JP2000060482A - 食品組成物 - Google Patents

食品組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な美白効果と、安全性を兼ね備えた食品
組成物を提供すること。 【解決手段】 プロアントシアニジンとグルタチオンの
併用、またはさらに望ましくはプロアントシアニジンと
グルタチオンとコラーゲン及びコラーゲン分解物を含有
する食品組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロアントシアニジ
ンとグルタチオンさらに好ましくはコラーゲンまたはコ
ラーゲン分解物を有効成分として含有する美白機能を持
つ食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旧来から、皮膚の美容における美白効果
は重要視されており、化粧品、内服薬、浴用剤などの形
態で多くの発明が行われてきた。なかでも美白効果を持
つ化粧品は多くのものが開発されている。皮膚に塗布す
ることにより美白効果を期待する化粧品の場合、機能性
素材として利用されてきたものとして、水溶性ビタミン
およびその塩類、コロイド硫黄、グルタチオン、コウジ
酸、タンニン、レモンバームやタイムなどのハーブ抽出
物などが挙げられる。これらは、皮膚のくすみなどの原
因となるメラニンの生合成を抗酸化作用、チロシナーゼ
活性阻害により抑制しようとするものであり、これらの
素材を単独、または共存させて調合された化粧品を皮膚
に直接、塗布することにより、美白効果を期待するもの
である。例えば、レモンバームとタイムの抽出物を単
独、または複合させた美白化粧品(特開平6−1996
47)、プロテオグリカン抽出物及びアスコルビン酸リ
ン酸塩を配合した美白化粧品(特開平4−21061
4)、プロアントシアニジンを有効成分とする美白化粧
品(特開平2−134309)やプロアントシアニジン
の効果をさらに高めるため他のチロシナーゼ阻害剤とし
てシステイン、クララ抽出物などを併用することを特徴
とした美白効果をもつ化粧品(特開平6−33641
8)などである。
【0003】医薬品として皮膚のしみを取り除くものと
しては、システイン、グルタチオンなどのSH基製剤、
コロイド硫黄またはハイドロキノンを配合したものやト
ラネキサム酸とアスコルビン酸を含有させた美白内服医
薬品(特開平4−243825)が挙げられる。
【0004】食品としては、コウジ酸、ブドウ種子エキ
スやアスコルビン酸などの水溶性ビタミン、またはその
塩類を配合したものが多く開発されており、例えば、コ
ウジ酸およびコウジ酸の脂肪酸エステルを含有させた美
白食品(特開昭60−137253)などが挙げられ
る。
【0005】また、チロシナーゼ阻害の働きを期待して
皮膚塗布用の美白化粧品に多用されているプロアントシ
アニジンは、経口で摂取した場合、胃酸、消化酵素で分
解されずに腸管吸収され血液中に取り込まれることによ
りメラニン色素が生成される皮膚に移行されることが報
告されているため(Laparra J.,Michaud J.,masque
lier J.,Plantes medicin. Et Phytother.11,133
(1977))、経口摂取できる美白機能性素材として注目さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように美白は美容
の観点から重要視されているが、化粧品や皮膚に塗布す
る医薬品の場合、発汗作用のため効果成分が経時的に落
ちてしまうため効果が持続できない結果、美白効果が不
十分であったり、皮膚に塗った部分のみに局部的にしか
効果がでないなどの問題がある。また、有効成分の中に
は皮膚刺激性があり使用を制限されたり、異臭を有する
もの、沈殿凝集を起こし安定性に欠けるものがある。ま
た光や熱、汗による皮膚表面のpH変動など外的な刺激
により分解、変性されてしまい効果が低下することなど
が指摘されている。このため美白を期待する製品の場
合、経口で摂取可能なものであれば、これら外的影響が
原因となる問題を解決できることになり望ましい機能を
兼ね備えたものになる。
【0007】これらの理由から、経口で摂取する美白食
品や美白効果を持つ医薬品もまた開発されている。しか
しながら、これらの場合、経口摂取するために起こる有
効成分によるアレルギー発症の可能性、さらには消化酵
素などの作用に不可欠な金属イオンへの影響などによる
不測の副作用などが懸念されている。さらには、胃酸、
消化酵素による有効成分の分解、改質、さらには有効成
分の腸管からの消化吸収率の低下などから十分な美白効
果は期待できないといった問題など経口摂取のために起
こり得る問題が指摘されている。
【0008】すなわち、現在まで開発されている経口摂
取可能な美白を期待する製品は、十分な機能、安全性を
持ち合わせていないことが指摘されているわけである。
本発明は、これらの問題を解決し、十分な美白効果と、
安全性を兼ね備えた食品組成物を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては美白効
果をもつ有効成分の一つとしてプロアントシアニジンに
着目した。プロアントシアニジンは、「C−C結合の開
裂によりアントシアニジンを生成する化合物」と定義さ
れるブドウ種子、アボガド、イチゴなどの果実類、大麦
などの穀類に含まれるポリフェノールである。前記した
ごとく、経口摂取した場合、皮膚へ分解されることなく
移行することが確認されており、さらに食経験が長い食
品に含有されている天然物であるため、その安全性は確
認されている。しかしながら経口摂取した場合の美白効
果は上記したごとく十分満足できるレベルではない。
【0010】そこで本発明者は、プロアントシアニジン
の美白効果を向上させることを鋭意検討した結果、プロ
アントシアニジンとグルタチオンを併用して経口摂取す
ることにより、相乗的に皮膚の美白効果を促進させるこ
とがわかった。さらに好ましくは、コラーゲンまたはコ
ラーゲン分解物を併用して経口摂取することにより、極
めて相乗的に皮膚の美白効果を促進させることを突き止
め、本発明による食品組成物を完成させるに至った。
【0011】すなわち本発明における食品組成物は、プ
ロアントシアニジンとグルタチオンの両方を含むことを
特徴としており、さらに好ましくはコラーゲンまたはコ
ラーゲン分解物を含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の説明を行う。本発
明においては、プロアントシアニジンとしては、ブド
ウ、ブルーベリー、イチゴ、アボガドなどの果実、種子
の粉砕物、または大麦、小麦、小豆、大豆、黒大豆など
プロアントシアニジンを含有する食品の粉砕物また抽出
エキスといった食品原料を使用することも可能である。
プロアントシアニジンを含有するこれら食品原料の加工
方法の一例としてブドウ種子エキスの製造方法概要を示
すと以下のようになる。
【0013】ブドウの種子を40℃で24時間、通風下
において乾燥させた後、ニーダーを用いて粉砕し、ブド
ウ種子粉砕物1重量部に対し、5重量部の70%の含水
アルコールを用いて40℃にて4時間抽出する。抽出液
を溶媒分画後、透析膜で精製し真空濃縮することにより
生産される。その他の製造方法として特開昭63−16
2685、特開昭63−267774、特開平03−2
00781などが挙げられる。上記製法は一例を示した
ものに過ぎず、本発明がこれによって限定されるもので
はないことはいうまでもない。
【0014】本発明で使用するグルタチオンは、グルタ
ミン酸、システイン、グリシンの3アミノ酸から構成さ
れるトリペプタイドであると定義される。本発明におい
ては、グルタチオンは、好ましくはグルタチオン含有酵
母菌体粉末、または酵母菌体エキス、またはグルタチオ
ン含有の牛、ブタ、鳥の肝臓、またはそれらの抽出物と
して使用される。その理由は、グルタチオンは周知のご
とく、食品としては添加できないことや単離グルタチオ
ンは異臭、凝集といった問題があるが、グルタチオンを
含有する食品用酵母菌体、またはエキスの場合、それら
の問題がないことによる。
【0015】一例としてグルタチオン含有酵母菌体粉末
の製造例を示す。パン酵母(Saccharomyces cerevicia
e)を制限培地で繰り返し継代培養することによりグル
タチオンを高含量含む性質を持つ菌株を液体培養する。
培養後、菌体を濾集し24℃で乾燥後、粉末化して製造
される。
【0016】本発明においては、さらに好ましく使用さ
れるコラーゲンまたはコラーゲン分解物は、動物の皮
膚、骨、及び他の結合組織から抽出、もしくは抽出物を
加水分解して得られる蛋白質、蛋白質分解物でありコラ
ーゲンの熱変性成分であるゼラチンも含まれる。
【0017】牛皮膚を用いた場合の製造方法の一例を示
す。まず牛皮膚を熱水中で煮詰め、なめし処理を行い、
ゲル状物質を得て、これを脱臭精製することによりコラ
ーゲンが得られる。コラーゲン分解物は、このコラーゲ
ンをさらに低分子化することにより製造される。低分子
化として、アルカリ加水分解、酸加水分解、与圧加水分
解及び酵素加水分解などが可能でありいずれも問題なく
使用できる。例えば、酸加水分解の場合、1N程度の塩
酸中で加熱分解したのち中和し、活性炭脱色し、脱塩処
理をした後、濃縮させて製造される。
【0018】このようにして低分子化されたコラーゲン
分解物は、コラーゲン蛋白質より分離したアミノ酸、ペ
プチドの総体であり、本発明においては、これらの混在
または分子量分布の差異は問題なくいずれの条件のもの
も使用可能である。本発明においては、食品としての加
工適性により、コラーゲン、もしくは適当なコラーゲン
分解物を選別、もしくは併用して使用すればよい。
【0019】本発明における食品組成物は、プロアント
シアニジンとグルタチオンを有効成分として含有するこ
とを特徴とし、さらに、好ましくは、コラーゲン、また
はコラーゲン分解物を有効成分として含有することを特
徴とする。本発明においては、プロアントシアニジンの
抗酸化作用(Biol.Pharm.Bull.、17(12)、1613-1615(19
94))、チロシナーゼ阻害作用(FOOD style 21、2(1)、
66-70(1998))とグルタチオンの抗酸化作用(Int Cong.
Pestic Chem.4th,547(1978))、解毒作用(Adv.Enzymo
l.,46、383(1987))、含硫アミノ酸による相補的
作用により、単独で摂取する場合とは想定できないほど
際立った美白作用が見出された。プロアントシアニジ
ン、グルタチオンの異なる抗酸化作用による相乗効果、
または、プロアントシアニジンのチロシナーゼ阻害をグ
ルタチオンの含硫アミノ酸が促進するなどにより、効果
の持続、皮膚組織への浸透性向上などが想定される。
【0020】また本発明では好ましくは、コラーゲン、
またはコラーゲン分解物を配合するが、この場合、さら
に、美白効果が促進される。コラーゲン、またはコラー
ゲン分解物を経口摂取した場合、皮膚の新陳代謝が促進
される(FOOD style 21、2(1)、54-60(1998))が、この
働きをプロアントシアニジンと、グルタチオンの抵酸化
作用が相乗的に促進したため、さらに、グルタチオンの
解毒作用が、皮膚の新陳代謝を促進したため、と想定さ
れるが、従来、予想しえなかった美白効果が認められ
た。
【0021】本発明における美白効果は、微量の有効成
分が体内吸収された結果、代謝レベルの作用により相乗
的に引き起こされるものであるから、プロアントシアニ
ジンとグルタチオン、またはコラーゲン、またはコラー
ゲン分解物の配合割合は重要ではなく、任意の割合で配
合されていれば良く、プロアントシアニジンとグルタチ
オンが共存するか、またはさらにコラーゲンまたはコラ
ーゲン分解物の成分が共存していることが本発明の美白
効果には重要なのである。配合目安の一例を示すと、美
白食品組成物の1日摂取量当たり、プロアントシアニジ
ンとして10〜2000mg、好ましくは50〜200
mg、グルタチオンとして10μg〜1000mg、好
ましくは100μg〜10mg、さらにコラーゲンまた
はコラーゲン分解物が、20mg〜10g、好ましくは
100mg〜5gになるように美白組成物に配合すれば
よい。ただしこの配合に限定されるものではない。
【0022】また、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、
各種ミネラルなどを任意の割合で配合することはまった
く差し支えなく、本発明の食品組成物の機能を損なうも
のではない。さらに、本発明による食品組成物は、一般
的な食品加工原料と組み合わせて任意の食品へ加工する
ことが可能である。例えば、錠剤、カプセルまたは飲
料、菓子、パンといった任意の食品への加工が可能であ
り本発明による食品組成物の機能を損なうものではな
い。
【0023】
【実施例】以下にプロアントシアニジン供給源としてブ
ドウ種子エキス、グルタチオン供給源としてグルタチオ
ン生産性ビール酵母の菌体抽出物、コラーゲン供給源と
して、牛真皮より抽出し、加水分解して得られたコラー
ゲンペプチドを用いた場合の効果を実施例として記載す
る。ただし、本発明はこれらの実施例になんら制約され
るものではない。
【0024】実施例1 以下の組成物を調整した。 組成物1 ブドウ種子エキス 10重量部 グルタチオンビール酵母エキス 0.15重量部 組成物2 ブドウ種子エキス 10重量部 グルタチオンビール酵母エキス 0.15重量部 コラーゲンペプチド 10重量部 組成物3 ブドウ種子エキス 20.15重量部 組成物4 グルタチオンビール酵母エキス 20.15重量部 組成物5 コラーゲンペプチド 20.15重量部
【0025】組成物1〜5をそれぞれモニター各10人
に対し一日あたり、1gを4週間摂取させ、アンケート
による皮膚の美白効果とさらに皮膚明度の上昇度を調べ
た。方法は、被験者には摂取期間終了後、化粧のりの
よさ、シミ・ソバカス、肌のくすみの改善度を自己
評価し、著しい改善を5点、中程度の改善を3点、軽度
の改善を1点、不変を0点とし、被験者10人の平均を
とった。結果は表1に示すとおり、組成物3、組成物
4、組成物5と比較し、ブドウ種子エキスとグルタチオ
ンビール酵母エキスを併用した組成物1、さらにコラー
ゲンペプチドを加えた組成物2の方が明らかに美白効果
が高いことが認められた。
【0026】
【表1】
【0027】さらに、摂取前と摂取後において、皮膚の
明度(L値)を色彩色差計(CR−200(Minolta Tok
yo))を用いて測定し、摂取前との変化量(ΔL値)を
観察した。(図1参照)。図1では、組成物1の摂取に
より他の組成物3、組成物4、組成物4と比較して明ら
かに皮膚明度、つまり皮膚の明るさが上昇していること
を示している。さらに、組成物2の摂取では、より皮膚
明度が上昇することを示している。この結果のごとく、
本発明における組成物1、さらに組成物2は、対象の組
成物に比べ、極めて美白効果が強いことが明らかであっ
た。本実施例のモニターには、従来の美白製品に指摘さ
れるようなアレルギー症状、その副作用は認められなか
った。
【0028】実施例2 実施例1にて調整した組成物を5重量%含有した顆粒を
以下の処方で製造した。この顆粒をモニター10人に対
し、一日あたり2gを4週間食べさせ、皮膚の美白効果
を調べた。
【0029】 顆粒A 組成物1 5重量% アスコルビン酸 20重量% エリスリトール 50重量% 賦形剤、香料 適宜 顆粒B 組成物2 10重量% アスコルビン酸 20重量% エリスリトール 50重量% 賦形剤、香料 適宜 顆粒C 組成物3 10重量% アスコルビン酸 20重量% エリスリトール 50重量% 賦形剤、香料 適宜 顆粒D 組成物4 10重量% アスコルビン酸 20重量% エリスリトール 50重量% 賦形剤、香料 適宜 顆粒E 組成物5 10重量% アスコルビン酸 20重量% エリスリトール 50重量% 賦形剤、香料 適宜
【0030】方法は被験者には摂取期間終了後、化粧
のりのよさ、シミ・ソバカス、肌のくすみの改善度
を自己評価し、著しい改善を5点、中程度の改善を3
点、軽度の改善を1点、不変を0点とし、被験者各10
人の平均をとった。その結果を表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】この結果のごとく、本発明における組成物
1を含有した顆粒Aは対象である顆粒C、顆粒D、顆粒
Eと比べ、極めて美白効果が強いことが明らかであっ
た。さらに、組成物2を含有した顆粒Bは、より高い美
白効果が得られることが明らかであった。また顆粒A、
顆粒Bのモニターには、従来の美白製品に指摘されてい
るようなアレルギー症状、その他副作用は認められなか
った。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、プロアントシアニジン
とグルタチオンの併用、さらに好ましくはプロアントシ
アニジンとグルタチオンとコラーゲン及びコラーゲン分
解物を有効成分として含有する食品組成物は、美白食品
として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組成物及び比較組成物の摂取前と摂取
後において、皮膚の明度を測定した結果を表した図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 X // A61K 31/35 602 31/35 602 35/78 35/78 C 38/00 37/02 (72)発明者 岩田 尚人 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12−1 株式 会社ファンケル中央研究所内 (72)発明者 速水 耕介 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12−1 株式 会社ファンケル中央研究所内 (72)発明者 石渡 健一 神奈川県横浜市戸塚区上品濃12−1 株式 会社ファンケル中央研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロアントシアニジン及びグルタチオン
    を含有することを特徴とする食品組成物。
  2. 【請求項2】 美白食品である請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】 プロアントシアニジンが、ブドウ、ブル
    ーベリー、イチゴもしくはアボガドの果実もしくは種
    子、または大麦、小麦、小豆、大豆、黒大豆、カカオま
    たはそれらの抽出エキスに含有されるものであることを
    特徴とする請求項1または2の組成物。
  4. 【請求項4】 グルタチオンが、酵母菌糸体粉末または
    酵母菌体エキス、または牛、豚もしくは鳥の肝臓または
    それらの抽出物に含有されるものであることを特徴とす
    る請求項1または2の組成物。
  5. 【請求項5】 コラーゲンまたはコラーゲン分解物を含
    有することを特徴とする請求項1または2の組成物。
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