WO2014115809A1 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、キャリパ圧センサの追加配置は基体の大型化を来たし易いという問題を有していた。
図1に示すように、本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置(以下、「ブレーキ液圧制御装置」という。)Uは、4輪自動車等に用いられるものであり、基体100と、基体100の後面15(他方の面、モータ取付面)に組み付けられるモータ200(電動モータ)と、基体100の前面(一方の面、弁取付面)11に組み付けられるコントロールハウジング300と、コントロールハウジング300に収容される制御装置400とを備えて構成されている。
入口ポート23には、ブレーキ出力系統K1と同一の液圧源であるマスタシリンダMの出力ポートM1に至る配管H3が接続され、出口ポート24L,24Rには、それぞれ車輪ブレーキFL,RRに至る配管H4,H4が接続される。
ここで、ブレーキ出力系統K2は、ブレーキ出力系統K1と同一の構成であるので、以下では、ブレーキ出力系統K1について説明し、適宜、ブレーキ出力系統K2について説明する。
レギュレータRは、図2(b)に示すように、基体100に設けられたカット弁装着穴31に装着されている。カット弁装着穴31は、基体100の上下方向において、ポンプ6が装着されるポンプ穴36のポンプの中心軸Y1(以下、「ポンプ軸」という。図2(b)においてポンプ穴36は、ポンプ軸Y1で図示、以下同じ)の上方において、外側入口弁装着穴32Bと外側出口弁装着穴33Bとの間に設けられている。また、カット弁装着穴31は、基体100のポンプ軸Y1方向において、複数の出口ポート22L,22R,24L,24R(図2(a)参照、以下同じ)のうち、ブレーキ出力系統K1における基体100の端部側に配置される出口ポート22Lの中心よりも基体100の中央部寄りに配置されている。
このような入口弁2は、図2(b)に示すように、ポンプ軸Y1より上方となる基体100の上部に設けられた内側入口弁装着穴32Aまたは外側入口弁装着穴32Bに装着される。入口弁2は、ブレーキ出力系統K1,K2に2つずつ配置されているので、内側入口弁装着穴32A、外側入口弁装着穴32Bも2つずつ配置されている。2つの内側入口弁装着穴32Aおよび2つの外側入口弁装着穴32Bは、ポンプ軸Y1に沿う方向に略一列に設けられている。
このような出口弁3は、図2(b)に示すように、基体100の下部に設けられた内側出口弁装着穴33Aまたは外側出口弁装着穴33Bに装着されている。出口弁3は、ブレーキ出力系統K1,K2に2つずつ配置されているので、内側出口弁装着穴33A、外側出口弁装着穴33Bも2つずつ配置されている。2つの内側出口弁装着穴33Aおよび2つの外側出口弁装着穴33Bは、ポンプ穴36の中心(ポンプ軸Y1)の前方に位置してポンプ軸Y1に沿う方向に略一列に配置されており、前面からみたときにポンプ軸Y1にその一部がオーバーラップしている。
このようなリザーバ5は、図3(b)に示すように、基体100の下部に設けられて、ポンプ穴36の下方となる基体100の下面16に開口するリザーバ穴35(図3(b)参照)を利用して形成される。
このようなポンプ6は、図2(c)等に示すように、基体100の左側面13または、右側面14から穿設されたポンプ穴36,36(ポンプ軸Y1)に装着される。
このようなダンパ7は、図3(a)に示すように、基体100の後面(他方の面)15に設けられたダンパ穴37に配設されている。ダンパ穴37は、後面15のうちのモータ200の取付面201(モータ200の前面で覆われる部分)から穿設された有底の穴である。モータ200は、取付面201に対してシール部材202(図14参照)でシールされており、ダンパ7は、取付面201においてシール部材202(図14参照)でシールされた領域に配置されている。
マスタ圧センサ8で計測されたブレーキ液圧の値は、制御装置400に随時取り込まれ、制御装置400によりマスタシリンダMからブレーキ液圧が出力されているか否か、すなわち、ブレーキペダルBPが踏まれているか否かが判定され、さらに、マスタ圧センサ8で計測されたブレーキ液圧の大きさに基づいて、車両挙動制御等が行われる。
このようなマスタ圧センサ8は、図2(b)に示すように、基体100の上部に設けられた液圧源側センサ装着穴38に装着される。液圧源側センサ装着穴38は、内側入口弁装着穴32A,32A同士の上方において基準線X上(流路構成部100A、100Bの境界部分となる線上)に設けられている。
また、この液圧源側センサ装着穴38の下方に装着孔20Aが貫通して設けられている。
キャリパ圧センサ9は、図2(b)に示すように、基体100においてキャリパ圧センサ装着穴39に装着されている。キャリパ圧センサ装着穴39は、内側入口弁装着穴32Aと内側出口弁装着穴33Aとの間に設けられている。また、2つのキャリパ圧センサ装着穴39,39は、ポンプ軸Y1に沿う方向において、カット弁装着穴31,31同士の間に配置され、カット弁装着穴31,31とともに略一列に配置されている。
モータ200は、図3(a)に示すように、基体100の後面(他方の面)15に設けた円形凹状の取付面201に取り付けられるようになっており、取り付けられた状態で、取付面201に形成されたダンパ穴37を覆うようになっている。
各車輪がロックする可能性のない通常のブレーキ時においては、前記した複数の電磁弁を駆動させる複数の電磁コイルは、いずれも制御装置400によって消磁させられる。つまり、通常のブレーキにおいては、カット弁1と入口弁2とが開弁状態になっており、出口弁3が閉弁状態になっている。また、サクション弁4は閉弁状態に保持されており、マスタシリンダMとリザーバ5とが遮断されている。
アンチロックブレーキ制御は、車輪がロック状態に陥りそうになったときに実行されるものであり、ロック状態に陥りそうな車輪の車輪ブレーキFR,RL,FL,RRに対応する制御弁手段Vを制御して、車輪ブレーキFR,RL,FL,RRに作用するブレーキ液圧を減圧、増圧あるいは一定に保持する状態を適宜選択することによって実現される。なお、減圧、増圧および保持のいずれを選択するかは、図示しない車輪速度センサから得られた車輪速度に基づいて、制御装置400によって判断される。
車両挙動制御は、特に雨天時や雪道のコーナリング等の走行時に起こる走行状況等の変化によって起こる挙動の乱れを防止するためのものである。
取付面201には、モータ200の電源端子203(図14参照)が装着される装着孔20Aが基体100の前後に貫通して設けられている。装着孔20Aは、モータ装着穴20の上方に形成されている。
また、ダンパ穴37,37は、モータ装着穴20の中心と入口ポート21の中心を通る直線上、モータ装着穴20の中心と入口ポート23の中心を通る直線上に形成されている(図3(a)参照)。
ダンパ穴37は、ダンパ穴37の開口に装着される蓋部材7b(図14参照)およびモータ200と取付面201との間に介設されるシール部材202によって、二重にシールされるようになっている。
また、流路構成部100A、100Bの境界部分には液圧源側センサ装着穴38が形成されている。液圧源側センサ装着穴38は、装着孔20Aの上方に形成されている。
また、キャリパ圧センサ装着穴39には、キャリパ圧センサ9(図20参照)が装着され、さらに、液圧源側センサ装着穴38には、マスタ圧センサ8(図20参照)が装着される。
また、装着孔20Aには、後面15に取り付けられたモータ200の電源端子203(図14参照)が挿通される。
また、図3(b)に示すように、下面16のリザーバ穴35には、リザーバ5(図20参照)が装着される。
リザーバ収容孔5aは、有底円筒状を呈している。リザーバ収容孔5aには、リザーバピストン5bがリザーバスプリング5cによりリザーバ収容孔5aの容積を縮小する方向に付勢されている。大径収容部35aには、中間バルブ301が配設される。この中間バルブ301は、上方に位置する上側バルブ302を開弁させることが可能な中間ピストン303を有する。小径収容部35bに配設される上側バルブ302は、開弁したときにリザーバ5側とマスタシリンダM側とを連通させる常閉型のバルブである。
リザーバピストン5bと中間ピストン303との間には、リザーバ室(リザーバ穴35)5dが形成されている。このリザーバ室5dは、開放路E(図20参照)を介して出口弁3,3に連通している。また、中間ピストン303と上側バルブ302との間には、ポンプ吸入室304が形成されている。このポンプ吸入室304は、吸入液圧路C(図20参照)を介してポンプ6の吸入側に連通している。本実施形態では、ポンプ吸入室304がポンプ6に直結されている。
リザーバピストン5bおよび中間ピストン303が上昇すると押圧部材312も上昇して上側バルブ302のボール313に当接する。
中間ピストン303には、負圧解除ピン317が設けられている。負圧解除ピン317は、リザーバピストン5bが初期位置からリザーバ室5dの容積を減少させる方向に所定量だけ変位したときに弁体310を上方に向かって押圧し、弁体310を弁座309から離間させることで開閉弁306を開弁させる。
なお、リザーバピストン5bと中間ピストン303との間には、リザーバピストン5bが中間ピストン303側に変位する推力を増幅する図示しない板ばね部材が配置されている。
小径収容部35bは、第二流路52(図5参照)を介してマスタシリンダMと連通接続しているので、スプリング315のばね力に抗してボール313が着座部314から離間し上側バルブ302が開弁状態となったとき、マスタシリンダMからのブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)がポンプ吸入室304内に流入したり、前記とは逆にポンプ吸入室304内のブレーキ液圧がマスタシリンダM側に流出したりする。
図6、図7、図9に示すように、入口ポート21は、有底円筒状の穴であり、図6に示す第一流路51(横孔51a等)と、図5に示す小径収容部35bとを介してカット弁装着穴31と連通している。第一流路51は、図6,図11(a)に示すように、入口ポート21の底面から流路構成部100Aの前面11に向かって穿設された横孔51aと、流路構成部100Aの右側面14から左側面13に向かって穿設された横孔51bと、流路構成部100Aの前面11から横孔51bの端部に向かって穿設された横孔51cと、小径収容部35b(図5参照)の底面から流路構成部100Aの上面12に向かって穿設された縦孔51d(図5参照)とからなる。
また、図6に示すように、横孔51cの後端部には、その後端部から流路構成部100Aの左側面13に向かって穿設された横孔38aが交差している。横孔38aは、その左端部が横孔38bに挿通している。なお、横孔38bは、液圧源側センサ装着穴38の底面から流路構成部100Aの後面15に向かって穿設された孔である。
ここで、入口ポート21の底部から第一流路51の横孔51a~51c、縦孔51d、小径収容部35bを通じて、カット弁装着穴31の側部に至る流路が図20に示す出力液圧路Aに相当する。
横孔54cの左端部には、流路構成部100Aの上面12から下面16に向かって穿設された縦孔からなる第五流路55が交差している。第五流路55は、ダンパ穴37に連通している。
ここで、カット弁装着穴31の底部から第四流路54を介して内側入口弁装着穴32Aおよび外側入口弁装着穴32Bに至る流路、内側入口弁装着穴32Aから第二流路52(図8参照)を介して出口ポート22Rに至る流路、および外側入口弁装着穴32Bから第三流路53(図8参照)を介して出口ポート22Lに至る流路が、図20に示す車輪液圧路Bに相当する。
ここで、内側出口弁装着穴33Aから第七流路57を介してリザーバ穴35に至る流路、および外側出口弁装着穴33Bから第八流路58を介してリザーバ穴35に至る流路が、図20に示す開放路Eに相当する。
また、ポンプ穴36は、図7に示すように、第六流路56を介してダンパ穴37と連通している。第六流路56は、流路構成部100Aの下面16から上面12に向かって穿設された縦孔56aと、流路構成部100Aの後面15から前面11に向かって穿設された横孔56bと、流路構成部100Aの右側面14から左側面13に向かって穿設された横孔56cとからなる。縦孔56aは、その上端部が横孔56bに交差している。横孔56bの前端部は横孔56cに交差しており、横孔56cはダンパ穴37の側壁にまで達している。
ここで、ポンプ穴36から第六流路56を通じてダンパ穴37に至る流路が、図20に示す入口流路Da(吐出液圧路D)に相当する。
ここで、第五流路55が、図20に示す出口流路Db(吐出液圧路D)に相当する。
なお、図10,図13(a)に示すように、ダンパ穴37に対する第五流路55の接続部分は他の部分に比べて小径に絞られており、この小径にされた部分によって前記したオリフィス6a(図20参照)が形成されている。オリフィス6aは、前記したように、ダンパ7(図20参照)と協働して脈動を減衰する役割をなす。
なお、ポンプ穴36に装着されたポンプ6は、モータ200の図示しない出力軸に取り付けられた偏心カムによって駆動されるようになっている。
つまり、リザーバ穴35、大径収容部35a、小径収容部35bおよび第一流路51の縦孔51dは、相互に連通しており、基体100に段付き円筒状に一体的に形成されている。
したがって、上下方向に連なる縦孔51d、小径収容部35bおよび大径収容部35aを挟んで左右の直近位置に各装着孔が配置される構成と相まって、流路の短縮化および流路の簡素化を好適に実現することができる。
また、上下方向に連なる縦孔51dからリザーバ穴35に至る流路、第二流路52、および第三流路53が、それぞれ一直線状となっているので、流路等の形成が簡単であり、基体100の製造コストを低減することができる。
これにより、基体100の上部側のスペースを有効に利用した配置が可能となる。
通常のブレーキにおいては、前記したように、サクション弁4が閉弁状態にあり、カット弁1となる常開型の電磁弁が開弁状態にあるので、図17に示すように、入口ポート21から流入したブレーキ液は、第一流路51を通ってカット弁装着穴31に流入し、開弁状態にある電磁弁の内部を通って第四流路54に流入する。そして、第四流路54に流入したブレーキ液は、第四流路54から内側入口弁装着穴32Aの底部に流入するとともに、第四流路54から外側入口弁装着穴32Bの底部に流入する。
内側入口弁装着穴32Aに流入したブレーキ液は、入口弁2となる常開型の電磁弁が開弁状態にあるので、その内部を通って第二流路52に流入し、出口ポート22Rを通って車輪ブレーキFRに至る。同様に、外側入口弁装着穴32Bに流入したブレーキ液は、入口弁2となる常開型の電磁弁が開弁状態にあるので、その内部を通って第三流路53(図5参照)に流入し、出口ポート22Lを通って車輪ブレーキFLに至る。
また、右前の車輪ブレーキFRに至る第二流路52に流入したブレーキ液は、キャリパ圧センサ装着穴39に流入する。そして、キャリパ圧センサ9によって車輪液圧路B内のブレーキ液圧が計測され、その計測値は制御装置400に随時取り込まれる。
アンチロックブレーキ制御によって、例えば、車輪ブレーキFR(図20参照)に作用するブレーキ液圧を減圧する場合には、前記したように、制御装置400(図1参照)によって車輪ブレーキFRに対応する入口弁2が閉弁状態にされ、出口弁3が開弁状態にされる。そうすると、車輪ブレーキFRに作用していたブレーキ液は、図18に示すように、出口ポート22Rおよび第二流路52を通って内側入口弁装着穴32Aに流入する。ここで、内側入口弁装着穴32Aの入口弁2となる常開型の電磁弁は、閉弁状態にあるので、ブレーキ液は、第四流路54(図7参照)に流入することなく、内側入口弁装着穴32Aの側壁と電磁弁の外周面との間にある間隙を通って下方の第二流路52側へ流出し、第二流路52を通じて内側出口弁装着穴33Aに流入する。
その際、中間ピストン303に設けられた開閉弁306の弁開可能圧力が低圧に設定されているため、図15に示すように、弁体310がバルブスプリング311のばね力に抗して弁座309から離間して開閉弁306が速やかに開弁状態となる。
車両挙動制御において、例えば、車輪ブレーキFR(図20参照)を制動する場合には、前記したように、制御装置400によってカット弁1が閉弁状態にされ、モータ200が作動してポンプ6(図20参照、以下同じ)が駆動される。ポンプ6が駆動されると、図16(a)の状態から図16(b)の状態になり、吸入液圧路Cを介してポンプ吸入室304が負圧状態となる。同時に、中間ピストン303に設けられた開閉弁306の弁体310も吸引されて弁座309から離間し、開閉弁306が開弁状態となる。この結果、連通路305を介してリザーバ室5d内のブレーキ液が吸引されてリザーバ室5dも負圧状態となる。
そして、内側入口弁装着穴32Aにある入口弁2としての電磁弁の内部を通って第二流路52(図5参照)に流入し、出口ポート22Rを通って車輪ブレーキFRに至る。
1 カット弁
2 入口弁(増圧弁)
3 出口弁(減圧弁)
4 サクション弁
5 リザーバ
6 ポンプ
6a オリフィス
7 ダンパ
8 マスタ圧センサ
9 キャリパ圧センサ
11 前面(一方の面、弁取付面)
15 後面(他方の面、モータ取付面)
21,23 入口ポート
22R,22L,24L,24R 出口ポート
35a 大径収容部
35b 小径収容部
100 基体
200 モータ
O1 軸心(モータの回転中心軸)
Y1 ポンプ軸(ポンプ軸の中心)
FR、RL、FL、RR 車輪ブレーキ
M マスタシリンダ(液圧源)
R レギュレータ
Claims (6)
- 基体と、複数の増圧弁と、複数の減圧弁と、マスタ圧センサと、一対のリザーバと、一対のカット弁と、一対のポンプと、一対の機械式サクション弁と、一対のキャリパ圧センサと、モータと、を備え、
前記基体の一方の面を、前記複数の増圧弁と、前記複数の減圧弁と、前記一対のカット弁と、前記一対のキャリパ圧センサと、が取り付けられる弁取付面とし、前記基体の一方の面の背面側となる前記基体の他方の面を、前記モータが取り付けられるモータ取付面とし、
前記複数の増圧弁が、前記ポンプの中心軸に沿う方向に一列に配置され、前記複数の減圧弁が、前記ポンプの中心軸に沿う方向に一列に配置され、前記一対のカット弁および前記一対のキャリパ圧センサが、前記ポンプの中心軸に沿う方向に一列に配置されており、
前記ポンプの中心軸に沿う方向および前記モータの回転中心軸と直交する方向を上下方向としたときに、液圧源からの入口ポートおよび複数の車輪ブレーキに至る複数の出口ポートが前記基体の上部に配置されるとともに、前記一対のリザーバが前記ポンプの中心軸を挟んで前記上部の反対側となる前記基体の下部に配置されており、
前記一対のポンプは、前記入口ポートと前記リザーバとの間にそれぞれ配置され、
前記複数の増圧弁は、前記ポンプの中心軸より上方にそれぞれ配置され、
前記複数の減圧弁は、前記複数の増圧弁よりも下方にそれぞれ配置され、
前記一対のカット弁は、前記増圧弁と前記減圧弁との間にそれぞれ配置されるとともに、前記基体の端部に配置される前記増圧弁および前記減圧弁よりも前記基体の中央部寄り配置され、
前記一対の機械式サクション弁は、前記ポンプの中心軸に沿う方向に並設された前記複数の減圧弁のうち前記回転中心軸を通る上下の基準線よりも前記基体の端部側で並んでいる前記減圧弁同士の間に配置されるとともに、前記一対のカット弁とそれぞれ連通しており、
前記マスタ圧センサは、前記ポンプの中心軸に沿う方向に並設された前記複数の増圧弁のうち前記基体の中央部において隣り合う前記増圧弁同士の上方において前記上下の基準線上に配置されていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 前記一対のキャリパ圧センサは、前記基体内において、複数の前記出口ポートのうち前記基体の中央部寄りに配置される前記出口ポートの液路に対して交差するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記一対の機械式サクション弁は、大径部と小径部とをそれぞれ備え、前記大径部が前記一対のポンプにそれぞれ直接連通し、前記小径部が前記一対のカット弁にそれぞれ直接連通していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記ポンプに連通するダンパを備え、
前記ダンパは前記モータ取付面に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 前記モータは前記モータ取付面に対してシール部材でシールされており、
前記ダンパは、前記モータ取付面において前記シール部材でシールされた領域に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 前記ダンパは、前記ポンプの中心軸より前記入口ポート側に配置されており、
前記ポンプと前記ダンパとを繋ぐ液路の一部は前記基体の下面から前記基体の上面に向けて形成されるとともに、
前記ダンパと前記カット弁とを繋ぐ液路の一部は前記基体の上面から前記基体の下面に向けて形成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載に車両用ブレーキ液圧制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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