JPS59139732A - ベ−スバンドデ−タ信号のエコ−キヤンセラ - Google Patents

ベ−スバンドデ−タ信号のエコ−キヤンセラ

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JPS59139732A
JPS59139732A JP58189805A JP18980583A JPS59139732A JP S59139732 A JPS59139732 A JP S59139732A JP 58189805 A JP58189805 A JP 58189805A JP 18980583 A JP18980583 A JP 18980583A JP S59139732 A JPS59139732 A JP S59139732A
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signal
circuit
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echo
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    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
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    • H04B3/238Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、伝送路のデータ信号により発生されたエコー
を受信路のベースバンド信号内で取り消すために伝送モ
デム内に用いられるエコーキャンセラに関するもので、
このエコーキャンセラは、受信路の信号とエコーコピー
信号との差信号を形成する差動回路と、周期Tのサンプ
リング時点で動作し、エラー信号の所定の作用を最小に
するように調整される係数をもった少なくとも]つのト
ランスバーサルフィルタとを有し、前記の差信号は・デ
ータを再生する識別回路に加えられ、エコーコピー信号
は、伝送路に接続されたデジタル処理装置によって、少
なくとも伝送路のデータの周期署に等しいサンプリング
周期Feで形成される。
エコーキャンセラは、その単方向伝送路と受信路とが、
モデムが外部に対して2端子を有するようにカップリン
グ回路によって組合わされたモデム内で使用される。そ
の2端子を介して2つのモデム間がリンクされると、モ
デムの受信路内に望ましくないエコー信号が発生するこ
とがあり、このエコー信号は、同じモデムの伝送路内の
信号によってつくられ、その結合回路の不完全さおよび
・リンク内の信号反射の両方または何れか一方しこ芦因
する。エコーキャンセラは、全2重伝送の場合に、ロー
カルモデムの受信路内で遠距離モデムよりの有用信号に
重畳される望ましくない(匍エコー信号を自動的に取り
消す′ことを目的を有する。
勿論、ベースバンドエコーキャンセラハ、ベースバンド
データ伝送モデム内に直接に使用される。
けれども、この代りに、これ等のエコーキャンセラを、
受信信号の復調によって受信器内に得られるベースバン
ド信号に作用させることによって、キャリヤ変調を用い
るデータ伝送モデムに使用することが可能である。
前述のタイプのエコーキャンセラに生じる幾つかの問題
を示すために、その動作モードを簡単に説明する。可調
整のデジタル処理装置が唯]つのトランスバーサルフィ
ルタで構成され、このフィルタはデータの周波数を有す
るサンプリング時点で動作し、したがってエコーキャン
セラ内のサンプリング周波数F。はこの周波数署に等し
い場合を考えれば十分である。したがって、このデジタ
ルトランスバーサルフィルタは伝送路のデータ信号を周
波数尋のサンプリング時点で処理し、その係数は、その
サンプリング時点において、受信路に現れるエコー信号
の見せかけの信号(通常これをエコーコピー信号と云う
)を確実に発生するように調整される。このデジタルエ
コーコピー信号はアナログ形に変換され、次いで差動回
路に加えられ、エコー信号を取り消した信号を形成する
ために、受信路内の信号より差引かれる。トランスバー
サルフィルタの係数の調整の基準は、エラー信号の所定
の作用(一般的には二乗平均値)を最小にすることであ
る。このエラー信号は、エコーキャンセラが作動された
時のエコー信号またはエコーキャンセラの収斂の間の残
留エコー信号(エコー信号とエコーコピー信号の差)表
わすものでなけわばならず、このエコー信号または残留
エコー信号は差動回路の出力信号内にある。
従来は、トランスバーサルフィルタの係数の調整のため
にデジタル形に変換されるべきエラー信号は、差動回路
の出力信号によって形成された。
したがって、このようなエラー信号では、受信された有
用なデータ信号が残留エコー信号に重畳され、その相対
レベルは、収斂の間ますます大きくなる。このことは、
エラー信号をデジタル形に変換するコンバータに関保し
、残留エコー信号が比較的高イ場合にエコーキャンセラ
の収斂をやめさせることがあるという問題を生じること
がある。
この問題は、エラー信号をデジタル形に変換するのを安
くするために余り正確でないアナログ−デジタル変換器
を使用しようとした場合に遭遇する。若し、エラー信号
の簡単な1つの符号検出器より成り、したがって1ビッ
トデジタル信号をつくる最も簡単な形の変換器を使用す
れば、エラー信号のサンプリング時点において有用な受
信信号が残留エラー信号の振巾よりも大きな振巾を有し
、このためこの時点ではエラー信号の符号が残留エコー
信号を表わさないことが起きることがある。
このような欠陥は、エラー信号のサンプリングが受信デ
ータと同期してローカルク四ツクにより行われるホモク
ロナスデータ伝送システムにおいて特に重大な影響をも
つ。このホモクロナスシステムにおいては、エラー信号
のサンプリングは、受信された有用な信号が高い値をも
つ時点において永久に行われ得る。この場合には、エコ
ーキャン七うの収斂は、サンプリング時点において、エ
コー信号が有用な受信信号の振巾よりも大きい振巾をも
つ時に始まるであろうが、この収斂は、前記のサンプリ
ング時点において、残留エコー信、号が有用な受信信号
の高いレベルに達した時に中止する。
この欠点を取り除くために、】ピッ)f換器の簡単さを
残しながらの1つの解決法が米国特許第4.884.1
28号に詳細に説明されている。この米国特許は、差動
回路の出力信号と、データ周波数と調和関係のない周波
数をもち、有用な信愛データ信号と略々同じレベルでこ
の信号と全く相関関係のない、周期的な補助信号とを組
合せるようにしたものである。係数の調整に用いられる
デジタル1ビツト信号を得るために、前記のようにして
形成、された組合せ信号を用いることによって、ホモク
リナスシステム内のエコーキャンセラの収斂を得ること
が可能である。
フランス特許願第8020251号(PH180−[1
74)に記載された別の解決法で&ま、受信された有用
信号のレベルを算定し、サンプ1ノング時点において、
差動回路の出力信号を、そのレベルに応じて正および負
の2つのしきい値と比較することによって、前記の出力
信号がこれ等2つの値の中間にある時にはエラーは零の
値を有すると見做し、また前記の出力信号が正のしきし
1値または負のしきい値よりも大きな絶対値を有する力
)どうかに応じて正かまたは負と見做すようにしている
。この解決法によれば、エラー信号を表わし、係数の調
整に用いられるデジタル信号は2ビツトで形成され、エ
コーキャンセラは残留エコー信号の極めて低減された値
迄収斂することができる。
本発明は、係数の調整に、補助信号の使用を全く必要と
せず、エラー信号の符号のみを用いて収斂を可能とする
全く別の方法で形成、されたエラー信号を用いることに
より、同じ問題を極めて簡単な別のやり方で解決したも
のである。
本発明は、エコーキャンセラが、調整可能な係数を有す
る少なくとも】つのトランスバーサルフィルタを有し、
各トランスバーサルフィルタの係数の修正に用いられる
エラー信号は、実際のサンプリング時点において、該サ
ンプリング時点での差動回路の出力信号の値と、実際の
サンプリング時点での再生データ信号の値とその前のサ
ンプリング時点での再生データ信号の値との比が前取て
乗じられた、前のサンプリング時点における差動回路の
出力信号との差信号を形成することによって決められ、
係数の修正は、前記の再生データ信号の2つの値が零と
異なるかまたは少なくとも2つの値の一方が零に等しい
かに応じて行われまたは行われないようにしたものであ
る。
本発明のエコーキャンセラを用いることによって、受信
データ信号が、トランスミッタ端における多レベルデー
タ信号1..2レベルデ一タ信号または2レベルデータ
の擬似−8値打号化により得られた8レベルデータより
つくられた場合に、この受信データ信号に重畳されたエ
コー信号を取り消すことが可能である。
2レベルデータまたは擬似−8値打号化による8レベル
データが送られる場合には、識別回路は正および負のレ
ベルをもったデータ信号を再生することができ、各トラ
ンスバーサルフィルタに対するエラー信号は、実際のサ
ンプリング時点とその前のサンプリング時点における再
生データ信号の値が同じ符号を有するかまたは異なる符
号を有するかに応じて、フィルタの実際のサンプリング
時点とその前のサンプリング時点における差動回路の出
力信号の値の差かまたは和として形成される。
本発明の特に簡単な実施形態は次のようにすると得られ
る、即ち、各トランスバーサルフィルタの係数の調整に
、例えば前述したように2レベルデータまたは擬似−8
値データの場合に対して形成されたエラー信号e(n)
の符号を表わす信号Sgn(e(n))を用いる。
本発明により形成されたエラー信号e(n)の使、用は
、エコー信号が、受信された有用信号より略々低いレベ
ルをもつ時に適切である。例えば長距離線の場合がそう
であるように、エコー信号が、受信された有用信号より
も高いレベルを有する危険がある場合には、各トランス
バーサルフィルタの係数の調整に対し、Sgn(e(n
))によって表わされるエラー信号の符号と差動回路の
出力信号の符号とが異なる場合には零値をもち、前記の
2つの符号が同時に正または負のときには+1または−
1に等しい値をもつ信号Efn)を用いるのが有利であ
る。このようにして、エフ−キャンセラの収斂の最初の
段階では、エコー信号は、差動回路の出力信号の符号に
よって形成された信号によって、受信された有用信号の
レベル迄著しく低減され、一方最終段階では、残留エコ
ー信号は、本発明により形成された信号Sgn (e 
(n ))により殆んど零の値に低減される。
以下本発明を図面の実施例を参照して説明するO第1図
はベースバンドデータ伝送モデ怖覧11鵞+ 〜1+− ムに組込んだエコーキャンセラーの構造を示す。
このモデムは、単方向伝送路上と単方向伝送路上を有し
、これ等の路は、ハイブリッド結合回路今により双方向
伝送線8に結合されている。
伝送路1は、咎の周波数でデータを発生するデータ源6
に接続さねている。このデータは2レベルでも多レベル
(Mlち2以上のレベルを有する)タイプでもよい。図
の実施例では、データ源6よりのデータは線形エンコー
ダ7に加えられ、このエンコーダは、最初のデータ信号
よりも伝送に適したスペクトルを有する符号化された信
号を発生する。最初のデータ信号が2レベルの場合には
、例えば、2つのレベルを保つ符号化された信号を有す
るバイフェーズ符号化を行うことができる。
この代りに、零レベルを含む8つのレベルをもった符号
化信号を有する所謂擬似−8値打号化を行うこともでき
る。符号化されたデータ信号は、結合回路会の伝送入口
に加えられる前に、伝送増巾器8で増巾される。このよ
うに伝送路】内で処理されたデータ信号は、伝送線8を
経て図示しない遠隔のモデムに送られる。
同じようにして遠隔のモデムで送信されたデータ信号は
、第1図に示すローカルモデムで受信され、結合回路4
によってこのモデムの受信路2の入力に運ばれる。この
受信路では、受信信号は先づ受信増巾器9で増巾され、
しかる後簾別回路JOに送られる。この識別回路は、受
信(p号音サンプルし、図示しない受信機の他の部分で
更に処理するためのデータを発生する。若し遠隔送信機
のデータ源でつくられたデータが2レベルタイプまたは
多レベルタイプで、これ等が符号化されなければ、エコ
ーキャンセラが収斂すると、識別回路]0は同じデータ
信号を再生する。若し遠隔送信機のデータ源で発生され
た2レベルデータがバイ噂フェーズ符号化を受けると、
識別回路10はこの2レベルを有するバイフェーズ符号
化データを再生する。若し遠隔送信機のデータ源よりの
2レベルデータが擬似−3値打号化を受けると、識別回
路10は、最初の2レベルデータを再生する。
このように、p別回路10は常に2レベルデータ・信号
か多レベル信号を再生する。
受信信号をサンプルするため受信機特に識別回路】0内
で用いられるサンブリ〉グバルスは、クロック発生器】
】でつくられる。この発生器は、公知の装置で咎の周波
数の信号と同期され1つデータ伝送用の遠隔モデム内で
使用される咎の周波数のクロック信号Hを発生する。第
1図に示すホモク四ナス伝送システムでは、発生器11
でこのように同期されてつくられたクロック信号Hは、
ローカルモデムのデータ源6よりデータを伝送するのに
も使われる。
ローカルモデムの伝送路上より生じるデータ信号が結合
回路4の伝送入口に加えられると、伝送路の増巾器9の
出力にエコー信号ε(1)が現れるが、このエコー信号
は、結合回路のバランスの不可m的な不備と伝送線8の
インピーダンス不連続との両方または何れか一方により
信号反射を生じることによるものである。増巾器9の出
力では、この寄生エコー信号ε(1)が、遠隔モデムよ
りの有用なデータ信号5(t)に重畳さね、受信器内で
のデータの正しい再生を邪魔することがある。
エコーキャンセラーは前記のエコー信号ε(1)を取り
消丁ことを目的とするもので、差動回路12を有し、こ
の回路の(+)入力には受信路で生じた信号εft) 
+ 5(t)が加えられ、その(−)入力にはエコーコ
ピー信号’jet>が加えられ、次のような差信号が形
成される。
r(t) −5(t) + (g(t)−’(t)、)
   (11この差信号の〔ε(t) −?(t)J 
(D部分ハ、エコーキャンセラーの収斂が行われると、
略々零になる。
このような結果を得るために、エコーキャンセラーは可
調整のデジタル処理装置]8を有する。
この装置は、データ源6でつくられた信号を受け、差信
号r(t)内のエコー信号を取り消すエコーコピー信号
をサンプリング時点に発生するように調整されねばなら
ない。第1図は、データ源6により供給されたデータの
周波数咎をもつサンプリング時点に働く単一のデジタル
トランスバーサルフィルタ】3で形陽された、′処理装
置を示す。整数ユで表わ亭れるこれ等の時点nTにおい
て、このフィルタ18はデジタルエコーコピー信号e(
t)を発生する。ここで、データの周波数イで動作スル
このようなトランスバーサルフィルタは、データの周波
数4の倍数であるサンプリング周波数Feで動作する処
理装置に使用される基本回路であるということに留意す
べきである。
旦の時点にトランスバーサルフィルタ18の入力に加え
られるデータのサンプルをd(n)で表わす。このフイ
′ルタは、各時点ユに、その入力に加えられたNVンプ
ルd(n−i) (iは0からN−]迄の整数)を蓄え
、エフ−コピー信号e(t)のサンプルを次の式に従っ
て計算するように構成されている。
ここで01はフィルタの係数を表わす。
このようにして計算されたデジタルエコーコピー信号は
デジタル−アナ四グ変換器】4に加えられ、この変換器
は、差動回路】2の(−)人力に加えられるアナログ信
号?(t)を発生する。
トランスバーサルフィルタの係数C1は調整可能で、計
算回路】6で旦の時点にデジタル形にされ且つエコー信
号または差信号r(t)内に存する残留エコー信号を表
わ丁べきエラー信号e(n)の所定の作用を最小限にす
るように、制御回路15で調整される。前記のエラー信
号e(n)の計算のやり方を以下に詳しく説明する。一
般的に、フィルタ】3の係数O1は、エラー信号e(n
)の二乗平均値即ちE (1e(nl ) ”を最小に
するように調整される。この場合、傾斜算法(graa
ient algorithm )を用いて、係数C1
は次の漸化式に従って反復して調整される。
Cj(n+1)−C1(n)+α−E (d(n−i)
−e(n))  (8)ここでαは】より小さい係数で
ある。
実際は、平均値を計算する必要を避けるために(この演
算は演算子Eで示されている)、次の漸化式の方が好ま
しい。
0i(n+11 ’−01(n)+β−cl(n−i)
−e(n)  (4)この式で、βは、1に比して小さ
な値を有し、反復(n+1)での係数Ql(n+1)を
得るために反復nで係数0i(n)に加えられる修正の
大きさを決める一定の係数である。
漸化式(8)と(4)により量E 〔1e(n+I〕”
を最小にすることは、トランスバーサルフィルタのN係
数O1を、時点1−N−1の基準時点i−0で取られた
エコー信号通路のインパルス応答のNサンプルgiに収
斂することを可能にするものでなくてはならない。i″
:2Nのような時点に対しては、サンプA/glは零と
する。時点旦のエコー信号のサンプルε(n)は次のよ
うに表される。
式(2)と(5)とを較べれば、トランスノく一サルフ
ィルタの係数がインパルス応答のサンプルg4に収斂さ
れると、サンプリング時ユにおける残留エコー信号ε(
n)−ttn)が取り消され、またこわ、等の時点に差
信号r(n)は最早や有用な信%5(n)を含まないと
いうことがわかる。
実際的な漸化式(4)は係数Oj−に対して第2図の制
御回路15で実施される。トランスバーサルフィルタ】
8の記憶位置にあるデータ信号d(n −i)は、エラ
ー計算回路】6内で処理されたエラー信号e(n)を乗
するために乗算回路】7に加えられる。かくしてつくら
れた積は乗算回路】8に送られ、ここで一定の係数βが
乗ぜられる。
このようにしてつくられた修正項β・d(n−i)・e
(n)は、加算回路】9とメモリ20とで形成されたア
キュムレータに加えられる。前記の加算回路は、時点旦
に計算された修正項と時点旦にメモリ20の出力に現れ
た係数01(n)との和をつくる。時点(n−z)にお
いてメモリ20の出力で得られるこの和は、トランスバ
ーサルフィルタ】8内で時点(n+1)に用いられるべ
き係数01(n+1)を形成する。
係数01の調整に対して式(4)よりも実施が簡単な漸
化式を用いることも公知で、この式では1、エラー信号
e(n)の代りに、Sgn(e(n))として表したそ
の符号が用いられる。この場合漸化式(4)%式%(6
) 公知のエコーキャンセラでは、トランスバーサルフィル
タ]3の係数Oiの調整に用いられるエラー信号e(n
)は、差動回路】2により加えられタアナログ信号r(
t)の、デジタル形に変換されたサンプルr(n)によ
って計算回路】6で形成される。例えば80キロビット
/秒で伝送するベースバンド伝送モデムに対しては、デ
ジタルエラー信号e(n)を形成するための変換費が高
くつくことがあり、この変換の費用を低減するために、
差信号r(t)のサンプルr(n)の符号をつくる1ビ
ツトコンバータだけを用いることが試みられた。したが
って、係数の修正のために、e(n)の代りにr(n)
を用いた漸化式が用いられる。
けれども、この方法は次のような欠点がある。
即ち、成る場合には、残留エコー信号の高く且つ許容で
きない程の値においてエコーキャンセラの収斂をやめる
ことがある。実際には、サンプリング時点ユにおいて差
信号は式(])に従って次のように表すことができる。
r(n)−5(n)+ Cg(n) −”(n))時点
nにおいて、差信号r(n)の符号は、2つの信号5(
n)と〔ε(n)−ε(n)〕の大きい方によってきま
る。
サンプリング時点ユにおいて、残留エコー信号〔ε(n
)−ε(n)〕が有用な受信信号5(n)よりも大きけ
れば、r(nlの符号は残留エコー信号を表わすことに
ならず、係数の修正は必ずしも残留エコー信号の減少を
生じない。これは、例えば、短かい伝送線ではエコーキ
ャンセラが動作入った瞬間から、また長い伝送線ではエ
コーキャンセラの収斂の開始後に夫々生じることがある
。この欠点は、送信と受信クロックが同期しているホモ
クルナス伝送システムにおいて特に問題である。このよ
うなシステムでは、サンプリング時点旦は、有用な受信
信号5(n)の振巾が大きい時点に永続的に生じること
があり、エコーキャンセラが動作に入った時間から、ま
たは収、斂の間に極めて急速に、有用な受信信号5(n
)の大きな振巾と同じ程度の大きさの振巾を有する残留
エコー〔ε(n)−ε(n)〕のままで工J−キャンセ
ラの収斂がとまるという事態が生じることがある。
有用な受信信号がエコーキャン七うの収斂に影響を与え
るのを防ぐために、本発明は、従来技術において考えら
れた解決とは全く別の簡単な解決を供するものである。
本発明では、実際のサンプリング時点nにおいてトラン
スバーサルフィルタ18の係数の修正に用いられるエラ
ー信号e(n)は、差動回路12より出る信%r(t)
の時点ユにおける値r(n )と時点1以前のサンプリ
ンク時点における信号r(t)の値との差を形成するこ
とによってエラー計算回路】6内で決められ、前記の後
者の値には、時点旦に識別回路により再生されたデータ
信号の値a(n)と前記の以前のサンプリング時点に再
生されたデータ信号の値との比が前取って乗ぜられてい
る。
ここに考えられている以前のサンプリング時点というの
は、時点nTのすぐ前のサンプリング時点(n−1)T
でもよく、この場合には、本発明によるエコーキャンセ
ラ内の係数glの調整に用いられるエラー信号e(n)
は次の式で表わすことができる。
a(n) e(n) −r(n) −r(n−z)−i64ア(7
)この式において差動回路】2の出力信号の以前の値r
(n−1)に比 a(n) を乗する目的は、デa(n
−x) 一夕信号の値とは無関係に差が確実に常に同じ意味を有
するように、以前の値を現在値r(n)に対して基皐化
することにある。
識別回路10によって再生されたデータ信号が零レベル
をもたない場合には、係数の修正はエラー信号e(n)
で行われる。これは、例えば、零レベルのない多レベル
データ、2レベルデータまたは擬似−8値打号化データ
に対して行われる。識別回路10によって再生されたデ
ータ信号が零レベルをもつ場合には、係数の修正は、デ
ータ信号a(n)とa(n−1)の2つの値が零でない
時にはエラー信号で行われ、これ等の2つの値の少なく
とも一方が零に等しい時には行われない。
第8図は本発明のエコーキャンセラの一般的な場合の実
施例を示す。この第8図には、第1図と同じ機能を有す
る素子は同じ符号で示しである。
差動回路12より供給された信号r(t)は、周波数り
の信号Hにより作動されるサンプルホールド回路59で
サンプルされる。このサンプルされた信号は遅延回路6
0に加えられる。この遅延回路は、サンプリング周期T
に等しい時間遅れを生じるので、サンプリング時点ユに
は、差動回路12よりの信号r(t)の値r(n)とr
(n−1)とが夫々遅延回路60の入力とめ力に得られ
る。識別回路】0で再生されたデータ信号は遅延回路6
1に加えられる。この遅延回路もやはり周期Tに等しい
時間iれを生じるので、時点!!には、再生されたデー
タ信号の値a(n)とa(n−1)が夫々この回路61
の入力と出力に得られる。−色ΩΩ−は回a(n−x) 路62でつくられる。積算回路68は積r(n−])a
fn) a(n−1>  をつくり、この積は差動回路64に加
えられる。この差動回路64の(+)入力にはr<n)
が加えられ、トランスバーサルフィルタ18の係数の制
御1路]5に式(7)に従ったエラー信号e(n)を供
給する。他方において、ANDゲート65の2つの入力
は夫々遅延回路6】の入力と出力に接続されている。前
記のANDゲート65はロジック信号Xを発生するがこ
の信号は、再生されたデータ信号の2つの値a(n)と
a(n −] )が零と異なる時にはエラー信号e(n
)によって係数の修正を可能にし、前記の2つの値a(
n)とa(n−1)の少なくとも一方が零に等しい時に
はこの修正を許さない。、ロジック信号Xの働きは、例
えば、修正が許されなかった時に、加算回路19(第2
図)に加えられる係数の修正項を取り消すことであって
もよい。
遠距離モデムによって伝送されたデータ信号が、2L/
ペルマt、−は2レベルデータの擬似−8値打号化によ
る8レベルをもつ場合は、識別回路】0は、サンプルさ
れた信号r(t)の符号の形の、正または負レベルを有
するデータを再生する。この場合式(7)のエラー信号
e(n)は次のように書ける0 e(n) −r(n) −r(n−1)−Sgn (r
(n)) ・F3gn (r(n−x )) (s)こ
れより、エラー信号e(n)の計算を次の関係に基づく
ことが可能であるということが導き出せる。
e(n)−r(n)−r(n−1)   PS(n)>
Oの場合(9) e(n)−r(n)+r(n−x)   ps(n)(
0の場合ここでps(n) −Sgn (r(n)) 
−Sgn (r(n−1))したがって次のことが論証
できる。すなわち、トランスバーサルフィルタ]8の係
数C1が、本発明によって形成されたエコー信号efn
)の二乗平均値を最小にするように漸化式(8)または
(4)に従って調整される場合には、こね等の係数C4
は、後に更に詳述する条件において、エコー路のインパ
ルス応答のサンプルgiに収斂し、このことはエコー信
号が取り消されたことを示す。・ことを簡単にするため
に、この論証に対し、識別回路】0で再生されたデータ
は、サンプルされた信号r(t)の符号によって供給さ
れる2つのレベル+1または−】を有し、エラー信号は
式(8)%式% 時点旦および(n−1)における残留エコー信号をre
(n )およびr6(n −1)で表すと、式(])か
ら次の関係が導き出せる。
この場合 サンプリング時点に、信愛された有用な信号5(t)は
残留エコー信号の振巾よりも大きい振巾を有するものと
する、即ち これは、例えば、エコーキャンセラが短かい伝送線に対
して動作された時点から実現される。
この条件(]】)が実現されると、次のように書くこと
ができる。
(]0)と(J2)の関係を考慮すれば、エラー信号e
(n)の表現(9)は次のように表すことができる。
e(n) −(1s(nl −fs(n−11) −s
gn C5(n)) +r、(n)−r6 (n−1)
 ・Sgn (S (n)) −sgn (s (n−
1))    (18)受信された有用な信号5(t)
はサンプリング時点旦および(n−1)には同じ振巾を
もつものとする、すなわち l5(n) l −1s(n −1)I    (14
)とする。
実際にこねは、例えば、短かい伝送線または平衡伝送線
に対して実現される。
最筏に、条件(14)が実現されれば、式(]3)のエ
ラー信号は次のように導き出すことができる。
e(n)−r6(n)−r6fn−1)−8gn(s(
nJ) −8gn(s(n−x)) (11この式(]
5)は、条件(1])と(14)で表わした前述の仮定
と共に次のことを示す。すなわち、エフ−信号e(n)
は残留エコー信号に依存し、受信された有用な信号の振
巾には最早や依存しないで、サンプリング時点nと(n
−1)におけるこの信号の符号にだけ依存する。
トランスバーサルフィルタの係数Oiの調整のために式
(J5)のエラー信号を用いる本発明のエコーキャンセ
ラの収斂を説明する。
式(2)および(5)により、時点nおよび(n−1)
における残留エコー信号r8(n)およびre(n−1
)の式を導き出すのは容易である。
) 表記法を簡単にするために、ベクトル!・’i&tn)
・→ ]]n)およびfl(n−1)の各装置が次の通りであ
るとして、ベクトル表記を用いることができる。
g’−Cgo、gニー−−−−gn−□〕→ 0(n)−(Oo(n)、01(n)、−−−−−%−
1(nl)→ D(n) −(d(n)、d(n−i)、 −−−−−
d(n−N+x))→ D(n−x)−(d(n−t)、d(n−g)、  −
−−−−d(n−N)、)→ 式(]C6を考慮すると、式(]5)のエラー信号は次
のようにベクトル表記で表わすことができる。
e(n)−D(n) ff−T(n)) −D(n−t
) ff−ff(n)〕−→            
  → Sgn (sin)) −8gn (s(n−x ))
      (17)他方において、係数の調整に用い
られる漸化式(8)は次のようにベタトル表記で表わさ
れる。
’l (11+ 1 ) −m(n )十αE (W(
n)−e(n))    (Is)e(n)の弐自7)
を使えば、式(18ンの平均値g(#n)・8(n))
に対して次の式が得られる。
−r−7’7!<n)) −Eび(n)−4(n−1)
−8gn C8(nl、] −8gn (s (n−t
 13このE(f(n)・e(n))の表記において、
第2項は零に等しい0実際に、行列fl(n)・D(n
−z)の要素を→ 形成する局地伝送データは、統計上受信データ5(n)
オヨヒ5(n−] )ト無関係ナノテ、sgn (s(
n)) ・Sgn (s (n−x )〕が掛らられて
いるこれ等すべての成分は平均値零を有する。局地的に
伝送されるデータは統計上それ自身で独立賃なので、■
を恒等行列、C8をデータの電力を表わす係数とすると
、行列E(’ff(n)・D(n))は■σ8で表わす
ことができる。
→ したがって、漸化式(]8)は次のように表すことがで
きる。
槙n+1ンー槙n)十α(!−ビ(n)〕σ2この漸化
式は正統的な形なので、旦が炸限の時には次のように表
すことができる。
宕(nl −(]−ασ2)H+7 ασ2〈】のように十分に小さい係数を選ぶ鴬と十分に
高い反復数旦に対しては実際上ff(n+−7が得られ
るが、これはエコーキャンセラが収斂されたことを証す
る。
条件(]】)と(]4)が満足されると、トランスバー
サルフィルタの係数の調整に対し、一般的な場合には式
(7)で形成されたエラー信号e(n)の代りに、また
は2レベル信号で再生されたデータの場合には式(8)
または(9)で形成。
されたエラー信号e(n)の代りにこのエラー信号の符
号即ちSgn(e(nl)を用いることができる。
第4図は、識別回路により再生されたデータ信号が、信
号r(t)の符号で構成1された正または角レベルを有
する場合に対して、信号Sgn、(e(n))を発生す
る計算回路16の特別な実施例を示す。
この回路】6内では、式(9)より直接導き出される次
の関係に基づいてSgn(e(n))がっくらゎこコテ
ps(n) −Sgn (r(n)) −Sgn (r
(n−1))第4図には、第1図と同一機能を有する素
子には同一符号をつけである。第4図において、差動回
路】2はその(+)入力に受信路よりの信号ε(t) 
十5(t)を受け、その(−)入力はアナログ形に変換
されたエコーフビー信号′j(t)を受ける。
回路12より供給される差信号rft)は計算回路16
で処理され、この回路内で、前記の差信号は、縦続接続
された2つのサンプルホールド回路28と24に更に加
えられる。第]の回路28は周波数怖のクロック信号H
で作動され、第2の回路24は補足的な信号「により作
動される。この縦続装置28.24の動作モードを第6
図を参照して詳細に説明する。5互は時点(n−2) 
(n−1)および旦においてつくられた立ち上り縁を有
するクロック信号Hを示す。5互は信号Hを示す。50
は′回路28の入力に加えられるアナログ差信号を示し
、時点(n−2) 、 (n−1)。
nにおいて値r(n−2) l r(n−1) l r
(n)をもつ。いま、サンプリング回[28!=24は
、その制御信号Hおよび百が低い状態の時は導通し、こ
の信号が高い状態の時は非導通であるとする。
回路23の出力S]における(即ち回路24の入力e2
における)信号の形は、5すに示すように、これより導
き出せる。最後に、5e3に示す回路24の出力82の
信号は、回路24が導通になった時に成る稈度の整定時
間を考慮して5埜より導き出せる。第5図より明らかな
ように、クロック信号Hの立ち上り縁、例えば時点ユに
つくられた縁の直前では、回路28の入力e1の信号の
値はr(n)であり、回路24の出力s2の信号の値は
r(n−1)である。
回路】6内で、差信号r(t)は2つの比較器回路25
と26に加えられる。回路24で得られた信号は、直接
に比較器回路25の(−)入力に加えられ、また反転増
巾器27を経て比較器回路26の(−)入力に加えられ
る。
このようにして、時点且におけるクロック信号Hの立ち
上り縁の直前に比較器回路25の出力には次の値を有す
るロジック信号が得られる。
Δ(n)−1r(n)−r(n−1)>0の場合および Δ(n)−0、r(n)−r(n−])(oの場合法の
値を有するロジック信号 Σ(n)−]   r(n)+r(n+1)>Oの場合
Σ(n) −Or(n)+r(n+ 1)<0の場合は
、同じ時点に比較器回路26の出力に得られる。
論理値】と0が夫々符号十と−を表わす場合は、信号Δ
(n)およびΣ(n)は、式(]9)によってSgn(
e(n))の大きさを得るのに必要な大きさSgn(r
(n)−r(n−xl)およびsgn (r(n) +
 r(n −t ))を表わす。
このようにして得られた信号Δ(n)とΣ(n)は、ク
ロック信号Hの立ち上り縁でサンプルされるように、フ
リップフロップ28と29のD入力に加えられる。サン
プルされた信号Δ(n)とΣ(n)は開閉器30に加え
られる。この開閉器は、式(]9)によって% ps(
n)が正か負かに応じて信号Δ(n)か信号Σfn)の
何れかを計算回路】6の出力2】に送るように構成され
ている。前記の開閉器は、普通の通り、第4図に示すよ
うに反転入力をもつANDゲート82、ANDゲート3
8およびORゲート34とで形成される。この開閉器は
、制御端子89に現れてps(n)を表わすロジック制
御信号によって制御される。この制御信号は次のように
して形成される。差信号rH)が比較器回路22の(+
)入力に加えられ、この比較器回路の(−)入力は零電
圧大地電位である。かくしてsgn (rft))の大
きさを表わす比較器回路22の出力信号は、EORゲー
ト86の第1入力とフリップフロップのD入力りとに同
時に加えられ、クロック信号Hの立ち上り縁でサンプル
される。フリップフロップ87の出力はFORゲート8
6の第2人力に接続される。クロック信号Hの立上り縁
の時点旦において、FORゲート86の第1入力はSg
n (r(n)、を受け、一方その第2人力は、前の時
点(n−]で7リツプフロツブ87に蓄えられていたS
gn [r(n−]))を受ける。ここで、比較器回路
22と関係フリップフロップ37は、第1図および第3
図に符号10で示した識別回路の役を行うことに留意ず
べきである。7リツプフロツプ87の出力は、データ信
号a(n) −Sgn(r(n))を再生するのに用い
ることもできる。このようにして、ps(n ) −S
gn (r(n)) −Sgn (r(n−] ))が
負の時には値1をもちまたPS(n)が正の時には値0
をもつ信号c(n)が、FORゲート36の出力に得ら
れる。
信号0(n)はアリツブフロップ3BのD入力に加えら
れ、クロック信号Hの立ち上り縁でサンプルされる。ア
リツブフロップ88の出力は開閉器80の制御信号を供
給する。図の開閉器の回路図から、c(n) −] (
即ちpS(n) < O)かC(n) −0(即ちps
(n) > 0 )かに応じて、信号Σ(n)か信号Δ
(n)の何れかがクロック信号Hの立ち1り縁の時点旦
後に出力21に現れるということがわか1  るであろ
う。出力21に現れるこの信号は、トラ)  ンスバー
サルフィルタ13の係数の制御回路に用いられる。
以上述べたところかられかる様に、本発明により式(7
)で形成されたエラー信号e(n)またはこのエラー信
号の符号Sgn(e(n))の使用は、条件(]】)と
(]4)が確認された時に、エコーキャンセラの収斂を
させるが、これは、例えば、エコーキャンセラが作動さ
れた両開からの、適当に平衡された短かい伝送線の場合
がそうである。
これに反して、前記の信号e(n)またはその符号Sg
n(e(n)) c7)使用は、条件(]】)と(I4
)が確認されなければ、エコーの取り消しを生じる収斂
をさせないが、これは、例えば、長距離または殆んど平
衡されてない伝送線の場合がそうである。
長距離伝送線に対しては、エコー信号ε(tlは、エコ
ーキャンセラが作動されると、有用な受信信号のレベル
に比して高いレベルをもつ。前に説明したように、エラ
ー信号として差信号r(t)の符号即ちサンプリング時
点旦におけるSgn(r(n))を用いた従来のエコー
キャンセラは、長距離伝送線に対し、最初の高レベルエ
コー信号を、F用な受信信号の大きさの程度進軍げさせ
る。一方において、若し長距離伝送線が殆んど平衡され
ていなければ、受信信号5(t)の大きさは、たとえホ
モクロナス伝送線であっても、サンプリング時点で変化
し、従来のエコーキャンセラでは残留エコー信号のレベ
ルの成る程度の低減にしか寄与しないd差信号r(t)
の使用によって、高レベルエコー信号を有用な受信信号
に進軍げることが可能となり、また本発明によって決め
られたエラー信号の符号の使用によって、有用な受信信
号と同レベルの残留エコー信号を略々零進軍げることが
可能となるので、本発明の】つの変形では、差信号r(
t)とエラー信号e(n)とを−緒に用い、係数の調整
のためのエラー信号として用いられる信号E(n)を形
成する。
この実施例によれば、この2ビット信号E(n)は8つ
の値を取ることができる。すなわち、Sgn(r(n)
)とSgn(e(n))が+1または−1に等しい同じ
値をもつかどうかによる値+1または−1と、3gn(
r(n))とsgn (e(n)) カ異fx ル(f
i ヲもった時の値0である。この信号E(n)は、式
(]4)と同様な漸化式に従ってトランスバーサルフィ
ルタの係数の値を修正するのに用いられる、即ち 01(n−H) −01(n)+β−d(n−i>−E
(n)Sgn (r(n))とSgnCetn))が同
じ値ならば係数はこの共通の値に従って修正されること
がわかるであろう。これ等の量が異なる値をもつ時は係
数は修正されない。
実際に、このような信号E(n)を使用するこの実施例
では、平衡または非平衡ですべての長さの伝送線に対す
るホモクロナス伝送システムの雛かしい場合にも、エコ
ーキャンセラの収斂を可能にする。事実どのような場合
でも、信号E(n)を形成するのに用いられるSgn(
r(n))かSgn(e(n))の一方が連続的に、係
数を収斂方向に修正する正しい値を取り、他方は、少な
くとも時々、同じ正しい値を取る。
第6図は、信号E(n)を計算する回路】6の実施例を
示す。第6図の回路J6は第4図の回路16のすべての
素子を含み、これ等の素子の符号と配置は第4図と同じ
である。第6図の回路】6はその外に、フリップフロッ
プ87の出力に形成された信号sgn (r(n))と
開閉器30の出力に形成された信号Sgn(e(n))
とを使用する論理回路40を有する。この論理回路は、
ロジック信号sgn(e(n))とSgn (r(n)
)から、係数の調整のために加算および減算を行うのに
最も実際的な2の補数コード(tWOS compli
ment code )で表わされた信号E(n)を形
成するように配されている。
次の表1に示した真理値表は、論理回路40の機能を示
す。
表    工 11 】 0 】 000 0 】 00 0           0         】  
          】この表Iの初めの2つの行をま
、2つの信号Sgn(e(n))とSgn (r(n)
)の組合せに対する4つの可能な形態を示す。ロジック
信号II ] 11はこの2つの信号の夫々に対して(
+)符号に相当し、ロジック信号”θ″は(−)符号に
相当する。8番目と4番目の行は、これ等の4つの形態
に関し、信号E(n)の定義に従った2の補数コードの
信号E(n)を形成するために得られるビットの値を示
す。
LSBの見出しをもつ8番目の行は、信号E(n)の最
後の桁のビットを与え、MSBSの見出しを勇つ4番目
の行は信%1rrH)のその他のビットを与える。
表1の真理値表は第6図に示したような構成の回路40
で実現されることは容易にわかるであろう。信号Sgn
(r(n))とSgnLefn))とはFORゲート4
】の2つの入力に加えられる。このゲート4】の出力は
インバータ42に加えられ、このインバータは信号E(
n)の最後の桁のビットに相当する信号LSBを発生す
る。信号Sgn(e(n))はインバータ48に加えら
れる。前記のインバータ42.48の出力信号はAND
ゲート44に加えられ、このANDゲートは、信号E(
n)の他のビットに相当する信号MSBSを発生する。
2つの信号LSBとMSBSは2つの7リツプフロツプ
45と46のD入力に加えられ、クロック信号Hの立ち
上り縁でサンプルされる。前記の7リツプフロツプ45
と46は夫々回路】6の出力端子47と48に接続され
る。2の補数コードで表さね、トランスバーサルフィル
タ18の係数の制御回路に使用される目的の信号E(n
)は、前記の2つの出力端子の組合せに現れる。
前述したところは、特に第1図の基本回路においては、
エコーキャンセラのサンプリング周波数即ちエコーコピ
ー信号が計算される割合は、伝送路のデータ信号の周波
数咎に等しいという前提に立っている。この前提では、
エコーコピー信号を計算するデジタル処理装置は、第1
図に示すように、データの周波数咎で動作するトランス
バーサルフィルタによって形成される。けれども一般的
には、伝送すべきデータ信号は符号化され(例えばバイ
フェーズコード)、最大周波数がデータの周波数咎より
も高い周波数帯域で伝送される。したがって、伝送信号
によってつくられたエコーを可能な限りの最も広い帯域
で取り消すために、エコーキャンセラは、データの周波
数辱をかなり越えたサンプリング周波数でエコーコピー
信号を加えることが必要である。
例えば伝送データの周波数の4倍のサンプリング周波数
で動作するエコーキャンセラは、それ自体は公知の構造
を有するものであるが、第7図に示すように表わされる
。このエコーキャンセラに・おいて、データ源6により
発生したデータ信号d(rl’) ハ、デジタル処理装
ft1so内でトランスバーサルフィルタ5]−0,5
]−1,51−2゜’5.1−8に加えられる。これ等
のフィルタ内で、信号d(n)は、同じ周波数署をもつ
がエコーキャンセラのサンプリング期間T6に亘って互
にシフトされた、クロック信号発生器52でつくられた
クロック信号HOIHl 、HB 、 HBによってサ
ンプルされる。クロック信号H6がらH8によりつくら
れるサンプリング時点を次の表Hに示す。
表   … クロック    サンプリング時点 He         4nT。
Hl(4n−1)Te H2(4n−2)Te Ha        (4n−8)Te各トランスバー
サルフィルタ51−0から51−8において、エコーコ
ピー信号?。(n)から28(n)のサンプルが、制御
回路53−oがら58−3内で調整された係数を用いて
4の割合で計算される。周期Teに亘って互にシフトさ
れた信号90tn >〜t8rn>のサンプルは多重化
され、デジタル−アナログ変換N54の入力に加えられ
る。この変換器は、クロック信号発生器52で供給され
るサンプリング周波数Feで1作する。アナログエコー
信号ε(1)は、第1図のエコーキャンセラにおけるよ
うに、差動回路12に加えられる。この差動回に5は差
信号r(t)を発生するが、この信号の中では、エコー
キャンセラの収#後はエコー信号ε(1)は取り消され
ている。トランスバーサルフィルタ51−0がら5】−
3の係数を調整する目的で、差信号r(t)は計算回路
55に加えられる。
この回路は、係数制御回路58−o〜58−8で用いら
れるエラー信号e。(n)〜e、(n)をつくる目的の
ものである。
本発明は、エラー信号e。(旧〜e8(n)を計算する
ために、このエフ−キャンセラの公知の構造に適用され
る。これ等のエコー信号は、実m (D ’# ンプリ
ング時点として表■に示した時点を用いまた前のサンプ
リング時点としてデータの周期Tだけ第1のサンプリン
グ時点から離された時点を用いることによって、式(7
)、(8)および(9)に従って計算されることができ
る。例えば2レベルデ一タ信号の場合には、式(8)を
用いるとエラー信号80 (n )〜e、 (n )に
対して次の表記が成立つO 前記の式(20)に従って形成されたエラー信号eo(
n )〜e8(n)を用いる一方、式(4)の形の漸化
式に従って係数が調整される4つのトランスバーサルフ
ィルタ51−0〜5】−3で形成された第7図のエコー
キャンセラは、あたかも各々が第1図示の機能と同じ機
能を有しまた他のエコーサブキャンセラの動作モードと
は無関係な4エコーサブキヤンセラから形成されたがの
ように作用する。これ等の4エコーサブキヤン七うの収
斂は、第】図に示したエコーキャンセラと同じ条件の下
で得られる。これ等のエコーサブキャンセラ内では、り
υツク信号HQ 、 Hl 、 H2,H,により決め
られた時点に夫々形成された信号sgn(eo(n)J
 ISgn(el(n)) I Sgn(eg(n))
およびSgn (88(n)Jは、フィルタ51−0.
51−1.51−2゜51−8の係数の調整に用いられ
る。ず−れ等の信号は夫々第4図に示した回路に従って
形成できる。
この代りに、フィルタ51−θ〜5】−3の係数を調整
するのに、信号SgnCeo(n)〕〜Sgn〔e8(
n)〕と、〕クロック信号H6−Hで決められた時点に
信号Sgnr(t)により得られた信号Sgn(ro(
n)) 〜3gn (rs (n))とから形成された
信号E。(n) 〜E8 (n)を使用する本発明の別
の実施例を用いることも可能である。前記の信号E。i
n)〜E8(11)は夫々第6図の回路に従って形成す
ることができる。
ここで次のことに留意すべきである、すなわち、第7図
の4エコーサブキヤンセラの全く独立した動作は、フィ
ルタ係数の調整に用いられ且つ式(20)に従って形成
された各エラー信号8o(n)〜e、(n)内に、デー
タの周期Tだけ離された時点に取り出され且つデータが
独立であるのと同様に独立である差信号の2つの値が用
いられる、ということの結果である。若し差信号の2つ
の値が周期Tの分成分だけ離されるならば、これ等は必
ずしも独立すなわち無関係とはならず、4エコーサブキ
ヤンセラは最早や独立ではなくなる。けれども、バイフ
ェーズコードのような成る種のコードに対しては、4エ
コーサブキヤンセラにより形成されたアセンプリは、例
えば)だけ離された時点で取られた差信号r(t)の2
つの値を使用することにより実際上収斂できるというこ
七がわかった。
手続補正書(方式) 昭和59年3 月 8日 1、事件の表示 昭和58年 特許 願第189805 号2発明の名称 ベースバンドデータ信号のエコーキャンセラ3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 名 称  テレコミユニカシオン・ラジオエレクトリッ
ク・工・テレホニク・テ・アール・テ 5、補正命令の日付 昭和69年2月28日 a 補正f)対象  明細書の「図面の簡単な説明」の
欄7、補正の内容 (別紙の通り) 1、明細書第55頁第15行以下に下記を挿入する。
[4、図面の簡単な説明“ 第1図はデータ伝送モデム内に含まれたトランスバーサ
ルフィルタを有するエコーキャンセラを示すブロック図
、 第2図はエコーキャンセラのトランスバーサルフィルタ
の係数を調整する制御回路のブロック図、 第3図は本発明のエコーキャンセラの基本回路図、 第4図は信号Sgn(e  (n ) )の計算回路の
一実施例を示す回路図、 第5a図より第5e図は第4図の回路を説明するための
信号波形図、 第6図は信号E (n )の計棹回路の一実施例を示す
回路図、 第7図は複数のトランスバーサルフィルタで形成された
エコーキャンセラの構成を示すブロック図である。
4・・・ハイブリッド結合回路 6・・・データ源    7・・・線形エンコーダ9・
・・受信増幅器   10・・・識別回路12・・・差
動回路 13・・・トランスバーサルフィルタ 14・・・デジタル−アナログ変換器 15・・・制御回路    16・・・エラー計算回路
22、25.26・・・比較器回路 23、24.59・・・サンプルホールド回路30・・
・スイッチ    40・・・論理回路50・・・デジ
タル処理装置 52・・・クロック信号発生器 54・・・デジタル−アナログ変換器 55・・・計算回路    130.61・・・遅延回
路63・・・積算回路。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 受信路の信号とエコーコピー信号との差信号を形成
    する差動回路と、周期Tのサンプリング時点で動作し、
    エラー信号の所定の作用を最小にするように調整される
    係数をもった少なくとも1つのトランスバーサルフィル
    タとを有し、前記の差信号は、データを再生する識別回
    路に加えられ、エコーコピー信号は。 伝送路に接続されたデジタル処理装置を用いることによ
    って、少なくとも伝送路のデータの周期辱に等しいサン
    プリング周期F8で形成されるようにした、伝送路のデ
    ータ信号により発生されたエコーを受信路のベースバン
    ド信号内で取り消すためにデータ伝送モデム内に用いら
    れるエフ−キャンセラにおいて、各トランスバーサルフ
    ィルタの係数の修正に用いられる前記のエラー信号は、
    実際のす〉プリング時点において、該サンプリング時点
    での前記差動回路の出力信号の6値と実際のサンプリン
    グ時点での再生データ信号の値とその前のサンプリング
    時点での再生データ信号の値との比が前取て乗じられた
    、前のサンプリング時点におる差動回路の出力信号との
    差信号を形成することによって決められ、係数の修正は
    、前記の再生データ信号の2つの値が零と異なるかまた
    は少なくとも2つの値の一方が零に等しいかに応じて行
    われまたは行われないようにしたことを特徴とする^2
    −スパントデータ信号のエコーキャンセラ。 乞 各トランスバーサルフィルタの実際のサンプリング
    時点と前のサンプリング時点とは、データの周期Tだけ
    またはこの周期の分数分だけ互に離された特許請求の範
    囲第1項記載のエコーキャンセラ。 &各トランスバーサルフィルタの係数力、このフィルタ
    に対応するエラー信号の二乗平均値を最小にするように
    m整される特許請求の範囲第1項または第2項記載のエ
    コーキャンセラ。 4 04(n)および01(n+1)を時点旦およびn
    +1における係数01の値、βを1より小さい係数、d
    (n−i)をトランスバーサルフィルタに蓄えられ、係
    数O1に対応するデータ、e(n)をエラー信号とした
    場合に、エコーキャンセラが、漸化式 %式%() に従ってトランスバーサルフィルタの各係数を調整する
    ように配設された各トランスバーサルフィルタの係数の
    制御回路を有する特許請求の範囲第8項記載のエコーキ
    ャンセラ。 五 トランスミッタ嬬における2レベルベ一スバンドデ
    ータ信号からかまたは2レベルデータの擬似−3値符号
    化によりつくられた8レベルベースバンドデータから生
    じた受信データ信号の補正に適し、データ信号を再生す
    る識別回路が正および負のレベルを有するものニオイて
    、エフ−キャンセラが、各トランスバーサルフィルタに
    対して、エラー信号6(n)を、実際のサンプリング時
    点および前のサンプリング時点における再生データ信号
    の値が同じ符号か異なる符号かに応じてフィルタの実際
    のサンプリング時点および前のサンプ1」ング時点にお
    ける差動回路の出力信号の値の差または和として形成す
    る計算回路を有する特許請求の範囲第4項記載のエコー
    キャンセラ。 &Sgn (e (n ))をエラー信号e(n) c
    7)符号ヲ表わす信号とした場合に、エコーキャンセラ
    が、フィルタの各係数を漸化式 %式%()) に従って反復して調整するように配設された、各トラン
    スバーサルフィルタの係数の制御回路を有する特許請求
    の範囲第3項記馳、のエコーキャンセラ。 t、  E(n)を、Sgn (e(n))’テ表わし
    たx5−信号の符号と差動回路の出力信号の符号とが異
    なる時には値0をもちまた前記の2つの符号が同時に正
    また負の時には値+1か−0をもつ信号とした場合に、
    エコーキャンセラが、漸化式 %式%() に従ってフィルタの各係数を調整するように配設された
    、各トランスバーサルフィルタの係数の制御回路を有す
    る特許請求の範囲第3項記載のエコーキャンセラ。 8、トランスミッタ端における2レベルベ一スバンドデ
    ータ信号からかまたは2レベルデータの擬似−8値符号
    化によりつくられた8レベルベ一スバンドデータ信号か
    ら生じた受信データ信号の補正に適し、データ信号を再
    生する識別回路が正および倉のレベルを有するものにお
    いて、エコーキャンセラが、各トランスバーサルフィル
    タに対して、信号Sgn(8(n>3を、実際のサンプ
    リングtts点ト前のサンプリング時点における再生デ
    ータ信号か同じ符号をもつか異なる符号をもつかに応じ
    てフィルタの実際のサンプリング時点および前のサンプ
    リング時点における差動回路の出力信号値の差かまたは
    和として形成する計算回路を有する特許請求の範囲第6
    項または第7項記載のエコーキャンセラ。 9、各トランスバーサルフィルタ内で使用される信号S
    gnCe(n))を形成するために、計算回路は、フィ
    ルタのサンプリング周波数をもつ2つの相補的なり四ツ
    ク信号で作動される2つのサンプルホールド回路の縦続
    装置を有し、差動回路の出力信号は、この縦続装置の入
    力と2つの比較回路の一方の入力に加えられ、前記の縦
    続装置の出力信号は、前記の比較器回路の一方の他方の
    入力と、反転増巾器を経て他方の比較器回路の他方の入
    力とに接続され、これ等2つの比較器回路は、フィルタ
    の実際のサンプリング時点と前のサンプ−リング時点に
    おける差動回路の出力信号の値の差または和の符号を表
    わす信号Δ(n)およびΣ’(n)1を特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載のエコーキャンセラ。 10、各)ランスバーサルフィルタ内で使用される信号
    Sgn (e(n))を形成するために、計算回路は、
    差動回路の出力信号の符号を形成する第8の比較器回路
    と、一方の入力がこの第8の比較器回路の出力信号を受
    けまた他方の入力は、フィルタのサンプリング周波数で
    前記の第3の比較器回路の出力信号をサンプリングする
    双安定トリガ回路の出力信号を受けるFORゲートとを
    有し、このFORゲートは、フィルタの実際のサンプリ
    ング時点と前のサンプリング時点における再生データの
    符号の釉を表わす信号e(n)を供給する特許請求の範
    囲第8項または第9項記載のエフ−キャンセラ。 11  信号Δ(n)、Σ(n’) 、 c(n)は、
    フィルタのサンプリング周波数でサンプルサレルタメニ
    双安定トリガ回路に加えられ゛、信号Δ(n)とΣ(n
    )のサンプルは、この信号Δ(n)またはΣ(n)のサ
    ンプルによって信号SgnCe(n)) tr:形成す
    るために、信号c(n)のサンプルによって制御される
    開閉器に加えられる特許請求の範囲第9項または第10
    項記載のエコーキャンセラ。 11各)ランスバーザルフィルタに対し、フィルタの係
    数を特許請求の範囲7に従って調整するのに用いられる
    信号E(n)を形成する計・算回路を有するものにおい
    て、この計算回路は、開閉器から供給された信号Sgn
    (e(n))および第3の比較回路の出力信号より、こ
    れ等2つの信号の符号が異なる時には値0をまたこれ等
    2つの信号の符号が同時に正または負の時には値+1ま
    たは一]を有する信号E(n)を形成するように配設さ
    れた論理回路を有する特許請求の範囲第1]項記載のエ
    コーキャンセラ。
JP58189805A 1982-10-11 1983-10-11 ベ−スバンドデ−タ信号のエコ−キヤンセラ Granted JPS59139732A (ja)

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