JPH0575887U - カップ式自動販売機の洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カップ式自動販売機の洗浄装置において、洗
浄管に設けた流路開閉コックの操作により、水回路全体
に洗浄水を循環洗浄することができ、洗浄作業が短時間
で行なえることを目的とする。 【構成】 製氷機１８とその給水回路、さらに冷水回路
７及び炭酸水回路（カーボネータ１２）を接続する洗浄
管２１にて、途中に設けた流路開閉コック２２の操作
で、水回路全体を循環する洗浄回路に切替えて、全水回
路を同時に洗浄を行う。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、冷飲料を販売するカップ式自動販売機の洗浄装置に関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

近年、この種の自動販売機は機械内部で飲料を製造するため、内部の衛生管理 は必須である。そのため水回路の効果的洗浄装置として特公昭６０−４５７８３ 号公報、又は特公昭６２−３９３５４号公報がある。

【０００３】 以下、図面を参照しながら、上述した従来のカップ式自動販売機の洗浄装置の 一例について説明する。

【０００４】 図６は従来のカップ式自動販売機の洗浄装置を示すものである。 図において、１は水道管と接続した給水弁である。２はシスターンで、上記給 水弁１の２次側と管で接続されて、一定量の水を貯水する。３は高圧ポンプでシ スターン２の下部と管で接続してある。４は３方電磁弁で、通電状態では２次側 流路４ａに開路され、温水タンクに接続される。無通電状態では、２次側流路４ ｂに開路され、冷却槽６内の冷却水６ａに水没した冷水管７の一端と接続される 。前記冷水管７のもう一端には冷水用３方弁８と接続して、通電時に、２次側流 路８ａからカップステーション９にセットされたカップ１０に冷水が注入される 。一方、１１は電気信号により動作して、温水がカップ１０内に注入される。

【０００５】 １２はカーボネータで、冷水管７同様冷却槽６内の冷気水６ａに水没している 。上記カーボネータ１２は冷水用３方弁の２次側流路８ｂ、及び炭酸ガスボンベ １３とそれぞれ管で接続され、炭酸水を製造して炭酸水弁１４の動作によりカッ プ１０内に注入される。１５はシロップタンクで、前記炭酸ガスボンベ１３と管 で接続して炭酸ガス圧により押し出したシロップを、冷却槽６内の冷却水６ａに 水没したシロップ冷却管１６で冷され、シロップ弁１７の動作によりカップ１０ 内に注入される。

【０００６】 １８は製氷機で、下部に設けた接続口１８ａ，１８ｂの内、接続口１８ａは前 記シスターン２の下部と接続され、もう一方の接続口１８ｂは製氷機１８の貯氷 室排水口１８ｃと前記高圧ポンプ３の１次側と管で接続されている。

【０００７】 １９は排水弁で、シスターン２の下部と接続され、シスターン２内の貯水を排 水バケツ２０に導く時に用いる。

【０００８】 以上のように構成されたカップ式自動販売機の洗浄装置について同図を用いて 以下その動作について説明する。

【０００９】 シスターン２内の水位置が一定に給水するよう給水弁１が動作する。シスター ン２の水は製氷機１８に供給されて氷を作る。また、高圧ポンプ３の通電によっ て、シスターン２内の水が製氷機１８を経由して高圧ポンプ３の１次側へ吸い込 むのと同様に、シスターン２から直接高圧ポンプ３に吸い込まれる。高圧ポンプ ３に吸い込まれた水は３方電磁弁４が通電されたとき温水タンク５に供給され、 通電されない通常は冷気管７で冷され冷水用３方弁８まで供給される。次に冷水 用３方弁８が通電されることで、カップステーション９のカップ１０に飲料用冷 水として吐出する。通電されない通常は、炭酸ガスボンベ１３から供給される炭 酸ガスが充満したカーボネータ１２に吐出して炭酸水を一定量製造する。次に、 炭酸水弁１４の通電により冷水同様にカップ１０に吐出する。

【００１０】 カップ式自動販売機では衛生管理上、定期的に飲料系統の洗浄，殺菌が行われ る。この場合、冷水管７、及びカーボネータ１２については、シスターン２に洗 浄液を投入し、高圧ポンプ３の運転と冷水用３方弁８と炭酸水弁１４を動作して 洗浄を行う。また製氷機１８についてもシスターン２に洗浄液を投入して管内、 及び製氷機１８内に洗浄液を充満して洗浄，殺菌を行っていた。

【００１１】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら上記従来の構成では、衛生管理上定期的に行う冷水管７及びカー ボネーター１２の洗浄と、製氷機１８の内部、及び給水管の洗浄を別々に行うた め、自動販売機をメンテナンスする作業者の作業時間が長くなり、効率を悪化さ せるばかりか、自動販売機の稼働率を低下させる課題を有していた。

【００１２】 本考案は上記従来の課題を解決するもので、水配管内の洗浄作業を行う際、洗 浄管路に設けた開閉コックの操作により、製氷機内部及び給水管と、冷水回路及 び炭酸水回路を接続して、全水回路を同時に洗浄，殺菌作業が行える洗浄装置を 提供することを第１の目的とする。

【００１３】 また、水配管の洗浄，殺菌作業時に発生する排水を切替えコックの操作により 、排水バケツと、冷却槽に誘導することで、冷却槽内の貯水量を一定に保つと共 に、水質を劣化を防止して性能の安定を図る洗浄装置を提供することを第２の目 的とする。

【００１４】 さらに、制御部からの電気信号を必要な電磁弁に与え、作業者の手間をかけず に、自動で洗浄，殺菌作業を行う洗浄装置を提供することを第３の目的とする。

【００１５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案のカップ式自動販売機の洗浄装置は、水道 からの給水を一旦貯留するシスターンと、前記シスターンの貯水を圧送する高圧 ポンプと、前記高圧ポンプから圧送された水を電磁弁を経てカップステージまで 配管された冷水回路と、前記冷水回路と同様に高圧ポンプから圧送された水と炭 酸ガスとを混合して炭酸水を製造して、電磁弁を経てカップステージまで配管さ れた炭酸水回路と、シスターンより供給した水で製氷する製氷機と、洗浄時に前 記製氷機と冷水回路、さらに炭酸水回路とを接続する洗浄管と、前記洗浄管の途 中に設けて流路の開閉を行う開閉コックとから構成されるものである。

【００１６】 また、水道からの給水を一旦貯留するシスターンと、前記シスターンの貯水を 圧送する高圧ポンプと、前記高圧ポンプから圧送された水を電磁弁を経てカップ ステージまで配管された冷水回路と、前記冷水回路と同様に高圧ポンプから圧送 された水と炭酸ガスとを混合して炭酸水を製造して、電磁弁を経てカップステー ジまで配管された炭酸水回路と、シスターンより供給した水で製氷する製氷機と 、洗浄時に前記製氷機と冷水回路、さらに炭酸水回路とを接続する洗浄管と、前 記洗浄管の途中に設けて流路の開閉を行う流路開閉コックと、発生する排水を冷 却槽に供給する供給管と、排水バケツに誘導する排水管と、前記供給管と排水管 に流路を切替える排水切替えコックとから構成されるものである。

【００１７】 さらに、水道からの給水を一旦貯留するシスターンと、前記シスターンの貯水 を圧送する高圧ポンプと、前記高圧ポンプから圧送された水を電磁弁を経てカッ プステージまで配管された冷水回路と、前記冷水回路と同様に高圧ポンプから圧 送された水と炭酸ガスとを混合して炭酸水を製造して、電磁弁を経てカップステ ージまで配管された炭酸水回路と、シスターンより供給した水で製氷する製氷機 と、洗浄時に前記製氷機と冷水回路、さらに炭酸水回路とを接続する洗浄管と、 前記洗浄管の途中に設けて流路の開閉を行う流路開閉弁と、発生する排水を冷却 槽に供給する供給管と、排水バケツに誘導する排水管と、前記供給管と排水管に 流路を切替える排水切替え弁と、水回路を自動的に洗浄する制御装置と、洗浄を 開始するスタートスイッチとから構成されるものである。

【００１８】

【作用】

本考案のカップ式自動販売機の洗浄装置は、通常販売回路から開閉コックの操 作で全水回路を接続する洗浄回路に変わり、同時に全ての配管の洗浄，殺菌作業 が可能になるものである。

【００１９】 また、切替えコックの操作で冷水槽への水の供給が可能になるものである。 さらに、制御装置にあらかじめ入力したデータにより、自動的に洗浄作業を可 能にしたものである。

【００２０】

【実施例】

以下本考案の第１の実施例のカップ式自動販売機の洗浄装置について図１を参 照しながら説明するが、従来例と同一構成，同一動作については同一符号を附し てその詳細な説明を省略する。

【００２１】 図において、２１は洗浄路で、製氷機１８の接続口１８ｂと貯氷室排水口１８ ｃを接続した管と一端を接続する。もう一端はカーボネータ１２と炭酸水弁７を 接続する管の途中に接続する。２２は前記洗浄間の途中に設けた流路開閉コック であり、通常時は閉状態にして流路を止める。

【００２２】 以上のように構成されたカップ式自動販売機の洗浄装置について、以下、同図 を用いてその動作を説明する。

【００２３】 通常販売時は従来動作と変わらないため、その動作の説明を省略する。販売の 経過により水配管内の洗浄作業を行う際、まずシスターン２内に洗浄液を投入す る。流路開閉コック２２を開状態になるよう切替える。炭酸ガスボンベ１３から の炭酸ガスの吐出を止める。次に、高圧ポンプ３を通電することによりシスター ン２内の洗浄水が圧送されて、冷水回路７→カーボネータ１２→開閉コック２２ を介して洗浄管２１→製氷機１８→そしてシスターン２の順に洗浄水が循環して 洗浄を行う。その後、時間の経過により洗浄が終われば、排水弁１９を通電して 汚水を排水バケツ２０内に排水する。排水終了後は、給水弁１を通電して新しい 水を給水する。さらに流路開閉コックを閉状態に戻し、炭酸ガスボンベ１３の炭 酸ガスの吐出を再開することで通常販売状態に戻り、販売を再開できる。

【００２４】 以上のように本実施例によれば、水回路全てを同時に洗浄が可能になり、洗浄 作業時間の短縮が図れ、さらに高圧ポンプ３の圧力で勢いよく洗浄水が循環して 、より洗浄，殺菌の効果が向上する。

【００２５】 以下本考案の第２の実施例のカップ式自動販売機の洗浄装置について図２を参 照しながら説明するが、従来及び第１の実施例と同一構成，同一動作については 同一符号を附してその詳細な説明を省略する。

【００２６】 図において、２３は排水弁１９から排水バケツ２０に至る管の途中に位置した 排水切替えコックである。２４は誘導管で、前記排水切替えコック２３の一端と 接続して冷却槽５内に排水を誘導する。尚、通常時の排水切替えコック２３の流 路は、冷却槽５に流れるよう切替えておく。

【００２７】 ここで冷却槽５内に排水を供給する理由を説明すると、冷却槽５内に貯留する 水は機械設置時に給水すると、水を入れ替えてメンテナンスする頻度は少ない。 そのため時間の経過により水量は自然蒸発して少なくなり、水質も悪化する。結 果、生成する氷が異常成長するまで正常な性能を確保することが困難になる。

【００２８】 そこで、販売頻度の少ない夜間等に行われるシスターン２の自動排水を冷却槽 に供給して、貯水を一定量に確保することと、水質劣化の防止を目的とする。

【００２９】 以上のように構成されたカップ式自動販売機の洗浄装置について、同図を用い てその動作を説明する。

【００３０】 通常販売時、及び洗浄回路は第１の実施例とまったく同様の動作を行う。洗浄 が終了して管内に充満した洗浄水を排水する際、まず排水切替えコック２３を排 水バケツ２０側に切替えて、その後排水弁１９を通電すると、管内の洗浄水は全 て排水バケツ内に排出される。排水終了後は上記実施例同様に給水を行い、開閉 コック２２と、排水切替えコック２３を通常販売時に戻せば販売状態となる。

【００３１】 尚、シスターン２内の貯水を常に新しい水と入れため行う自動排水時に発生す る排水は、誘導管２４を経て、冷却槽５内に供給される。

【００３２】 以上のように本実施例によれば、洗浄を目的とした排水を、冷却槽５と排水バ ケツ２０に切替えて、冷却槽５内の貯水量を一定に保つと共に、槽内の貯水を新 しい水と循環して水質を良化して性能の安定を図る。

【００３３】 以下本考案の第３の実施例のカップ式自動販売機の洗浄装置について図３から ず６を参照しながら説明するが、従来及び第１の実施例と同一構成，同一動作に ついては同一符号を附してその詳細な説明を省略する。

【００３４】 図４において、２５は洗浄管２１の途中に設けた流路開閉弁である。２６は排 水流路を排水バケツ２０と、冷却槽５内に切替える排水切替え弁である。

【００３５】 図４は実施例の洗浄，殺菌の制御装置の回路を示すものである。図において２ ７は制御装置である。この制御装置２７はスタートボタン２８を設けている。

【００３６】 以上のように構成されたカップ式自動販売機の洗浄装置について、同図を用い てその動作を説明する。

【００３７】 通常販売時は従来動作と全く同様の動作を行う。販売の経過により水配管内の 洗浄作業を行う際は、図５のブロック図の手順で作業を行う。すなわち、ステッ プ１としてシスターン２内に洗浄液を投入する。次にステップ２として炭酸ガス ボンベ１３の炭酸ガスの吐出を止めた後、洗浄スタートボタン２８を押す（ステ ップ３）。

【００３８】 これ以降は、図６に示すタイムチャートに従って各部が動作する。まず流路開 閉弁２５が動作して第１実施例と同様の洗浄回路になる。同時に高圧ポンプ３が 動作してあらかじめ制御装置２７に設定したＴ₁時間洗浄液を循環して洗浄する 。所定時間になると高圧ポンプ３が停止して制御装置２７に設定したＴ₂時間だ け管内に洗浄液を放置する（ステップ５）。さらに所定時間になると放置が終了 して排水弁１９と排水切替え弁２６さらに高圧ポンプ３がＴ₃時間動作して洗浄 液を排水バケツ１３に排水する。その後、排水時間が経過すると排水弁１９と排 水切替え弁２６の動作が停止して、給水弁１が動作してＴ₄時間給水する。給水 時間が終了すると洗浄の１サイクルが終了する。その後、給水した水で管内をＴ ₅ 時間循環して水洗して、前記同様に排水→給水を所定回数くり返す。所定回数 が終われば全動作は停止する。次に炭酸ガスボンベ１３内の炭酸ガスの吐出を再 開（ステップ６）した後、洗浄作業が終了（ステップ７）する。

【００３９】 以上のように本実施例によれば、スタートボタン２８を最初に操作すれば、後は 制御装置２７にあらかじめ入力したデータにより自動的に洗浄→放置→排水→給 水→水洗が行え作業が簡単である。また作業者による洗浄結果に差がなく均一で ある。さらに自動洗浄中に作業者への手間がなく、他の衛生管理が行えて、時間 の有効利用ができる。

【００４０】

【考案の効果】

以上のように本考案は、衛生管理上定期的に行う水回路の洗浄を、流路開閉コ ックの操作により全水回路を循環することが可能となる。従って、洗浄作業時間 の短縮が図れ、機械をメンテナンスするオペレータの効率が向上する。さらに高 圧で洗浄液を循環させることで、洗浄，殺菌の効果が向上して、より一層衛生的 な中身商品を購入する消費者に提供できる自動販売機を実現できるものである。

【００４１】 また本考案は、上記効果の他に、洗浄を目的とした排水を、切替えコックの操 作で冷却槽へ供給が可能になり、冷却槽内の貯水量を一定に保つとともに、冷却 そうないの氷の異常成長を防止するため貯水を新しい水と循環して水質劣化を図 り、性能の安定した自動販売機を実現できるものである。

【００４２】 さらに本考案は、スタートボタンを最初に操作すれば、後は制御装置にあらか じめ入力したデータにより自動的に洗浄→放置→排水→給水→水洗が行え作業が 簡単である。また作業者による洗浄結果に差がなく均一である。さらに自動洗浄 中に作業者への手間がなく、他の衛生管理が行えるなど時間の有効利用ができる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１の実施例におけるカップ式自動販
売機の洗浄装置の水回路図

【図２】本考案の第２の実施例におけるカップ式自動販
売機の洗浄装置の水回路図

【図３】本考案の第３の実施例におけるカップ式自動販
売機の洗浄装置の水回路図

【図４】本考案の第３の実施例におけるカップ式自動販
売機の洗浄装置の電気回路図

【図５】本考案の第３の実施例におけるカップ式自動販
売機の洗浄装置の動作説明のためのブロック図

【図６】本考案の第３の実施例におけるカップ式自動販
売機の洗浄装置の動作説明のためのタイミングチャート
図

【図７】従来のカップ式自動販売機の洗浄装置の水回路
図

【符号の説明】

２ シスターン ３ 高圧ポンプ ７ 冷水管 １２ カーボネータ １８ 製氷機 ２１ 洗浄管 ２２ 流路開閉コック ２３ 排水切替えコック ２４ 誘導管 ２５ 開閉用電磁弁 ２６ 切替え用電磁弁 ２７ 制御装置 ２８ スタートボタン

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 水道からの給水を一旦貯留するシスター
   ンと、前記シスターンの貯水を圧送する高圧ポンプと、
   前記高圧ポンプから圧送された水を電磁弁を経てカップ
   ステージまで配管された冷水回路と、前記冷水回路と同
   様に高圧ポンプから圧送された水と炭酸ガスとを混合し
   て炭酸水を製造して、電磁弁を経てカップステージまで
   配管された炭酸水回路と、シスターンより供給した水で
   製氷する製氷機と、洗浄時に前記製氷機と冷水回路、さ
   らに炭酸水回路とを接続する洗浄管と、前記洗浄管の途
   中に設けて流路の開閉を行う開閉コックを備えたことを
   特徴とするカップ式自動販売機の洗浄装置。
2. 【請求項２】 水道からの給水を一旦貯留するシスター
   ンと、前記シスターンの貯水を圧送する高圧ポンプと、
   前記高圧ポンプから圧送された水を電磁弁を経てカップ
   ステージまで配管された冷水回路と、前記冷水回路と同
   様に高圧ポンプから圧送された水と炭酸ガスとを混合し
   て炭酸水を製造して、電磁弁を経てカップステージまで
   配管された炭酸水回路と、シスターンより供給した水で
   製氷する製氷機と、洗浄時に前記製氷機と冷水回路、さ
   らに炭酸水回路とを接続する洗浄管と、前記洗浄管の途
   中に設けて流路の開閉を行う流路開閉コックと、発生す
   る排水を冷却槽に供給する供給管と、排水バケツに誘導
   する排水管と、前記供給管と排水管に流路を切替える切
   替コックを備えたことを特徴とするカップ式自動販売機
   の洗浄装置。
3. 【請求項３】 水道からの給水を一旦貯留するシスター
   ンと、前記シスターンの貯水を圧送する高圧ポンプと、
   前記高圧ポンプから圧送された水を電磁弁を経てカップ
   ステージまで配管された冷水回路と、前記冷水回路と同
   様に高圧ポンプから圧送された水と炭酸ガスとを混合し
   て炭酸水を製造して、電磁弁を経てカップステージまで
   配管された炭酸水回路と、シスターンより供給した水で
   製氷する製氷機と、洗浄時に前記製氷機と冷水回路、さ
   らに炭酸水回路とを接続する洗浄管と、前記洗浄管の途
   中に設けて流路の開閉を行う流路開閉弁と、発生する排
   水を冷却槽に供給する供給管と、排水バケツに誘導する
   排水管と、前記供給管と排水管に流路を切替える排水切
   替え弁と、水回路を自動的に洗浄する制御装置と、洗浄
   を開始するスタートスイッチを備えたことを特徴とする
   カップ式自動販売機の洗浄装置。