防止用酸
化膜をデポジットする第4工程と、前記窪み防止用酸化
膜の上にライナ用窒化膜をデポジットする第5工程と、
前記トレンチを完全に埋め込むと同時に前記半導体基板
の表面を覆う素子分離用絶縁膜をデポジットする第6工
程と、前記トレンチ食刻用マスクパターンが露出するよ
うに、前記露出した素子分離用絶縁膜の一部を除去する
第7工程と、前記トレンチ食刻用マスクパターンを除去
する第8工程とを具備することを特徴とする。この第1
具体例において、好適な形態によると、前記第4工程の
窪み防止用酸化膜は、該膜厚が10〜300Åの範囲内
にあることが好ましい。また、前記第5工程のライナ用
窒化膜は、該膜厚が20〜300Åの範囲内にあること
が好ましい。
【0011】本発明の第2具体例による半導体素子のト
レンチ分離方法は、半導体基板上にトレンチ食刻用マス
クパターンを形成する第1工程と、前記トレンチ食刻用
マスクパターンを用いて、半導体基板にトレンチを形成
する第2工程と、前記トレンチが形成された半導体基板
の全面にシリコン膜をデポジットする第3工程と、前記
シリコン膜を熱酸化させて、前記トレンチ食刻用マスク
パターンの表面及びトレンチの内部に窪み防止用酸化膜
を形成する第4工程と、前記窪み防止用酸化膜の上にラ
イナ用窒化膜を形成する第5工程と、前記トレンチを埋
め込むと同時に半導体基板の全面を覆う素子分離用絶縁
膜をデポジットする第6工程と、前記トレンチ食刻用マ
スクパターンが露出するように、前記露出した素子分離
用絶縁膜の一部を除去する第7工程と、前記トレンチ食
刻用マスクパターンを除去する第8工程とを具備するこ
とを特徴とする。この第2具体例において、好適な形態
によると、前記第3工程のシリコン膜は、該膜厚が10
〜200Åの範囲内にあることが好ましい。また、前記
第4工程の熱酸化は、デポジットされたシリコンが残留
することなく完全に酸化膜に変わるように行うことが好
ましい。好ましくは、前記第5工程のライナ用窒化膜
は、該膜厚が20〜300Åの範囲内にあれば良い。
【0012】本発明の第3具体例による半導体素子のト
レンチ分離方法は、半導体基板上にトレンチ食刻用マス
クパターンを形成する第1工程と、前記トレンチ食刻用
マスクパターンを用いて、前記半導体基板にトレンチを
形成する第2工程と、前記結果物上に熱酸化を用いてト
レンチ内部酸化膜を形成する第3工程と、前記トレンチ
内部酸化膜が形成された半導体基板上に、表面段差に沿
ってライナ用窒化膜と窪み防止用酸化膜とが少なくとも
1回以上交互に形成された構造の複合ライナ層を形成す
る第4工程と、前記複合ライナ層が形成された半導体基
板の全面に、表面段差に沿ってライナ用最終窒化膜を形
成する第5工程と、前記ライナ用最終窒化膜の上に、前
記トレンチを埋め込むと同時に半導体基板の全面を覆う
素子分離用絶縁膜を形成する第6工程と、前記トレンチ
食刻用マスクパターンが露出するように、前記素子分離
用絶縁膜の一部を除去する第7工程と、前記トレンチ食
刻用マスクパターンを除去する第8工程とを具備するこ
とを特徴とする。この第3具体例の前記第4工程の複合
ライナ層において、1番目に形成される窒化膜は、該膜
厚が10〜50Åの範囲内にあることが好ましい。ま
た、前記第5工程後に、複合ライナ層の窒化膜の膜厚を
維持させるとともに、外部からの損傷を抑えるための高
温酸化膜を形成する工程をさらに施すことが好ましい。
【0013】本発明の第4具体例による半導体素子のト
レンチ分離方法は、半導体基板上にトレンチ食刻用マス
クパターンを形成する第1工程と、前記トレンチ食刻用
マスクパターンを用いて、前記半導体基板にトレンチを
形成する第2工程と、前記結果物上に、熱酸化を用いて
トレンチ内部酸化膜を形成する第3工程と、前記トレン
チ内部酸化膜が形成された前記半導体基板上に、表面段
差に沿って窪み防止用酸化膜とライナ用窒化膜とが少な
くとも1回以上交互に形成された構造の複合ライナ層を
形成する第4工程と、前記複合ライナ層の上に、前記ト
レンチを埋め込むと同時に半導体基板の全面を覆う素子
分離用絶縁膜を形成する第5工程と、前記マスクパター
ンが露出するように、前記素子分離用絶縁膜の一部を除
去する第6工程と、前記マスクパターンを除去する第7
工程とを具備することを特徴とする。この第4具体例の
前記第4工程の複合ライナ層において、1番目に形成さ
れる窒化膜は、該膜厚が10〜50Åの範囲内にあるこ
とが好ましい。また前記第4工程後に、複合ライナ層の
窒化膜の膜厚を維持させると共に、外部からの損傷を抑
えるための高温酸化膜を形成する工程をさらに施すこと
が好ましい。
【0014】本発明による半導体素子は、表面にトレン
チを形成した半導体基板と、この半導体基板の表面段差
に沿ってデポジットされた少なくとも1枚以上ずつの酸
化膜及び窒化膜を含む窪み防止用複合ライナ層と、この
複合ライナ層を覆うとともにトレンチの内部を埋め込む
トレンチ素子分離用絶縁膜とを具備することを特徴とす
る。この半導体素子において、好適な形態によると、前
記複合ライナ層と前記素子分離用絶縁膜との間に、前記
複合ライナ用窒化膜の損傷防止及び膜厚の保存のための
酸化膜をさらに具備することが好ましい。この酸化膜と
しては高温酸化膜を用いることができる。また、前記ト
レンチの内壁に沿って形成されたトレンチ内部酸化膜を
さらに具備することが好ましい。この内部酸化膜は、熱
酸化膜であることが好ましい。好ましくは、前記複合ラ
イナ層は、第1窒化膜、第1酸化膜及び第2窒化膜が順
次積層された複合膜であれば良い。また、前記第1窒化
膜は、該膜厚が10〜50Åの範囲内にあることが好ま
しい。またこの複合ライナ層は、前記第2窒化膜の上に
少なくとも1枚以上の別の酸化膜及び窒化膜をさらに具
備しても良い。また、好適な形態によると、前記複合ラ
イナ層は、第1酸化膜と第1窒化膜とが順次積層された
構造の複合膜を用いて構成することができる。この場
合、前記第1窒化膜の上に、少なくとも1枚以上の別の
酸化膜及び窒化膜をさらに形成することができる。好ま
しくは、前記ライナ用第1窒化膜は、該膜厚が10〜5
0Åの範囲内であれば良い。
【0015】本発明によると、半導体素子のトレンチ素
子分離工程において、窒化膜よりなるライナ層のエッチ
ングを抑える窪み防止膜をさらに形成することにより窪
み発生を防止することができる。その結果、DRAMな
どのメモリ素子におけるリフレッシュ特性の低下やゲー
トブリッジなどの欠陥を抑えることが可能になる。加え
て、トランジスタの電気的特性を改善することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面に基づき、
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。実験例:酸化膜よりなる窪み防止膜を形成した後のライ
ナ用窒化膜のエッチング比 図5は、本発明の実験例を説明するために示した透過電
子顕微鏡(Transmission Electro
n Microscope、以下、TEM)写真であ
る。図5を参照すると、パッド酸化膜が形成された半導
体基板1上に、窒化膜よりなるマスクパターン2を形成
し、これを用いて半導体基板をエッチングすることによ
りトレンチを形成する。その後、熱酸化を施し、トレン
チ内部酸化膜3を110Åの膜厚にて形成する。次い
で、ライナ用第1窒化膜(3と4との間の黒色層)を5
5Åの膜厚にて形成する。続けて、CVD酸化膜、例え
ば高温酸化膜よりなる膜厚500Åの第1酸化膜4、膜
厚55Åのライナ用第2窒化膜(4と5との間の黒色
層)、HTOよりなる膜厚500Åの第2酸化膜5、膜
厚100Åのライナ用第3窒化膜(5と6との間の黒色
層)、HTOよりなる膜厚500Åの第3酸化膜6、及
び膜厚200Åのライナ用第4窒化膜(6と7との間の
黒色層)を順次積層させる。次いで、USG(Undo
ped SilicateGlass)7を1000Å
の膜厚にてデポジットした後、ライナ用第5窒化膜(7
と8との間の黒色層)を再度55Åの膜厚にてデポジッ
トする。その後、トレンチを埋め込む素子分離用絶縁膜
として用いられるUSG膜及びPE−TEOS膜をデポ
ジットした素子分離膜8を積層させる。続けて、マスク
パターン2を研磨阻止層として用いて化学機械的研磨
(CMP)を施し、半導体基板の全面を平坦化させる。
次に、リン酸溶液を用いた湿式エッチングを施し、半導
体基板の表面に露出した窒化膜の一部を除去する。図5
は、上記過程を終えた後のTEM写真である。
【0017】このとき、CMP後、窒化膜よりなるマス
クパターン2の膜厚は2000Åである。そしてリン酸
溶液を用いた湿式エッチングは、マスクパターン2が1
700Å程度にエッチングされるように施した。その
後、一定膜厚の酸化膜4,5,6,7の間に形成される
とともに膜厚が個々である第2、第3及び第4窒化膜に
対してエッチングが進んだ度合いを観察した。膜厚が5
5Åにて形成されたライナ用第2窒化膜(4と5との間
の黒色膜)の場合には、マスクパターン2が1700Å
程度にエッチングされるうちに500Å(図中A部分)
がエッチングされ、膜厚が100Åにて形成されたライ
ナ用第3窒化膜の場合には、1200Å(図中B部分)
がエッチングされ、最後に膜厚が200Åにて形成され
たライナ用第4窒化膜の場合には、マスクパターン2の
エッチング度合いに類似の1600Å(図中C部分)が
エッチングされた。すなわち、以上のことから、ライナ
用窒化膜の膜厚を約300Å以下に形成し、これを酸化
膜の間に介挿する場合には、エッチングに際し、マスク
パターン2よりエッチング率が落ちることが解る。これ
は、リン酸溶液に露出するライナ用窒化膜の表面積が狭
いため、ライナ用窒化膜の膜厚を厚く形成するときより
薄く形成する場合の方が、等方性エッチングに際しエッ
チング率が低下することと考えられる。前記実験から得
られた結論は、トレンチ内部酸化膜3を形成し、さらに
少なくともマスクパターン2の側壁に薄膜が形成される
ように酸化膜を形成した後に、約300Å以下の薄い膜
厚にて窒化膜を形成すると、後続するマスクパターン2
を除去するとき、ライナ用窒化膜が合わせてエッチング
されるような窪み現象が抑えられるということである。
その際、ライナ用窒化膜は、1枚を用いても良く、ある
いは複数枚を用いても良い。これは、図5のTEM写真
から判断することができる。
【0018】第1実施形態:窪み防止膜としてCVDに
よる酸化膜を用いる場合 図6ないし図10は、本発明の第1実施形態による窪み
防止膜を用いたトレンチ素子分離方法を説明するための
断面図である。図6を参照すると、100〜500Å膜
厚のパッド酸化膜102が形成された半導体基板100
に素子分離領域を限定するための写真食刻工程のマスク
パターン104として用いられる窒化膜(SiN)を低
圧化学気相蒸着(LPCVD)方法により約500〜3
000Åの膜厚にてデポジットする。ここで、パッド酸
化膜は、900℃の温度条件下で熱酸化により形成可能
である。またこのパッド酸化膜の形成工程は省略しても
構わない。さらに、前記マスクパターンとして用いられ
る物質層の上に、HTOなどの酸化膜、SiON及びこ
れらの複合膜の内いずれかから形成された反射防止膜
(ARC)を150〜1500Åの膜厚にてデポジット
し、これを用いて、さらに高集積化した半導体素子に用
いられる微細パターンを形成しても構わない。
【0019】図7を参照すると、前記マスクパターンと
して用いられる物質層を写真食刻工程でパターニング
し、それにより得られたマスクパターン104をマスク
として半導体基板100の一部をエッチングし、トレン
チ106を形成する。この後、酸化工程、例えば熱酸化
を施し、トレンチ106の内壁にトレンチ内部酸化膜1
08を形成する。ここでも、トレンチ内部酸化膜の形成
工程は省略しても構わない。
【0020】なお、前記トレンチ106をエッチングす
る方法は、写真工程で最上層に構成されたフォトレジス
トパターン(図示せず)をエッチングマスクとして用い
て、半導体基板100を含む下地膜をエッチングするこ
とによりトレンチ106を形成しても良い。あるいは、
フォトレジストパターンを用いてパッド酸化膜102ま
でを一応エッチングし、エッチング工程によりフォトレ
ジストパターンを除去した後、さらに形成された反射防
止膜(ARC、図示せず)を食刻マスクとして用いて下
地膜をエッチングすることによりトレンチ106を形成
しても良い。さらに、上部に反射防止膜を形成しない場
合には、マスクパターン104をエッチングマスクとし
て用いて下地膜をエッチングすることによりトレンチ1
06を形成しても良い。すなわち、トレンチをエッチン
グする方法は、種々の変形が可能である。
【0021】図8を参照すると、前記トレンチ内部酸化
膜108が形成された結果物に後続工程で形成されるラ
イナ層である窒化膜と食刻選択比を持つ膜質のCVD酸
化膜よりなる窪み防止膜110を10〜300Åの膜厚
にてデポジットする。次いで、熱的ストレスを抑えるた
めのライナ層112を窒化膜(SiN)を用いて、20
〜300Åの膜厚にて形成する。このライナ層112
は、低圧化学気相蒸着(LPCVD)方法によりデポジ
ットすることができる。その後、700℃から900℃
の高温で形成された高温酸化膜(HTO、図示せず)を
約100Åの膜厚にてデポジットし、さらにこの高温酸
化膜(HTO)に対してアンモニアプラズマ処理を施す
ことにより、後続工程で前記ライナ層112の膜厚が薄
くなったり、損傷されることを防止する。このとき、高
温酸化膜に代えてHDP酸化膜をデポジットする時に
は、プラズマ処理を省略しても良い。
【0022】ここで、高温酸化膜(HTO)の形成工程
及びこの高温酸化膜に対するプラズマ処理は省略しても
良い。前記高温酸化膜が形成された結果物に、半導体基
板の表面を十分覆える程度の膜厚を持つ素子分離用絶縁
膜114をデポジットする。この素子分離用絶縁膜11
4は、USG、TEOS、HDP酸化膜、モノシラン
(SiH4)基のCVD酸化膜及びこれらの複合膜から
形成することができる。この素子分離用絶縁膜114を
デポジットした後に、膜質の稠密化のための熱処理工程
を施す。この熱処理工程は、800℃ないし1150℃
の温度条件下で施すことが好ましい。この熱処理工程に
より、フッ酸(HF)やリン酸(H3PO4)基のエッチ
ング溶液に対する全体の膜のエッチング率が低下する。
その後、前記マスクパターン104が露出するように化
学機械的研磨(CMP)工程を施し、前記素子分離用絶
縁膜114、ライナ層112及び窪み防止膜110の一
部を除去する。
【0023】このとき、窪み防止膜110は、少なくと
もマスクパターン104の側壁に形成されるように残存
することが重要である。これは、後続するマスクパター
ン104を除去するための湿式エッチング工程で、窒化
膜よりなるライナ層112がエッチング液であるリン酸
溶液に露出する面積を狭くする役割をするからである。
既存の技術のように、トレンチ内壁に酸化膜を熱酸化で
形成する工程では、トレンチ内壁には酸化膜が形成され
るが、マスクパターン104の窒化膜の側壁には酸化膜
が形成されなかった。これにより、後続するマスクパタ
ーン104を除去するための湿式エッチング工程でライ
ナ層112がリン酸溶液に露出する表面積が広がり、オ
ーバエッチングを施すとき、ライナ層112の窒化膜も
その一部が半導体基板の下方に向けてエッチングされ、
その結果、窪みが発生した。ところが、本発明のよう
に、マスクパターン104の側壁にCVDによる酸化膜
よりなる窪み防止膜を形成することにより、これを抑え
ることができる。
【0024】図9を参照すると、前記CMPが施された
半導体基板に、窒化膜よりなるマスクパターン104を
除去するための湿式エッチングを施す。この湿式エッチ
ングは、リン酸溶液を用いて行うことができる。通常
は、パッド酸化膜102上に窒化膜が残留することを防
止すべくオーバエッチングを行う。エッチングは、湿式
エッチングにより施す等方性エッチングを中心に説明し
たが、これに制限されるものではなく、乾式エッチング
により施す異方性エッチングであっても良い。このと
き、半導体基板100の下方に向けてライナ層112が
エッチングされる窪み現象は防止されるが(図中B部
分)、これは、窒化膜よりなるライナ層112が、CV
D酸化膜よりなる窪み防止膜110と高温酸化膜(HT
O)或いは素子分離用絶縁膜114の間に介挿されるこ
とにより、リン酸溶液に対して露出する表面積が狭ま
り、その結果、エッチング率が低下するからである。こ
れについては、前記図5の実験例を通じて既に触れてい
る。
【0025】図10を参照すると、前記マスクパターン
104が除去された結果物に、酸化膜に対してはエッチ
ング率が高く、半導体基板100を構成するシリコン層
及び窒化膜に対してはエッチング率が低いエッチング液
を用いて湿式エッチングを施して半導体基板100の表
面をエッチバックすることにより、本発明の第1実施形
態によるトレンチ素子分離工程を完了する。前記湿式エ
ッチング工程で、半導体基板100上に残留するパッド
酸化膜102、窪み防止膜110及び素子分離用絶縁膜
114の一部は完全に除去されて平坦化する。さらに、
最終的なトレンチ素子分離工程が完了した後にも、素子
分離用絶縁膜114と活性領域との境界面にて発生して
いた窪みの発生を防止することができる(図10の
C)。
【0026】第2実施形態:窪み防止膜としてシリコン
膜をデポジット且つ酸化させた酸化膜を用いる場合 以下で述べる実施形態においては、前記第1実施形態と
同一の部分については重複する説明を省略し、理解を容
易ならしめるため、参照符号を前記第1実施形態と互い
に対応するように付してある。図11ないし図17は、
本発明の第2実施形態による窪み防止膜を用いたトレン
チ素子分離方法を説明するために示した断面図である。
図11を参照すると、パッド酸化膜202が形成された
半導体基板200上に、マスクパターン204を窒化膜
にて形成し、そのマスクパターン204を用いて半導体
基板200の一部をエッチングすることによりトレンチ
206を形成する。このときにも、第1実施形態と同様
に反射防止膜を用いることができ、トレンチのエッチン
グ方法を変形させることもできる。次いで、前記結果物
にライナ層を構成する窒化膜と食刻選択比を持つ酸化膜
を形成するために、シリコン膜208を10〜200Å
の膜厚にてデポジットする。ここで、シリコン膜として
は、非晶質シリコン膜を用いても良いが、ここではポリ
シリコンを用いている。ポリシリコンをシリコン膜20
8としてデポジットする工程条件は、LPCVD装置を
用い、チャンバ温度を500〜700℃、チャンバ圧力
を13.3〜79.8Pa(略0.1〜0.6Tor
r)とし、モノシラン(SiH4)ガスを500cc/
min量だけ供給しながら形成することができる。ポリ
シリコンを用いたさらに他のシリコン膜形成方法は、L
PCVD装置を用い、チャンバ温度を400〜700
℃、チャンバ圧力を13.3〜79.8Pa(略0.1
〜0.6Torr)とし、Si26ガスを50SCCM
の量だけ供給しながら形成することができる。
【0027】図12を参照すると、前記シリコン膜20
8が蒸着された結果物に酸化工程、例えば熱酸化工程を
施して前記シリコン膜208を、熱酸化による酸化膜の
窪み防止膜210に変える。ここで、ポリシリコンより
なるシリコン膜208が完全に酸化せずに残留する場
合、トランジスタの電気的特性に致命的な欠陥をもたら
すことがある。これを防止すべく、デポジットされたシ
リコン膜208が完全に酸化されるように、熱酸化時間
を調節することが好ましい。前記熱酸化の工程条件は、
大気圧状態のチャンバの温度を800〜1000℃に調
節し、酸素ガス(O2)を5〜15l/min、塩化水
素(HCl)ガスを0.05〜0.2l/minの量だ
け供給しながら酸化を行うことが好ましい。
【0028】既存技術では、シリコン膜208を形成せ
ず、トレンチの内壁にのみ熱酸化膜を形成したため、窒
化膜よりなるマスクパターン204の側壁には窪み防止
膜210、すなわち、酸化膜が形成されなかった。しか
し、本実施形態のように、ポリシリコン膜を先にデポジ
ットし、その後熱酸化を行う場合には、窒化膜よりなる
マスクパターン204の側壁にも第1実施形態のように
窪み防止膜210の役割をする熱酸化膜が形成される。
したがって、後続するリン酸溶液を用いた湿式エッチン
グ工程において、ライナ用窒化膜がリン酸溶液に露出す
る表面積を最小化し、ライナ層(図16の212)のエ
ッチング率を低下させることができる。
【0029】図13を参照すると、前記熱酸化工程によ
り窪み防止膜210が形成された結果物に、低圧化学気
相蒸着(LPCVD)方法により20〜300Åの膜厚
にて窒化膜(SiN)を材質とするライナ層212をデ
ポジットする。
【0030】図14を参照すると、前記結果物に、酸化
膜、例えば高温酸化膜(HTO)(図示せず)を約10
0Åの膜厚にて積層させ、アンモニアプラズマ処理を施
して、ライナ層212が後続工程で薄くなったり、損傷
されることを防止する。次いで、前記結果物に半導体基
板の表面を十分覆えるように素子分離用絶縁膜214を
デポジットし、膜質の稠密化を図るための熱処理工程を
施す。
【0031】図15を参照すると、前記マスクパターン
204を研磨阻止層として用い、CMP工程を施すこと
により、前記素子分離用絶縁膜214、ライナ層212
及び窪み防止膜210の一部を除去し、平坦化させる。
【0032】図16を参照すると、前記平坦化を終えた
半導体基板に、マスクパターン204を除去するための
湿式エッチングを施す。このとき、湿式エッチング液と
しては、リン酸溶液を用いることが好ましく、半導体基
板の表面に窒化膜よりなるマスクパターンが残留するこ
とを抑えるため、オーバエッチングを十分施す。このオ
ーバエッチングを施す過程で、窒化膜よりなるマスクパ
ターン204は完全に除去されるが、窒化膜よりなるラ
イナ層212は、エッチング率の違いのため(図5の実
験例参照)、半導体基板200の下方に窪むようにエッ
チングされない(図面のB'部分)。
【0033】参考として示す下記表1は、リン酸及びL
AL200を湿式エッチング液として用いたときの、窒
化膜よりなるマスクパターン204及びライナ層21
2、熱酸化膜よりなる窪み防止膜210及びUSGより
なる素子分離用絶縁膜214のエッチング率であり、単
位はÅ/minである。このとき、ライナ層である窒化
膜の膜厚は70Åであった。
【表1】 ここで、LAL200は、前記半導体基板の表面上に残
留する酸化膜である窪み防止膜210、素子分離用絶縁
膜214及びパッド酸化膜202を湿式エッチングによ
り除去するのに用いられるエッチング液である。熱酸化
膜を基準にして、LAL200のエッチング率は約20
0Åである。
【0034】図17は、前記半導体基板200の表面上
に残留する酸化膜を湿式エッチングにより除去すること
により、本発明の第2実施形態によるトレンチ素子分離
工程を完了したときの断面図である。従来は、リン酸を
用いた湿式エッチング工程で窪みが発生したが、本発明
ではシリコンを熱酸化させて形成した窪み防止膜210
が窒化膜よりなるライナ層212のエッチング率を落と
しているため、窪みが発生(C′)しないことが解る。
【0035】第3実施形態:窪み防止膜として窒化膜と
酸化膜とが1回以上交互に形成された複合膜を用いる場
本実施形態は、ライナ用窒化膜が薄すぎた場合に、この
ライナ用窒化膜が後続する酸化工程で崩れ易い特性を補
完し、一方、厚すぎた場合には、トレンチ素子分離工程
を施した後に素子分離用絶縁膜と活性領域との境界面で
窪みが発生する問題を補完するために案出されたもので
ある。すなわち、薄いライナ用窒化膜の間に酸化膜を挟
み込んで、窒化膜と酸化膜とが1回以上交互に形成され
た構造の窪み防止膜を構成したものである。従って、そ
れぞれのライナ用窒化膜が後続する酸化工程で崩れ易い
ことを防止すると同時に、ライナ用窒化膜のエッチング
率を落とし、これにより、マスクパターンとして用いら
れる窒化膜のエッチング時にライナ用窒化膜で窪みが発
生することを抑えることができる。
【0036】図18ないし図21は、本発明の第3実施
形態による窪み防止膜を用いたトレンチ素子分離方法及
びこれを用いた半導体素子を説明するための断面図であ
る。図18を参照すると、前記第1実施形態の方法と同
様にして、半導体基板300にパッド酸化膜302、マ
スクパターン304及びトレンチ306を形成し、次い
で、トレンチの内壁にトレンチ内部酸化膜308を約1
00Åの膜厚にて形成する。この工程でも、第1実施形
態と同様に種々なる変形が可能である。
【0037】図19を参照すると、前記トレンチ内部酸
化膜308が形成された結果物に、ライナ用窒化膜と窪
み防止用酸化膜とが少なくとも1回以上交互に積層され
た複合ライナ層318をLPCVD方法により形成す
る。このとき、1番目にデポジットされるライナ用第1
窒化膜310の膜厚を10〜50Åの膜厚にて形成する
ことが、後続するマスクパターンを湿式エッチングによ
り除去するとき、図5で説明された窪みの発生を抑える
ために必要である。この実施形態では、前記第1窒化膜
310、第1酸化膜312、第2窒化膜314及び第2
酸化膜316の膜厚をそれぞれ30Åの膜厚にて形成し
ている。次いで、ライナ用最終窒化膜320を約30Å
の膜厚にてデポジットし、さらにライナ用窒化膜31
0,314,320の膜厚の保存及び損傷抑制のための
酸化膜322、例えば、高温酸化膜(HTO)を一定の
膜厚にて形成し、プラズマ処理を施して高温酸化膜(H
TO)の膜質を改善する。ここで、高温酸化膜の形成工
程は省略しても良い。その後、素子分離用絶縁膜324
を半導体基板の表面を十分覆えるようにデポジットす
る。次いで、前記素子分離用絶縁膜324の稠密化のた
めの熱処理工程を施す。
【0038】ここで、この実施形態では、窒化膜と酸化
膜とが順次に交互する膜構造を2回に亘って形成した複
合ライナ層318を窪み防止膜として用いている。この
ように交互する回数は、それが多くなるほど窪み防止効
果及びライナの機能が増加するが、コスト高となるた
め、効果的な段階で止めることが良い。
【0039】図20を参照すると、前記マスクパターン
304を研磨阻止層として用いてCMPを施すことによ
り、素子分離用絶縁膜324、最終窒化膜320、高温
酸化膜322及び複合ライナ層318の一部を除去し、
半導体基板の表面を平坦化させる。
【0040】図21を参照すると、前記平坦化を終えた
半導体基板に、リン酸を用いた湿式エッチングを施して
窒化膜よりなるマスクパターン304を除去する。この
とき、前記複合ライナ層318である第1窒化膜31
0、第2窒化膜314及び最終窒化膜320が窪み防止
用第1酸化膜312、第2酸化膜316及び高温酸化膜
322の間に挟まれ、これにより、前記図5で述べた薄
いライナ層のエッチング率が低下する効果がある。従っ
て、オーバエッチングを行った場合であっても、ライナ
用窒化膜310,314,320が半導体基板300の
下方に向けてエッチングされるようなことはない。その
後、半導体基板300の上に残留する窪み防止用第1酸
化膜312、第2酸化膜316、高温酸化膜322及び
素子分離用絶縁膜324を湿式エッチングにより除去し
て平坦化させることにより、本発明の第3実施形態によ
るトレンチ素子分離工程を完了する。
【0041】以下、図21に基づき、本発明による半導
体素子の構造について説明する。本発明の第3実施形態
による半導体素子は、半導体基板300と、この半導体
基板に形成されたトレンチと、このトレンチの内壁に沿
って一定の膜厚、例えば、100Åの膜厚にて形成され
たトレンチ内部酸化膜308と、このトレンチ内部酸化
膜308上にデポジットされ、少なくとも1枚以上ずつ
の酸化膜及び窒化膜を含む窪み防止用複合ライナ層31
8,320と、この複合ライナ層318,320上に形
成される酸化膜322と、この酸化膜322を覆うとと
もに、トレンチの内部を埋め込む素子分離用絶縁膜32
4とからなる。
【0042】ここで、トレンチ内部酸化膜308は、熱
酸化により生成された酸化膜である。また、複合ライナ
層は第1窒化膜310、第1酸化膜312、第2窒化膜
314を最小の構成とし、必要であれば、その上部に別
の酸化膜及び窒化膜をさらに積層することができる。本
実施形態では、好ましい例として、第2酸化膜316及
び最終窒化膜320をさらに形成している。また、最終
窒化膜320の上に形成される酸化膜322は高温酸化
膜(HTO)であるが、これを形成せずに本実施形態に
よる半導体素子を構成しても良い。この半導体素子にお
いて、複合ライナ層318は、トレンチ素子分離工程で
本発明の目的である窪みの発生を防止し、かつトレンチ
の内部で発生する熱的ストレスを抑える主な手段とな
る。
【0043】第4実施形態:窪み防止膜として酸化膜と
窒化膜とが1回以上交互に形成された複合膜を用いる場
本実施形態は、前記第3実施形態とほとんど類似してい
る。違いは、複合ライナ層として酸化膜と窒化膜とが少
なくとも1回以上順次形成された構造の複合膜を用いて
いることである。すなわち、第3実施形態と比較して、
窒化膜と酸化膜との積層順序が逆であることが異なって
いる。図22ないし図24は、本発明の第4実施形態に
よる窪み防止膜を用いたトレンチ素子分離方法及びこれ
を用いる半導体素子を説明するための断面図である。図
22を参照すると、半導体基板400にパッド酸化膜4
02及びマスクパターン404を形成し、マスクパター
ン404を用いてトレンチ406を形成する。その後、
トレンチの内壁にトレンチ内部酸化膜408を形成す
る。ここで、パッド酸化膜402及びトレンチ内部酸化
膜408は、必要に応じて省略することができる。
【0044】図23を参照すると、前記トレンチ内部酸
化膜408が形成された半導体基板400の段差に沿っ
て、窪み防止用酸化膜とライナ用窒化膜とが少なくとも
1回以上交互に積層された構造の複合ライナ層418を
LPCVD方法により形成する。ここで、第1酸化膜4
10は、前記第2実施形態のように、化学気相蒸着方法
でなく、シリコン膜を積層させた後、これを熱酸化させ
る方法により形成しても良い。このとき、1番目にデポ
ジットされるライナ用第1窒化膜412の膜厚を10〜
50Åの膜厚にて形成することが、後続するマスクパタ
ーンを湿式エッチングにより除去するとき、図5で述べ
た窪みの発生を抑える上で必要である。本発明の好適な
形態においては、第1窒化膜412の膜厚を10〜50
Åに限定しているが、ライナ層として用いられる第1窒
化膜412の膜厚を10〜300Åの膜厚に形成して
も、窪みの発生が抑えられる効果がある。この実施形態
では、前記交互する回数を2回に限定して、第1酸化膜
410、第1窒化膜412、第2酸化膜414、第2窒
化膜416をそれぞれ30Åの膜厚に形成している。し
かし、必要があれば、それ以上に交互する構造の複合ラ
イナ層418を形成しても良い。その後、酸化膜42
0、例えば高温酸化膜(HTO)を形成し、さらに素子
分離用絶縁膜424を半導体基板の上部を十分覆える程
度にデポジットして、膜質の稠密化のための熱処理工程
を施す。
【0045】図24を参照すると、マスクパターン40
4を研磨阻止層として用いるCMP工程を施し、半導体
基板の全面を平坦化させた後、リン酸を用いた湿式エッ
チングを実施することによりマスクパターン404を除
去する。このとき、図5で説明したように、窒化膜41
2,416で発生する窪みを防止できる。次いで、半導
体基板の表面上に残留する酸化膜を除去すると、複合ラ
イナ層418により窪みが発生しないトレンチ素子分離
膜424を形成することができる。
【0046】以下、図24に基づき、本発明による半導
体素子の構造について説明する。本発明の第4実施形態
による半導体素子は、半導体基板400と、この半導体
基板に形成されたトレンチと、このトレンチ内部に沿っ
て一定の膜厚、例えば、100Åの膜厚にて形成された
トレンチ内部酸化膜408と、このトレンチ内部酸化膜
408上にデポジットされ、少なくとも1枚以上ずつの
酸化膜及び窒化膜を含む窪み防止用複合ライナ層418
と、この複合ライナ層418上に形成される酸化膜42
0と、この酸化膜420を覆うとともに、トレンチの内
部を埋め込む素子分離用絶縁膜424とからなる。
【0047】ここで、トレンチ内部酸化膜408は、熱
酸化により生成された酸化膜であり、これを形成しなく
ても良い。また、複合ライナ層418は、第1酸化膜4
10、第1窒化膜412が順次積層されたものを最小の
構成要素とし、必要であれば、別の酸化膜と窒化膜とを
順次さらに積層しても良い。本実施形態においては、好
適な例として、第2酸化膜414及び第2窒化膜416
をさらに形成している。また1番目に形成される第1窒
化膜の膜厚は10〜50Åの範囲内であれば良く、これ
により、前記図5で述べた窪み防止の効果が奏でられ
る。この半導体素子の複合ライナ層418において、酸
化膜と窒化膜とが1回のみ交互する場合には、前記第1
及び第2実施形態で述べた構造となり、酸化膜と窒化膜
とが2回交互する場合には、第4実施形態の複合ライナ
層418となる。また、窪み防止用複合ライナ層418
の上に形成される酸化膜420は高温酸化膜(HTO)
であるが、これは形成しなくても良い。
【0048】本発明によると、酸化工程で発生するスト
レスを抑えるためのライナ層を用い、さらに窪み防止膜
を形成することにより、トレンチ素子分離工程における
ライナ層で窪みが発生することを抑えることができる。
さらに、窪みの発生を抑えることにより、インバース・
ナロー・ウィドス・エフェクト及びハンプの発生が抑え
られ、トランジスタの絶縁破壊特性などの電気的特性の
向上を図ることができる。以下、添付された図25ない
し図29に基づき、本発明によりトレンチ素子分離工程
を施したとき、半導体素子の電気的特性に対する改善度
をさらに詳細に説明する。
【0049】図25は、本発明による半導体素子におけ
るインバース・ナロー・ウィドス・エフェクトの改善度
を説明するために示すグラフである。図25によると、
トランジスタの特性を評価する方法において、短チャン
ネル効果及びインバース・ナロー・ウィドス・エフェク
トを大いに参照している。短チャンネル効果とは、ゲー
ト幅が一定したトランジスタにおいて、ゲート長の短縮
に応じてスレッショルド電圧が変化することを確認する
ことであり、インバース・ナロー・ウィドス・エフェク
トは、ゲート長が一定したトランジスタにおいて、ゲー
ト幅の狭まりに応じたスレッショルド電圧の変化を確認
することである。このうち、インバース・ナロー・ウィ
ドス・エフェクトは、活性領域と素子分離膜との境界面
のプロファイルと密接な関係がある。例えば、ロコス系
の素子分離膜は、ゲート幅が狭いトランジスタにおいて
スレッショルド電圧Vthが増加する。また、トレンチ
素子分離膜は、ゲート幅が狭まるとスレッショルド電圧
Vthが低下する。すなわち、ロコス素子分離膜の場合
には、バーズビークにより活性領域縁部のゲート酸化膜
が厚くなり、スレッショルド電圧Vthが増大する。一
方、トレンチ素子分離膜の場合には、素子分離膜の縁部
がリセスされ、その結果、この部分で電界が大いにかか
ることになる。このため、トレンチ素子分離膜の場合に
は、ゲート幅が狭まるとスレッショルド電圧が低下す
る。一般に、トランジスタでは、短チャンネル効果やイ
ンバース・ナロー・ウィドス・エフェクトがないことが
最も理想的なケースである。しかし、トレンチ素子分離
膜を採択した場合には、窪みやグルーブが激しいほど、
インバース・ナロー・ウィドス・エフェクトが大にな
り、スレッショルド電圧が低下する。
【0050】グラフにおいて、横軸はゲート幅(オm)
を、縦軸はスレッショルド電圧(V)をそれぞれ表す。
また、試料でゲート長は10オmと一定にした。グラフ
において、□により繋がる線は従来の技術のように、窪
み防止膜を用いず、トレンチ内部酸化膜を形成した後
に、窒化膜よりなるライナ層を直後に形成した場合の特
性曲線であり、○により繋がる線は、本発明の第1実施
形態のように、窒化膜よりなるライナ層をデポジットす
る前に、CVDによる酸化膜、例えば高温酸化膜(HT
O)を100Åの膜厚にてデポジットし、トレンチ素子
分離工程を施した場合の特性曲線である。このグラフか
ら、本発明によれば、インバース・ナロー・ウィドス・
エフェクトが改善されたことが確認できる。また、活性
領域と素子分離膜との境界面で窪みやグルーブなどの構
造的な欠陥が抑えられることにより、プロファイルが改
善されたことも確認できる。
【0051】図26は、従来の技術のように、窪み防止
膜を形成せずに、窒化膜よりなるライナ層をデポジット
したときのゲート電圧(Vg)とドレインオフ電流(I
d)との関係を示すグラフであり、図27は、本発明の
第1実施形態のように、CVDによる酸化膜を100Å
の膜厚にて積層し、窪み防止膜として用いたときのゲー
ト電圧(Vg)とドレインオフ電流(Id)との関係を
示すグラフである。図26及び図27を参照すると、グ
ラフ中、トランジスタのゲート幅は10オmであり、ゲ
ート長は1オmである。そして、5本の特性曲線は、最
左側からバックバイアスがそれぞれ0、−1、−2、−
3、−4Vに印加された時の特性曲線である。従来の技
術によると、バックバイアスが大きいほど、ハンプ現象
(A)が激しくなることが確認されたが、本発明の第1
実施形態のように、CVD酸化膜、例えば高温酸化膜
(HTO)を100Åの膜厚にてデポジットし、窒化膜
よりなるライナ層を形成した場合には、ハンプが発生せ
ず改善されたこと(B)を確認できた。
【0052】図28及び図29は、従来の技術及び本発
明の第1実施形態において、絶縁破壊特性及び接合漏れ
電流の改善度を説明するためのグラフである。図28及
び図29を参照すると、図28における横軸は、どの程
度の電荷が流れたとき、絶縁破壊が発生するかどうかを
表し、その単位はC/cm2である。また図29における
横軸は、接合漏れ電流を表し、その単位はAである。そ
して縦軸は、いずれも試料に対する分布度を表し、その
単位は%である。グラフ中、□により繋がる線は、従来
の技術のように、窪み防止膜を形成せず、トレンチ素子
分離膜を形成した場合の特性曲線であり、○により繋が
る線は、トレンチの内壁にトレンチ内部酸化膜を形成
し、CVD酸化膜である高温酸化膜(HTO)よりなる
窪み防止膜を形成した後に、トレンチ素子分離膜を形成
した場合の特性曲線であり、△により繋がる線は、トレ
ンチ内部酸化膜を形成せずに、CVD酸化膜である高温
酸化膜(HTO)よりなる窪み防止膜を形成し、トレン
チ素子分離膜を形成した場合の特性曲線である。グラフ
から明らかなように、本発明のように、窪み防止膜を形
成した場合が、絶縁破壊特性に優れ、しかも接合漏れ電
流特性が悪化しない。その他、今までは、トレンチ内部
酸化膜を形成しないと、ゲート酸化膜の絶縁破壊特性及
び接合漏れ電流特性が低下すると知られていた。これ
は、素子分離用絶縁膜を構成するUSG又はHDP酸化
膜が半導体基板のシリコンと直接的に触れることに起因
する。しかし、本発明のように、酸化膜よりなる窪み防
止膜及びライナ用窒化膜を単一膜又は複合膜から形成す
る場合は、トレンチ内壁に対する側壁酸化を実施しなく
ても、ゲート酸化膜に対する絶縁破壊特性及び接合漏れ
電流特性で劣化がないことが解る。
【0053】以上好適な実施の形態により本発明を詳述
した。しかし、本発明は、その精神及び必須の特徴を離
脱しない範囲内であれば、他の方法により実施可能であ
る。例えば、前記好適な実施形態においては、マスクパ
ターンとして用いられた窒化膜を除去する方法がリン酸
を用いた湿式エッチングであったが、エッチングガスを
用いた乾式エッチングであっても構わない。よって、前
記好適な実施形態における記載内容は例示的なものに過
ぎず、本発明を制限するものではない。本発明は上記し
た実施形態に制限されるものではなく、本発明の属する
技術的思想内において当分野における通常の知識を有し
た者なら、これより様々な変形が可能なことは言うまで
もない。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、半導体素子のトレンチ素子分離工程において、窒化
膜よりなるライナ層のエッチングを抑える窪み防止膜を
さらに形成することにより窪み発生を防止することがで
きる。その結果、DRAMなどのメモリ素子におけるリ
フレッシュ特性の低下やゲートブリッジなどの欠陥を抑
えることが可能になる。加えて、トランジスタの電気的
特性を改善させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トレンチ素子分離工程でピットが生じた時及び
ライナ層を用いてピットを防止した時の半導体素子の電
気的特性の変化を説明するための特性図。
【図2】従来の技術によるライナ層を用いるトレンチ素
子分離工程を説明するための断面図。
【図3】従来の技術によるライナ層を用いるトレンチ素
子分離工程を説明するための断面図。
【図4】従来の技術によるライナ層を用いるトレンチ素
子分離工程を説明するための断面図。
【図5】本発明の実験例を説明するためのTEM写真に
よる図。
【図6】本発明の第1実施形態を説明するための断面
図。
【図7】本発明の第1実施形態を説明するための断面
図。
【図8】本発明の第1実施形態を説明するための断面
図。
【図9】本発明の第1実施形態を説明するための断面
図。
【図10】本発明の第1実施形態を説明するための断面
図。
【図11】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図12】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図13】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図14】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図15】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図16】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図17】本発明の第2実施形態を説明するための断面
図。
【図18】本発明の第3実施形態を説明するための断面
図。
【図19】本発明の第3実施形態を説明するための断面
図。
【図20】本発明の第3実施形態を説明するための断面
図。
【図21】本発明の第3実施形態を説明するための断面
図。
【図22】本発明の第4実施形態を説明するための断面
図。
【図23】本発明の第4実施形態を説明するための断面
図。
【図24】本発明の第4実施形態を説明するための断面
図。
【図25】本発明により半導体素子を製造したとき、半
導体素子の電気的な特性に対する改善度を説明するため
の特性図。
【図26】本発明により半導体素子を製造したとき、半
導体素子の電気的な特性に対する改善度を説明するため
に示した従来技術の特性図。
【図27】本発明により半導体素子を製造したとき、半
導体素子の電気的な特性に対する改善度を説明するため
の特性図。
【図28】本発明により半導体素子を製造したとき、半
導体素子の電気的な特性に対する改善度を説明するため
の特性図。
【図29】本発明により半導体素子を製造したとき、半
導体素子の電気的な特性に対する改善度を説明するため
の特性図。
【符号の説明】
100 半導体基板 102 パッド酸化膜 104 マスクパターン 106 トレンチ 108 トレンチ内部酸化膜 110 窪み防止膜 112 ライナ層 114 素子分離用絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黄 寅 ▲シアク▼ 大韓民国京畿道水原市八達区靈通洞1053− 25番地 ▲ファン▼谷マウル碧山アパート 223棟901号 (72)発明者 高 ▲ヤン▼ ▲サン▼ 大韓民国京畿道龍仁市器興邑農書里山24番 地 (72)発明者 安 東 浩 大韓民国京畿道水原市八達区望浦洞517− 9番地 三―ビラ−5棟203号 (72)発明者 朴 文 漢 大韓民国京畿道龍仁市器興邑貢税里382− 1番地 青丘アパート105棟1603号 (72)発明者 朴 泰 緒 大韓民国京畿道水原市八達区靈通洞989− 2番地 現代アパート730棟1303号

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にトレンチ食刻用マスクパ
    ターンを形成する第1工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを用いて、半導体基
    板にトレンチを形成する第2工程と、 少なくとも前記トレンチ食刻用マスクパターンの側壁に
    薄膜が形成されるように、窪み防止膜を前記半導体基板
    の全面に形成する第3工程と、 前記窪み防止膜の上にライナ層をデポジットする第4工
    程と、 前記トレンチを埋め込むと同時に半導体基板の表面を覆
    う素子分離用絶縁膜をデポジットする第5工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンが露出するように、
    前記露出した素子分離用絶縁膜の一部を除去する第6工
    程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを除去する第7工程
    とを具備することを特徴とする半導体素子のトレンチ素
    子分離方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程の半導体基板は、パッド酸
    化膜が形成された半導体基板であることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  3. 【請求項3】 前記第1工程のマスクパターンの上に反
    射防止膜を形成する工程をさらに具備することを特徴と
    する請求項1に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方
    法。
  4. 【請求項4】 前記反射防止膜は、SiON、酸化膜及
    びこれらの複合膜のうちいずれかを用いて150〜15
    00Åの膜厚にて形成することを特徴とする請求項3に
    記載の半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  5. 【請求項5】 前記第3工程の窪み防止膜は、前記ライ
    ナ層と食刻選択比を持つ膜質であることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  6. 【請求項6】 前記ライナ層と食刻選択比を持つ膜質
    は、化学気相蒸着法によりデポジットされた酸化膜であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体素子のトレ
    ンチ素子分離方法。
  7. 【請求項7】 前記ライナ層と食刻選択比を持つ膜質
    は、シリコン膜をデポジットして酸化させた酸化膜であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体素子のトレ
    ンチ素子分離方法。
  8. 【請求項8】 前記第3工程の窪み防止膜は、窒化膜と
    酸化膜とが少なくとも1回以上交互に形成された複合ラ
    イナ層であることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    素子のトレンチ素子分離方法。
  9. 【請求項9】 前記第4工程のライナ層は、窒化膜を用
    い、20〜300Åの膜厚にて形成することを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第4工程のライナ層を形成した後
    に、 ライナ層の膜厚を維持させるとともに、外部からの損傷
    を抑えるための高温酸化膜を形成する工程をさらに施す
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子のトレン
    チ素子分離方法。
  11. 【請求項11】 前記高温酸化膜を形成する工程後に、 前記高温酸化膜に対するプラズマ処理工程をさらに施す
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のトレ
    ンチ素子分離方法。
  12. 【請求項12】 前記第5工程の素子分離用絶縁膜をデ
    ポジットした後に、 前記素子分離用絶縁膜の膜質特性を強めるための熱処理
    工程をさらに施すことを特徴とする請求項1に記載の半
    導体素子のトレンチ素子分離方法。
  13. 【請求項13】 前記マスクパターンの除去は、H3
    4を用いた湿式エッチング法により行うことを特徴と
    する請求項1に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第2工程のトレンチを形成した後
    に、トレンチの内部に熱酸化膜を形成する工程をさらに
    具備することを特徴とする請求項6に記載の半導体素子
    のトレンチ素子分離方法。
  15. 【請求項15】 前記化学気相蒸着法によりデポジット
    された酸化膜は、該膜厚が10〜300Åの範囲内にあ
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子のトレ
    ンチ素子分離方法。
  16. 【請求項16】 前記シリコン膜は、該膜厚が10〜2
    00Åの範囲内にあることを特徴とする請求項7に記載
    の半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  17. 【請求項17】 前記酸化は、熱酸化を用いることを特
    徴とする請求項7に記載の半導体素子のトレンチ素子分
    離方法。
  18. 【請求項18】 前記第2工程のトレンチを形成した後
    に、 トレンチの内部に熱酸化による内部酸化膜を形成する工
    程をさらに具備することを特徴とする請求項8に記載の
    半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  19. 【請求項19】 前記複合ライナ層において、1番目に
    形成される窒化膜は、該膜厚が10〜50Åの範囲内に
    あることを特徴とする請求項8に記載の半導体素子のト
    レンチ素子分離方法。
  20. 【請求項20】 半導体基板上にトレンチ食刻用マスク
    パターンを形成する第1工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを用いて、前記半導
    体基板にトレンチを形成する第2工程と、 前記トレンチの内部に熱酸化膜を形成する第3工程と、 少なくとも前記トレンチ食刻用マスクパターンの側壁に
    薄膜が形成されるように、前記半導体基板の全面に化学
    気相蒸着法による窪み防止用酸化膜をデポジットする第
    4工程と、 前記窪み防止用酸化膜の上にライナ用窒化膜をデポジッ
    トする第5工程と、 前記トレンチを埋め込むと同時に前記半導体基板の表面
    を覆う素子分離用絶縁膜をデポジットする第6工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンが露出するように、
    前記露出した素子分離用絶縁膜の一部を除去する第7工
    程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを除去する第8工程
    とを具備することを特徴とする半導体素子のトレンチ素
    子分離方法。
  21. 【請求項21】 前記第4工程の窪み防止用酸化膜は、
    該膜厚が10〜300Åの範囲内にあることを特徴とす
    る請求項20に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第5工程のライナ用窒化膜は、該
    膜厚が20〜300Åの範囲内にあることを特徴とする
    請求項20に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方
    法。
  23. 【請求項23】 半導体基板上にトレンチ食刻用マスク
    パターンを形成する第1工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを用いて、半導体基
    板にトレンチを形成する第2工程と、 前記トレンチが形成された半導体基板の全面にシリコン
    膜をデポジットする第3工程と、 前記シリコン膜を熱酸化させて、前記トレンチ食刻用マ
    スクパターンの表面及びトレンチの内部に窪み防止用酸
    化膜を形成する第4工程と、 前記窪み防止用酸化膜の上にライナ用窒化膜を形成する
    第5工程と、 前記トレンチを埋め込むと同時に半導体基板の全面を覆
    う素子分離用絶縁膜をデポジットする第6工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンが露出するように、
    前記露出した素子分離用絶縁膜の一部を除去する第7工
    程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを除去する第8工程
    とを具備することを特徴とする半導体素子のトレンチ素
    子分離方法。
  24. 【請求項24】 前記第3工程のシリコン膜は、該膜厚
    が10〜200Åの範囲内にあることを特徴とする請求
    項23に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  25. 【請求項25】 前記第4工程の熱酸化は、デポジット
    されたシリコンが残留することなく完全に酸化膜に変わ
    るように行うことを特徴とする請求項23に記載の半導
    体素子のトレンチ素子分離方法。
  26. 【請求項26】 前記第5工程のライナ用窒化膜は、該
    膜厚が20〜300Åの範囲内にあることを特徴とする
    請求項23に記載の半導体素子のトレンチ素子分離方
    法。
  27. 【請求項27】 半導体基板上にトレンチ食刻用マスク
    パターンを形成する第1工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを用いて、前記半導
    体基板にトレンチを形成する第2工程と、 前記結果物上に、熱酸化を用いてトレンチ内部酸化膜を
    形成する第3工程と、 前記トレンチ内部酸化膜が形成された半導体基板上に、
    表面段差に沿ってライナ用窒化膜と窪み防止用酸化膜と
    が少なくとも1回以上交互に形成された構造の複合ライ
    ナ層を形成する第4工程と、 前記複合ライナ層が形成された半導体基板の全面に、表
    面段差に沿ってライナ用最終窒化膜を形成する第5工程
    と、 前記ライナ用最終窒化膜の上に、前記トレンチを埋め込
    むと同時に半導体基板の全面を覆う素子分離用絶縁膜を
    形成する第6工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンが露出するように、
    前記素子分離用絶縁膜の一部を除去する第7工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを除去する第8工程
    とを具備することを特徴とする半導体素子のトレンチ素
    子分離方法。
  28. 【請求項28】 前記第4工程の複合ライナ層におい
    て、1番目に形成される窒化膜は、該膜厚が10〜50
    Åの範囲内にあることを特徴とする請求項27に記載の
    半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  29. 【請求項29】 前記第5工程後に、複合ライナ層の窒
    化膜の膜厚を維持させるとともに、外部からの損傷を抑
    えるための高温酸化膜を形成する工程をさらに施すこと
    を特徴とする請求項27に記載の半導体素子のトレンチ
    素子分離方法。
  30. 【請求項30】 半導体基板上にトレンチ食刻用マスク
    パターンを形成する第1工程と、 前記トレンチ食刻用マスクパターンを用いて、前記半導
    体基板にトレンチを形成する第2工程と、 前記結果物上に、熱酸化を用いてトレンチ内部酸化膜を
    形成する第3工程と、 前記トレンチ内部酸化膜が形成された半導体基板上に、
    表面段差に沿って窪み防止膜とライナ用窒化膜とが少な
    くとも1回以上交互に形成された構造の複合ライナ層を
    形成する第4工程と、 前記複合ライナ層の上に、前記トレンチを埋め込むとと
    もに半導体基板の全面を覆う素子分離用絶縁膜を形成す
    る第5工程と、 前記マスクパターンが露出するように、前記素子分離用
    絶縁膜の一部を除去する第6工程と、 前記マスクパターンを除去する第7工程とを具備するこ
    とを特徴とする半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  31. 【請求項31】 前記第4工程の複合ライナ層におい
    て、1番目に形成される窒化膜は、該膜厚が10〜50
    Åの範囲内にあることを特徴とする請求項30に記載の
    半導体素子のトレンチ素子分離方法。
  32. 【請求項32】 前記第4工程後に、 複合ライナ層の窒化膜の膜厚を維持させるとともに、外
    部からの損傷を抑えるための高温酸化膜を形成する工程
    をさらに施すことを特徴とする請求項30に記載の半導
    体素子のトレンチ素子分離方法。
  33. 【請求項33】 表面にトレンチを形成した半導体基板
    と、 この半導体基板の表面段差に沿ってデポジットされた少
    なくとも1枚以上ずつの酸化膜及び窒化膜を含む窪み防
    止用複合ライナ層と、 この複合ライナ層を覆うと同時にトレンチの内部を埋め
    込むトレンチ素子分離用絶縁膜とを具備することを特徴
    とする半導体素子。
  34. 【請求項34】 前記複合ライナ層と前記素子分離用絶
    縁膜との間に、前記複合ライナ用窒化膜の損傷防止及び
    膜厚の保存のための酸化膜をさらに具備することを特徴
    とする請求項33に記載の半導体素子。
  35. 【請求項35】 前記酸化膜は高温酸化膜であることを
    特徴とする請求項34に記載の半導体素子。
  36. 【請求項36】 前記トレンチの内壁に形成されたトレ
    ンチ内部酸化膜をさらに具備することを特徴とする請求
    項33に記載の半導体素子。
  37. 【請求項37】 前記複合ライナ層は、第1窒化膜、第
    1酸化膜及び第2窒化膜が順次積層された複合膜である
    ことを特徴とする請求項33に記載の半導体素子。
  38. 【請求項38】 前記第1窒化膜は、該膜厚が10〜5
    0Åの範囲内にあることを特徴とする請求項37に記載
    の半導体素子。
  39. 【請求項39】 前記複合ライナ層は、前記第2窒化膜
    の上に、少なくとも1枚以上の別の酸化膜及び窒化膜を
    さらに具備することを特徴とする請求項37に記載の半
    導体素子。
  40. 【請求項40】 前記複合ライナ層は、第1酸化膜と第
    1窒化膜とが順次積層された複合膜であることを特徴と
    する請求項33に記載の半導体素子。
  41. 【請求項41】 前記複合ライナ層は、前記第1窒化膜
    の上に、少なくとも1枚以上の別の酸化膜及び窒化膜が
    さらに形成されている複合膜であることを特徴とする請
    求項40に記載の半導体素子。
  42. 【請求項42】 前記ライナ用第1窒化膜は、該膜厚が
    10〜50Åの範囲内にあることを特徴とする請求項4
    0に記載の半導体素子。
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