JPS62291223A - アダプテイブ・フイルタ適応化方法及び装置 - Google Patents

アダプテイブ・フイルタ適応化方法及び装置

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JPS62291223A
JPS62291223A JP13531786A JP13531786A JPS62291223A JP S62291223 A JPS62291223 A JP S62291223A JP 13531786 A JP13531786 A JP 13531786A JP 13531786 A JP13531786 A JP 13531786A JP S62291223 A JPS62291223 A JP S62291223A
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echo
subtracter
filter
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JP13531786A
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Akihiko Sugiyama
昭彦 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は2級双方向ディジタル伝送を実現するためのエ
コー除去に際して、アダプティブ・フィルタを適応化さ
せる方法及び装置に関する。
(従来の技術) ペア線を用いて2線双方向デイジタル伝送を実現するた
めの公知の技術としてエコーキャンセラが知られている
(アイイーイーイー・トランザクションズ・オン・アー
クスティックス・スピーチ・アンド・シグナル・プロセ
ッシング(IEEE TRANSACTIONS 0N
ACOUSTIC8,5PEECH,AND 5IGN
AL PROCESS−ING)27巻6号、1979
年、768〜781ページ参照;以下、「文献1」)。
エコーキャンセラはエコーのインパルス応答の長さ分の
タップ係数を持つ適応(アダプティブ)・フィルタを用
いて送出データ系列に対応した擬似エコー(エコーレプ
リカ)を生成することにより、2線14線変換回路にて
送信回路から受信回路に漏れ込むエコーを抑圧するよう
に動作する。この時、アダプティブ・フィルタの各タッ
プ係数は、エコーと受信信号が混在した混在信号からエ
コーレプリカを差し引いた差信号と送信データとの相関
をとることにより逐次修正される。このようなアゲブチ
イブ・フィルタの係数修正すなわちエコーキャンセラの
収束アルゴリズムについては文献1に記載されており、
その代表的なものとしてストキャステック・イタレーシ
ョン・アルゴリズム(STOCHASTICITERA
TIONALGORITHM)とサイン・アルゴリズム
(SIGN ALGORITHM)が知られている。
エコーキャンセラによる2線双方向デイジタル伝送では
種々の伝送路符号の適用が考えられるが、ここではよく
知られているAMI(Alternate MarkI
nversion)符号を対象とする。AMI符号を用
いたエコーキャンセラにおいてハードウェアを削減する
ための構成が、昭和61年電子通信学会総合全国大会予
稿集、分冊9パート9.9−60ページ(文献2)に示
されている。
第3図は、文献2に示されたAMI符号を用いた場合の
エコーキャンセラの構成を示したものである。入力端子
1に送信すべき2値データが供給され、AMI符号器2
に入力される。AMI符号器2では、入力された2値デ
ータを用い、AMI符号の符号則に従って零レベルある
いは正または負のパルスを発生する。発生されたパルス
はハイブリッド(2線14¥A変換回路)3を介して伝
送路4に送出される。一方受信信号は、伝送路4及びハ
イブリッド3を介して低域通過フィルタ5に供給される
。低域通過フィルタ5にて不要な高域成分が除去された
のち、フィルタ出力は減算器6を介して復調値7に入力
される。復調値7は線路等化、タイミング抽出、識別な
どの機能を有しており、2値データとして復調された受
信信号が出力端子8に現われる。ここで、ハイブリッド
3におけるインピーダンスの不整合によりAMI符号器
の出力がエコーとして受信回路に漏れ込み低域通過フィ
ルタ5に入力される。このエコーは受信信号を復調する
際妨害を与え、問題となる。エコーの除去は、2個のア
ダプティブ・フィルタを用いて行なう。アダプティブ・
フィルタ13は正負パルスの対称成分に起因するエコー
を除去する役目を担っており、送信すべき2値データを
モジュロ2演算素子18と遅延素子19からなる差動変
換回路17で差動変換することによりAMI符号化を等
測的にダイコード化とみなし、フィルタを動作させる。
また、アダプティブ・フィルタ14は正負パルスの非対
称成分に起因するエコーを除去する役目を担っており、
前記差動変換されたデータの1ビット前の値と、現在の
値の否定値との論理積を入力として、動作する。該論理
積は、否定回路15と論理積回路16によって求められ
る。次に、第4図に示す各部の波形例を参照して第3図
の動作を説明する。
第4図(a)は、第1図の入力端子1に供給される2値
データを示す。横軸は時間軸であり、データ周期はT秒
とする。前記2値データを受けAMI符号に変換する第
3図のAMI符号器の出力波形を第4図(d)に示す。
第4図(a)と(d)を比較すれば明らかなように、入
力された2値データが°′0′′のときは零レベルを″
′1パのときは正のパルス又は負のパルスを交互に出力
している。次に第4図(b)は、第3図の差動変換回路
17の出力としてアダプティブ・フィルタ13に供給さ
れている差動変換データを示す。差動変換回路17では
前記2値データとT秒前の差動変換データとのモジュロ
2の演算をモジュロ2演算素子18で実行し、新しい差
動変換データを出力する。従って、モジュロ2演算素子
18の出力である差動変換データは、第4図(b)に示
すようになる。
ところで、伝送路符号として用いられるダイコードとは
2値データが11011の時は零レベルを、?+119
の時は2デ一タ周期にわたって、まず最初のデータ周期
には正のパルスを、次のデータ周期には負のパルスを出
力する。従って、11111が連続する場合には、正の
パルスと負のパルスが打ち消し合い、零レベルを出力す
ることになる。そこで、第4図(b)に示す差動変換デ
ータを入力とし、ダイコード化を行なったときの出力波
形を(e)に示す。第4図(e)においては波線で示し
た部分は、前記の“1″が連続する場合に相当し、正の
パルスと負のパルスが打ち消し合って零レベルとなるこ
とを示す。
第4図(d)及び(e)は全く同一の波形となることが
わかる。従って、2値データをAMI符号化した出力波
形と、該2値データを差動変換した差動変換データを入
力して、ダイコード化した出力波形とは、正のパルスと
負のパルスが完全に対称であるという条件の下で同一の
符号化であるとみなすことができる。しかしながら現実
の回路でば正のパルスと負のパルスが完全に対称となる
条件を満足するのは非常に困難であり、特に回路のLS
I化を考えると通常5%程度の非対称成分を許容せざる
を得ない。このとき、正負パルスの非対称成分に起因し
て残留エコーが増大し問題となるが、次のように解決す
ることができる。第4図の正負パルスが非対称なAMI
符号化出力波形(Oを、正負パルスが対称な成分を持つ
波形(e)と正負パルスの非対称成分を持つ波形(g)
に分割して考える。第4図では負のパルスが正のパルス
に比べて振幅が若干小さい例を示している。波形(e)
と(g)を加算すれ:f濾波形Oが得られることは明ら
かである。正負パルスが対称な成分を持つ波形(e)に
起因するエコーを除去するためのアダプティブ・フィル
タと正負パルスの非対称成分を持つ波形(g)に起因す
るエコーを除去するための別のアダプティブ・フィルタ
を用いてエコーを除去する。第3図におけるアダプティ
ブ・フィルタ13が前者の、アダプティブ・フィルタ1
4が後者の役目を分担している。アダプティブ・フィル
タ13にはモジュロ2演算素子18の出力である差動変
換データが供給されている。この差動変換データは第4
図(b)に示すように0″又は1”の2値データである
から、アダプティブ・フィルタ13はパルスの極性を区
別することなくフィルタ動作を行なう。またアダプティ
ブ・フィルタ14には論理積回路16の出力が供給され
ている。論理積回路16にはモジュロ2演算素子18の
出力である差動変換データが否定回路15を介して入力
されると共に該差動変換データがT秒だけ遅延を受けて
入力されており、両者の論理積が出力される。第4図(
c)は第3図の論理積回路16の出力データを示したも
ので、波形(g)に示す正負パルスの非対称成分の有無
に対称しており、非対称成分が存在するときには°゛1
″、存在しないときには°′0″となっている。従って
、アダプティブ・フィルタ14はパルスめ非対称成分に
起因するエコーを除去するように動作することになる。
アダプティブ・フィルタ13及び14の出力は加算S9
により加算されるから、例え正負パルスが非対称であっ
ても、加算器9の出力には正負振幅非対称パルスに応答
したエコーレプリカが得られることになる。
第3図の従来例及び第4図の各部の波形例では正のパル
スを基準にして正負パルスの対称成分及び非対称成分を
考えていたが、負のパルスのレベルを基準にすることも
可能である。このとき、第1図の論理積回路16にはモ
ジュロ2演算素子の出力と、否定回路15を経由した遅
延素子19の出力が供給される。また、波形(g)に対
応する(c)は、(b)が°0″がら°“1′′に変化
するビットを11119に、他を°′0″とする必要が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 減算器6の出力である残留エコーは、アダプティブ・フ
ィルタ13に対応する正負対称パルスに基づくエコーの
残留分と、アダプティブ・フィルタ14に対応する正負
非対称パルスに基づくエコーの残留分からなる。従来の
方法では減算器6の出力である残留エコーを用いてアダ
プティブ・フィルタ13とアダプティブ・フィルタ14
を同時に係数適応化していたので、各々のアダプティブ
・フィルタに対応する残留エコーを区別することができ
ず、互いに悪影響を及ぼして収束時間が長くなるという
欠点があった。
本発明の目的は、収束時間の短いアダプティブ・フィル
タ適応化方法及び装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、送信すべき2値データを差動変換して得られ
る差動変換データを用いて第一のアダプティブ・フィル
タで第一のエコー・レプリカを生成し、該差動変換デー
タと該差動変換データを1ビット遅延させた信号とを用
いて第二のアダプティブ・フィルタで第二のエコー・レ
プリカを生成し、前記第一と第二のエコー・レプリカを
加算した信号を用いて2線14線変換回路の4線側にて
送信回路より受信回路へ漏れ込むエコーを消去する際に
、最初に前記第一のアダプティブ・フィルタだけを適応
化し、残留エコーレベルが予め定められた値に到達した
ことを検出した後、前記第一と第二のアダプティブ・フ
ィルタを同時に適応化することを特徴とする。
また、2線74線変換回路の4線側にて送信回路より受
信回路へ漏れ込むエコーを消去する際に、送信すべき2
値データをAMI符号に変換するためのAMI符号器と
、該2値データを差動変換して差動変換データを得る手
段と、該差動変換データの現在の値と1ビット前の値を
入力とする論理演算手段と、前記差動変換データを受け
第1のエコーレプリカを発生するための第1のアダプテ
ィブ・フィルタと前記論理演算出力を受け第2のエコー
レプリカを発生するための第2のアダプティブ・フィル
タと、前記第1のエコーレプリカと前記第2のエコーレ
プリカの和を得るための加算器と、該加算器出力をエコ
ーと受信信号が混在した混在信号から差し引く減算器と
、前記加算器出力と前記減算器出力の相関をとる相関器
と、該相関器の出力と予め定められた閾値とを比較する
比較器と、該比較器の出力によって零または前記減算器
の出力を選択するセレクタとを少なくとも具備し、前記
第一のアダプティブ・フィルタは前記減算器の出力を用
いて、前記第二のアダプティブ・フィルタは前記セレク
タの出力を用いて係数適応化を行なうように溝底したこ
とを特徴とする。
さらに、本発明は2線/4線変換回路の4線側にて送信
回路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去する際に、送
信すべき2値データをAMHjf号に変換するためのA
MI符号器と、該2値データを差動変換して差動変換デ
ータを得る手段と、該差動変換データの現在の値と1ビ
ット前の値を入力とする論理演算手段と、前記差動変換
データを受け第1のエコーレプリカを発生するための第
1のアダプティブ・フィルタと、前記論理演算出力を受
け第2のエコーレプリカを発生するための第2のアダプ
ティブ・フィルタと、前記第1のエコーレプリカと前記
第2のエコーレプリカの和を得るための加算器と、該加
算器出力をエコーと受信信号が混在した混在信号から差
し引く減算器と、前記混在信号と前記減算器出力の相関
をとる相関器と、該相関器の出力と予め定められた閾値
とを比較する比較器と、該比較器の出力によって零また
は前記減算器の出力を選択するセレクタとを少なくとも
具備し、前記第一のアダプティブ・フィルタは前記減算
器の出力を用いて、前記第二のアダプティブ・フィルタ
は前記セレクタの出力を用いて係数適応化を行なうよう
に構成したことを特徴とする。
(作用) 本発明のアダプティブ・フィルタ適応化方法及び装置は
、残留エコーとエコーレプリカの相関又は残留エコーと
エコーの相関が係数の収束と共に小さくなることを用い
て第一のフィルタの収束を検出した後、第二のフィルタ
の適応化を開始することにより、互いに適応化を妨害す
ることがなく、収束時間を短縮することができる。
(実施例) 次に図面を参照して本発明について詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、第3図と同一の参照番号を付与された機
能ブロックは第3図と同一の機能を有するものとする。
第1図と第3図の相違点は、アダプティブ・フィルタ1
3の収束状態を検出して減算器6の出力と零のいずれか
をセレクタ12で切り替え、これを用いてアダプティブ
・フィルタ14の係数更新を制御する点にある。これに
伴って、減算器6の出力と加算器9の出力との相関を取
るための相関器10、相関器10の出力レベルを閾値と
比較した結果を用いてセレクタ12を制御する比較器1
1が付加されている。
本発明では、まず送出パルスの対称成分に対応するエコ
ー・レプリカを発生するためのアダプティブ・フィルタ
13の係数だけを収束させ、その後アダプティブ・フィ
ルタ14の係数を収束させる。アダプティブ・フィルタ
14の係数収束に際しては、アダプティブ・フィルタ1
3も引続いて適応化を行ない、2つのアダプティブ・フ
ィルタを組合わせたときに最適な係数に収束するように
する。次に、アダプティブ、フィルタ13の係数が収束
゛したことを検出する方法について説明する。
アダプティブ・フィルタ13の係数の収束は、相関器1
0の出力を予め定められた閾値と比較することにより検
出する。相関器10には、加算器9からエコー・レプリ
カが、減算器6から受信信号と残留エコーが供給されて
いる。係数収束過程においては十分にエコーが抑圧され
ていないので、減算器6から供給される信号のうち残留
エコーの占める割合は大きい。従って、エコー・レプリ
カである加算器9の出力と、減算器6の出力は大きな相
関を持つ。収束後はエコーが十分に抑圧され、残留エコ
ーが小となるので減算器6の出力はほとんど受信信号と
なり、加算器9の出力と減算r:f6の出力は相関を持
たない。
すなわち、相関器10の出力は最初大きく、後に減少し
て最小値に至る。従って、相関器10の出力を観測し、
予め定められた閾値より小になった時にアダプティブ・
フィルタ14の係数適応化を開始すれば良い。比較器1
1は、相関器10の出力と該閾値との比較を行ない、相
関510の出力が前記閾値より小さくなったときアダプ
ティブ・フィルタ14に減算器6の出力信号が、その他
の場合は零が供給されるようにセレクタ12を制御する
ための信号を生成する。なお、オペアンプを用いて、相
関器10はアナログ乗算器とアナログ積分器で、比較器
11はアナログ比較器で実現できる。
第2図は本発明の他の実施例を示し、第1図との違いは
、相関器10の一方の入力が加算器9の出力の代わりに
低域通過フィルタ5の出力になっている点である。受信
信号が存在しない半二重通信時には、低域通過フィルタ
5の出力はエコーに等しく、減算器6の出力は残留エコ
ーとなる。従って、係数収束過程には大きな相関を持ち
、収束後には無相関となる。ゆえに、第1図の実施例と
同様に、相関器10の出力を比較器11で予め定められ
た閾値と比較してセレクレタ12を制御することにより
、アダプティブ・フィルタ13の収束を検出することが
可能となり、収束時間を短縮することができる。
なお、本発明の実施例を示す第1図及び第2図ではアダ
プティブ・フィルタ13及び14、相関器10、比較器
11、セレクタ12はアナログ回路で構成されることを
想定しているが、もちろんこれらをディジタル回路で構
成することも可能である。このとき、加算器9をディジ
タル加算器に変換すると共に、加算器9と減算器6との
間にディジタル・アナログ変換器を付加し、さらに相関
器10の二つの入力とアダプティブ・フィルタ13の入
力とセレクタ12の入力がディジタル信号になるように
アナログ・ディジタル変換器を付加する必要がある。ま
た別の構成として、低域通過フィルタ5と減算器6との
間にアナログ・ディジタル変換器を付加してアダプティ
ブ・フィルタ13及び14、加算器9、減算器6及び復
調器7を含めて全てディジタル回路に置き換えることも
可能である。
(発明の効果) 以上詳細に述べたように、本発明によれば残留エコーと
エコー・レプリカの相関又は残留エコーとエコーの相関
が係数の収束と共に小さくなることを用いて第一のフィ
ルタの収束を検出した後、第二のフィルタの適応化を開
始するので、互いに適応化を妨害することがなく、収束
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は従来例
を示すブロック図、第4図は第3図の回路動作を説明す
るための各部の波形例を示す図である。 図において、1は入力端子、2はAMI符号器、3はハ
イブリッド、4は2線伝送路、5は低域通過フィルタ、
6は減算器、7は復調器、8は出力端子、9は加算器、
10は相関器、11は比較器、12はセレクタ、13及
び14はアダプティブ・フィルタ、15は否定回路、1
6は論理積回路、17は差動変換回路、18はモジュロ
2演算素子、19は遅延回路素子をそれぞれ示す。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、送信すべき2値データを差動変換して得られる
    差動変換データを用いて第一のアダプティブ・フィルタ
    で第一のエコー・レプリカを生成し、該差動変換データ
    と該差動変換データを1ビット遅延させた信号とを用い
    て第二のアダプティブ・フィルタで第二のエコー・レプ
    リカを生成し、前記第一と第二のエコー・レプリカを加
    算した信号を用いて2線/4線変換回路の4線側にて送
    信回路より受信回路へ漏れ込むエコーを消去する際に、
    最初に前記第一のアダプティブ・フィルタだけを適応化
    し、残留エコーレベルが予め定められた値に到達したこ
    とを検出した後、前記第一と第二のアダプティブ・フィ
    ルタを同時に適応化することを特徴とするアダプティブ
    ・フィルタ適応化方法。
  2. (2)、2線/4線変換回路の4線側にて送信回路より
    受信回路へ漏れ込むエコーを除去する際に、送信すべき
    2値データをAMI符号に変換するためのAMI符号器
    と、該2値データを差動変換して差動変換データを得る
    手段と、該差動変換データの現在の値と1ビット前の値
    を入力とする論理演算手段と、前記差動変換データを受
    け第1のエコーレプリカを発生するための第1のアダプ
    ティブ・フィルタと前記論理演算出力を受け第2のエコ
    ーレプリカを発生するための第2のアダプティブ・フィ
    ルタと、前記第1のエコーレプリカと前記第2のエコー
    レプリカの和を得るための加算器と、該加算器出力をエ
    コーと受信信号が混在した混在信号から差し引く減算器
    と、前記加算器出力と前記減算器出力の相関をとる相関
    器と、該相関器の出力と予め定められた閾値とを比較す
    る比較器と、該比較器の出力によって零または前記減算
    器の出力を選択するセレクタとを少なくとも具備し、前
    記第一のアダプティブ・フィルタは前記減算器の出力を
    用いて、前記第二のアダプティブ・フィルタは前記セレ
    クタの出力を用いて係数適応化を行なうように構成した
    ことを特徴とするアダプティブ・フィルタ適応化装置。
  3. (3)、2線/4線変換回路の4線側にて送信回路より
    受信回路へ溺れ込むエコーを除去値データを差動変換し
    て差動変換データを得る手段と、該差動変換データの現
    在の値と1ビット前の値を入力とする論理演算手段と、
    前記差動変換データを受け第1のエコーレプリカを発生
    するための第1のアダプティブ・フィルタと、前記論理
    演算出力を受け第2のエコーレプリカを発生するための
    第2のアダプティブ・フィルタと、前記第1のエコーレ
    プリカと前記第2のエコーレプリカの和を得るための加
    算器と、該加算器出力をエコーと受信信号が混在した混
    在信号から差し引く減算器と、前記混在信号と前記減算
    器出力の相関をとる相関器と、該相関器の出力と予め定
    められた閾値とを比較する比較器と、該比較器の出力に
    よって零または前記減算器の出力を選択するセレクタと
    を少なくとも具備し、前記第一のアダプティブ・フィル
    タは前記減算器の出力を用いて、前記第二のアダプティ
    ブ・フィルタは前記セレクタの出力を用いて係数適応化
    を行なうように構成したことを特徴とするアダプティブ
    ・フィルタ適応化装置。
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