JPS63274226A - エコーキヤンセラ - Google Patents

エコーキヤンセラ

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Publication number
JPS63274226A
JPS63274226A JP63035451A JP3545188A JPS63274226A JP S63274226 A JPS63274226 A JP S63274226A JP 63035451 A JP63035451 A JP 63035451A JP 3545188 A JP3545188 A JP 3545188A JP S63274226 A JPS63274226 A JP S63274226A
Authority
JP
Japan
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signal
echo
analog
converter
echo canceller
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Application number
JP63035451A
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English (en)
Inventor
ベロツク・ジヤーク
モーレツク・エミール
ゴーダール・ドミニク
クインテイン・ミシエール
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/232Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using phase shift, phase roll or frequency offset correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/237Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using two adaptive filters, e.g. for near end and for end echo cancelling
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    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/238Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は2fm式線路を介する全2重データ通信に関し
、さらに詳しくいえば、2m式線路及び4線式線路部分
の間の接続に起因する流出データ信号のエコーをキャン
セルするエコーキャンセラに関する。
B、従来技術及びその問題点 モデムは、電話網によるデータ端末装置間接続の際に用
いられるものである。データ信号は2線式線路を介して
送信モデムから受信モデムに伝送される。長距離伝送の
場合は増幅器(中断器)が必要である。増幅器は一方向
でしか動作しないので、データの方向は2線式線路から
4線式線路に分けられる。2線式線路と4線式線路との
間の接続は、いわゆる混成回路によって行われる。同様
に、送信回路及び受信回路を有するモデムの出力端を2
線式線路に接続する際にも混成回路が必要である。
混成回路は3人力を有する2つの差動変圧器から成る終
端装置である。これらの入力は、4線式線路の各2線式
回線のためのものと、2線式線路のためのものとがある
。これらの変圧器は周波数帯域幅全体にわたるインピー
ダンスマツチングを実現するわけにはいかないので、一
部のデータ信号エネルギは他方向を越えて2線式線路を
介して送り手に戻ってくる。いわゆるエコーである。
モデムは2種類のエコーを受信する。すなわち、近距離
エコーと遠距離エコーである。近距離エコーはモデムの
混成回路を直接的に通ってそのモデムの受信回路に漏れ
る伝送データ信号に起因するものであり、一方、遠距離
エコーは4線式線路を通って遠端の混成回路で反射する
伝送データ信号に起因するものである。
したがって、このタイプのモデムには流出信号の流入信
号エコーをキャンセルするエコーキャンセラが設けられ
る。近距離エコーと遠距離はその性質が異なるので、そ
のエコーキャンセラの構成も自ずと異なる。なお、実際
のエコーについての推定値を供給するよう、これらの両
方のエコーキャンセラの出力が設けられる。この推定値
は流入信号から差し引かれて、理論的には流入信号につ
いてエコーはなくなる。この推定値とエコーの実際の値
との誤差信号は、一般に1エコーギヤンセラの係数を調
整するのに用いられる。
実際には、従来のエコーキャンセラは幾つかの欠点を有
する。
現行のモデムにおけるデータ信号処理は、そのモデムに
組込まれたプロセッサの制御の下で、ディジタル的に遂
行される。したがって、エコーキャンセリングの全ての
動作はディジタル的に実行され、その結果、推定エコー
値もディジタル形式となる。そこで、この推定エコー値
は、流入信号から減算される前に、DAコンバータによ
ってアナログ形式に変換される。減算の結果は、エコー
キャンセラの調整用の制御信号として使用できるよう、
今度はADコンバータによってディジタル形式に変換さ
れる。流入信号のエネルギーレベルは広範囲にわたる場
合があるので、そのADコンバータの入力にプログラム
可能なゲイン増幅器(PGA)を設けることが必要とな
る。PGAO値は、ADコンバータの出力信号のエネル
ギを測定することによって、伝送開始の際にセットされ
る。
ところが、たとえばノイズバーストがあるために、この
エネルギー測定が不正確となって(特に高速立上げが必
要な場合はそうである)、その結果、PGAの調整不良
を招来することがある。したがって、ADコ/バータに
おいて低エネルギーレベルの信号が観測された場合、こ
れがエコーキャンセルが良好に行われた結果なのか、P
GAの調整が不良であったことによるものなのかの区別
がつかない。
さらに他の欠点は、推定エコー値をアナログ形式に変換
するDAコンバータがs + n X/Xのタイプの歪
を招来してしまうことである。したがってエコーキャン
セラの係数調整のための制御信号は真の信号をフィルタ
した形のものであシ、エコーキャンセルは不完全なもの
となる。特にサンプリング周波数が低い場合はそうであ
る。
そこで、本発明は上記のような問題を解決することを目
的としている。
C2問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、アナログ形式の流出信号の伝
送とアナログ形式の流入信号の受信を同時に行うことの
できる伝送媒体の2線式線路部分に接続されたデータ伝
送システムにおいて、上記アナログ形式の流入信号が遠
隔システムからの受信信号と上記アナログ形式の流出信
号に応答して上記伝送媒体によって発生されたエコー信
号とから成るような全2重モードで動作する場合に、推
定エコー信号を生成しこれを上記流入信号から差引くた
めの本発明のエコーキャンセラは、(a)  ディジタ
ル形式の推定エコー信号を生成するエコー信号生成手段
と、(b)上記ディジタル形式の推定エコー信号をアナ
ログ形式に変換するコンバータと、上記アナログ形式の
流入信号から該アナログ形式の推定エコー信号を差引い
てエコーの除去されたアナログ形式の流入信号を生成す
る減算器と、を含む第1の経路と、(C)上記アナログ
形式の流入信号をディジタル形式に変換するコンバータ
と、該ディジタル形式の流入信号から上記ディジタル形
式の推定エコー信号を差引いて上記エコー信号生成手段
のための制御信号として使用されるディジタル形式の信
号を生成する減算器と、を含む第2の経路と、を有する
ことを特徴とする。
以下、本発明の作用を実施例と共に説明する。
D、実施例 第2図は2線式線路を介する伝送で使用される従来のエ
コーキャンセリングシステムの構成を示す図である。複
素形式すなわち同相成分と直角成分であられされるデー
タ信号が、2a式線路18(送信フィルタ10を介する
)と、DAコンバータ12と、ローパスフィルタ14と
、混成回路(H)16に供給される。送信フィルタ10
の出力は実際の信号であ91本の線で示され、一方、そ
の入力への複素信号は幅の広い線で示される。この表示
方法は第2図及び他の図も同様である。
エコーは16の如き混成回路におけるインピーダンスの
不整合に起因するので、線18を介して受信される流入
信号は異なる3つの信号から成る。
すなわち、遠隔モデムから送信される遠距離信号と、混
成回路16を直接通る流出信号の漏れに起因する近距離
エコーと、遠隔の混成回路における送信信号の反射に起
因する遠距離エコーである。
近距離エコーと遠距離エコーはその性質が異なるので、
エコーキャンセラを2つに分けると都合がよい。すなわ
ち、近距離エコーキャンセラ20と遠距離エコーキャン
セラ22である。これらのエコーキャンセラは一般に適
応型係数を有するディジタルトランスバーサルフィルタ
(往復遅延と等価なバルク遅延24で分けられる)で実
現される。なお、近距離エコーキャンセラ及び遠距離エ
コーキャンセラは複素形式の入力信号を受は取って実際
の信号を出力する。
これらの両エコーキャンセラの出力は加算器26で加算
される。この加算器26の出力はDAコンバータ28に
よってアナログ信号に変換される。
実際のエコー(近距離及び遠距離)についての推定値で
あるこのアナログ信号は、減算器30において、混成回
路16を介して線18より受信される流入信号から差引
かれる。線32を介する減算器30の出力は理論的には
エコーのない、流入信号であシ、シたがって遠隔モデム
から送信されてきたデータを復元するために復調されデ
コードされる。現実的には、実際のエコーの値とその推
定値との間に常に誤差が存在する。この誤差信号は、A
Dコンバータ34における変換の後、近距離エコーキャ
ンセラ22の係数を適応させるための制御信号として使
用される。
第2図に示したエコーキャンセリングには幾つかの欠点
がある。遠隔モデムからのアナログ流入信号のエネルギ
ーレベルは一般に一6dBm  から43dBmの範囲
にあり、近距離エコー信号のエネルギーレベルも同じ範
囲にあるが(ただしこれは独立性を有する)、遠距離エ
コー信号のエネルギーレベルは上記流入信号よシも少な
くとも10dBm低い。34の如きADコンバータはエ
ネルギーレベル全体にわたって満足する精度を有するわ
けではない。たとえばADコンバータが最大−6dBm
のレベルの信号の受信に適合するものであるとするとs
  43dBmの入力信号で有効ビットはわずか5ピツ
トしか与えられない。これは、全く十分でない。したが
って、流入信号がどんなエネルギーレベルであってもA
Dコンバー+ 夕のダィナミックレンジを十分に活用で
きるよう、このADコンバータの前にPCA (プログ
ラム可能なゲイン増幅器)を設けることが必要となる。
そのよらなPGAはまたDAコンバータ28の後に、選
択可能なゲインアツチネータを必要とする。
コンバータ34の前に設けられたPGAはエコーの実際
の値とその推定値との間の誤差を、モデムがトレーニン
グモードにあるときの入力として受けとることになる。
PGAO値は、ADコンバータの出力信号のエネルギー
を測定することによって、伝送開始の際にセットされる
。しかしながら、たとえばノイズバーストのために、こ
のエネルギー測定が不正確となって(特に高速の立上り
が要求される場合)PGAの調整が不良となる場合があ
る。したがって、ADコンバータにおいて低エネルギー
レベルの信号が観測された場合、これがエコーキャンセ
ルが良好に行われた結果なのか、PGAの調整が不良で
あったことによるものなのかの区別がつかない。
以上に示した欠点は第1図に示す実施例によって克服さ
れる。この例においては、エコーキャンセラの係数を適
応化するのに使用される回線経路は、モデムの受信部に
よって処理される流入信号を受信するための回線経路か
ら分離されている。
混成回路からの流入信号はPGA40の入力として直接
使用される。PGA40の出力はADコンバータ42に
よってディジタル形式に変換される。したがってコンバ
ータ42の入力におけるエネルギーレベルはエコーキャ
ンセラによって提供されるキャンセレーションレートと
は無関係である。これにより、PGA40のセットに必
要な情報を永°続的に提供することができる。一般に、
PGA40は近距離エコーレベルに応じて初期トレーニ
ングの際に一回セットされる。しかし、全2重式伝送で
飽和を回避する場合には、他のセツティングが必要にな
ることもある。
近距離エコーキャンセラ20からの推定値と遠距離エコ
ーキャンセラ22からの推定値とを加算することによっ
て得られる加算器26からのディジタルの推定値は、減
算器44においてコンバータ42によって供給されるデ
ィジタル流入信号から差引かれる。その結果は、これら
のキャンセラ20及び22の係数を適応化するための制
御信号として用いられる。
第1図の実施例で従来技術の他の欠点が克服される。そ
れは、28の如きDAコンバータが生成されたエコー信
号に関してS i n x、、’xのタイプの周波数歪
を招来するという欠点である。そのような歪はADコン
バータ34では補正されないので、係数調整のための制
御信号は真の信号をフィルタした形のものであシ、エコ
ーキャンセルは不完全なものとなる。特にサンプリング
周波数が低い場合はそうである。第1図で示すように、
推定されたエコー信号(加算器26の出力)はディジタ
ルフィルタ46でフィルタされる。このフィルタの伝達
関数はx/5inXのタイプである。フィルタ46から
供給されるフィルタされた信号DAコンバータ18へ送
られる。PGA40のゲイン増幅器となるゲインを有す
る選択可能なゲインアッチネータ(SGA)50は、P
GA40の効果を補償するよう、コンバータ48の出力
のところに設けられる。5GA50で減衰された信号は
減算器52によって、混成回路からの流入信号から差し
引かれ、その結果であるエコーのない信号が復調のため
モデムの受信部に送られる。こうして、DAコンバータ
で招来される5tnX/Xの形状が、エコーキャンセラ
の調整ループとは独立した回線経路において補償される
。これで、上記欠点が克服される。実際には、フィルタ
46がこの回線経路において遅延τを招来するので、こ
れは遅延回路54によって、エコーキャンセラの調整に
用いられる回線経路において補償しなければならない。
遅延τは2T(ただし、Tはボ一時間である)と測定さ
れた。
4線式搬送システムにおける周波数変動に起因する周波
数シフトによって遠距離エコーが影響を受ける場合があ
るので、位相の揺れを追跡することが必要である。位相
揺れ補正回路56はexp(jφ)の形の補正信号を供
給する。これは、乗算器58において、推定遠距離エコ
ー信号の乗算定数として使用されるものである。
第1図に示したADコンバータ及びDAコンバータはそ
のモデムの送信クロックと同期して作動する。このクロ
ックは、サンプリング定理の制約を満足し、かつ変調レ
ートの整数倍である周波数でパルスを供給する。仮9に
変調レートが2400ボーとすれば、サンプリング周波
数として可能性のある値は、7200Hz、96DOH
z等である。以下の説明では9600 Hzが選択され
ている。
近距離エコーキャンセラ20又は遠距離エコーキャンセ
ラ22はボ一時間当り1つのコンステレ−ジョンポイン
トに対応する複素信号を受信して(すなわち、本実施例
では1/2400秒ごとに1つである)、ボ一時間描り
実際の信号についての4つのサンプルを供給する(すな
わち、1/9600秒ごとに1つである)。
広く使用されているタイプのエコーキャンセラは通過帯
域データ駆動フィルタと呼ばれている。
そのようなフィルタは、係数が適応型であるという点を
除けば、モデムの送信部フィルタと全く同じようにふる
まう。所与の時間長において、使用すべきフィルタの係
数の数は、信号周波数に対するサンプリング周波数の比
に比例する。仮りに全エコー期間が45ミリ秒(108
ポ一時間)とすれば、9600Hzのサンプリング周波
数で必要な適応型係数の数は108x4=432である
これらの係数が各ボ一時間ごとに適応化しなければなら
ないという要件はモデムのプロセッサで管理するのは容
易ではない。
その精度を落とすことなくエコーキャンセラの係数の数
を減少させるシステムが第3図に示されている。そのよ
うなシステムは補間回路を組み合わせた適応型トラスバ
ーサルフィルタを含む。データシンボルの座標系で構成
される複素信号ばI/Tのレートで適応型フィルタ60
に入力される。
フィルタ60は2つの出力62及び64を有する。
これらの出力からのサンプルはインターリ−ピングブロ
ック66によってインターンーグされる。
このインターンーグは、出力62からのサンプルが時間
nTで取得され、出力64からのサンプルが時間nT+
’r/2で取得されるようにして行われる。これらのサ
ンプルは次に補間回路68への入力として用いられる(
そのレートは2/Tである)。
補間回路68は2つの補間サンプルを時間nT+T/4
及びn T + 3 T/4で出カフ0に出し、一方、
出カフ2は時間nT及びnT+T/2でサンプルを供給
する。
このシステムは、各ボ一時間で計算すべき係数の数が2
で除算され、補間回路の係数が一回計算される限りにお
いて、計算時間を大幅に節約する。
これについては後で説明する。
エコーキャンセラの係数の調整は一般にデータ伝送開始
の際(すなわち、ローカルモデムからトレーニングシー
ケンスが遠隔モデムニ送うれ、一方、遠隔モデムが情報
を何ら送信しないとき)に実行される。この係数は、こ
れらの2つのモデム間で行われるデータ交換の間、凍結
される。
このエコーキャンセラに使用できる適応型トランスバー
サルフィルタを第4図に示した。複素データシンボルa
nはI/Tのレートで、遅延セルTで構成される遅延線
80の入力に到着する。このフィルタには2つの部分が
存在する。すなわち、”偶”フィルタと1奇”フィルタ
である。”偶゛′フィルタは複素係数c1、C2、・・
・、ckに対応するタップを有し、“奇”フィルタは複
素係数d L d2、・・・、dkに対応するタップを
有する。
”偶”タップの出力は加算器82によって合計され、時
間nTで以下の式に示す出力信号S(n、0)が供給さ
れる。
0奇”タップの出力は加算器84によって合計され出力
64に、以下に示す出力信号S(n、2)が時間n T
 + ’r/ 2で供給される。
S(n、2)=Σan−j*dj 次に第5図を参照して補間回路68を説明する。
補間はまずベースバンド信号の場合において考慮される
。第4図に示した適応型フィルタの供給する信号は時間
nT及びnT+’r、’2で補間回路の入力で受信され
る。
信号サンプルのシーケンス ・−X((n+1)T/2,1、X(nT/2)、X(
(n  t)’r/2)−−−が与えられたとき、信号 X(nT/2 +T/4) の推定を導出することが目的である。そのような推定は
以下の如く実際の信号サンプルの線形結合として得られ
る。
X (n T/2+T/4 ) = ΣpkX((n k )T/2 )+qkX((n+に
+ 1 )T/2 )k=0 上記の式は、単に、T/2(本実施例では1/4800
秒)の間隔を有する2L千2個のタップを備えた従来の
トランスバーサルフィルタの動作を表わすものである。
本フィルタは対称な形(pk=qk)をとる。したがっ
て、問題は、以下の平均2乗誤差を最小にする係数pk
のセットをみつけることに帰着する。
t 2=E(X (n T/2+T/4 )−L   
               12Σpk(X((n
  k)T/2)+X((n+に+1)T/2))1た
だし、Eは可能性ある全ての伝送データシーケンスにわ
たる数学的な期待値を表わす。
信号の自己相関関数による係数pkの計算は渦業者には
周知な技術であるので、これ以上の説明は省略する。
次に、通過帯域補間回路の係数は、以下に示す如く、単
に搬送波周波数fcで変調することによってベースバン
ドのものから導出される。これは、以下の係数を有する
複素フィルタである。
p(k)=p1(k)+jp2(k) p(k)=p1(k)−jp2(k) ただし、 p 1 (k )=pkc o a 2yrf c (
T/4+kT/2 )p7(k)=pka tn2πf
 c(T/4+kT/2)補間フィルタの入力が複素通
過帯域信号X1(nT/2)+jX2(nT/2)の場
合、補間されたサンプルX1(nT/2+T/4)+j
X2(nT/2+T/4)は次の式によって得られる。
Xl(nT/2+T/4)”Σpi(kKXl((n−
k)T/2)+Xl ((n+に+1 )T/2)Σ −p2(k)<X2((n−k)T/2)X2((n+
に+1 )T/2)> X 2 (n T/2+T/4 )=Σp1 (k)(
X2((n−k)T/2)+x2((n十に+1)T/
2)> +p2(k)<Xl((n−k)T/2)−Xl((n
十に+1)T/2)> これは、対称(実数部)及び非対称(虚数部)な係数を
有する複素トランスノ(−サルフィルタの動作を表わす
L=6の場合、係数p1(k)及びp2(k)は以下の
第1表で与えられる。
第1表 pl(0)=0.240203    p2(0)=0
.579902p1(1)=0.172398    
p2(1)=0.071410p1(2)=0.081
660    p2(2)=−0,033825pD3
)二0.016588    p2(3)=−0,04
0247p1(4)=−0,007437p2(4)=
−0,017955P1(5)=−0,0065871
)2(5)=−0,0027281)1((S)=−0
,001579P2(+5)=0.0’0011554
こうした補間回路は信号復元において遅延を招来する。
この遅延はシンボル間の整数倍に等しくなければならな
い。第5図に示すように、この目的のために1つの擬似
的な遅延が付加されている。
この例では、補間回路の遅延は4Tである。
補間回路68は出力90に補間サンプルX (n T/
2+T/4)を供給し、一方、サンプルX(nT/2)
が出力92から得られる。
第6図には、近距離エコーキャンセラの補間回路への入
力信号から減算器44の出力で得られる制御信号までの
サンプルデータの流れを示した。
同じボ一時間内で、2つのサンプルS(n+6,0)及
びS(n+6.2)が補間回路68に入力される。
補間回路は一方の出力に、補間されかつ遅延されたサン
プルS(n+2.1)及びS (n+2.3)を供給し
、他方の出力に、遅延のみされたサンプルS(n+2.
0)及びS(n+2.2)を供給する。2つの補間され
ないサンプルの実数部はブロック100において取得さ
れ、一方、2つの補間されたサンプルの実数部はブロッ
ク102において取得される。
補間回路へのサンプルのランクn +6及びその出力に
あるサンプルのランクn+2は、補間回路によって招来
される遅延が4ポ一時間であることを示している。
次に、補間されたサンプル及び補間されないサンプルが
インターリ−ピングブロック104でインターリーブさ
れて、DA変換に必要な、ボ一時間ごとの4つのサンプ
ルが供給される。すなわち、Re5(n+2、p)であ
る。ただし、Pは、0.1.2又は3である。
加算器26において遠距離エコーキャンセラからの対応
するサンプルに加算された後、サンプルRe5(n+2
、p)はブロック54で2Tだけ遅延される(これは、
フィルタ46で招来される遅延に対応するものである)
。したがって、同じボ一時間内では、4つのサンプルR
e5(n%p)が減算器44に供給される。
サンプルRe5(n、p)に付随して、ADコンバータ
42はボ一時間当シ、実際の値を有する4つのサンプル
Z(n%p)を生成し、これより4つの誤差信号e(n
、p)が減算器44から得られる。
すなわち、 e(n、p)=Z(nsp)ReS(n%p)である。
近距離エコーキャンセラの係数ck及びdk  (第4
図参照)は、平均2乗誤差 <e 2)=E(e 2(n 、 0 )+e 2(n
、2)〉を最小にするように調整されなければならない
ここで、Eは可能性のあるデータシーケンス全体にわた
っての数学的な期待値である。補間されないサンプルに
対応する誤差信号は、エコーキャンセラの係数の調整に
は必要ないことに留意されたい。
第7図は遠距離エコーキャンセラに関するサンプルデー
タの流れを示す。近距離エコーキャンセラとの違いは、
遠距離エコーキャンセラが位相の揺れの影響を受けるエ
コーを除去しなければならないという点にある。
補間回路68からの補間サンプル及び補間され&イ?ン
グルは、ボ一時間当シ4つの複素サンプルを供給するた
め、インターリ−ピングブロック110によってインタ
ーリーブされる。乗算器5Bにおいてexpjφ(n%
p)で各複素サンプルS(n+2%p)を乗することに
よって時間的に変動する角度φ(”5p)(ただし、p
は、1.2.3又は4)でこれらのサンプルは回転する
。こうして得られる信号の実数部はブロック112にお
いて得られ、DA変換に必要な、ボ一時間当り4つのサ
ンプルが供給される。これ以下のオペレーションは第6
図に示した近距離エコーキャンセラの場合と同じである
減算器44の出力から得られる誤差サンプルe(nbp
)は、遠距離エコーキャンセラの係数調整用の制御信号
として使用される前に、複素定数exp(−jφ)を乗
じなければならないことに留意されたい。これは、遠距
離エコーキャンセラの出力から得られるサンプルに乗じ
られた定数expjφを補償するためである。
E0発明の詳細 な説明したように本発明によれば、モデムに使用される
プロセッサにそれほど負担をかけないで有効にエコーを
キャンセルできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する図、第2図は従来のエ
コーキャンセリングシステムを示す図、第3図は補間回
路を含むエコーキャンセラを示す図、第4図は第3図の
エコーキャンセラに用いられる適応型トランスバーサル
フィルタを示す図、第5図は第3図のエコーキャンセラ
に用いられる補間回路を示す図、第6図は近距離エコー
キャンセラにおけるデータの流れを示す図、第7図は遠
距離エコーキャンセラにおけるデータの流れを示す図で
ある。 出願人  インターナシワカル・ビジネス・マシーンズ
・コー仕し―ジョン代理人 弁理人  頓   宮  
 孝   −(外1名) 慎4図 トランスバ°−プルフィルり 鍾 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アナログ形式の流出信号の伝送とアナログ形式の流入信
    号の受信を同時に行うことのできる伝送媒体の2線式線
    路部分に接続されたデータ伝送システムにおいて、上記
    アナログ形式の流入信号が遠隔システムからの受信信号
    と上記アナログ形式の流出信号に応答して上記伝送媒体
    によって発生されたエコー信号とから成るような全2重
    モードで動作する場合に、推定エコー信号を生成しこれ
    を上記流入信号から差引くためのエコーキャンセラであ
    って、 (a)ディジタル形式の推定エコー信号を生成するエコ
    ー信号生成手段と、 (b)上記ディジタル形式の推定エコー信号をアナログ
    形式に変換するコンバータと、上記アナログ形式の流入
    信号から該アナログ形式の推定エコー信号を差引いてエ
    コーの除去されたアナログ形式の流入信号を生成する減
    算器と、を含む第1の経路と、 (c)上記アナログ形式の流入信号をディジタル形式に
    変換するコンバータと、該ディジタル形式の流入信号か
    ら上記ディジタル形式の推定エコー信号を差引いて上記
    エコー信号生成手段のための制御信号として使用される
    ディジタル形式の信号を生成する減算器と、を含む第2
    の経路と、 を有することを特徴とするエコーキャンセラ。
JP63035451A 1987-04-22 1988-02-19 エコーキヤンセラ Pending JPS63274226A (ja)

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EP87430012A EP0287742B1 (en) 1987-04-22 1987-04-22 Echo cancelling device for data transmission over two-wire line
EP87430012.2 1987-04-22

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EP (1) EP0287742B1 (ja)
JP (1) JPS63274226A (ja)
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EP0287742A1 (en) 1988-10-26
DE3783605D1 (de) 1993-02-25
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