JPS59211338A - エコ−キヤンセラ−装置 - Google Patents
エコ−キヤンセラ−装置Info
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- JPS59211338A JPS59211338A JP8618183A JP8618183A JPS59211338A JP S59211338 A JPS59211338 A JP S59211338A JP 8618183 A JP8618183 A JP 8618183A JP 8618183 A JP8618183 A JP 8618183A JP S59211338 A JPS59211338 A JP S59211338A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
- H04B3/237—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using two adaptive filters, e.g. for near end and for end echo cancelling
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
- H04B3/238—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2線/4線変換において、インピーダンスの不
整合により生じるエコーを消去するためのエコーキャン
セラー装置に関−t−ル。
整合により生じるエコーを消去するためのエコーキャン
セラー装置に関−t−ル。
現在、網のディジタル化により電話及び非電話サービス
の統合化を図り網金体のコスト低減を可能とする謂わゆ
るサービス総合ディジタル網(l8DN;Integr
a、ted 5ervices Digital Ne
t−work)の構築に向けて、各所で活発な研究が進
められてhる。アナログ音声信号の伝送を目的として導
入されて来た既存の加入者ケーブルを利用して、2線双
方向デイジタル伝送を実現するための技術開発は、■S
DN構築のための1つの重要な課題である。
の統合化を図り網金体のコスト低減を可能とする謂わゆ
るサービス総合ディジタル網(l8DN;Integr
a、ted 5ervices Digital Ne
t−work)の構築に向けて、各所で活発な研究が進
められてhる。アナログ音声信号の伝送を目的として導
入されて来た既存の加入者ケーブルを利用して、2線双
方向デイジタル伝送を実現するための技術開発は、■S
DN構築のための1つの重要な課題である。
2線双方向デイジタル伝送を実現するための公知の手段
として、エコーキャンセラー装置が知られておシ代表的
な方法としては以下のようなものがある。
として、エコーキャンセラー装置が知られておシ代表的
な方法としては以下のようなものがある。
(1) 1979年12月米国で発行の刊行物「IE
EETRAN8ACTION8 ON ACOUSTI
C8,5PEECH,AND 5IGNAL PROC
ESSING、VOL、A35P−27,No6 Jの
第768頁−第781頁に所載の論文” Digita
l Echo Cancellation for B
a5ebandData Transmission”
(文献l)す(2)昭和57年6月23日に出願され
た特許[特願昭57−107821 J K所載の1エ
コーキヤンセラー装置″(文献2)。
EETRAN8ACTION8 ON ACOUSTI
C8,5PEECH,AND 5IGNAL PROC
ESSING、VOL、A35P−27,No6 Jの
第768頁−第781頁に所載の論文” Digita
l Echo Cancellation for B
a5ebandData Transmission”
(文献l)す(2)昭和57年6月23日に出願され
た特許[特願昭57−107821 J K所載の1エ
コーキヤンセラー装置″(文献2)。
文献lに詳細に述べられているように従来のエコーキャ
ンセラーでは、その構成要素の1つであるD/Aコンバ
ータの所要ビット数は12ビット程度必要であるが、エ
コーキャンセラー機能ヲL8■化する際にはD/Aコン
バータのビット数は小さい方が望ましい。
ンセラーでは、その構成要素の1つであるD/Aコンバ
ータの所要ビット数は12ビット程度必要であるが、エ
コーキャンセラー機能ヲL8■化する際にはD/Aコン
バータのビット数は小さい方が望ましい。
D/Aコンバータのビット数を低減することを目的とす
る本発明を説明する前にまず、従来技術である参考文献
1及び2のエコーキャンセラーについて詳細に説明する
。
る本発明を説明する前にまず、従来技術である参考文献
1及び2のエコーキャンセラーについて詳細に説明する
。
第1図は、文献lのエコーキャンセラー装置の一構成例
を示したブロック図であるっ同図において、参照数字l
及び2けそれぞれ入力端子及び出力端子、参照数字3は
送信部回路、参照数字4は受信部回路、参照数字5はア
ダプティブ・ディジタルフィルタ(ADF)、参照数字
6はD/人コンバータ(DAC)、参照数字7は減算器
、参照数字8はサンプルホールド回路(SH)、参照数
字9はA/D7ンバータ(ADC’)、参照数字1゜は
低域通過フィルタ(LPF )、参照数字11はハイブ
リッド回路(HYB)、参照数字12t−j2線伝送路
をそれぞれ示す。
を示したブロック図であるっ同図において、参照数字l
及び2けそれぞれ入力端子及び出力端子、参照数字3は
送信部回路、参照数字4は受信部回路、参照数字5はア
ダプティブ・ディジタルフィルタ(ADF)、参照数字
6はD/人コンバータ(DAC)、参照数字7は減算器
、参照数字8はサンプルホールド回路(SH)、参照数
字9はA/D7ンバータ(ADC’)、参照数字1゜は
低域通過フィルタ(LPF )、参照数字11はハイブ
リッド回路(HYB)、参照数字12t−j2線伝送路
をそれぞれ示す。
今、第1図の回路は2線伝送路を介して対問で接続され
ているものとする。加入者ケーブルを対象とすれば、一
方が局側、他方が加入者側に設置されている。さらに、
ここでは、説明を簡単にするために、ベースバンド伝送
を仮定し、加入者側装置として説明する。
ているものとする。加入者ケーブルを対象とすれば、一
方が局側、他方が加入者側に設置されている。さらに、
ここでは、説明を簡単にするために、ベースバンド伝送
を仮定し、加入者側装置として説明する。
加入者端末からの送出信号は、入力端子lを介して送信
部3及びアダグチイブ・ディジタルフィルタ5に入力さ
れる。ここで、受信信号との相関がないように、送出信
号は、既にスクランブラ−操作を施しであるものとする
。送信部3は加入者端末と2線伝送路12とのインタフ
ェース回路であり、必要に応じてユニポーラ/バイポー
ラ変換回路、帯域制限フィルター、パンファーアンプ等
から構成される。送信部3の出力は、ハイブリッド回路
11を介して2線伝送路12に送出されると同時に%ハ
イブリッド回路11の回路不全、インピーダンス不整合
等の原因にょシェコーとなってLPFIOKも入力され
る。
部3及びアダグチイブ・ディジタルフィルタ5に入力さ
れる。ここで、受信信号との相関がないように、送出信
号は、既にスクランブラ−操作を施しであるものとする
。送信部3は加入者端末と2線伝送路12とのインタフ
ェース回路であり、必要に応じてユニポーラ/バイポー
ラ変換回路、帯域制限フィルター、パンファーアンプ等
から構成される。送信部3の出力は、ハイブリッド回路
11を介して2線伝送路12に送出されると同時に%ハ
イブリッド回路11の回路不全、インピーダンス不整合
等の原因にょシェコーとなってLPFIOKも入力され
る。
一方、2線伝送路12及びハイブリッド回路11を介し
て、相手側(ここでは局側)から送出された受信信号も
LPFI OiC入力される。今、LPFIOの出力に
おけるエコー信号をe (kl (但しkけ時刻を示す
インデックス)、受信信号を5(k)。
て、相手側(ここでは局側)から送出された受信信号も
LPFI OiC入力される。今、LPFIOの出力に
おけるエコー信号をe (kl (但しkけ時刻を示す
インデックス)、受信信号を5(k)。
受信信号s (k)がzH伝送路12で受ける雑音をn
伽)とすれば、LPFIOの出力信号u (k)は次式
のように表わされる。
伽)とすれば、LPFIOの出力信号u (k)は次式
のように表わされる。
u (kl = e (k) + s (k) + n
(k) −−fl)ここでエコーキャンセラーの目
的は式(1)におけるエコー信号e(k)のレプリカe
(k)を生成し、エコー信号を消去することである。
(k) −−fl)ここでエコーキャンセラーの目
的は式(1)におけるエコー信号e(k)のレプリカe
(k)を生成し、エコー信号を消去することである。
第1図においてアダグチイブ・ディジクルフィルタ5、
D/Aコンバータ6、減算器7、サンプルボールド8及
びA/Dコンバータ9から成る閉ループ回路を用いて、
適応的にエコー・レプリカe (klを生成することに
より、サンプルホールド8の出力信号として、次式に示
すr (k)を得ることができる。
D/Aコンバータ6、減算器7、サンプルボールド8及
びA/Dコンバータ9から成る閉ループ回路を用いて、
適応的にエコー・レプリカe (klを生成することに
より、サンプルホールド8の出力信号として、次式に示
すr (k)を得ることができる。
r (k) −e (kl −e (k) 十s (k
l 十n (kl −(2)ここでe (klは、D
/Aコンバータ6の出力信号であり、減算器7に入力さ
れる。また式(2)において(e(kl efk))
は残留エコーと呼ばれる。受信部4は必要に応じてバイ
ポーラ/ユニポーラ変換回路、ナイキストフィルタ、線
路等他藩、バッファアンプ等から構成される装 第2図は第1図に示しfc7ダプテイプ・ディジタルフ
ィルタ5の一構成例を示したものである。
l 十n (kl −(2)ここでe (klは、D
/Aコンバータ6の出力信号であり、減算器7に入力さ
れる。また式(2)において(e(kl efk))
は残留エコーと呼ばれる。受信部4は必要に応じてバイ
ポーラ/ユニポーラ変換回路、ナイキストフィルタ、線
路等他藩、バッファアンプ等から構成される装 第2図は第1図に示しfc7ダプテイプ・ディジタルフ
ィルタ5の一構成例を示したものである。
第2図において、参照数字50及び51は入力端子、参
照数字52o、52.、・・・、 52 N−、は遅延
素子、参照数字53゜+5”in・・・、53N−1は
係数発生回路、参照数字54o、54.、−・・* ”
’ N−1は乗算器、参照数字55は加算器、参照数
字56は出力端子をそれぞれ示す。第2図において、入
力端子50に供給される入力信号a (k)、入力端子
511C供給される入力信号r’(k)及び出力端子5
6に供給される出力信号’;;” (k)はそれぞれ第
1図のアダプティブ・ディジタルフィルタ5の入出力信
号であるa (k)、 r’ (kl及びQ’ (k)
に対応している。入力端子50に供給された入力信号a
(k)は遅延素子52o1乗算器54o及び係数発生
回路53oに同時に供給される。一方遅延素子52o、
52..・”+ 52N−2は、この順に縦続接続され
ておシ、その接続点においては、第2図に示すような構
成釦なってbる。即ち遅延素子52mの出力信号a(k
−m−1)は、遅延素子52m++、乗算器54 m+
1 及び係数発生回路53□□に同時に供給される
。但し、mは自然数である。
照数字52o、52.、・・・、 52 N−、は遅延
素子、参照数字53゜+5”in・・・、53N−1は
係数発生回路、参照数字54o、54.、−・・* ”
’ N−1は乗算器、参照数字55は加算器、参照数
字56は出力端子をそれぞれ示す。第2図において、入
力端子50に供給される入力信号a (k)、入力端子
511C供給される入力信号r’(k)及び出力端子5
6に供給される出力信号’;;” (k)はそれぞれ第
1図のアダプティブ・ディジタルフィルタ5の入出力信
号であるa (k)、 r’ (kl及びQ’ (k)
に対応している。入力端子50に供給された入力信号a
(k)は遅延素子52o1乗算器54o及び係数発生
回路53oに同時に供給される。一方遅延素子52o、
52..・”+ 52N−2は、この順に縦続接続され
ておシ、その接続点においては、第2図に示すような構
成釦なってbる。即ち遅延素子52mの出力信号a(k
−m−1)は、遅延素子52m++、乗算器54 m+
1 及び係数発生回路53□□に同時に供給される
。但し、mは自然数である。
また入力端子51から供給される入力信号r″(klは
、係数発生回路53゜+”31+・・・、53N−、に
同時に入力される。さらに係数発生回路53mは入力信
号r′幻及びa(km)を受は係数Q m (klを出
力し乗算器54mの入力信号となる。また、N個の乗算
器54゜+541+”2+・・・+”N−1の出力信号
は、加算器55ですべて加算されてe’ (k)とな多
出力端子56に供給される。このようにして誤差信号r
’(k)の値を基にして入力信号a (klよシエコー
レプリカ+(ic)を生成することができる。遅延素子
52o、52.。
、係数発生回路53゜+”31+・・・、53N−、に
同時に入力される。さらに係数発生回路53mは入力信
号r′幻及びa(km)を受は係数Q m (klを出
力し乗算器54mの入力信号となる。また、N個の乗算
器54゜+541+”2+・・・+”N−1の出力信号
は、加算器55ですべて加算されてe’ (k)とな多
出力端子56に供給される。このようにして誤差信号r
’(k)の値を基にして入力信号a (klよシエコー
レプリカ+(ic)を生成することができる。遅延素子
52o、52.。
・・・、52N−2の遅延量は送出データ間隔と同一で
T秒であシ、実際にはフリップフロッグにより実現でき
る。係数発生回路Amでは最急降下法等の適応アルゴリ
ズムにより、誤差信号r’(klを最小にするように係
数の更新が行なわれる。なお第2図は基本的にはトラン
スパープル・フィルタの構成であシ、係数が収束した時
点ては、各係数は第1図における送信部3、HYBII
及びLPFIOから成るエコー・パスのインパルス応答
を近似したものになっている。
T秒であシ、実際にはフリップフロッグにより実現でき
る。係数発生回路Amでは最急降下法等の適応アルゴリ
ズムにより、誤差信号r’(klを最小にするように係
数の更新が行なわれる。なお第2図は基本的にはトラン
スパープル・フィルタの構成であシ、係数が収束した時
点ては、各係数は第1図における送信部3、HYBII
及びLPFIOから成るエコー・パスのインパルス応答
を近似したものになっている。
第3図は、文献2に述べられているエコーキャンセラー
のブロック図を示す。同図において、参照数字1及び2
はそれぞれ入力端子及び出力端子、参照数字3は送信部
回路、参照数字4は受信部回路、参照数字5はアダプテ
ィブ・ディジタルフィルタ、参照数字”s + 50
t、・・・、50丁は遅延T秒の遅延素子、参照数字5
1.及び51.は書き換え可能なメモリ、参照数字61
及び6.はD/Aコンバータ(DAC)、参照数字13
はアナログ加算器、参照数字7は減算器、参照数字8は
サンプルホールド回路(SH)、参照数字9はA/Dコ
ンバータ(ADC)、参照数字521及び52.は加算
器、参照数字lOは低域通過フィルタ(LPF)、参照
数字11はハイブリッド回路(、HYB)、参照数字1
2は2線伝送路、参照数字53はスケ−0フフ回路をそ
れぞれ示す。
のブロック図を示す。同図において、参照数字1及び2
はそれぞれ入力端子及び出力端子、参照数字3は送信部
回路、参照数字4は受信部回路、参照数字5はアダプテ
ィブ・ディジタルフィルタ、参照数字”s + 50
t、・・・、50丁は遅延T秒の遅延素子、参照数字5
1.及び51.は書き換え可能なメモリ、参照数字61
及び6.はD/Aコンバータ(DAC)、参照数字13
はアナログ加算器、参照数字7は減算器、参照数字8は
サンプルホールド回路(SH)、参照数字9はA/Dコ
ンバータ(ADC)、参照数字521及び52.は加算
器、参照数字lOは低域通過フィルタ(LPF)、参照
数字11はハイブリッド回路(、HYB)、参照数字1
2は2線伝送路、参照数字53はスケ−0フフ回路をそ
れぞれ示す。
第3図では、説明を簡単にするために、アダプティブ・
フィルタのタップ数を8タツグとした例を取シ挙げ、さ
らに8タツグを2分割して実現する場合を示している。
フィルタのタップ数を8タツグとした例を取シ挙げ、さ
らに8タツグを2分割して実現する場合を示している。
さらに説明を簡単にするために非常に簡単な符号化、こ
こでは、バイナリ符号“0#を+1に、′l″を−lに
変換して符号化を行なう場合について説明する。
こでは、バイナリ符号“0#を+1に、′l″を−lに
変換して符号化を行なう場合について説明する。
第3図において、2値のバイナリ符号゛0”又は@1”
のデータ系列は入力端子lに供給され、送信部3及び遅
延素子501の入力信号となる。送信部3は符号化回路
であり、バイナリ符号“0″を+IK″l−″を−1に
対応させて符号化が行なわれハイブリッド回[11を介
して2線伝送路12に送出される。一方、入力端子lに
供給されるバイナリ符号のデータ系列の間隔はT秒でち
ゃ、遅延素子50I、502.・・・、507の遅延量
と一致しておシ、これらの遅延素子はクロツク速度1/
T秒で動作するフリップフロッグで実現できる。入力端
子1に供給されるデータ系列及び遅延素子5o、。
のデータ系列は入力端子lに供給され、送信部3及び遅
延素子501の入力信号となる。送信部3は符号化回路
であり、バイナリ符号“0″を+IK″l−″を−1に
対応させて符号化が行なわれハイブリッド回[11を介
して2線伝送路12に送出される。一方、入力端子lに
供給されるバイナリ符号のデータ系列の間隔はT秒でち
ゃ、遅延素子50I、502.・・・、507の遅延量
と一致しておシ、これらの遅延素子はクロツク速度1/
T秒で動作するフリップフロッグで実現できる。入力端
子1に供給されるデータ系列及び遅延素子5o、。
502.50.の各出力データ系列はメモリ5工□のア
ドレス信号として入力される。また遅延素子5o4゜5
0、.50.及び50.の各出力データ系列は、メモリ
512のアドレス信号として入力される。メモリ51、
及び51.のデータ出力はそれぞれ、加算器521及び
522に入力されると同時に、それぞれD/Aフンバー
タロ、及び62 にも入力されアナログ信号に変換され
る。D/Aコンバータ61及び62の出力である2個の
アナログ信号はアナログ加算器13で加算された後減算
器7に入力される。加算器13の出力信号が第1図で説
明したエコーレプリカ令(klに相当する。
ドレス信号として入力される。また遅延素子5o4゜5
0、.50.及び50.の各出力データ系列は、メモリ
512のアドレス信号として入力される。メモリ51、
及び51.のデータ出力はそれぞれ、加算器521及び
522に入力されると同時に、それぞれD/Aフンバー
タロ、及び62 にも入力されアナログ信号に変換され
る。D/Aコンバータ61及び62の出力である2個の
アナログ信号はアナログ加算器13で加算された後減算
器7に入力される。加算器13の出力信号が第1図で説
明したエコーレプリカ令(klに相当する。
一方送信部3の出力は、ハイブリッド回路11の回路不
全によりエコーとなってLPFIOにも入力される。ま
た2線伝送路12及び)・イブリッド回路11を介して
相手側から送出された受信信号も%LPFIOに入力さ
れるっ従って、LPFloの出力信号u (k)は前に
−述べたものと同様に式(1)によシ表わされる。また
減算器7を介しサンプルホールド8に出力される信号r
(klは同様に式(2)で表わされる。サンプルホー
ルド回路8の出力信号は受信部4及びA/Dコンバータ
9に入力される。受信部4はナイキストフィルタ、線路
等他藩、パ、ファアンフミ符号逆変換回路等から構成さ
れる。
全によりエコーとなってLPFIOにも入力される。ま
た2線伝送路12及び)・イブリッド回路11を介して
相手側から送出された受信信号も%LPFIOに入力さ
れるっ従って、LPFloの出力信号u (k)は前に
−述べたものと同様に式(1)によシ表わされる。また
減算器7を介しサンプルホールド8に出力される信号r
(klは同様に式(2)で表わされる。サンプルホー
ルド回路8の出力信号は受信部4及びA/Dコンバータ
9に入力される。受信部4はナイキストフィルタ、線路
等他藩、パ、ファアンフミ符号逆変換回路等から構成さ
れる。
相手側から送出された信号は受信部4によジノ5イナリ
符号系列として出力端子2に現われる。サンプルホール
ド8の出力信号は、AIDコンパ−19によシディジタ
ル信号に変換され、スケーリング回路53を介して一定
のスケーリングを施された後加算器521及び522に
入力される。さらに、加算器52.及び52□の出力信
号はそれぞれメモリ51、及び512の入力となる。
符号系列として出力端子2に現われる。サンプルホール
ド8の出力信号は、AIDコンパ−19によシディジタ
ル信号に変換され、スケーリング回路53を介して一定
のスケーリングを施された後加算器521及び522に
入力される。さらに、加算器52.及び52□の出力信
号はそれぞれメモリ51、及び512の入力となる。
第3図において、メモ!J 51.は誤差信号であるA
/Dコンバータ9の出力信号に基づき、入力端子1にデ
ータが入力された時点から0〜31秒間のエコーパスの
インパルス応答を近似fるように動作し、エコーレプリ
カの一部として出力された信号はD/Aコンバータ61
に入力される。ここでエコーパスとは送信部3.ハイブ
リッド回路1.1及びLPFI Oから成るパスを意味
しているっ同様に1メモIJ51.は誤差信号であるA
/Dコン゛バータ9の出力信号に基づき、入力端子IK
データが入力された時点から4T〜7T秒間のエコーパ
スのインパルス応答を近似するように動作し、エコーレ
プリカの一部として出力された信号はD/Aコンバータ
6、に入力される。従って第3図に示すブロック図では
7T秒間のエコーのレプリカを生成することができる。
/Dコンバータ9の出力信号に基づき、入力端子1にデ
ータが入力された時点から0〜31秒間のエコーパスの
インパルス応答を近似fるように動作し、エコーレプリ
カの一部として出力された信号はD/Aコンバータ61
に入力される。ここでエコーパスとは送信部3.ハイブ
リッド回路1.1及びLPFI Oから成るパスを意味
しているっ同様に1メモIJ51.は誤差信号であるA
/Dコン゛バータ9の出力信号に基づき、入力端子IK
データが入力された時点から4T〜7T秒間のエコーパ
スのインパルス応答を近似するように動作し、エコーレ
プリカの一部として出力された信号はD/Aコンバータ
6、に入力される。従って第3図に示すブロック図では
7T秒間のエコーのレプリカを生成することができる。
第3図に示したように、文献2のエコーキャンセラーに
よれば入力系列パターン毎にインパルス応答の近似の最
適化が行なわれるから、D/Aコンバータの非線形特性
の影響が除去できるという文献1cない特長を有してい
る。
よれば入力系列パターン毎にインパルス応答の近似の最
適化が行なわれるから、D/Aコンバータの非線形特性
の影響が除去できるという文献1cない特長を有してい
る。
次に、第1図及び第2図に示した従来のエコーキャンセ
ラー例におけるD/Aコンバータの所要ビット数につい
て説明する。ここで対象とするエコーキャンセラーの適
用領域は通信網の加入者アクセス系であり、線路損失条
件から12ピット程度必要とされる。この時、D/Aの
量子化雑音はエコーキャンセン−の適応動作に影響を与
えない程度に軽減できるつエコーキャンセラーによるデ
ィジタル伝送システムを実用化する際には、低消費電力
化、低価格化、小形化の点からエコーキャンセラー機能
のLSI化が必要となる。D/Aコ゛ンバータの回路規
模は、そのビット数に応じて指数関数的に増大するから
エコーキャンセラー機能のLSI化にとりてD/Aコン
バータのビット数は少ない方が望ましい。
ラー例におけるD/Aコンバータの所要ビット数につい
て説明する。ここで対象とするエコーキャンセラーの適
用領域は通信網の加入者アクセス系であり、線路損失条
件から12ピット程度必要とされる。この時、D/Aの
量子化雑音はエコーキャンセン−の適応動作に影響を与
えない程度に軽減できるつエコーキャンセラーによるデ
ィジタル伝送システムを実用化する際には、低消費電力
化、低価格化、小形化の点からエコーキャンセラー機能
のLSI化が必要となる。D/Aコ゛ンバータの回路規
模は、そのビット数に応じて指数関数的に増大するから
エコーキャンセラー機能のLSI化にとりてD/Aコン
バータのビット数は少ない方が望ましい。
そこで本発明の目的は、D/Aコンバータの所要ビット
数が少なくてすむエコーキャンセラー装置を提供するこ
とにある。
数が少なくてすむエコーキャンセラー装置を提供するこ
とにある。
次に図面を参照して本発明について詳mK説明する。
第4図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、参照数字1及び2はそれぞれ入力端子及
び出力端子、参照数字3は送信部回路、参照数字4は受
信部回路、参照数字5□及び5、はアダプティブ・ディ
ジタルフィルタ、参照数字6..6..63及び64は
D/’Aコンバータ(DAC)、参照数字71及び72
は減算器、参照数字8はサンプルホールド、参照数字9
はA/Dコンバータ(ADC)、参照数字lOは低域通
過フィルタ(LPF)、参照数字11はハイブリッド回
路(HYB)、参照数字12は2線伝送路、参照数字1
3.及び13、はアナログ加算器、参照数字14.及び
14.はスイッチ回路、参照数字15はタイミング発生
回路をそれぞれ示す。
び出力端子、参照数字3は送信部回路、参照数字4は受
信部回路、参照数字5□及び5、はアダプティブ・ディ
ジタルフィルタ、参照数字6..6..63及び64は
D/’Aコンバータ(DAC)、参照数字71及び72
は減算器、参照数字8はサンプルホールド、参照数字9
はA/Dコンバータ(ADC)、参照数字lOは低域通
過フィルタ(LPF)、参照数字11はハイブリッド回
路(HYB)、参照数字12は2線伝送路、参照数字1
3.及び13、はアナログ加算器、参照数字14.及び
14.はスイッチ回路、参照数字15はタイミング発生
回路をそれぞれ示す。
第4図において、アダプティブ・ディジタルフィルタ5
.及び52は、第3図のADF5と同様な構成であるも
のとする。第4図に示す本発明のエコーキャンセラーの
収束動作は従来の方法と全く異なっている。即ち、収束
動作が2段階に分割されており、まず第1ステツプにお
いて大まかにエコーを消去した後、第2ステツプにおい
て第1ステツプで消去できなかった残りのエコーをさら
に小さくする。第4図においてアダプティブ・ディジタ
ルフィルタ5.が第1ステツプの収束動作を分担し、ア
ダグチイブ・ディジタルフィルタ52が第2ステツプの
収束動作を分担する。第4図のエコーキャンセラーが収
束動作を開始する時、タイミング発生回路15より発生
される制御信号(第4図に示した点線)によシスイッチ
141及び142は同図に示したような接続になってい
る。即ちスイッチ14.IcよりA/Dコンバータ9の
出力はアダプティブ・ディジタルフィルタ51に入力さ
れるのに対し、スイッチ142からアダプティブ・ディ
ジタルフィルタ52に入力される信号は零である。第1
ステツプではスイッチ14.及び142は前述の接続が
保持されるからアダグチイブ・ディジタルフィルタ51
は適応動作を行なうが、アダプティブ・ディジタルフィ
ルタ52は適応動作を停止したままである。従って、加
算器13、の出力にはエコーレグ。
.及び52は、第3図のADF5と同様な構成であるも
のとする。第4図に示す本発明のエコーキャンセラーの
収束動作は従来の方法と全く異なっている。即ち、収束
動作が2段階に分割されており、まず第1ステツプにお
いて大まかにエコーを消去した後、第2ステツプにおい
て第1ステツプで消去できなかった残りのエコーをさら
に小さくする。第4図においてアダプティブ・ディジタ
ルフィルタ5.が第1ステツプの収束動作を分担し、ア
ダグチイブ・ディジタルフィルタ52が第2ステツプの
収束動作を分担する。第4図のエコーキャンセラーが収
束動作を開始する時、タイミング発生回路15より発生
される制御信号(第4図に示した点線)によシスイッチ
141及び142は同図に示したような接続になってい
る。即ちスイッチ14.IcよりA/Dコンバータ9の
出力はアダプティブ・ディジタルフィルタ51に入力さ
れるのに対し、スイッチ142からアダプティブ・ディ
ジタルフィルタ52に入力される信号は零である。第1
ステツプではスイッチ14.及び142は前述の接続が
保持されるからアダグチイブ・ディジタルフィルタ51
は適応動作を行なうが、アダプティブ・ディジタルフィ
ルタ52は適応動作を停止したままである。従って、加
算器13、の出力にはエコーレグ。
リカが現われるのに対【7、加算器13の出方は零を保
持する。但し、第1ステノグ収束動作開始前釦、アダプ
ティブ・ディジタルフィルタ5.及び5゜のメモリの内
容はリセットされているものと仮定する。予め定められ
た一定時間後、第4図のエコーキャ7セ5−の収束動作
は第2ステツプに移行する。この時、タイミング発生炉
路15にて発生される制御信号によシ、スイッチ14.
及び142は同図に示した接続とは全く逆の接続に設定
される。
持する。但し、第1ステノグ収束動作開始前釦、アダプ
ティブ・ディジタルフィルタ5.及び5゜のメモリの内
容はリセットされているものと仮定する。予め定められ
た一定時間後、第4図のエコーキャ7セ5−の収束動作
は第2ステツプに移行する。この時、タイミング発生炉
路15にて発生される制御信号によシ、スイッチ14.
及び142は同図に示した接続とは全く逆の接続に設定
される。
即ち、スイッチ142によ、?A/Dコンバータ9の出
力はアダプティブ−ディジタルフィルタ52ニ入力され
るのに対し、スイッチ14mからアダプティブ・ディジ
タルフィルタ5.に入力される信号は零である。従って
、アダプティブeディジタルフィルタ51の適応動作は
停止されるが、第1ステツプの終了時のアダプティブ・
ディジタルフィルタのメモリの内容は保持されているか
ら入力端子lに供給され、る送出データに依存したエコ
ーレプリカが生成され加算器131の出力に現われる。
力はアダプティブ−ディジタルフィルタ52ニ入力され
るのに対し、スイッチ14mからアダプティブ・ディジ
タルフィルタ5.に入力される信号は零である。従って
、アダプティブeディジタルフィルタ51の適応動作は
停止されるが、第1ステツプの終了時のアダプティブ・
ディジタルフィルタのメモリの内容は保持されているか
ら入力端子lに供給され、る送出データに依存したエコ
ーレプリカが生成され加算器131の出力に現われる。
−力筒2ステップに移行すると同時にアダプティブ・デ
ィジタルフィルタ5.が適応動作を開始する。これは減
算器7.の出力に現われる残留エコーを小さくするよう
に動作することになる。ここで第1ステツプの適応動作
を分担するD/Aコンバータ6、及び62け大まかなエ
コーレプリカを生成すればよいという理由で、そのビッ
ト数を低減できることは明らかである。また第2ステツ
プの適応動作を分担するD/Aコンバータ63及び64
は消去すべきエコーのダイナミックレンジが小さいとい
う理由でそのビット数を低減できる。例えば、エコーキ
ャンセラーの残留エコーレベルを従来の方法と′同等に
するために必要なり/Aコンバータのビット数は7〜8
ビット程度に低減することができる。この時、D/Aコ
ンバータ6里と62のビット数mは同一とし、またD/
’Aコンバータ63と64のビット数nは同一とする方
が好ましいが、必ずしもm ” nを満足する必要はな
い。なおり/Aコンバータ61及び6.Icて発生する
量子化雑音鉱第2ステップの適応動作にて吸収できる。
ィジタルフィルタ5.が適応動作を開始する。これは減
算器7.の出力に現われる残留エコーを小さくするよう
に動作することになる。ここで第1ステツプの適応動作
を分担するD/Aコンバータ6、及び62け大まかなエ
コーレプリカを生成すればよいという理由で、そのビッ
ト数を低減できることは明らかである。また第2ステツ
プの適応動作を分担するD/Aコンバータ63及び64
は消去すべきエコーのダイナミックレンジが小さいとい
う理由でそのビット数を低減できる。例えば、エコーキ
ャンセラーの残留エコーレベルを従来の方法と′同等に
するために必要なり/Aコンバータのビット数は7〜8
ビット程度に低減することができる。この時、D/Aコ
ンバータ6里と62のビット数mは同一とし、またD/
’Aコンバータ63と64のビット数nは同一とする方
が好ましいが、必ずしもm ” nを満足する必要はな
い。なおり/Aコンバータ61及び6.Icて発生する
量子化雑音鉱第2ステップの適応動作にて吸収できる。
その理由は、アダグチイブ・ディジタルフィルタ52が
送出データパターンを分割した個別のパターン毎にエコ
ーレプリカを生成しさらにディジタル信号である各エコ
ーレプリカを個別KD/A変換した後加算して対象とす
る全区間のエコーレプリカを生成するように構成されて
いるからである。
送出データパターンを分割した個別のパターン毎にエコ
ーレプリカを生成しさらにディジタル信号である各エコ
ーレプリカを個別KD/A変換した後加算して対象とす
る全区間のエコーレプリカを生成するように構成されて
いるからである。
第4図において、線路損失を補償するための機能を受信
部4に含ませているものと仮定していたが、この機能の
一部又は全部を減算器7Iと72の間に挿入することも
可能で6D、この時アダプティブ・ディジタルフィルタ
52のタッグ長が短かくなることが期待できる。さらに
、この機能を低域通過フィルタlOと減算器71の間に
挿入することもできる。なお、第4図のアダグチイブ・
ディジタルフィルタ51及び52は共に2分割を例とじ
て示しているが、一般にそれぞれM8分割及びM1分割
(Ml。
部4に含ませているものと仮定していたが、この機能の
一部又は全部を減算器7Iと72の間に挿入することも
可能で6D、この時アダプティブ・ディジタルフィルタ
52のタッグ長が短かくなることが期待できる。さらに
、この機能を低域通過フィルタlOと減算器71の間に
挿入することもできる。なお、第4図のアダグチイブ・
ディジタルフィルタ51及び52は共に2分割を例とじ
て示しているが、一般にそれぞれM8分割及びM1分割
(Ml。
M、は1以上の整数)とする構成も可能である。この時
分割数M、及びM、に対応してそれぞれM1個及びM2
個のD/Aコンバータを用意すればよい。
分割数M、及びM、に対応してそれぞれM1個及びM2
個のD/Aコンバータを用意すればよい。
第5図は本発明の他の実施例を示すブロック図、 であ
る。同図と第4図の相異点は、アダプティブ・ディジタ
ルフィルタ5.の構成が異なることである。第4図にお
けるアダグチイブ・ディジタルフィルタ5□は第3図の
ADP5と同様な構成であるものと仮定していたが、第
5図におけるアダプティブ・ディジタルフィルタ5Iは
第1図のADF5又はその詳細ブロック図である第2図
と同様な構成であるものと仮定している。これに伴い第
5図では第4図におけるD/Aコンバータ62及び加算
器13、が省略されている。以上述べた第5図と第4図
との相違点を除けば、その他の構成要素はすべて同一で
あシ、機能単位に添付された同一の参照番号は同一の機
能を表わす。
る。同図と第4図の相異点は、アダプティブ・ディジタ
ルフィルタ5.の構成が異なることである。第4図にお
けるアダグチイブ・ディジタルフィルタ5□は第3図の
ADP5と同様な構成であるものと仮定していたが、第
5図におけるアダプティブ・ディジタルフィルタ5Iは
第1図のADF5又はその詳細ブロック図である第2図
と同様な構成であるものと仮定している。これに伴い第
5図では第4図におけるD/Aコンバータ62及び加算
器13、が省略されている。以上述べた第5図と第4図
との相違点を除けば、その他の構成要素はすべて同一で
あシ、機能単位に添付された同一の参照番号は同一の機
能を表わす。
第’f4JKおけるエコーキャンセラーの動作は。
第4図の動作と全く同様である。即ち収束動作が2段階
に分割されて訃り、1ず第1ステツプにおいて大まかに
エコーを、消去した後、第2ステツプにおいて第1ステ
ツプで消去できなかった残抄のエコーをさらに小さくす
るっ第5図におりで、アダプティブ・ディジタルフィル
タ5Iが第1ステツプの収束動作を分担し、アダプティ
ブ・ディジタルフィルタ52が第2ステツプの収束動作
を分担することも第4図と全く同様である。エコーキャ
ンセラーの収束動作の第1ステツプ及び第2ステツプの
切換も第4図と同様に、タイミング発生回路15によ抄
発生される制御信号によりスイッチ141及び14.の
接続を切換えることにより実現される。ここでD/Aコ
ンバータ6、 、63及び64は第4図の説明で述べた
と同様な理由により各々のビット数を低減できることは
明らかである。また、前述のように線路損失を補償する
ための機能を受信部4に含ませる方法、減算器7.と7
.の間に挿入する方法あるいは、低域通過フィルタio
と減算器710間に挿入する方法のいずれを採用するこ
ともできる。さらに、アダグチイブ・ディジタルフィル
タ52は第5図では2分割を例として示しているが、一
般KM分割(Mは1以上の整数)にすることが可能であ
る。この時、分割数Mに対応してM個のD/Aコンバー
タを用意すればよい。なお、第4図及び第5図に示した
本発明の実施例の構成要素のうち、複数個のD/Aコン
バータは、1個のD/Aコンバータを時分割多重使用す
ることにより代用することももちろん可能である。
に分割されて訃り、1ず第1ステツプにおいて大まかに
エコーを、消去した後、第2ステツプにおいて第1ステ
ツプで消去できなかった残抄のエコーをさらに小さくす
るっ第5図におりで、アダプティブ・ディジタルフィル
タ5Iが第1ステツプの収束動作を分担し、アダプティ
ブ・ディジタルフィルタ52が第2ステツプの収束動作
を分担することも第4図と全く同様である。エコーキャ
ンセラーの収束動作の第1ステツプ及び第2ステツプの
切換も第4図と同様に、タイミング発生回路15によ抄
発生される制御信号によりスイッチ141及び14.の
接続を切換えることにより実現される。ここでD/Aコ
ンバータ6、 、63及び64は第4図の説明で述べた
と同様な理由により各々のビット数を低減できることは
明らかである。また、前述のように線路損失を補償する
ための機能を受信部4に含ませる方法、減算器7.と7
.の間に挿入する方法あるいは、低域通過フィルタio
と減算器710間に挿入する方法のいずれを採用するこ
ともできる。さらに、アダグチイブ・ディジタルフィル
タ52は第5図では2分割を例として示しているが、一
般KM分割(Mは1以上の整数)にすることが可能であ
る。この時、分割数Mに対応してM個のD/Aコンバー
タを用意すればよい。なお、第4図及び第5図に示した
本発明の実施例の構成要素のうち、複数個のD/Aコン
バータは、1個のD/Aコンバータを時分割多重使用す
ることにより代用することももちろん可能である。
第6図は本発明の別の実施例を示すブロック図である。
同図において第4図と同一の参照数字は同一の機能を示
している。第6図と第4図との相異点は第4図のタイミ
ング発生回路15が第6図では制御信号発生回路15′
に置換えられていることである。第6図において制御信
号発生回路15′には、加算器13□及び132とサン
プルホールド8の各々の出力信号が供給される。制御信
号発生回路15′では前記3種類の入力信号により、残
留エコーレベルを推定し、そのレベルに応じて制御信号
を発生しスイッチ141及び142に入力することKよ
シ、エコーキャンセラーの適応動作の切換が行なわれる
。従って第4図では、エコーキャンセラーの適応動作の
切換が予め定められた経過時間により行なわれていたの
に対し、第6図では、この切換が残留エコーレベルに応
じて行なわれることになる。制御信号発生回路15′に
て実現される残留エコーレベルの推定は、例えば以下に
述べるような方法が考えられる。即ちエコーキャンセラ
ーの修正係数とD/Aコンバータのビット数によ沙定ま
る収束値に対し、残留エコーレベルが大きい時にはエコ
ーレグリカと残留エコーの各々の符号は相関を持つが残
留エコーレベルが前記収束値に近づくにつれて、前記符
号は相関を持たなくなることから残留エコーレベルを推
定することができる。また、アダプティブ・ディジタル
フィルタのメモリの内容を観測し、その内容の変化の大
きさにより、残留エコーレベルを推定する方法も考えら
れる。以上述べた相違点を除けば、第6図のエコーキャ
ンセラーの動作は第4図と全く同様に考えることができ
る。
している。第6図と第4図との相異点は第4図のタイミ
ング発生回路15が第6図では制御信号発生回路15′
に置換えられていることである。第6図において制御信
号発生回路15′には、加算器13□及び132とサン
プルホールド8の各々の出力信号が供給される。制御信
号発生回路15′では前記3種類の入力信号により、残
留エコーレベルを推定し、そのレベルに応じて制御信号
を発生しスイッチ141及び142に入力することKよ
シ、エコーキャンセラーの適応動作の切換が行なわれる
。従って第4図では、エコーキャンセラーの適応動作の
切換が予め定められた経過時間により行なわれていたの
に対し、第6図では、この切換が残留エコーレベルに応
じて行なわれることになる。制御信号発生回路15′に
て実現される残留エコーレベルの推定は、例えば以下に
述べるような方法が考えられる。即ちエコーキャンセラ
ーの修正係数とD/Aコンバータのビット数によ沙定ま
る収束値に対し、残留エコーレベルが大きい時にはエコ
ーレグリカと残留エコーの各々の符号は相関を持つが残
留エコーレベルが前記収束値に近づくにつれて、前記符
号は相関を持たなくなることから残留エコーレベルを推
定することができる。また、アダプティブ・ディジタル
フィルタのメモリの内容を観測し、その内容の変化の大
きさにより、残留エコーレベルを推定する方法も考えら
れる。以上述べた相違点を除けば、第6図のエコーキャ
ンセラーの動作は第4図と全く同様に考えることができ
る。
なお本発明の実施例を示した第4図、第5図及び第6図
では、説明を簡単にするためにアダプティブ・フィルタ
が2個の場合を示したが、アダプティブ・フィルタを複
数個に拡張できることは言うまでもない。
では、説明を簡単にするためにアダプティブ・フィルタ
が2個の場合を示したが、アダプティブ・フィルタを複
数個に拡張できることは言うまでもない。
以上詳細に述べたように本発明によればD/Aコンバー
タの所要ビット数が少なくてすみ従ってLSI化に適し
たエコーキャンセラー装置を提供できる。
タの所要ビット数が少なくてすみ従ってLSI化に適し
たエコーキャンセラー装置を提供できる。
第1図祉、従来のエコーキャンセラー装置の一構成例を
示したブロック図、第2図は第1図のアダグチイブ・デ
ィジタルフィルタの詳細ブロック図である。第1図にお
りて、参照数字lは入方端子、参照数字2は出力端子、
参照数字3は送信部回路、参照数字4は受信部回路、参
照数字5はアダクチイブ・ディジタルフィルタ、参照数
字6はD/Aコンバータ、参照数字7は減算器、参照数
字9はA/Dコンバータ、参照数字IOは低域通過フィ
ルタ、参照数字11はハイブリッド回路、参照数字12
は2@伝送路である。また第2図において、参照数字5
0及び511′i入力端子、参照数字52゜+521n
・・・、52N−、は遅延回路、参照数字53o、53
.、・−,53,、は係数発生回路、参照数字54゜、
541.・・・、54卜1は乗算器、参照数字55は加
算器であるう 第3図は、従来のエコーキャンセラー装置の他の構成例
を示したブロック図である。同図において、参照数字1
鉱入力端子、参照数字2は出力端子、参照数字3は送信
部回路、参照数字4は受信部回路、参照数字5はアダプ
ティブ・ディジタルフィルタ、参照数字6.及び62は
、D/Aコンバータ、参照数字7は減算器、参照数字8
はサンプルホールド、参照数字9はA/Dコンバータ、
参照数字10は低域通過フィルタ、参照数字1’lはハ
イブリッド回路、参照数字12は2線伝送路、参照数字
50□、50.、・・・、507は遅延素子、参照数字
51i及び51.はランダム中アクセス・メモリ、参照
数字521及び522は加算器、参照数字53はスケー
リング回路をそれぞれ示す。 ′第4図、第5図及び第6図は本発明の一実施例を示す
ブロック図である。これらの図において、第3図と同一
の参照数字は同一の機能を示す。但し参照数字141及
び14.はスイッチ、参照数字15はタイミング発生回
路、参照数字15’は制御信号発生回路をそれぞれ示す
。
示したブロック図、第2図は第1図のアダグチイブ・デ
ィジタルフィルタの詳細ブロック図である。第1図にお
りて、参照数字lは入方端子、参照数字2は出力端子、
参照数字3は送信部回路、参照数字4は受信部回路、参
照数字5はアダクチイブ・ディジタルフィルタ、参照数
字6はD/Aコンバータ、参照数字7は減算器、参照数
字9はA/Dコンバータ、参照数字IOは低域通過フィ
ルタ、参照数字11はハイブリッド回路、参照数字12
は2@伝送路である。また第2図において、参照数字5
0及び511′i入力端子、参照数字52゜+521n
・・・、52N−、は遅延回路、参照数字53o、53
.、・−,53,、は係数発生回路、参照数字54゜、
541.・・・、54卜1は乗算器、参照数字55は加
算器であるう 第3図は、従来のエコーキャンセラー装置の他の構成例
を示したブロック図である。同図において、参照数字1
鉱入力端子、参照数字2は出力端子、参照数字3は送信
部回路、参照数字4は受信部回路、参照数字5はアダプ
ティブ・ディジタルフィルタ、参照数字6.及び62は
、D/Aコンバータ、参照数字7は減算器、参照数字8
はサンプルホールド、参照数字9はA/Dコンバータ、
参照数字10は低域通過フィルタ、参照数字1’lはハ
イブリッド回路、参照数字12は2線伝送路、参照数字
50□、50.、・・・、507は遅延素子、参照数字
51i及び51.はランダム中アクセス・メモリ、参照
数字521及び522は加算器、参照数字53はスケー
リング回路をそれぞれ示す。 ′第4図、第5図及び第6図は本発明の一実施例を示す
ブロック図である。これらの図において、第3図と同一
の参照数字は同一の機能を示す。但し参照数字141及
び14.はスイッチ、参照数字15はタイミング発生回
路、参照数字15’は制御信号発生回路をそれぞれ示す
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 2線/4線変換用ハイブリッド回路のインピーダンス不
整合によシ4線から2線への送出信号の4線受信側への
漏れ込み(エコー)を消去するためのエコーキャンセラ
ー装置において、N個(Nは2以上の整数)の7ダグテ
イプ・ディジタルフィルタと、該N個のアダプティブ・
ゲインタルフィルタの適応動作を順々に切換える手段と
を備え。 該N個のアダグチイブ・ディジタルフィルタのうち第1
のアダプティブ・ディジタルフィルタハ該エコーを消去
し、第1(i=2.・・・・・・、N)のアダプティブ
・ディジタルフィルタは第1.第2.・・・・・・第(
i−1)のアダプティブ・ディジタルフィルタにて除去
されなかった残シのエコーを消去するように構成し、該
切換手段にて、該N個の7ダグテイプ・ディジタルフィ
ルタの適応動作を番号の小さい方から順々に活性化する
ことにより、該N個のアダプティブ・ディジタルフィル
タの各々の出力をアナログ信号に変換するためのディジ
タル・アナログ変換器の所要ビット数を低減できるよう
にしたことを特徴とするエコーキャンセラー装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8618183A JPS59211338A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | エコ−キヤンセラ−装置 |
CA000430878A CA1186764A (en) | 1982-06-23 | 1983-06-21 | Echo canceler |
US06/506,306 US4605826A (en) | 1982-06-23 | 1983-06-21 | Echo canceler with cascaded filter structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8618183A JPS59211338A (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | エコ−キヤンセラ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59211338A true JPS59211338A (ja) | 1984-11-30 |
Family
ID=13879589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8618183A Pending JPS59211338A (ja) | 1982-06-23 | 1983-05-17 | エコ−キヤンセラ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59211338A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61263331A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-21 | ブリテイシユ・テレコミユニケーシヨンズ・パブリツク・リミテツド・カンパニ | 非線形フイルタの適応方法および非線形適応フイルタならびにエコーキヤンセラ |
JPS62291223A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-18 | Nec Corp | アダプテイブ・フイルタ適応化方法及び装置 |
US5007044A (en) * | 1988-07-20 | 1991-04-09 | Fujitsu Limited | Digital adaptive filter and method of convergence therein |
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1983
- 1983-05-17 JP JP8618183A patent/JPS59211338A/ja active Pending
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