JPS62271528A - 加入者線伝送装置 - Google Patents

加入者線伝送装置

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JPS62271528A
JPS62271528A JP11362986A JP11362986A JPS62271528A JP S62271528 A JPS62271528 A JP S62271528A JP 11362986 A JP11362986 A JP 11362986A JP 11362986 A JP11362986 A JP 11362986A JP S62271528 A JPS62271528 A JP S62271528A
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JP
Japan
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echo
signal
transmission
wire
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP11362986A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ono
茂 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62271528A publication Critical patent/JPS62271528A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、ハイブリッド回路を用いた加入者線伝送方式
において、ハイブリッドの不完全性による四線送信側か
ら四線受信側へのエコーの消去と線路特性による受信信
号の波形歪の等化を行い、相手側からの信号を正しく受
信できるようにし、誤りない双方向伝送を可能とする加
入者線伝送装置に関するものである。
(従来の技術) 二線加入者線を用いて双方向全二重通信を行う場合、使
′用する周波数帯域を広くしないために、ハイブリッド
回路を用いることが多い。この典型的な例が現在のアナ
ログ電話であり、ディジタル加入者線伝送方式において
も、このようなハイブリッド回路を用いた方式が広く検
討され、実用化されつつある。ディジタル加入者線伝送
方式においては、伝送速度が一般に速いため、伝送線路
の損失特性による受信信号波形の歪が大きくなる。
また、ハイブリッド回路を多様な加入者線路に対し完全
に動作するように作ることは実際には不可能なため、ハ
イブリッド回路と加入者線路のインピーダンスの不整合
による四線送信側から四線受信側へのエコーを生じる。
これらの歪やエコーは、相手側からの信号を正しく受信
するだめの障害となるため、加入者線伝送装置において
は、線路特性による受信信号の波形歪の等化と四線送信
側から四線受信側へのエコーの消去とを行う必要がある
従来のこの種の加入者線伝送装置については、「電子通
信学会技術研究報告C380−109(1980)Jl
に記載されている。
第2図は、従来の加入者線伝送装置の構成図である。上
記文献では、細かい構成要素に分けて表現されているが
、本質的に第2図と同じである。
第2図の加入者線伝送装置は、送信端子1、受信端子2
および二線側端子3を有し、ノ・イブリッド回路4、等
化量5およびエコーキャンセラ6から構成されている。
ノ・イブリッド回路4は四線側と二線側との変換を行う
回路であり、理想的には、ハイブリッド回路4の四線送
信側からの信号が二線側へ流れ、また、二線側からの信
号が四線受信側へ流れるように作用する。また、等化量
5は線路特性による受信信号の波形歪の等化を行うため
回路であり、エコーキャンセラ6はノ\イブリッド回路
4の四線送信側から四線受信側へのエコーの消去を行う
だめの回路である。
さて、エコーキャンセラ6は、ノーイブリッド回路4の
四線送信側から四線受信側へのエコーが時間領域で長く
尾を引く高域遮断的な特性であり、このエコーと同じ信
号を近似生成するエコーフィルタの次数が大きくなり易
いため、第2図に示すように、ディゾタル回路を用いて
構成されることが多い。第2図において、エコーキャン
セラ6ば、アナログ信号(ジタル変換器7(以下、0変
換器といつ)、エコーフィルタ8、ディジタル/アナロ
グ変換器9(以下、D/A変換器という)および減算回
路10から構成される。A/II)変換器7は送信信号
をディジタル化するための回路であり、ディジタル加入
者線伝送方式においては、送信信号がディジタル信号で
あるため、はとんどサンシリング回路のみとなる。エコ
ーフィルタ8は四線送信側から四線受信側へのエコーと
同じ信号を近似生成するための回路であり、通常、トラ
ンスパーサル型フィルタに代表されるFIR型フィルタ
として構成される。D/A変換器9はディジタル信号を
アナログ信号に変換する、あるいは、ディジタル信号を
構成する・母ルスを平滑化するための回路である。また
、減算回路10は信号の減算を行う回路であり、D/A
変換器9の出力である近似エコーを四線受信側の信号か
ら減算することで、エコー成分を消去するように作用す
る。
第2図において、送信端子1から入力された送信信号は
、ノ・イブリッド回路4の四線送信側から入力され、二
線側から二線側端子3へ出力されて、伝送路へ送り出さ
れる。このとき、この送信信号は、エコーキャンセラ6
内のめ変換器7へも入力される。φ変換器7では、送信
信号をディジタル化し、これをエコーフィルタ8へ与え
る。エコーフィルタ8では、エコー径路の特性を近似形
成することでエコーと同じ信号を近似生成し、これをD
/A変換器9に与える。D/A変換器9では、ディジタ
ル信号である近似エコーをアナログ信号に変換し、これ
を減算回路1θの減算側入力に与える。とのとき、減算
回路10の被減算側入力へは、伝送路から二線側端子3
を介しノ・イブリッド回路4の二線側へ入力され、四線
受信側へ出力された受信信号が入力されている。この受
信信号には、四線送信側から四線受信側へのエコー成分
が含まれている。減算回路10では、この受信信号から
前記のアナログ信号に変換された近似エコーを減算する
ことで、エコーを消去し、エコーの含まれない受信信号
を出力する。この信号が等化量5へ入力され、伝送路の
特性による波形歪の等化が行われて、相手側の送信信号
と同じ正しい受信情報信号が受信端子2へ出力される。
(発明が解決しようとする問題点) 第2図で示す従来の加入者線伝送装置においては、受信
データを判定するだめの識別クロックを等化量5の出力
信号から抽出するため、減算回路10の出力においては
、全ての時間区間でエコーが許容残差量より小さくなっ
ている必要があった。
これは、データ識別時点がどこにくるか、エコーキャン
セラ6においては、わからないためである。
このため、0変換器2のサンプリング速度は、エコー周
波数帯域の逆数の2倍以上とする必要がある。現実には
、第2図には示してないが、四線受信側のエコーキャン
セラ6の前に帯域制限フィルタを挿入することが普通な
ため、このフィルタで十分減衰できたとみなされる周波
数帯域の逆数の2倍以上にする必要がある。通常、これ
は、送信シンボル速度の4倍程度となる。このため、従
来の加入者線伝送装置では、エコーフィルタ8の次数が
極めて大きくなり、エコーキャンセラ6の回路規模が極
めて大きくなるという問題点があったO 本発明は、この問題点を解決し、回路規模の小さい加入
者線伝送装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、ハイブリッド回
路を用いた加入者線伝送装置において、この・・イブリ
ッド回路の四線受信側に等化量を設け、との等化量の後
ろにエコーキャンセラを設け、さらに、とのエコーキャ
ンセラは、送信情報からエコー成分を生成し、前記の等
化量の出力信号からこのエコー成分を減ずるように構成
したものである。
(作用) 本発明によれば、以上のように加入者線伝送装置を構成
し、エコーキャンセラの出力信号あるいは等化量の出力
信号から受信データを判定するだめの識別クロックを抽
出するため、エコーキャンセラにおいてデータ識別時点
がわかる。このため、エコーキャンセラでは、データ識
別時点のエコーを許容残差量以下に抑えれば十分であり
、エコーキャンセラ内A/D変換器のサンプリング速度
は送信シンボル速度で十分となる。このため、エコーキ
ャンセラ内のエコーフィルタの次数が小さくてすみ、回
路規模の小型化が図れる。したがって、前記問題点を解
決できるのである。
(実施例〕 第1図は、本発明の実施例を示す加入者線伝送装置の構
成図である。従来の構成を示す第2図と同じ要素で構成
されておシ、第2図中の要素と同一の要素には同一の符
号が付されている。
この加入者線伝送装置が従来のものと異なる点は、等化
量5とエコーキャンセラ6の位置関係が逆になっている
点である。
第1図の加入者線伝送装置では、エコーキャンセラ6は
、四線受信側のエコーそのものではなく、このエコーが
等化量5の特性を通過したときの信号を打ち消すように
作用する。すなわち、エコーフィルタ8は、四線送信側
から四線受信側へのエコー径路と等化量5の総合特性を
近似する。その他の要素の作用は、第2図におけるもの
と同じである。
次に、第1図の本発明の加入者線伝送装置の動作につい
て説明する。
送信端子1から入力された送信信号は、ハイブリッド回
路4の四線送信側から入力され、二線側から二線側端子
3へ出力されて、伝送路へ送り出される。このとき、こ
の送信信号は、エコーキャンセラ6内のA/D変換器7
へも入力される。A/D変換器7では、送信信号をディ
ノタル化し、これをエコーフィルタ8へ与える。エコー
フィルタ8では、四線送信側から四線受信側へのエコー
径路と等化量5の総合特性を近似形成することで、等化
量5の出力に含まれるエコー成分と同じ信号を近似生成
し、これをD/A変換器9に与える。D/A変換器9で
は、ディジタル信号である近似エコー成分をアナログ信
号に変換し、これを減算回路1θの減算側入力に与える
。一方、伝送路から到来する相手側からの信号は、二線
側端子3を介しハイブリッド回路4の二線側へ入力され
、四線受信側へ受信信号として出力される。この受信信
号には、四線送信側から四線受信側へのエコー成分が含
まれている。この受信信号は、等化量5へ入力され、伝
送路の特性による波形歪の等化が行われて、エコーキャ
ンセラ6内の減算回路10の被減算側入力に与えられる
。減算回路10では、等化器の受信信号から前記のアナ
ログ信号に変換された近似エコー成分を減算することで
、エコー成分を消去し、波形歪の等化とエコー成分の消
去の行われた相手側の送信信号と同じ正しい受信情報信
号が受信端子2へ出力される。
本発明の加入者線伝送装置においては、受信データを判
定するだめの識別クロックを、減算回路10の出力信号
であるエコーキャンセラ6の出力信号あるいは等化量5
の出力信号から抽出するため、エコーキャンセラ6にお
いては、データ識別時点を知ることが可能である。この
ため、エコーキャンセラ6は、データ識別時点のエコー
成分のみに注目して、これを抑えるように、エコーフィ
ルタ8の特性を設定することができる。すなわち、エコ
ーキャンセラ6は、データ識別時点のエコー成分のみを
消去すればよく、他の時間のエコーについては、タイミ
ング・ジッタを考えなければ、特に消去する必要はkい
。したがって、め変換器7のサンプリング速度は、送信
シンがル速度で十分となる。従来は送信シンがル速度の
4倍程度でサンプリングを行っていたため、本発明の構
成によれば従来の約1/4の速度ですみ、エコーフィル
タ8の次数も約1/4となり、したがって、エコーフィ
ルタ80回路規模も約1/4に小型化できる。
D/A変換器9は、以上の説明かられかるように、これ
を省略して、ディジタル信号を構成するパルスで減算し
ても、大きな影響はない。すなわち、データ識別時点の
みをみれば、なんら変シがない。
このD/p、変換器9は、データ識別時点の回りのエコ
ーをもある程度抑えることで、タイミング・ジッタに対
する特性の劣化を緩和するために用いられる。すなわち
、波形平滑化の作用を行う。
第3図は、送信データを伝送路用信号に変換するドライ
バ11を用いたときの加入者線伝送装置の構成図である
。第1図中の要素と同一の要素には同一の符号が付され
ている。第1図と異なる点は、このドライバ1ノのみで
ある。第1図では、このドライバ11の出力信号が、送
信信号として送信端子1へ入力されているとみることも
できる。
第3図における送信端子1への入力信号はディジタル信
号であるから、の変換器7は、単なるサンプリング回路
ですむか、あるいは、この送信信号をディジタル信号と
して扱えるようであれば不要となる。したがって、第1
図よりも、さらに回路規模を小さくできる。なお、Aカ
変換器7が不要となる場合、サンプリング動作も不要と
なるが、この場合、エコーフィルタ8のディジタル信号
処理のためのクロクク速度が、サンプリング速度に対応
する。これは、送信シンボル速度で十分となる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、エコーキ
ャンセラ内め変換器のサンプリング速度は送信シンボル
速度で十分となシ、このため、エコーフィルタの次゛数
が小さくてすみ、回路規模の小型化が図れるという効果
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す加入者線伝送装置の構成
図、第2図は従来の加入者線伝送装置の構成図、第3図
は本発明の第2の実施例を示す加入者線伝送装置の構成
図である。 1・・・送信端子、2・・・受信端子、3・・・二線側
端子、4・・・ハイブリッド回路、5・・・等化量、6
・・・エコーキャンセラ、7・・・アナログ/ディジタ
ル変換器、8・・・エコーフィルタ、9・・・ディジタ
ル/アナログ変換器、10・・・減算回路、1ノ・・・
ドライバ。 にL界;イ畠」I茜ち) 従来a’<fr詑積八へ 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハイブリッド回路を用いた加入者線伝送装置において、 このハイブリッド回路の四線受信側に等化器を設け、 この等化器の後ろにエコーキャンセラを設け、このエコ
    ーキャンセラは、送信情報からエコー成分を生成し、前
    記の等化器の出力信号からこのエコー成分を減ずるよう
    に構成した、 ことを特徴とする加入者線伝送装置。
JP11362986A 1986-05-20 1986-05-20 加入者線伝送装置 Pending JPS62271528A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11362986A JPS62271528A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 加入者線伝送装置

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JP11362986A JPS62271528A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 加入者線伝送装置

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JPS62271528A true JPS62271528A (ja) 1987-11-25

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ID=14617069

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JP11362986A Pending JPS62271528A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 加入者線伝送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193255A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Toshiba Corp エコーキャンセル回路
US8526339B2 (en) 2010-03-15 2013-09-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Echo cancellation circuit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842665A (ja) * 1981-09-09 1983-03-12 Toyo Ink Mfg Co Ltd 缶用塗料

Patent Citations (1)

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