JP2003238425A - チロシナーゼ阻害剤および皮膚外用剤 - Google Patents
チロシナーゼ阻害剤および皮膚外用剤Info
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- JP2003238425A JP2003238425A JP2002040563A JP2002040563A JP2003238425A JP 2003238425 A JP2003238425 A JP 2003238425A JP 2002040563 A JP2002040563 A JP 2002040563A JP 2002040563 A JP2002040563 A JP 2002040563A JP 2003238425 A JP2003238425 A JP 2003238425A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 新規なチロシナーゼ阻害剤および皮膚外用剤
を提供することを目的とする。 【解決手段】 松樹皮抽出物を含有させたチロシナーゼ
阻害剤により、新規なチロシナーゼ阻害剤を提供する。
特に、OPCを20重量%以上、かつ、カテキン類を5
重量%以上含有する松樹皮抽出物を含有させたチロシナ
ーゼ阻害剤が、チロシナーゼ阻害剤としては好ましく、
また、このチロシナーゼ阻害剤を含有させた皮膚外用剤
は、コラゲナーゼを阻害する皮膚外用剤として提供する
ことができる。これらは、天然物に由来するものである
から、安全である。
を提供することを目的とする。 【解決手段】 松樹皮抽出物を含有させたチロシナーゼ
阻害剤により、新規なチロシナーゼ阻害剤を提供する。
特に、OPCを20重量%以上、かつ、カテキン類を5
重量%以上含有する松樹皮抽出物を含有させたチロシナ
ーゼ阻害剤が、チロシナーゼ阻害剤としては好ましく、
また、このチロシナーゼ阻害剤を含有させた皮膚外用剤
は、コラゲナーゼを阻害する皮膚外用剤として提供する
ことができる。これらは、天然物に由来するものである
から、安全である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、松樹皮抽出物を含
有することを特徴とする、チロシナーゼ阻害剤およびこ
のチロシナーゼ阻害剤を含有する皮膚外用剤に関する。
有することを特徴とする、チロシナーゼ阻害剤およびこ
のチロシナーゼ阻害剤を含有する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】シミやソバカスは、ホルモン分泌の異常
や紫外線を受けて活性化した色素細胞中でチロシナーゼ
の作用により必須アミノ酸であるチロシンからメラニン
が生成し、これが皮膚組織に沈着するために生じる。メ
ラニンの生成は、チロシンがチロシナーゼの作用を受け
ることが引き金となり、これがさらに酵素的または非酵
素的酸化作用を受けて黒色のメラニンへ変化することに
より起こる。故に、反応の第1段階であるチロシナーゼ
の作用を抑制することがメラニン生成の抑制に重要であ
る。従って、メラニンの生成を防止するため、チロシナ
ーゼの作用を阻害する種々の物質が化粧品や食品の分野
で従来から使われ、または研究されている。その代表的
なものとして、アスコルビン酸、ハイドロキノン、コウ
ジ酸などが挙げられるが、近年、食品や化粧品の安全性
に対する関心が高まるにつれて、メラニン生成を防止す
るチロシナーゼ阻害剤についても安全性の高い天然素材
由来のものが求められるようになってきた。
や紫外線を受けて活性化した色素細胞中でチロシナーゼ
の作用により必須アミノ酸であるチロシンからメラニン
が生成し、これが皮膚組織に沈着するために生じる。メ
ラニンの生成は、チロシンがチロシナーゼの作用を受け
ることが引き金となり、これがさらに酵素的または非酵
素的酸化作用を受けて黒色のメラニンへ変化することに
より起こる。故に、反応の第1段階であるチロシナーゼ
の作用を抑制することがメラニン生成の抑制に重要であ
る。従って、メラニンの生成を防止するため、チロシナ
ーゼの作用を阻害する種々の物質が化粧品や食品の分野
で従来から使われ、または研究されている。その代表的
なものとして、アスコルビン酸、ハイドロキノン、コウ
ジ酸などが挙げられるが、近年、食品や化粧品の安全性
に対する関心が高まるにつれて、メラニン生成を防止す
るチロシナーゼ阻害剤についても安全性の高い天然素材
由来のものが求められるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記状況に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、安全性の
高い天然素材由来の新規のチロシナーゼ阻害剤およびそ
れを含有する皮膚外用剤を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、安全性の
高い天然素材由来の新規のチロシナーゼ阻害剤およびそ
れを含有する皮膚外用剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、チロシナ
ーゼの作用を阻害する天然素材の探索を行った結果、松
樹皮抽出物がチロシナーゼの作用を阻害することを見出
して、本発明の完成に至った。本発明は、松樹皮抽出物
を含有することを特徴とするチロシナーゼ阻害剤であ
る。好ましい実施の態様においては、前記松樹皮抽出物
が、オリゴメリック・プロアントシアニジン(oligomer
ic proanthocyanidin)を20重量%以上含有するチロ
シナーゼ阻害剤である。別の好ましい実施態様では、本
発明のチロシナーゼ阻害剤は、前記松樹皮抽出物が、さ
らにカテキン(catechin)類を5重量%以上含有するチ
ロシナーゼ阻害剤である。また、本発明は、上記チロシ
ナーゼ阻害剤を含有する、皮膚外用剤である。
ーゼの作用を阻害する天然素材の探索を行った結果、松
樹皮抽出物がチロシナーゼの作用を阻害することを見出
して、本発明の完成に至った。本発明は、松樹皮抽出物
を含有することを特徴とするチロシナーゼ阻害剤であ
る。好ましい実施の態様においては、前記松樹皮抽出物
が、オリゴメリック・プロアントシアニジン(oligomer
ic proanthocyanidin)を20重量%以上含有するチロ
シナーゼ阻害剤である。別の好ましい実施態様では、本
発明のチロシナーゼ阻害剤は、前記松樹皮抽出物が、さ
らにカテキン(catechin)類を5重量%以上含有するチ
ロシナーゼ阻害剤である。また、本発明は、上記チロシ
ナーゼ阻害剤を含有する、皮膚外用剤である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチロシナーゼ阻害
剤について説明する。なお、以下の説明は、本発明を限
定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変す
ることができる。
剤について説明する。なお、以下の説明は、本発明を限
定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変す
ることができる。
【0006】本発明のチロシナーゼ阻害剤は、松樹皮抽
出物を含有することを特徴とする。松樹皮抽出物として
は、フランス海岸松(Pinus Martima)、カラマツ、ク
ロマツ、アカマツ、ヒメコマツ、ゴヨウマツ、チョウセ
ンマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ウツクシマツ、
ダイオウマツ、シロマツ、カナダのケベック地方のアネ
ダ等の樹皮抽出物が好ましく用いられる。中でも、フラ
ンス海岸松(PinusMartima)の樹皮抽出物が好ましく用
いられる。
出物を含有することを特徴とする。松樹皮抽出物として
は、フランス海岸松(Pinus Martima)、カラマツ、ク
ロマツ、アカマツ、ヒメコマツ、ゴヨウマツ、チョウセ
ンマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ウツクシマツ、
ダイオウマツ、シロマツ、カナダのケベック地方のアネ
ダ等の樹皮抽出物が好ましく用いられる。中でも、フラ
ンス海岸松(PinusMartima)の樹皮抽出物が好ましく用
いられる。
【0007】フランス海岸松は、南仏の大西洋沿岸の一
部に生育している海洋性松をいう。このフランス海岸松
の樹皮は、プロアントシアニジン(proanthocyanidi
n)、有機酸並びにその他の生理活性成分等を含有し、
主要成分であるフラボノイド類のプロアントシアニジン
に、活性酸素を除去する強い抗酸化作用があることが知
られている。
部に生育している海洋性松をいう。このフランス海岸松
の樹皮は、プロアントシアニジン(proanthocyanidi
n)、有機酸並びにその他の生理活性成分等を含有し、
主要成分であるフラボノイド類のプロアントシアニジン
に、活性酸素を除去する強い抗酸化作用があることが知
られている。
【0008】松樹皮抽出物は、上記松の樹皮を水または
有機溶媒で抽出して得られる。水を用いる場合には温
水、熱水が用いられる。抽出に用いる有機溶媒として
は、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−
プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、ブタ
ン、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロピレン
グリコール、含水エタノール、含水プロピレングリコー
ル、エチルメチルケトン、グリセリン、酢酸メチル、酢
酸エチル、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、食用油
脂、1,1,1,2−テトラフルオロエタン等の食品あ
るいは薬剤の製造に許容される有機溶媒が好ましく用い
られる。これらの水、有機溶媒は単独で用いてもよい
し、組合わせて用いてもよい。特に、熱水、含水エタノ
ール、含水プロピレングリコール等が好ましく用いられ
る。
有機溶媒で抽出して得られる。水を用いる場合には温
水、熱水が用いられる。抽出に用いる有機溶媒として
は、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−
プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、ブタ
ン、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロピレン
グリコール、含水エタノール、含水プロピレングリコー
ル、エチルメチルケトン、グリセリン、酢酸メチル、酢
酸エチル、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、食用油
脂、1,1,1,2−テトラフルオロエタン等の食品あ
るいは薬剤の製造に許容される有機溶媒が好ましく用い
られる。これらの水、有機溶媒は単独で用いてもよい
し、組合わせて用いてもよい。特に、熱水、含水エタノ
ール、含水プロピレングリコール等が好ましく用いられ
る。
【0009】松樹皮からの抽出方法は特に制限はない
が、例えば、加温抽出法、超臨界流体抽出法などが用い
られる。
が、例えば、加温抽出法、超臨界流体抽出法などが用い
られる。
【0010】超臨界流体抽出法とは、物質の気液の臨界
点(臨界温度、臨界圧力)を超えた状態の流体である超
臨界流体を用いて抽出を行う方法である。超臨界流体と
しては、二酸化炭素、エチレン、プロパン、亜酸化窒素
(笑気ガス)等が用いられるが、二酸化炭素が好ましく
用いられる。超臨界流体抽出法では、目的成分を超臨界
流体によって抽出する抽出工程と、目的成分と超臨界流
体を分離する分離工程とを行う。分離工程では、圧力変
化による抽出分離、温度変化による抽出分離、吸着剤・
吸収剤を用いた抽出分離のいずれを行ってもよい。ま
た、エントレーナー添加法による超臨界流体抽出を行っ
てもよい。この方法は、抽出流体に、例えば、エタノー
ル、プロパノール、n−ヘキサン、アセトン、トルエン
その他の脂肪族低級アルコール類、脂肪族炭化水素類、
芳香族炭化水素類、ケトン類を2〜20W/V%(重量
対容量百分率)程度添加し、この流体で超臨界流体抽出
を行うことによって、プロアントシアニジン、カテキン
類などの目的とする抽出物の抽出溶媒に対する溶解度を
飛躍的に上昇させる、あるいは分離の選択性を増強させ
る方法であり、効率的な松樹皮抽出物を得る方法であ
る。
点(臨界温度、臨界圧力)を超えた状態の流体である超
臨界流体を用いて抽出を行う方法である。超臨界流体と
しては、二酸化炭素、エチレン、プロパン、亜酸化窒素
(笑気ガス)等が用いられるが、二酸化炭素が好ましく
用いられる。超臨界流体抽出法では、目的成分を超臨界
流体によって抽出する抽出工程と、目的成分と超臨界流
体を分離する分離工程とを行う。分離工程では、圧力変
化による抽出分離、温度変化による抽出分離、吸着剤・
吸収剤を用いた抽出分離のいずれを行ってもよい。ま
た、エントレーナー添加法による超臨界流体抽出を行っ
てもよい。この方法は、抽出流体に、例えば、エタノー
ル、プロパノール、n−ヘキサン、アセトン、トルエン
その他の脂肪族低級アルコール類、脂肪族炭化水素類、
芳香族炭化水素類、ケトン類を2〜20W/V%(重量
対容量百分率)程度添加し、この流体で超臨界流体抽出
を行うことによって、プロアントシアニジン、カテキン
類などの目的とする抽出物の抽出溶媒に対する溶解度を
飛躍的に上昇させる、あるいは分離の選択性を増強させ
る方法であり、効率的な松樹皮抽出物を得る方法であ
る。
【0011】超臨界流体抽出法は、比較的低い温度で操
作できるため、高温で変質・分解する物質にも適用でき
るという利点、抽出流体が残留しないという利点、溶媒
の循環利用が可能であり、脱溶媒工程などが省略でき、
工程がシンプルになるという利点がある。また、松樹皮
の抽出は、液体二酸化炭素回分法、液体二酸化炭素還流
法、超臨界二酸化炭素還流法等により行ってもよい。ま
た、松樹皮の抽出は、複数の抽出方法を組み合わせても
よい。複数の抽出方法を組み合わせることにより、種々
の組成の松樹皮抽出物を得ることが可能となる。
作できるため、高温で変質・分解する物質にも適用でき
るという利点、抽出流体が残留しないという利点、溶媒
の循環利用が可能であり、脱溶媒工程などが省略でき、
工程がシンプルになるという利点がある。また、松樹皮
の抽出は、液体二酸化炭素回分法、液体二酸化炭素還流
法、超臨界二酸化炭素還流法等により行ってもよい。ま
た、松樹皮の抽出は、複数の抽出方法を組み合わせても
よい。複数の抽出方法を組み合わせることにより、種々
の組成の松樹皮抽出物を得ることが可能となる。
【0012】本発明に用いられる松樹皮抽出物には、プ
ロアントシアニジンの縮重合体、すなわち、フラバン−
3−オールおよび/またはフラバン−3,4−ジオール
を構成単位とする重合度が2以上の縮重合体が含まれて
いるが、松樹皮抽出物としては、重合度の低い縮重合体
を含むものが好ましく用いられる。重合度が2〜30の
縮合重合体(2〜30量体)を含むものが好ましく、重
合度が2〜10の縮合重合体(2〜10量体)を含むも
のがより好ましく、重合度が2〜4の縮合重合体(2〜
4量体)を含むものが、皮膚浸透性に優れることから、
さらに好ましく用いられる。
ロアントシアニジンの縮重合体、すなわち、フラバン−
3−オールおよび/またはフラバン−3,4−ジオール
を構成単位とする重合度が2以上の縮重合体が含まれて
いるが、松樹皮抽出物としては、重合度の低い縮重合体
を含むものが好ましく用いられる。重合度が2〜30の
縮合重合体(2〜30量体)を含むものが好ましく、重
合度が2〜10の縮合重合体(2〜10量体)を含むも
のがより好ましく、重合度が2〜4の縮合重合体(2〜
4量体)を含むものが、皮膚浸透性に優れることから、
さらに好ましく用いられる。
【0013】本明細書では、プロアントシアニジンの縮
重合体のうち、フラバン−3−オールおよび/またはフ
ラバン−3,4−ジオールを構成単位とする重合度が2
〜4の重合体を、オリゴメリック・プロアントシアニジ
ン(oligomeric proanthocyanidin、以下「OPC」と
いう)という。OPCは、ポリフェノールの一種で、植
物が作り出す強力な抗酸化物質であり、植物の葉、樹
皮、果物の皮や種の部分に集中的に含まれている。具体
的には、ブドウの種、松の樹皮、ピーナッツの皮、イチ
ョウ、ニセアカシアの果実、コケモモなどに含まれてい
る。また、西アフリカのコーラナッツ、ペルーのラタニ
アの根、日本の緑茶にも、OPCが含まれることが知ら
れている。OPCは、ヒトの体内では、生成することの
できない物質であることから、外部より摂取することが
必要となる。このようなOPCは、抗酸化物質であるた
め、ガン・心臓病・脳血栓などの成人病の危険率を低下
する効果、関節炎・アトピー性皮膚炎・花粉症などのア
レルギー体質の改善効果等を有する。さらにOPCは、
抗酸化作用のほか、口腔内のバクテリア増殖を抑制して
プラーク(歯こう)を減少させる効果、血管の弾力性を
回復させる効果、血液中でのリポたんぱくが活性酸素に
よりダメージを受けるのを防止して、損傷した脂肪が血
管の内壁に凝集し、コレステロールが付着することを防
止する効果、活性酸素によって分解されたビタミンEを
再生させる効果、ビタミンEの増強剤としての効果等を
有することが知られている。
重合体のうち、フラバン−3−オールおよび/またはフ
ラバン−3,4−ジオールを構成単位とする重合度が2
〜4の重合体を、オリゴメリック・プロアントシアニジ
ン(oligomeric proanthocyanidin、以下「OPC」と
いう)という。OPCは、ポリフェノールの一種で、植
物が作り出す強力な抗酸化物質であり、植物の葉、樹
皮、果物の皮や種の部分に集中的に含まれている。具体
的には、ブドウの種、松の樹皮、ピーナッツの皮、イチ
ョウ、ニセアカシアの果実、コケモモなどに含まれてい
る。また、西アフリカのコーラナッツ、ペルーのラタニ
アの根、日本の緑茶にも、OPCが含まれることが知ら
れている。OPCは、ヒトの体内では、生成することの
できない物質であることから、外部より摂取することが
必要となる。このようなOPCは、抗酸化物質であるた
め、ガン・心臓病・脳血栓などの成人病の危険率を低下
する効果、関節炎・アトピー性皮膚炎・花粉症などのア
レルギー体質の改善効果等を有する。さらにOPCは、
抗酸化作用のほか、口腔内のバクテリア増殖を抑制して
プラーク(歯こう)を減少させる効果、血管の弾力性を
回復させる効果、血液中でのリポたんぱくが活性酸素に
よりダメージを受けるのを防止して、損傷した脂肪が血
管の内壁に凝集し、コレステロールが付着することを防
止する効果、活性酸素によって分解されたビタミンEを
再生させる効果、ビタミンEの増強剤としての効果等を
有することが知られている。
【0014】本発明においては、OPCを20重量%以
上含有する松樹皮抽出物が好ましく用いられる。より好
ましくは30重量%以上である。なお、理由は不明であ
るが、低重合度のOPCを含む松樹皮抽出物を用いる
と、重合度の高いものを含む場合と対比して、高い抗ス
トレス効果が得られる。ストレスが溜まると肌荒れ等を
生ずることは知られており、ストレスを抑制することは
肌荒れ等の防止に有益であることから、本発明のチロシ
ナーゼ阻害剤を用いることは、直接的にチロシナーゼの
作用を阻害するばかりでなく、間接的にも美容効果のあ
る皮膚外用剤として有用である。
上含有する松樹皮抽出物が好ましく用いられる。より好
ましくは30重量%以上である。なお、理由は不明であ
るが、低重合度のOPCを含む松樹皮抽出物を用いる
と、重合度の高いものを含む場合と対比して、高い抗ス
トレス効果が得られる。ストレスが溜まると肌荒れ等を
生ずることは知られており、ストレスを抑制することは
肌荒れ等の防止に有益であることから、本発明のチロシ
ナーゼ阻害剤を用いることは、直接的にチロシナーゼの
作用を阻害するばかりでなく、間接的にも美容効果のあ
る皮膚外用剤として有用である。
【0015】また、本発明のチロシナーゼ阻害剤は、カ
テキン(catechin)類を、5重量%以上含有することが
好ましい。カテキン類は、松樹皮からも抽出され、松樹
皮抽出物に含まれる。すなわち、カテキン類は、OPC
とともに抽出され得る。
テキン(catechin)類を、5重量%以上含有することが
好ましい。カテキン類は、松樹皮からも抽出され、松樹
皮抽出物に含まれる。すなわち、カテキン類は、OPC
とともに抽出され得る。
【0016】カテキン類とは、ポリヒドロキシフラバン
−3−オールの総称であり、狭義のカテキンといわれて
いる(+)−カテキンのほか、ガロカテキン、アフゼレ
キン、(+)−カテキンまたはガロカテキンの3−ガロ
イル誘導体が、天然物から単離されている。カテキン類
としては、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、
(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、エ
ピガロカテキンガレート、エピカテキンガレートなどが
知られている。カテキン類には、発癌抑制、動脈硬化予
防、脂肪代謝異常の抑制、血圧上昇の抑制、血栓予防、
抗アレルギー、抗ウイルス、抗菌、虫歯予防、口臭防
止、腸内細菌叢正常化効果、活性酸素やフリーラジカル
の消去作用、抗酸化作用等があることが知られている。
また、カテキン類には、血糖の上昇を抑制する抗糖尿病
効果があることが知られている。カテキン類は、OPC
の存在下で水溶性が増すと同時に、活性化する性質があ
る。
−3−オールの総称であり、狭義のカテキンといわれて
いる(+)−カテキンのほか、ガロカテキン、アフゼレ
キン、(+)−カテキンまたはガロカテキンの3−ガロ
イル誘導体が、天然物から単離されている。カテキン類
としては、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、
(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、エ
ピガロカテキンガレート、エピカテキンガレートなどが
知られている。カテキン類には、発癌抑制、動脈硬化予
防、脂肪代謝異常の抑制、血圧上昇の抑制、血栓予防、
抗アレルギー、抗ウイルス、抗菌、虫歯予防、口臭防
止、腸内細菌叢正常化効果、活性酸素やフリーラジカル
の消去作用、抗酸化作用等があることが知られている。
また、カテキン類には、血糖の上昇を抑制する抗糖尿病
効果があることが知られている。カテキン類は、OPC
の存在下で水溶性が増すと同時に、活性化する性質があ
る。
【0017】本発明のチロシナーゼ阻害剤は、カテキン
類を5重量%以上含有し、かつ、OPCを20重量%以
上含有する松樹皮抽出物を用いることが最も好ましい。
従って、OPCを20重量%以上含有する松樹皮抽出物
であっても、カテキン類を5重量%以上含まない場合に
は、カテキン類を5重量%以上含有するように添加する
ことが好ましい。即ち、松樹皮抽出物のカテキン類含量
が5重量%未満の場合、カテキン類含量が5重量%以上
となるように添加してもよい。なお、松樹皮抽出物にカ
テキン類を添加したものであっても、本発明にいう松樹
皮抽出物の範疇に属する。
類を5重量%以上含有し、かつ、OPCを20重量%以
上含有する松樹皮抽出物を用いることが最も好ましい。
従って、OPCを20重量%以上含有する松樹皮抽出物
であっても、カテキン類を5重量%以上含まない場合に
は、カテキン類を5重量%以上含有するように添加する
ことが好ましい。即ち、松樹皮抽出物のカテキン類含量
が5重量%未満の場合、カテキン類含量が5重量%以上
となるように添加してもよい。なお、松樹皮抽出物にカ
テキン類を添加したものであっても、本発明にいう松樹
皮抽出物の範疇に属する。
【0018】本発明のチロシナーゼ阻害剤に用いられる
松樹皮抽出物は、具体的には、以下のような方法により
調製されるが、これは例示であり、この方法に限定され
ない。
松樹皮抽出物は、具体的には、以下のような方法により
調製されるが、これは例示であり、この方法に限定され
ない。
【0019】フランス海岸松の樹皮1kgを、塩化ナト
リウムの飽和溶液3Lで、100℃にて30分間、抽出
し、抽出液を得る(抽出工程)。その後、抽出液をろ過
し、得られる不溶物を塩化ナトリウムの飽和溶液500
mlで洗浄し、洗浄液を得る(洗浄工程)。この抽出液
と洗浄液を合わせて、松樹皮の粗抽出液を得る。次い
で、この粗抽出液に酢酸エチル250mlを添加して分
液し、酢酸エチル層を回収する酢酸エチル層回収工程を
5回行う。なお、この酢酸エチル層回収工程では、酢酸
エチル層を、無水硫酸ナトリウム200gに直接回収す
る。その後、この酢酸エチル層を濾過し、濾液を元の5
分の1量になるまで減圧濃縮する。濃縮された酢酸エチ
ル層を2Lのクロロホルムに注ぎ、攪拌して得られる沈
殿物を濾過により回収する。その後、この沈殿物を酢酸
エチル100mlに溶解した後、再度1Lのクロロホル
ムに添加して沈殿させる操作を2回繰り返す洗浄工程を
行う。この方法により、2〜4量体のOPCを20重量
%含み、かつカテキン類を5重量%以上含有する、約5
gの松樹皮抽出物が得られる。
リウムの飽和溶液3Lで、100℃にて30分間、抽出
し、抽出液を得る(抽出工程)。その後、抽出液をろ過
し、得られる不溶物を塩化ナトリウムの飽和溶液500
mlで洗浄し、洗浄液を得る(洗浄工程)。この抽出液
と洗浄液を合わせて、松樹皮の粗抽出液を得る。次い
で、この粗抽出液に酢酸エチル250mlを添加して分
液し、酢酸エチル層を回収する酢酸エチル層回収工程を
5回行う。なお、この酢酸エチル層回収工程では、酢酸
エチル層を、無水硫酸ナトリウム200gに直接回収す
る。その後、この酢酸エチル層を濾過し、濾液を元の5
分の1量になるまで減圧濃縮する。濃縮された酢酸エチ
ル層を2Lのクロロホルムに注ぎ、攪拌して得られる沈
殿物を濾過により回収する。その後、この沈殿物を酢酸
エチル100mlに溶解した後、再度1Lのクロロホル
ムに添加して沈殿させる操作を2回繰り返す洗浄工程を
行う。この方法により、2〜4量体のOPCを20重量
%含み、かつカテキン類を5重量%以上含有する、約5
gの松樹皮抽出物が得られる。
【0020】本発明における松樹皮抽出物の配合量は、
外用剤全量中、乾燥物として0.005〜20.0重量
%、好ましくは0.01〜10.0重量%である。0.
005重量%未満であると、本発明でいう効果が十分に
発揮されず、20.0重量%を超えると製剤化が難しい
ので好ましくない。また、10.0重量%以上配合して
もさほど大きな効果の向上はみられない。
外用剤全量中、乾燥物として0.005〜20.0重量
%、好ましくは0.01〜10.0重量%である。0.
005重量%未満であると、本発明でいう効果が十分に
発揮されず、20.0重量%を超えると製剤化が難しい
ので好ましくない。また、10.0重量%以上配合して
もさほど大きな効果の向上はみられない。
【0021】本発明のチロシナーゼ阻害剤には、上記必
須成分以外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用
いられる成分、例えば、その他の美白剤、保湿剤、酸化
防止剤、油性成分、界面活性剤、増粘剤、アルコール
類、粉末成分、色剤、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等
を必要に応じて適宜配合することができる。
須成分以外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用
いられる成分、例えば、その他の美白剤、保湿剤、酸化
防止剤、油性成分、界面活性剤、増粘剤、アルコール
類、粉末成分、色剤、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等
を必要に応じて適宜配合することができる。
【0022】また本発明の皮膚外用剤は、軟膏、クリー
ム、乳液、ローション、パック、浴用剤等、従来皮膚外
用剤に用いる形態のものであればいずれでもよく、剤型
は特に問わない。
ム、乳液、ローション、パック、浴用剤等、従来皮膚外
用剤に用いる形態のものであればいずれでもよく、剤型
は特に問わない。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明がこの実施例により制限されるものではない。
本発明がこの実施例により制限されるものではない。
【0024】(性能評価試験)OPCを20重量%、カ
テキンを5重量%含有する松樹皮のエタノール抽出物を
用いた本発明のチロシナーゼ阻害剤の阻害活性を、以下
のようにして評価した。
テキンを5重量%含有する松樹皮のエタノール抽出物を
用いた本発明のチロシナーゼ阻害剤の阻害活性を、以下
のようにして評価した。
【0025】(サンプル溶液の調製)松樹皮のエタノー
ル抽出物を用いたチロシナーゼ阻害剤を1/15Mリン
酸緩衝液(pH−6.8)を用いて段階希釈し、サンプ
ル溶液とした。
ル抽出物を用いたチロシナーゼ阻害剤を1/15Mリン
酸緩衝液(pH−6.8)を用いて段階希釈し、サンプ
ル溶液とした。
【0026】(酵素溶液調製)チロシナーゼ(マッシュ
ルーム由来、Sigma)を1/15Mリン酸緩衝液を用い
て1100U/mlとなるように希釈したものを酵素溶
液とした。
ルーム由来、Sigma)を1/15Mリン酸緩衝液を用い
て1100U/mlとなるように希釈したものを酵素溶
液とした。
【0027】(基質溶液の調製)3mgのDOPA(-)-
3-(3,4-dihydroxyphenyl)-L-alanineを10mlのリン
酸緩衝液(pH−6.8)に溶解させたものを基質溶液
とした。
3-(3,4-dihydroxyphenyl)-L-alanineを10mlのリン
酸緩衝液(pH−6.8)に溶解させたものを基質溶液
とした。
【0028】(チロシナーゼ活性の測定)1mlのサン
プル溶液に0.1mlの酵素溶液と0.9mlの1/1
5Mリン酸緩衝液を添加し、37℃で10分間インキュ
ベートした。そしてさらに、1mlの基質溶液を添加
し、37℃で5分間インキュベートした後、475nm
における吸光度を分光光度計で測定した。また、基質溶
液の代わりに蒸留水を1ml添加して得られた吸光度値
を基質溶液を添加して得られた吸光度から差し引いた吸
光度差を用いて本発明のチロシナーゼ阻害活性を評価し
た。
プル溶液に0.1mlの酵素溶液と0.9mlの1/1
5Mリン酸緩衝液を添加し、37℃で10分間インキュ
ベートした。そしてさらに、1mlの基質溶液を添加
し、37℃で5分間インキュベートした後、475nm
における吸光度を分光光度計で測定した。また、基質溶
液の代わりに蒸留水を1ml添加して得られた吸光度値
を基質溶液を添加して得られた吸光度から差し引いた吸
光度差を用いて本発明のチロシナーゼ阻害活性を評価し
た。
【0029】すなわち、松樹皮抽出物が0濃度のときの
チロシナーゼ活性を100(%)とし、サンプル溶液を
添加したときのチロシナーゼ活性の残存率を吸光度差の
比により求めた。結果を図1に示す。
チロシナーゼ活性を100(%)とし、サンプル溶液を
添加したときのチロシナーゼ活性の残存率を吸光度差の
比により求めた。結果を図1に示す。
【0030】図1の結果は、本発明の松樹皮抽出物を含
有するチロシナーゼ阻害剤は、チロシナーゼ活性を阻害
することが示されている。
有するチロシナーゼ阻害剤は、チロシナーゼ活性を阻害
することが示されている。
【0031】(実施例1)
化粧水
グリセリン 6g
プロピレングリコール 4g
オレイルアルコール 0.1g
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1g
エタノール 5g
フェノキシエタノール 0.1g
アスコルビン酸 1g
松樹皮抽出物 2g
精製水 80.8g
を混合・撹拌して均一に調整し、チロシナーゼの作用を
阻害する化粧水を得た。
阻害する化粧水を得た。
【0032】
(実施例2)
エモリエントクリーム
マイクロクラスタリンワックス 3g
ラノリン 3g
ワセリン 5g
スクワラン 9g
オリーブ油 12g
セスキオレイン酸ソルビタン 3g
トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1g
ソルビトール 9g
アスコルビン酸 0.1g
松樹皮抽出物 1g
精製水 53.9g
防腐剤 適量
香料 適量
を混合・撹拌して均一に調整し、コラゲナーゼの作用を
阻害するW/O型エモリエントクリームを得た。このエ
モリエントクリームは保湿効果、角質柔軟効果に加え
て、チロシナーゼ阻害効果を有するため、皮膚外用剤と
して有用である。
阻害するW/O型エモリエントクリームを得た。このエ
モリエントクリームは保湿効果、角質柔軟効果に加え
て、チロシナーゼ阻害効果を有するため、皮膚外用剤と
して有用である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、天然素材由来の松樹皮抽
出物により、チロシナーゼの作用を阻害できることか
ら、これを用いたチロシナーゼ阻害剤により、メラニン
の生成を抑制できる。特に、OPCを20重量%以上か
つカテキン類を5重量%以上含有する松樹皮抽出物を含
有させ、チロシナーゼ阻害剤として用いることにより、
優れたチロシナーゼ阻害効果が得られる。チロシナーゼ
阻害剤は天然物由来のもであるから安全であり、これを
用いる皮膚用外用剤も安全である。
出物により、チロシナーゼの作用を阻害できることか
ら、これを用いたチロシナーゼ阻害剤により、メラニン
の生成を抑制できる。特に、OPCを20重量%以上か
つカテキン類を5重量%以上含有する松樹皮抽出物を含
有させ、チロシナーゼ阻害剤として用いることにより、
優れたチロシナーゼ阻害効果が得られる。チロシナーゼ
阻害剤は天然物由来のもであるから安全であり、これを
用いる皮膚用外用剤も安全である。
【図1】チロシナーゼ活性残存率を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61P 43/00 111 A61P 43/00 111
Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AC012
AC022 AC082 AC102 AC122
AC132 AC172 AC182 AC442
AD512 AD642 CC04 CC05
DD27 DD32 EE16 FF05
4C086 AA01 AA02 BA08 MA01 MA02
MA04 MA63 NA14 ZC20
4C088 AB03 AC02 BA09 BA10 BA32
CA02 CA10 MA63 NA14 ZC20
Claims (4)
- 【請求項1】 松樹皮抽出物を含有することを特徴とす
るチロシナーゼ阻害剤。 - 【請求項2】 前記松樹皮抽出物が、オリゴメリック・
プロアントシアニジン(oligomeric proanthocyanidi
n)を20重量%以上含有することを特徴とする、請求
項1に記載のチロシナーゼ阻害剤。 - 【請求項3】 前記松樹皮抽出物が、さらにカテキン
(catechin)類を5重量%以上含有することを特徴とす
る、請求項1または2に記載のチロシナーゼ阻害剤。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの項に記載の
チロシナーゼ阻害剤を含有する、皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040563A JP2003238425A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | チロシナーゼ阻害剤および皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040563A JP2003238425A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | チロシナーゼ阻害剤および皮膚外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003238425A true JP2003238425A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27781273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002040563A Pending JP2003238425A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | チロシナーゼ阻害剤および皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003238425A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005213148A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Mitsuyo Kanda | 皮膚疾患の治療剤 |
JP2007518749A (ja) * | 2004-01-24 | 2007-07-12 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 皮膚明色化組成物 |
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-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002040563A patent/JP2003238425A/ja active Pending
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