JP2004123707A - 血流改善組成物 - Google Patents

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Kinya Takagaki
高垣 欣也
Yushi Mitsui
三井 雄史
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Abstract

【課題】体内の血流を改善し、さらに血液の流動性を改善する、血流改善組成物を提供すること。
【解決手段】プロアントシアニジンおよび抗酸化剤(プロアントシアニジンならびにアスコルビン酸およびその誘導体ではない)を有効成分とする組成物を提供すること。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血流改善組成物に関する。この組成物は、血液の流動性を改善する食品組成物もしくは医薬品組成物であり得る。
【0002】
【従来の技術】
近年、食生活の欧米化、運動不足、過度なストレスなどの生活環境の変化によって、動脈硬化症、脳梗塞などの血液や循環器系に関連した疾患、ならびに高脂血症、糖尿病などの血液循環へ悪影響を及ぼす疾患が増加してきている。これらの疾患は、微小血管や毛細血管の血流の低下を起こすため、生体に様々な悪影響を与える危険性が指摘されている。また、血流が、皮膚のかゆみ、疲労、高血圧などと関係があることも、指摘されている。
【0003】
一般に、血液の循環、すなわち血流は、(1)高脂質、高血糖により血液の流動性が悪くなること、(2)血球の流動性、すなわち赤血球や白血球の柔軟性の低下や粘着性が増大すること、(3)血小板の凝集能が高まること、などによって影響を受けて低下する。特に、赤血球および白血球などの血球は、血液の体積の約40%を占めるといわれ、微細な血管においては特に血液の流動性に影響を与える。このような血流が低下している状態が長く続くと、例えば、血管の柔軟性が失われる、赤血球の柔軟性が悪くなる、微小血管において赤血球または白血球が詰まりやすくなる、血栓を形成しやすくなるなどの現象を引き起こし、上記循環器系疾患の発症の一因となる。重篤な場合は、血液の流れが止まり、その周辺部での組織の壊死が起こる。それゆえ、「生体内の血液の流れやすさ」は、健康を維持する上で重要視されるようになっている。
【0004】
これまでに、血流を改善する可能性がある食品および食品成分が多数報告されている。例えば、身近な食材では、黒酢、梅干しなどが挙げられる。また、特許文献1では、魚類胆汁の極性溶媒抽出物が血液の流動性を改善することが報告されている。さらに、特許文献2では、グルコサミン塩またはグルコサミン誘導体が血栓予防または血液の流動性を改善することが報告されている。しかしながら、上記食品等が有する血流改善効果は、主に血液の流動性に関する作用によるものであり、その作用は十分とはいえない。さらに血液の流動性に関する作用が、実際に体内の血流を改善するかどうかは検討されていない。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−138168号公報
【特許文献2】
特開2002−97143号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、真の意味での生体内における血流の改善、すなわち、血液の流動性を改善し、かつ優れた血管保護効果を有する、血流改善組成物が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、発明者らは、体内の血液の流動性を改善する組成物について鋭意検討したところ、プロアントシアニジンおよび抗酸化剤を有効成分とする組成物が、優れた血液の流動性改善作用と血管保護作用とを有し、さらに、この血液の流動性改善は、赤血球、白血球などの血球の流動性の改善によることを見出した。
【0008】
すなわち、本発明の血流改善組成物は、プロアントシアニジンおよび抗酸化剤を有効成分とし、該抗酸化剤はプロアントシアニジンならびにアスコルビン酸およびその誘導体ではない。
【0009】
好ましい実施態様においては、上記抗酸化剤は、ビタミンP様物質、カロテノイド、トコフェロールおよびその誘導体、クルクミンおよびその誘導体、ユビキノン、およびリグナン類からなる群より選択される少なくとも1種である。
【0010】
さらに好ましい実施態様においては、上記プロアントシアニジンの20重量%以上は、OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)で構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の血流改善組成物について説明する。なお、以下に説明する構成は、本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができることは当業者に明らかである。
【0012】
本発明の血流改善食品は、プロアントシアニジンおよび抗酸化剤を有効成分とし、この抗酸化剤は、プロアントシアニジンならびにアスコルビン酸およびその誘導体でない。この血流改善組成物は、必要に応じて、その他の成分を含有する。以下、各成分について説明する。
【0013】
(プロアントシアニジン)
本発明において、プロアントシアニジンとは、フラバン−3−オールおよび/またはフラバン−3,4−ジオールを構成単位とする重合度が2以上の縮重合体からなる化合物群をいう。プロアントシアニジンは、抗酸化作用などの種々の活性を有することが知られている。
【0014】
本明細書では、プロアントシアニジンのうち、上記重合度が2〜4の縮重合体を、オリゴメリック・プロアントシアニジン(OPC;oligomeric proanthocyanidin)という。OPCは、ポリフェノール類の一種で、植物が作り出す強力な抗酸化物質であり、ヒトの体内では、生成することのできない物質である。
【0015】
OPCは、植物の葉、樹皮、果物の皮もしくは種の部分に集中的に含まれている。具体的には、松、樫、山桃などの植物の樹皮;ブドウ、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、イチゴ、アボガド、ニセアカシア、コケモモなどの植物の果実もしくは種子;大麦;小麦;大豆;黒大豆;カカオ;小豆;トチの実の殻;ピーナッツの薄皮;イチョウ葉などに含まれている。また、西アフリカのコーラナッツ、ペルーのラタニアの根、日本の緑茶にも、OPCが含まれることが知られている。
【0016】
従って、プロアントシアニジンとしては、上記のOPCを多く含む樹皮、果実もしくは種子の粉砕物、またはこれらの抽出物などの食品原料を使用することができる。特に、松樹皮の抽出物を用いることが好ましい。松樹皮は、プロアントシアニジンの中でもOPCに富むため、本発明においてプロアントシアニジンの原料として好ましく用いられる。
【0017】
以下、OPCを豊富に含む松樹皮の抽出物を例に挙げて、プロアントシアニジンの調製方法を説明する。
【0018】
松樹皮抽出物としては、フランス海岸松(Pinus Martima)、カラマツ、クロマツ、アカマツ、ヒメコマツ、ゴヨウマツ、チョウセンマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ウツクシマツ、ダイオウマツ、シロマツ、カナダのケベック地方のアネダなどのマツ目に属する植物の樹皮の抽出物が好ましく用いられる。中でも、フランス海岸松(Pinus Martima)の樹皮抽出物が好ましい。
【0019】
フランス海岸松は、南仏の大西洋沿岸の一部に生育している海洋性松をいう。このフランス海岸松の樹皮は、プロアントシアニジン、有機酸、ならびにその他の生理活性成分などを含有し、その主要成分であるプロアントシアニジンに、活性酸素を除去する強い抗酸化作用があることが知られている。
【0020】
松樹皮抽出物は、上記の松樹皮を水または有機溶媒で抽出して得られる。水を用いる場合には、温水または熱水を用いることが好ましい。これらの水には、抽出効率を向上させる点から、塩化ナトリウムなどの塩を添加することが好ましい。抽出に用いる有機溶媒としては、食品あるいは薬剤の製造に許容される有機溶媒が用いられ、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロピレングリコール、含水エタノール、含水プロピレングリコール、エチルメチルケトン、グリセリン、酢酸メチル、酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、食用油脂、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、および1,1,2−トリクロロエテンが挙げられる。これらの水および有機溶媒は単独で用いてもよいし、組合わせて用いてもよい。特に、水、熱水、エタノール、含水エタノール、および含水プロピレングリコールが好ましく用いられる。
【0021】
松樹皮からプロアントシアニジンを抽出する方法は、特に限定されないが、例えば、加温抽出法、超臨界流体抽出法などが用いられる。
【0022】
超臨界流体抽出法は、物質の気液の臨界点(臨界温度、臨界圧力)を超えた状態の流体である超臨界流体を用いて抽出を行う方法である。超臨界流体としては、二酸化炭素、エチレン、プロパン、亜酸化窒素(笑気ガス)などが用いられ、二酸化炭素が好ましく用いられる。
【0023】
超臨界流体抽出法は、目的成分を超臨界流体によって抽出する抽出工程および目的成分と超臨界流体とを分離する分離工程からなる。分離工程では、圧力変化による抽出分離、温度変化による抽出分離、または吸着剤・吸収剤を用いた抽出分離のいずれを行ってもよい。
【0024】
また、エントレーナー添加法による超臨界流体抽出を行ってもよい。この方法は、超臨界流体に、例えば、エタノール、プロパノール、n−ヘキサン、アセトン、トルエン、その他の脂肪族低級アルコール類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、またはケトン類を2〜20W/V%程度添加し、得られた抽出流体で超臨界流体抽出を行うことによって、OPC、カテキン類(後述)などの目的とする被抽出物の抽出流体に対する溶解度を飛躍的に上昇させる、あるいは分離の選択性を増強させる方法であり、効率的に松樹皮抽出物を得る方法である。
【0025】
超臨界流体抽出法は、比較的低い温度で操作できるため、高温で変質・分解する物質にも適用できるという利点;抽出流体が残留しないという利点;および溶媒の循環利用が可能であり、脱溶媒工程などが省略でき、工程がシンプルになるという利点がある。
【0026】
また、松樹皮からの抽出は、上記の方法以外に、液体二酸化炭素回分法、液体二酸化炭素還流法、超臨界二酸化炭素還流法などにより行ってもよい。
【0027】
松樹皮からの抽出は、複数の抽出方法を組み合わせてもよい。複数の抽出方法を組み合わせることにより、種々の組成の松樹皮抽出物を得ることが可能となる。
【0028】
本発明において、プロアントシアニジンを主成分として含む松樹皮抽出物は、具体的には、以下のような方法によりに調製されるが、これは例示であり、この方法に限定されない。
【0029】
フランス海岸松の樹皮1kgを、塩化ナトリウムの飽和溶液3Lに入れ、100℃にて30分間抽出し、抽出液を得る(抽出工程)。その後、抽出液を濾過し、得られる不溶物を塩化ナトリウムの飽和溶液500mlで洗浄し、洗浄液を得る(洗浄工程)。この抽出液と洗浄液とを合わせて、松樹皮の粗抽出液を得る。
【0030】
次いで、この粗抽出液に酢酸エチル250mlを添加して分液し、酢酸エチル層を回収する工程を5回行う。回収した酢酸エチル溶液を合わせて、無水硫酸ナトリウム200gに直接添加して脱水する。その後、この酢酸エチル溶液を濾過し、濾液を元の5分の1量になるまで減圧濃縮する。濃縮された酢酸エチル溶液を2Lのクロロホルムに注ぎ、攪拌して得られる沈殿物を濾過により回収する。その後、この沈殿物を酢酸エチル100mlに溶解した後、再度1Lのクロロホルムに添加して沈殿させる操作を2回繰り返す洗浄工程を行う。この方法により、例えば、OPCを20重量%以上含み、かつカテキン類を5重量%以上含有する、約5gの松樹皮抽出物が得られる。
【0031】
また、食品、医薬品に用いるときの安全性の観点から、エタノールまたは水等を用いて、より好ましくは加温しながら松樹皮からプロアントシアニジンを抽出し、吸着性の樹脂(例えば、ダイアイオンHP−20、Sephadex−LH20、およびキチン)などや限外ろ過膜を用いて、精製することが好ましい。本発明においては、このようなプロアントシアニジンの含有量が高められた松樹皮抽出物が好適に用いられる。
【0032】
本発明の血流改善組成物においては、プロアントシアニジンを含有する上記の原料植物からの抽出物が好適に用いられる。上述のように、松樹皮抽出物には、プロアントシアニジンが多く含まれ、特に重合度が低いプロアントシアニジン(縮重合体)を多く含む松樹皮抽出物が好ましく用いられる。重合度の低い縮重合体としては、重合度が2〜30の縮重合体(2〜30量体)が好ましく、重合度が2〜10の縮重合体(2〜10量体)がより好ましく、重合度が2〜4の縮重合体(2〜4量体;すなわち、OPC)がさらに好ましい。
【0033】
本発明においては、OPCを20重量%以上含有するプロアントシアニジンが好ましく用いられる。より好ましくは、30重量%以上である。このようなプロアントシアニジンを含有する抽出物として、松樹皮抽出物が好ましく用いられる。
【0034】
OPC含有量が高いプロアントシアニジンを用いると、重合度の高いプロアントシアニジン(OPC含有量が少ないもの)を用いた場合と対比して、優れた血流改善効果が得られる。
【0035】
また、植物(樹皮)抽出物中のプロアントシアニジンの含有量は特に制限されないが、植物(樹皮)抽出物中のプロアントシアニジン含有量が高濃度となると、プロアントシアニジン自身の生理活性が低くなることがあるため、抽出物中のプロアントシアニジン含有量が80重量%未満、好ましくは75重量%未満であることが好ましい。
【0036】
OPCは、上述のように抗酸化物質であるため、ガン・心臓病などの成人病の危険率を低下する効果、関節炎・アトピー性皮膚炎・花粉症などのアレルギー体質の改善効果、コラーゲンの酸化や分解の阻害効果なども有する。
【0037】
さらにOPCは、抗酸化作用のほか、血管の強度、弾力性を回復させる効果;血中コレステロールおよびLDLを低下させる効果;高血圧症に対して血圧を低下させる効果;コレステロールが付着することを防止する効果;活性酸素によって分解されたビタミンEを再生させる効果;ビタミンEの増強剤としての効果などを有することが知られている。
【0038】
特に、抗酸化作用および血中コレステロールを低下させる効果、高血圧症に対して血圧を低下させる効果、血管の弾力性を回復させる効果、およびコレステロールが付着することを防止する効果により、血管の保護を行うとともに、血液の流動性を改善し、相乗的に生体内の血流を改善することができる。
【0039】
さらに、OPCは、血球の流動性を維持することによって、血流を改善し得る。赤血球または白血球の流動性が低下すると、特に微細な血管における血流が低下することが知られているが、この流動性は、酸化によるストレス、炎症などによる血球の粘着性の増加、血圧の変化、血管の狭搾などの化学的または物理的な刺激によって低下する。既に赤血球については、化学的または物理的刺激、すなわちこれらの外因シグナルが赤血球内部に伝わり、生化学的な変化を引き起こすことにより赤血球の流動性が低下することが分かっている。OPCは、上述のように抗酸化力および血管の強度や柔軟性の増強作用を有するため、例えば、赤血球や白血球に対するこのような化学的または物理的な刺激を軽減することにより、血球の流動性を維持し、血流を改善することができる。
【0040】
上記植物抽出物には、プロアントシアニジン、特にOPCとともにカテキン(catechin)類が含まれている。カテキン類とは、ポリヒドロキシフラバン−3−オールの総称である。カテキン類としては、(+)−カテキン(狭義のカテキンといわれる)、(−)−エピカテキン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、アフゼレキンなどが知られている。天然物からは、上記の(+)−カテキンの他、ガロカテキン、アフゼレキン、(+)−カテキンの3−ガロイル誘導体およびガロカテキンの3−ガロイル誘導体が単離されている。カテキン類には、発癌抑制作用、動脈硬化予防作用、脂肪代謝異常の抑制作用、血圧上昇の抑制作用、血小板凝集抑制作用、抗アレルギー作用、抗ウイルス作用、抗菌作用、虫歯予防作用、口臭防止作用、腸内細菌叢正常化作用、活性酸素やフリーラジカルの消去作用、抗酸化作用などがあることが知られている。カテキン類には、血糖の上昇を抑制する抗糖尿病効果があることが知られている。カテキン類は、単独では水溶性が乏しく、その生理活性が低いが、OPCの存在下で水溶性が増すと同時に、活性化する性質があり、OPCとともに摂取することで効果的に作用する。
【0041】
カテキン類は、上記原料植物抽出物中に、5重量%以上含有されていることが好ましい。より好ましくは、該抽出物中にOPCが20重量%以上、そしてカテキン類が5重量%以上含有される。例えば、抽出物のカテキン類含量が5重量%未満の場合、カテキン類を添加し、最終的な含量が5重量%以上となるように調整してもよい。OPCを20重量%以上含有し、かつカテキン類を5重量%以上含有する松樹皮抽出物を用いることが最も好ましい。
【0042】
(抗酸化剤)
本発明に用いられる抗酸化剤は、抗酸化作用もしくは還元作用を有する物質であって、プロアントシアニジンならびにアスコルビン酸およびその誘導体以外の物質である。そのような物質を含む植物体ならびに該物質を含む植物または微生物由来の抽出物も同様に用いられる。この抗酸化剤は、プロアントシアニジン、特にOPCの血流改善効果をより効果的に発揮させ得る。
【0043】
抗酸化剤としては、ビタミンP様物質(例えば、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン、および該ケルセチンの誘導体);カロテノイド(例えば、アスタキサンチン、リコピン、β−カロチン);ビタミンB類;トコフェロール及びその誘導体(例えば、α−トコフェロール、トコトリエノール);ユビキノン(例えば、CoQ10);リグナン類(例えば、セサミン、セサモリン);クルクミンおよびその誘導体;カプサイシンおよびその類縁体;ジンゲロール類縁体(香辛料に含まれる);ジアリールヘプタイド;L−システインおよびこれらの誘導体やその塩;リボフラビン;SOD;マンニトール;トリプトファン;ヒスチジン;没食子酸およびその誘導体などが挙げられる。
【0044】
上記抗酸化剤を含む植物体ならびに該物質を含む植物または微生物由来の抽出物としては、例えば、茶、ゴマ、ユーカリ、ダッタン、香辛料(ウコン、トウガラシ、ショウガ、シソ、ローズマリー、ナツメグ、シナモン、クローブ、セージ、タイム)などの植物;およびこれらの抽出物;ならびにグルタチオン酵母抽出物などの微生物由来の抽出物が挙げられる。
【0045】
(その他の成分)
本発明の血流改善組成物は、さらに必要に応じて、血流改善効果を有するその他の成分などを含有し得る。血液流動性改善作用を有するその他の成分としては、例えば、黒酢、梅肉、およびそれらのエキス;タマネギやニンニクに含まれる含硫有機化合物およびその抽出物;キチン・キトサンおよびその誘導体;グルコサミン塩およびその誘導体;ビタミンK、ビタミンD、ビタミンE、水溶性食物繊維などが挙げられるが、これらに限定されない。特に、含硫有機化合物、ビタミンK、ビタミンE、キチン・キトサンおよびその誘導体は、血糖値、血中脂質、および高血圧を抑制する作用;抗血栓作用;血中のコレステロールを低下させる作用などを増強する目的で好適に用いられ得る。
【0046】
また、本発明の血流改善組成物を、食品、医薬品として用いる場合は、例えば、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、滑沢剤、湿潤剤、懸濁剤、着色料、香料、栄養成分、食品添加物などの通常食品または医薬品に用いられる種々の成分を目的に応じて含んでいてもよい。栄養成分としては、ローヤルゼリー、ビタミン、プロテイン、卵殻カルシウムなどのカルシウム、レシチン、クロレラ末、アシタバ末、モロヘイヤ末などが挙げられる。食品添加物としては、ステビア末、抹茶パウダー、レモンパウダー、はちみつ、還元麦芽糖、乳糖、糖液などが挙げられる。
【0047】
(血流改善組成物)
本発明の血流改善組成物は、上記プロアントシアニジンおよび抗酸化剤を有効成分として任意の割合で含有し、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。好ましくは、プロアントシアニジン100重量部に対して、抗酸化剤が0.01〜5000重量部、より好ましくは0.05〜2000重量部となるように含有され得る。
【0048】
本発明の血流改善組成物中のプロアントシアニジンの含有量に特に制限はないが、1日あたりの摂取量がプロアントシアニジンとして、0.001〜0.2g、好ましくは0.002g〜0.15g、より好ましくは0.002g〜0.08gとなるように含有することが好ましい。特に、松樹皮抽出物の場合は、プロアントシアニジン量として0.001g〜0.05gでもその効果を得ることができる。このようにプロアントシアニジンの量が比較的少量であっても血球、すなわち赤血球や白血球の流動性改善に伴う血流改善効果を得ることができる。抗酸化剤の含有量にも特に制限はないが、1日あたりの摂取量がそれぞれの推奨投与量となるように組成物中に含有されることが好ましい。
【0049】
本発明の組成物中のプロアントシアニジンは、さらに組成物中に、好ましくは0.001重量%〜50重量%、より好ましくは0.005重量%〜20重量%含有することが好ましい。特に、皮膚に外用する場合は、局所的な投与(塗布)となるため、より少量で血流改善効果を得ることができる。このような場合、プロアントシアニジンが、組成物中に、好ましくは0.0001〜10重量%、より好ましくは0.001〜5重量%程度含有されることが好ましい。
【0050】
上記の各成分を当業者が通常用いる方法によって混合し、各種の形態の血液流動性改善組成物に調製することができる。例えば、プロアントシアニジンを含有する松樹皮抽出物および抗酸化剤に賦形剤などを加えて、錠剤もしくは丸剤などの形状に成形してもよく、あるいは、成形せずに、散剤の形態や、その他の形態としてもよい。その他の形態としては、ハードカプセル、ソフトカプセルなどのカプセル剤、粉末状、顆粒状、ティーバッグ状、飴状、液状、ペースト状などの形態が挙げられる。中でも、液状(例えば、飲料)の形態が好ましい。
【0051】
本発明の血液流動性改善組成物を摂取する場合、その摂取方法は、特に限定されない。本発明の血液流動性改善組成物を、その形状または好みに応じて、そのまま飲食しても良いし、あるいは水、湯、牛乳などに溶いて飲んでも良いし、成分を浸出させたものを飲んでも良い。
【0052】
本発明の血流改善組成物は、血球の流動性を改善することによって、優れた血流改善効果を発揮する。したがって、血小板の凝集作用;血小板数;コレステロール、中性脂肪などの血漿成分;赤血球、白血球などの血球数などに影響を与えない。本発明の組成物は、さらに血管の柔軟性や強度を改善するため、生体内の血流の改善、特に末梢における血流改善効果が得られる。さらに、血流が改善されることにより、体全体の健康状態も改善される。本発明の組成物において、プロアントシアニジンを含有する植物抽出物の中でも、水、特に熱水、あるいはエタノールを用いて抽出された松樹皮抽出物が、特に血球の流動性改善効果および血流改善効果が高く、好適である。本発明の組成物は、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などへ利用し得る。
【0053】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明がこの実施例により制限されないことはいうまでもない。
【0054】
(実施例1:食品1の製造)
プロアントシアニジンを40重量%以上(OPCとして20重量%以上)含有し、かつカテキンを5重量%以上含有する松樹皮の熱水抽出物(株式会社東洋新薬)、α−トコフェロール、および賦形剤(結晶セルロース、ショ糖エステル、二酸化ケイ素、および卵殻カルシウムの混合物)を表1に記載の割合(重量%)にて混合して錠剤(1錠当たり、約250mg)を製造し、これを食品1とした。
【0055】
(実施例2〜6:食品2〜6の製造)
実施例1と同様にして、表1に記載の成分を混合して錠剤(1錠当たり、約250mg)をそれぞれ製造し、これらを食品2〜6とした。
【0056】
(比較例1〜3:食品7〜9の製造)
実施例1と同様にして、表1に記載の成分を混合して錠剤(1錠当たり、約250mg)をそれぞれ製造し、これらを食品7〜9とした。
【0057】
【表1】
Figure 2004123707
【0058】
(実施例7:ヒト血液の血流通過時間の測定)
上記実施例の食品1〜3および比較例の食品7〜9を用いて、各食品摂取前後におけるヒトの血流通過時間を以下のように測定し、血液流動性の改善効果を評価した。まず、22〜63歳までの健常男性30名を被験者とし、ランダムに6群に割り振った。各被験者にそれぞれ食品を1日1錠(食品1〜3および7は松樹皮抽出物で25mg相当)を2週間毎日摂取させた。各食品の摂取開始直前および摂取開始2週間後に採血した。採血は、座位安静状態で、肘正中皮静脈より真空採血管(テルモ(株)製:ヘパリンナトリウム処理)を用いて行った。なお、各被験者は採血当日は朝食を摂らず、採血を行った。得られた血液 (試験血液)は、直ちに血流通過時間の測定に用いた。
【0059】
血流通過時間の測定は、MC−FAN(日立原町電子工業製)を用いて行った。血液を通過させる血管モデルの微細加工流路として、流路の深さ4.5μm、深さの中央部の流路幅7μm、および流路長30μmの微細な溝が形成された8736本並列のマイクロチャネルアレイが配置されているシリコン単結晶基板(Bloody6−7;日立原町電子工業製)を用いた。血液100μLを20cm水柱差で流し、全血液の通過時間を血流通過時間として測定すると同時に、血液が流れる様子を顕微鏡−ビデオカメラのシステムで撮影記録した。測定値は全て3回測定した平均値を用いた。得られた血流通過時間は、生理食塩水100μLが通過するのに要した時間を12秒として補正した。血流通過時間の測定結果を表2に示す。なお、表の値は各群の流速の平均値±標準誤差を示す。
【0060】
【表2】
Figure 2004123707
【0061】
表2の結果より、実施例の食品1〜3(実施例1〜3)を摂取した群は、比較例の食品7〜9(比較例1〜3)を摂取した群に比べて、有意に血流通過時間が短くなった。このことは、プロアントシアニジンと抗酸化剤とが相乗的に作用し、血液の流動性を改善することを示す。また、摂取前に血流通過時間が遅いヒトほど血液の流動性を改善する効果が大きい傾向が見られた。比較例2のテアニンを単独で含む食品8を摂取した群は、比較例1のプロアントシアニジンを単独で含む食品7を摂取した群と同等の血流通過時間であった。しかし、食品8および9(比較例2および3)を比較すると、テアニンと抗酸化剤との組み合わせでは、上記のようなプロアントシアニジンと抗酸化剤との組み合わせ(食品1〜3)が有する相乗的な血液の流動性を改善する効果は得られなかった。
【0062】
(実施例8:血流改善効果の評価)
実際に、体内での血流改善効果を確認するために以下のような実験を行った。まず、合計45名の被験者を1群5名に振り分け、各被験者の食品摂取前の血流量を測定した。次いで、1群の被験者に上記食品1を1日1錠、2週間摂取させ摂取期間終了後に再度血流量を測定した。血流量は、血流計(レーザー血流画像化装置PIM II;Sweden Permied社)を用いて右前腕部の皮下の血流量を測定した。食品2〜9についても上記と同様に行い、食品摂取前後の血流量を測定した。結果を表3に示す。表の値は、平均値±標準誤差であり、数値が大きいほど、血流量が多いことを示す。
【0063】
【表3】
Figure 2004123707
【0064】
表3の結果から、実施例の食品1〜6(実施例1〜6)を摂取した群は、比較例の食品7〜9(比較例1〜3)を摂取した群に比べて、末梢の血流量が増加していた。このことは、プロアントシアニジンと抗酸化剤とを含有する食品を摂取することによって、体内の組織における血流量を効果的に増加させる、優れた血流改善効果が得られることを示す。比較例の食品7〜9を比較すると、テアニンは、プロアントシアニジンと同等の血液の流動性を改善する効果を有すると思われるが(食品7および8)、テアニンと抗酸化剤とを組み合わせても、本発明のプロアントシアニジンと抗酸化剤とを組み合わせて得られるような血流改善効果は、得られなかった(食品9)。
【0065】
(実施例9:化粧水1の製造)
プロアントシアニジンを40重量%以上(OPCとして20重量%以上)含有し、かつカテキンを5重量%以上含有する松樹皮の熱水抽出物(株式会社東洋新薬)、α−トコフェロール、および基剤を表4に記載の割合で混合して化粧水1を製造した。
【0066】
(実施例10〜14:化粧水2〜6の製造)
実施例9と同様にして、表4に記載の成分を混合して化粧水2〜6をそれぞれ製造した。
【0067】
(比較例4および5:化粧水7および8の製造)
実施例9と同様にして、表4に記載の成分を混合して化粧水7および8をそれぞれ製造した。
【0068】
(実施例15:塗布による血流改善効果)
20〜50歳の健常人40人を1群5名の計8群に割り振った。予め、被験者の一方の前腕部に2.0cm平方にマーキングを3箇所つけておき、その部位の血流量を血流計で測定した。測定後、1群の被験者の測定部位に化粧水1を0.1ml塗布した。塗布2時間後、再度血流量を測定した。塗布前後の血流量の差を求め、塗布による血流改善効果を評価した。化粧水2〜8についても上記と同様に行い、化粧水塗布による血流改善効果を評価した。結果を表5に示す。
【0069】
【表4】
Figure 2004123707
【0070】
【表5】
Figure 2004123707
【0071】
表5の結果から、実施例のプロアントシアニジンと抗酸化剤とを含有する化粧水1〜8(実施例9〜14)を塗布した群は、比較例のプロアントシアニジンを単独で含有する化粧水7(比較例4)あるいは抗酸化剤のみ含有する化粧水8(比較例5)を塗布した群に比べて血流量が増加した。このことは、プロアントシアニジンと抗酸化剤とを含有する化粧水を塗布することによって、それぞれ単独では得られない優れた血流改善効果が得られることを示す。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、プロアントシアニジンおよび抗酸化剤を有効成分とする組成物を摂取することにより、それぞれ単独では得られない優れた血流改善効果が得られる。さらに血管保護効果も得られる。本発明の組成物は、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品などに効果的に利用され得る。

Claims (3)

  1. プロアントシアニジンおよび抗酸化剤を有効成分とする血流改善組成物であって、
    該抗酸化剤が、プロアントシアニジンならびにアスコルビン酸およびその誘導体ではない、組成物。
  2. 前記抗酸化剤が、ビタミンP様物質、カロテノイド、トコフェロールおよびその誘導体、クルクミンおよびその誘導体、ユビキノン、およびリグナン類からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の血流改善組成物。
  3. 前記プロアントシアニジンの20重量%以上が、OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)で構成されている、請求項1または2に記載の血流改善組成物。
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