WO2004111956A1 - 飲料供給装置及び飲料供給方法 - Google Patents

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Hiroshi Yamamoto
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Abstract

水フィルタによりろ過した水を希釈水や炭酸水として液体原料ともに、飲料として供給する飲料供給装置本体において、一度飲料が供給されてから所定時間飲料の供給がされない場合、飲料供給のために選択ボタンを押しても飲料を供給することができないようにした。この状態でオープニングスイッチを投入すると、滞留した水を排出することができ、水の排出完了後に飲料の供給禁止を解除する。

Description

T JP2004/008673
飲料供給装置及び飲料供給方法
技術分野
本発明は、 飲料供給装置及び飲料供給方法に関し、 例えば、 少な く とも水等の希釈液を用いて明液体原科を希釈して飲料と して供給す る装置及び方法に関する。
田 発明の背景
飲料供給装置は飲料ディスペンサとも呼ばれ、 例えばジュース用 のシロ ップ等の液体原料を、 販売直前に希釈水又は炭酸水と混合し て飲料と して供給する装置である。 炭酸系飲料とするには、 希釈水 に炭酸ガスを注入して炭酸水と し、 これをシロ ップと混合するよう にする。
飲料供給装置で大型の貯蔵タンクを介して水道水を供給すると、 大型貯蔵タンク内に水道水が長時間滞留して滞留水の塩素濃度が減 少し、 一般の水道水中より も細菌数が増加するという問題があった 。 そこで、 飲料供給装置には、 小型の貯蔵タンクを用い、 同時に使 用する水の品質を高めるためにタンク内に活性炭フィルタ等を配置 し、 塩素等を除去していた。
しかしながら、 塩素を活性炭フィルタで除去すると微生物の殺菌 作用が失われるため、 活性炭フィルタを通過して塩素が除去された 浄水を長時間使用しない場合には、 活性炭フィルタから下流の水ラ イン (炭酸飲料を提供する場合には炭酸水供給ラインも含む) で微 生物が増殖した不衛生な水が飲料用に供される可能性もあった。 ま た不衛生とまではいえないが、 味の変化が生じる場合もある。 なお、 飲料供給装置ではないが、 浄水装置においては、 このよう な問題に対処するために、 一定時間給水されなかったとき、 その後 蛇口をあけると、 浄水器の 2次側に直接連結したパイパス管路を通 して殺菌洗浄するものがある (例えば、 特開 2 0 0 2— 2 6 3 6 3 8号公報参照) 。
飲料供給装置においては、 この問題に効果的な対策を施したもの はなかった。
従来の対策と しては、 開店準備時に飲料供給装置の電源を入れた 後、 最初に飲料を手動で排出する方法があり、 これにより滞留した 水を飲料と して放出し廃棄することが可能である。 しかし、 この方 法では細菌の増殖可能性の低いシ口 ップも飲料と して廃棄すること となり、 廃棄ロスが生じる。
また、 開店中であっても長時間に亘つて飲料の供給がなされなか つた場合には長時間の水の滞留に気づかない場合もある。
さ らに、 活性炭フィルタの構造によっては活性炭フィルタ内部で 菌が増殖するおそれがあり、 活性炭フィルタ内の滞留水も衛生面で 問題を生じさせるおそれがあった。
これらの長時間滞留した水は排出されることが望ましいが、 排出 するか否かは飲料供給装置の使用者の判断に委ねられており、 排出 を忘れる場合や、 排出の必要が無い場合にも排出することで飲料が 無駄になる場合もあった。 発明の開示
本発明は、 上記問題点に鑑み、 飲料供給が所定時間以上連続して 停止した場合には飲料供給装置に滞留している水を確実に排出でき る飲料供給装置および飲料供給方法を提供することを目的とする。 本発明は、 ろ過した水を飲料の一部と して用いる飲料供給装置又 は飲料供給方法において、 所定時間飲料の供給がされない場合飲料 の供給を禁止するものである。 このようにすれば、 滞留した水を排 出する時期を使用者に確実に伝えるこ とができ、 また滞留水を誤つ て飲料と して使用することもなくなる。
また、 本発明によれば、 飲料の供給が禁止されているときに、 手 動によ り滞留水を排出することができる。 これにより、 飲料供給装 置の管理者は排水動作を意識して行う ことができ、 排水を誤って使 用するようなことがなくなる。 さ らに滞留水の排出完了後に飲料の 供給禁止を解除するようにもできる。 このよ う に、 本発明によると 、 滞留水を一部にでも含む水はほぼすベて排出されて新鮮な水に置 き換わった後、 販売可能となるので、 衛生面の心配はなく、 風味を 損ねることもない。
また、 本発明によれば、 長時間連続して飲料の供給が停止し、 希 釈水などの給液管に滞留した水に微生物が増殖した場合でも、 それ らの滞留水を廃棄し、 新鮮な浄水で置換し、 それを用いて飲料を供 給するこ とができ、 衛生的な飲料を提供できる。
さ らに、 本発明装置には、 飲料が供給されない継続時間を計測す る計時手段を備え、 所定時間と比較するこ とによ り、 飲料供給禁止 までの時間を計ることができる。 この所定時間は、 任意に設定可能 なものである。 したがって、 供給禁止に至る継続時間は、 装置構成 や配管長さなどを考慮して最適な時間を選択できる。
本発明は、 滞留した水を排出する時期を管理者等に確実に伝える ことができ、 滞留水を誤って飲料として使用することもない。
また、 手動によ り排水操作が行えるので、 管理者が排水操作を意 識して行え、 排水を誤って使用するよ うなことを防ぐことができる さ らに、 滞留水を新鮮な浄水で置換して飲料と して供給できるの で、 衛生的な飲料を提供することができる。
以下に図面を参照して、 本発明の実施の形態を説明する。
図 1は、 本発明の飲料供給装置の 1実施形態を示す概略図である 図 2は、 図 1の飲料供給装置の制御部の入出力関係を示す図であ る。
図 3は、 本発明の 1実施形態の動作フ口一を示すフローチャー ト である。 発明を実施するための最良の形態
図 1 は、 本発明の一実施形態の概略図であり、 図 2は、 図 1 に示 した一実施形態の飲料供給装置の制御部の入出力関係を示す図であ り、 図 1 と共通する符号を付した。
図 1 において、 1 0 0は、 飲料ディスペンサ本体であり、 例えば ジュースやウーロン茶などの非炭酸飲料及びコーラ等の炭酸飲料を 複数種類供給できる装置である。 水道パルプ 2 1 0を通った水道水 が、 例えば活性炭等から成る水フィルタ 2 0 0を介して飲料ディス ペンサ本体 1 0 0に希釈水と して供給され、 炭酸ガスボンベ 3 0 0 からは、 炭酸ガスレギユレータ 3 1 0を介して、 炭酸ガスが飲料デ ィスペンサ本体 1 0 0内のカーボネータ 1 7に供給され、 炭酸水の 製造に使用される。 なお、 供給される飲料の元となる液体原料は飲 料として使用されるものであればよく、 例えばウィスキー、 焼酎な どでもよい。
図 1では、 希釈水と炭酸水の供給路のみを示し、 シロ ップ等の飲 料液体原料の供給路は省略され、 液体原料を収容する B I B ( bag in box) も省略されている。
図 2に示したように、 本例では、 入力装置としては、 選択パネル に配置された選択ポタン 3、 キーポード 1 0、 販売可スィ ツチ 2、 オープニングスィッチ 9があり、 また、 電源ラインとして、 メイン 電源スィ ッチ 1がある。 出力装置には、 水入口電磁弁 4、 水ポンプ 5、 カーボネータ給水電磁弁 7、 希釈水電磁弁 6、 炭酸水電磁弁 8 、 販売可ランプ 2 1、 オープニングランプ 9 1がある。 制御装置は 、 マイクロプロセッサやメ モ リ等を備えた制御部 1 3を備えている 。 なお、 制御装置と してリ レー回路 1 2 (第 1図) を加えてもよい 。 入力装置にオープニングスィ ッチ 9を備え、 オープニングスイ ツ チ 9の手動入力によ り、 各種出力を制御可能と したのが本発明の特 徴の一つを表わしている。 本発明による制御の特徴は、 以下に詳細 に説明される。
飲料の販売に際しては、 顧客の注文に応じて、 店員がカップ (図 示せず) を図 1の販売ノズル 2 0の下の ドリ ップトレイ 1 8上に置 き、 注文に対応したジュース等の選択ポタン 3を押すことによ り、 希釈水、 必要なら炭酸水が、 液体原料と共にカップに注がれること になる。 ここで選択ボタン 3は、 1個のスィ ッチのみを図示したが 、 通常販売する飲料の種類に対応して複数の選択ボタンが備えられ ている。
制御装置は、 商用電源に接続するプラグ 1 9を有して、 メイ ン電 源スィ ッチ 1 によ り制御される電源回路 1 1に接続されている。 メ イ ン電源スィ ッチ 1 は、 通常常に投入されている。 例えば、 1 日 の 販売終了時には、 デイスペンサ管理者等は販売可スィ ッチ 2をオフ することになる。 販売可スィ ッチ 2は、 通常力パーないし蓋で覆わ れて配置され、 誤ってオン · オフすることのないよ うにされている 。 飲料ディスペンサの動作のオン ' オフは、 販売可スィ ッチ 2をォ ン · オフすることによって行われる。 販売可を示す販売可ランプ 2 1が飲料ディスペンサ本体 1 0 0 の前面に配置され、 一般的には、 JP2004/008673 販売可スィ ッチ 2のオンと ともに点灯して販売可を示す。 ただし、 本発明においては、 以下に詳細に説明するように、 販売準備時に販 売可スィ ッチ 2をオンにしても、 販売可ランプ 2 1 がただちに点灯 することはほとんどない。
販売可スィ ッチ 2は、 切替スィ ッチであって、 オフに切替えるこ とによ り、 水ポンプ 5、 希釈水電磁弁 6、 カーボネータ給水電磁弁 7、 炭酸水電磁弁 8をオフにして、 販売不可の状態にする。 販売可 ランプ 2 1 が消灯しているこの状態で飲料販売以外の、 機器のメ ン テナンス等を行うことができる。 本発明は、 飲料が供給されない継 続時間を計測することを特徴の一つとするが、 継続時間の計測中に 販売可スィ ッチ 2がオフになったとしても、 継続時間の計測に影響 を与えることはない。 以下、 販売可スィ ッチ 2はオンと して説明す る。
電源スィ ッチ 1が投入され,販売可スィ ッチ 2がオン (販売可ラ ンプ 2 1が点灯) している状態で、 例えば炭酸飲料の注文に応じて 、 店員がカップを販売ノズル 2 0の下に置き、 選択ポタン 3を押す と、 マイク ロプロセッサ、 メモリ等からなる制御部 1 3によ り、 制 御信号が出力され、 リ レー回路部 1 2によ り希釈水を供給するため の希釈水電磁弁 6 と、 炭酸水を供給するための炭酸水電磁弁 8 と、 水入口電磁弁 4 とに通電され、 各バルブが開く。 同時に水ポンプ 5 が動作し、 水入口電磁弁 4からの水を加圧する。 加圧された水は、 冷却水が入った水槽 1 5に配置された冷却コイル 1 6 aを通り冷却 される。 冷却された水の一方は、 流量調整器 1 4 aを介して希釈水 電磁弁 6に供給される。 他方の水は、 カーボネータ給水電磁弁 7を 介してカーボネータ 1 7に送られ、 炭酸ガスボンベ 3 0 0からの炭 酸ガスを溶解させて、 冷却コイル 1 6 bを介して炭酸水電磁弁 8に 供給される。 この時、 送られる希釈水及び炭酸水は、 各流量調整器 1 4 a , 1 4 bにより一定流量にコン ト口ールされ、 希釈水電磁弁 6及び炭酸水電磁弁 8を通り、 販売ノズル 2 0から供給される。 図 示はしないが、 販売ノズル 2 0にはジュース等の原料液体も同時に 供給され、 ドリ ップトレイ 1 8上のコップ (図示せず) に所望の炭 酸飲料が供給される。 なお、 飲料供給時間は、 制御部 1 3の販売時 間タイマー等により制御される。
ここで、 制御部 1 3では、 上記販売動作を制御するのと同時に、 選択ボタン 3が押されたことを検知してカウンタをリセッ ト し、 選 択ボタン 3が押されてからの時間 t 1 (図 2参照) をカウントする 。 これは、 現在の販売から次の販売が始まるまでの時間を監視する ものである。 このカウント中に販売可スィ ツチ 2がオフされるなど 販売中止の信号が出され、 販売中止となったと しても、 カウントが 止まることはなく、 またリセッ トされることもないことはいうまで もない。
他方、 あらかじめキーポー ド 1 0によ り、 所定の時間 t 2 (図 2 参照) が設定され、 制御部 1 3に入力されている。 この所定の時間 t 2は、 任意に設定できるが、 通常水フィルタ 2 0 0を通って滞留 している水中の雑菌が増えて味を損ねるか不衛生となる時間よ り短 い時間に設定される。 この時間は装置構成や季節等の条件により異 なる。 一例と しては、 5時間程度に設定することが考えられる。
そして、 選択ボタンを押されてからの時間 t 1力 上記設定時間 t 2 と等しいか又は長くなつた時点で、 選択ボタン 3からの入力は 制御部 1 3に読み込まれなく なる。 すなわち、 所定の時間飲料ディ スペンサ本体 1 0 0による飲料販売がなければ、 もはや飲料を販売 できなくなる。 このとき、 販売可ランプ 2 1が消灯して、 店員又は 管理者等に販売が不可能になったことを示す。 なお、 飲料の販売を 不可能にする手段と しては、 電磁弁を閉止しても、 販売ノズル自体 を閉止してもよく、 その他適宜の手段を採用できる。
本実施形態ではこのような構成を採用するので、 希釈水中の雑菌 が増えて問題となる時間が経っているにもかかわらず、 知らずにあ るいは誤って、 その状態の希釈水を使用してしま う という ことを、 防止できる。
そして、 選択ポタン 3の入力が受け付けられなくなった後は、 ォ ープニングランプ 9 1の点灯によ り、 滞留している水の排出が必要 であることを示す。 管理者又は店員は、 オープニングランプ 9 1の 点灯を確認して、 オープニングスィ ツチ 9をオンにすることによつ て、 滞留している希釈水の大部分や炭酸水の一部を排水して同時に 希釈水の管路を洗浄して、 飲料の販売を可能な状態に戻す操作を行 う。 オープニングスィ ッチ 9は力パーや蓋で覆って誤操作を防止す るように配置されている。 また、 機器本体の側面や背面など適宜の 場所に配置してもよい。
本例では、 一度飲料が販売されてから、 所定時間を過ぎた例を説 明しているが、 飲料の販売をしなかった継続時間のカウントは、 販 売可スィ ツチ 2のオン · オフに無関係になされるので、 通常はこの オープニングスィ ッチ 9は、 飲料販売の開始準備の段階で行われる ことが多い。
すなわち、 飲料販売の開始準備時には、 結果的に所定時間連続し て販売が行われなかった状態になっており、 販売可スィ ッチ 2を投 入しても、 販売可ランプ 2 1が点灯せず、 また選択ボタン 3の入力 も受け付けられず、 販売可能とはならない。 これは、 オープニング スィ ッチ 9の投入によるオープニング操作が必要であることを示し ており、 管理者は、 オープニングランプ 9 1の点灯を確認してォー プニングスィ ツチ 9をオンにすることになる。
オープニングスィ ッチ 9をオンすると、 排水信号が出力され、 希 釈水電磁弁 6及び水入口電磁弁 4が開き、 水ポンプ 5が動作し、 水 道水が水フィルタ 2 0 0、 希釈水電磁弁 6を通って、 滞留している 水を販売ノズル 2 0から排出する。 滞留水は、 制御部 1 3に入力さ れている所定の設定時間だけ排出される。 この排出時間は、 キーポ ード 1 0により適宜設定できる。 例えば装置 1 0 0 と水フィルタ 2 0 0間の配管長さに対応して設定してもよい。 したがって、 水フィ ルタ 2 0 0や装置の配管に滞留していた水はほぼすベて排出され、 さ らに新鮮な水で洗浄された後滞留水はほぼすベて新鮮な水で置換 される。 排水時間が終わると、 希釈水電磁弁 6は制御部 1 3 よりの 信号により閉止する。
次に、 制御部 1 3は、 炭酸水電磁弁 8を開き、 カーボネータ 1 7 以後の配管の炭酸水を放出する。 ここでも、 放出時間は適宜設定で き、 制御部 1 3によ り管理される。 配管内の炭酸水の放出とともに 、 水ポンプ 5が動作して、 カーボネータ 1 7にろ過した新しい水を 供給し、 新たに炭酸水を配管に送る。 なお、 カーボネータ 1 7の炭 酸水はすべて排出されるものではないが、 炭酸水は酸性であるので 微生物の増殖は問題とはならない。 このよ うにして、 水フィルタ 2 0 0内及びその下流の滞留していた水はほぼすベて排出され、 新し い水と入れ替えることができる。 この水の排水作業で同時に水フィ ルタ 2 0 0及び配管等の洗浄も実行されることになる。
排水作業が完了すると、 制御部 1 3により、 選択ボタン 3の入力 禁止を解除すると ともに販売可ランプ 2 1 を点灯し、 通常の販売可 能な状態に復帰する。
本発明では、 飲料販売を禁止した後、 デイスペンザ管理者等によ り、 手動で排水作業を実行する。 例えば、 カップを用いる自動販売 機では、 カップが配置されなければ飲料が供給されない。 これに対 して、 飲料ディスペンサは、 自動販売機とは異なり飲料供給部が開 放状態であるから、 自動的な排水処理では排水が行われていること が認識されないで排水を使用してしまう可能性がある。 本発明では 、 手動操作と したことによ り、 管理者が自覚して排水作業を実行す るので、 排水を誤って使用するようなことはない。
本発明による 1実施形態の動作フローを図 3に示す。
図 3のフローでは、 選択ボタン 3がオンされる力 、 又はオーブ二 ング操作による排水処理が終了し、 販売可ランプ 2 1が点灯し、 販 売可能な状態にある時点を開始時点とする。 所定の時間 t 2はすで に設定済みである。
ステップ S 1では、 選択ボタン 3がオンされる力 、 又は排水処理 が終了したことによって、 カウンタがリセッ トされ、 継続時間 t 1 をカウント開始する。
ステップ S 2では、 次の販売が行われたか否か、 すなわち選択ポ タン 3 (選択ポタン 3は通常複数のスィ ッチからなり、 そのうちの いずれか) が押されたか否かを監視する。 選択ポタン 3がオンされ ると飲料販売が行われると ともに、 開始時点に戻り、 ステップ 1 に 進み、 継続時間はリセッ トされ、 新たな力ゥントが開始される。 選択ボタンがオンとならない場合は、 ステップ S 3で、 継続時間 t 1が予め設定された所定時間 t 2よ り小さいか否かを判断する。 小さい場合は、 ステップ 2に戻り、 選択ボタン 3を監視する状態に 戻る。 t 1力 s t 2 と等しいか又は大きくなる ( t l ≥ t 2 ) と、 ス テツプ S 4で、 選択ボタン 3へのオン入力を受け付けることを禁止 して、 販売可ランプ 2 1が消灯して、 販売中止を示す。
次に、 ステップ S 5で、 管理者がオープニングスィ ッチ 9をオン することによ り、 滞留している水の排出を行う。
まず、 ステップ S 6では、 前述のよ うに、 所定の時間、 希釈水電 磁弁 6及び水入口電磁弁 4が開き、 水ポンプ 5が動作し、 水道水が 4 008673 水フィルタ 2 0 0、 希釈水電磁弁 6を通って、 販売ノズル 2 0から 排出される。 所定の時間が過ぎ、 排出が完了すると、 希釈水電磁弁 6及び水入口電磁弁 4は、 閉止する。
次に、 例えば 5秒間程度 (タイマーで設定可能) の間をおいて、 ステップ S 7で、 炭酸水電磁弁 8を開き、 所定の時間、 カーボネー タ 1 4内の水が排出される。 なお、 排出された水は、 ドリ ップトレ ィを用いて廃棄される。 カーボネータの放出が終わると、 水入口電 磁弁 4及びカーボネータ給水電磁弁 1 5が開き、 水ポンプ 5が動作 して、 カーボネータ 1 4に濾過した新しい水を供給する。 このよ う にして滞留水が新鮮な水と置き換わると同時に、 開始時点に戻り、 ステップ 1に進みカウンタがリセッ トされ新たなカウントを開始す る。
なお、 本発明は説明した実施形態に何ら限定されるものではない

Claims

請 求 の 範 囲
1 . ろ過された水を飲料の一部と して用いる飲料供給装置におい て、 飲料の供給を禁止する飲料供給禁止手段を備え、 所定時間飲料 の供給がされない場合前記飲料供給禁止手段により飲料の供給を禁 止する飲料供給装置。
2 . 前記ろ過された水を排出する水排出手段を備え、 前記飲料の 供給が禁止されているとき、 前記水排出手段を用いて水を排出する 請求項 1に記載の飲料供給装置。
3 . 前記飲料の供給禁止を解除する供給禁止解除手段を備え、 前 記水排出手段による前記ろ過された水の排出完了に連動して前記飲 料の供給禁止を解除する請求項 2に記載の飲料供給装置。
4 . 使用する水をろ過する水ろ過手段と、
飲料の原料となる液体原料を供給する液体原料供給手段と 前記ろ過された水を少なく とも含む液体と液体原料を同時に供給 する飲料供給手段と、
前記飲料供給手段に飲料供給指示を与える飲料供給指示手段と、 前記飲料供給指示手段による指示入力に従って飲料供給手段を制 御する制御手段と
を備えた飲料供給装置であって、
前記飲料供給指示手段による指示がなく前記飲料供給手段が飲料 を供給しない継続時間を計測する計時手段を備え、
前記制御手段は、 前記継続時間が設定された所定時間以上である とき前記飲料供給手段による飲料供給を禁止する飲料供給装置。
5 . 前記ろ過された水を使用して炭酸水を生成して前記飲料供給 手段に供給する炭酸水供給手段を備えた請求項 4に記載の飲料供給 装置。
6 . 前記ろ過された水を少なく とも含む液体を排出する排出手段 を設け、 前記飲料供給手段による飲料供給が禁止されているときに 前記排出手段を手動によ り動作させ、 前記液体を排出する請求項 4 又は 5に記載の飲料供給装置。
7 . 前記排出手段により、 前記水ろ過手段に水を供給しながら前 記ろ過された水を排出するとともに前記炭酸水を排出する請求項 6 に記載の飲料供給装置。
8 . 前記排出手段による前記液体の排出完了に連動して飲料供給 手段の飲料供給禁止を解除する請求項 6又は 7に記載の飲料供給装 置。
9 . 前記所定時間を任意に設定できる所定時間設定手段を備えた 請求項 1 〜 8のいずれか 1項に記載の飲料供給装置。
1 0 . 前記排出手段により排出する排出時間を任意に設定できる 排出時間設定手段を備えた請求項 2〜 9のいずれか 1項に記載の飲 科供給装置。
1 1 . 設定された所定以上連続して飲料の供給が行われなかった 場合に、 飲料供給前に滞留水を排出させ、 フィルタからノズルにい たる希釈水用の経路を新たに濾過した浄水で置換する手段を備えた 飲料供給装置。
1 2 . ろ過された水を飲料の一部と して用いる飲料供給方法であ つて、 所定時間飲料の供給がされない場合飲料の供給を禁止する飲 料供給方法。
1 3 . 前記飲料の供給を禁止した後、 手動で入力される信号に基 づいて前記ろ過した水を排出する請求項 1 2に記載の飲料供給方法
1 4 . 前記ろ過された水の排出が完了した後、 飲料の供給禁止を 解除する請求項 1 3に記載の飲料供給方法。
1 5 . 設定された所定時間以上連続して飲料の供給がなされなか つた場合に
フィルタからノズルまでの経路に滞留する水を排出する工程と 前記フィルタからノズルまでの経路を新しく濾過した浄水で満た す工程と
前記新しぐ濾過した浄水を一部に用いて飲料を供給する工程と を有する飲料供給方法。
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