JPS5912708Y2 - 自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置 - Google Patents

自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置

Info

Publication number
JPS5912708Y2
JPS5912708Y2 JP8514379U JP8514379U JPS5912708Y2 JP S5912708 Y2 JPS5912708 Y2 JP S5912708Y2 JP 8514379 U JP8514379 U JP 8514379U JP 8514379 U JP8514379 U JP 8514379U JP S5912708 Y2 JPS5912708 Y2 JP S5912708Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
supply line
water
sterilizing solution
ice maker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8514379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS565278U (ja
Inventor
一男 川出
Original Assignee
富士電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
Priority to JP8514379U priority Critical patent/JPS5912708Y2/ja
Publication of JPS565278U publication Critical patent/JPS565278U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5912708Y2 publication Critical patent/JPS5912708Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコールドカップの自動販売機における給水ラ
インへの殺菌溶液注入装置に関する。
先ず、頭記コールドカップ自動販売機の概要を図につい
て説明する9機内には水リザーバ1、製氷機2、シロッ
プタンク3、カーボネータ4などを装備し、販売指令に
基づいてカップ収納筒5よりベンドステージ6へ搬出さ
れた商品カップ7へ向けて水、シロップ、炭酸水および
氷を販売供給するよう構成されている。
水リザーバ1は水道8ヘストレーナ9、給水弁10を介
して接続されており、常時所定量の水を貯水している。
製氷機2は水リザーバ1より製氷機給水ライン11を介
して配管接続されている。
水リザーバ1からは更にベンドステージ6へ向けて送水
ポンプ12を介してカップ給水ライン13が引出されて
いる。
カーボネータ4は給水ライン13の途中より給水を受け
、更に炭酸ガスボンベ14よりガス供給を受けて炭酸水
をカップ7へ向けて給水する。
シロップタンク3からはシロップポンプ15を通じてシ
ロップがカップ7へ供給される。
なおり−ボネータ4、シロップタンク3、製氷機給水ラ
イン11およびカップ給水ライン13の途中に設けた冷
却コイル16と17は冷凍機18で冷却される冷却水槽
19内に浸漬されている。
また20は製氷機給水ライン11に設けた水抜き栓であ
る。
ところで上記自動販売機の販売頻度が低いと、機内給水
ラインの水は流れず、長い時間滞留したままの状態にな
り、このために水中の微生物が繁殖して水質が劣化する
恐れがある。
一方、自動販売機では食品衛生上水質が厳しく規定され
ており、この観点より上記のように水質の劣化が生じる
ことは好ましくなく、是非これを防止しなければならな
い。
しかしながら従来の自動販売機では特別な水質劣化防止
手段が組込まれているものは全くなく、僅かに管理者の
判断で適量の塩素殺菌剤を例えば水リザーバを開けて投
入するか、ないしは給水ラインの水を全部抜いて洗浄し
、新たに水を供給し直すなどの方法が採用されているが
、この作業は面倒であることから常に適正な水質管理を
施すことは仲々困難であった。
本考案は上記の点にかんがみ、先述の自動販売機に対し
て全自動、ないしは僅かに管理者が指令を与えるのみで
殺菌溶液を給水ラインへ自動的に注入することができ、
これにより常に水質を適正に保って衛生的な飲料の販売
が行えるようにした従来にない新規な殺菌溶液の注入装
置を提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面について詳述する。
先に述べた自動販売機の給水ラインに対して、本考案に
基づき次の各部品が追加設置されている。
即ち、カップ給水ライン13の途中には三方弁21が新
たに介挿設置され、かつ該三方弁21と製氷機給水ライ
ン11の途中箇所との間を結んでバイパスライン22が
接続配管されている。
三方弁21は例えば電磁弁としてなり、無通電非励磁の
状態にある通常のシロップ販売態勢時には給水方向をベ
ンドステージ6へ向けて弁を開き、バイパスライン側の
ポートを閉じているように定められており、この状態か
ら電磁弁が通電励磁されると給水方向はバイパスライン
22へ切換わるように動作する。
更にバイパスラインへ連なるポートには流量調節機構を
備えている。
符号23がこの流量調節つまみを示している。
また前記バイパスライン22の途中にはジェットポンプ
24が介挿設置されており、該ジェットポンプの吸込側
が給液ライン25を介して塩素溶液のごとき殺菌溶液2
6を収容したタンク27に接続されている。
更に前記給液ライン25には通常販売時に給水ラインの
水がタンク27へ逆流するのを防ぐための常閉電磁弁2
8、製氷機給水ライン11におけるバイパスライン分岐
点と製氷機2との間には注入時に殺菌溶液が製氷機2を
通して外方へ浴出するのを防ぐための常開電磁弁29が
それぞれ介挿設置されている。
更に加えて機内には殺菌溶液の注入サイクルを設定する
ための記号TM、で示したタイマ30と、殺菌溶液の注
入動作時間を設定するための記号TM2で示したタイマ
31との組合せ回路からなるタイマ機構32が装備され
ている。
タイマ30は例えば限時時間を24時間に定めてあり、
タイマ31は限時時間が15秒から6分程度の短時間に
セットされている。
またタイマ31はタイマ30が限時動作するとセットさ
れた時間だけ殺菌溶液注入指令信号を出力し、三方弁2
1.送水ポンプ12、電磁弁28と29へ加えるごとく
これらの間でシーケンス制御回路が構成されている。
従ってタイマ31より指令信号が出力されれば、三方弁
21は通電励磁されてその給水方向をバイパスライン2
2へ切換るように動作し、送水ポンプ12は運転開始し
、更に電磁弁28.29はそれぞれ通電励磁されて開、
閉動作する。
なお、前記タイマ機構32によらず手動スイッチの投入
により指令信号を各部に与えるようにすることもできる
次に上記構成の殺菌溶液注入装置の動作について述べる
前述の方法によって殺菌溶液注入指令が与えられるとバ
イパスライン22が開路し、送水ポンプ12により送水
される水はカップ給水ライン13より三方弁21を経て
バイパスライン22、製氷機給水ライン11.水リザー
バ1を通る閉回路を矢印Aのごとく強制循環される。
従ってバイパスライン22を流れる循環水量に応じてタ
ンク27内の殺菌溶液26はジェットポンプ24を通じ
て点線矢印Bのように給水ラインへ吸引注入され、水と
混合することになる。
なお殺菌溶液注入サイクル、注入動作時間、循環水量な
どは季節、周囲温度、販売頻度などの条件に相応して適
値に設定される。
以上の殺菌溶液注入動作により、機内給水ラインの水は
衛生上適正な水質に維持される。
しかも殺菌溶液は給水ラインの水を循環させつつ注入す
るので、給水ラインの隅々まで均一に行きわたる。
また殺菌溶液の注入指令は、タイマ機構により全自動式
に行えるか、ないしは僅かに管理者がスイッチ操作する
だけで良く、管理者の手を煩わす大掛りな作業は行わず
に済むなど、本考案により実用的価値の高い殺菌溶液注
入装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 図は本考案実施例による殺菌溶液注入装置を装備したコ
ールドカップ自動販売機の給水系統図である。 1・・・水リザーバ、2・・・製氷機、6・・・ベンド
ステージ、7・・・商品カップ、11・・・製氷機給水
ライン、12・・・送水ポンプ、13・・・カップ給水
ライン、21・・・三方弁、22・・・バイパスライン
、24・・・ジェットポンプ、25・・・給液ライン、
26・・・殺菌溶液、27・・・殺菌溶液タンク、28
・・・常閉電磁弁、29・・・常開電磁弁、32・・・
タイマ機構、A・・・水の循環方向、B・・・殺菌溶液
の注入方向。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 水道に接続した機内装備の水リザーバから送水ポン
    プを介してペンドステージへ向けて引出したカップ給水
    ラインと、水リザーバから引出して製氷機との間を結ぶ
    製氷機給水ラインとを備えている自動販売機において、
    通常販売時には給水方向をペンドステージへ向けて弁を
    開くように定めてカップ給水ラインの途中に介挿設置し
    た三方弁と、該三方弁より分岐して製氷機給水ラインの
    途中に接続したバイパスラインと、バイパスラインに介
    挿設置したジェットポンプと、ジェットポンプに給液ラ
    インを介して接続した殺菌溶液タンクとを備え、殺菌溶
    液注入指令に基づく前記三方弁の切換動作と送水ポンプ
    の運転によりバイパスラインを介して水リザーバ、カッ
    プ給水ライン、製氷機給水ラインとの間で水を強制循環
    させつつジェットポンプを通じて殺菌溶液を給水ライン
    へ注入きせるごとく構成したことを特徴とする自動販売
    機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の殺菌溶液注
    入装置において、殺菌溶液タンクに連なる溶液ラインお
    よび製氷機給水ラインにおけるバイパスライン分岐点と
    製氷機との間に、殺菌溶液注入指令に基づいて動作する
    常閉電磁弁、常開電磁弁がそれぞれ介挿設置されている
    ことを特徴とする自動販売機における給水ラインへの殺
    菌溶液注入装置。
JP8514379U 1979-06-21 1979-06-21 自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置 Expired JPS5912708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8514379U JPS5912708Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21 自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8514379U JPS5912708Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21 自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS565278U JPS565278U (ja) 1981-01-17
JPS5912708Y2 true JPS5912708Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=29318339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8514379U Expired JPS5912708Y2 (ja) 1979-06-21 1979-06-21 自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5912708Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423059U (ja) * 1990-06-18 1992-02-25
JPH0624131Y2 (ja) * 1990-09-11 1994-06-22 株式会社ニチフ端子工業 Fケーブル分岐コネクター
JP6473012B2 (ja) * 2015-02-18 2019-02-20 株式会社アペックス 循環型配管を備えたカップ式飲料自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS565278U (ja) 1981-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6240829B1 (en) Tea or non-carbonated drink dispenser
EP0042591A1 (en) Circuit for washing a water-feed system in automatic beverage vending machines
KR102280246B1 (ko) 음료 공급 장치
US20030126871A1 (en) Frozen beverage machine and method of operation
US5665412A (en) Method for thawing frozen food
CN110475494B (zh) 饮料供给装置
US2770248A (en) Coil cleaner for beer distributing systems
JPS5912708Y2 (ja) 自動販売機における給水ラインへの殺菌溶液注入装置
JP2001299313A (ja) 低温加熱調理装置および低温加熱調理方法
EP0632697B1 (en) Automatic device for producing a cooled semi-liquid food product and cleaning device used thereby
JP3259913B2 (ja) 飲料供給器
JPH08112204A (ja) 自動販売機の飲料抽出装置
JPH0646748A (ja) 真空調理装置
JPH03171288A (ja) カップ式飲料自動販売機の冷却水槽
JPH0575887U (ja) カップ式自動販売機の洗浄装置
JPS647427Y2 (ja)
JPS5833506Y2 (ja) 氷入り飯料供給装置
JPS5912704Y2 (ja) 飲料供給機
JPS6029893A (ja) 自動販売機の冷水循環装置
GB2354507A (en) Beverage dispense apparatus
JPH06227593A (ja) 飲料供給装置
KR940001328Y1 (ko) 자동판매기의 온수역류 방지장치
JPS63161350A (ja) 強制追焚付給湯器の凍結防止装置
JP2723619B2 (ja) カップ自動販売機のカートリッジタンク式給水装置
JPS61282034A (ja) 冷菓製造装置