JP2004238365A - 美肌促進剤及び美容健康食品 - Google Patents

美肌促進剤及び美容健康食品 Download PDF

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Michiko Saito
美智子 齊藤
Kazuaki Kikuchi
数晃 菊地
Yoshiharu Matahira
芳春 又平
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Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】魚類由来のコラーゲンペプチドを含み、経口摂取することにより、皮膚の潤いと張りを向上させ、肌荒れや小じわ等の予防・改善効果、すなわち美肌促進効果を有する美肌促進剤及び美容健康食品を提供する。
【解決手段】美肌促進剤の有効成分として、平均分子量が1,000〜10,000である魚類由来のコラーゲンペプチドと、ビタミンCと、ビタミンB2とを含有させる。前記魚類由来のコラーゲンペプチドは、魚皮、魚骨及び/又は魚鱗の抽出物の酵素分解物を逆浸透膜処理して得られるコラーゲンペプチドであることが好ましく、固形分中の遊離アミノ酸含量が1.0質量%以下、ヒ素含量が2ppm以下であることがより好ましい。更に、前記魚類由来のコラーゲンペプチドの平均分子量が1,000〜5,000であることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経口摂取することにより、皮膚の潤いと張りを向上し、肌荒れや小じわ等の予防・改善を促進する美肌促進剤及びそれを含有する美容健康食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
コラーゲンは、皮膚・血管・内臓・骨等の動物組織のいたるところに存在していることが知られている。そして、真皮のタンパク質の70%、骨のタンパク質の90%はコラーゲンであり、個々の筋肉を包む筋膜もコラーゲンでできており、人体を構成するタンパク質の3分の1を占めているといわれている。
生体中のコラーゲンは、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸等の酸性ムコ多糖類と結合して、結合組織、軟骨組織や皮膚組織などに多く分布し、細胞の機能や形態を維持するのに役立っており、細胞本体を取り囲み、細胞を支える足場となる重要で基本的な成分の一つである。
【0003】
従来より、コラーゲン及びコラーゲンの熱変性物であるゼラチンは、牛皮、牛骨、豚皮等から工業的に大量生産され、ソーセージのケーシング材、ゲル化剤等として広く食品工業において用いられてきた。また、魚介類にもコラーゲンは含まれており、特にウナギ、フカヒレ、アワビ、サザエ等に多く含まれていることが知られている。このような魚のコラーゲンを利用したものとして日本料理の煮こごりが知られている。
【0004】
更に、近年、コラーゲンやゼラチンを加水分解することにより、溶解性、分散性、消化・吸収性を高めた可溶性の低分子コラーゲン、すなわちコラーゲンペプチドが開発され、健康食品や機能性飲料分野等への利用も進んでいる。
例えば、皮膚組織において酸性ムコ多糖類やコラーゲンは、真皮層に多く存在して皮膚の保水性や弾力性に大きく関与している。そして、加齢等により、これらの量が減少すると皮膚の保水性や弾力性が失われてしまい、肌荒れや小じわ等の原因となることが知られている。
【0005】
コラーゲンは、経口摂取した場合、消化液によってアミノ酸やペプチドレベルまで分解されて吸収される。そのため、皮膚の潤いと張りを保持し、肌荒れや小じわ等を予防・改善する目的でコラーゲンやコラーゲンペプチドを配合した美容健康食品が開発されている。
【0006】
コラーゲンやその加水分解物であるコラーゲンペプチドを含有する飲食品として、例えば、特許文献1には、ハトムギエキス、ベニバナキス、アンズエキスおよびニンジンエキスよりなる群から選ばれる2種以上のエキス、コラーゲン加水分解物、ローヤルゼリー、ビタミンB2類およびビタミンB6類から選ばれる1種または2種以上のビタミン、食物繊維、糖類、ステビア、梅果汁、L−アスパラギン酸ナトリウム、酸味剤およびフルーツ系フレーバーよりなる飲料が開示されている。
【0007】
特許文献2には、コラーゲン、ムコ多糖類及び亜鉛を含有することを特徴とする食品組成物が開示されている。
特許文献3には、大豆ペプチド、コラーゲンペプチド及びグルタミンを有効成分として含有することを特徴とする体脂肪減少促進用食品組成物が開示されている。
特許文献4には、コラーゲン及び/又はコラーゲンの加水分解物にセラミド、イソマルトオリゴ糖及び脂溶性ビタミンから選ばれる1種又は2種以上を添加してなる組成物を有効成分とする新陳代謝促進剤が開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−199855号公報
【特許文献2】
特開2001−252048号公報
【特許文献3】
特開2002−20312号公報
【特許文献4】
特開2002−87989号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ウシやブタ等の骨や皮膚等から調製される畜肉由来のコラーゲンやコラーゲンペプチドは、近年の家畜伝染病の流行などにより、消費者から敬遠される傾向にあり、その代替品が求められていた。
【0010】
一方、上記特開2002−20312号公報には、魚類の骨や皮膚から調製したコラーゲンペプチドが記載されているが、このような魚類由来のコラーゲンやコラーゲンペプチドは、▲1▼精製コストが高い、▲2▼魚類原料には畜肉原料に比べて多くのヒ素が含まれており、抽出・精製過程でヒ素が濃縮されて商品の価値を著しく低下させてしまう可能性がある、▲3▼魚特有の味や臭いを有する等の問題があるため、あまり利用されていないのが現状である。
【0011】
したがって、本発明の目的は、魚類由来のコラーゲンペプチドを含み、経口摂取することにより、皮膚の潤いと張りを向上させ、肌荒れや小じわ等の予防・改善効果、すなわち美肌促進効果を有する美肌促進剤及び美容健康食品を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究した結果、平均分子量が1,000〜10,000である魚類由来のコラーゲンペプチドは、畜肉由来のコラーゲンペプチドに比べて消化性に優れており、更に、魚類由来のコラーゲンペプチドと、ビタミンCと、ビタミンB2とを併用することにより、優れた美肌促進効果が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の一つは、平均分子量が1,000〜10,000である魚類由来のコラーゲンペプチドと、ビタミンCと、ビタミンB2とを有効成分として含むことを特徴とする美肌促進剤である。
【0013】
本発明の美肌促進剤は、平均分子量が1,000〜10,000である魚類由来のコラーゲンペプチドを有効成分として含むので、消化性に優れており、吸収されやすく、また、コラーゲン合成促進作用を有するビタミンCと、皮膚や口内の粘膜の発育、保護作用を有するビタミンB2とを有効成分として含むので、経口摂取することにより、これらの成分の相乗効果によって優れた美肌促進効果が期待できる。
【0014】
本発明の美肌促進剤においては、前記魚類由来のコラーゲンペプチドは、魚皮、魚骨及び/又は魚鱗の抽出物の酵素分解物を逆浸透膜処理して得られるコラーゲンペプチドであることが好ましい。これによれば、魚特有の味や臭いがほとんどなく、低粘度の魚類由来のコラーゲンペプチドを低コストで得ることができるので、より安価な美肌促進剤を提供できる。
【0015】
また、前記魚類由来のコラーゲンペプチドは、固形分中の遊離アミノ酸含量が1.0質量%以下、ヒ素含量が2ppm以下であることが好ましい。このコラーゲンペプチドは、ヒ素含量が低いので安全性が高く、また、加熱しても着色しにくいので、様々な飲食品に配合して利用できる美肌促進剤を提供できる。
更に、前記魚類由来のコラーゲンペプチドの平均分子量が1,000〜5,000であることが好ましい。このコラーゲンペプチドは、より消化性に優れているので、より優れた美肌促進効果が期待できる美肌促進剤を提供できる。
【0016】
また、本発明のもう一つは、前記美肌促進剤を含有することを特徴とする美容健康食品である。
本発明の美容健康食品は、消化性に優れた魚類由来のコラーゲンペプチドと、コラーゲン合成促進作用を有するビタミンCと、皮膚や口内の粘膜の発育、保護作用を有するビタミンB2とを有効成分として含む美肌促進剤を含むので、経口摂取することにより、これらの成分の相乗効果によって優れた美肌促進効果が期待できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の美肌促進剤の有効成分の一つである魚類由来のコラーゲンペプチドは、平均分子量が1,000〜10,000、より好ましくは1,000〜5,000、更に好ましくは2,000〜4,000である。上記範囲内の平均分子量のコラーゲンペプチドは消化性に優れているので、経口摂取することにより、容易に吸収されて、コラーゲン合成の材料として使用され、皮膚の潤いと張りを向上させ、肌荒れや小じわ等の予防・改善効果をもたらすことができる。また、溶解性が高く、低粘度であり、起泡性が低いので、取り扱い性にも優れている。なお、本発明において平均分子量は数平均分子量を意味する。
【0018】
本発明における魚類由来のコラーゲンペプチドとは、魚皮、魚骨及び/又は魚鱗(以下、魚類原料という。)から調製されるコラーゲンを加水分解して得られるペプチドを意味する。魚類原料の起源は特に制限はなく、例えば、カツオ、マグロ、カジキ、タラ、アジ、サバ、サケ、マス、サンマ、ウナギ、ティラピア、カワハギ、ハタ、オヒョウ、カレイ、ヒラメ、ニシン、イワシ、ティラピア、サメ、エイ、フグ、ブリ、カサゴ、メバル等から得られる魚類原料を用いることができる。中でも、大量かつ安定的に入手できるカツオ、マグロ、タラ、ティラピア、オヒョウ、サケ等から得られる魚類原料が好ましい。
【0019】
本発明で用いられる魚類由来のコラーゲンペプチドは、例えば、本出願人による特願2002−37933号に記載された下記の方法により調製することができる。
【0020】
(1)魚類原料からコラーゲンを含む抽出物を調製する工程
上記魚類原料からコラーゲンを抽出する方法は公知の方法を採用できるが、本発明においては、水を加えて加熱抽出又は加圧加熱抽出する方法が好ましく採用される。この抽出方法によれば、水難溶性であるエラスチンなどの不溶性タンパク質が溶出せず、効率よくコラーゲンを抽出できる。なお、魚類原料は抽出効率を上げるために、適当な手段により切断、細断、粉砕、あるいはミンチしてから用いることが好ましく、魚骨や魚鱗は予め塩酸などにより脱灰してから用いることが好ましい。
例えば、魚類原料100質量部に対して100〜500質量部の水を加えて、60〜100℃で0.5〜3時間加熱抽出すればよい。また、加圧加熱抽出する場合は110〜120℃で0.5〜3時間抽出すればよい。
【0021】
(2)コラーゲンを含む抽出物を酵素分解する工程
上記の工程で得られたコラーゲンを含む抽出物を、タンパク加水分解酵素で処理してコラーゲンをペプチド化する。
上記タンパク加水分解酵素は特に制限されず、中性プロテアーゼ、アルカリ性プロテアーゼ、酸性プロテアーゼ、あるいはそれらを含有する酵素製剤などを用いることができる。市販のタンパク加水分解酵素製剤としては、一般に食品製造に用いられるタンパク加水分解酵素を用いることができ、例えば、商品名「プロテアーゼN」(天野エンザイム製、中性プロテアーゼ)、商品名「プロテアーゼP−3」(天野エンザイム製、アルカリ性プロテアーゼ)、商品名「スミチームAP」(新日本化学工業製、酸性プロテアーゼ)などを用いることができる。
【0022】
酵素の添加量、反応時間及び処理温度は適宜設定できるが、通常、酵素の添加量は処理液の固形分に対して0.2〜5質量%が好ましく、1〜2質量%がより好ましい。反応時間は0.5〜5時間が好ましく、1〜3時間がより好ましい。また、反応温度は30〜70℃が好ましく、45〜65℃がより好ましい。酵素反応条件が上記範囲外であると、コラーゲンを十分に加水分解できなかったり、逆に加水分解が進みすぎて収率が低下する場合がある。なお、酵素反応終了後は、加熱するなどして酵素を失活させることが好ましい。
【0023】
(3)前記抽出物の酵素分解物を逆浸透膜を用いて濃縮、精製する工程
上記の工程で得られた酵素分解物を逆浸透膜処理して濃縮液を回収する。逆浸透膜を用いて濃縮、精製することにより、魚特有の味や臭い成分(例えば、アミノ酸、オリゴペプチド、核酸、有機酸、ミネラル、揮発性の含硫化合物、脂肪酸、窒素化合物、カルボニル化合物等)やヒ素を1ステップで簡単に除去することができる。また、分子量の小さなコラーゲンペプチドを損失することなく回収することができる。回収した濃縮液は、そのまま、あるいは適宜乾燥して粉末化して用いることができる。
【0024】
本発明で用いられる逆浸透膜としては、食塩阻止率が10〜50%のものが好ましく用いられる。このような逆浸透膜としては、例えば、商品名「NTR−7410」、商品名「NTR−7430」、商品名「NTR−7450」(いずれも日東電工製)などが挙げられる。
逆浸透膜の食塩阻止率が上記範囲外であると、呈味成分や臭い成分、ヒ素などの不純物の除去が不十分になったり、コラーゲンペプチドの損失が大きくなるため好ましくない。
【0025】
なお、逆浸透膜処理の条件は適宜設定できるが、通常、処理液を固形分濃度15質量%以下になるように調整し、pH4〜7、液温60℃以下で循環しながら、固形分濃度25質量%以上になるまで濃縮を行うことが好ましい。また、この際、適宜加水しながら、元液量の1〜10倍量、好ましくは3〜5倍量の水を加えて液を透過させることが好ましい。加水操作を繰り返すことにより、不純物をより効率よく除去できる。
【0026】
なお、上記(1)〜(3)のいずれかの工程中において、脱色、脱臭処理を行うことが好ましく、特に、上記(3)よりも前の工程において、前記コラーゲンを含む抽出物又はその酵素分解物を脱色、脱臭処理することが好ましい。上記(3)よりも前の工程で脱色、脱臭処理することにより、抽出や酵素分解によって生じた着色や臭いを除去しやすく、また、逆浸透膜の目詰まりを防止できるので膜処理の効率を向上することができる。
脱色、脱臭の方法は、作業性の点から固体吸着剤を用いることが好ましい。固体吸着剤としては、活性炭、アルミナ、シリカゲル、活性白土などを適宜組み合わせて用いることができる。本発明においては活性炭が特に好ましい。
【0027】
例えば、コラーゲンを含む抽出液又はその酵素分解液に、0.5〜30質量%の活性炭を加えて、50〜90℃で15分〜3時間撹拌した後、濾過して液部を回収すればよい。また、活性炭等を充填したカラムに通液することによって行うこともできる。
【0028】
上記のようにして得られる魚類由来のコラーゲンペプチドは、固形分中の遊離アミノ酸含量が1.0質量%以下、ヒ素含量が2ppm以下であることが好ましい。このようなコラーゲンペプチドは、アミノ酸含量が低いので、例えば飲料等に添加して加熱した際に着色が起こることがない。また、ヒ素含量が2ppm以下と非常に低いので安全性が高い。ちなみに、魚類由来のコラーゲンペプチドは、IRC系マウス(SPF)を用いた急性毒性試験により、2000mg/体重kgを単回経口投与しても死亡例は認められず、マウスに対する50%致死量(LD50)は、2000mg/体重kg以上であると判断され、非常に安全性が高い。
【0029】
また、本発明の美肌促進剤は、他の有効成分としてビタミンCとビタミンB2とを含む。ビタミンCは、生体内でコラーゲンが合成されるときに必要なビタミンであることが知られている。また、ビタミンB2は、タンパク質、脂肪、炭水化物など全ての栄養素の代謝に必要なビタミンであり、皮膚や口内の粘膜の発育を助け、保護することが知られている。したがって、消化性に優れた上記魚類由来のコラーゲンペプチドとこれらのビタミン類を併用して摂取することにより、これらの成分の相乗効果によって、より優れた美肌促進効果が期待できる。
【0030】
本発明の美肌促進剤は、上記の基本的成分の他に、賦形剤、糖類、甘味料、香料、酸味料、着色料等を適宜含むことができる。
【0031】
本発明の美肌促進剤の形態は、特に制限はなく、錠剤、カプセル剤、粉末、顆粒、液状等の各種形態をとり得る。例えば、魚類由来のコラーゲンペプチド、ビタミンC、ビタミンB2と、必要に応じて上記他の成分及び賦形剤を均一に混合して、加圧式打錠機により打錠することにより錠剤とすることができる。また、造粒してそのまま粉末状、顆粒状にして利用することもできる。また、サフラワー油などの油脂に均一に分散後、ミツロウなどを加え、スラリーの粘度を適度に調節し、ソフトカプセル充填機によりゼラチンとグリセリンを被包材の主成分とするようなソフトカプセル中に充填してもよい。
【0032】
本発明の美肌促進剤は、魚類由来のコラーゲンペプチド100質量部に対して、ビタミンCを0.35〜5質量部(より好ましくは0.35〜1質量部)、ビタミンB2を0.004〜0.12質量部(より好ましくは0.004〜0.02質量部)含むことが好ましい。
【0033】
また、本発明の美肌促進剤の摂取量は、成人1日当たり、魚類由来のコラーゲンペプチド換算で0.1〜10g、ビタミンC換算で35〜500mg、ビタミンB2換算で0.4〜12mgであり、より好ましくは、魚類由来のコラーゲンペプチド換算で3〜8g、ビタミンC換算で35〜100mg、ビタミンB2換算で0.4〜2mgである。
【0034】
本発明の美肌促進剤は、菓子類、粉末スープ類、乳製品、飲料などの各種飲食品に配合することもできる。具体的には、ガム、キャンディー、錠菓、チョコレート、ゼリー、各種焼き菓子、スナック、各種スープ類(粉末スープも含む)、牛乳、プリン、ヨーグルト、アイスクリーム、乳酸菌飲料、アルコール飲料、ビタミン飲料、ミネラル飲料、ゼリー飲料、コーヒー飲料、ニアウオーター、栄養ドリンク剤等が例示できる。本発明の美肌促進剤に含まれる魚類由来のコラーゲンペプチドは低粘度であるので、飲食品に配合しても粘度の上昇を招くことがなく、また、加熱しても着色しにくいので、特に飲料類に好適に配合することができる。
【0035】
本発明の美肌促進剤を上記飲食品に配合する場合、その配合量は、上記の美肌促進剤の1日当りの摂取量に基づいて設定することができる。例えば、飲料類に配合する場合、飲料類100g当たり、魚類由来のコラーゲンペプチドを0.1〜10g、ビタミンCを35〜500mg、ビタミンB2を0.4〜12mg含むように配合することが好ましい。
【0036】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
製造例1
予め脱灰したタラの骨12kgに、水24Lを加えて加熱抽出(95℃、3時間)した。冷却してから16メッシュの金網で固液分離した後、濾紙で濾過してコラーゲンを含む抽出液30L(Brix 6.0%)を得た。
【0037】
この抽出液をpH7.0に調整して60℃に加熱し、タンパク質分解酵素製剤(商品名「プロテアーゼN」、天野エンザイム製)3.6gを加えて60分間酵素反応を行った。この酵素反応液に、活性炭(商品名「太閤S−W 50」、二村化学製)360gを加えて80℃で15分間加熱した後、冷却してから濾紙で濾過して濾液25L(Brix 6.0%)を得た。
【0038】
この濾液を、食塩阻止率10%の逆浸透膜(商品名「NTR−7410」、日東電工製)を用いて膜処理を行い、濃縮液11L(Brix 12.0%)を得た。この濃縮液をスプレードライして、白色のコラーゲンペプチド粉末900gを得た。この粉末の分析値は、水分:6.1質量%、塩分:0.1質量%以下、灰分:2.5質量%、脂肪:0.1質量%以下、全窒素:15.3質量%、コンドロイチン硫酸:5.2質量%であった。
【0039】
製造例2
予め脱灰したカツオの骨9kgに、水27Lを加えて加圧加熱抽出(120℃、60分間)した。冷却してから16メッシュの金網で固液分離した後、濾紙で濾過してコラーゲンを含む抽出液30L(Brix 4.2%)を得た。
この抽出液をpH7.0に調整して60℃に加熱し、タンパク質分解酵素製剤(商品名「プロテアーゼN」、天野エンザイム製)を2.5g加えて60分間酵素反応を行った。この酵素反応液に活性炭(商品名「太閤S−W 50」、二村化学製)250gを加えて80℃で15分間加熱した後、冷却してから濾紙で濾過して濾液27L(Brix 4.2%)を得た。
【0040】
この濾液を、食塩阻止率10%の逆浸透膜(商品名「NTR−7410」、日東電工製)を用いて膜処理を行い、濃縮液6L(Brix 16.4%)を得た。この濃縮液をスプレードライして、白色のコラーゲンペプチド粉末730gを得た。この粉末の分析値は、水分:3.0質量%、塩分:0.2質量%、灰分:2.4質量%、脂肪:0.1質量%、全窒素:16.5質量%、コンドロイチン硫酸:3.4質量%であった。
【0041】
製造例3
予め脱灰したカツオの骨10kgに、水20Lを加えて加圧加熱抽出(100℃、3時間)した。冷却してから16メッシュの金網で固液分離した後、濾紙で濾過してコラーゲンを含む抽出液24L(Brix 6.9%)を得た。
この抽出液をpH7.0に調整して60℃に加熱し、タンパク質分解酵素製剤(商品名「プロテアーゼN」、天野エンザイム製)を3.2g加えて60分間酵素反応を行った。この酵素反応液に活性炭(商品名「太閤S−W 50」、二村化学製)320gを加えて80℃で15分間加熱した後、冷却してから濾紙で濾過して濾液(22L、Brix 6.9%)を得た。
【0042】
この濾液を、食塩阻止率10%の逆浸透膜(商品名「NTR−7410」、日東電工製)を用いて膜処理を行い、濃縮液9L(Brix 16.0%)を得た。この濃縮液をスプレードライして、白色のコラーゲンペプチド粉末1.1kgを得た。この粉末の分析値は、水分:3.0質量%、塩分:0.3質量%、灰分:1.5質量%、脂肪:0.1質量%以下、全窒素:16.3質量%、コンドロイチン硫酸:3.8質量%であった。
【0043】
製造例4
ミンチしたオヒョウの皮10kgに、水20Lを加えて加圧加熱抽出(100℃、3時間)した。冷却してから16メッシュの金網で固液分離した後、濾紙で濾過してコラーゲンを含む抽出液26L(Brix 7.5%)を得た。
この抽出液をpH7.0に調整して50℃に加熱し、タンパク質分解酵素製剤(商品名「プロテアーゼM」、天野エンザイム製)を4.0g加えて60分間酵素反応を行った。この酵素反応液に活性炭(商品名「太閤S−W 50」、二村化学製)390gを加えて80℃で15分間加熱した後、冷却してから濾紙で濾過して濾液22L(Brix 6.9%)を得た。
【0044】
この濾液を、食塩阻止率30%の逆浸透膜(商品名「NTR−7430」、日東電工製)を用いて膜処理を行い、濃縮液9L(Brix 16.0%)を得た。この濃縮液をスプレードライして、白色のコラーゲンペプチド粉末1.5kgを得た。この粉末の分析値は、水分:3.2質量%、塩分:0.1質量%、灰分:1.8質量%、脂肪:0.1質量%以下、全窒素:17.6質量%、コンドロイチン硫酸:0.1質量%以下であった。
【0045】
上記各製造例で得られた魚類由来のコラーゲンペプチド粉末と、対照として、▲1▼逆浸透膜処理を行わないこと以外は製造例1と同様にして調製したコラーゲンペプチド粉末、▲2▼酵素分解を行わないこと以外は製造例1と同様にして調製したコラーゲン粉末、▲3▼市販の魚類由来のコラーゲンペプチド(商品名「低分子コラーゲンパウダーFGH」、雪印食品(株)社製)について、遊離アミノ酸含量、ヒ素含量、平均分子量、粘度、着色性などを以下の方法により分析すると共に、味や臭いについて官能評価を行った。その結果を表1に示す。
【0046】
遊離アミノ酸:HPLC法
ヒ素:原子吸光光度法
平均分子量:HPLC法
粘度:サンプルの10質量%水溶液を調製して、20℃での粘度をB型回転粘度計により測定した。
着色性:サンプルの10質量%水溶液をpH8.0に調整し、ブドウ糖を10%添加して120℃、15分加熱処理した後、440nmの吸光度を測定した。
官能評価:7名のパネラーにより味及び臭いについて官能評価を行った。表1中、○:ほとんど味(臭い)がしない、△:やや味(臭い)がある、×:強い味(臭い)がある、を表す。
【0047】
【表1】
Figure 2004238365
【0048】
表1から、逆浸透膜処理した製造例1〜4のコラーゲンペプチドは、逆浸透膜処理を行わなかったコラーゲンペプチドや市販のコラーゲンペプチドに比べて、遊離アミノ酸含量及びヒ素含量が非常に低く、味や臭いがほとんどなく、着色性も低いことが分かる。また、酵素処理していないものは、粘度が非常に高く、臭いも若干あることが分かる。
【0049】
なお、以下の実施例1〜8においては、上記製造例1〜4で得られた魚類由来のコラーゲンペプチドを用いた。
実施例1
表2に示す配合により各原料を混合し、常法にしたがって清涼飲料水を作った。この清涼飲料水は、魚特有の味や臭いがなく、粘度も低くてさらりとして飲みやすかった。また、加熱殺菌しても着色は起こっていなかった。
【0050】
【表2】
Figure 2004238365
【0051】
実施例2
表3に示す配合により各原料を混合し、常法に従ってゼリー飲料(pH3.8)を作った。このゼリー飲料は、魚特有の味や臭いがなく、非常に飲みやすかった。なお、表3中のビタミンプレミックスは、ビタミンB2を含むビタミンB群、ビタミンC等を含むものであり、該プレミックス1g当り、ビタミンB2を0.1mg、ビタミンCを70mg含んでいる。
【0052】
【表3】
Figure 2004238365
【0053】
実施例3
表4に示す配合により各原料を混合し、流動造粒機で造粒後、打錠機により250mg/錠の丸型錠菓を作ったところ、打錠性は良好であった。
【0054】
【表4】
Figure 2004238365
【0055】
実施例4
表5に示す配合により各原料を混合して、ソフトカプセルに充填してカプセル剤を作った。魚類由来のコラーゲンペプチドは、油脂への分散性が良好で、ソフトカプセルへの充填性も良好であった。
【0056】
【表5】
Figure 2004238365
【0057】
実施例5
表6に示す配合により、常法にしたがってキャンディーを作った。このキャンディーは、褐変なども見られず、通常の工程で作ることができた。
【0058】
【表6】
Figure 2004238365
【0059】
実施例6
表7に示す配合により、常法にしたがってマドレーヌを作った。このマドレーヌは、しっとりとして口当たりがよく、魚特有の味や臭いもなく、おいしかった。
【0060】
【表7】
Figure 2004238365
【0061】
実施例7
表8に示す配合により、常法にしたがって水羊羹を作った。この水羊羹は、魚特有の味や臭いもなく、おいしかった。
【0062】
【表8】
Figure 2004238365
【0063】
実施例8
表9に示す配合により、常法にしたがってスープを作った。このスープは、こく味があり、おいしかった。
【0064】
【表9】
Figure 2004238365
【0065】
試験例1(消化性)
上記製造例1で得られた魚類由来のコラーゲンペプチドと、市販の畜肉由来のコラーゲンペプチドの消化性について、以下の方法により試験した。すなわち、試料(コラーゲンペプチド)濃度1.0%(w/v)のサンプルを、ペプシンで消化(pH1.8、37℃、24時間)した後、パンクレアチン及びトリプシンで消化(pH8.2、37℃、24時間)し、次いで、アミノペプチターゼで消化(pH8.2、37℃、24時間)した。
【0066】
そして、各酵素で消化した後のサンプルを用いて、ニンヒドリン定量とアミノ酸分析を行い、下記式により消化率(%)を求めた。その結果を図1に示す。また、生成した遊離必須アミノ酸の総量を図2に示し、生成した遊離ヒドロキシプロリン(Hyp)とプロリン(Pro)の総量を図3に示す。なお、ヒドロキシプロリンは、コラーゲンに特徴的なアミノ酸であり、プロリンは体内で水酸化されてヒドロキシプロリンに変換されうるアミノ酸である。
【0067】
【数1】
Figure 2004238365
【0068】
図1から、魚類由来のコラーゲンペプチドは、畜肉由来のコラーゲンペプチドに比べて消化性が良いことが分かる。
また、図2から、魚類由来のコラーゲンペプチドは、畜肉由来のコラーゲンペプチドに比べて、遊離した必須アミノ酸量が多いことが分かる。したがって、必須アミノ酸の吸収効率が良いと考えられる。
【0069】
更に、図3から、魚類由来のコラーゲンペプチドは、畜肉由来のコラーゲンペプチドに比べて、遊離したヒドロキシプロリンとプロリンの量が多いことが分かる。したがって、ヒドロキシプロリンやプロリンの吸収効率が高く、コラーゲンの体内生合成に効率よく利用されると考えられる。
【0070】
試験例2(肌の改善作用)
乾燥肌や肌荒れの症状を持つ女性21名を、試験群(10名)と対照群(11名)に分け、試験群の人には、魚類由来のコラーゲンペプチドとビタミンCとビタミンB2とを配合した飲料50ml(コラーゲンペプチド5g/本)を、1日1本、4週間摂取してもらった。一方、対照群の人には、魚類由来のコラーゲンペプチドを含まない飲料(プラセボ)を同様に摂取してもらった。表10に試験に用いた飲料の組成を示す。
【0071】
【表10】
Figure 2004238365
【0072】
そして、試験開始直前、試験開始後2週間目、試験終了直後に各被験者の皮膚表面の水分量及び皮膚表面の滑らかさを下記の方法により測定した。なお、測定は、できる限り環境を同一に保つため、被験者には、測定前に室温20.5〜23.5℃、湿度45〜60%の部屋に30分間以上安静にしてもらった。また、測定部位の化粧は、原則として測定60分前から禁止した。
【0073】
・皮膚表面の水分量
Courage+Khazaka Electronic Gmbh社製の「Corneometer CM825」を用いて、左上腕内側部(肘上3cm)の皮膚の水分量を測定した。この装置は、角質層を介した静電容量を測定することにより、表皮の水分量を測定するもので、従来のインピーダンス法や赤外線分光法に比べ、誤差が少ないとされている。その結果を図4に示す。
図4に示されるように、試験群では、摂取4週目で左上腕内側部における皮膚表面の水分量が有意な増加が認められ、対照群と比較しても有意差が認められた。
【0074】
・皮膚表面の滑らかさ
顕微鏡学的皮膚表面画像解析装置であるCourage+Khazaka Electronic Gmbh社製「VISIOSCAN」を用いて、頚背部(頚部の棘状突起左横1cm)の皮膚の滑らかさを測定した。この装置は、皮膚の表面に対し、15mm×17mmの長方形に紫外線光源を照射し、その画像を高性能CCDカメラに取り込み、パソコン上で8ビットのデジタル画像に変換処理し、256色の色調ポイント(色の濃淡)で識別することにより、皮膚表面の荒れ(滑らかさ)、皺の深さや数、鱗屑の状態等を評価するものである。これまでこの装置を用いた数多くの臨床データから表11に示す因子がパラメータとして抽出されており、そのパラメータに基づいて評価した。
【0075】
【表11】
Figure 2004238365
【0076】
図5にSEsm(皮膚の滑らかさ)の測定結果、図6にSEsc(角質の乾燥度合い)の測定結果、図7に頚背部の皮膚表面の顕微鏡写真を示す。
図5、6に示されるように、試験群においては、摂取2週間目以降から有意にSEsm及びSEscが低下しており、皮膚の滑らかさや角質の乾燥度合いが改善されていることが分かる。一方、対照群では有意差は認められず、皮膚の滑らかさや角質の乾燥度合いが改善されていないことが分かる。
また、図7に示されるように、摂取前と摂取4週間目の皮膚の状態を比べると、皺の幅や深さが明らかに減少していることが分かる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の美肌促進剤は、平均分子量が1,000〜10,000である魚類由来のコラーゲンペプチドを有効成分として含むので、消化性に優れており、吸収されやすく、また、コラーゲン合成促進作用を有するビタミンCと、皮膚や口内の粘膜の発育、保護作用を有するビタミンB2とを有効成分として含むので、経口摂取することにより、これらの成分の相乗効果によって優れた美肌促進効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚類由来のコラーゲンペプチドと畜肉由来のコラーゲンペプチドの消化性について試験した結果を示す図である。
【図2】消化性試験により生成した遊離必須アミノ酸の総量を示す図である。
【図3】消化性試験により、生成した遊離ヒドロキシプロリン(Hyp)とプロリン(Pro)の総量を示す図である。
【図4】魚類由来のコラーゲンペプチドを経口摂取することによる皮膚表面の水分量の変化を測定した結果を示す図である。
【図5】魚類由来のコラーゲンペプチドを経口摂取することによるSEsm(皮膚の滑らかさ)の変化を測定した結果を示す図である。
【図6】魚類由来のコラーゲンペプチドを経口摂取することによるSEsc(角質の乾燥度合い)の変化を測定した結果を示す図である。
【図7】魚類由来のコラーゲンペプチドを経口摂取する前と、摂取後4週間目の皮膚表面の状態を顕微鏡観察した結果を示す図である。

Claims (5)

  1. 平均分子量が1,000〜10,000である魚類由来のコラーゲンペプチドと、ビタミンCと、ビタミンB2とを有効成分として含むことを特徴とする美肌促進剤。
  2. 前記魚類由来のコラーゲンペプチドは、魚皮、魚骨及び/又は魚鱗の抽出物の酵素分解物を逆浸透膜処理して得られるコラーゲンペプチドである、請求項1に記載の美肌促進剤。
  3. 前記魚類由来のコラーゲンペプチドは、固形分中の遊離アミノ酸含量が1.0質量%以下、ヒ素含量が2ppm以下である、請求項1又は2に記載の美肌促進剤。
  4. 前記魚類由来のコラーゲンペプチドの平均分子量が1,000〜5,000である、請求項1〜3のいずれか一つに記載の美肌促進剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の美肌促進剤を含有することを特徴とする美容健康食品。
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