JPH1146983A - 飲料供給装置および飲料供給方法 - Google Patents

飲料供給装置および飲料供給方法

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JPH1146983A
JPH1146983A JP9205575A JP20557597A JPH1146983A JP H1146983 A JPH1146983 A JP H1146983A JP 9205575 A JP9205575 A JP 9205575A JP 20557597 A JP20557597 A JP 20557597A JP H1146983 A JPH1146983 A JP H1146983A
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syrup
water
beverage
bib
sugar syrup
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JP9205575A
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Nobuyuki Endo
伸之 遠藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化が図れ、有糖シロップを含む飲
料を供給でき、有糖シロップを長期間保存する場合でも
ガスボリュームの十分な炭酸飲料を供給できる飲料供給
装置を提供する。 【解決手段】 このディスペンサ1の第2および第3の
BIB5B,5Cには有糖シロップが充填され、第1お
よび第4のBIB5A,5Dには無糖シロップが充填さ
れている。第2のBIB5B内の有糖シロップを含む炭
酸飲料に対応する選択スイッチ2aを押下すると、第2
のBIB5Bに対応する第2のチューブポンプ9Bが作
動して有糖シロップがマルチバルブ7に供給され、マル
チバルブ7で炭酸水および冷水と混合されてカップCに
吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シロップと炭酸
水,冷水等の希釈水からなる飲料を供給する飲料ディス
ペンサやカップ式飲料自動販売機等の飲料供給装置およ
び飲料供給方法に関し、特に、BIB(Bag In
Box)を用いて飲料を供給する飲料供給装置および飲
料供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の飲料供給装置を示す。こ
の飲料供給装置は、有糖シロップを含むコーラ等の飲料
を販売する場合は、同図(a) に示すプッシャ式によって
販売し、無糖シロップを含むウーロン茶,コーヒー等の
飲料を販売する場合は、同図(b) に示すBIB(Bag
In Box)方式によって販売するように構成され
ている。
【0003】すなわち、「プッシャ式」は、同図(a) に
示すように、炭酸ガスボンベ100からの炭酸ガスによ
ってシロップタンク101内の有糖シロップ102をポ
ストミックスバルブ103まで圧送し、ポストミックス
バルブ103で有糖シロップ102が希釈水と混合され
てカップCに供給される方式である。
【0004】また、「BIB方式」は、同図(b) に示す
ように、BIB5から導出されたチューブ8内の無糖シ
ロップ8aをチューブポンプ9によってカップCへと押
し出し、冷水ノズル10から吐出される冷水と混合して
無糖シロップ8aを含む飲料がカップCに供給される方
式である。チューブポンプ9は、図示しないポンプモー
タの出力軸に取り付けられた円盤90と、円盤90上に
回転可能に取り付けられた3つのローラ91と、チュー
ブ8をローラ91との間で狭持するように配置された弧
状ガイド92と、チューブ8の下端側をピンチ部材93
との間でピンチするピンチソレノイド94より構成され
ている。同図は、供給停止状態を示し、BIB5内の無
糖シロップ8aは、チューブ8内のピンチソレノイド9
4でピンチされている部分まで流出している。
【0005】この状態でピンチソレノイド94をオンす
ると、チューブ8の下端が開放状態となる。続いて、図
示しないポンプモータを駆動すると、円盤90が回転
し、ローラ91がチューブ8内の無糖シロップ8aを押
し出す。無糖シロップ8aは、空気に触れると細菌が発
生し易いが、上述したBIB方式によって供給すること
により、供給する直前まで空気に触れないようにBIB
5およびチューブ8内に収容できるので、細菌の発生を
防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の飲料供
給装置によると、有糖シロップを含む炭酸飲料をプッシ
ャ式によって販売していたため、飲料供給装置本体とは
別にシロップタンク101を設置するためのスペースが
必要となるという問題がある。また、シロップタンク1
01は、約20kgと重いため、取扱うのは容易ではな
い。また、飲料供給装置が販売量が少ない場所に設置さ
れている場合には、シロップタンク101内にシロップ
102が長期間保存されることになり、シロップタンク
101内のシロップ102に炭酸ガスが混入する。炭酸
ガスが混入したシロップ102をシロップタンク101
から圧送すると、配管経路中に設けられている流量調整
弁を通過する際に圧力損失によって炭酸ガスを含んだシ
ロップ102に衝撃が加わって炭酸ガスが分離し、炭酸
飲料のフォーミング量が増加するとともにガスボリュー
ムが低下して良質な炭酸飲料を販売できないという問題
がある。
【0007】従って、本発明の目的は、省スペース化が
図れ、有糖シロップを含む飲料を供給できる飲料供給装
置および飲料供給方法を提供することにある。また、本
発明の他の目的は、有糖シロップを長期間保存する場合
でもガスボリュームの十分な炭酸飲料を供給できる飲料
供給装置および飲料供給方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、有糖シロップと炭酸水,冷水等の希釈水
からなる飲料を供給する飲料供給装置において、前記有
糖シロップが充填されたBIB(Bag In Bo
x)と、所定の位置にカップが載置されるドリップトレ
イと、前記BIB内の前記有糖シロップを圧送するシロ
ップ圧送手段と、前記希釈水を圧送する希釈水圧送手段
と、前記シロップ圧送手段および前記希釈水圧送手段に
よって圧送された前記有糖シロップおよび前記希釈水
を、前記ドリップトレイの前記所定の位置に載置された
前記カップに供給する吐出手段を備えたことを特徴とす
る飲料供給装置を提供する。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するため
に、有糖シロップと炭酸水,冷水等の希釈水からなる飲
料を供給する飲料供給方法において、前記有糖シロップ
が充填されたBIB(Bag In Box)を準備
し、所定の位置にカップを載置し、前記所定の位置に載
置された前記カップに、前記BIB内の前記有糖シロッ
プをローラの加圧によって供給するとともに、前記希釈
水を供給することを特徴とする飲料供給方法を提供す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る飲料供給装置が適用された飲料ディスペンサを
示す。なお、同図は扉を開けた状態の正面図である。こ
のディスペンサ1は、略箱型状のディスペンサ本体1A
を有し、ディスペンサ本体1Aの上部前面に、供給する
飲料を選択する選択スイッチ2aを備えた開閉可能な扉
2を設け、ディスペンサ本体1Aの下部前方に、3つの
カップCを載置可能なドリップトレイ3を設けている。
【0011】また、飲料ディスペンサ1は、ディスペン
サ本体1Aの内部上方に、保冷庫4を設け、この保冷庫
4に、各種のシロップを収容した第1,第2,第3およ
び第4のBIB(Bag In Box)5A,5B,
5C,5Dと、連続したS字状の冷却水管路6aが形成
された冷却器6を配置している。本実施の形態では、中
央の第2および第3のBIB5B,5Cには、有糖シロ
ップを収容し、その両側の第1および第4のBIB5
A,5Dには、無糖シロップを収容している。また、デ
ィスペンサ本体1Aの中央に、第2のBIB5Bあるい
は第3のBIB5C内の有糖シロップと炭酸水,冷水等
の希釈水とを混合してカップCに吐出するマルチバルブ
7と、マルチバルブ7用の冷水電磁弁41B(図3参
照)および炭酸水電磁弁43(図3参照)を設けてい
る。
【0012】BIB5A,5B,5C,5Dは、下方か
らそれぞれチューブ8A,8B,8C,8Dが導出され
ており、図8(b) に示したのと同様のチューブポンプ9
A,9B,9C,9DによってBIB5A,5B,5
C,5Dからシロップを圧送するようになっており、チ
ューブ8の下端近傍には、冷水ノズル10A,10B,
10C,10Dを設けている。両側の第1および第4の
BIB5A,5Dから導出されたチューブ8A,8D
は、カップCの真上にその流出端が位置し、中央の第2
および第3のBIB5B,5Cから導出されたチューブ
8B,8Cは、マルチバルブ7に接続されている。
【0013】図2は、この飲料ディスペンサ1の断面図
を示す。この飲料ディスペンサ1は、ディスペンサ本体
1A内に、都市水道(図3参照)30からの水道水を加
圧供給するための加圧ポンプ32と、冷却水33aを収
容した水槽33と、水槽33内の冷却水33aを冷却す
る冷却ユニット20とを配設している。
【0014】水槽33内には、水と炭酸ガスとを混合し
て炭酸水を生成するカーボネータ(図3参照)37と、
アジテータプロペラ21により冷却水33aを攪拌する
アジテータモータ22と、アジテータモータ22に取り
付けられた循環ポンプ23と、炭酸水を通過させる炭酸
水コイル、および水道水を通過させる水道水コイルから
なるコイルユニット34と、冷却ユニット20を構成す
る蒸発管202とが配設されている。
【0015】循環ポンプ23と冷却器6の冷却水管路6
aの入口とを冷却水管24Aで接続し、冷却器6の冷却
水管路6aの出口に水槽33に戻る冷却水管24Bを接
続している。循環ポンプ23によって水槽33内の冷却
水33aを冷却水管24Aを介して保冷庫4側へ圧送
し、冷却器6の冷却水管路6a内を循環させることで、
冷却器6内のBIB5A,5B,5C,5Dを保冷して
いる。
【0016】冷却ユニット20は、冷媒を圧縮する圧縮
機200と、圧縮機200によって圧縮された冷媒を凝
縮する凝縮器201と、凝縮器201によって凝縮され
た冷媒を蒸発させ、この蒸発の際に周囲を冷却する銅パ
イプ製の蒸発器202とを備えている。
【0017】図3は、配管系を示す。都市水道30から
の水道水は、水フィルタ31、加圧ポンプ32、および
コイルユニット34を通って分配器35に至るように管
路P 1 が構成されている。管路P1 は、分配器35で6
つの管路P2 ,P3 ,P4 ,P5 ,P6 ,P7 に分岐し
ている。
【0018】管路P2 は、カーボネータ給水電磁弁36
を介してカーボネータ37に至るように構成されてい
る。このカーボネータ37には、炭酸ガスボンベ38か
らの炭酸ガスが供給され、炭酸水37aの下限水位を検
出するフロートスイッチ38を配置している。
【0019】分配器35からの4つの管路P3 ,P4
5 ,P6 は、それぞれ流量調整弁40A,40B,4
0C,40Dおよび冷水電磁弁41A,41B,41
C,41Dを介して図1で示した冷水ノズル10A,1
0B,10C,10Dに接続されている。なお、中央の
BIB5B,5Cに対応する冷水電磁弁41B,41C
は、本実施の形態では、制御対象外になっている。
【0020】分配器35からの管路P7 は、流量調整弁
40Eおよび冷水電磁弁41Eを介してマルチバルブ7
の冷水入口7aに接続されている。
【0021】カーボネータ37によって生成された炭酸
水37aは、流量調整弁42、コイルユニット34およ
び炭酸水電磁弁43を介してマルチバルブ7の炭酸水入
口7bに流入するように管路P8 が構成されている。
【0022】第1のBIB5Aおよび第4のBIB5D
は、チューブポンプ9A,9Dによって直接カップCに
無糖シロップを供給するようになっており、中央の第2
のBIB5Bおよび第3のBIB5Cからのチューブ8
B,8Cは、マルチバルブ7のシロップ入口7cに接続
されている。なお、マルチバルブ7は、シロップ入口7
cを4つ備えているが、本実施の形態では、2つのシロ
ップ入口7cを用いている。
【0023】図4は、この飲料ディスペンサ1の制御系
の主要部を示すブロック図である。この飲料ディスペン
サ1は、ディスペンサ1全体の制御を司る制御部50を
有し、この制御部50に、選択スイッチ2a、第1の冷
水電磁弁41A、第4の冷水電磁弁41D、第5の冷水
電磁弁41E、炭酸水電磁弁43、カーボネータ給水電
磁弁36、フロートスイッチ38、円盤90を回転駆動
するポンプモータ95とピンチソレノイド94を備えた
第1乃至第4のチューブポンプ9A,9B,9C,9D
と、加圧ポンプ32を駆動する加圧ポンプ用モータ32
aを各々接続している。
【0024】制御部50は、選択スイッチ2aの押下に
基づいて、有糖シロップと炭酸水37aからなるコーラ
等の強炭酸飲料、有糖シロップと炭酸水37aと冷水か
らなる弱炭酸飲料、有糖シロップと冷水からなるジュー
ス等の無炭酸飲料、無糖シロップと冷水からなるウーロ
ン茶等の無炭酸飲料の供給制御を行うものである。ま
た、制御部50は、フロートスイッチ38が炭酸水37
aの下限水位を検出すると、カーボネータ給水電磁弁3
6を制御して開き、所定時間(十数秒)加圧ポンプ32
によって加圧された水道水をカーボネータ37に供給す
るものである。
【0025】次に、本ディスペンサ1の動作を図5を参
照して説明する。 (1) 有糖シロップを含む弱炭酸飲料を販売する場合 図5は、本ディスペンサ1の弱炭酸飲料を販売する場合
のタイミングチャートである。オペレータが利用者の要
求に応じて、例えば、第2のBIB5B内の有糖シロッ
プを含む飲料に対応する選択スイッチ2aを押下したと
する。制御部50は、選択スイッチ2aの押下に基づい
て、第2のBIB5Bに対応する第2のチューブポンプ
9Bのポンプモータ95を駆動するとともに、ピンチソ
レノイド94をオンする。円盤90が回転し、ローラ9
1がチューブ8B内の有糖シロップをマルチバルブ7の
シロップ入口7cへ押し出す。これと同時に、制御部5
0は、炭酸水電磁弁43を制御して所定の時間t1
き、炭酸水37aをマルチバルブ7の炭酸水入口7bへ
送り、続いて冷水電磁弁41Eを制御して所定の時間t
2 開き、冷水をマルチバルブ7の冷水入口7aに送る。
マルチバルブ7で有糖シロップと炭酸水37aおよび冷
水とが混合され、有糖シロップを含む弱炭酸飲料がカッ
プCに吐出される。なお、炭酸水電磁弁43および冷水
電磁弁41Eの開時間t1 ,t2 は、炭酸飲料の種類の
対応して予め設定されている。
【0026】(2) 有糖シロップを含む強炭酸飲料を販売
する場合 オペレータが利用者の要求に応じて、例えば、第2のB
IB5B内の有糖シロップを含む飲料に対応する選択ス
イッチ2aを押下したとする。制御部50は、選択スイ
ッチ2aの押下に基づいて、第2のBIB5Bに対応す
る第2のチューブポンプ9Bのポンプモータ95を駆動
するとともに、ピンチソレノイド94をオンする。円盤
90が回転し、ローラ91がチューブ8B内の有糖シロ
ップをマルチバルブ7のシロップ入口7cへ押し出す。
これと同時に、制御部50は、炭酸水電磁弁43を制御
して所定の時間開き、炭酸水37aをマルチバルブ7の
炭酸水入口7bへ送る。マルチバルブ7で有糖シロップ
と炭酸水37aとが混合され、有糖シロップを含む強炭
酸飲料がカップCに吐出される。
【0027】(3) 有糖シロップを含む無炭酸飲料を販売
する場合 オペレータが利用者の要求に応じて、例えば、第2のB
IB5B内の有糖シロップを含む飲料に対応する選択ス
イッチ2aを押下したとする。制御部50は、選択スイ
ッチ2aの押下に基づいて、第2のBIB5Bに対応す
る第2のチューブポンプ9Bのポンプモータ95を駆動
するとともに、ピンチソレノイド94をオンする。円盤
90が回転し、ローラ91がチューブ8B内の有糖シロ
ップをマルチバルブ7のシロップ入口7cへ押し出す。
これと同時に、制御部50は、冷水電磁弁41Eを制御
して所定の時間開き、冷水をマルチバルブ7の冷水入口
7aに送る。マルチバルブ7で有糖シロップと冷水とが
混合され、有糖シロップを含む無炭酸飲料がカップCに
吐出される。
【0028】(4) 無糖シロップを含む無炭酸飲料を販売
する場合 オペレータが利用者の要求に応じて、例えば、第1のB
IB5A内の無糖ロップを含む飲料に対応する選択スイ
ッチ2aを押下したとする。制御部50は、選択スイッ
チ2aの押下に基づいて、第1のBIB5Aに対応する
第1のチューブポンプ9Aのポンプモータ95を駆動す
るとともに、ピンチソレノイド94をオンする。円盤9
0が回転し、ローラ91がチューブ8A内の無糖シロッ
プを押し出し、無糖シロップがカップCに吐出される。
これと同時に、制御部50は、冷水電磁弁41Aを制御
して所定の時間開き、冷水を冷水ノズル10Aからカッ
プCに吐出する。
【0029】上記のように構成された飲料ディスペンサ
1によれば、以下の効果を奏する。 (イ) 有糖シロップをBIB5B,5Cから供給するよう
にしているので、本体1Aとは別にシロップタンクを設
ける必要がなくなり、省スペース化が図れる。また、シ
ロップタンクを接続するための配管作業が不要となる。
この結果、飲料ディスペンサ1の設置が容易となる。 (ロ) 有糖シロップをBIB5B,5C内で保存し、販売
時に有糖シロップと炭酸水37aとを混合するので、有
糖シロップを長期間保存してもガスボリュームの十分な
炭酸飲料を販売できる。 (ハ) この飲料ディスペンサ1の設置される場所の販売状
況に応じてシロップの種類を容易に変更することができ
る。例えば、4つのBIB5内のシロップを全て有糖シ
ロップあるいは無糖シロップにすることができ、また、
中央のBIB5B,5Cの一方のみを有糖シロップにす
ることもできる。4つのBIB5内のシロップを全て有
糖シロップする場合は、マルチバルブ7の4つのシロッ
プ入口に各BIB5からの4本のチューブ8が接続され
る。
【0030】図6は、本発明の第2の実施の形態を示
す。この飲料ディスペンサ1は、有糖シロップ、炭酸水
および冷水を各々独立の吐出口からカップCに吐出する
ように構成されている。すなわち、この飲料ディスペン
サ1は、有糖シロップをBIB5に収容し、そのBIB
5から導出されたチューブ8の端部から有糖シロップを
カップCに吐出し、炭酸水ノズル17から炭酸水をカッ
プCに吐出し、冷水ノズル10から冷水をカップCに吐
出するように構成されており、他は第1の実施の形態と
同様に構成されている。
【0031】図7は、本発明の第3の実施の形態を示
す。この飲料ディスペンサ1は、ポストミックスバルブ
103を用いて有糖シロップ、炭酸水および冷水を混合
してからカップCに吐出するように構成されている。す
なわち、この飲料ディスペンサ1は、有糖シロップをB
IB5に収容し、そのBIB5から導出されたチューブ
8をポストミックスバルブ103のノズル103aに接
続し、ポストミックスバルブ103の上部から炭酸水お
よび冷水を導入してポストミックスバルブ103で有糖
シロップ、炭酸水および冷水を混合してからカップCに
吐出するように構成されており、他は第1の実施の形態
と同様に構成されている。この第3の実施の形態によれ
ば、有糖シロップと炭酸水および冷水とが十分混合され
た良質な炭酸飲料を販売することができる。なお、有糖
シロップを図8(a) に示したように、ポストミックスバ
ルブ103の上部から導入してもよい。
【0032】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、種々な実施の形態が可能である。例えば、上記実
施の形態では、飲料ディスペンサに適用した場合につい
て説明したが、本発明は、カップ式自動販売機にも適用
できることは言う迄もない。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の飲料供給装
置によれば、有糖シロップをBIBから供給するように
しているので、飲料供給装置本体とは別にシロップタン
クを設ける必要がなくなり、省スペース化が図れる。ま
た、有糖シロップをBIB内で保存し、販売時に有糖シ
ロップと炭酸水とを混合するので、有糖シロップを長期
間保存してもフォーミング量が少なくガスボリュームの
十分な炭酸飲料を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る飲料ディスペ
ンサの正面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る飲料ディスペンサの側
面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る飲料ディスペンサの配
管系を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係る飲料ディスペンサの制
御系を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態に係る飲料ディスペンサのタ
イミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る飲料ディスペ
ンサの要部正面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る飲料ディスペ
ンサの要部正面図である。
【図8】従来の飲料供給装置を示し、(a) はプッシャ式
の構成図、(b) はBIB方式の構成図である。
【符号の説明】 1 飲料ディスペンサ 1A ディスペンサ本体 2a 選択スイッチ 2 扉 3 ドリップトレイ 4 保冷庫 5A〜5D BIB 6 冷却器 6a 冷却水管路 7 マルチバルブ 7a 冷水入口 7b 炭酸水入口 7c シロップ入口 8A〜8D チューブ 9A〜9D チューブポンプ 10A〜10D 冷水ノズル 17 炭酸水ノズル 20 冷却ユニット 21 アジテータプロペラ 22 アジテータモータ 23 循環ポンプ 24A,24B 冷却水管 30 都市水道 31 水フィルタ 32 加圧ポンプ 32a 加圧ポンプ用モータ 33 水槽 33a 冷却水 34 コイルユニット 35 分配器 36 カーボネータ給水電磁弁 37 カーボネータ 37a 炭酸水 38 炭酸ガスボンベ 39 フロートスイッチ 40A〜40D 流量調整弁 41A〜41D 冷水電磁弁 43 炭酸水電磁弁 50 制御部 90 円盤 91 ローラ 92 弧状ガイド 93 ピンチ部材 94 ピンチソレノイド 95 ポンプモータ 200 圧縮機 201 凝縮器 202 蒸発管 C カップ P1 〜P8 管路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有糖シロップと炭酸水,冷水等の希釈水か
    らなる飲料を供給する飲料供給装置において、 前記有糖シロップが充填されたBIB(Bag In
    Box)と、 所定の位置にカップが載置されるドリップトレイと、 前記BIB内の前記有糖シロップを圧送するシロップ圧
    送手段と、 前記希釈水を圧送する希釈水圧送手段と、 前記シロップ圧送手段および前記希釈水圧送手段によっ
    て圧送された前記有糖シロップおよび前記希釈水を、前
    記ドリップトレイの前記所定の位置に載置された前記カ
    ップに供給する吐出手段を備えたことを特徴とする飲料
    供給装置。
  2. 【請求項2】前記吐出手段は、前記有糖シロップが圧送
    される複数のシロップ入口と、前記希釈水が圧送される
    希釈水入口を備え、前記複数のシロップ入口のうちの1
    つの前記シロップ入口から流入する前記有糖シロップと
    前記希釈水入口から流入する前記希釈水を混合して前記
    カップに供給するマルチバルブからなる構成の請求項1
    記載の飲料供給装置。
  3. 【請求項3】前記吐出手段は、前記有糖シロップが圧送
    される1つのシロップ入口と、前記希釈水が圧送される
    希釈水入口を備え、前記1つのシロップ入口から流入す
    る前記有糖シロップと前記希釈水入口から流入する前記
    希釈水を混合して前記カップに供給するポストミックス
    バルブからなる構成の請求項1記載の飲料供給装置。
  4. 【請求項4】前記吐出手段は、前記シロップを吐出する
    シロップノズルと、前記炭酸水を吐出する炭酸水ノズル
    と、前記希釈水を吐出する希釈水ノズルを備えた構成の
    請求項1記載の飲料供給装置。
  5. 【請求項5】前記BIBは、前記BIBの底部より下方
    に導出され、前記BIB内の前記有糖シロップが重力に
    よって流出するチューブを備え、 前記シロップ圧送手段は、前記チューブの流出端を開閉
    する開閉手段と、前記開閉手段によって前記チューブの
    流出端が開いたとき、前記チューブの前記流出端より上
    方の前記チューブの部分を加圧して前記チューブ内の前
    記有糖シロップを前記流出端から圧送するローラ手段を
    備えた構成の請求項1記載の飲料供給装置。
  6. 【請求項6】有糖シロップと炭酸水,冷水等の希釈水か
    らなる飲料を供給する飲料供給方法において、 前記有糖シロップが充填されたBIB(Bag In
    Box)を準備し、 所定の位置にカップを載置し、 前記所定の位置に載置された前記カップに、前記BIB
    内の前記有糖シロップをローラの加圧によって供給する
    とともに、前記希釈水を供給することを特徴とする飲料
    供給方法。
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