JPS61228731A - エコ−除去装置 - Google Patents

エコ−除去装置

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JPS61228731A
JPS61228731A JP6933985A JP6933985A JPS61228731A JP S61228731 A JPS61228731 A JP S61228731A JP 6933985 A JP6933985 A JP 6933985A JP 6933985 A JP6933985 A JP 6933985A JP S61228731 A JPS61228731 A JP S61228731A
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polarity
echo
signal
value
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Application number
JP6933985A
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Inventor
Akira Kanemasa
金政 晃
Akihiko Sugiyama
昭彦 杉山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/238Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2線双方向デイジタル伝送を実現するための
エコー除去装置に関する。
(従来技術の問題点) ペア線を用いて2線双方向デイジタル伝送を実現するた
めの公知の技術としてエコーキャンセラが知られている
(アイイーイーイー・トランザクションズ・オン・アク
ーステイクスφスピーチ・アンド・シグナル・グロセツ
シング(IEEETRANSACTIONS ON A
COUSTIC8゜5PEECH、ANDシ、JGNA
L PROCESSING)ν1、ゲー2− 27巻6号、 1979年、768〜781ページ)。
エコーキャンセラは、エコーのインパルス応答の長さ分
のタップ係数を持つ適応型(アダプティブ)フィルタを
用いて送出データ系列に対応した擬似エコー(エコーレ
プリカ)を生成することにより、2線/4線変換回路に
て送信回路から受信回路に漏れ込むエコーを抑圧するよ
うに動作する。この時、適応フィルタの各タップ係数は
、エコーと受信信号が混在した混在信号からエコーレプ
リカを差引いた差信号と送信データとの相関をとること
により遂次修正される。このような適応フィルタの係数
修正即ち、エコーキャンセラの収束アルゴリズムについ
ては前記参考文献に記載されておシ、その代表的なもの
として、ストキャーステック・知られている。
2flJ双方向デイジタル伝送を実現するには、LSI
化が必要であシ、最近著しい技術進歩をとげているディ
ジ゛^ル・デバイス技術を適用できる、ンj    −
3= 方式が望ましい。この時、前述の適応型フィルタとして
ディジタルフィルタを用いて構成しようとすると、アナ
ログ/ディジタル(A/D)コンバータ及びディジタル
/アナログl/A)コンバータが必要となる。このうち
D/Aコンバータの所要ビット数はシステムの要求条件
から定まり、例えば公衆通信網の加入者線への応用では
、12ビット程度必要とされる。一方、A/Dコンバー
タの所要ビット数は、システム条件のみならず、前述の
エコーキャンセラの収束アルゴリズムにも依存する。例
えば、公衆通信網の加入者線に応用する場合、ストキャ
ーステック・イタレーション・アルゴリズムを採用する
と8ビット程度必要であるのに対し、サイン・アルゴリ
ズムでは1ビツトですむという特徴がある。ところが、
サイン・アルゴリズムでは、前述の差信号の極性により
、適応フィルタのタップ係数の修正を行なうため、差信
号中に含まれている残留エコーの極性と差信号の極性と
が一致しなくなると、適応動作が不可能になるという4
q−6,生じる。例えば、伝送路符号゛−4= としてバイフェーズ符号のような2値打号を使用した場
合、受信信号の存在により、残留エコー(エコーとエコ
ーレプリカとの差)レベルが受信信号レベルと同等程度
になると前述の問題が発生する。そこで、この問題を解
決するための従来技術について次に述べる。
第5図は、サイン・アルゴリズムを採用した場合のエコ
ーキャンセラの従来例を示したものである。ここで第5
図の回路は、2線伝送路4を介して対向で接続されてい
るものとする。加入者ケーブルを対象とすれば、一方は
局側に、他方は加入者側に設置される。とこでは説明を
簡単にするために、ベースバンド伝送を仮定し、第5図
を加入者側回路として説明する。
第5図において、入力端子1には2値データ系列が供給
され送信部2及びアダプティブ・ディジタルフィルタ8
に入力される。送信部2にて、2値データ系列は伝送路
符号に変換された後、ハイブリッド・トランス(HYB
)3を介して2線伝送路4に送出される。一方、送信部
2にて発生された送信信号の一部はエコー成分としてノ
・イブリッド・トランス3の出力に現われローパス・フ
ィルタ(LPF)5に供給される。また、第5図の回路
に対向した相手側(今の説明では局側となる)から送出
された受信信号は、2線伝送路4及びノーイブリッド・
トランス3を介してローパス・フィルタ5に供給される
。従って、ローパス・フィルタ5の出力は、受信信号と
エコーが混在した混在信号となる。なおローパス・フィ
ルタ5の役割は、所望の信号帯域以外の周波数成分を抑
圧することである。ローパス・フィルタ5の出力は減算
器10に供給される。ここで、アダプティブ・ディジタ
ルフィルタ8、D/Aコンバータ(DAC)9、減算器
10、加算器11、極性判定回路12及び乗算器13か
ら成る閉ループ回路は、ローパス・フィルタ5の出力で
ある混在信号中のエコーを除去するように動作する。こ
れは、アダプティブ゛・ディジタルフィルタ8がエコー
レプリカを生成することにより実現される。そこでアダ
プティブ・ディジタルフィルタ8について詳細に説明す
る。
第6図は、第5図のアダプティブ・ディジタルフィルタ
8の詳細ブロックを示したものである。
第6図における入力信号105及び106はそれぞれ第
5図の入力端子1から供給された2値データ系列(+1
または−1の値をとる)及び乗算器13の出力に対応し
ている。また、第6図における出力信号107は、第5
図のアダプティブ・ディジタルフィルタ8の出力信号に
対応している。
2値データ系列105は遅延素子100.、乗算器10
1゜、 1011 、・・・、l0IR−1及び係数発
生器A、。
Al 、・・・# AR−sに供給される。T秒の遅延
を与える遅延素子1001110011 ・# 100
    は、タト1 この順に接続されてお如、各々フリップ・フロップで実
現することができる。ここでN及びRは正整数であシ、
RはNの約数とする。また2値データ系列105のデー
タレートは1/Tビット/秒である。遅延素子1001
(1=1.2.・・・、N/R−1)の出力はそれぞれ
、乗算器1017.101汁1.・・・。
1013、−1及び係数発生器Aj、Al+1−・・・
I A j+R−1に供給される。但し、j=1xRで
ある。乗算器101i、101に+l、・= * 10
1 k4p4−R(k=O+ 1 + ・・・。
R−1)では、それぞれ係数発生器Ak ” k+Re
・・・。
Ak+N−Rの出力である各係数と入力データが掛けら
れた後、各乗算結果は、すべて加算器102に4:入力
され加算される。R個の加算器102・# 1021 
+・・・、102R−、の出力はスイッチ1030入力
接点となる。スイッチ103はT秒を同期とする多接点
スイッチであシ、R個の加算器102゜、102□:+
++。
102R−、の出力をこの順にT/R秒毎に選択して出
力し、出力信号107となる。出力信号107はエコー
レプリカであ#、T/R秒毎にエコーレプリカが発生さ
れる。Rは補間定数(インターボレーシロン・ファクタ
)と呼ばれ、所要の信号帯域内でエコーを除去するため
に通常Rは2以上の整数となる。一方、スイッチ103
と同期して動作するスイッチ104は、スイッチ103
と入出力が逆転している。即ちスイッチ104は、入力
信号106をT/R秒毎にR個の接点に順番に分配する
機能を果す。スイッチ104の各接点出力は、同期して
動作するスイッチ105に対応した接点に入力される信
号経路に存在する係数発生器に供給されている。次に係
数発生回路について詳細に説明する。
第7図は第6図の係数発生器A、(1=0.1.・・・
N−1)の詳細ブロック図を示したものである。第7図
の入力信号200は、第6図における2値データ系列1
05又は遅延素子1001.100.、−。
100N−□の出力信号に対応している。また、第7図
の入力信号201は、第6図におけるスイッチ104の
接点出力に対応している。さらに、第7図の出力信号2
03は、第6図における係数発生器AIの出力に対応し
ている。第7図において入力信号200及び201は乗
算器204に供給されその乗算結果は加算器205の一
方の入力となる。加算器205の出力はT秒の遅延素子
206を介して帰還されておシ、T秒毎に行なわれる係
数の更新は、乗算器204に供給されている入力信号2
00及び201の相関値を1サンプル前の係数値に加え
ることにより実現される。出力信号203が係数である
以上第6図及び第7図を参照して説明した第5図のアダ
プティブ・ディジタルフィルタ8によ多発生されたエコ
ーレプリカはD/Aコンバータ9に供給され、ディジタ
ル信号からアナログ信号に変換されて減算器10の一方
の入力となる。減算器10では、ローパスフィルタ5の
出力信号である混在信号(=〔エコー〕+〔受信信号〕
)からエコーレプリカを差引いた差信号(=〔残留エコ
ー〕十〔受信信号〕。但し〔残留エコー〕=〔エコー〕
−〔エコーレプリカ〕)が得られ、受信部6、加算器1
1及び振幅制御回路14に供給される。受信部6では、
クロックの抽出、受信信号の復調などが行なわれ、識別
されたデータは出力端子7に現われる。振幅制御回路1
4は、ランダム信号発生器15にて発生されたランダム
信号の最大振幅値を、減算器10の出力である差信号の
振幅又は電力を参照して制御するという機能を果す。
振幅制御回路14にて制御された最大振幅をもつランダ
ム信号は加算器11の一方の入力となる。
工4.〒10− 14の出力である振幅制限を受けたランダム信号は加算
器11にて加算された後、極性検出器12にてその極性
のみ検出される。さらに、極性検出器12の出力は乗算
器13にて2α(αは正数)倍された後、誤差信号とし
てアダプティブ・ディジタルフィルタ8に供給される。
第6図の入力信号が誤差信号に対応している。ここで前
述のアダプティブ・ディジタルフィルタ8が適応動作を
行なうためVC紘極性検出器12にて、残留エコーの極
性を正しく検出することが必要となる。ところが減算器
10の出力である差信号の中には受信信号が含まれてい
るから、第5図において、減算器lOの出力を直接極性
検出器12に入力したと仮定すると、残留エコーレベル
が受信信号レベルと同郷程度になると、極性検出器12
の出力では残留エコーの極性が正確に得られなくなって
しまう。
従って、アダプティブ・ディジタルフィルタ8の適応能
力が失なわれることになる。そこで、従来は第5図に示
したように加算器11.振幅制御回路14及びランダム
信号発生器15を付加して、減算器lOの出力信号であ
る差信号に受信信号レベルと同等程度のランダム信号を
加えることにより、アダプティブ・ディジタルフィルタ
8の適応動作を保証するという方法が用いられていた。
この方法は、受信信号と同等レベルのランダム信号を差
信号に加えることにより、受信信号をキャンセルする確
率を発生させる。この確率は極性検出器12にて、残留
エコーの極性が正しく得られる確率と表るからアダプテ
ィブ・ディジタルフィルタ8の適応動作が保証されるこ
とになる。
ところが、第5図に示した従来の方法では、ランダム信
号の発生が必要となると共に、所望のエコー抑圧度を得
るためKは、差信号に加えるべきランダム信号の最大値
を受信信号レベルと同程度に保つという複雑な制御を必
要としノ1−ドウエア規模が大きくなるという欠点があ
った。また誤差信号の極性を用いてタップ係数の更新を
行なっているため、サイン・アルゴリズムを採用した従
来の方法では収束時間が長いという欠点があった。
(発明の目的) そこで、本発明の目的は制御が簡単でかつn\−ドウエ
ア規模の小さいエコー除去装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は収束時間の短いエコー除去装
置を提供することにある。
(発明の構成) 本発明は、2線/4線変換回路の4線側にて送信回路よ
り受信回路へ漏れ込むエコーを除去する際に1送信デー
タ及び誤差信号を受け適応的にエコーレプリカを生成す
るためのアダプティブ・フィルタと、該エコーと受信信
号が混在した混在信号と該エコーレプリカとの差を得る
ための減算器と、該減算器の出力を標本化し保持するた
めの縦続接続された複数個のサンプル・ホールド回路と
、該減算器の出力と該縦続接続されたサンプル・ホール
ド回路の出力との差又は和を得るための演算器と、該減
算器の出力と該演算器の出力とのいずれか一方を選択出
力するためのスイッチと、該スイッチの出力の極性を判
定するための第1の極性−13= 検出器と、該エコーレプリカの極性を判定するための第
2の極性検出器と、該第1の極性検出器の出力と該第2
の極性検出器の出力との相関を得るための相関器と、該
相関器の出力を定数倍するための重み付は回路とを少な
くとも具備し、該重み付は回路の出力に該第1の極性検
出器の出力を極性として付与して得た該誤差信号を該ア
ダプティブ・フィルタに帰還するように構成したことを
特徴とする。
(発明の原理) 本発明の第1のポイントは、アダプティブ・フィルタの
適応能力に妨害を与える受信信号に関し、受信信号がキ
ャンセルされる確率が零にならカいようにした点である
。2値打号系を含む伝送路符号の受信アイパターンの特
性によれば、現在の値と見・T秒(此は正整数)前の値
がほぼ同一の値又は、逆極性で各々の絶対値が#′!ホ
同一の値となる確率の最小値は零でないある正の値をと
る。従って差信号(=〔残留エコー〕+〔受信信号〕)
について、現在の値とり・T秒前の値の差又は和をとる
ことにより、受信信号成分は零でないある正の値の確率
でキャンセルされることになる。それ故、その差又は和
の極性を検出すれば、残留エコー、符号が零でないある
正の値の確率で検出できるから、アダプティブ・フィル
タの適応動作が保証される。この時、受信信号が零交差
するサンプリング位相に注目すれば、受信信号は零であ
るから前述の操作により受信信号をキャンセルすること
は不要となる。そこでサンプリング位相に依存して、前
述の操作を実行するか否かを選択して出力し、その出力
の極性をアダプティブ・フィルタに帰還することにより
適応動作が保証される。
本発明の第2のポイントは、アダプティブ・フィルタの
タップ係数の更新の際ステップ・サイズを適応的に変化
させるという点にある。本発明では残留エコーが大きい
場合には、擬似エコーの極性と残留エコーの極性とが強
い相関をもつのに対し、残留エコーが小さい場合には、
両者は相関をもたないという点に注目し、前記相関値に
依存しれ故、収束時間を従来に比べて大幅に短縮するこ
とが可能となる。
(実施例) 次に図面を参照して本発明について詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において、第5図と同一の参照番号を付与された機能
ブロックは第5図と同一の機能を有するものとする。第
1図と第5図の相異点は、減算器16、サンプルホール
ド回路SH1,SH,。
・・・、SHRの縦続接続から成る回路と、補間フィル
タ22の有無と、極性検出器19、相関器20及び乗算
器21から成る回路と、スイッチ24の有無の4点であ
シ、その他の構成は第5図と全く同一である。これらの
相異点について説明する前に全体の構成について簡単に
述べる。入力端子1に供給された2値データ系列は、送
信部2及びアダプティブ・ディジタルフィルタ8に供給
される。
送信部2にて2値データ系列は伝送路符号に変換された
後、ハイブリッド・トランス3を介して2線伝送路4へ
送出される。ここに1ハイブリツド・トランス3のイン
ピーダンス不整合に起因して、送信部2の出力が受信回
路へエコーとして漏れ込みローパス・フィルタ5に供給
される。一方、受信信号も伝送路4及びハイブリッド・
トランス3ヲ介シてローパス・フィルタ5に供給される
。ローパス・フィルタ5にて不要な高周波成分を抑圧さ
れた混在信号(=〔エコー〕+〔受信信号〕)は減算器
10に供給される。そこで、アダプティブ・ディジタル
フィルタ8にて生成された擬似エコー(エコーレプリカ
)ti、D/Aコンバータ9によりアナログ信号に変換
された後、補間フィルタ22を介して減算器10に入力
される。従って、減算器10の出力である差信号(=〔
混在信号〕−〔エコーレプリカ]=(エコー)+(l!
倍信号−〔エコーレプリカ〕)の成分のうち、残留エコ
ー(=〔エコー〕−〔エコーレプリカ〕)が受信信号に
比べて十分小さくなれば、受信信号は受信部6にて正確
に復調され、出力端子7には受信された2値データ系列
が響われる。なお、補間フィルタ22は、D/Aコンバ
ータ9の出力に含まれている高周波成分を抑圧する機能
を果すものである。ここで、アダプティブ・ディジタル
フィルタ8、D/Aコンバータ9、補間フィルタ22、
減算器10及び16、スイッチ24、極性検出器12及
び乗算器13から成る閉ループ回路はアダプティブ・デ
ィジタルフィルタ8の適応動作を実現するものである。
アダプティブ・ディジタルフィルタ8の構成については
、第5図の従来例で説明したものと同様に、第6図及び
第7図の構成と同一で良い。極性検出器12の出力は乗
算器13にて、乗算器21の出力と掛けられ誤差信号と
してアダプティブ・ディジタルフィルタ8に供給される
。次に、減算器10の出力である差信号の極性と差信号
中の残留エコー成分の極性との関係について詳細に説明
するが、その前に伝送路符号について述べる。
第2図は、2値打号の代表例を示したものであシ同図(
a)はバイ7工−ズ符号を、(blはMSK(ミニマム
・シフト・キーイング)符号のパルス波形をそれぞれ示
す。第2図(alに示したように、)くイフェーズ符号
では・O”及び・1・のデータに対し極性の反転したパ
ルス波形を割当てる。両者のノくルスは共に、1ビット
幅T秒の中心で極性が反転しておシ、1ビツト内で正負
がノ(ランスしているという特徴をもっている。これに
対し、第2図(b)に示したようにMSK符号では4種
類のノくルス波形を用意する。即ち、@0”及び1”の
データに対しそれぞれ極性の反転した■モードとθモー
ドの2種類のパルス波形を用意する。これら2種類のモ
ード遷移は第2図(b)の太い矢印で示されておシ、現
時点のモードは1ビツト前のモードにより決定される。
このMSK符号は、ビットの境界にて゛必ず極性が反転
するという特徴をもっている。なおMSK符号では61
″に対しては、1ビツト内で正負のバランスが取れてい
るが、′″O″に対して゛は正負がバランスしていない
。しかしながら、第2図(blのモード遷移を示す太い
矢印の方向から明らかなように、連続するビット系列内
で@0”が偶数個存在すれば正負のバランスは取れてお
シ、DC成分はほとんど無視できると言える。第2図に
示した伝送路符号は、第1図の送信部2にて出力される
ことになる。
第3図は、第2図に示した伝送路符号を採用した時の受
信アイパターン例を示す。第3図(at及び(b)は第
2図に対応してそれぞれバイフェーズ符号及びMSK符
号の受信アイパターンである。同図に示すように、受信
アイパターンは高域成分がカットされ丸みを帯びたもの
となる。今、第3図(atに注目する。T秒離れた4組
のサンプル点の組合せをそれぞれ(j@+ t@ ) 
+ (jl+ it L (ts+tl)及び(t9t
s)と仮定する。この時、t= t−’(m=o、1,
2.3)のサンプル値からt=tmのサンプル値を差引
いた値をA、とすれば、Aoは表1のように与えられる
ことがわかる。
・0”と・l”の出現確率は等しく1/2であると仮定
すると、Ao”” O、At” 0 、 AI−〇及び
A8=0  となる確率は表1よりそれぞれし4 、1
/4 、 ”/2及び1となる。この例では、第3図(
atに示すT秒離り明らかなように、どのような位相を
とっても正/負の逆転は別にして表1に示す以外のパタ
ーンはあシ得ないことがわかる。
従って、現在のサンプル値からT秒前のサンプル値を差
引いた値が零となる確率の最小値はし4となる。次に第
3図(blのMSK符号の受信アイパターンについて考
えると、第2図(b)のモード遷移を参照してA、1l
llは表2のように与えられる。
=21− “0”と“1”の出現確率は等しく各々1/2であると
仮定すると、A、=O、A、=0 、 A、=0  及
びA、=0となる確率は、表2よりそれぞれ1 、1/
2 、1/4及びし4となる。この例では第3図(bl
に示すT秒離れた4組のサンプル点について考えたが、
同図より明らかなように、どのような位相をとっても正
/負の逆転は別にして、表1に示す以外のパターンはあ
り得ないことがわかる。従って、MSK・−22− 符号の場合にも、現在のサンプル値からT秒前のサンプ
ル値を差引いた値が零となる確率の最小値は1/4とな
る。以上、ノ(イフエーズ符号及びM8に符号を例に挙
げて述べたように、現在のサンプル値からT秒前のサン
プル値を差引いた値が零となる確率の最小値は共に1/
4となることがわかる。
これらの符号以外の伝送路符号についても同様に考える
と、前記確率の最小値は零でない値をもつことは明らか
である。さらに、今までは現在のサンプル値からT秒(
データレートは1々ビット/秒とする。)前のサンプル
値を差引いた値を対象としてきたが、現在のサンプル値
からl−T秒(1は正整数)前のサンプル値を差引いた
値が零と々る確率の最小値も同様に1/4となることが
わかる。
次に、この確率がエコーキャンセラの適応動作の中でど
のような意味を持つかについて、第1図を参照して説明
する。
第1図に示す第1の発明の一実施例において、参照数字
16は減算器、参照英字SH,、SH,。
・・・、SHRはサンプル・ホ、−ルド回路、参照数字
24はスイッチ、参照数字12は極性検出器である。こ
こで、アダプティブ・ディジタルフィルタ8が適応動作
を行なうためには、極性検出器12にて、減算器lOの
出力である差信号(=〔エコー〕+〔受信信号〕−〔エ
コーレプリカ〕)中に含ttする残留エコー(=(エコ
ー)−(エコーレプリカ〕)成分の極性が正確に得られ
る確率が零でないという条件が必要であることは前に述
べた。
第1図において、サンプル・ホールド回路SH,。
SH,、・・・、SHR及び減算器16は、この条件を
満足する目的で付加されたものであシ、減算器16の出
力には、現在のサンプル値からT秒前のサンプル値を差
引いた差のサンプル値がT/R秒毎に現ねれるように動
作する。Rは前述の補間定数を示す正の整数である。減
算器10の出力である差信号を入力とするR個のサンプ
ル・ホールド回路SH1,SH,、・・・、SHHの縦
続接続において、各サンプル・ホールドのサンプル位相
は等しく、各々T/R秒毎に入力信号、を標本化した後
その値を保持する。ここでは、標本yヒに要する時間は
無視できると仮定している。SH,に供給された減算器
lOの出力である差信号は、R個のサンプル・ホールド
回路SH,、SH,、・・・、SHRの縦続接続の出力
、すなわちSHHの出力となるまでにT秒遅延され、T
/R秒毎に減算器16に供給される。すなわち、減算器
16の1つの入力は、位相がT/R秒ずつ異なったT秒
遅れの該差信号となる。以上の動作により、減算器16
の出力には現在のサンプル値からT秒前のサンプル値を
差引いた差のサンプル値がT/R秒毎に現われる。表1
及び表2の説明で述べたように、減算器lOの出力であ
る差信号の中の受信信号成分は、減算器16の出力では
、確率l/4以上で受信信号が零になることは明らかで
ある。一方、減算器16の出力に含まれている残留エコ
ー成分について考えると、現在の残留エコーの値からT
秒前の残留エコーの値を差引いた値が残留エコー成分と
して減算器16から出力される。現在の残留エコーの値
とT秒前の残留エコーの値とは無相関であるから、T秒
前の残留エコーの値はランダム雑音と′〆1すことがで
きる。T、 (、(:%’。
・ 70に二/ 秒前の残留エコーの値の振幅分布は正負対称であシ、振
幅dがldl≦a(但し0≦J)となる確率は、零でな
くある正の値をとる。従って、減算器16の出力信号の
極性が残留エコーの現在値に一致する確率は2零でない
ある正の値をとることがわかる。
次に、減算器16の出力及び減算器10の出力は共にス
イッチ24の入力接点に供給される。さらにスイッチ2
4の出力は極性検出器12に供給されている。ここで、
極性検出器12のサンプリング周期をT/R秒とする。
但しRは補間定数でシ正整数とする。今R=4と仮定す
ると、第3図の受信アイパターン例を参照すれば明らか
なように、サンプリング位相を適当に選択することによ
り受信信号の零交差点とサンプリング点が一致する場合
がT秒内に2回存在することがわかる。受信信号が零交
差するサンプリング点では、減算器10の出力である差
信号の中の受信信号成分は零となるから、差信号の極性
と残留エコーの極性は無条件に一致することになる。そ
こで、極性検出器12のサンプリング位相に応じてスイ
ッチ24、’r26− を動作させる、即ち受信信号が零交差するサンプリング
点ではスイッチ24は減算器lOの出力を選択して出力
し、その他のサンプリング点ではスイッチ24は減算器
16の出力を選択して出力するように構成することによ
り、アダグチイブ・ディジタルフィルタ8の適応動作が
保証されることになる。以上の説明ではR=4と仮定し
たが2以上の任意の整数でも良いことは明らかである。
また、アダプティブ・ディジタルフィルタ8 、D/A
コンバータ9、スイッチ24、極性検出器12及び乗算
器13の動作のサンプリング位相は、受信信号の位相に
合致させる必要があることは言うまでもない。なお第1
図では、遅延素子17はT秒の遅延を与えるものとして
説明してきたが、表1及び表2の説明の中で述べたよう
に、遅延量として1・T秒(lは正整数)としても同様
の効果が得られる。なお、第゛1図において、サンプル
・ホールド回路SH,、SH,、−・、8HRの標本化
に要する時間は無視できると仮定していたが、これが成
立しない場合にはサンプル・ホールド回路の個数は、(
CRT//(T−RJ ) )+11個以上用意すれば
良い。ここに、−はサンプル・ホールド回路が標本化に
要する時間、〔x〕はXを越えない最大の整数をあられ
す。各サンプル・ホールド回路のサンプル周期は常にT
/Rで等しい。いま、隣り合ったサンプル・ホールド回
路の位相は互いに(T/R−a)だけずれている。この
とき、ひとつのサンプル・ホールド回路では標本化に要
する時間1を差し引いた(T/R−J)秒だけサンプル
値がホールドされる。例えば、R=4.J=T/32の
とき、サンプル・ホールド回路の個数は5個以上用意す
ればよく、5個のサンプル・ホールド回路を直列接続し
た場合、全体のホールド時間は35T/32となる。こ
れは5個のサンプル・ホールド回路の直列接続で実現で
きる最大のホールド時間である。全体のホールド時間を
Tにするには、隣シ合ったサンプル・ホールド回路のサ
ンプル位相を順にT15だけずらせばよい。また、4つ
のサンプル・ホールド回路のサンプル位相を順に7T/
32ずらし、残シの1つを前段のサンプル・ホールドの
サンプル位相に対して4T/32ずらせても全体のホー
ルド時間をTにすることができる。このように、隣す合
ったサンプル・ホールド回路のサンプル位相を適当にず
らすことによって、全体のホールド時間をTにすること
ができる。同様にして、T/Rよル小さい、いかなるー
に対しても、十分な数のサンプル・ホールド回路を直列
に接続してサンプル位相を適当に選べば、任意のホール
ド時間を得ることができる。従って、一般に標本化に要
する時間が無視できない場合でもTの整数倍の任意のホ
ールド時間を得ることができる。
次に、第1図の相関器20の動作について説明する。極
性検出器12の出力と極性検出器19の出力との相関値
に相関器20にて計算され乗算器21により2α(αは
定数)倍されて乗算器13へ供給される。ここで、極性
検出器12の出力には、減算器10の出力である差信号
(=〔残留エコー〕+〔受信信号])について、現在の
値からT秒前の値を差引いた値の極性が現われる。一方
極性検出器19の出力には、エコーレプリカの極2すn
− 性が現われる。そこで、残留エコーが大きい場合には残
留エコーの極性と、エコーレプリカの極性が相関をもつ
のに対し、残留エコーが小さい場合には両者は相関をも
たないという点に注目すれば、相関器20の出力は、残
留エコーが大きい場合には大きな値を小さい場合には小
さな値となる。従って相関器20の出力を乗算器21に
て2α倍のスケーリングを施してステップ・サイズとし
て用い、このステップ・サイズに極性検出器12の出力
の極性を付与してアダプティブ・ディジタルフィルタに
帰還することにより、収束時間を大幅に短縮することが
可能となる。
第4図は、本発明の他の実施例を示すプ四ツク図である
。同図において第1図と同一の参照番号を付与された機
能ブロックは第1図と同一の機能をもつものとする。第
4図と第1図の相異点は、第1図の減算器16が第4図
では加算器18に置換えられていることであシ、その他
の部分は全く同一である。従って、第4図では減算器1
0の出力である差信号に関し、現在の差信号の値とT秒
−3゜7゛ 前の差信号の値との和が加算器18の出力に現われ、こ
の和の値の極性を極性検出器12で検出することになる
。そこで、伝送路符号の例を示した第2図及びその受信
アイパターン例を示した第3図を用いて、表2及び表3
に対応する表を求めてみる。まず、第3図(a)に注目
し、T秒離れた4組のサンプル点の組合せをそれぞれ(
t・eiO’L(jle t、/) # (il+ t
、 )及び(tacts)と仮定する。この時、tm 
tm’(m=0 、1 、2 、3 )のサンプル値と
、tm tmのサンプル値の和をB111lとすれば、
Bmは表3のように与えられることがわかる。同様に第
3図(b)に対して、表4が得られる。
“O”と“l”の出現確率は等しく各々1/2であると
仮定すると、B、= o 、 Bt=o 、 B*=o
及びB、=0となる確率は、表3に示すバイフェーズ符
号の場合にはそれぞれ’/2 、 ’/4 、 ’/2
及びlとなシ、表4に示すMSK符号の場合にはそれぞ
れl 、 1/2 。
1/4 、1/2となる。従って現在のサンプル値とT
秒前のサンプル値との和が零となる確率の最小値は1/
4であシ、このことは任意のサンプリング位相で成シ立
つ。また、表3及び表4にはそれぞれバイフェーズ符号
及びMSK符号の場合を示したが、これら以外の伝送路
符号についても同様に考えれば、現在のサンプル値とT
秒前のサンプル値との和が零となる確率の最小値は零で
ない値をもつことは明らかである。さらに、現在のサン
プル値とl−T秒(1は正整数)前のサンプル値との和
が零となる確率の最小値も同様に零でない値をもつこと
は言うまでもない。
そこで本発明の他の実施例である第4図の説明に戻ると
、減算器10の出力である差信号は受信部6に供給され
ると共に、縦続接続されたR個のサンプル・ホールド回
路SH,、SH,、・・・、SHRのSH,にも供給さ
れる。第1図の説明で述べたようにSHRの出力には、
T/R秒毎に減算器10の出力をT秒遅延させたサンプ
ル値が現われる。従って、加算器18の出力には現在の
値とT秒前のサンプル値との和が現われることになる。
表3及び表4より、減算器10の出力である差信号の中
の受信信号成分は、加算器18の出力では確率1/4以
上で受信信号が零になることは明らかである。
一方、加算器18の出力に含まれている残留エコ言33
− −成分について考えると、現在の残留エコーの値とT秒
前の残留エコーの和が残留エコー成分として加算器18
から出力される。現在の残留エコーの値とT秒前の残留
エコーの値とは無相関であるから、T秒前の残留エコー
の値は、ランダム雑音とみなすことができる。T秒前の
残留エコーの値の振幅分布は正負対称であり、振幅dが
Idl≦1(但し0≦J)となる確率は零ではなくある
正の値をとる。従って加算器18の出力信号を入力とす
る極性検出器12にて、現在の残留エコーの極性が正確
に出力される確率は零でないある正の値をとることがわ
かる。それ故、アダプティブ・ディジタルフィルタ8の
適応動作が保証されることになる。なお第4図において
、サンプル−ホールド回路SH,、SH,、・・・、S
HRの標本化に要する時間は無視できると仮定していた
が、これが成立しない場合には、第1図を用いて説明し
た実施例と同様の対策を施せばよい。また、相関器20
の動作については、第1図と同様であるが、極性検出器
12に供給されている信号が第4図では減算器lOの出
力である差信号について現在の値とT秒前の値との和と
なっている点が異っている。差信号の残留エコー成分に
ついて考えれば第1図と同様に相関器20の出力は残留
エコーの大きさに応じて変化するから、収束時間を大幅
に短縮することが可能となることは明らかである。
以上、本発明について詳細に説明したが、2線伝送路の
線路損失を補償するための線路等化器は、第1図及び第
4図において、受信部6の中に含めて考えても良いし、
ローパスフィルタ5と減算器10の間に挿入しても良い
。またMSK符号を採用した場合″′0”と”1″に対
するパルス波形が異なると七と、各々■モードとθモー
ドを有するという2つの理由により、アダプティブ・デ
ィジタルフィルタ8の構成はバイフェーズ符号の場合と
着干異なる。即ち、@0”及び″1”のパルス波形が異
なることに対応させて、タップ係数を2種類用意し個別
に更新させる必要があること、また、送信部2よりモー
ド信号を受けタップ係数を区別するコーレプリカが発生
されるサンプリング時点のみでエコーを除去するという
目的の場合には不要である。
(発明の効果) 以上詳細に述べたように本発明によれば、差信号(=〔
残留エコー〕十〔受信信号〕)について現在の値と1・
T秒(但しlは正整数、Tはデータレートの逆数である
。)前の値との差又は和を求めることによ如、受信信号
成分は零でないある正の値の確率でキャンセルされる。
従ってサンプリング時点が受信信号の零交差点に一致す
る場合には差信号の極性を、一致しない場合にはその差
又は和の極性を検出することにより、アダプティブ・デ
ィジタルフィルタの適応動作が保証される。
また、本発明によればT秒の遅延を与える複数個のサン
プル・ホールド回路から成るブロックと、演算器(減算
又は加算)と、差信号と該演算器の出力のいずれか一方
を選択出力するスイッチとを組合せることにより、上述
の適応動作を保証できさいエコー除去装置を提供するこ
とができる。さらに本発明によれば、残留エコーの大き
さに応じてステップ・サイズを適応的に変化させること
ができるから、大幅な収束時間の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図(
a) 、 (b)は伝送路符号のパルス波形の例を示す
図、第3図(a) 、 (b)は受信アイパターンの例
を示す図、第4図は本発明の他の実施例を示すブロック
図、第5図は従来例を示すブロック図、第6図はアダプ
ティブ・ディジタルフィルタの構成例を示す図、第7図
は係数発生器の構成例を示す図である。 図において、 2は送信部、3はハイブリッドトランス、5はローパス
・フィルタ、6は受信部、7は出力端子、8はアダプテ
ィブ・ディジタルフィルタ、9はD/Aコンバータ、1
0及び16は減算器、11及び18は加算器、12及び
19は極性検出器、−1べ 13及び21祉乗算器、14社振幅制御回路、15はラ
ンダム信号発生器、24はスイッチ、20は相関器、2
2は補間フィルタ、SHl、 SH,。 −・、SHRはサンプル・ホールド回路、1001e1
00s−”・−100I−□は遅延素子、101゜、1
0:J、。 ・・・、101N−8は乗算器、102゜、1021.
・・・、102R,,1は加算器、103及び104は
多接点スイッチ、204は乗算器、205は加算器、2
06は遅延素子、をそれぞれ示す。 早  2  口 410!+         宇′ (a) (b) 昂  3  口 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2線/4線変換回路の4線側にて送信回路より受信回路
    へ漏れ込むエコーを除去する際に、送信データ及び誤差
    信号を受け適応的にエコーレプリカを生成するためのア
    ダプティブ・フィルタと、該エコーと受信信号が混在し
    た混在信号と該エコーレプリカとの差を得るための減算
    器と、該減算器の出力を標本化し保持するための縦続接
    続された複数個のサンプル・ホールド回路と、該減算器
    の出力と該縦続接続されたサンプル・ホールド回路の出
    力との差又は和を得るための演算器と、該減算器の出力
    と該演算器の出力とのいずれか一方を選択出力するため
    のスイッチと、該スイッチの出力の極性を判定するため
    の第1の極性検出器と、該エコーレプリカの極性を判定
    するための第2の極性検出器と、該第1の極性検出器の
    出力と該第2の極性検出器の出力との相関を得るための
    相関器と、該相関器の出力を定数倍するための重み付け
    回路とを少なくとも具備し、該重み付け回路の出力に該
    第1の極性検出器の出力を極性として付与して得た該誤
    差信号を該アダプティブ・フィルタに帰還するように構
    成したことを特徴とするエコー除去装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134927A (ja) * 1982-12-22 1984-08-02 Nec Corp エコ−キヤンセラ−の収束時間短縮化の方法
JPS59139732A (ja) * 1982-10-11 1984-08-10 テレコミユニカシオン・ラジオエレクトリツク・エ・テレホニク・テ・ア−ル・テ ベ−スバンドデ−タ信号のエコ−キヤンセラ

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