JPS5963827A - エコ−・キヤンセラ− - Google Patents
エコ−・キヤンセラ−Info
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- JPS5963827A JPS5963827A JP17398282A JP17398282A JPS5963827A JP S5963827 A JPS5963827 A JP S5963827A JP 17398282 A JP17398282 A JP 17398282A JP 17398282 A JP17398282 A JP 17398282A JP S5963827 A JPS5963827 A JP S5963827A
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- echo
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は、電話機等の送受信部を4@−2線変換して回
線接続してなる2141921回路の反響路信号を除去
するエコー・キャンセラー装置の改良に関する0 〔発明の技術的背景〕 電話機等の送受話器は4線回路で構成され、これに対し
て加入者回線は2線回路からなる為、一般にハイブリッ
ド回路を用いて上記両者を4線−2線変換して接続して
いる0このノ・イブリッド同路は、理想的には両者のイ
ンピーダンス整合を図り得るが、実際には回線の接続状
況やその他の理由によっでインピーダンスの不整合を生
じていることが多い。この為ハイブリッド回路において
信号を走込み、即ち側音が生じ、通(W障害や拡声電話
機におけるハウリングの発生を招いている。 そこで従来より、上記ハイブリッド回路の側音特性、つ
まり反響路特性をインパルス応答の形で11に定し、こ
のインノくルス応答に従って擬似反響信号を生成して走
込み信号(反響信号)から差引くことにより側音を除去
し、以って通話障害やハウリングの発生を防ぐエコー・
キャンセラー装置が種々研究されている。 第1図は従来ゴ般的なエコー・キャンセラー装置4の一
例を示す構成図であり、図中1はハイブリッド回路を示
している。このハイブリッド回路1を介して送信信号x
(t)が回線に送出され、また回線からの信号n(t)
は上記ハイブリッド回路1を介して受信される。但し、
このとき、ハイブリッド回路104線側出力には、送信
信号x(1)の側音(反響信号) y(t)も、生じ、
従ってその受信出力R’(t)はY(t)+n(t)と
しで表わされるものとなっている。 ” さそ、送信信号x(t)はA/l)変換器2を介し
てΔT = 1/2 f Cなる時間間隔毎に逐次ディ
ジタル変換されてnpのシフトレジスタ3に与えられる
と共に、後述するタップ係数修正回路4に供給されてい
る。 尚、上記fcは入力テークX(りの最高周波数成分を示
している。しかして、時刻t==k・Δ′Pでサンプル
入力した信号をX(ト))とすると、シフトレジスタ3
には各タップにx(k)w X(k−1)〜x(k−n
+1)なる入力デーl X(3c) (X(k)= (
X(k)、x(k−IJ 、 −X(k−n+1> )
)がそれぞれ格納されることになる。一方、シフトレジ
哀り5には、前記ハイブリッド回路1の反響路推−によ
って求められたインパルス応答の形で与えられる推、定
反響路特性H、H: (f、負、・・・禽])が格納さ
れている。これらのシフトレジスタ3,5の各タップの
出力は、來! 661+ 62〜6nにてそれぞれ掛は
合せられたのち加算器7にてその総和が求められている
。これによって、・印を内積演算記号として ’Qk)” H1i’ @ X(1、)、 なる擬(
LJ反曽11号V(klが生成されている。但(2、f
fi+’ if:Ωの転置ベクトルである。この擬似反
響信号y(k)を1) / A変換器8を介して減算器
9に与え、遅延回路10を介して時間調整された。受信
端出力用t)から差引くことVCより走込りによる反響
イー号y(t)を打消して、いる。 またハイブリッドN路1の受16端出力焦りはA/D変
換器12を介し゛rA/D変換され、18号焦k)とし
て減算器13に与えられている。この減算器13r(て
前記擬似反響信号y(klとの残差e(kle(k)二
り略I Y(10・ が求めら゛れる。特に、この演算は4反轡路特件の推定
時K 、例えばトレーニング信号を用いて行われるC1
foL −C、レジスタ5にセットされた反響路特性
11(k)から求められる、擬似反響信号1−1(k)
・X(k)と実際の反餐′イb号V(k)との差分 e(k) −”(”;)” X(k) °−1)/(k
Jをタップ係数修正回路3に与、え、例えは最急降下法
(81J法)等のアルゴリズムに従って等としてタップ
係数を逐次修正することにより、ハイブリッド回路lの
反響路特性が推定される。 尚、反響路特性の推定を通話信号を用いてアダプティブ
に行うことも勿論可能である。かくしてこと・に、ハイ
ブリッド回路10反―路も性が推定され、この推定され
、た反書路特、性に従って擬似反響、信号が生成されで
、反省信号の打消しが行われる・ことにtLる。 〔背景+支術の問題点〕 さて、上述の様な、利点を壱するエコー・キャンセラー
は、最近、急速に進歩したディジタル信号処理技術を用
い集用、化の段階に至っている。また、LSI化する事
に1よシコスト低下を計り、よシ実用性の高いものど、
なシつつある。 この場合、エコー・キャンセラーに入力する信号、およ
、び、エコー・キャンセラーより出方する信号は、一般
的には、音声信号、テーク信号等による変14 (g号
等のアナログ信号であり、エコー・キャンセラー内部の
演算処理装置はティジタル演箕を行うため、第2図の様
にアナログ−ディジタル変換i (A / I)変換器
)およびディジタル−アナログ変換器(D/A変換器)
を用いて、これらの変換を行う。 このうち、A/D変換を行う場合には、振幅方向に無限
精度を持つアナログ信号を、有限精度、すなわち有限語
長を持つディジタル値に変換するため、量子化誤差が生
じ、等測的に、A/D変換点で送信信号X1反響信号y
に電力σnX+σJo雑音として加わる事は良く知られ
ている。第3図は、第2図を等価ノイズモデルを用いて
表わしたものである。また、説明の簡単化のため、ハイ
ブリッド・コイル205 Kおける反響信号生成を、ハ
イブリッドコイルと同一の反響信号減衰量eの可変減衰
器に、回線雑音、受信信号nを加算器305に加わる信
号I+(11にモデル化
線接続してなる2141921回路の反響路信号を除去
するエコー・キャンセラー装置の改良に関する0 〔発明の技術的背景〕 電話機等の送受話器は4線回路で構成され、これに対し
て加入者回線は2線回路からなる為、一般にハイブリッ
ド回路を用いて上記両者を4線−2線変換して接続して
いる0このノ・イブリッド同路は、理想的には両者のイ
ンピーダンス整合を図り得るが、実際には回線の接続状
況やその他の理由によっでインピーダンスの不整合を生
じていることが多い。この為ハイブリッド回路において
信号を走込み、即ち側音が生じ、通(W障害や拡声電話
機におけるハウリングの発生を招いている。 そこで従来より、上記ハイブリッド回路の側音特性、つ
まり反響路特性をインパルス応答の形で11に定し、こ
のインノくルス応答に従って擬似反響信号を生成して走
込み信号(反響信号)から差引くことにより側音を除去
し、以って通話障害やハウリングの発生を防ぐエコー・
キャンセラー装置が種々研究されている。 第1図は従来ゴ般的なエコー・キャンセラー装置4の一
例を示す構成図であり、図中1はハイブリッド回路を示
している。このハイブリッド回路1を介して送信信号x
(t)が回線に送出され、また回線からの信号n(t)
は上記ハイブリッド回路1を介して受信される。但し、
このとき、ハイブリッド回路104線側出力には、送信
信号x(1)の側音(反響信号) y(t)も、生じ、
従ってその受信出力R’(t)はY(t)+n(t)と
しで表わされるものとなっている。 ” さそ、送信信号x(t)はA/l)変換器2を介し
てΔT = 1/2 f Cなる時間間隔毎に逐次ディ
ジタル変換されてnpのシフトレジスタ3に与えられる
と共に、後述するタップ係数修正回路4に供給されてい
る。 尚、上記fcは入力テークX(りの最高周波数成分を示
している。しかして、時刻t==k・Δ′Pでサンプル
入力した信号をX(ト))とすると、シフトレジスタ3
には各タップにx(k)w X(k−1)〜x(k−n
+1)なる入力デーl X(3c) (X(k)= (
X(k)、x(k−IJ 、 −X(k−n+1> )
)がそれぞれ格納されることになる。一方、シフトレジ
哀り5には、前記ハイブリッド回路1の反響路推−によ
って求められたインパルス応答の形で与えられる推、定
反響路特性H、H: (f、負、・・・禽])が格納さ
れている。これらのシフトレジスタ3,5の各タップの
出力は、來! 661+ 62〜6nにてそれぞれ掛は
合せられたのち加算器7にてその総和が求められている
。これによって、・印を内積演算記号として ’Qk)” H1i’ @ X(1、)、 なる擬(
LJ反曽11号V(klが生成されている。但(2、f
fi+’ if:Ωの転置ベクトルである。この擬似反
響信号y(k)を1) / A変換器8を介して減算器
9に与え、遅延回路10を介して時間調整された。受信
端出力用t)から差引くことVCより走込りによる反響
イー号y(t)を打消して、いる。 またハイブリッドN路1の受16端出力焦りはA/D変
換器12を介し゛rA/D変換され、18号焦k)とし
て減算器13に与えられている。この減算器13r(て
前記擬似反響信号y(klとの残差e(kle(k)二
り略I Y(10・ が求めら゛れる。特に、この演算は4反轡路特件の推定
時K 、例えばトレーニング信号を用いて行われるC1
foL −C、レジスタ5にセットされた反響路特性
11(k)から求められる、擬似反響信号1−1(k)
・X(k)と実際の反餐′イb号V(k)との差分 e(k) −”(”;)” X(k) °−1)/(k
Jをタップ係数修正回路3に与、え、例えは最急降下法
(81J法)等のアルゴリズムに従って等としてタップ
係数を逐次修正することにより、ハイブリッド回路lの
反響路特性が推定される。 尚、反響路特性の推定を通話信号を用いてアダプティブ
に行うことも勿論可能である。かくしてこと・に、ハイ
ブリッド回路10反―路も性が推定され、この推定され
、た反書路特、性に従って擬似反響、信号が生成されで
、反省信号の打消しが行われる・ことにtLる。 〔背景+支術の問題点〕 さて、上述の様な、利点を壱するエコー・キャンセラー
は、最近、急速に進歩したディジタル信号処理技術を用
い集用、化の段階に至っている。また、LSI化する事
に1よシコスト低下を計り、よシ実用性の高いものど、
なシつつある。 この場合、エコー・キャンセラーに入力する信号、およ
、び、エコー・キャンセラーより出方する信号は、一般
的には、音声信号、テーク信号等による変14 (g号
等のアナログ信号であり、エコー・キャンセラー内部の
演算処理装置はティジタル演箕を行うため、第2図の様
にアナログ−ディジタル変換i (A / I)変換器
)およびディジタル−アナログ変換器(D/A変換器)
を用いて、これらの変換を行う。 このうち、A/D変換を行う場合には、振幅方向に無限
精度を持つアナログ信号を、有限精度、すなわち有限語
長を持つディジタル値に変換するため、量子化誤差が生
じ、等測的に、A/D変換点で送信信号X1反響信号y
に電力σnX+σJo雑音として加わる事は良く知られ
ている。第3図は、第2図を等価ノイズモデルを用いて
表わしたものである。また、説明の簡単化のため、ハイ
ブリッド・コイル205 Kおける反響信号生成を、ハ
イブリッドコイルと同一の反響信号減衰量eの可変減衰
器に、回線雑音、受信信号nを加算器305に加わる信
号I+(11にモデル化
【7ている。
以下、第2図、第3図を用いて従来技術の問題点を述べ
る。 今、仮に送信信号Xの電圧範囲を一5v〜+5vとする
と、従来技術においては、A/D変換器201の変換N
圧範111−5V 〜+5V、A/D変換器204(D
。 変換電圧範囲は−2,5v〜+2.5■に設定する必要
があった。この理由は、A/D変換器201には送信信
号X(t)がそのまま入力し、A/D変換器204には
、ハイブリッドコイルの整合が最悪の場合、送信信号よ
り6dB減衰した信号が入力するためである。 このうち送信側のA/D変換器の変換電圧範囲カー5V
〜+5■なのは轟然であるが、A /−D変換器204
の電圧範囲は、場合によっては非常な無駄となっている
事がある。すなわち、−2,5V〜+2.5vの電圧範
囲は、ハイブリッド・コイルの最悪の整合状態を想定し
て設定しており、一般の状態では20dB〜30dBg
度の減衰量を得る事ができる。この時、受信信号および
回線雑音n(t)のレベルが充分小さくて、反響i号y
を越えないと仮定すると、反響信号減衰m1ni 20
dB ノ時は、−o、gv 〜+0.5V 、 30d
Bの時は70.16V 〜+〇、16 K A/ l)
変換器204 ノ変換電圧範囲を設定できる。今、A/
D変換器の語長8ビットと仮定すると、反響信号減衰量
30dBの時の量子化ステップは0.32/ 28#
1.25mVとな凱11i子化ノイスσovの火幼値t
ま、0.36mr rmsとなる、−力、畏俟′電圧範
囲を一5v〜5■とすると、−子化スプツシはH1/2
8= 39mVとなり、この時の量子化ノイズのfノn
yの実効イ1μは、11.27mrrmsとなる。 以上より明らかな様に、反響信号減衰量および、受イ8
信号レベルか既知でおれは、この情報をもとに、A/1
)変換器204の変1!I!!電圧範囲を必要最小限に
設定でき、状況に応じて、可能なl11−(り量子化ノ
イズを減少させる事ができる。 しかし、反物信号減衰量や受信信号レベルは、その時々
の・回線接続状況により異なる。このため、従来技術に
おいては、最悪の状態をもカバーする必要があり、A/
D変換器204の変換電圧範囲Vま、かなり広くなって
いた。(この例では、−2,5V〜+2.5■)一方、
A/D変換器は語長が増すとコスト高になるために、8
bIt程度の少ない語長が望ましいが、−2,5V〜2
.5V程度の広い電圧範囲を8bItで量子化すると、
すでに説明した様に量子化ノイズのレベルが、かなり大
きくなシ、エコー・キャンセラーの効率低下の原因とな
るといつた問題があつ ノこ 0 〔発明の目的〕 本発明を、シ、このような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、反響信号をディジタル値
と変換してエコ、−・キャンセラーに入力、するA/l
)変換器において、その変換電圧範囲を必要最小限に設
定する事を可能とし、A/D飴艮を増す舟なく、とのA
/D変換器で発生する量子化ノイイ、を、低下させる事
により、性能の良いエコー・キャンセラーを提供する事
・にある。 〔発明の概91 本発明は、反響信号用のA/D変換器(−短語長)を、
まず1回線の短絡、開放等の最悪条件にを推定してE−
C内に擬似反響路を作成する。次に。 得られた擬似反響路の二乗和を計算する事により、現在
の反響路の反響゛信弯減衰量を推定し、A/D変換回路
内の利得を調節してA/D変換器の入力電圧範囲を最適
な値に設定し、゛再び反響路特性の推定を行い、E−C
内に正確な擬似反響路を作成するとともに、反響路特性
推定後は、A/D変換器内で利得を加えた分、擬似反響
信号のD / A変換器の出力に減衰を与えレベル補正
を行い、ハイブリッド回踏の受信端出力信号から差引く
ようにしたものである。 以下、第4図をもとに本発明の原理を述べる。 同図において、 3F)7,308はA/D変換器、D
/A変換器の変換電圧を変えるための利得で・あ、る〇
これら利得も含め、以下、A/D変換回路、D/A変換
回路と称する。説明の簡単のため、X(t)のA/D変
換器301で加わる量子化ノイズの電力σnx、および
受信信号と回線雑音の和であるn(t)の電力σnは無
視できる程小さいとし、信号は全て(アナログ信号X(
t) Y<り等)サンプル値で扱う。また、σ□X−0
.σx1−0 考える、すなわち、 11 Hl 1l=7? 以上の各条件のもとで、まず第1回目の反響路推定が行
われる。これは、反響路の減衰量を推定するためのもの
で、303で加わる値子化雑音は大きくても良いのでL
−1(この時、303で加わる量子化ノイズは最大にな
る)で行う。反響路推定後、以下の各式が成立する。 Y(k)−油)=K(4c)”・Hl (但し、)”(k)はA/D変換回路の出力)ηk)−
餉一”(k)”・貧1 (但し、式k)はD/A変換回路の入力)今、例えば反
替路推定アルゴリズムVC学習同定法を用いると、以下
の関係が成立する(・電気通信学会研究報告CB′75
−26著者板倉他による)。 E(e’(k)2) = EC((Hl −Q )”%
(k))2) = B(n(k)2) = σny(但
しE〔つけ信号・の期待値) この時、エコー・キャンセラーを“用いた時の反響信号
打消ii ERLを次式の様に定めると、上式は、 以上の式よシ、量子化ノイズσnHが大きい時には、t
]消i:Ell、Lが少なくなる。一方、この反響路推
定で得たl′11より、 II )11 II″−、l二II E 11なる関係
が成立し、反響路の減衰量を推定しLなる値を得る。 L=IIE II (L〈1 ) 次に、第2回目、反響路推定を、上式で得たLで、A/
D変換器の前に利得L+を加えA/【)変換回路の変換
電圧範囲を最適化して行う。この反響路推定後、以下の
各式が成立する。 4k)” L−’ 0W(k)’I’ # Hl :L
−’ @y(k)へ y’oct= X(k)T、 Q y’(k) = L y(k)・ )’(k)=L嘩
)1回目と同様に 〕りだ 、 E(eCk)2”J = E((y(
k+ −−Y(kl ン2〕・己E((σ(l−LHI
)TX)2)= ’li” E(t (II−’ Hl
−Q >TX )2=L2σnH従って、2回目の反
響路推定による打消量EIELLは 以上より明らかな様に本発明を用いれば、従来のエコー
・キャンセラーよシ、 −101ogLdB打消tを増
す事ができる。 〔発明の効果〕 従って本発明によれば、どの様な状態に回線されようと
、反響信号のA/D変換回路の変換電圧範囲は最適と設
定する事ができ石ので、この人/D変換回路fC起因す
る量子化ノイズを低減する事ができ、回線ノイズが、こ
の量子化ノイズに比べ充分に小さい時は、E−Cの反響
信号打消量を増す事ができる。 この事は、換菖すれば、ECの必要打消量が一蝋であれ
ば、従来方式のエコー・キャンセラーよりも少ない反響
信号用A/Dの語長で、同一性能Qエコー・キャンセラ
ーが得うレる。 また、反響信号減衰量の推定も、従来方式のAOCの様
に(反響信号y(t)の入力にAGC(自動利得調整を
内れる)レベル検出回路等のアナログ回路を用いずに、
H−C内のディジタル演算を用いて従来方式のEc v
c大幅な変更、追加なく実現できるので、1ノSI化に
適する。 〔発明の実施例〕 第5図は1本発明−実施例の概略構成図であり、第1図
に示す従来装置の構成と同一部分には゛同一符号を付し
て示した。 この装置が、m1図に示す従来装置と異なるところは、
レジスタ3から乗算器61.6g〜6nに与えられるデ
ータに代えて、スイッチ40h、 4012〜401H
の切替えによってレジスタ5のデータが与えられるよう
になっている点である。従って、乗算器61゜62、〜
6nはレジスタ5に格納された反響路特性な示すインパ
ルス応答信号Mlをそれぞれに人力し、結局自乗処理を
行う事になる。そして、その自乗値は加算器7にて加算
される。従って、この場合、加算器7の出力として自乗
和信号りを I、2= IIHI 112=H1j)II (L<
1 >として得る事となる。そして、′この自乗和出力
L2は例えは平方根ILOMテーブルで構成する平方根
変換回路406でLになりスイッチ402を介して、前
記グロ算器13に代えて、制御回路403に与えられる
。 制御回路403は自乗和信号りの逆数1.−1もしくは
、この近似値を算出してA/D変換器404に供給する
。とのA / 1)変換器404は、L−1の値をもと
に変換電圧範囲を決定し、ハイブリッド回路1の出力で
ある投書信号y(k)をデジタル値y(k)に変換して
加算器13に供給する。加算器13はスイッチ402を
介して供給される擬似反響信号Y(k)を、反Iw信号
y(k)から差し引い、て残差信号e(k)を生成して
、タップ係数修正゛回蕗4に供給する。タップ係数修正
回路4は、例えは、残差信号’e(k)、送信信号x(
k+n−1)−X(k)を入力して、擬似反響路のタッ
プ係数k】〜knを推定する。 一方、加算7の出力である擬似反響信号y(k)は。 制御回路403よりの信号りを受け、利得調整を行ない
アナログ信号y(t)として、減算回路9に供給する。 A/r)変換回路404は例えば、第6図の様に構成さ
れる。 同図において、503はy(t)の帯域制限を行ローパ
スeフィルタ、502はサンプルホールド回路、501
は、ハイブリッド回路の整合が最悪となりY(@f)値
が非常に大きくても、変換可能な様に設定されたA/D
変換器、以上の各回路は、従来の一般のA/D変換器と
同様であるが、本発明においては、504のプログラマ
ブルアンプが加わる。このアンプ°は、」制御信号C5
りり値1/Lを入力し、この値をもとに1/Lの利得を
有する。 また、、D/A変換回路405は、例えば第7図の様に
構成される。 同図において、602はy(gの帯域制限を行うローパ
ス・フィルタ、601.は、A/D変換器501と同様
な語長、変換電圧範囲、量子化ステップ電圧のI) /
A変換器、以上の各回路は従来の一般のD/A変換器
と同様であるが、本発明においては、603のプログラ
ブルアンプが加わる。このアンは、制御信号C4より値
りを入力し、この値をもとKLの利得を有する。 一方、制御回路403は、例えば第8図の様に構成する
。また、各信1号のタイムチャートは第9ν1の様にな
る。 同図において、C1は反響路推定を行なうが否かを決定
するbitの信号で、反響路推定を行なう間「l」とな
る。また、C2は反響路推定が1回目か2回目かを指示
するbitI7)信号で、1回目の時は[0−1,2回
目の時は「1」となる。 AND回路701 、 NOT回路705で、1回目の
反響路推定の時のみ、制御信号C1の立1りに同期して
、一定期間その間「1」信号C3を出力する。 一方、ラッチ回路703は、AND回路701の出力信
号の力上りでL=1の値をプリセットし次に制御信号C
3の立下りに同期して、制御信号C6より値様な語長、
変換電圧範囲、量子化ステップ電圧の1)/A変換器、
以上の各回路は従来の一般の1〕/A変換器と同様であ
るか、本発明においては、6o3のプIJグラマプルア
ンプが加わるよαンプは、制御イト1号C4より値りを
入力し、この値をもとにLの利得を有する。 一方、制御回路403は、例えは第8図の様に構成する
。また、各信号のタイムチャートは第9図の様になる。 同図において、CI Ir、i反響路推定を行なうが否
かを決定するbitの信号、で、反響路推定を行なう間
1−月となる。捷た、C2け反響路推定が1回目が2−
1目かを指示するt)tt倍信号、1回目の時は「0」
、2回目の時は1月となる。 ANf)回路701.NO”l’回路705 T、1回
目の反響路推定の時のみ、制御信号C1が出力に現われ
る。702は単変定マルチバイブレータ回路で、制御信
号C1の立下りに同期して、一定期間での間「1」の信
号C3を出力する。 一方、ラッチ回路703は、AND回路701の出力信
号の立上りでL=lの値をプリセットし次に制御信号C
3の立下シに同期して、制・御信号C6よシ値りをラッ
チするとともに、値りを制御信号C4として出力するし
、除算回路704に供給する2、除算回路704は、1
/Lの値または、この近似値を、論理演算、ROMテー
ブル等で算出し、制御信号05表して出力する。 以上が本発明の特徴とする主な回路の例である。 なお、401 、402の各スイッチは、全て制御信号
C3に同期して動作する。 しかして今、このように構成された装置において、以下
の一連の動作がなされ、本発明が実現される。 まず、回線接続が終了し、反響路が確定すると、制御信
号C2がrOJとなシ制御信号C1が「1」の間、第4
図のエコー・キャンセラーは第1回目の反響路推定を行
う。この時、制御信号C3により、スイ、ツチ401は
レジスタ3側に、スイッチ402は減算器13側に倒れ
ておシ、従来のエコー・キャンセラーとなっている。ま
た、L=1になっており、A 、/ D変換回路404
の変換電圧範囲は最大となっている。この状態で反響路
推定を行う事によシ、レジスタ5には、あらい擬似反響
路が形成される。 次に制御信号C1がOとなシ1回目の反響路推定が終了
すると、制御回路403は一定時間C3を「1」にする
。この時、制御信号C3を受けてスイッチ401はレジ
スタ5を選択し、スイッチ402は制御回路403側を
選択しており、制御回路403に入力する信号C6には
、制御信号C3が1°−0」に立下る時点迄に、1回目
の反響路推定で作成したあらい擬似反響路の減衰tLが
得られる。制御回路403はC3の立下シで減衰量りを
ラッチし、演算を行う事により制御信号C4にLを、C
5に1/L・を出力する。 以上が、粗い擬似反響路を推定し、A/D変換回路40
4の入力電圧範囲を最適に設定するための情報である、
反響路の減衰量りを得るための手順である。 以上の手順が終了すると、制御信号C2が「1」になり
、2回目の反響路推定の動作に移る。この時%A/D変
換回路404は制御信号C5により利得I、−1が加わ
り、入力電圧範囲はL(しくl)倍となっておシ、また
A/D変換変換社長定であるので、量子化スラップ電圧
もL倍に減少し量子化雑音が減る。この状態で、制御信
号C1を一定時間「1」にする事によfi1回目に較べ
A/D変換器404で加わる量子化雑音が少なく2回目
の反響路推定ができる。従って2回目の擬似反響路は1
回目の反響路推定で得られた擬似反響路より、より正確
なものとなる。 なお、送信信号X(t)は例えば反響路推定中は一定レ
ベルのランダム信号であるトレーニング信号であり、そ
の他は音声信号、データ信号等の送信信号である。 次に、反省信号打消しは、2回目の反響路推定で作成し
た擬似反響路を用いて行う。加算回路7の出力として得
られた擬似反響信号は、スイッチ402を経てD/A変
換回路405でアナログ信号に変換される。但し、この
時に入力するディジタル信号Y(k)の量子化ステップ
電圧は、A/D変換回路の量子化ステップ電圧がL倍に
なっているために、同様にL倍になっている。一方1)
/ A変換器601の量子化ステップ電圧は1回目と
同じである。従って、これをそのままD/A変換してし
壕うと、得られる擬似反響信号は正しい値り倍になって
し゛まうため、これをもとにもどす必要がある。D/A
変換回路405は制御信号C4よp 1/Lの値を入力
し、L−1・y(gなるD/A変換器の出力をL倍して
y(Hにし、減算器9に供給し、反響信号y(t)から
差し引く事により反響信号を打消す。従って、この時の
擬似反響信号は、1回目のあらい擬似反響路によるもの
よシ、より反響信号に近くなるため、打消量は増大する
。 カくシてここに、従来のエコー・キャンセラーに大規模
な回路を追加する事なく、反響信号のA/D変換回路で
発生する量子化ノイズを低減する事が可能になり、エコ
ー・キャンセラーの打消量の増大が図れ、性能の良いエ
コー・キャンセラーを提供する事ができる。 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。 例えば、1回目の推定反響路に従ってLを算出する手段
は、上記実施例の如く乗算器6を用いる事なく、別の回
路で行っても良い。また、上記実施例では反響路推定中
は送信信号X(t)は特殊なランダム信号としたが、別
に音声やデータであっても良い1本実施例でランダム信
号としたのは、この方がエコー・キャンセラーの打消量
が多いからであって、必要とする打消値が、それほど多
くない時は音声信号やデータ信号を用いて反響路推定を
する事もできる。 また、タップ係数修正回路も、送信信号X(t)と残差
信号e(t)を用いているが、別に、これらの入力信号
に限定されない。例えば、e(t)の符号とX(t)を
入力してタップ係数修正を行う事もできる。 要するに本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施する事ができる。
る。 今、仮に送信信号Xの電圧範囲を一5v〜+5vとする
と、従来技術においては、A/D変換器201の変換N
圧範111−5V 〜+5V、A/D変換器204(D
。 変換電圧範囲は−2,5v〜+2.5■に設定する必要
があった。この理由は、A/D変換器201には送信信
号X(t)がそのまま入力し、A/D変換器204には
、ハイブリッドコイルの整合が最悪の場合、送信信号よ
り6dB減衰した信号が入力するためである。 このうち送信側のA/D変換器の変換電圧範囲カー5V
〜+5■なのは轟然であるが、A /−D変換器204
の電圧範囲は、場合によっては非常な無駄となっている
事がある。すなわち、−2,5V〜+2.5vの電圧範
囲は、ハイブリッド・コイルの最悪の整合状態を想定し
て設定しており、一般の状態では20dB〜30dBg
度の減衰量を得る事ができる。この時、受信信号および
回線雑音n(t)のレベルが充分小さくて、反響i号y
を越えないと仮定すると、反響信号減衰m1ni 20
dB ノ時は、−o、gv 〜+0.5V 、 30d
Bの時は70.16V 〜+〇、16 K A/ l)
変換器204 ノ変換電圧範囲を設定できる。今、A/
D変換器の語長8ビットと仮定すると、反響信号減衰量
30dBの時の量子化ステップは0.32/ 28#
1.25mVとな凱11i子化ノイスσovの火幼値t
ま、0.36mr rmsとなる、−力、畏俟′電圧範
囲を一5v〜5■とすると、−子化スプツシはH1/2
8= 39mVとなり、この時の量子化ノイズのfノn
yの実効イ1μは、11.27mrrmsとなる。 以上より明らかな様に、反響信号減衰量および、受イ8
信号レベルか既知でおれは、この情報をもとに、A/1
)変換器204の変1!I!!電圧範囲を必要最小限に
設定でき、状況に応じて、可能なl11−(り量子化ノ
イズを減少させる事ができる。 しかし、反物信号減衰量や受信信号レベルは、その時々
の・回線接続状況により異なる。このため、従来技術に
おいては、最悪の状態をもカバーする必要があり、A/
D変換器204の変換電圧範囲Vま、かなり広くなって
いた。(この例では、−2,5V〜+2.5■)一方、
A/D変換器は語長が増すとコスト高になるために、8
bIt程度の少ない語長が望ましいが、−2,5V〜2
.5V程度の広い電圧範囲を8bItで量子化すると、
すでに説明した様に量子化ノイズのレベルが、かなり大
きくなシ、エコー・キャンセラーの効率低下の原因とな
るといつた問題があつ ノこ 0 〔発明の目的〕 本発明を、シ、このような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、反響信号をディジタル値
と変換してエコ、−・キャンセラーに入力、するA/l
)変換器において、その変換電圧範囲を必要最小限に設
定する事を可能とし、A/D飴艮を増す舟なく、とのA
/D変換器で発生する量子化ノイイ、を、低下させる事
により、性能の良いエコー・キャンセラーを提供する事
・にある。 〔発明の概91 本発明は、反響信号用のA/D変換器(−短語長)を、
まず1回線の短絡、開放等の最悪条件にを推定してE−
C内に擬似反響路を作成する。次に。 得られた擬似反響路の二乗和を計算する事により、現在
の反響路の反響゛信弯減衰量を推定し、A/D変換回路
内の利得を調節してA/D変換器の入力電圧範囲を最適
な値に設定し、゛再び反響路特性の推定を行い、E−C
内に正確な擬似反響路を作成するとともに、反響路特性
推定後は、A/D変換器内で利得を加えた分、擬似反響
信号のD / A変換器の出力に減衰を与えレベル補正
を行い、ハイブリッド回踏の受信端出力信号から差引く
ようにしたものである。 以下、第4図をもとに本発明の原理を述べる。 同図において、 3F)7,308はA/D変換器、D
/A変換器の変換電圧を変えるための利得で・あ、る〇
これら利得も含め、以下、A/D変換回路、D/A変換
回路と称する。説明の簡単のため、X(t)のA/D変
換器301で加わる量子化ノイズの電力σnx、および
受信信号と回線雑音の和であるn(t)の電力σnは無
視できる程小さいとし、信号は全て(アナログ信号X(
t) Y<り等)サンプル値で扱う。また、σ□X−0
.σx1−0 考える、すなわち、 11 Hl 1l=7? 以上の各条件のもとで、まず第1回目の反響路推定が行
われる。これは、反響路の減衰量を推定するためのもの
で、303で加わる値子化雑音は大きくても良いのでL
−1(この時、303で加わる量子化ノイズは最大にな
る)で行う。反響路推定後、以下の各式が成立する。 Y(k)−油)=K(4c)”・Hl (但し、)”(k)はA/D変換回路の出力)ηk)−
餉一”(k)”・貧1 (但し、式k)はD/A変換回路の入力)今、例えば反
替路推定アルゴリズムVC学習同定法を用いると、以下
の関係が成立する(・電気通信学会研究報告CB′75
−26著者板倉他による)。 E(e’(k)2) = EC((Hl −Q )”%
(k))2) = B(n(k)2) = σny(但
しE〔つけ信号・の期待値) この時、エコー・キャンセラーを“用いた時の反響信号
打消ii ERLを次式の様に定めると、上式は、 以上の式よシ、量子化ノイズσnHが大きい時には、t
]消i:Ell、Lが少なくなる。一方、この反響路推
定で得たl′11より、 II )11 II″−、l二II E 11なる関係
が成立し、反響路の減衰量を推定しLなる値を得る。 L=IIE II (L〈1 ) 次に、第2回目、反響路推定を、上式で得たLで、A/
D変換器の前に利得L+を加えA/【)変換回路の変換
電圧範囲を最適化して行う。この反響路推定後、以下の
各式が成立する。 4k)” L−’ 0W(k)’I’ # Hl :L
−’ @y(k)へ y’oct= X(k)T、 Q y’(k) = L y(k)・ )’(k)=L嘩
)1回目と同様に 〕りだ 、 E(eCk)2”J = E((y(
k+ −−Y(kl ン2〕・己E((σ(l−LHI
)TX)2)= ’li” E(t (II−’ Hl
−Q >TX )2=L2σnH従って、2回目の反
響路推定による打消量EIELLは 以上より明らかな様に本発明を用いれば、従来のエコー
・キャンセラーよシ、 −101ogLdB打消tを増
す事ができる。 〔発明の効果〕 従って本発明によれば、どの様な状態に回線されようと
、反響信号のA/D変換回路の変換電圧範囲は最適と設
定する事ができ石ので、この人/D変換回路fC起因す
る量子化ノイズを低減する事ができ、回線ノイズが、こ
の量子化ノイズに比べ充分に小さい時は、E−Cの反響
信号打消量を増す事ができる。 この事は、換菖すれば、ECの必要打消量が一蝋であれ
ば、従来方式のエコー・キャンセラーよりも少ない反響
信号用A/Dの語長で、同一性能Qエコー・キャンセラ
ーが得うレる。 また、反響信号減衰量の推定も、従来方式のAOCの様
に(反響信号y(t)の入力にAGC(自動利得調整を
内れる)レベル検出回路等のアナログ回路を用いずに、
H−C内のディジタル演算を用いて従来方式のEc v
c大幅な変更、追加なく実現できるので、1ノSI化に
適する。 〔発明の実施例〕 第5図は1本発明−実施例の概略構成図であり、第1図
に示す従来装置の構成と同一部分には゛同一符号を付し
て示した。 この装置が、m1図に示す従来装置と異なるところは、
レジスタ3から乗算器61.6g〜6nに与えられるデ
ータに代えて、スイッチ40h、 4012〜401H
の切替えによってレジスタ5のデータが与えられるよう
になっている点である。従って、乗算器61゜62、〜
6nはレジスタ5に格納された反響路特性な示すインパ
ルス応答信号Mlをそれぞれに人力し、結局自乗処理を
行う事になる。そして、その自乗値は加算器7にて加算
される。従って、この場合、加算器7の出力として自乗
和信号りを I、2= IIHI 112=H1j)II (L<
1 >として得る事となる。そして、′この自乗和出力
L2は例えは平方根ILOMテーブルで構成する平方根
変換回路406でLになりスイッチ402を介して、前
記グロ算器13に代えて、制御回路403に与えられる
。 制御回路403は自乗和信号りの逆数1.−1もしくは
、この近似値を算出してA/D変換器404に供給する
。とのA / 1)変換器404は、L−1の値をもと
に変換電圧範囲を決定し、ハイブリッド回路1の出力で
ある投書信号y(k)をデジタル値y(k)に変換して
加算器13に供給する。加算器13はスイッチ402を
介して供給される擬似反響信号Y(k)を、反Iw信号
y(k)から差し引い、て残差信号e(k)を生成して
、タップ係数修正゛回蕗4に供給する。タップ係数修正
回路4は、例えは、残差信号’e(k)、送信信号x(
k+n−1)−X(k)を入力して、擬似反響路のタッ
プ係数k】〜knを推定する。 一方、加算7の出力である擬似反響信号y(k)は。 制御回路403よりの信号りを受け、利得調整を行ない
アナログ信号y(t)として、減算回路9に供給する。 A/r)変換回路404は例えば、第6図の様に構成さ
れる。 同図において、503はy(t)の帯域制限を行ローパ
スeフィルタ、502はサンプルホールド回路、501
は、ハイブリッド回路の整合が最悪となりY(@f)値
が非常に大きくても、変換可能な様に設定されたA/D
変換器、以上の各回路は、従来の一般のA/D変換器と
同様であるが、本発明においては、504のプログラマ
ブルアンプが加わる。このアンプ°は、」制御信号C5
りり値1/Lを入力し、この値をもとに1/Lの利得を
有する。 また、、D/A変換回路405は、例えば第7図の様に
構成される。 同図において、602はy(gの帯域制限を行うローパ
ス・フィルタ、601.は、A/D変換器501と同様
な語長、変換電圧範囲、量子化ステップ電圧のI) /
A変換器、以上の各回路は従来の一般のD/A変換器
と同様であるが、本発明においては、603のプログラ
ブルアンプが加わる。このアンは、制御信号C4より値
りを入力し、この値をもとKLの利得を有する。 一方、制御回路403は、例えば第8図の様に構成する
。また、各信1号のタイムチャートは第9ν1の様にな
る。 同図において、C1は反響路推定を行なうが否かを決定
するbitの信号で、反響路推定を行なう間「l」とな
る。また、C2は反響路推定が1回目か2回目かを指示
するbitI7)信号で、1回目の時は[0−1,2回
目の時は「1」となる。 AND回路701 、 NOT回路705で、1回目の
反響路推定の時のみ、制御信号C1の立1りに同期して
、一定期間その間「1」信号C3を出力する。 一方、ラッチ回路703は、AND回路701の出力信
号の力上りでL=1の値をプリセットし次に制御信号C
3の立下りに同期して、制御信号C6より値様な語長、
変換電圧範囲、量子化ステップ電圧の1)/A変換器、
以上の各回路は従来の一般の1〕/A変換器と同様であ
るか、本発明においては、6o3のプIJグラマプルア
ンプが加わるよαンプは、制御イト1号C4より値りを
入力し、この値をもとにLの利得を有する。 一方、制御回路403は、例えは第8図の様に構成する
。また、各信号のタイムチャートは第9図の様になる。 同図において、CI Ir、i反響路推定を行なうが否
かを決定するbitの信号、で、反響路推定を行なう間
1−月となる。捷た、C2け反響路推定が1回目が2−
1目かを指示するt)tt倍信号、1回目の時は「0」
、2回目の時は1月となる。 ANf)回路701.NO”l’回路705 T、1回
目の反響路推定の時のみ、制御信号C1が出力に現われ
る。702は単変定マルチバイブレータ回路で、制御信
号C1の立下りに同期して、一定期間での間「1」の信
号C3を出力する。 一方、ラッチ回路703は、AND回路701の出力信
号の立上りでL=lの値をプリセットし次に制御信号C
3の立下シに同期して、制・御信号C6よシ値りをラッ
チするとともに、値りを制御信号C4として出力するし
、除算回路704に供給する2、除算回路704は、1
/Lの値または、この近似値を、論理演算、ROMテー
ブル等で算出し、制御信号05表して出力する。 以上が本発明の特徴とする主な回路の例である。 なお、401 、402の各スイッチは、全て制御信号
C3に同期して動作する。 しかして今、このように構成された装置において、以下
の一連の動作がなされ、本発明が実現される。 まず、回線接続が終了し、反響路が確定すると、制御信
号C2がrOJとなシ制御信号C1が「1」の間、第4
図のエコー・キャンセラーは第1回目の反響路推定を行
う。この時、制御信号C3により、スイ、ツチ401は
レジスタ3側に、スイッチ402は減算器13側に倒れ
ておシ、従来のエコー・キャンセラーとなっている。ま
た、L=1になっており、A 、/ D変換回路404
の変換電圧範囲は最大となっている。この状態で反響路
推定を行う事によシ、レジスタ5には、あらい擬似反響
路が形成される。 次に制御信号C1がOとなシ1回目の反響路推定が終了
すると、制御回路403は一定時間C3を「1」にする
。この時、制御信号C3を受けてスイッチ401はレジ
スタ5を選択し、スイッチ402は制御回路403側を
選択しており、制御回路403に入力する信号C6には
、制御信号C3が1°−0」に立下る時点迄に、1回目
の反響路推定で作成したあらい擬似反響路の減衰tLが
得られる。制御回路403はC3の立下シで減衰量りを
ラッチし、演算を行う事により制御信号C4にLを、C
5に1/L・を出力する。 以上が、粗い擬似反響路を推定し、A/D変換回路40
4の入力電圧範囲を最適に設定するための情報である、
反響路の減衰量りを得るための手順である。 以上の手順が終了すると、制御信号C2が「1」になり
、2回目の反響路推定の動作に移る。この時%A/D変
換回路404は制御信号C5により利得I、−1が加わ
り、入力電圧範囲はL(しくl)倍となっておシ、また
A/D変換変換社長定であるので、量子化スラップ電圧
もL倍に減少し量子化雑音が減る。この状態で、制御信
号C1を一定時間「1」にする事によfi1回目に較べ
A/D変換器404で加わる量子化雑音が少なく2回目
の反響路推定ができる。従って2回目の擬似反響路は1
回目の反響路推定で得られた擬似反響路より、より正確
なものとなる。 なお、送信信号X(t)は例えば反響路推定中は一定レ
ベルのランダム信号であるトレーニング信号であり、そ
の他は音声信号、データ信号等の送信信号である。 次に、反省信号打消しは、2回目の反響路推定で作成し
た擬似反響路を用いて行う。加算回路7の出力として得
られた擬似反響信号は、スイッチ402を経てD/A変
換回路405でアナログ信号に変換される。但し、この
時に入力するディジタル信号Y(k)の量子化ステップ
電圧は、A/D変換回路の量子化ステップ電圧がL倍に
なっているために、同様にL倍になっている。一方1)
/ A変換器601の量子化ステップ電圧は1回目と
同じである。従って、これをそのままD/A変換してし
壕うと、得られる擬似反響信号は正しい値り倍になって
し゛まうため、これをもとにもどす必要がある。D/A
変換回路405は制御信号C4よp 1/Lの値を入力
し、L−1・y(gなるD/A変換器の出力をL倍して
y(Hにし、減算器9に供給し、反響信号y(t)から
差し引く事により反響信号を打消す。従って、この時の
擬似反響信号は、1回目のあらい擬似反響路によるもの
よシ、より反響信号に近くなるため、打消量は増大する
。 カくシてここに、従来のエコー・キャンセラーに大規模
な回路を追加する事なく、反響信号のA/D変換回路で
発生する量子化ノイズを低減する事が可能になり、エコ
ー・キャンセラーの打消量の増大が図れ、性能の良いエ
コー・キャンセラーを提供する事ができる。 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。 例えば、1回目の推定反響路に従ってLを算出する手段
は、上記実施例の如く乗算器6を用いる事なく、別の回
路で行っても良い。また、上記実施例では反響路推定中
は送信信号X(t)は特殊なランダム信号としたが、別
に音声やデータであっても良い1本実施例でランダム信
号としたのは、この方がエコー・キャンセラーの打消量
が多いからであって、必要とする打消値が、それほど多
くない時は音声信号やデータ信号を用いて反響路推定を
する事もできる。 また、タップ係数修正回路も、送信信号X(t)と残差
信号e(t)を用いているが、別に、これらの入力信号
に限定されない。例えば、e(t)の符号とX(t)を
入力してタップ係数修正を行う事もできる。 要するに本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施する事ができる。
第1図は従来のエコー・キャンセラーの一構成例を示す
図、第2図は従来のエコー・キャンセラーにおける問題
点を説明する為の図、第3図は第2図の構成において等
価ノイズモデルを用いた図、第4図は本発明の詳細な説
明する為の図、第5図は本発明一実施例の構成図、第6
図は給5図の実施例のA/D変換回路例の構成図、第7
図はD/A変換回路例の構成図、第8図は制御回路例の
構成図、第9図は第8図の制御回路のタイムチャートを
示す図である。 307・プログラマブル・アンプ 308・・・プログラマブル・77プ 309・・・減 昇 器 401・・スイッチ回路 402・スイッチ回路 403 ・制御回路 404・・・A / 1)変換回路 405・・・D/A変換回路 ・ 406・・・平方根デープル 501・・A/D変換器 502・・サンダルアンドホールド(ロ)路503・・
ローパス・フィルタ 504・・・プログラマブル・−f y 7’601・
・・D/A変換器 602・・・ローパス・フィルタ 603・・・プログラマブル・アンプ 701・・・ANI)回路 702・・・ワンショットマルチバイブレータ703・
・・ラッチ回路 704・・・除算回路 705・・・NOT回路 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第 1 図 第2図 ン 第3図 一〆 第4図 第5図 χ 第6図 す 第8図 第 9 図 (C3) ↑ 乙
図、第2図は従来のエコー・キャンセラーにおける問題
点を説明する為の図、第3図は第2図の構成において等
価ノイズモデルを用いた図、第4図は本発明の詳細な説
明する為の図、第5図は本発明一実施例の構成図、第6
図は給5図の実施例のA/D変換回路例の構成図、第7
図はD/A変換回路例の構成図、第8図は制御回路例の
構成図、第9図は第8図の制御回路のタイムチャートを
示す図である。 307・プログラマブル・アンプ 308・・・プログラマブル・77プ 309・・・減 昇 器 401・・スイッチ回路 402・スイッチ回路 403 ・制御回路 404・・・A / 1)変換回路 405・・・D/A変換回路 ・ 406・・・平方根デープル 501・・A/D変換器 502・・サンダルアンドホールド(ロ)路503・・
ローパス・フィルタ 504・・・プログラマブル・−f y 7’601・
・・D/A変換器 602・・・ローパス・フィルタ 603・・・プログラマブル・アンプ 701・・・ANI)回路 702・・・ワンショットマルチバイブレータ703・
・・ラッチ回路 704・・・除算回路 705・・・NOT回路 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第 1 図 第2図 ン 第3図 一〆 第4図 第5図 χ 第6図 す 第8図 第 9 図 (C3) ↑ 乙
Claims (1)
- (1)送受4Ei部を4線−2線変換して回線接続する
ハイブリッド回路の反響路特性を推定する反響路推定回
路とこの推定された反響路特性に従い擬似反響信号を生
成する擬似反響信号生成回路と第1の制御信号により与
えられる量子化ステップ電圧に従って反響信号をディジ
タル値に変換するA/D変換回路と、前記擬似反響信号
生成回路で生成する擬似反響信号を前記A/D変換回路
の出力であるディジタル化された反譬゛信号より差し引
き第1の残差信号を生成し前記反響路推定回路に与える
ディジタル減算回路と、前記擬似反響信号生成回路で生
成する擬似反響信号を第2の制御信号により与えられる
量子化ステップ電圧に従ってアナログ値に変換するD/
A変換変換色路ナログ信号である反響信号から前記1)
/ A変換回路の出力信号であるアナログ化された擬
似反響信号を差し引き、第2ゆ残差信号を生成し、受信
部に供給するアナログ減算回路と、前記反響路推定によ
り得た擬似反響路の特性であるインノ(ルス応答信号を
自乗処理した後、その自乗成分を積分し推定反響路減衰
量りの二乗値L2を生成する二乗積分回路と、上記各回
路のうち、少くとも前記反響路推定回路、前記A/D変
換回路、前記D/A変換回路を制御する制゛御(ロ)路
を有する事を特徴とするエコー・キャンセラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17398282A JPS5963827A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | エコ−・キヤンセラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17398282A JPS5963827A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | エコ−・キヤンセラ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5963827A true JPS5963827A (ja) | 1984-04-11 |
Family
ID=15970599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17398282A Pending JPS5963827A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | エコ−・キヤンセラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5963827A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63204925A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-24 | Fujitsu Ltd | エコ−キヤンセラ |
JPS63274226A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-11 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | エコーキヤンセラ |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP17398282A patent/JPS5963827A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63204925A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-24 | Fujitsu Ltd | エコ−キヤンセラ |
JPS63274226A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-11 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | エコーキヤンセラ |
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