JP2005047839A - プロアントシアニジン含有組成物 - Google Patents

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欣也 高垣
Yushi Mitsui
雄史 三井
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Abstract

【課題】プロアントシアニジンが有する種々の生理活性作用を顕著に増強する組成物を提供すること。
【解決手段】プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物を提供すること。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロアントシアニジンの生理活性作用を増強するための組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロアントシアニジンは、各種植物中に存在する縮合または重合(以下、縮重合という)したタンニンであり、フラバン−3−オールまたはフラバン−3,4−ジオールを構成単位として縮重合した化合物群である。これらは、酸処理によりシアニジン、デルフィニジン、ペラルゴニジンなどのアントシアニジンを生成することから、その名称が与えられている。プロアントシアニジンの中でも、特に重合度が2〜4の縮重合体をオリゴメリック・プロアントシアニジン(oligomeric proanthocyanidin;以下、OPCという)という。
【0003】
プロアントシアニジンは、ポリフェノール類の一種で、強力な抗酸化作用を有し(特許文献1)、さらに、口腔内のバクテリア増殖を抑制してプラーク(歯こう)を減少させる効果;血管の弾力性を回復させる効果(血管保護効果);ビタミンCの利用効率を高める効果;血液の流動性を改善する効果などを有することが知られている。
【0004】
近年、このようなプロアントシアニジンの種々の生理活性作用を有効利用するために、他の成分との組み合わせが検討され、プロアントシアニジンの生理活性作用の増強や他の疾病疾患に対する相乗的な効果が見出されている(特許文献2〜5)。例えば、プロアントシアニジンとアスコルビン酸との組み合わせは、皮膚を効果的に改善することが知られている。しかし、このような作用のみならず、プロアントシアニジンが有する種々の生理活性作用をより高めることの可能な手段が求められている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3040992号明細書
【特許文献2】
特許第2503107号明細書
【特許文献3】
特開平5−112441号公報
【特許文献4】
特開平11−80009号公報
【特許文献5】
特開2002−238497号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、プロアントシアニジンが有する種々の生理活性作用をより高めることができる新規な組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題について鋭意検討したところ、驚くべきことに、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体との組み合わせが、プロアントシアニジンが有する脂質代謝改善効果、血中の脂質改善効果、運動能力向上効果、血流改善効果、ダイエット効果、痩身効果などの生体への効果を顕著に高めることができ、これらの効果は、それぞれ単独投与では得られない優れた効果であることを見出して本発明を完成するに至った。
【0008】
本発明の組成物は、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する。
【0009】
好ましい実施態様においては、上記キサンチン誘導体は、カフェインである。
【0010】
好ましい実施態様においては、上記プロアントシアニジンは、松樹皮由来である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の組成物について説明する。なお、以下に説明する構成は、本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができることは当業者に明らかである。
【0012】
本発明の組成物は、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有し、必要に応じて、その他の成分を含有する。以下、各成分について説明する。
【0013】
(プロアントシアニジン)
本発明に用いられるプロアントシアニジンとしては、重合度の低い縮重合体が多く含まれるものが好適である。重合度の低い縮重合体としては、重合度が2〜30の縮重合体(2〜30量体)が好ましく、重合度が2〜10の縮重合体(2〜10量体)がより好ましく、重合度が2〜4の縮重合体(2〜4量体:OPC)がさらに好ましい。プロアントシアニジンは、植物の葉、樹皮、果物の皮もしくは種の部分に集中的に含まれている。プロアントシアニジン、特にOPCは、具体的には、松、樫、山桃などの植物の樹皮;ブドウ、ブルーベリー、イチゴ、アボガド、ニセアカシア、コケモモの果実もしくは種子;大麦;小麦;大豆;黒大豆;カカオ;小豆;トチの実の殻;ピーナッツの薄皮;イチョウ葉などに含まれている。また、西アフリカのコーラナッツ、ペルーのラタニアの根、日本の緑茶にも、OPCが含まれることが知られている。OPCは、ヒトの体内では、生成することのできない物質である。
【0014】
特に、OPC含有量が高いプロアントシアニジンまたはOPC含有量が高いプロアントシアニジンを含む抽出物を用いると、重合度の高いプロアントシアニジン(OPC含有量が少ないもの)を用いた場合と対比して、優れた血流改善効果および筋力の向上などの運動能力向上効果が得られる。さらに筋力の向上は基礎代謝の向上効果させ、ダイエット効果に関与し得る。
【0015】
本発明の組成物に用いられるプロアントシアニジンとしては、上記植物の樹皮、果実もしくは種子の粉砕物、またはこれらの抽出物のような材料を使用することができる。これらの中で、植物由来の抽出物を用いることが好ましく、特に、松樹皮由来の抽出物を用いることが好ましい。松樹皮由来の抽出物は、植物由来の抽出物の中でも特に高い生理活性を示す。これは、上記プロアントシアニジンを含む植物のうち、松樹皮がOPCを豊富に含むため、あるいはプロアントシアニジン以外にも有効成分を含むためと考えられる。したがって、松樹皮は、プロアントシアニジンの原料として好ましく用いられる。上記抽出物は、さらに、夾雑物を除去したものが好ましい。
【0016】
以下、OPCを豊富に含む松樹皮を原料植物として用いた例に挙げて、プロアントシアニジンを主成分とする抽出物の調製方法を説明する。
【0017】
松樹皮抽出物としては、フランス海岸松(Pinus Martima)、カラマツ、クロマツ、アカマツ、ヒメコマツ、ゴヨウマツ、チョウセンマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ウツクシマツ、ダイオウマツ、シロマツ、カナダのケベック地方のアネダなどのマツ目に属する植物の樹皮の抽出物が好ましく用いられる。中でも、フランス海岸松(Pinus Martima)の樹皮抽出物が好ましい。
【0018】
フランス海岸松は、南仏の大西洋沿岸の一部に生育している海洋性松をいう。このフランス海岸松の樹皮は、プロアントシアニジン、有機酸、ならびにその他の生理活性成分などを含有し、その主要成分であるプロアントシアニジンに、活性酸素を除去する強い抗酸化作用があることが知られている。
【0019】
松樹皮抽出物は、上記の松樹皮を水または有機溶媒で抽出して得られる。水を用いる場合には、温水または熱水を用いることが好ましい。これらの水には、抽出効率を向上させる点から、塩化ナトリウムなどの塩を添加することが好ましい。抽出に用いる有機溶媒としては、食品あるいは薬剤の製造に許容される有機溶媒が用いられ、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロピレングリコール、含水エタノール、含水プロピレングリコール、メチルエチルケトン、グリセリン、酢酸メチル、酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、食用油脂、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、および1,1,2−トリクロロエテンが挙げられる。これらの水および有機溶媒は単独で用いてもよいし、組合わせて用いてもよい。特に、水、熱水、エタノール、含水エタノール、および含水プロピレングリコールが好ましく、食品、医薬品に用いるときの安全性の観点から、水、熱水、エタノール、および含水エタノールがより好ましい。
【0020】
松樹皮からプロアントシアニジンを抽出する方法は、特に限定されない。例えば、松樹皮の乾燥重量1重量部に対して、50〜120℃、好ましくは70〜100℃の熱水を1〜100重量部加えて抽出することによって、生理活性作用が高く、水溶解性の高い松樹皮抽出物を得ることができる。加温抽出法、超臨界流体抽出法などを用いてもよい。
【0021】
また、エントレーナー添加法による超臨界流体抽出を行ってもよい。この方法は、超臨界流体に、例えば、エタノール、プロパノール、n−ヘキサン、アセトン、トルエン、その他の脂肪族低級アルコール類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、またはケトン類を2〜20W/V%程度添加し、得られた抽出流体で超臨界流体抽出を行うことによって、OPC、カテキン類(後述)などの目的とする抽出物の抽出溶媒に対する溶解度を飛躍的に上昇させる、あるいは分離の選択性を増強させる方法であり、効率的に松樹皮抽出物を得る方法である。
【0022】
松樹皮からの抽出は、複数の抽出方法を組み合わせてもよい。複数の抽出方法を組み合わせることにより、種々の組成の松樹皮抽出物を得ることが可能となる。
【0023】
上記抽出により得られた松樹皮抽出物は、プロアントシアニジン含有量を増加させる目的で精製してもよい。精製には、通常、酢酸エチルなどの溶媒が用いられるが、食品、医薬品としての安全性の面から、溶媒を使用しない方法、例えば、限外濾過、あるいはダイヤイオンHP−20、セファデックス−LH20、キチンなどの吸着性担体を用いたカラム法またはバッチ法により精製することが好ましい。
【0024】
本発明において、プロアントシアニジンを主成分として含む松樹皮抽出物は、具体的には、以下のような方法によりに調製されるが、これは例示であり、この方法に限定されない。
【0025】
フランス海岸松の樹皮1kgを、塩化ナトリウムの飽和溶液3Lに入れ、100℃にて30分間抽出し、抽出液を得る(抽出工程)。その後、抽出液を濾過し、得られる不溶物を塩化ナトリウムの飽和溶液500mLで洗浄し、洗浄液を得る(洗浄工程)。この抽出液と洗浄液を合わせて、松樹皮の粗抽出液を得る。
【0026】
次いで、この粗抽出液に酢酸エチル250mLを添加して分液し、酢酸エチル層を回収する工程を5回行う。回収した酢酸エチル溶液を合わせて、無水硫酸ナトリウム200gに直接添加して脱水する。その後、この酢酸エチル溶液を濾過し、濾液を元の5分の1量になるまで減圧濃縮する。濃縮された酢酸エチル溶液を2Lのクロロホルムに注ぎ、攪拌して得られる沈殿物を濾過により回収する。その後、この沈殿物を酢酸エチル100mLに溶解した後、再度1Lのクロロホルムに添加して沈殿させる操作を2回繰り返す洗浄工程を行う。この方法により、例えば、OPCを20重量%以上含み、かつカテキン類を5重量%以上含有する、約5gの松樹皮抽出物を得ることができる。
【0027】
上記松樹皮のような原料植物に由来する抽出物は、40重量%以上のプロアントシアニジンを含有することが好ましい。さらに、この原料植物由来の抽出物中にOPCを20重量%以上含有することが好ましく、30重量%以上含有することがより好ましい。このようにプロアントシアニジンを高い割合で含有する原料として、上述のように松樹皮抽出物が好ましく用いられる。
【0028】
OPCは、抗酸化物質であるため、ガン・心臓病・脳血栓などの成人病の危険率を低下する効果、関節炎・アトピー性皮膚炎・花粉症などのアレルギー体質の改善効果などを有する。さらに、口腔内のバクテリア増殖を抑制してプラーク(歯こう)を減少させる効果;血管の弾力性を回復させる効果;血液中でのリポタンパク質が活性酸素によりダメージを受けるのを防止して、損傷したリポタンパク質が血管の内壁に凝集し、コレステロールが付着することを防止する効果;活性酸素によって分解されたビタミンEを再生させる効果;ビタミンEの増強剤としての効果なども有する。
【0029】
上記松樹皮抽出物などの植物抽出物には、プロアントシアニジン、特にOPCとともにカテキン(catechin)類が含まれることが好ましい。カテキン類とは、ポリヒドロキシフラバン−3−オールの総称である。カテキン類としては、(+)−カテキン(狭義のカテキンといわれる)、(−)−エピカテキン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、アフゼレキンなどが知られている。上記松樹皮のような原料植物由来の抽出物からは、上記の(+)−カテキンの他、ガロカテキン、アフゼレキン、(+)−カテキンの3−ガロイル誘導体、およびガロカテキンの3−ガロイル誘導体が単離されている。カテキン類は、単独では水溶性が乏しく、その生理活性が低いが、OPCの存在下で水溶性が増すと同時に、活性化する性質があり、OPCとともに摂取することで効果的に作用する。
【0030】
カテキン類は、上記原料植物抽出物に、5重量%以上、好ましくは10重量%以上含有されていることが好ましい。さらに好ましくは、該抽出物中にOPCを20重量%以上、そしてカテキン類が5重量%以上含有される。例えば、抽出物のカテキン類含量が5重量%未満の場合、カテキン類を添加し、最終的な含量が5重量%以上となるように調整してもよい。OPCを20重量%以上含有し、かつカテキン類を5重量%以上含有する松樹皮抽出物を用いることが最も好ましい。
【0031】
(キサンチン誘導体)
本発明に用いられるキサンチン誘導体としては、カフェイン、テオフィリン、テオブロミンなどが代表的である。好ましくはカフェインである。これらは、例えば、茶、コーヒー豆、カカオ、コラ、ガラナ、マテ茶、コーラなどの嗜好性食品材料に含有される。キサンチン誘導体は、市販されている合成品や精製品を用いてもよいが、本発明の組成物を経口投与(摂取)する場合は、安全性の面から上記嗜好性食品材料またはその抽出物を用いることが好ましい。これらの材料には、カフェインが比較的多く含有され得る。
【0032】
上記キサンチン誘導体は、プロアントシアニジンと相俟って、プロアントシアニジンが有する種々の生理活性作用を顕著に増強することができる。このように、キサンチン誘導体が、プロアントシアニジンの複数の生理活性作用を効率よく増強する材料であることは、発明者らにより初めて見出された。キサンチン誘導体は、単独では、主に中枢神経の興奮を引き起こすことが知られており、眠気覚ましや疲労回復を目的とした医薬品または食品に含有されている。その他、平滑筋の弛緩作用、抗炎症作用などを有することから、風邪や喘息の医薬品としても使用されている。さらに、利尿作用、心拍数の増加、および脂肪酸分解作用による若干の基礎代謝向上作用およびダイエット効果を有する。
【0033】
(その他の成分)
本発明の組成物は、上記プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含み、必要に応じて、種々の成分を含有し得る。例えば、通常の食品や医薬品として添加し得る成分(賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、栄養成分、食品添加物など);および化粧品、医薬部外品などの皮膚外用剤として通常用いられる成分(美白剤、保湿剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、防腐剤、香料、ゲル化剤、高分子ポリマー、油性成分、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色剤、水性成分、各種皮膚栄養剤など)が挙げられる。
【0034】
栄養成分としては、例えば、アスコルビン酸、トコフェロール、リボフラビン、β−カロテン、葉酸、ビオチンなどのビタミン類;カルシウム、マグネシウム、セレン、鉄などのミネラル類;タウリン、ニンニクなどに含まれる含硫化合物;ヘスペリジン、ケルセチンなどのフラバノイド類やフラボノイド類;難消化性デキストリン、アルギン酸、キチン、キトサン、グアーガムなどの食物繊維;大豆蛋白、コラーゲンなどのタンパク質;ペプチド;アミノ酸;乳脂肪、ラード、牛脂、魚油などの動物性油脂;大豆油、菜種油などの植物性油脂;オレンジ、レモン、グレープフルーツ、いちごなどの果実およびその果汁;ローヤルゼリー、プロポリスなどが挙げられる。食品添加物としては、はちみつ、還元麦芽糖、乳糖、糖アルコール、液糖、調味料などが挙げられる。
【0035】
(プロアントシアニジン含有組成物)
本発明の組成物は、上述のように、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有し、必要に応じて、その他の成分を含有する。プロアントシアニジンおよびキサンチン誘導体は、上述のように、単離された化合物、それらを含む食品材料、およびその食品材料の抽出物のいずれでもよい。例えば、プロアントシアニジンを含有する植物抽出物にキサンチン誘導体を含有する植物抽出物を加える。具体的には、松樹皮、ブドウ種子などのようにプロアントシアニジンを含有し、キサンチン誘導体を含有しない植物の抽出物またはプロアントシアニジンを高濃度で含有するように精製された植物抽出物に、キサンチン誘導体を含む植物抽出物を加える。植物抽出物が、プロアントシアニジンおよびキサンチン誘導体の両者を含む場合は、目的に応じて、必要とされる成分(例えば、プロアントシアニジンを含有する松樹皮抽出物)を加えることによって、組成物中の各成分の量比が適宜調整され得る。
【0036】
本発明の組成物中のプロアントシアニジンとキサンチン誘導体との含有割合は、任意である。好ましくは、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体との比が、重量比で1:0.001〜1:1000、より好ましくは1:0.01〜1:500、さらに好ましくは1:0.02〜1:200、最も好ましくは1:0.02〜1:50である。
【0037】
本発明の組成物中のプロアントシアニジンの含有量に特に制限はない。好ましくは、成人1日あたりの摂取量が、プロアントシアニジンとして1〜1000mg、より好ましくは2〜500mgとなるように含有することが好ましい。経皮投与の場合は、局所的な投与となるため、所定濃度であることが好ましく、具体的には、プロアントシアニジンが、組成物中に、好ましくは0.00001重量%〜20重量%、より好ましくは0.0001重量%〜10重量%、さらに好ましくは0.001重量%〜10重量%の割合で含有され得る。
【0038】
本発明の組成物中のキサンチン誘導体の含有量に特に制限はない。好ましくは成人1日あたりの摂取量が、10mg〜10000mg、より好ましくは20mg〜5000mgとなるように含有することが好ましい。特に、キサンチン誘導体の中でも、カフェインは、一度に摂取しすぎると、痙攣などの副作用を生ずるおそれがあることから、上記範囲内であることが好ましい。経皮投与の場合は、プロアントシアニジンと同様に局所的な投与となるため、所定濃度であることが好ましく、具体的には、キサンチン誘導体が、組成物中に、好ましくは0.00001重量%〜20重量%、より好ましくは0.0001重量%〜10重量%、さらに好ましくは0.001重量%〜10重量%、最も好ましくは0.01重量%〜10重量%の割合で含有され得る。
【0039】
本発明の組成物は、目的に応じて、例えば、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などとして、各種の形態に調製することができる。
【0040】
上述の用途のうち、本発明の組成物を食品、医薬品、医薬部外品などとして経口摂取(投与)する場合、その形態に特に制限はない。例えば、ハードカプセル、ソフトカプセルなどのカプセル剤、錠剤、丸剤、粉末(散剤)、顆粒、ティーバッグ、飴状の粘稠な液体、液体、ペーストなどの当業者が通常用いる形態で利用される。これらは、形状または好みに応じて、そのまま摂取してもよく、あるいは水、湯、牛乳などに溶いて飲んでもよく、成分を浸出させたものを摂取してもよい。
【0041】
本発明の組成物を医薬部外品、化粧品などとして皮膚に塗布する場合にも、これらの形態に特に制限はなく、軟膏剤、クリーム剤、乳液、ローション、パック、湿布剤、浴用剤などの従来皮膚外用剤に用いられる形態であればいずれでもよい。
【0042】
本発明の組成物は、経口投与(摂取)あるいは経皮投与(塗布)することにより、プロアントシアニジンが有する脂質代謝改善効果、血中の脂質改善効果、運動能力向上効果、血流改善効果、ダイエット効果、痩身効果などの生理活性作用を顕著に増強することができる。これらの効果は、プロアントシアニジンおよびキサンチン誘導体をそれぞれ単独で投与した場合には得られない優れた効果である。本発明の組成物は、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などに利用し得る。
【0043】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明がこの実施例により制限されないことはいうまでもない。
【0044】
本実施例においては、プロアントシアニジンを含む材料としてプロアントシアニジンを40重量%(OPCとして材料中20重量%含有)含有する松樹皮抽出物(商品名:フラバンジェノール、東洋新薬株式会社)を、キサンチン誘導体としてコーヒー由来のカフェイン(カフェイン含量98.5重量%)(商品名:茶の素、白鳥製薬株式会社)を用いた。
【0045】
(実施例1:飼料の調製)
次の材料を混合し、精製飼料を調製した:コーンスターチ29.49重量%、ミルクカゼイン20重量%、アルファルファミール10重量%、α−ポテトスターチ10重量%、セルロースパウダー10重量%、シュークロース10重量%、大豆油6重量%、ミネラル混合物(AIN−76)3.5重量%、ビタミン混合物(AIN−76)1重量%、およびアスコルビン酸0.01重量%。松樹皮抽出物が全体の0.5重量%およびカフェインが全体の0.01重量%となるように、これらを精製飼料に混合し、成形して固形飼料を調製した(飼料1とする)。
【0046】
(比較例1)
カフェインを混合しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、固形飼料を調製した(飼料2とする)。
【0047】
(比較例2)
松樹皮抽出物を混合しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、それぞれ固形飼料を調製した(飼料3とする)。
【0048】
(実施例2:血中脂質代謝改善効果の評価)
3週齢の雄性モルモット(日本エスエルシー株式会社)に市販の固形飼料(RC4、オリエンタル酵母株式会社)を一週間与えて馴化させた。このモルモットを総無作為化法により一群7匹ずつわけた。各群のモルモットに上記飼料1〜3をそれぞれ28日間自由摂取させた。さらに、対象群として精製飼料を自由摂取した群を設けた。摂取期間終了後、各群のモルモットの血中の総コレステロール値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値、トリグリセリドの濃度、およびリン脂質の濃度を測定した。結果を表1に示す。なお、測定方法は以下のとおりである。
【0049】
総コレステロール(mg/dL)は、「セロテック」TCHO−L(株式会社セロテック製)を用いて、酵素法により測定した。
【0050】
LDLコレステロール(mg/dL)は、コレステストLDL(第一化学薬品株式会社製)を用いて、酵素法により測定した。
【0051】
HDLコレステロール(mg/dL)は、コレステストHDL(第一化学薬品株式会社製)を用いて、酵素法により測定した。
【0052】
トリグリセリド(mg/dL)は、「セロテック」TG−L(株式会社セロテック製)を用いて、酵素法により測定した。
【0053】
リン脂質(mg/dL)は、「セロテック」PL−L(株式会社セロテック製)を用いて、酵素法により測定した。
【0054】
【表1】
Figure 2005047839
【0055】
表1の結果から、実施例の松樹皮抽出物とカフェインとを含有する飼料(飼料1)を摂取した群は、比較例の松樹皮抽出物およびカフェインのいずれか一方を含む飼料(飼料2および3)を摂取した群に比べて、血中総コレステロール、トリグリセリド、およびリン脂質の含有量が低く、さらに、コレステロールのうち、善玉といわれるHDLコレステロールの血中濃度が高いことがわかる。このことは、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物が、それぞれ単独で摂取した場合には得られない優れた血中脂質改善効果および脂質代謝改善効果を有することを示す。
【0056】
(実施例3:試料液の調製)
松樹皮抽出物が0.05重量%およびカフェインが0.05重量%となるように水に溶解させ、試料液1を調製した。
【0057】
(比較例3)
松樹皮抽出物が0.1重量%となるように水に溶解させ、試料液2を調製した。
【0058】
(比較例4)
カフェインが0.1重量%となるように水に溶解させ、試料液3を調製した。
【0059】
(実施例4:運動能力向上効果の評価)
3週齢のSD系雄ラット(九動株式会社)を1群7匹ずつわけ、各群に基本飼料(MF飼料:オリエンタル酵母工業株式会社)を与えて7日間馴化させた。1群のラットに、上記試料液1を1日あたり1mLの割合で、ゾンデを用いて強制経口投与した。試料液2および3についても上記と同様に、別の群のラットにそれぞれ経口投与した。この投与を28日間行った。投与期間中、基本飼料および水を自由摂取させた。
【0060】
28日目の投与1時間後に運動能力を測定する試験を行った。運動能力試験は、田中らの方法(体育学研究、33(2) 、155 、1988)に準じて水泳試験により行った。具体的には、投与開始21日目から、1 日10分間の水泳運動を毎日行い、ラットを水に慣らした。そして、試験開始28日目にラットの尾に体重の4重量%に相当する重りをつけて水泳運動を行わせ、水面下に10秒間沈んだ時点をオールアウトとして、水泳開始からオールアウトまでの時間(水泳時間)を測定することによって、運動能力を判定した。結果を図1に示す。
【0061】
図1の結果から、実施例の松樹皮抽出物とカフェインとを含有する試料液(試料液1)を投与した群は、比較例の松樹皮抽出物およびカフェインのいずれか一方を含む試料液(試料液2および3)を摂取した群に比べて、水泳時間が長いことがわかる。このことは、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物が、それぞれ単独で摂取した場合には得られない優れた運動能力向上効果を有することを示す。
【0062】
(実施例5:錠剤の製造)
松樹皮抽出物、カフェイン、および賦形剤を表2に記載の割合(重量%)にて混合して錠剤(1錠当たり、約250mg)を製造し、これを食品1とした。
【0063】
(比較例5および6)
実施例5と同様にして、表2に記載の成分を混合して錠剤(1錠当たり、約250mg)をそれぞれ製造し、これらを食品2および3とした。
【0064】
【表2】
Figure 2005047839
【0065】
(実施例6:血流改善効果の評価)
22〜63歳までの健常男女24名(男性12名、女性12名)を性別を均等にすること以外はランダムに3群に割り振った。まず、食品摂取前に各被験者の血流量を測定した。次いで、1群の被験者に上記食品1(1錠)を水100mLと共に摂取させた。摂取後1時間安静にし、その後、再度血流量を測定した。血流量は、血流計(レーザー血流画像化装置PIM II;Sweden Permied社)を用いて、3本の指(人差し指、中指、および薬指)の皮下の血流量を測定し、これらの値の平均値を求めた。食品2および3についても上記と同様に行い、食品摂取前後の血流量を測定した。結果を表3に示す。表の値は、平均値±標準誤差であり、数値が大きいほど、血流量が多いことを示す。
【0066】
【表3】
Figure 2005047839
【0067】
表3の結果から、実施例の松樹皮抽出物とカフェインとを含有する食品(食品1)を摂取した群は、比較例の松樹皮抽出物およびカフェインのいずれか一方を含む食品(食品2および3)を摂取した群に比べて、血流量が大きく増加していることがわかる。このことは、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物が、それぞれ単独で摂取した場合には得られない優れた血流改善効果を有することを示す。
【0068】
(実施例7:脂質代謝改善効果およびダイエット効果の評価)
24名の女性を被験者として、平均体重をあわせること以外はランダムに3群に割り振ってダイエット効果を評価した。まず、各被験者の体重および体脂肪率を体脂肪計付きヘルスメーター(高陽産業株式会社)を用いて測定した。測定後、実施例7で得られた食品1を1日当たり1錠の割合で28日間摂取させた。摂取開始から28日目に再度体重および体脂肪率を測定し、以下の式より体重および体脂肪率の減少率を算出した。食品2および3についても同様に行い、体重および体脂肪率の減少率を算出した。なお、試験中は食品の摂取を厳守させること以外に特に食事制限など必要ないことを伝えた。結果を表4に示す。
【0069】
【数1】
Figure 2005047839
【0070】
【数2】
Figure 2005047839
【0071】
【表4】
Figure 2005047839
【0072】
表4の結果から、実施例の松樹皮抽出物とカフェインとを含有する食品(食品1)を摂取した群は、比較例の松樹皮抽出物およびカフェインのいずれか一方を含む食品(食品2および3)を摂取した群に比べて、体重および体脂肪が減少していることがわかる。このことは、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物が、それぞれ単独で摂取した場合には得られない優れた脂質代謝改善効果およびダイエット効果を有することを示す。
【0073】
(実施例8:化粧水1の調製)
松樹皮抽出物、カフェイン、アルコール、グリセリン、および1,3−ブチレングリコールを表5に記載の割合で混合して化粧水1を調製した。
【0074】
(比較例7および8)
実施例8と同様にして、表5に記載の成分を混合して化粧水2および3をそれぞれ調製した。
【0075】
【表5】
Figure 2005047839
【0076】
(実施例9:血流改善効果および痩身効果の評価)
まず、24名の女性を被験者として、血流量をレーザードップラー(Sweden Permied社)を用いて測定し、上腕部の太さをメジャーを用いて測定した。上腕部の太さは、上腕部を4ヶ所測定し、最も円周の長い値を採用した。上記被験者を上腕部の太さの平均をあわせること以外はランダムに3群にわけた。次いで、1群の被験者の上腕部全体に化粧水1を3mL塗布した。この塗布を1日1回の頻度で28日間行った。塗布期間終了後、血流量および上腕部の太さを再度測定し、以下の式より、血流増加率および上腕部の外周の減少率を求め、平均値を算出した。化粧水2および3についても上記と同様に行い、血流増加率および上腕部の外周の減少率を求めた。結果を表6に示す。
【0077】
【数3】
Figure 2005047839
【0078】
【数4】
Figure 2005047839
【0079】
【表6】
Figure 2005047839
【0080】
表6の結果から、実施例の松樹皮抽出物とカフェインとを含有する化粧水(化粧水1)を塗布した群は、比較例の松樹皮抽出物およびカフェインのいずれか一方を含む化粧水(化粧水2および3)を塗布した群に比べて、血流量が増加し、上腕部の外周が減少していることがわかる。このことは、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物を塗布することによって、それぞれを単独で塗布した場合には得られない優れた血流改善効果および痩身効果が得られることを示す。
【0081】
【発明の効果】
以上のように、プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する組成物を経口投与あるいは経皮投与することにより、プロアントシアニジンが有する脂質代謝改善効果、血中の脂質改善効果、運動能力向上効果、血流改善効果、ダイエット効果、痩身効果(塗布による局所的な痩身効果)などの生理活性作用を顕著に増強することができる。これらの効果は、プロアントシアニジンおよびキサンチン誘導体それぞれ単独投与では得られない優れた効果である。本発明の組成物は、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などに効果的に利用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】松樹皮抽出物とカフェインとを含有する試料液、松樹皮抽出物のみを含有する試料液、およびカフェインのみを含有する試料液をそれぞれ摂取した場合における、ラットの水泳時間を示すグラフである。

Claims (3)

  1. プロアントシアニジンとキサンチン誘導体とを含有する、組成物。
  2. 前記キサンチン誘導体が、カフェインである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記プロアントシアニジンが、松樹皮由来である、請求項1または2に記載の組成物。
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