JP2000019200A - 電位検出回路 - Google Patents

電位検出回路

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JP2000019200A
JP2000019200A JP18614798A JP18614798A JP2000019200A JP 2000019200 A JP2000019200 A JP 2000019200A JP 18614798 A JP18614798 A JP 18614798A JP 18614798 A JP18614798 A JP 18614798A JP 2000019200 A JP2000019200 A JP 2000019200A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧検出精度が高い電圧検出回路を提供す
る。 【解決手段】 フラッシュメモリに含まれる電圧発生回
路8.1の出力端子8.1aと接地電位GNDのライン
との間に、抵抗素子22およびNチャネルMOSトラン
ジスタ26を直列接続する。MOSトランジスタ26に
一定の電流Iを流し、MOSトランジスタ26のドレイ
ンの電位VO1と基準電位Vr2とをコンパレータ27
によって比較する。電圧変換効率ΔVO1/ΔVP1が
1となり、従来よりも電圧検出精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電位検出回路に関
し、特に、電位発生回路の出力ノードの電位が予め定め
られた目標電位に到達したかどうかを検出するための電
位検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリでは、メモリセルの浮
遊ゲートから電荷を引抜き、または浮遊ゲートに電荷を
注入することにより、メモリセルにデータ「0」または
「1」を記憶させる(図3参照)。このような電荷の引
抜き、注入を行なう際に高電圧が必要とされる。メモリ
セルの浮遊ゲートから引抜き、または浮遊ゲートに注入
する電荷量を正確に制御するためには、高電圧の電圧レ
ベルを精度よく設定しなければならない。
【0003】この高電圧はデバイス内の高電圧発生回路
(たとえばチャージポンプ回路)で生成される。しか
し、高電圧発生回路で生成される電圧は、回路の動作条
件(たとえば電源電圧レベルや温度)によって変動して
しまう。そこで、高電圧を検出する回路を用いて高電圧
発生回路の動作を制御しなければならない。
【0004】図23は、従来の高電圧検出回路の構成を
示す回路図である。図23を参照して、この高電圧検出
回路は、高電圧発生回路の出力端子100と接地電位G
NDのラインとの間に直列接続された2つの抵抗素子1
01,102と、PチャネルMOSトランジスタ10
4,105およびNチャネルMOSトランジスタ10
6,107からなるコンパレータ103と、インバータ
108とを含む。抵抗素子101,102は分圧回路を
構成している。高電圧発生回路の出力端子100の電位
をVPとし、抵抗素子101,102の抵抗値をそれぞ
れR5,R6とすると、抵抗素子101と102の間の
ノードN101の電位VOはVO=VP・R6/(R5
+R6)となる。
【0005】MOSトランジスタ104,106とMO
Sトランジスタ105と107は、それぞれ電源電位V
CCのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接
続される。PチャネルMOSトランジスタ104,10
5のゲートは、ともにPチャネルMOSトランジスタ1
04のドレインに接続される。PチャネルMOSトラン
ジスタ104と105は、カレントミラー回路を構成す
る。NチャネルMOSトランジスタ106,107のゲ
ートは、それぞれ電位VOおよび基準電位Vr5を受け
る。PチャネルMOSトランジスタ105のドレインが
コンパレータ103の出力ノード103aとなる。コン
パレータ103の出力信号はインバータ108で反転さ
れて高電圧検出信号/DEとなる。
【0006】VPが目標電位よりも低くVOがVr5よ
りも低い場合は、NチャネルMOSトランジスタ106
の抵抗値がNチャネルMOSトランジスタ107の抵抗
値により大きくなってノード103aが「L」レベルと
なり信号/DEは「H」レベルとなる。VPが目標電位
を超えてVOがVr5よりも高くなると、NチャネルM
OSトランジスタ106の抵抗値がNチャネルMOSト
ランジスタ107の抵抗値よりも小さくなってノード1
03aが「H」レベルとなり信号/DEが「L」レベル
となる。信号/DEが「H」レベルになると高電圧発生
回路が活性化され、信号/DEが「L」レベルになると
高電圧発生回路が非活性化される。このため、出力端子
100の電位は目標電位に保持される。
【0007】また図24は、従来の他の高電圧検出回路
の構成を示す回路ブロック図である。図24を参照し
て、この高電圧検出回路が図23の高電圧検出回路と異
なる点は、抵抗素子101が可変抵抗回路110で置換
されている点である。
【0008】可変抵抗回路110は、出力端子100と
ノードN101との間に直列接続された複数(図では3
つ)の抵抗素子101a〜101cと、それぞれ抵抗素
子101a〜101cに並列接続されたPチャネルMO
Sトランジスタ111a〜111cとを含む。Pチャネ
ルMOSトランジスタ111a〜111cのゲートは制
御回路112に接続される。
【0009】PチャネルMOSトランジスタ111a〜
111cの導通抵抗値は抵抗素子101〜101cの抵
抗値R5a〜R5cよりも十分に小さい。したがって、
制御回路112によってPチャネルMOSトランジスタ
111a〜111cのうちの所望のPチャネルMOSト
ランジスタを導通させることによって可変抵抗回路11
0の抵抗値R5を変更することができる。抵抗値R5を
大きくすればVO/VPが小さくなるので、VOとVR
5を一致させることによってVPを高くすることができ
る。逆に、抵抗値R5を小さくすればVO/VPが大き
くなるので、VOとVr5を一致させることによってV
Pを低くすることができる。したがって、この高電圧検
出回路と1台のチャージポンプを用いれば、可変抵抗回
路110の抵抗値R5を切換えることにより高電圧のレ
ベルを切換えることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来の高電圧検出回路では、電圧変換効率ΔVO/ΔVP
は、ΔVO/ΔVP=R6/(R5+R6)となる。R
6/(R5+R6)<1であるから電圧変換効率は低く
なる。電圧変換効率の低下は高電圧検出回路の検出精度
の低下をもたらし、ひいては高電圧の電圧レベルの設定
精度が低下する。
【0011】それゆえに、この発明の主たる目的は、電
圧検出精度が高い電圧検出回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は電
位発生回路の出力ノードの電位が予め定められた目標電
位に到達したかどうかを検出するための電位検出回路で
あって、第1の抵抗素子、定電流回路および比較手段を
備える。第1の抵抗素子は、その一方電極が出力ノード
に接続され、予め定められた第1の抵抗値を有する。定
電流回路は、第1の抵抗素子の他方電極と第1の基準電
位のラインとの間に接続され、第1の抵抗素子に予め定
められた電流を流す。比較手段は、予め定められた第1
の抵抗値と予め定められた電流とを乗算して得られる電
圧分だけ目標電位を第1の基準電位側にレベルシフトさ
せた第2の基準電位と第1の抵抗素子の他方電極の電位
とを比較し、比較結果に応じた信号を出力する。
【0013】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の定電流回路の予め定められた電流は変更可能とな
っている。
【0014】請求項3に係る発明では、請求項1に係る
発明の定電流回路は、第1のトランジスタ、第2の抵抗
素子、制御回路および第2のトランジスタを含む。第1
のトランジスタの第1の電極は第1の電源電位のライン
に接続される。第2の抵抗素子は、第1のトランジスタ
の第2の電極と第2の電源電位のラインとの間に接続さ
れ、予め定められた第2の抵抗値を有する。制御回路
は、第1のトランジスタの第2の電極の電位が予め定め
られた第3の基準電位に一致するように第1のトランジ
スタの入力電圧を制御する。第2のトランジスタは、第
1の抵抗素子の他方電極と第1の基準電位のラインとの
間に接続され、第1のトランジスタに流れる電流に応じ
た電流を流す。
【0015】請求項4に係る発明では、請求項3に係る
発明の第2の抵抗素子の予め定められた第2の抵抗値は
変更可能となっている。
【0016】請求項5に係る発明では、請求項3または
4に係る発明の第1および第2のトランジスタの電流比
は変更可能となっている。
【0017】請求項6に係る発明では、請求項1から5
のいずれかに係る発明の第1の抵抗素子の予め定められ
た第1の抵抗値は変更可能となっている。
【0018】請求項7に係る発明では、請求項3から5
のいずれかに係る発明の第1の抵抗素子は、直列接続さ
れた複数の第3の抵抗素子に分割され、第2のトランジ
スタは、各第3の抵抗素子に対応して設けられ、その第
1の電極が対応の第3の抵抗素子の定電流回路側の電極
に接続され、さらに、選択手段および接続状態が設けら
れる。選択手段は、複数の第2のトランジスタのうちの
いずれかの第2のトランジスタを選択する。接続手段
は、選択手段によって選択された第2のトランジスタの
第2の電極を第1の基準電位のラインに接続する。
【0019】請求項8に係る発明では、請求項7に係る
発明に、電圧印加手段がさらに設けられる。電圧印加手
段は、選択手段によって選択されなかった第2のトラン
ジスタに予め定められた入力電圧を与えて非導通にさせ
る。
【0020】請求項9に係る発明では、請求項1から8
のいずれかに係る発明の電位発生回路は、チャージポン
プ回路である。
【0021】請求項10に係る発明では、請求項1から
9のいずれかに係る発明の電位発生回路および電位検出
回路は、半導体記憶装置に設けられている。
【0022】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1によるフラッシュメモリの構成を示す
一部省略したブロック図である。図1を参照して、この
フラッシュメモリは、メモリアレイ1、Xデコーダ2、
Yデコーダ3、SG・SLデコーダ4、書込・読出回路
5、入力バッファ6、出力バッファ7、複数の電圧発生
回路8.1〜8.i(但し、iは2以上の整数であ
る)、分配器9、および制御回路10を備える。
【0023】メモリアレイ1は、半導体基板のウェル1
aの表面に形成された複数のメモリブロックBLK0〜
BLKn(ただし、nは0以上の整数である)を含む。
メモリブロックBLK0〜BLKnの各々は、図2に示
すように、複数行・複数列に配列された複数のメモリセ
ルMCと、それぞれが複数行に対応して設けられた複数
のワード線WL0〜WLm(ただし、mは0以上の整数
である)と、各隣接する2つの行に対応して設けられた
ソース線SLと、それぞれが複数列(図では、図面の簡
単化のため2列のみが示される)に対応して設けられた
複数の副ビット線SBL0,SBL1と、各列に対応し
て設けられた選択ゲートSG(NチャネルMOSトラン
ジスタ)とを含む。また、メモリブロックBLK0〜B
LKnに共通に、複数の主ビット線MBL0,MBL1
が設けられる。各副ビット線SBLは選択ゲートSGを
介して主ビット線MBLに接続される。
【0024】各メモリセルMCは、図3(a)(b)に
示すように、ウェル1a表面の上方に絶縁層を介して浮
遊ゲート12を形成し、さらにその上方に絶縁層を介し
て制御ゲート13を形成し、ゲート12,13の両側の
ウェル1a表面にそれぞれソース11sおよびドレイン
11dを形成したものである。制御ゲート13、ドレイ
ン11dおよびソース11sは、それぞれ対応のワード
線WL、副ビット線SBLおよびソース線SLに接続さ
れる。
【0025】書込動作時は、表1上段に示すように、メ
モリセルMCのドレイン11dおよび制御ゲート13に
それぞれ+6Vおよび−8Vが印加され、ソース11s
はオープン(フローティング)にされ、ウェル1aは接
地される。これにより、図3(a)に示すように、トン
ネル効果によって浮遊ゲート12からドレイン11dに
電子が引き抜かれ、図4に示すように、メモリセルMC
のしきい値電圧Vthが2Vに下がる。すなわち、デー
タ「0」が書込まれる。
【0026】
【表1】
【0027】消去動作時は、表1中段に示すように、メ
モリセルMCの制御ゲート13に+10Vが印加され、
ソース11sおよびウェル1aに−8Vが印加され、ド
レイン11dはオープンにされる。これにより、図3
(b)に示すように、トンネル効果によってソース11
sおよびウェル1aから浮遊ゲート12に電子が注入さ
れ、図4に示すようにメモリセルMCのしきい値電圧V
thが約6Vに上がる。すなわち、データ「1」が書込
まれる。
【0028】読出動作時は、表1下段に示すように、メ
モリセルMCのドレイン11dに1Vが印加され、制御
ゲート13に+3.3Vが印加され、ソース11sおよ
びウェル1aに0Vが印加されて、図4に示すように、
ドレイン11dとソース11sの間にしきい値電流It
h(通常は数十μA)が流れるか否かが検出される。メ
モリセルMCにデータ「0」が書込まれている場合は電
流Ithが流れ、そうでない場合は電流Ithは流れな
い。
【0029】書込ベリファイ動作時は、メモリセルMC
のドレイン11dに1Vが印加され、制御ゲート13に
目標とするしきい値電圧Vthよりも若干大きな電圧
(たとえば2.5V)が印加され、ソース11sおよび
ウェル1aに0Vが印加されて、ドレイン11dとソー
ス11sの間に所定の電流Icが流れるか否かが検出さ
れる。なお、データの書込は、メモリセルMCのしきい
値電圧Vthのばらつきをなくすため複数回に分けて行
なわれ、上記電流Icが検出された時点でデータの書込
が停止される。また、データの書込は、図5(a)に示
すように、主ビット線MBL(メモリセルMCのドレイ
ン11d)に毎回同じ電圧を印加する方式と、図5
(b)に示すように、主ビット線MBLに印加する電圧
を少しずつ増大させる方式とがある。
【0030】消去ベリファイ動作時は、メモリセルMC
のドレイン11dに1Vが印加され、制御ゲート13に
目標とするしきい値電圧Vthよりも若干小さな電圧
(たとえば5.5V)が印加され、ソース11sおよび
ウェル1aに0Vが印加されて、ドレイン11dとソー
ス11sとの間に電流Icが流れるか否かが検出され
る。データの消去は、メモリセルMCのしきい値電圧V
thが約6Vとなるまで行なわれ、上記電流Icが検出
されなくなった時点でデータの消去が停止される。
【0031】図1にもどって、Xデコーダ2は、アドレ
ス信号Addに従って複数のワード線WLのうちのいず
れかのワード線WLを選択し、選択したワード線WLに
動作モードに応じた電圧−8V,+10V,+3.3
V,+2.5Vまたは+5.5Vを印加する。Yデコー
ダ3は、アドレス信号Addに従って、複数の主ビット
線MBLのうちのいずれかの主ビット線を選択する。
【0032】SG・SLデコーダ4は、アドレス信号A
ddに従って複数のメモリブロックBLK0〜BLKn
のうちのいずれかのメモリブロック(たとえばBLK
n)を選択し、選択したメモリブロックBLKnの選択
ゲートSGnを導通させて、選択したメモリブロックB
LKnの副ビット線SBL0,SBL1をそれぞれ主ビ
ット線MBL0,MBL1に結合させる。また、SG・
SLデコーダ4は、動作モードに応じて、ウェル電圧V
Wを0Vまたは−8Vにするとともに、ソース線SLを
オープン,0Vまたは−8Vにする。
【0033】書込・読出回路5は、書込動作時に、入力
バッファ6を介して外部から与えられたデータDinに
従って、デコーダ2〜4によって選択されたメモリセル
MCにデータを書込む。すなわち、書込・読出回路5
は、デコーダ3によって選択された主ビット線MBLに
書込電圧(たとえば+6V)をパルス的に与えた後、そ
の主ビット線MBLに1Vを印加して電流Icが流入す
るか否かを検出し、電流Icが流入したことに応じてデ
ータの書込を停止する。
【0034】また、書込・読出回路5は、読出動作時
に、デコーダ3によって選択された主ビット線MBL、
選択ゲートSGおよび副ビット線SBLを介して選択さ
れたメモリセルMCのドレイン11dに1Vを印加し、
電流が流入するか否かを検出し、検出結果に応じたデー
タを出力バッファ7を介して外部に出力する。また、書
込・読出回路5は、消去ベリファイ動作時に、選択され
たメモリセルMCのドレインに1Vを印加し、電流Ic
が流入するか否かを検出し、電流Icが流入しなくなっ
たことに応じて、消去動作を停止させる。
【0035】電圧発生回路8.1〜8.iは、書込、読
出、消去およびベリファイの各動作時にデコーダ2,4
および書込・読出回路5で用いられる種々の電圧を生成
する。電圧発生回路8.1〜8.iのうちのある回路は
正の高電圧を生成し、他の回路は負の高電圧を生成す
る。また、電圧発生回路8.1〜8.iのうちのある回
路は、複数段階の電圧を生成する。分配器9は、動作モ
ードに応じて、電圧発生回路8.1〜8.1で生成され
た電圧VP1〜VPiをデコーダ2,4および書込・読
出回路5に分配する。
【0036】制御回路10は、外部から与えられる制御
信号/CE,/OE,/WEと入力バッファ6を介して
外部から与えられるコマンド信号CMDとに従って所定
の動作モードを選択し、フラッシュメモリ全体を制御す
る。
【0037】次に、このフラッシュメモリの動作につい
て簡単に説明する。まず、制御信号/CE,/OE,/
WEおよびコマンド信号CMDが制御回路10に与えら
れて動作モードが設定される。
【0038】書込動作時は、アドレス信号Addで指定
されたメモリセルMCに対応するワード線WLに−8V
が印加され、そのメモリセルMCが選択ゲートSGを介
して主ビット線MBLに接続され、ソース線SLがオー
プンにされ、ウェル電圧VWが0Vにされる。この状態
で書込・読出回路5によって主ビット線MBLに+6V
がパルス的に与えられ、選択されたメモリセルMCにデ
ータ「0」が複数回に分けて書込まれる。データ「0」
の書込が終了したかどうか、すなわちメモリセルMCの
しきい値電圧Vthが2Vになったかどうかは、書込・
読出回路5によってベリファイされる。
【0039】消去動作時は、ソース線SLおよびウェル
電圧VWが−8Vにされる。この状態で、アドレス信号
Addで指定されたワード線WLに+10がパルス的に
与えられ、ワード線WLに接続されたメモリセルMCの
データが複数回に分けて消去される。データの消去が終
了したかどうか、すなわちメモリセルMCのしきい値電
圧Vthが6Vになったかどうかは、書込・読出回路5
によってベリファイされる。
【0040】読出動作時は、アドレス信号Addで指定
されたメモリセルMCが副ビット線SBL、選択ゲート
SGおよび主ビット線MBLを介して書込・読出回路5
に接続されるとともに、そのメモリセルMCに対応する
ワード線WLに+3.3Vが印加される。メモリセルM
Cのデータは、書込・読出回路5によって読出され、出
力バッファ7を介して外部に出力される。
【0041】以下、本願の特徴となる電圧検出方法につ
いて詳細に説明する。図6は、図1の電圧発生回路8.
1の構成を示す回路ブロック図である。図6を参照し
て、この電圧発生回路8.1は、フラッシュメモリ内で
使用される正の高電圧を生成する回路であって、AND
ゲート15、チャージポンプ回路16、正の高電圧検出
回路17および基準電圧発生回路18を含む。
【0042】チャージポンプ回路16は、ANDゲート
15の出力信号φ15が活性化レベルの「H」レベルに
なっている期間に活性化され、電圧発生回路8.1の出
力端子8.1aから負電荷を単位時間当り所定量の速さ
で排出して出力端子8.1aの電位を上昇させる。基準
電位発生回路18は、正の基準電圧Vr1,Vr2を生
成して高電圧検出回路17に与える。高電圧検出回路1
7は、基準電圧Vr1,Vr2に基づいて、電圧発生回
路8.1の出力電圧VP1が目標電圧に到達しているか
否かを判別する。高電圧検出回路17の出力信号/DE
は、出力信号VP1が目標電圧に到達している場合に活
性化レベルの「L」レベルとなる。ANDゲート15
は、制御回路10からのチャージポンプ活性化信号EN
1と高電圧検出回路17からの高電圧検出回路/DEと
を受ける。
【0043】信号EN1,/DEがともに「H」レベル
である場合は信号φ15が活性化レベルの「H」レベル
となってチャージポンプ回路16が活性化され、信号E
N1,/DEのうちの少なくとも一方が「L」レベルで
ある場合は信号φ15が非活性化レベルの「L」レベル
となってチャージポンプ回路が非活性化される。したが
って、電圧発生回路8.1の出力電圧VP1は目標電圧
に保たれる。
【0044】図7は、図6の正の高電圧検出回路17の
構成を示す回路図である。図7を参照して、この高電圧
検出回路17は、演算増幅器20、抵抗素子21,2
2、PチャネルMOSトランジスタ23,24、Nチャ
ネルMOSトランジスタ25,26、コンパレータ27
およびインバータ28を含む。PチャネルMOSトラン
ジスタ23および抵抗素子21は、電源電位VCCのラ
インと接地電位GNDのラインとの間に直列接続され
る。演算増幅器20の反転入力端子は基準電圧Vr1を
受け、その非反転入力端子はPチャネルMOSトランジ
スタ23のドレインに接続され、その出力はPチャネル
MOSトランジスタ23のゲートに入力される。
【0045】PチャネルMOSトランジスタ24および
NチャネルMOSトランジスタ25は電源電位VCCの
ラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続さ
れ、抵抗素子22およびNチャネルMOSトランジスタ
26は電圧発生回路8.1の出力端子8.1aと接地電
位GNDのラインとの間に直列接続される。Pチャネル
MOSトランジスタ23と24のゲートは互いに接続さ
れる。NチャネルMOSトランジスタ25と26のゲー
トは、NチャネルMOSトランジスタ25のドレインに
接続される。NチャネルMOSトランジスタ25と26
は、カレントミラー回路を構成する。コンパレータ27
は、NチャネルMOSトランジスタ26のドレインの電
位VO1と基準電位VR2とを比較する。コンパレータ
27の出力は、VO1がVr2を超えたことに応じて、
「L」レベルから「H」レベルに立上がる。コンパレー
タ27の出力は、インバータ28で反転されて信号/D
Eとなる。
【0046】次に、この高電圧検出回路17の動作につ
いて説明する。演算増幅器20は、反転入力端子と非反
転入力端子の電圧が同じになるようにPチャネルMOS
トランジスタ23のゲート電位を制御する。したがっ
て、抵抗素子21の抵抗値をR1、抵抗素子21に流れ
る電流をIとすると、Vr1=R1・Iとなる。
【0047】PチャネルMOSトランジスタ23と24
のゲートが互いに接続され、PチャネルMOSトランジ
スタ24とNチャネルMOSトランジスタ25が直列接
続され、NチャネルMOSトランジスタ25と26がカ
レントミラー回路を構成し、抵抗素子22とNチャネル
MOSトランジスタ26が直列接続されているので、抵
抗素子21と22には同じ電流Iが流れる。
【0048】したがって、抵抗素子22の抵抗値をR2
とすると、NチャネルMOSトランジスタ26のドレイ
ンの電位VO1はVO1=VP1−R2・I=VP1−
Vr1・(R2/R1)となり、電圧変換効率ΔVO1
/ΔVP1は1となる。よって、電圧変換効率が1より
も小さかった従来に比べ高電圧検出回路17の検出精度
は高くなる。
【0049】VO1がVr2よりも高くなると、検出信
号/DEが「L」レベルとなってチャージポンプ回路1
6が非活性化される。VO1がVR2よりも低くなる
と、検出信号/DEが「H」レベルとなってチャージポ
ンプ回路16が活性化される。
【0050】図8は、図1の電圧発生回路8.iの構成
を示す回路ブロック図である。図8を参照して、この電
圧発生回路8.iは、フラッシュメモリ内で使用される
負の高電圧を生成する回路であって、ANDゲート3
0、チャージポンプ回路31、高電圧検出回路32およ
び基準電圧発生回路33を含む。
【0051】チャージポンプ回路31は、ANDゲート
30の出力信号φ30が活性化レベルの「H」レベルに
なっている期間に活性化され、電圧発生回路8.iの出
力端子8iaから正電荷を単位時間当り所定量の速さで
排出して出力端子iaの電位を下降させる。基準電圧発
生回路33は、正の基準電圧Vr1と負の基準電圧Vr
3を生成して高電圧検出回路32に与える。高電圧検出
回路32には、基準電圧Vr1,Vr3に基づいて、電
圧発生回路8.iの出力電圧VPiが目標電圧に到達し
ているか否かを判別する。高電圧検出回路32の出力信
号/TEは、出力電圧VPiが目標電圧に到達している
場合に活性化レベルの「L」レベルとなる。ANDゲー
ト30は、制御回路10からのチャージポンプ活性化信
号ENiと高電圧検出回路32からの検出信号/DEと
を受ける。
【0052】信号ENi,/DEがともに「H」レベル
である場合は信号φ30が活性化レベルの「H」レベル
となってチャージポンプ回路31が活性化され、信号E
Ni,/DEのうちの少なくとも一方が「L」レベルで
ある場合は信号φ30が非活性化レベルの「L」レベル
となってチャージポンプ回路31が非活性化される。し
たがって、電圧発生回路8.iの出力電圧VPiは目標
電圧に保たれる。
【0053】図9は、図8の負の高電圧検出回路32の
構成を示す回路図であって、図7と対比される図であ
る。図9を参照して、この高電圧検出回路32が図7の
高電圧検出回路17と異なる点は、NチャネルMOSト
ランジスタ25,26が除去されて抵抗素子22がPチ
ャネルMOSトランジスタ24のドレインと出力端子
8.iaとの間に接続され、正の基準電圧Vr2の代わ
りに負の基準電圧Vr3がコンパレータ27に与えら
れ、インバータ28が除去されている点である。
【0054】PチャネルMOSトランジスタ24のドレ
インの電位VOiはVOi=VPi+R2・I=VPi
+Vr1・(R2/R1)となり、電圧変換効率ΔVO
i/ΔVPiは1となる。よって、電圧変換効率が1よ
りも小さかった従来に比べ高電圧検出回路32の検出精
度が高くなる。
【0055】VOiがVr3よりも低くなると検出信号
/DEが「L」レベルとなってチャージポンプ回路31
が非活性化される。VOiがVr3よりも高くなると、
検出信号/DEが「H」レベルとなってチャージポンプ
回路31が活性化される。
【0056】[実施の形態2]図10は、この発明の実
施の形態2によるフラッシュメモリの正の高電圧検出回
路の要部を示す回路ブロック図であって、図7と対比さ
れる図である。図10を参照して、この高電圧検出回路
が図7の高電圧検出回路17と異なる点は、抵抗素子2
1が可変抵抗回路36で置換されている点である。
【0057】可変抵抗回路36は、PチャネルMOSト
ランジスタ23のドレインと接地電位GNDのラインと
の間に直列接続された複数(図では4つ)の抵抗素子2
1a〜21dと、複数(この場合は3つ)のNチャネル
MOSトランジスタ35a〜35cとを含む。抵抗素子
21a〜21dは、それぞれ抵抗値R1a〜R1dを有
する。NチャネルMOSトランジスタ35aは抵抗素子
21b〜21dと並列接続され、NチャネルMOSトラ
ンジスタ35bは抵抗素子21c,21dと並列接続さ
れ、NチャネルMOSトランジスタトランジスタ35c
は抵抗素子21dと並列接続される。NチャネルMOS
トランジスタ35a〜35cのゲートは、制御回路10
に接続される。
【0058】NチャネルMOSトランジスタ35a〜3
5cの導通抵抗値は抵抗素子21a〜21dの抵抗値に
比べて十分に小さい。制御回路10によってNチャネル
MOSトランジスタ35a〜35cのうちのいずれかを
導通させることによって可変抵抗回路36の抵抗値R1
を変更し、これによって出力電圧VP1を変更すること
が可能となっている。すなわち、可変抵抗回路36の抵
抗値R1を小さくすると、電流Iが大きくなってVP1
−VO1=R2・Iが大きくなる。したがって、VO1
をVr2に保持することにより、VP1が高くなる。逆
に、可変抵抗回路36の抵抗値R1を大きくすると、電
流Iが小さくなってVP1−VO1=R2・Iが小さく
なる。したがって、VO1をVr2に保持することによ
りVP1が低くなる。この高電圧検出回路は、図5
(b)で示したように、電圧発生回路の出力電圧を順次
増大させる場合に有効である。
【0059】VO1=VP1−Vr1・(R2/R1)
となるので、R1の変化ΔR1に対するVO1の変化Δ
VO1の比ΔVO1/ΔR1は、ΔVO1/ΔR1=V
r1・(R2/R12 )となる。
【0060】なお、図11に示すように、図9の負の高
電圧検出回路32の抵抗素子21を可変抵抗回路36で
置換してもよい。この場合は、可変抵抗回路36の抵抗
値R1を小さくすると、電流Iが大きくなってVOi−
VPi=R2・Iが大きくなる。したがって、VOiを
Vr3に保持することにより、VPiが低くなる。逆
に、可変抵抗回路36の抵抗値R1を大きくすると、電
流Iが小さくなってVOi−VPi=R2・Iが小さく
なる。したがって、VOiをVr3に保持することによ
りVPiが高くなる。
【0061】[実施の形態3]図12は、この発明の実
施の形態3によるフラッシュメモリの正の高電圧検出回
路の要部を示す回路ブロック図であって、図7と対比さ
れる図である。図12を参照して、この高電圧検出回路
は図7の高電圧検出回路17と異なる点は、Pチャネル
MOSトランジスタ24が複数(図では3つ)のPチャ
ネルMOSトランジスタ24a〜24cで置換され、P
チャネルMOSトランジスタ24a〜24cに対応して
それぞれインバータ40a〜40cが新たに設けられて
いる点である。
【0062】インバータ40a〜40cは、それぞれ制
御回路10とPチャネルMOSトランジスタ24a〜2
4cのソースとの間に接続される。PチャネルMOSト
ランジスタ24a〜24cのドレインはともにNチャネ
ルMOSトランジスタ25のドレインに接続され、各々
のゲートはともにPチャネルMOSトランジスタ23の
ゲートに接続される。
【0063】PチャネルMOSトランジスタ24a〜2
4cの各々のゲート幅は、順次大きくなっている。した
がって、制御回路10によってインバータ40a〜40
cのうちのいずれか1つのインバータの入力ノード
「L」レベルにすることにより、抵抗素子21に流れる
電流Iと抵抗素子20に流れる電流I/kとの比kを変
更し、これによって出力電圧VP1を変更することがで
きる。
【0064】この回路では、VO1=VP1−I・R2
/k=VP1−Vr1・(R2/kR1)となるので、
kの変化Δkに対するVO1の変化ΔVO1の比ΔVO
1/Δkは、ΔVO1/Δk=Vr1・(R2/R1・
2 )となる。
【0065】なお、図13に示すように、図9の負の高
電圧検出回路32のPチャネルMOSトランジスタ24
をPチャネルMOSトランジスタ24a〜24cで置換
してもよい。この場合は、制御回路10によってインバ
ータ40a〜40cのうちのいずれか1つのインバータ
の入力ノードを「L」レベルにすることにより、抵抗素
子21に流れる電流Iと抵抗素子22に流れるI/kと
の比kを変更し、これによって出力電圧VPiを変更す
ることができる。
【0066】[実施の形態4]図14は、この発明の実
施の形態4によるフラッシュメモリの正の高電圧検出回
路の要部を示す回路ブロック図であって、図7と対比さ
れる図である。図14を参照して、この高電圧検出回路
が図7の高電圧検出回路17と異なる点は、Pチャネル
MOSトランジスタ26が複数(図では3つ)のNチャ
ネルMOSトランジスタ26a〜26cで置換され、P
チャネルMOSトランジスタ26a〜26cに対応して
それぞれインバータ41a〜41cが新たに設けられる
点である。
【0067】インバータ41a〜41cは、それぞれ制
御回路10とNチャネルMOSトランジスタ26a〜2
6cのソースとの間に接続される。NチャネルMOSト
ランジスタ26a〜26cのドレインは共通接続されて
抵抗素子22を介して出力端子8.1aに接続される。
NチャネルMOSトランジスタ26a〜26cのゲート
は、ともにNチャネルMOSトランジスタ25のゲート
に接続される。
【0068】NチャネルMOSトランジスタ26a〜2
6cの各々のゲート幅は、順次大きくなっている。制御
回路10によってインバータ41a〜41cのうちのい
ずれか1つのインバータの入力ノードを「H」レベルに
することにより、抵抗素子21に流れる電流Iと抵抗素
子22に流れる電流I/kとの比kを変更し、これによ
って出力電圧VP1を変更することができる。
【0069】この場合も、kの変化Δkに対するVO1
の変化ΔVO1の比ΔVO1/Δkは、ΔVO1/Δk
=Vr1・(R2/R1・k2 )となる。
【0070】[実施の形態5]図15は、この発明の実
施の形態5によるフラッシュメモリの正の高電圧検出回
路の要部を示す図であって、図14と対比される図であ
る。図15を参照して、この高電圧検出回路が図14の
高電圧検出回路と異なる点は、抵抗素子22が直列接続
された複数(図では3つ)の抵抗素子22a〜22cで
置換され、NチャネルMOSトランジスタ26aのドレ
インが抵抗素子22aと22bの間のノードに接続さ
れ、NチャネルMOSトランジスタ26bのドレインが
抵抗素子22bと22cの間のノードに接続され、Nチ
ャネルMOSトランジスタ26a,26b,26cのゲ
ート幅がNチャネルMOSトランジスタ25のゲート幅
に等しくされている点である。抵抗素子22a〜22c
は、それぞれ抵抗値R2a〜R2cを有する。
【0071】制御回路10によってインバータ41a〜
41cのうちのいずれか1つのインバータの入力ノード
を「H」レベルにすることにより、電流Iが流れるNチ
ャネルMOSトランジスタを切換え、これによって出力
電圧VP1を変更することができる。
【0072】すなわち、NチャネルMOSトランジスタ
26a〜26cのドレインに現われる電位をそれぞれV
O1a〜VO1cとすると、VO1a〜VO1cの順に
低電位になる。したがって、VO1aをVr2に保持す
ることによりVP1が高くなり、VO1cをVr2に保
持することによりVP1が低くなる。
【0073】なお、VO1a〜VO1cのうちの電位検
出に用いる電位のみをスイッチで選択して図7のコンパ
レータ27に接続してもよいし、それぞれVO1a〜V
O1cを受ける3つのコンパレータ27を設け、3つの
コンパレータ27の出力をスイッチで選択して図7のイ
ンバータ28に入力してもよい。
【0074】抵抗素子22a〜22cのうち電流Iが流
れる経路の抵抗値の和をR2とし、電位検出に用いられ
る電位をVO1とすると、VO1=VP1−Vr1・
(R2/R1)となるので、R2の変化に対するΔVO
1の変化ΔVO1の比ΔVO1/ΔR2=−Vr1/R
1となり、ΔVO1/ΔR2は定数となる。したがっ
て、この高電圧検出回路を用いることにより、出力電圧
VP1のより細かな調整が可能となる。
【0075】なお、図16に示すように、図13の負の
高電圧検出回路の抵抗素子22を出力端子8.iaとP
チャネルMOSトランジスタ24cのドレインとの間に
直列接続された複数の抵抗素子22a〜22cで置換
し、PチャネルMOSトランジスタ24aのドレインを
抵抗素子22aと22bの間のノードに接続し、Pチャ
ネルMOSトランジスタ24aのドレインを抵抗素子2
2bと22cの間のノードに接続し、PチャネルMOS
トランジスタ23,24a〜24cのゲート幅を同一に
してもよい。この場合は、制御回路10によってインバ
ータ40a〜40cのうちのいずれか1つのインバータ
の入力ノードを「L」レベルにすることにより、電流I
が流れるPチャネルMOSトランジスタを切換え、これ
によって出力電圧VPiを変更することができる。
【0076】すなわち、PチャネルMOSトランジスタ
24a〜24cに現われる電位をそれぞれVOia〜V
Oicとすると、VO1a〜VO1cの順に低電位にな
る。したがって、VOiaをVr3に保持することによ
りVPiが高くなり、VOicをVr3に保持すること
によりVPiが低くなる。
【0077】また、図17に示すように、図15の正の
高電圧検出回路の抵抗素子21を図10の可変抵抗回路
36で置換してもよい。また、図18に示すように、図
16の負の高電圧検出回路の抵抗素子21を図10の可
変抵抗回路36で置換してもよい。また、図19に示す
ように、図15の正の高電圧検出回路のPチャネルMO
Sトランジスタ24を図12のPチャネルMOSトラン
ジスタ24a〜24cで置換してもよい。また、図20
に示すように、図19の正の高電圧検出回路の構成を負
の高電圧の検出に応用してもよい。すなわち、図20の
負の高電圧検出回路では、図19の正の高電圧検出回路
のNチャネルMOSトランジスタ25,26a〜26c
およびインバータ41a〜41cがPチャネルMOSト
ランジスタ43a〜43cおよびインバータ42a〜4
2cで置換される。PチャネルMOSトランジスタ24
a〜24cのドレインにPチャネルMOSトランジスタ
43a〜43cのソースが共通接続され、制御回路10
とPチャネルMOSトランジスタ43a〜43cのゲー
トの間にインバータ42a〜42cがそれぞれ接続され
る。出力端子8.iaとPチャネルMOSトランジスタ
43cのドレインとの間に抵抗素子22a〜22cが直
列接続され、抵抗素子22a,22bの間のノードとP
チャネルMOSトランジスタ43aのドレインとが接続
されて抵抗素子22b,22cの間のノードとPチャネ
ルMOSトランジスタ43bのドレインとが接続され
る。
【0078】PチャネルMOSトランジスタ24a〜2
4cのゲート幅は順次大きくなっている。PチャネルM
OSトランジスタ43a〜43cのゲート幅は同一であ
る。インバータ40a〜40cのうちのいずれか1つの
インバータを選択し、そのインバータの入力ノードを
「L」レベルとすることにより、抵抗素子22a〜22
cに流れる電流I/kを選択できる。また、インバータ
42a〜42cのうちのいずれか1つのインバータを選
択し、そのインバータの入力ノードを「L」レベルにす
ることにより、電流I/kが流れる抵抗素子を選択でき
る。これにより、出力電圧VPiを多段階で調整するこ
とができる。
【0079】[実施の形態6]たとえば図16の負の高
電圧検出回路において、インバータ40cの出力ノード
が「H」レベルとなり、インバータ40a,40bの出
力ノードが「L」レベルとなったとき、インバータ40
cの出力ノードからPチャネルMOSトランジスタ24
c、抵抗素子22cおよびPチャネルMOSトランジス
タ24bを介してインバータ40bの出力ノードへ電流
が流れるおそれもある。実際には、VCCが3VでPチ
ャネルMOSトランジスタ24a〜24cのゲート電位
が2V程度であり、ソースが0VとなったPチャネルM
OSトランジスタ(この場合は24a,24b)が高抵
抗状態となるのでそのような電流は小さい。この実施の
形態では、そのような電流をさらに小さくする。
【0080】図21は、この発明の実施の形態6による
負の高電圧検出回路の構成を示す回路ブロック図であっ
て、図16と対比される図である。
【0081】図21を参照して、演算増幅器20は、P
チャネルMOSトランジスタ51,52およびNチャネ
ルMOSトランジスタ53〜55を含む。MOSトラン
ジスタ51,53とMOSトランジスタ52,54は、
それぞれ電源電位VCCのラインとノードN55の間に
直列接続される。NチャネルMOSトランジスタ55
は、ノードN55と接地電位GNDのラインとの間に接
続される。PチャネルMOSトランジスタ51,52の
ゲートは、ともにPチャネルMOSトランジスタ52の
ドレインに接続される。PチャネルMOSトランジスタ
51と52は、カレントミラー回路を構成する。Nチャ
ネルMOSトランジスタ53,55のゲートは、ともに
基準電位Vr1を受ける。NチャネルMOSトランジス
タ54のゲートがPチャネルMOSトランジスタ23の
ドレインに接続され、PチャネルMOSトランジスタ5
1のドレイン(ノードN51)はPチャネルMOSトラ
ンジスタ23のゲートに接続される。
【0082】電流Iが増加してNチャネルMOSトラン
ジスタ54のゲート電位が基準電位Vr1よりも高くな
るとノードN51の電位が上昇し、PチャネルMOSト
ランジスタ23の抵抗値が増大して電流Iが減少する。
逆に、電流Iが減少してNチャネルMOSトランジスタ
54の電位が基準電位Vr1よりも低くなるとノードN
51の電位が下降し、PチャネルMOSトランジスタ2
3の抵抗値が減少して電流Iが増大する。したがって、
NチャネルMOSトランジスタ54のゲートは基準電位
R1に保たれる。
【0083】PチャネルMOSトランジスタ23のゲー
トとPチャネルMOSトランジスタ24a〜24cのゲ
ートとの間にそれぞれトランスファゲート60a〜60
cが接続される。トランスファゲート60a〜60cの
NチャネルMOSトランジスタ側のゲートはそれぞれイ
ンバータ40a〜40cの出力ノードに接続され、トラ
ンスファゲート60a〜60cのPチャネルMOSトラ
ンジスタ側のゲートはそれぞれインバータ40a〜40
cの入力ノードに接続される。電源電位VCCのライン
とPチャネルMOSトランジスタ24a〜24cのゲー
トとの間にそれぞれPチャネルMOSトランジスタ61
a〜61cが接続され、PチャネルMOSトランジスタ
61a〜61cのゲートはそれぞれインバータ40a〜
40cの出力を受ける。
【0084】電源電位VCCのラインとノードN69と
の間にPチャネルMOSトランジスタ64およびNチャ
ネルMOSトランジスタ62a,63aが接続され、P
チャネルMOSトランジスタ64のドレインとノードN
69との間にNチャネルMOSトランジスタ62b,6
3bが接続され、PチャネルMOSトランジスタ64の
ドレインとノードN69との間にNチャネルMOSトラ
ンジスタ62c,63cが接続される。PチャネルMO
Sトランジスタ62a〜62cのゲートは、それぞれイ
ンバータ40a〜40cの出力を受ける。PチャネルM
OSトランジスタ63a〜63cのゲートは、それぞれ
VOia〜VOicを受ける。
【0085】電源電位VCCのラインとノードN69と
の間にPチャネルMOSトランジスタ65およびNチャ
ネルMOSトランジスタ67,68が接続される。Pチ
ャネルMOSトランジスタ64,65のゲートは、とも
にPチャネルMOSトランジスタ65のドレインに接続
される。PチャネルMOSトランジスタ64と65は、
カレントミラー回路を構成する。PチャネルMOSトラ
ンジスタ67のゲートは、電源電位VCCを受ける。P
チャネルMOSトランジスタ68のゲートは、基準電位
Vr4を受ける。ノードN69と接地電位GNDのライ
ンとの間にNチャネルMOSトランジスタ69が接続さ
れ、NチャネルMOSトランジスタ69のゲートは活性
化信号φEを受ける。NチャネルMOSトランジスタ6
2a,63a;62b,63b;62c,63cのうち
の選択された1組のNチャネルMOSトランジスタ(た
とえば62c,63c)とPチャネルMOSトランジス
タ64,65およびNチャネルMOSトランジスタ67
〜69とはコンパレータ(差動増幅器)を構成する。P
チャネルMOSトランジスタ64のドレイン(ノードN
64)がコンパレータの出力ノードとなる。
【0086】電源電位VCCのラインと接地電位GND
のラインとの間にPチャネルMOSトランジスタ66お
よびNチャネルMOSトランジスタ70〜72が直列接
続される。PチャネルMOSトランジスタ66とNチャ
ネルMOSトランジスタ70のゲートは、ともにコンパ
レータの出力ノードに接続される。PチャネルMOSト
ランジスタ66とNチャネルMOSトランジスタ70
は、インバータを構成する。このインバータの出力は信
号/DEとなる。NチャネルMOSトランジスタ71の
ゲートは、基準電位Vr4を受ける。NチャネルMOS
トランジスタ72のゲートは、活性化信号φEを受け
る。
【0087】次に、この負の高電圧検出回路の動作につ
いて説明する。制御回路10によって、インバータ40
a,40bの入力ノードが「H」レベルにされ、インバ
ータ40cの入力ノードが「L」レベルにされ、活性化
信号φEが「H」レベルにされたものとする。この場合
は、トランスファゲート60a〜60cのうちのトラン
スファゲート60cのみが導通し、PチャネルMOSト
ランジスタ61a〜61cのうちのPチャネルMOSト
ランジスタMOSトランジスタ61a,61bのみが導
通する。
【0088】したがって、図22に示すように、Pチャ
ネルMOSトランジスタ24a〜24cのうちのPチャ
ネルMOSトランジスタ24cのゲートのみがPチャネ
ルMOSトランジスタ23のゲートと結合され、Pチャ
ネルMOSトランジスタ24a,24bは非導通とな
る。したがって、インバータ40cの出力ノードからP
チャネルMOSトランジスタ24c、抵抗素子22cお
よびPチャネルMOSトランジスタ24bを介してイン
バータ40bの出力ノードに電流が流れることはない。
【0089】また、NチャネルMOSトランジスタ62
a〜62cのうちのNチャネルMOSトランジスタ62
cのみが導通し、MOSトランジスタ62c,63c,
64,65,67〜69でコンパレータが構成される。
VOicがVr4よりも低くなると、コンパレータの出
力ノードN64が「H」レベルとなる。したがって、M
OSトランジスタ66,70からなるインバータの出力
信号/DEは「L」レベルとなる。これにより、図8の
チャージポンプ回路31が非活性化される。
【0090】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0091】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明で
は、電位発生回路の出力ノードと第1の基準電位のライ
ンとの間に第1の抵抗素子および定電流回路を直列接続
し、第1の抵抗素子の電極間に生じる電圧分だけ目標電
位を第1の基準電位側にレベルシフトさせた第2の基準
電位と、第1の抵抗素子と定電流回路の間のノードとの
電位とを比較する。このため電位変換効率が1となり、
検出精度の向上が図られる。
【0092】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明の定電流回路の電流は変更可能となっている。この
場合は、第2の基準電位を一定に保てば、目標電位を変
更できる。
【0093】請求項3に係る発明では、請求項1に係る
発明の定電流回路は、第1および第2の電源電位のライ
ン間に直列接続された第1のトランジスタおよび第2の
抵抗素子と、第1のトランジスタおよび第2の抵抗素子
間の電位が第3の基準電位に一致するように第1のトラ
ンジスタの入力電圧を制御する制御回路と、第1の抵抗
素子と直列接続され、第1のトランジスタに応じた電流
を流す第2のトランジスタとを含む。これにより、定電
流回路を容易に構成できる。
【0094】請求項4に係る発明では、請求項3に係る
発明の第2の抵抗素子の抵抗値は変更可能となってい
る。この場合は、第2の抵抗素子の抵抗値を変更するこ
とによって定電流回路の電流を変更できる。
【0095】請求項5に係る発明では、請求項3または
4に係る発明の第1および第2のトランジスタの電流比
は変更可能となっている。この場合は、第1および第2
のトランジスタの電流比を変更することによって定電流
回路の電流を変更できる。
【0096】請求項6に係る発明では、請求項1から5
のいずれかに係る発明の第1の抵抗素子の抵抗値は変更
可能となっている。この場合は、第1の基準電位を一定
に保てば、目標電位を変更できる。
【0097】請求項7に係る発明では、請求項3から5
のいずれかに係る発明の第1の抵抗素子は直列接続され
た複数の第3の抵抗素子に分割され、第2のトランジス
タは各第3の抵抗素子に対応して設けられてその第1の
電極が対応の第3の抵抗素子の定電流回路側の電位に接
続される。さらに、複数の第2のトランジスタのうちの
いずれかを選択する選択手段と、選択手段によって選択
された第2のトランジスタの第2の電極を第1の基準電
位のラインに接続する接続手段とが設けられる。この場
合は、複数の第2のトランジスタのうちのいずれかを選
択することにより、第1の抵抗素子の抵抗値を変更でき
る。
【0098】請求項8に係る発明では、請求項7に係る
発明に、選択手段によって選択されなかった第2のトラ
ンジスタに予め定められた入力電圧を与えて非導通にさ
せる電圧印加手段がさらに設けられる。この場合は、選
択された第2のトランジスタに不要な電流が流れること
を防止できる。
【0099】請求項9に係る発明では、請求項1から8
のいずれかに係る発明の電位発生回路はチャージポンプ
回路である。この場合は、チャージポンプ回路の出力電
位を精度よく検出できる。
【0100】請求項10に係る発明では、請求項1から
9のいずれかに係る発明の電位発生回路および電位検出
回路は半導体記憶装置に設けられる。この場合は、半導
体記憶装置の電位発生回路の出力電位を精度よく検出で
き、検出結果に基づいて電位発生回路の出力電位を精度
よく制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフラッシュメ
モリの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したメモリアレイの構成を示す回路
図である。
【図3】 図2に示したメモリセルの構成および動作を
説明するための図である。
【図4】 図3に示したメモリセルの動作を説明するた
めの図である。
【図5】 図3に示したメモリセルのデータ書込方法を
説明するためのタイムチャートである。
【図6】 図1に示した電圧発生回路8.1の構成を示
す回路ブロック図である。
【図7】 図6に示した正の高電圧検出回路の構成を示
す回路図である。
【図8】 図1に示した電圧発生回路8.iの構成を示
す回路ブロック図である。
【図9】 図8に示した負の高電圧検出回路の構成を示
す回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態2によるフラッシュ
メモリの正の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック
図である。
【図11】 図10に示した高電圧検出回路の変更例で
ある負の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック図で
ある。
【図12】 この発明の実施の形態3によるフラッシュ
メモリの正の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック
図である。
【図13】 図12に示した高電圧検出回路の変更例で
ある負の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック図で
ある。
【図14】 この発明の実施の形態4によるフラッシュ
メモリの正の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック
図である。
【図15】 この発明の実施の形態5によるフラッシュ
メモリの正の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック
図である。
【図16】 図15に示した高電圧検出回路の変更例で
ある負の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック図で
ある。
【図17】 図15に示した高電圧検出回路の他の変更
例である正の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック
図である。
【図18】 図16に示した高電圧検出回路の変更例で
ある負の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック図で
ある。
【図19】 図15に示した高電圧検出回路のさらに他
の変更例である正の高電圧検出回路の要部を示す回路ブ
ロック図である。
【図20】 図19に示した高電圧検出回路の変更例で
ある負の高電圧検出回路の要部を示す回路ブロック図で
ある。
【図21】 この発明の実施の形態6による負の高電圧
検出回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図22】 図21に示した高電圧検出回路の動作を説
明するための回路ブロック図である。
【図23】 従来の高電圧検出回路の構成を示す回路図
である。
【図24】 従来の他の高電圧検出回路の構成を示す回
路ブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリアレイ、1a ウェル、2 Xデコーダ、3
Yデコーダ、4 SG・SLデコーダ、5 書込・読
出回路、6 入力バッファ、7 出力バッファ、8 電
圧発生回路、9 分配器、10,112 制御回路、1
1s ソース、11d ドレイン、12 浮遊ゲート、
13 制御ゲート、15,30 ANDゲート、16,
31 チャージポンプ回路、17,32 高電圧検出回
路、18,33 基準電圧発生回路、20 演算増幅
器、21,22,101,102抵抗素子、23,2
4,51,52,61,64,65,66,104,1
05,111 PチャネルMOSトランジスタ、25,
26,35,53〜55,62,63,67〜72,1
06,107 NチャネルMOSトランジスタ、27,
103 コンパレータ、28,40,41,108 イ
ンバータ、36,110 可変抵抗回路、60 トラン
スファゲート。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電位発生回路の出力ノードの電位が予め
    定められた目標電位に到達したかどうかを検出するため
    の電位検出回路であって、 その一方電極が前記出力ノードに接続され、予め定めら
    れた第1の抵抗値を有する第1の抵抗素子、 前記第1の抵抗素子の他方電極と第1の基準電位のライ
    ンとの間に接続され、 前記第1の抵抗素子に予め定められた電流を流すための
    定電流回路、および前記予め定められた第1の抵抗値と
    前記予め定められた電流とを乗算して得られる電圧分だ
    け前記目標電位を前記第1の基準電位側にレベルシフト
    させた第2の基準電位と前記第1の抵抗素子の他方電極
    の電位とを比較し、比較結果に応じた信号を出力する比
    較手段を備える、電位検出回路。
  2. 【請求項2】 前記定電流回路の前記予め定められた電
    流は変更可能となっている、請求項1に記載の電位検出
    回路。
  3. 【請求項3】 前記定電流回路は、 その第1の電極が第1の電源電位のラインに接続された
    第1のトランジスタ、 前記第1のトランジスタの第2の電極と第2の電源電位
    のラインとの間に接続され、予め定められた第2の抵抗
    値を有する第2の抵抗素子、 前記第1のトランジスタの第2の電極の電位が予め定め
    られた第3の基準電位に一致するように前記第1のトラ
    ンジスタの入力電圧を制御する制御回路、および前記第
    1の抵抗素子の他方電極と前記第1の基準電位のライン
    との間に接続され、前記第1のトランジスタに流れる電
    流に応じた電流を流す第2のトランジスタを含む、請求
    項1に記載の電位検出回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の抵抗素子の前記予め定められ
    た第2の抵抗値は変更可能となっている、請求項3に記
    載の電位検出回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のトランジスタの電
    流比は変更可能となっている、請求項3または請求項4
    に記載の電位検出回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の抵抗素子の前記予め定められ
    た第1の抵抗値は変更可能となっている、請求項1から
    請求項5のいずれかに記載の電位検出回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の抵抗素子は、直列接続された
    複数の第3の抵抗素子に分割され、 前記第2のトランジスタは、各第3の抵抗素子に対応し
    て設けられ、その第1の電極が対応の第3の抵抗素子の
    前記定電流回路側の電極に接続され、 さらに、複数の前記第2のトランジスタのうちのいずれ
    かの第2のトランジスタを選択する選択手段、および前
    記選択手段によって選択された第2のトランジスタの第
    2の電極を前記第1の基準電位のラインに接続する接続
    手段を備える、請求項3から請求項5のいずれかに記載
    の電位検出回路。
  8. 【請求項8】 さらに、前記選択手段によって選択され
    なかった第2のトランジスタに予め定められた入力電圧
    を与えて非導通にさせる電圧印加手段を備える、請求項
    7に記載の電位検出回路。
  9. 【請求項9】 前記電位発生回路は、チャージポンプ回
    路である、請求項1から請求項8のいずれかに記載の電
    位検出回路。
  10. 【請求項10】 前記電位発生回路および前記電位検出
    回路は、半導体記憶装置に設けられている、請求項1か
    ら請求項9のいずれかに記載の電位検出回路。
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