JPS6323427A - デイジタル加入者線伝送装置 - Google Patents

デイジタル加入者線伝送装置

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Publication number
JPS6323427A
JPS6323427A JP16567086A JP16567086A JPS6323427A JP S6323427 A JPS6323427 A JP S6323427A JP 16567086 A JP16567086 A JP 16567086A JP 16567086 A JP16567086 A JP 16567086A JP S6323427 A JPS6323427 A JP S6323427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
echo
circuit
impedance
signal
subtraction
Prior art date
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Pending
Application number
JP16567086A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ono
茂 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP16567086A priority Critical patent/JPS6323427A/ja
Publication of JPS6323427A publication Critical patent/JPS6323427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、・・イブリッド回路を用いて2線/4線変換
を行う2線モ おいて、誤りない双方向伝送を行うために必要なディジ
タル加入者線伝送装置に関する。
(従来の技術) 第2図は、従来のこの種のディジタル加入者線伝送装置
の構成例を示す図である。このディジタル加入者線伝送
装置は、送信端子1、受信端子2および二線側端子7を
有し、ハイブリッド回路6、等比容3、エコーフィルタ
4および減算回路5から構成されている。ハイブリッド
回路6は四線側と二線側との変換を行う回路であり、理
想的には、ハイブリッド回路6の四線送信側からの信号
が二線側へ流れ、また、二線側からの信号が四線受信側
へ流れるように作用する。また、等比容3は線路特性に
よる受信信号の波形歪の等化を行うための回路でちる。
エコーフィルタ4と減算回路5でエコーキャンセラを構
成し、ハイブリッド回路6が不完全なことによる四線送
信側から四線受信側へのエコーの消去を行う。
第2図において、ハイブリッド回路6は、バッファ8、
終端インピーダンス10、トランス12、減算回路I3
および2つのインピーダンス14゜15から構成されて
いる。トランス12は平衡/不平衡変換ならびに直流給
電のための信号と直流成分の分離を行うものである。3
つのインビーダンス10,14.15が、伝送路のイン
ピーダンスに対して適当な関係にあれば、ハイブリッド
回路6は理想的に作用するが、実際には、このような関
係を完全に作ることは難しいため、四線送信側から四線
受信側へのエコーが発生する。このため、このエコーを
打ち消すエコーキャンセラが必要になる。
第2図において、送信端子lから入力された送信信号は
、ハイブリッド回路6の四線送信側から入力され、バッ
ファ8、終端インピーダンス10を介して、トランス1
2により不平衡/平衡変換が行われ、二線側端子7へ出
力されて、伝送路へ送り出される。このとき、終端イン
ピーダンス10の出力に位置する端子11の信号を被減
算入力とし、バッファ8の出力の信号をインピーダンス
14と15で分圧した信号を減算入力として、減算回路
13により減算が行われる。この減算回路13のこのと
きの出力信号が、ハイブリッド回路6の不完全性による
エコーとなる。終端インピーダンス10の値をz 、2
つのインピーダンス14.15の値を各々z14.z1
5、伝送路のインピーダンスをZ、として、 ztz14=z10z15(1) のとき、減算回路13の出力信号は零、すなわち、エコ
ーが生じなくなる。しかし、Z、は周波数特性を持つ複
素インピーダンスでちるため、この式を満足することは
難しく、このためエコーを生じ、これが、ハイブリッド
回路6の出力としてエコーキャンセラを構成する減算回
路5の被減算入力へ与えられる。エコーキャンセラは、
このエコーを打ち消すため、送信信号を入力とするエコ
ーフィルタ4でエコー成分を近似生成し、これを減算回
路5の減算入力に与えて、減算回路5でエコーの打ち消
しを行う。
さて、以上は送信信号にのみ注目していたが、このとき
、相手側からの受信信号も存在する。二線側端子7を介
して到来した受信信号は、トランス12により平衡/不
平衡変換が行われ、終端インピーダンス10により終端
されて、信号値が減算回路13,5と伝播する。すなわ
ち、減算回路13の被減算入力は、実際には、前記のエ
コー成分と受信信号成分の合成となる。そして、エコー
成分に対しては、上述のようにして、減算回路5におい
ては、はとんど存在しない。受信信号成分は、この間、
全く打ち消されることはないため、減算回路5の出力に
そのまま現われる。そして、等比容3において、伝送路
による歪の等化が行われ、等化が完全でちれば、相手側
の送信信号と同じ信号が、−受信端子2へ送り出される
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第2図で示す従来のディジタル加入者線
伝送装置においては、ハイブリッド回路6の不完全性に
よるエコーが長時問屋を引く形で残り、これを打ち消す
ためにエコー成分を近似するエコーフィルタ4の次数が
大きくなり、回路規模が大きくなるという問題点があっ
た。
本発明は、この問題点を解決し、回路規模の小さいディ
ジタル加入者線伝送装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、ハイブリッド回
路を用いて2線/4線変換を行う2線デイジタル加入者
線伝送方式に用いるディジタル加入者線伝送装置におい
て、このハイブリッド回路内の伝送路を終端するインピ
ーダンスを変化できる構成とし、伝送路の状況に応じて
このインピーダンスを変化するようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、以上のようにディジタル加入者線伝送
装置を構成したため、伝送路の状況に最適な終端インピ
ーダンスを選択することにより、エコー持続時間を比較
的短く抑えることが可能であり、エコーフィルタの次数
を少なくでき、回路規模の小型化が図れる。したがって
、前記問題点を解決できるのである。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例を示すディジタル加入者線伝
送装置の構成図でちる。第2図中の要素と同一の要素に
は同一の符号が付されている。
このディジタル加入者線伝送装置が従来のものと異なる
点は、セレクタ9を用いて終端インピーダンス10−1
.10−2.・・・、10−Hの何れか1つを選択する
ようにして、終端インピーダンスを変化できるようにし
た点である。その他の各要素の作用は、第2図における
各要素の作用と同じである。
次に、第1図の本発明の加入者線伝送装置の動作につい
て説明する。
送信端子1から入力された送信信号は、ハイブリッド回
路6の四線送信側から入力され、バッファ8、セレクタ
9、終端インピーダンス10−1゜10−2.・・・、
10−Hの何れかを介して、トランス12により不平衡
/平衡変換が行われ、二線側端子7へ出力されて、伝送
路へ送り出される。
終端インピーダンスをどれにするかは、セレクタ9によ
り選択される。このとき、終端インピーダンスの出力に
位置する端子11の信号を被減算入力とし、バッファ8
の出力の信号をインピーダンス14と15で分圧した信
号を減算入力として、減算回路13によシ減算が行われ
る。この減算回路13のこのときの出力信号が、ハイブ
リッド回路6の不完全性によるエコーとなる。終端イン
ピーダンスの値をZ  、2つのインピーダンス14゜
15の値を各々2 .2  、伝送路のインビーダンス
を2.として、式(1)を満たすとき、減算回路13の
出力信号は零、すなわち、エコーが生じなくなる。した
がって、式(1)を最も良く満たすような終端インピー
ダンスが、セレクタ9により選択される。すなわち、最
もエフ−を小さくする終端インピーダンスが、セレクタ
9で選択される。エコーは、ハイブリッド回路6の出力
としてエコーキャンセラを構成する減算回路5の被減算
入力へ与えられる。エコーキャンセラは、このエコーを
打ち消すため、送信信号を入力とするエコーフィルタ4
でエコー成分を近似生成し、減算回路5の減算入力に与
え、減算回路5でエコーの打ち消しを行う。
さて、以上は送信信号にのみ注目し又いたが、このとき
、相手側からの受信信号も存在する。二線側端子7を介
して到来した受信信号は、トランス12により平衡/不
平衡変換が行われ、終端インピーダンス10−1.10
−2.・・・、1(7−Nの何れかにより終端されて、
信号値が減算回路13、減算回路5と伝播する。すなわ
ち、実際には、減算回路13の被減算入力は、前記のエ
コー成分と受信信号成分の合成となる。そして、エコー
成分に対しては、上述のようにして、減算回路5におい
ては、はとんど存在しない。受信信号成分は、この間、
全く打ち消されることはないため、減算回路5の出力に
そのまま現われる。そして、等比容3において、伝送路
による歪の等化が行われ、等化が完全であれば、相手側
の送信信号と同じ信号が、受信端子2へ送り出される。
以上は、終端インビーダンスを適当に選択することによ
り、エコーが小さくなることを、定性的に説明したが、
ここで、もう少し定量的に説明する。
第3図は、一般に電話加入者線に用いられる加入者ケー
ブルの特性インピーダンスをグラフで表しだものである
。周波数特性を有する。線径が決ると特性インビーダン
スはほぼ決り、紙絶縁ケーブルかCCPケーブルかとい
った種類にはほとんど依存しない。しかし、線径により
、大きく特性インピーダンスが変化する。このため、従
来のように代表的な終端インピーダンスで全ての線種に
対して適用させようとすると、特にずれの大きい線種で
、大きなエコーを生じた。これが、エコーフィルタの次
数を太きくし、回路規模を大きくする原因であった。
さて、通常、加入者線路として使われるケーブルは、第
3図に示す線径0.4 、0.5 、0.65,0.9
ならびに0.32の5種類である。したがって、終端イ
ンピーダンスのために予め用意しておくインピーダンス
は、5種類でよいことになる。このため、セレクタ9を
考えても、大きな回路規模の増加にはならない。そして
、終端インピーダンスが第3図に示す特性を良く近似す
ることで、式(1)の満たされ方が極めて向上するため
、エコーが従来より極めて小さくできる。さらに、終端
インビ−ダンスを特性インピーダンスに良く近似するこ
とは、波形伝送の意味でも望ましいため、伝送路【よる
波形歪も従来より小さくなると予想され、等比容3の回
路規模も従来より小さくできる可能性がある。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、終端イン
ピーダンスを伝送路のインピーダンスと良く整合できる
ため、エコーフィルタの次数が小さくてすみ、回路規模
の小型化が図れるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すディジタル加入者線伝送
装置の構成図、第2図は従来のディジタル加入者線伝送
装置の構成図、第3図は加入者ケーブルの特性インピー
ダンスを示す図である。 1・・・送信端子、2・・・受信端子、3・・・等比容
、4・・・エコーフィルタ、5・・・減算回路、6・・
・ハイブリッド回路、7・・・二線側端子、8・・・バ
ッファ、9・・・セレクタ、10.10−1.10.−
2.・・・、10−N・・・終端インピーダンス、11
・・・端子、12・・・トランス、13・・・減算回路
、14.15・・・インピーダンス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハイブリッド回路を用いて2線/4線変換を行う2線デ
    ィジタル加入者線伝送方式に用いるディジタル加入者線
    伝送装置において、 このハイブリッド回路内の伝送路を終端するインピーダ
    ンスを変化できる構成とし、 伝送路の状況に応じてこのインピーダンスを変化するこ
    とを特徴とするディジタル加入者線伝送装置。
JP16567086A 1986-07-16 1986-07-16 デイジタル加入者線伝送装置 Pending JPS6323427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16567086A JPS6323427A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 デイジタル加入者線伝送装置

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JP16567086A JPS6323427A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 デイジタル加入者線伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6323427A true JPS6323427A (ja) 1988-01-30

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ID=15816792

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JP16567086A Pending JPS6323427A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 デイジタル加入者線伝送装置

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JP (1) JPS6323427A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136253A (en) * 1978-04-14 1979-10-23 Nec Corp Adaptive type electronic hybrid circuit
JPS61144137A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 Seikosha:Kk ハイブリツド回路の調整方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136253A (en) * 1978-04-14 1979-10-23 Nec Corp Adaptive type electronic hybrid circuit
JPS61144137A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 Seikosha:Kk ハイブリツド回路の調整方法および装置

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