JPWO2016002540A1 - 打込機 - Google Patents

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Abstract

プッシュレバーに続きトリガレバーがオンとなった時のみに打ち込みを行う打込機を提供する。打込機は、ドライバブレードを駆動するスリーブバルブを有し、スリーブバルブにはトリガバルブ(51)により圧縮空気の給気と排気とが制御される。トリガバルブ(51)は、開口部(54)と連通ポート(56)とを連通させ排気口(55)を閉塞する給気位置と、開口部(54)を閉塞し排気口(55)と連通ポート(56)とを連通させる排気位置とに移動自在のバルブピストン(61)と、蓄圧室内の圧縮空気を圧力室(66)に供給する連通位置と、蓄圧室と圧力室(66)との連通を遮断して圧力室(66)内の空気を排出する遮断位置とに移動自在のプランジャ(67)とを有している。トリガ(41)とプッシュレバー(44)とが打撃停止位置となったときに、プランジャ(67)はトリガアーム(76)により連通位置に駆動される。

Description

本発明は、圧縮空気によりピストンを駆動することによって、釘やステープル等の止具を被打込材に打ち込むための打込機に関する。
圧縮空気を駆動媒体とした打込機は、止具を打ち出すドライバブレードが設けられたピストンと、ピストンを往復動自在に収容するシリンダとを有している。シリンダとピストンにより区画される駆動室に圧縮空気が供給されると、ピストンが打ち出し方向に駆動されてドライバブレードにより止具が打ち出される。シリンダには、駆動室に圧縮空気を供給する状態と、供給を停止して駆動室内の圧縮空気を排気する状態とに切り換えるスリーブバルブが設けられている。
打込機はプッシュレバーとトリガとを有している。プッシュレバーは、打込機先端のプッシュ部材が被打込材に押し当てられると打撃停止位置つまりオフ位置から打撃可能位置つまりオン位置に駆動され、トリガは作業者の引き操作により打撃停止位置から打撃可能位置に操作される。プッシュレバーの駆動と、トリガの操作とに基づいてスリーブバルブの作動を制御するために、打込機にはトリガバルブが設けられている。
プッシュレバーとトリガとを有する打込機による止具の打込み動作には、特許文献1,2に記載されるように、いわゆる連続打ちと単発打ちとがある。また、特許文献3には、トリガを交換することによって、これらの連続打ちと、単発打ちとの何れかに仕様変更可能な打込機が記載されている。
連続打ちモードは、作業者によりトリガを打撃停止位置から打撃可能位置に操作され、かつ、作業者により打込機先端のプッシュ部材を被打込材に押し当ててプッシュレバーが打撃可能位置であるオン位置に駆動された状態とすることで、ピストンが打ち出し方向に駆動されるようにした打ち出しモードであり、少なくともプッシュレバー、あるいはトリガのいずれか一方が打撃停止位置に戻し操作されると、ピストンは後退位置に復帰される。これにより、打込機先端を被打込材に当てた状態でトリガの引き操作を行う、あるいは、トリガの引き操作を維持した状態でプッシュレバーのオン-オフの切換操作をした場合に、ピストンが打ち出し方向に駆動され、止具を被打込材に連続的に打ち込むことができる。
一方、従来の単発打ちは、プッシュレバーが打撃可能位置に押し上げ駆動された後に、トリガが引き操作されると、ピストンが打ち出し方向に駆動されて止具が打ち出されるようにした打ち出し方式である。この単発打ちにおいては、打込機を被打込材に押し付けた状態(プッシュレバーをオン状態とした状態)を維持しておき、トリガのオン-オフ操作を繰り返すと、ピストンが往復運動して止具の打込動作をすることが可能である。
特許第5286939号公報 特許第3740817号公報 特開2008−149404号公報
本発明の目的は、上記の打込方式に代えた新たな打込方式として、プッシュレバー押し上げ操作後にトリガを引いて、打込動作を行った後、プッシュレバー、およびトリガの両方を初期位置に戻した後に、再度プッシュレバーとトリガとを順に操作を行った場合に、二本目の止具を打込可能な単発打ち方式、いわゆるフルシークェンシャルトリガ方式と呼ばれる方式を採用した打込機を、簡単な構造で提供することである。
本発明の打込機は、ドライバブレードを備えた主ピストンが軸方向に往復動自在に装着されるシリンダと、蓄圧室内の圧縮空気を前記主ピストンに供給する位置と圧縮空気の供給を停止する位置とにバルブ駆動室に供給される圧縮空気により駆動されるスリーブバルブとを備えた打込機であって、前記蓄圧室に連通する開口部、外部に連通する排気口、および前記バルブ駆動室に連通する連通ポートが設けられたピストンケースと、前記開口部と前記連通ポートとを連通させ前記排気口を閉塞する給気位置と、前記開口部を閉塞し前記排気口と前記連通ポートとを連通させる排気位置とに前記ピストンケース内に移動自在に装着される中空のバルブピストンと、前記バルブピストンに設けられ、前記バルブピストンに前記給気位置に向かう方向の推力を加える圧力室を前記ピストンケース内に区画する摺動ピストン部と、前記蓄圧室内の圧縮空気を前記圧力室に供給する連通位置と、前記蓄圧室と前記圧力室との連通を遮断して前記圧力室内の空気を排出する遮断位置とに、前記バルブピストンに移動自在に装着されるプランジャと、打撃可能位置と打撃停止位置とに操作されるトリガと、被打込材に当接して打撃可能位置に駆動され、被打込材から離れると打撃停止位置に駆動されるプッシュレバーと、前記トリガに揺動自在に装着され、前記トリガと前記プッシュレバーとが前記打撃停止位置となったときに、前記プランジャを前記連通位置に駆動するトリガアームと、を有し、前記バルブピストンが前記給気位置となった状態のもとで前記プッシュレバーに続いて前記トリガとが打撃可能位置に操作されたときに、前記バルブピストンを前記排気位置に駆動して前記ドライバブレードを打ち出す。
トリガとプッシュレバーとが打撃停止位置となったときに、プランジャは連通位置となり、バルブピストンは給気位置となって蓄圧室内の圧縮空気がスリーブバルブに供給され、ドライバブレードは後退限位置となる。バルブピストンが給気位置となった状態のもとで、プッシュレバーに続いてトリガが打撃位置に操作されたときに、バルブピストンが排気位置に駆動されてドライバブレードは打ち出される。本発明の打込機は、トリガバルブの基本構造を大きく変更することなく、上記の条件を満たす打込モードでのみ止具の打込を行う構成を実現することができる。
止具を打ち出す前の状態における一実施の形態である打込機の一部切り欠き側面図である。 図1の一部を示す拡大断面図である。 止具を打ち出した状態における打込機の一部切り欠き側面図である。 図3の一部を示す拡大断面図である。 トリガとプッシュレバーとが打撃停止位置となったときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図5の状態からトリガが打撃可能位置に引き操作されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図5の状態からプッシュレバーが打撃可能位置に駆動された後にトリガが打撃可能位置に操作されて、止具が打ち出されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 止具を打ち出した後にトリガのみが打撃停止位置に操作されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図8の状態のもとでトリガが打撃可能位置に再度操作されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図9の状態のもとでプッシュレバーが打撃停止位置に向けて駆動されている途中におけるトリガバルブの作業状態を示す断面図である。 図10の状態からプッシュレバーが打撃停止位置にまで駆動された瞬間におけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図11のようにプッシュレバーが打撃停止位置にまで駆動されて、給気位置に切り換えられたときのトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図12の状態のもとでトリガが打撃停止位置に向けて操作されている途中におけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図13の状態からトリガが打撃停止位置まで戻し操作されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図5に示したように止具が打ち出された後に、プッシュレバーが打撃停止位置に向けて駆動されている途中におけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図15の状態からプッシュレバーが打撃停止位置にまで駆動されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。 図16の状態のもとでプッシュレバーが打撃停止位置から打撃可能位置まで駆動されたときにおけるトリガバルブの作動状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4に示されるように、打込機10は、作業者により把持されるハンドル11が設けられた主ケース12を有し、主ケース12内にはシリンダ13が組み込まれている。シリンダ13内には主ピストン14が軸方向に往復動自在に装着され、主ピストン14には、止具としての釘Nを被打込材Wに打ち込むためのドライバブレード15が設けられている。主ケース12の先端部には、多数本の釘Nを収容するためのマガジン16が取り付けられており、マガジン16の先端部には、ドライバブレード15により打ち出される釘Nを案内するためのノーズプレート17が設けられている。
主ケース12の基端部に設けられたヘッドケース18には、ヘッドカバー19が取り付けられている。主ピストン14によりシリンダ13の内部は、シリンダ13の基端部側の打込用の圧力室21と、先端部側の戻し用の圧力室22とに区画されている。圧力室21に圧縮空気が供給されると、図3に示されるように、主ピストン14がシリンダ13の先端部側に前進駆動される。これにより、ドライバブレード15の先端部がノーズプレート17の先端部にまで駆動されて釘Nが打ち出される。ドライバブレード15を打ち出す方向の主ピストン14の移動を前進移動とし、逆方向を後退移動とする。
シリンダ13の先端部と主ケース12との間には、回収用の空気室23が環状の仕切り部材24により区画されており、主ピストン14が図1に示す後退限位置から図3に示す打ち出し位置に前進移動する際には、シリンダ13の先端部に設けられた空気孔25と、この空気孔25よりもシリンダ13の基端部側に設けられた空気孔26を介して圧力室22内の空気が空気室23内に供給される。シリンダ13の外側には、逆止弁27が設けられており、この逆止弁27は、圧力室22から空気室23内への空気の流れを許容し、逆方向の流れを阻止する。主ピストン14が図3に示されるように、前進限位置となったときに、主ピストン14の衝撃を緩衝するために、ゴム製のダンパ28aがシリンダ13の先端部内に設けられている。
前進限位置となった主ピストン14は、空気室23内に流入した圧縮空気により後退限位置まで駆動される。このときには、空気室23内に注入された圧縮空気が空気孔25から戻し用の圧力室22に流入する。主ピストン14の後退移動時には、圧力室21内の圧縮空気は、マフラケース部29内に設けられた図示しないマフラーにより消音されて外部に排出される。主ピストン14が図3に示される前進限位置から、図1に示す後退限位置に駆動されたときに、主ピストン14の衝撃を緩衝するために、ゴム製のストッパ28bがヘッドカバー19に取り付けられており、シリンダ13の後端部はストッパ28bに突き当てられている。
図1に示されるように、ハンドル11の内部には蓄圧室31が設けられている。蓄圧室31に外部から圧縮空気を供給するために、ハンドル11の基端部には給気用のプラグ32が設けられ、プラグ32には図示しない空圧供給ホースが着脱自在に装着される。図2および図4に示されるように、シリンダ13の外側には、円筒形状のスリーブバルブ33が軸方向に移動自在に装着されている。スリーブバルブ33は、図4に示されるように、蓄圧室31内に充填された圧縮空気を打込用の圧力室21に供給する打込位置と、図2に示されるように、圧力室21対する圧縮空気の供給を停止して、マフラーを介して圧力室21内の圧縮空気を外部に排出する戻し位置とに作動する。
図2および図4に示されるように、圧縮コイルばね34によりスリーブバルブ33には戻し位置に向かう方向のばね力が付勢されている。ばね力に加えて、戻し位置に向かう方向の推力をスリーブバルブ33に加えるために、スリーブバルブ33の下端面側にバルブ駆動室35が設けられており、バルブ駆動室35に蓄圧室31内の圧縮空気を供給する給排流路36がバルブ駆動室35に連通されている。ヘッドカバー19には、蓄圧室31内の圧縮空気を圧力室21に供給する給気ポート37が設けられている。
バルブ駆動室35に圧縮空気が供給されてスリーブバルブ33が図2に示される戻し位置になると、スリーブバルブ33に設けられたシール部材38aにより給気ポート37と圧力室21との連通が遮断される。さらに、シリンダ13に設けられたシール部材38bがスリーブバルブ33から離れて排気流路39が圧力室21に連通される。これにより、圧力室21対する圧縮空気の供給が停止され、圧力室21内の圧縮空気が排気流路39およびマフラーを介して外部に排出される。したがって、空気室23内の圧縮空気により、主ピストン14は後退限位置に駆動され、ドライバブレード15は図1に示す後退限位置に駆動される。このときには、給気ポート37から流入した圧縮空気は、シール部材38aの外周面に供給された状態となる。
バルブ駆動室35内の圧縮空気が排気されると、スリーブバルブ33は、図4に示されるように、給気ポート37からスリーブバルブ33の上端部に加わる圧縮空気の圧力により、戻し位置から打込位置に駆動される。これにより、給気ポート37から圧力室21に圧縮空気が供給され、主ピストン14は前進駆動されて、ドライバブレード15は打ち出されて釘Nが被打込材Wに打ち込まれる。このときには、シール部材38bがスリーブバルブ33の内周面に接触して排気流路39は遮断される。
主ケース12には、トリガ41が支持軸42を中心に揺動自在に装着されている。トリガ41は、図1に示される打撃停止位置つまりオフ位置と、図3に示される打撃可能位置つまりオン位置との間に作業者により操作される。
主ケース12に設けられたホルダー43には、プッシュレバー44が軸方向に往復動自在に装着されている。ホルダー43には、ばね受け部材45が軸方向に往復動自在に装着されており、ばね受け部材45に取り付けられたプッシュロッド46は、ノーズプレート17に移動自在に装着されたプッシュ部材47に、破線で示す連結部材48を介して連結されている。プッシュレバー44には圧縮コイルばね49が装着され、この圧縮コイルばね49の一端はプッシュレバー44のフランジ部44aに当接し、他端はホルダー43に当接している。この圧縮コイルばね49によりプッシュレバー44には、その先端部がホルダー43内に入り込む位置、つまり打撃停止位置に向かう方向のばね力が付勢されている。
プッシュ部材47は打込機10の先端部に配置され、作業者が被打込材Wに対して釘Nを打ち込む際に、ノーズプレート17を被打込材Wに向けて押し付けると、プッシュ部材47は被打込材Wに突き当てられる。これにより、プッシュ部材47がノーズプレート17に沿って後退駆動されて、プッシュレバー44は、連結部材48およびプッシュロッド46を介して図3に示されるように、ホルダー43から突出した打撃可能位置に駆動される。一方、プッシュ部材47が被打込材Wから離れると、プッシュ部材47は前進限位置に駆動される。これにより、図1に示されるように、プッシュレバー44は、打撃停止位置に駆動される。
図1に示されるように、主ピストン14が後退限位置となった状態、つまりドライバブレード15が後退限位置に戻された状態のもとで、まず、プッシュレバー44が打撃可能位置に駆動され、次いでトリガ41が打撃可能位置に操作されたときに、ドライバブレード15を打ち出すために、トリガバルブ51が主ケース12に設けられている。このように、トリガバルブ51は、単発打ち専用となっている。
トリガバルブ51は、図5〜図17に示されるように、主ケース12に設けられた収容室52内に装着されるピストンケース53を有している。ピストンケース53は、段付きの円筒形状であり、一端部には蓄圧室31に連通する開口部54が設けられ、他端部には外部に連通する排気口55が設けられている。さらに、ピストンケース53には径方向に貫通して連通ポート56が設けられ、この連通ポート56は、ピストンケース53の外側の連通室57と連通され、連通室57は給排流路36によりバルブ駆動室35に連通されている。連通室57の両側をシールするために、ピストンケース53の外周面にはシール部材58a,58bが装着されている。
ピストンケース53の他端部内には、ロッドカバー59が装着されている。ロッドカバー59はピストンケース53の一部を構成しており、ロッドカバー59とピストンケース53との間に排気口55が形成されている。ピストンケース53内には、中空のバルブピストン61が軸方向に移動自在に装着されている。バルブピストン61は、図5に示されるように、開口部54と連通ポート56とを連通させ、排気口55を閉塞する給気位置つまり打撃準備位置と、図7に示されるように、開口部54を閉塞し、排気口55と連通ポート56とを連通させる排気位置つまり打撃位置とに移動する。バルブピストン61が給気位置となると、蓄圧室31内の圧縮空気が給排流路36を介してスリーブバルブ33のバルブ駆動室35に供給される。これにより、主ピストン14およびドライバブレード15は、図1に示されるように後退限位置、つまりドライバブレードが戻った位置となる。一方、バルブ駆動室35に圧縮空気が供給された状態のもとでバルブピストン61が排気位置となると、バルブ駆動室35内の圧縮空気は給排流路36および排気口55を介して外部に排出される。これにより、主ピストン14の圧力室21内に圧縮空気が供給され、主ピストン14およびドライバブレード15は、図3に示されるように、前進限位置つまり打込位置に駆動される。
バルブピストン61の一端部には、開口部54を開閉するための給気遮断用のシール部材62が設けられ、他端部には排気口55を開閉するための排気遮断用のシール部材63が設けられている。バルブピストン61が給気位置となると、シール部材62はピストンケース53の内周面の弁座面から離れて開口部54を開放し、シール部材63はピストンケース53の内周面の弁座面に密着して排気口55を閉じる。一方、バルブピストン61が排気位置となると、シール部材62はピストンケース53の内周面の弁座面に密着して開口部54を閉じ、シール部材63はピストンケース53の内周面の弁座面から離れて排気口55を開放する。
バルブピストン61の他端部には、摺動ピストン部64が設けられている。摺動ピストン部64には、ロッドカバー59の円筒形状の内周面に摺動接触するシール部材65が装着されている。摺動ピストン部64とロッドカバー59とにより、ピストンケース53内には圧力室66が区画される。
バルブピストン61内には、プランジャ67が軸方向に移動自在に装着されている。プランジャ67の先端部は、ロッドカバー59に設けられた排気側の貫通孔68を貫通し、トリガ41に向けてロッドカバー59から突出している。プランジャ67の基端部はバルブピストン61に設けられた給気側の貫通孔69に摺動自在に接触している。プランジャ67には、ロッドカバー59に当接するフランジ部71が設けられている。フランジ部71がロッドカバー59に当接すると、プランジャ67は、図5に示されるように、突出限位置になる。プランジャ67の突出限位置は、蓄圧室31と圧力室66とを貫通孔69を介して連通させる連通位置である。プランジャ67が連通位置になると、蓄圧室31内の圧縮空気が圧力室66に供給され、バルブピストン61は、図5に示されるように給気位置に駆動される。バルブピストン61が給気位置となると、スリーブバルブ33のバルブ駆動室35に圧縮空気が供給され、ドライバブレード15は図1に示される後退限位置となる。
プランジャ67の基端部には、貫通孔69に接触する連通遮断用のシール部材72が設けられている。プランジャ67の突出端部がロッドカバー59内に入り込む方向にプランジャ67が後退移動すると、シール部材72が貫通孔69に接触して蓄圧室31と圧力室66との連通が遮断される。バルブピストン61に対するプランジャ67の軸方向の位置が変化しても、シール部材72が貫通孔69に接触している状態においては、蓄圧室31と圧力室66との連通が遮断されるので、プランジャ67は遮断位置となる。
プランジャ67の先端部には、貫通孔68に接触する排気切換用のシール部材73が設けられている。シール部材72が貫通孔69に接触してプランジャ67が遮断位置となった状態のもとで、プランジャ67が後退移動すると、シール部材73は貫通孔68から離れて、圧力室66が外部に連通される。これにより、圧力室66内の圧縮空気が排気され、バルブピストン61は排気位置になる。バルブピストン61が排気位置となると、スリーブバルブ33のバルブ駆動室35内の圧縮空気は排気され、ドライバブレード15は図3に示される打込位置となる。
プランジャ67の外側には圧縮コイルばね74が装着されている。圧縮コイルばね74の一端はバルブピストン61の内部に形成された段部に当接し、他端はフランジ部71に当接している。この圧縮コイルばね74は、プランジャ67に対して突出方向のばね力を付勢し、バルブピストン61に対して給気位置に向かう方向のばね力を付勢する。
トリガ41の揺動端には、支持ピン75によりトリガアーム76が揺動自在に取り付けられている。トリガアーム76の先端部は、ホルダー43に対向する位置まで延びている。トリガアーム76とロッドカバー59との間には、圧縮コイルばね77がばね部材として装着されており、圧縮コイルばね77によって、トリガアーム76にはその先端部がホルダー43に押し付けられる方向のばね力が付勢され、トリガ41には打撃停止位置に向かう方向のばね力が付勢される。トリガ41の打撃停止位置は、ホルダー43のストッパ78により規制される。
プッシュレバー44が打撃停止位置のもとで、図5に示されるように、トリガ41も打撃停止位置となっているときには、トリガアーム76は、プッシュレバー44の前方に迫り出す。この状態のもとで、図6に示されるように、トリガ41が打撃可能位置に操作されると、トリガアーム76はプッシュレバー44の前方から離れる。このときには、ホルダー43の端面に傾斜して形成されたアームガイド面79にトリガ41の先端が接触し、トリガアーム76はプランジャ67を駆動しない。このように、プッシュレバー44が打撃停止位置のもとでトリガ41が操作されると、トリガアーム76はプッシュレバー44の前方に迫り出す位置と、前方から離れてアームガイド面79に接触する位置とに作動する長さに設定されている。
次に、上述した打込機10を用いた釘Nの単発打ちの打込操作について、図5〜図17を参照しつつ説明する。
図5に示されるように、トリガ41とプッシュレバー44とがいずれも打撃停止位置つまりオフ位置となっているときには、トリガアーム76の先端部はプッシュレバー44の先端部の前方に迫り出す位置となる。この状態のもとでは、プランジャ67は連通位置となっており、貫通孔69とプランジャ67およびバルブピストン61の間の隙間とを通って蓄圧室31内の圧縮空気が圧力室66内に供給される。これにより、バルブピストン61は給気位置つまり打撃準備位置となる。この給気位置においては、蓄圧室31内の圧縮空気が給排流路36を介してバルブ駆動室35に供給され、主ピストン14およびドライバブレード15は、図1および図2に示される後退限位置に駆動される。
この状態のもとで、トリガ41が作業者により打撃可能位置に操作されると、図6に示されるように、トリガアーム76の先端部はプッシュレバー44の前方から離れてプッシュレバー44とは干渉しない位置となる。したがって、この状態のもとで、作業者が打込機10を操作することによりプッシュ部材47を被打込材Wに押し付け、プッシュレバー44を打撃可能位置に駆動しても、プランジャ67は駆動されない。バルブピストン61は給気位置の状態を維持する。図6に示される状態のもとでは、トリガアーム76の先端は、アームガイド面79に接触する。アームガイド面79は、プッシュレバー44側に上向きに傾斜しているので、トリガ41が図6に示される打撃可能位置から打撃停止位置に戻されると、トリガアーム76の先端はアームガイド面79を滑って図5に示される位置となる。
釘Nを被打込材Wに打ち込むには、まず、プッシュ部材47を被打込材Wに押し付けてプッシュレバー44を打撃可能位置に駆動した後に、図7に示すように、トリガ41が打撃可能位置に操作されると、プランジャ67は連通遮断用のシール部材72が貫通孔69に接触してプランジャ67は遮断位置となる。このときには、排気切換用のシール部材73が貫通孔68から離れる。これにより、圧力室66内の圧縮空気はプランジャ67と貫通孔68との間の隙間を通って外部に排出されるので、バルブピストン61は排気位置に駆動される。バルブピストン61が排気位置になると、シール部材62により開口部54が閉塞され、連通ポート56と排気口55とが連通状態となる。したがって、バルブ駆動室35内の圧縮空気は給排流路36、連通ポート56および排気口55を介して外部に排出される。バルブ駆動室35内の圧縮空気が排出されると、図3および図4に示されるように、圧力室21内に圧縮空気が供給され、主ピストン14およびドライバブレード15は打込位置まで前進駆動される。これにより、釘Nの打込が行われる。
打込動作が行われてバルブピストン61が排気位置となった状態のもとで、図8に示されるように、トリガ41が打撃停止位置に戻し操作されても、バルブピストン61は排気位置を維持したままとなり、ドライバブレード15は打込位置となっている。トリガ41が図7に示される打撃可能位置から図8に示される打撃停止位置に戻されても、トリガアーム76がプッシュレバー44に当接するので、バルブピストン61は連通遮断用のシール部材72が貫通孔69を閉じた遮断位置のままである。このため、圧力室66には圧縮空気が供給されず、バルブピストン61は排気位置となって、開口部54が給気遮断用のシール部材62により閉じられ、バルブ駆動室35には圧縮空気が供給されない。
このように、バルブピストン61が排気位置に駆動され、プッシュレバー44が打撃可能位置に駆動された状態のもとでは、トリガ41を操作しても、プランジャ67は遮断位置を維持するストロークを有し、バルブピストン61は排気位置を維持する。したがって、図8の状態のもとで、図9に示されるようにトリガ41が打撃可能位置に再度操作されても、ドライバブレード15は打込位置のままであるため、打込動作を行うことができない。すなわち、従来の連続打ちの動作は抑制される。
図10は、バルブピストン61が排気位置となった状態であって、トリガ41が打撃可能位置に操作された状態が維持されたもとで、打込機10が被打込材Wから離れる方向に操作され、プッシュレバー44が打撃停止位置に向けて駆動されている途中の状態を示す。プッシュレバー44が打撃停止位置に向けて駆動されると、プランジャ67は、プッシュレバー44の移動に対応して突出移動するが、シール部材72が貫通孔69に接触する遮断位置のままであり、バルブピストン61は排気位置のままとなっている。
図11は、図10の状態からプッシュレバー44が打撃停止位置にまで戻された瞬間を示す。トリガ41が打撃可能位置に操作された状態のもとで、プッシュレバー44が打撃停止位置にまで戻されると、フランジ部71がロッドカバー59に当接してプランジャ67は突出限位置となる。プランジャ67が突出限位置となると、シール部材73が貫通孔68を閉塞し、シール部材72が貫通孔69から離れて蓄圧室31内の圧縮空気が圧力室66に供給される。このときには、トリガアーム76の先端がアームガイド面79に接触した状態となる。
圧力室66内に圧縮空気が供給されると、図12に示されるように、圧力室66内の圧縮空気によりバルブピストン61は給気位置に駆動される。バルブピストン61が給気位置に駆動されると、開口部54が開放されて蓄圧室31内の圧縮空気は連通ポート56および給排流路36を介してバルブ駆動室35に圧縮空気が供給される。これにより、ドライバブレード15は、図1および図2に示される後退限位置まで戻される。
このように、バルブピストン61が排気位置に駆動され、トリガ41が打撃可能位置に保持された状態のもとで、プッシュレバー44が打撃停止位置に戻されると、プランジャ67は連通位置に駆動され、バルブピストン61は給気位置に駆動される。
図13は、図12の状態のもとで、トリガ41が打撃可能位置から打撃停止位置に向けて戻し操作されている途中を示す。トリガ41が打撃停止位置に向けて戻されると、プッシュレバー44が戻された状態のもとでは、トリガアーム76の先端部は、アームガイド面79に案内されてプッシュレバー44の前方に迫り出すように移動する。
図14は、トリガ41が図13に示される状態からさらに戻されて、打撃停止位置にまで戻された状態を示す。この状態は、図5と同様であり、この状態のもとで、作業者が打込機10を操作することによりプッシュ部材47を被打込材Wに押し付け、プッシュレバー44を打撃可能位置に駆動しても、プランジャ67は駆動されず、バルブピストン61は給気位置つまり準備位置となっている。このように、バルブピストン61が給気位置の状態のもとで、トリガ41が操作されても、プランジャ67は連通位置を保持し、バルブピストン61は給気位置を保持する。
一方、図7に示されるように、釘Nの打込が行われた後に、トリガ41を打撃可能位置に操作したままの状態で、プッシュレバー44が打撃停止位置に戻されると、図15および図16に示されるように、バルブピストン61は給気位置に駆動される。このように、バルブピストン61が排気位置に駆動され、トリガ41が打撃可能位置に駆動された状態のもとで、プッシュレバー44が打撃停止位置に戻されると、プランジャ67は連通位置に切り換えられ、バルブピストン61は給気位置に切り換えられる。
図15はプッシュレバー44が打撃可能位置から打撃停止位置に向けて戻されている途中を示す。トリガ41が打撃可能位置に操作されたままで、プッシュレバー44が戻されると、図15に示されるように、プランジャ67が突出移動し、シール部材73が貫通孔68を閉じ、シール部材72が貫通孔69を開放する。これにより、蓄圧室31内の圧縮空気が圧力室66に供給されてバルブピストン61は、給気位置に切り換えられる。したがって、蓄圧室31内の圧縮空気は、連通ポート56および給排流路36を介してバルブ駆動室35に供給され、ドライバブレード15は後退限位置に戻される。
図16に示されるように、プッシュレバー44が打撃停止位置まで戻されると、トリガアーム76の先端部は、プッシュレバー44の前方から退避してアームガイド面79に接触した状態となる。
この状態のもとで、図17に示されるように、プッシュレバー44が打撃可能位置に駆動されても、プッシュレバー44はトリガアーム76に接触することがなく、止具の打込動作が行われることはない。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図示する打込機10は、釘Nを被打込材Wに打ち込むために使用されるが、ステープルを止具とした打込機にも本発明を適用することができる。
11…ハンドル、12…主ケース、13…シリンダ、14…主ピストン、15…ドライバブレード、21…打込用の圧力室、22…戻し用の圧力室、31…蓄圧室、33…スリーブバルブ、35…バルブ駆動室、36…給排流路、41…トリガ、44…プッシュレバー、47…プッシュ部材、48…連結部材、51…トリガバルブ、53…ピストンケース、54…開口部、55…排気口、56…連通ポート、61…バルブピストン、62…給気遮断用のシール部材、63…排気遮断用のシール部材、64…摺動ピストン部、66…圧力室、67…プランジャ、68,69…貫通孔、72…連通遮断用のシール部材、73…排気切換用のシール部材、76…トリガアーム、79…アームガイド面

Claims (7)

  1. ドライバブレードを備えた主ピストンが軸方向に往復動自在に装着されるシリンダと、蓄圧室内の圧縮空気を前記主ピストンに供給する位置と圧縮空気の供給を停止する位置とにバルブ駆動室に供給される圧縮空気により駆動されるスリーブバルブとを備えた打込機であって、前記蓄圧室に連通する開口部、外部に連通する排気口、および前記バルブ駆動室に連通する連通ポートが設けられたピストンケースと、前記開口部と前記連通ポートとを連通させ前記排気口を閉塞する給気位置と、前記開口部を閉塞し前記排気口と前記連通ポートとを連通させる排気位置とに前記ピストンケース内に移動自在に装着される中空のバルブピストンと、前記バルブピストンに設けられ、前記バルブピストンに前記給気位置に向かう方向の推力を加える圧力室を前記ピストンケース内に区画する摺動ピストン部と、前記蓄圧室内の圧縮空気を前記圧力室に供給する連通位置と、前記蓄圧室と前記圧力室との連通を遮断して前記圧力室内の空気を排出する遮断位置とに、前記バルブピストンに移動自在に装着されるプランジャと、打撃可能位置と打撃停止位置とに操作されるトリガと、被打込材に当接して打撃可能位置に駆動され、被打込材から離れると打撃停止位置に駆動されるプッシュレバーと、前記トリガに揺動自在に装着され、前記トリガと前記プッシュレバーとが前記打撃停止位置となったときに、前記プランジャを前記連通位置に駆動するトリガアームと、を有し、前記バルブピストンが前記給気位置となった状態のもとで前記プッシュレバーに続いて前記トリガとが打撃可能位置に操作されたときに、前記バルブピストンを前記排気位置に駆動して前記ドライバブレードを打ち出す、打込機。
  2. 前記バルブピストンが前記排気位置に駆動され、前記プッシュレバーが前記打撃可能位置に駆動された状態のもとでは、前記トリガを操作しても、前記バルブピストンは前記排気位置を維持し、前記プランジャは前記遮断位置を維持する、請求項1記載の打込機。
  3. 前記バルブピストンが前記排気位置に駆動され、前記トリガが前記打撃可能位置に保持された状態のもとで、前記プッシュレバーが前記打撃停止位置に戻されると、前記バルブピストンは前記給気位置に駆動され、前記プランジャは前記連通位置に駆動される、請求項1または2記載の打込機。
  4. 前記バルブピストンが前記給気位置の状態のもとで、前記トリガが操作されても、前記バルブピストンは前記給気位置を保持し、前記プランジャは前記連通位置を保持する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の打込機。
  5. 前記バルブピストンが前記排気位置に駆動され、前記トリガが前記打撃可能位置に駆動された状態のもとで、前記プッシュレバーが前記打撃停止位置に戻されると、前記バルブピストンは前記給気位置に切り換えられ、前記プランジャは前記連通位置に切り換えられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の打込機。
  6. 前記バルブピストンは、前記開口部を開閉する給気遮断用のシール部材と、前記排気口を開閉する排気遮断用のシール部材とを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の打込機。
  7. 前記プランジャは、前記蓄圧室と前記圧力室との連通を開閉する連通遮断用のシール部材と、前記圧力室と外部との連通を開閉する排気切換用のシール部材とを有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の打込機。
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