JPH03261871A - 電流測定装置 - Google Patents

電流測定装置

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JPH03261871A
JPH03261871A JP6064890A JP6064890A JPH03261871A JP H03261871 A JPH03261871 A JP H03261871A JP 6064890 A JP6064890 A JP 6064890A JP 6064890 A JP6064890 A JP 6064890A JP H03261871 A JPH03261871 A JP H03261871A
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current
resistor
voltage
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resistance
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JP6064890A
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Katsuyuki Nakajima
克之 中島
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図) 発明が解決しようとする課題(第6.第7図)課題を解
決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2〜第4図) 発明の効果 〔概 要〕 電流測定装置、特に測定系の内部抵抗や浮遊容量の影響
を受は易い数+(nA)程度の微小電流を測定する装置
に関し、 該測定系の時定数に依存されることなく、セットアツプ
時間の短縮化を図り、微小を流の高速測定化を図ること
を目的とし、 第1の反転入力部が一つの測定端子に接続され、第1の
非反転入力部が設定電圧源に接続された第1の差動増幅
器と、前記測定端子と第1の差動増幅器の第1の出力部
との間に接続されたt7R検出用抵抗と、前記電波検出
用抵抗に並列に接続された電流範囲設定手段、電流表示
手段と、前記測定端子に第2の反転入力部が接続され、
前記第1の差動増幅器の第1の出力部に第2の非反転入
力部が接続された第2の差動増幅器と、前記を流範囲設
定手段と前記第2の差動増幅器の第2の出力部との間に
接続されたn個の抵抗選択制御手段とを具備し、前記電
流範囲設定手段が、n個の電流範囲設定用抵抗とn個の
抵抗選択手段から戒り、前記第2の差動増幅器が前記電
流検出用抵抗の両端の電圧を検出して前記各抵抗選択制
御手段に検出電圧の出力をし、前記抵抗選択制御手段が
、前記第2の差動増幅器からの検出電圧、下位からの動
作解除信号及び外部からの抵抗切換設定電圧を人力して
前記各抵抗選択手段に選択制御信号の出力をし、前記電
流表示手段が前記電流検出用抵抗の両端の電圧に基づく
電流を表示することを含み構成する。
〔産業上の利用分野] 本発明は、電流測定装置に関するものであり、更に詳し
く言えば、測定系の内部抵抗や浮遊容量の影響を受は易
い数十(nA)程度の微小電流を測定する装置に関する
ものである。
近年、半導体集積回路装置等の微小電流の測定の要求に
伴いオペアンプを用いて電波検出用抵抗の両端に現れる
電圧を測定し、該電圧を電流換算する電流測定装置が使
用されている。
該装置によれば、測定物・測定治具及び測定装置自身の
浮遊容量と被測定物の高内部抵抗との積により算出され
る測定系の時定数が大きくなることから、オペアンプが
測定可能になるまでの時間すなわち、セットアツプ時間
が長くなり、微小電流を高速に測定することができない
という問題がある。
そこで、測定系の時定数に依存されることなく、セット
アツプ時間の短縮化を図り、微小電流を高速に測定する
ことができる装置が望まれている。
〔従来の技術] 第3図は、従来例に係る電流測定装置の構成図である。
図において、数+(nA)程度の微小電流を測定する電
流測定装置は、CPUI、電流検出用抵抗RO,オペア
ンプOPI、 OP2.電流範囲設定量!2.ii圧計
3.A/D変換回路4.リレーコイル選択回路5.@、
圧発生回W!6.測定端子7a。
7b、測定治具8等から成る。また、当該装置の測定原
理は、オペアンプOPIの出力部outと測定端子7a
との間に接続された電流検出用抵抗ROと電流範囲設定
回路2との並列合成抵抗の両端の電位差を測定し、該電
位差を電流換算したものを電圧計3により表示するもの
である。
その測定方法は、まず、測定端子7a、7bと被測定対
象9とを接続する。ここで、当該装置の初期条件として
、を流範囲設定回路2の電流範囲設定用抵抗R1〜Rn
はすべて、非選択状態となっている。すなわち、電流検
出用抵抗ROとII範囲設定回路2との並列合成抵抗は
、電流検出用抵抗RO(RO>R1>R2>−=>Rn
)のみの値となる。
次に、オペアンプ○PIの非反転端子in十に設定電圧
Voを印加する。これにより、被測定対象9から流出し
た被測定電流は測定治具8.測定端子7 a 、 TL
流検出用抵抗RO,オペアンプOPIを介して測定端子
7bに至る。この際に、オペアンプOP2により検出さ
れたt流用出用抵抗ROの両端の電圧がA/D変換され
る。
また、A/D変換された2値化データがCPUIに入力
される。CPUIでは、2値化データに基づいてリレー
選択回路5に選択制御信号を出力し、電流範囲設定回路
2のリレーコイルL1〜Lnの下位、すなわち、n番目
のリレーコイルLnを活性化し、抵抗Rnを選択する。
これにより、被測定対象9の電流測定範囲を自動設定し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来例によればCPUIによるti測定範囲
の自動設定処理は、測定系の初期化安定動作後乙こ行わ
れている。
このため、被測定対象9から見た測定系の特定数が大き
いことから電流検出用抵抗ROの両端の電圧が設定電圧
VOに安定するまでの時間、すなわち、第6図に示すよ
うなセットアツプ時間TIを長く要することがある。こ
れは、電流検出用抵抗ROが大きいこと、測定治具8や
装置内部Bの浮遊容量Cの影響により測定系の時定数τ
=CxROが大きくなるためである。これにより、測定
系が安定して測定可能になるまでの時間が長くなるとい
う第1の問題がある。
また、電流測定範囲を設定する場合、第7図に示すよう
なCPUの動作フローチャートに基づいて処理をしてい
る。
すなわち、ステップP1で電流範囲設定用抵抗Rnを選
択してから測定系が安定するまで待機処理をする。
次いで、ステ・7ブP2で電流検出用抵抗ROの両端の
電圧の取り込み処理をする。この際に、電流検出用抵抗
ROと電流範囲設定用抵抗Rnとの並列合成抵抗に係る
電位差がオペアンプOP2により検出される。その後、
ステップP3で電/itm定範囲の設定処理の正誤判断
をする。
このため、電流検出用抵抗ROに電流範囲設定用抵抗R
nが加入されたことによる測定系の安定化のための待機
処理や設定判断処理に多くの時間を要することがある。
これにより、被測定対象9の微小電流の高速測定化を図
ることができないという第2の問題がある。
本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作されたもの
であり、測定系の時定数に依存されることなく、セット
アツプ時間の短縮化を図り、微小電流の高速測定化を図
ることを可能とする電流測定装置の提供を目的とす−る
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明に係る電流測定装置の原理図を示して
いる。
その装置は、第1の反転入力部in!−が一つの測定端
子INIに接続され、第1の非反転入力部inl+が設
定電圧fiVsoに接続された第1の差動増幅器11と
、前記測定端子INIと第1の差動増幅器11の第1の
出力部ou tlとの間に接続された電流検出用抵抗R
Oと、前記電流検出用抵抗ROに並列に接続された電流
範囲設定手段12.電流表示手段13と、前記測定端子
INIに第2の反転入力部1n2−が接続され、前記第
1の差動増幅器11の第1の出力部ou tlに第2の
非反転入力部in2+が接続された第2の差動増幅器1
4と、前記電流範囲設定手段12と前記第2の差動増幅
器14の第2の出力部out2との間に接続されたn個
の抵抗選択制御手段RC1〜RCnとを具備し、前記電
流範囲設定手段12が、n個のt流範囲設定用抵抗R1
〜Rnとn個の抵抗選択手段LL−Lnから戒り、前記
第2の差動増幅器14が前記iit流検流用出用抵抗の
両端の電圧を検出して前記各抵抗選択制御手段RC1〜
RCnに検出電圧Vの出力をし、前記抵抗選択制御手段
RC1〜RCnが、前記第2の差動増幅器14からの検
出電圧■、下位からの動作解除信号SR及び外部からの
抵抗切換設定電圧±ΔVを人力して前記各抵抗選択手段
RC1〜RCnに選択制御信号51〜Snの出力をし、
前記電魔表示手段13が前記電流検出用抵抗ROの両端
の電圧に基づく電流を表示することを特徴とし、上記目
的を達成する。
〔作 用] 本発明によれば、第2の差動増幅器14からの検出電圧
V、下位からの動作解除信号SR及び外部からの抵抗切
換設定電圧±Δ■を入力して各抵抗選択手段RCI−R
Cnに選択制御信号S1〜Snの出力をする抵抗選択制
御手段RC1〜RCnが設けられている。
例えば、n個の電流範囲設定用抵抗R1〜Rnの大小関
係をR1>R2>R3>・>Rnとし、n個の抵抗選択
手段RC1〜RCnを動作解除信号SRによりリセット
し、当該装置の初期状態として第n番目の抵抗選択制御
手段RCnにより第n番目の抵抗選択手段Lnを活性化
し、第n番目の電流範囲設定用抵抗Rnを選択し、電流
検出用抵抗ROと電流範囲設定手段12との並列抵抗を
最小にするにの際の時定数τnは電流検出用抵抗ROと
第n番目の電流範囲設定用抵抗Rn、l定論具や装置内
部の浮遊容量をCとすれば、CX (RO・Rn / 
RO+Rn )となる。これにより、測定系の時定数τ
nに基づいて経時的に電圧上昇した電流検出用抵抗RO
の電位差と抵抗切換設定電圧子ΔVの電圧レベルとの比
較動作がされる。
この比較動作は、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切
換設定電圧+ΔVの電圧レベルとに差を生している場合
には、第nの抵抗選択制御手段RCnからの選択制御信
号Snが不活性化することにより第nの電流範囲設定用
抵抗Rnが非選択状態となる。
これと共に、第nの抵抗選択制御手段RCnから上位の
第n−1の抵抗選択制御手段RCn−1に動作解除信号
SRが出力される。これにより、第nlの抵抗選択制御
手段RCn−1が活性化し、第n−■の電流範囲設定用
抵抗Rn−1が選択される。この際の時定数τn−1は
電流検出用抵抗ROと第n−1番目の電流範囲設定用抵
抗Rn−1浮遊容量をCとすれば、cx (RO−Rn
−1/(RO+Rn−1))となり、rH<rn  1
の関係になる。
次いで、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切換設定電
圧+ΔVの電圧レベルとの比較動作がされる。両者に差
を生していれば、第n−1の抵抗選択制御手段RCn 
 1からの選択制御信号5n−1が不活性化することに
より第n−1の電流範囲設定用抵抗Rn−1が非選択状
態となる。
これと共に、第n−1の抵抗選択#御手段RCnlから
上位の第n−2の抵抗選択制御手段RCn2に動作解除
信号SRが出力される。これにより、第n−2の抵抗選
択制御手段R(:n−2が活性化し、電流範囲設定用抵
抗Rn−2が選択される。
この際の測定系の時定数τn−2は、Cx (RO−R
n−2/(RO+Rn−2))となり、rn〈τn−1
〈τn−2の関係になる。
このような抵抗選択制御動作が順次行なわれる。
このため、被測定対象から見た測定系の時定数が最小値
τnから順次τn−1,τn−2・・・と大きい値に推
移することから電流検出用抵抗ROの電位差が設定電圧
■0に安定するまでの時間、すなわち、第4図に示すよ
うなセットアツプ時間Tを短くすることができる。
また、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切換設定電圧
+Δ■の電圧レベルとの差が「OJとなって、比較動作
が不能になったとき、下位からの動作解除信号SRが停
止する。このことで電流測定範囲を自動設定することが
できる。
これにより、ハード的に時定数τが強制推移されること
で、従来例のCPU1の動作に依存することなく微小を
流の高速測定化を図ることが可能となる。
C実施例〕 次に図を参照しながら本発明の実施例について説明をす
る。
第2〜第4図は、本発明の実施例に係る電流測定装置の
説明図であり、第2図はその構成図を示している。
図において、例えば、被測定対象から流出する被測定電
流に応して6通りの電流測定範囲の中から一つのt流側
定範囲を自動設定して、数十〔nA〕程度の微小を流を
測定する電流測定装置について説明をする。
○Plは第1の差動増幅器11の一実施例となる第1の
オペアンプであり、第1の反転入力部inl−が一つの
測定端子INIに接続され、第1の非反転入力部inl
+が電圧発生回路21に接続されている。電圧発生回路
21は設定電圧源VSoの一実施例であり、設定電圧V
oを供給したり、リレーコイル用等の電源を供給するも
のである。
ROはxi検出用抵抗であり、測定端子INIと第1の
オペアンプ○P1の第1の出力部ou tlとの間に接
続されている。
22は電流範囲設定手段12の一実施例となる電流範囲
設定回路であり、電流検出用抵抗ROに並列に接続され
ている。該設定回路22は、5個のt流範囲設定用抵抗
R1〜R5と5個のリレーコイルL1〜L5から成る。
該設定用抵抗R1〜R5と電流検出用抵抗ROとの関係
は、RO>R1>R2>・・・・・・>R5となってい
る。また、リレーコイルL1〜L5は、第1〜第5の抵
抗選択制御回路24a〜24eにより個別に制御される
23は電流表示手段13の一実施例となる電圧計であり
、電流検出用抵抗ROに並列に接続されている。電圧計
23が電流検出用抵抗ROの電位差に基づく電流を表示
するものである。
OF2は第2の差動増幅器14の一実施例となる第2の
オペアンプであり、第2の反転入力部1n2が測定端子
INIに接続され、第1のオペアンプOPIの第1の出
力部outlに第2の非反転入力部in2+が接続され
ている。第2のオペアンプOP2は電流検出用抵抗RO
の電位差を検出して各抵抗選択制御回路24a〜24e
の各組のコンパレータP30P4〜0PII、 0P1
2に検出電圧Vを同時に出力するものである。
24 a 〜24 eは抵抗選択制御手段RC1〜RC
nの一実施例となる5個の抵抗選択制御回路であり、電
流範囲設定回路22と第2のオペアンプOP2の第2の
出力部ou t2との間に接続されている。
一つの抵抗選択制御回路24aは、−組のコンパレータ
OP3.  OF2と、2人力AND論理回路AND1
から成る比較回路と、2人力AND論理回路AND6 
 バイポーラトランジスタQ1から威るオープンコレク
タホールド回路とにより構成する。
各コンパレータOP3. OF2は、第2のオペアンプ
OP2からの検出電圧Vと抵抗切換設定電圧±Δ■とを
比較してその電位差を出力するものである。
ここで、抵抗切換設定電圧を±ΔVとしたのは、被測定
対象から当該装置への電流の向きが反転・非反転する場
合があるためである。
この際に、電位差を検出した場合にはrH,レベルを2
人力AND論理回路ANDIに出力する。
また、電位差が検出できない場合には「L」レベルを該
論理回路ANDIに出力する。
2人力AND論理回路ANDIでは、各コンパレータ○
P3.  OF2の出力が一致したときにホールド回路
の2人力AND論理回路AND2にrH,レベルを出力
する。また、該論理回路AND2は下位からの動作解除
信号SR= rLJ又はrH,レベルと先の論理回路A
ND2からのrH,レベルとのAND論理をする。
このAND論理の結果により、オープンコレクタホール
ド回路ではトランジスタQ1がカントオフされてリレー
コイルLlへの選択制御信号S1が「LJレヘルとなる
。これにより、リレーコイルL1の電源がrOFFJさ
れ、電流範囲設定用抵抗R1が非選択状態とされる。こ
れと共に、レンジ表示回路にレンジ表示データDIとし
て「Ljレベルが出力される。ここで、レンジ表示デー
タDIは、例えば、アナログ表示の電圧計23の場合、
電流範囲設定用抵抗R1が選択されたときの電流測定範
囲を示す目盛りスケールを特定するものである。
なお、SWIは測定スタートボタンであり、スイッチ「
○N」と共にオペアンプ○P1に設定電圧Voを印加す
るものである。、SW2はリセットボタンであり、スイ
ッチ「○N」と共に第5番目のオーブンコレクタホール
ド回路を動作解除状態にするものである。
[N1.  [N2は測定入力端子であり、25は測定
治具である。
26は被測定対象であり、微小電流が測定される半導体
集積回路装置等である。
また、第3図は本発明に係る測定系の初期設定時の個別
特性図である。
図において、el〜e6は設定電圧VOを一定とし、電
流設定抵抗ROを固定してi流範囲設定用抵抗R1〜R
5を−づつ選択した場合の各充電特性を示している。な
お、各オペアンプ○P10P2  コンパレータ○P3
〜0P12の特性は無視するものとする。
充電特性e1は、電流設定抵抗ROを固定して電流範囲
設定用抵抗R1〜R5を全て非選択とした場合の充電特
性である。この場合、測定治具や装置内部の浮遊容量を
Cとすれば測定系の時定数τ1はCxROとなり、該抵
抗ROの両端に現れる電圧は、V o (1−exp 
C−t/r1) )  となる。
充電特性e2は、電流設定抵抗ROを固定して電流範囲
設定用抵抗R1のみを選択した場合の充電特性である。
この場合、測定系の時定数τ2はCX(RO・R1/ 
[RO+R1] )となり、3亥抵抗ROの両端に現れ
る電圧は、Vo(1−exp〔−t/τ2])となる。
充電特性e3は、電流設定抵抗ROを固定して電流範囲
設定用抵抗R2のみを選択した場合の充電特性である。
この場合、測定系の時定数τ3はCX (RO−R2/
 [RO+R2]  )  となり、該抵抗ROの両端
に現れる電圧は、VO(1exp(−t/τ3〕)とな
る。
充電特性e4は、電流設定抵抗ROを固定して電流範囲
設定用抵抗R3のみを選択した場合の充電特性である。
この場合、測定系の時定数τ4はcx (RO−R3/
 [RO+R31)となり、該抵抗ROの両端に現れる
電圧は、Vo(Iexρ〔−1/τ4〕)となる。
充電特性e5は、電流設定抵抗ROを固定して電流範囲
設定用抵抗R4のみを選択した場合の充電特性である。
この場合、測定系の時定数τ5はCX (RO−R4/
 [RO+R41)となり、該抵抗ROの両端に現れる
電圧は、Vo(1−exp〔−1/τ5])となる。
充電特性e6は、電流設定抵抗ROを固定して電流範囲
設定用抵抗R5のみを選択した場合の充電特性である。
この場合、測定系の時定数τ6はCX (RO・R5/
 [RO+R5]  )となり、該抵抗ROの両端に現
れる電圧は、Vo(1−exp〔−1/τ6〕)となる
第4図は、本発明に実施例に係る測定系の初期設定時の
合成特性図を示している。
図において、Cは本発明に係る合成充電特性であり、個
別充電特性e6〜e4を結合した充電特性を示している
該特性は、設定電圧Voを一定とし、電流設定抵抗RO
を固定してit流範囲設定用抵抗R5〜R4を−づつ選
択した場合、抵抗切換設定電圧ΔVを基準にして個別充
電特性e6〜e4を結合した特性を示している。
また、Tはセットアツプ時間であり、測定系が安定して
電流検出動作をすることが可能となるまでの時間である
。Δ■は当該装置の作成時に設定される抵抗切換設定電
圧であり、セントアップ時間Tを制御するための基1!
値である。
こようにして、本発明の実施例によれば 第2のオペア
ンプOP、2からの検出電圧V、下位からの動作解除信
号SR及び外部からの抵抗切換設定電圧±ΔVを人力し
て各リレーコイルL1〜L5に選択制御信号S1〜S5
の出力をする抵抗選択制御回路24a〜24eが設けら
れている。
例えば、測定入力端子INI、  IN2に接続された
被測定対象26の微小it流を測定する場合、まず、当
該装置の初期状態として第5番目の抵抗選択制御回路2
4eをリセットするためにリセットスイッチSW2を接
地線側にして「L」レヘルを人力する。
次に、測定スタートボタンSWIをrONJ 1.、て
コンパレータOPIに設定電圧VOを入力する。これに
より、第5番目の抵抗選択制御口B24eがリレーコイ
ルL5を活性化し、電流範囲設定用抵抗R5を選択し、
電流検出用抵抗ROと電流範囲設定用抵抗R5との並列
合成抵抗を最小にする。この際の時定数τ6は電流検出
用抵抗ROとt流範囲設定用抵抗R5,測定治具や装置
内部の浮遊容量をCとすれば、CX (RO−R5/R
O+R5)となる、これにより、測定系の時定数τ6に
基づいて電流検出用抵抗ROの電位が経時的に電圧上昇
する(第4図e6参照)。
また、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切換設定電圧
+ΔVの電圧レベルとの比較動作がされる。この比較動
作は、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切換設定電圧
+ΔVの電圧レベルとに差を生している場合には、第5
の抵抗選択制御回路24eからの選択制御信号S5が不
活性化することにより第5の電流範囲設定用抵抗R5が
非選択状態となる。
これと共に、第5の抵抗選択制御口N24eから上位の
第4番目の抵抗選択制御回路24dに動作解除信号SR
= ’HJレベルが出力される。これにより、第4番目
の抵抗選択制御回路24dが活性化し、第4番目の1i
流範囲設定用抵抗R4が選択される。この際の時定数τ
5は電流検出用抵抗ROとt流範囲設定用抵抗R4,浮
遊容量をCとすれば、Cx (RO・R4/(RO+R
4))となり、τ6〈τ5の関係になる。
次いで、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切換設定電
圧+ΔVの電圧レベルとの比較動作がされる。両者に差
を生していれば、第4番目の抵抗選択制御回路24dか
らの選択制御信号S4が不活性化することにより第4番
目の電流範囲設定用抵抗R5が非選択状態となる。
これと共に、第4番目の抵抗選択制御回路24dから上
位の第3番目の抵抗選択制御回路24cに動作解除信号
SR= rHJレベルが出力される。これにより、第3
番目の抵抗選択制御回路24cが活性化し、電流範囲設
定用抵抗R3が選択される。
この際の測定系の時定数τ4ば、Cx(RO−R3/(
RO+R3)’)となり、τ6〈τ5〈τ4の関係にな
る(第4図参照)。
このような抵抗選択制御動作が順次行なわれる。
このため、被測定対象26から見た測定系の時定数が最
小値τ6から順次τ5.τ4・・・と推移することから
電流検出用抵抗ROの電位差が設定電圧vOに安定する
までの時間、すなわち、第4図に示すようなセットアツ
プ時間Tを短くすることができる。
また、電流検出用抵抗ROの電位差と抵抗切換設定電圧
+ΔVの電圧レベルとの差が「0」となって、比較動作
が不能になったとき、下位からの動作解除信号SRが停
止する。このことで電流測定範囲を自動設定することが
できる。
これにより、ハード的に時定数τが強制推移されること
で、従来例のCPUIの動作に依存することなく微小を
流の高速測定化を図ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば動作解除信号及び
抵抗切換設定電圧に基づいて電流範囲設定用抵抗をハー
ド的に選択する抵抗選択制御手段が設けられている。
このため、測定開始と共に最小の電流範囲設定用抵抗を
選択すること番こより、被測定対象から見た測定系の時
定数が最小値から徐々に最大値に強制推移される。この
ことで、電流検出用抵抗の両端の電圧が設定電圧に安定
するまでのセフドアノブ時間Tを短くすることが可能と
なる。
また、従来例のように待機処理や設定判断処理に多くの
時間を要するCPUの動作Gこ依存することなく電流測
定範囲の設定動作をすることが可能となる。
これにより、被測定対象の微小電流の高速測定化を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電流測定装置の原理図、第2図
は、本発明の実施例に係る電流測定装置の構成図、 第3図は、本発明の実施例に係る測定系の初期設定時の
個別特性図、 第4図は、本発明の実施例に係る測定系の初期設定時の
合成特性図、 第5図は、従来例0こ係る電流測定装置の構成図、第6
図は、従来側番こ係る問題点を説明する初期設定時の特
性図、 第7図は、従来例に係る問題点を説明するCPUの動作
フローチャートである。 (符号の説明) 11・・・第1の差動増幅器、 12・・・電流範囲設定手段、 13・・・電流表示手段、 14・・・第2の差動増幅器、 RC1=RCn・・・第1〜第nの抵抗選択制御手段、
RO・・・電流検出用抵抗、 R1〜Rn・・・電流範囲設定用抵抗、L1〜Ln・・
・抵抗選択手段、 VSo・・・設定電圧源、 INI、IN2・・・第1.第2の測定端子、V・・・
検出電圧、 SR・・・動作解除13号、 VO・・・設定電圧、 51〜Sn・・・選択制御信号、 ±Δ■・・・抵抗切換設定電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の反転入力部(in1−)が一つの測定端子(IN
    1)に接続され、第1の非反転入力部(in1+)が設
    定電圧源(VS_0)に接続された第1の差動増幅器(
    11)と、 前記測定端子(IN1)と第1の差動増幅器(11)の
    第1の出力部(out1)との間に接続された電流検出
    用抵抗(R0)と、 前記電流検出用抵抗(R0)に並列に接続された電流範
    囲設定手段(12)、電流表示手段(13)と、 前記測定端子(IN1)に第2の反転入力部(in2−
    )が接続され、前記第1の差動増幅器(11)の第1の
    出力部(out1)に第2の非反転入力部(in2+)
    が接続された第2の差動増幅器(14)と、 前記電流範囲設定手段(12)と前記第2の差動増幅器
    (14)の第2の出力部(out2)との間に接続され
    たn個の抵抗選択制御手段(RC1〜RCn)とを具備
    し、 前記電流範囲設定手段(12)が、n個の電流範囲設定
    用抵抗(R1〜Rn)とn個の抵抗選択手段(L1〜L
    n)から成り、 前記第2の差動増幅器(14)が前記電流検出用抵抗(
    R0)の両端の電圧を検出して前記各抵抗選択制御手段
    (RC1−RCn)に検出電圧(v)の出力をし、 前記抵抗選択制御手段(RC1〜RCn)が、前記第2
    の差動増幅器(14)からの検出電圧(v)、下位から
    の動作解除信号(SR)及び外部からの抵抗切換設定電
    圧(±ΔV)を入力して前記各抵抗選択手段(RC1〜
    RCn)に選択制御信号(S1〜Sn)の出力をし、 前記電流表示手段(13)が前記電流検出用抵抗(R0
    )の両端の電圧に基づく電流を表示することを特徴とす
    る電流測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6281716B1 (en) 1998-07-01 2001-08-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Potential detect circuit for detecting whether output potential of potential generation circuit has arrived at target potential or not
GB2428301A (en) * 2005-07-13 2007-01-24 A D Developments Ltd Current measurement apparatus
CN103913678A (zh) * 2013-01-08 2014-07-09 固纬电子实业股份有限公司 具图形化显示测量数据功能的安规测试仪

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