JPS63232631A - 二方向アナログチャンネルでのデーター伝達用ターミナル - Google Patents

二方向アナログチャンネルでのデーター伝達用ターミナル

Info

Publication number
JPS63232631A
JPS63232631A JP62336711A JP33671187A JPS63232631A JP S63232631 A JPS63232631 A JP S63232631A JP 62336711 A JP62336711 A JP 62336711A JP 33671187 A JP33671187 A JP 33671187A JP S63232631 A JPS63232631 A JP S63232631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
input
circuit
digital
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62336711A
Other languages
English (en)
Inventor
マルコス シルビー ルイザ
マッシ オディール マリエ マデライン
ロピンター ジーンベルナルド ルイス ポロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Societe Anonyme de Telecommunications SAT
Original Assignee
Societe Anonyme de Telecommunications SAT
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Societe Anonyme de Telecommunications SAT filed Critical Societe Anonyme de Telecommunications SAT
Publication of JPS63232631A publication Critical patent/JPS63232631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/235Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers combined with adaptive equaliser

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二方向アナログチャンネルでのデーター伝達
用ターミナルに関し、より具体的には、次のような特徴
を備えたターミナルに関するものである。すなわち、本
発明によるターミナルは、二方向アナログチャンネルで
同時に二方向にデーターを伝達するためのターミナルで
あって、ハイブリッドカプラーを上記二方向チャンネル
と、発射用及び受取用の2個の単一方向アナログチャン
ネルとに接続し、上記発射チャンネルに接続する信号発
生手段を設け、該手段により、別のターミナルに向けて
発射されるローカルデーターから少なくとも1個のアナ
ログ信号を発生させ、受取チャンネルに評価手段を接続
し、該手段により、上記発射信号を発生させるための上
記手段と非同期状態で、ボーで表される変調率において
、シンボルによりコード化された状態で、別のターミナ
ルからの遠方デジタルデーターを、アナログ受取信号か
ら評価するようにし、少なくとも1個のエコーキャンセ
ラーを、上記発射信号発生用の上記手段と、遠方データ
ー評価用の上記手段との間に配置して、エコー信号を評
価して上記受取信号から評価エコー信号を引き出すよう
にしたターミナルに本発明は関するものである。
この種のターミナルでは、二方向チャンネルは、例えば
、単なる2本のワイヤー接続構造で構成されており、2
個のターミナルの間でのデータの「フル・デュプレック
ス」 (完全同時)伝達を同時に二方向において行、う
ために使用される。実際には、この型式の接続構造には
エコーキャンセラーが設けてあり、エコーキャンセラー
を設けない場合の主な欠点、すなわち、ある場所から発
射された信号のバラサイト反射から生じ名エコー信号が
受取チャンネルに存在し、受け取りを妨害する可能性が
あるという欠点が排除されている。 、(従来の技術) 上述のような型式のターミナルは既に公知であり、特に
、S、 B、 Velnstelnの記事「APass
band Data−DrIven Echo Can
celler  forFull−Duplex Tr
ansmission on Two−WlreClr
cuitsJ  (IFEIE Trans、  on
 Con、Vol、  Coai−25No、7.19
77年7月、654−665ページ)から公知である。
この種のターミナルでは、発射しようとするデータは、
ボーで表される変調率(発射ボー周波数とも呼ばれる)
を有するシンボルによりコード化したデジタルデータで
ある。エコーキャンセラーには少なくとも1個のデジタ
ルフィルターが設けてあり、該フィルターが発射シンボ
ルから直接的に評価エコー信号を計算する。デジタルフ
ィルターの係数調節は、例えば、初期化段階において行
われ、又、その間に、発射を行わない遠方ターミナルに
ついて近くのターミナルが信号を発射する。
従って、受け取られる信号はエコー信号と等しく、キャ
ンセラーのフィルターの係数は、真エコー信号と評価エ
コー信号との間の差を打ち消すように調節される。エコ
ーの原因が時間的に変化することが有り得ないような場
合、ターミナルは通常の状態で作動する。エコーの原因
が時間的に変化する可能性がある場合、キャンセラーの
フィルターの係数を常に適応させることによりターミナ
ルが作動させられ、それにより、受け取られた信号と評
価信号との差と、キャンセラーの入力部での信号との相
関関係関数がゼロとなるようになっている。実際には、
上述の差は遠方ターミナルからの信号とエコー残量との
合計を表し、遠方ターミナルからの信号とキャンセラー
の入力部の信号との相関関係関数はゼロとなる。すなわ
ち、エコー残量は、遠方ターミナルからの信号が存在す
る場合でも、その残量に適応させて打ち消すことができ
る。
エコーキャンセラーは発射される信号から作動するので
、発射ボー周波数と同期している。この周波数は受取ボ
ー周波数と同期しておらず、すなわち、遠方ターミナル
から伝達されるシンボルの変調率と同期していないので
、受け取られた信号は、発射ボー周波数の倍数に等しい
ように選定したサンプリング周波数でサンプリングされ
る。従って、受取信号のサンプリングを行うための周波
数と、エコーキャンセラーの作動率は同期しており、そ
れにより、受け取った信号中の情報を損失しない状態で
エコーキャンセラーを作動させることができる。無論、
受取信号サンプリング用の発射ボー周波数の倍数である
周波数は、かなり大きく選定され、それにより、受取信
号のスペクトル特性、特に、エコー信号のスペクトル特
性を考慮して、標本化(シャノン)定理に常に注意が払
われる。
ところが、遠方データを発射するための手段はサンプル
について作動するデジタル手段であるので、それらのサ
ンプルは、受取ボー周波数の倍数である周波数、あるい
は、このボー周波数に等しい周波数でのサンプリングに
より得ることが必要であり、そのために、受取信号と評
価エコー信号との差のサンプルはアナログ補間フィルタ
ーを通過させ、それにより、受取処理の前に、受取ボー
周波数の倍数周波数、又は、このボー周波数でサンプリ
ングを行うアナログ信号に変形する必要がある。無論、
エコーの打ち消しのために行う作業数を減少させるため
には、サンプリング周波数を発射ボー周波数の倍数に選
定し、それにより、可能なかぎり最も低い周波数にする
ことに好ましい。
ところが、周波数が低くなると、補間フィルターの曲線
の傾斜に関する束縛が大きくなるので、一般的に折衷点
を見付けなくてはならない。
更に、例えばプロセッサーを使用して、エコーキャンセ
ラーでの処理及び遠方データ評価手段での処理、すなわ
ち、°レシーバでの処理を行うようなターミナルのデジ
タル構造では、各処理部に比較的高い処理パワーが必要
である。これらの2個の処理動作は非同期タイミングで
行われるので、レシーバとエコーキャンセラーとの間で
の処理時間分割の制御が必要であり、ターミナルが複雑
化する。
更に上記形式のターミナルでは、二方向チャンネルを伝
播する信号が時間的にある程度の可変歪みを被る場合、
周知の如く、受取信号に対して作用する適応型等の、い
わゆる、等化フィルターによりその様な歪みを補償する
ことができ、それにより、二方向伝達チャンネルの特性
の時間的な変化に追従させることができる・。公知の如
く、その様なフィルターは、例えば、デジタルフィルタ
ーであって、その係数が、伝達チャンネルの歪みを補償
できるように調節されるものである。係数の調節は、例
えば、初期化段階で行われ、その段階では、遠方ターミ
ナルが、近傍のターミナルにとって既知の信号を所定の
順序で発射する。この近傍のターミナルは評価遠方シン
ボルの順序を所定の順序と比較し、それにより、等化フ
ィルターの係数を調節してこれらの2個の順序を均等に
する。
ようになっている。伝達チャンネルの特性が時間的に変
化しそうにない場合、ターミナルは通常の作動を行う。
伝達チャンネルの特性が時間的に変化する可能性がある
場合、ターミナルは等化フィルターの係数を常に適応さ
せることにより作動させられる。その場合、次のような
事実が基準として使用される。すなわち、コード化信号
は互いに異なるある数の既知の状態に対応して決定され
るので、等化及びエコーキャンセレーションの後に受け
取られる信号の値と、それに最も近い既知の状態の値と
の間の差は、等化フィルターが伝達チャンネルでの歪み
を適当に補償している場合、ゼロとなる。
但し、上記型式のターミナルでは作動率が異なるので、
イコライザーのようなエコーキャンセラーに適応性があ
る場合、その適応性は異なる信号により制御される。そ
のために、エコーキャンセラーが評価信号を引き出す点
よりも下流側にイコライザーを配置する場合(このよう
な場合は多い)、遠方ターミナルからの信号によるノイ
ズがエコーキャンセラーを制御する信号に含まれ、又、
イコライザーの人力にもエコー残余によるノイズが含ま
れる。その結果、ターミナル全体の性能が不十分なもの
となる。
(発明の目的と構成) 本発明は上記欠点を解決するもので、補間フィルターを
備えていないターミナルにおいて、計算ユニット間の時
分割を制御する必要がなく、又、等化フィルターの適応
性を制御する信号により適応性が制御されるエコーキャ
ンセラーを使用することが可能であり、それにより、優
れた性能をもたらすような構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は上記型式のターミ
ナルにおいて、遠方データー評価用の上記手段に、上記
受取信号のサンプリングを行なうための第1手段と、上
記受取信号のサンプルを処理するための処理手段とを設
け、該処理手段により、上記変調率と等しい周波数のタ
イミング信号と評価された遠方シンボルとを記憶するよ
うに構成するとともに、更に、遠方データー評価用の上
記手段に、上記タイミング信号と同期して上記第1サン
プリング手段のサンプリング周波数を制御するための手
段を設け、上記エコーキャンセラーに、第2サンプリン
グ手段と第1フィルター処理手段と第1サブトラクショ
ン手段とを設け、上記第2サンプリング手段を、上記発
射信号のサンプリングを行い、かつ、上記制御手段に接
続して上記第1サンプリング手段と同一の周波数で制御
さるようにし、上記第1フィルター処理手段により、評
価エコー信号の送り出しサンプルと上記発射信号のサン
プルとのフィルター処理を行なうようにし、上記第1サ
ブトラクション手段を上記第1サンプリング手段の後方
に配置して上記受取信号の上記サンプルから評価エコー
信号の上記サンプルを引き出すようにしたことを特徴と
している。
本発明によるターミナルでは、エコーキャンセラーが受
取ボー周波数と同期したクロック信号により決定される
タイミングで作動するので、受取信号のサンプルから評
価エコー信号のサンプルが引き出される点の下流側に補
間フィルターを設置することは無意味である。エコーキ
ャンセラーとレシーバは同期した率で作動するので、計
算ユニットの時分割を制御することは容易である。発射
信号発生用の手段は高い計算パワーを必要とせず、エコ
ーキャンセラーとレシーバは同期した率で作動すること
により、具体的な構造では、かなり単純かつコンパクト
なエミッターを構成し、エコーキャンセラーをレシーバ
に含めることが可能である。
本発明では、上述の結果を得るために、レシーバによる
エコーキャンセラーの同期化をデジタルエコーキャンセ
ラーの入力部の信号として、アナログ信号の使用と組み
合わせるという本件発明者の発想に基づくものである。
事実、この発想は従来技術と異なるものであり、従来技
術では、上記発想とは逆に、デジタルエコーキャンセラ
ーの場合は、エコーキャンセラーの入力部を接続するた
めの発射チェーンにおいて、できるかぎり後退させ、発
射信号に直接的に作用させるようになっている。本発明
は短いエコー信号を合成するエコーキャンセラーを使用
するもので、使用するフィルターの長さを短くすること
が可能となっている。
発射信号に関してはどの様な仮定もなされないので、本
発明によるターミナルはどの様な型式の発射信号、特に
、どのようなボー周波数及びキャリヤ周波数の信号でも
作動し、従って、発射チャンネルと受取チャンネルとの
間のスペクトルカバレッジが全体的であるか部分的であ
るかによって、発射及び受け取りボー周波数は比例した
率又は比例しない率となる。
本発明の装置の実施例では、サンプリング周波数を制御
するための上記手段が、該周波数が上記変調率の倍数と
なるようになっている。
又本発明の実施例によると、既知の値のn個の別々の状
態を表す遠方デジタルデーターをコード化するシンボル
を利用するとともに、上記処理手段に自動ゲイン制御回
路と、それに後続してデジタルサンプルを送り出すA−
Dコンバータと、比較決定回路とを設け、該比較決定回
路により、上記n個の別の状態に対応するn個の既知の
値に対して上記デジタルサンプルの値を比較して、各評
価遠方シンボルに与えられる値を決定するようにし、更
に、上記処理手段に、上記タイミング信号と、比較決定
回路のタイミングを制御する信号とを上記デジタルサン
プルから記憶するための回路を設けた構成となっている
更に実施例では、上記第1フィルター処理手段に適応性
があり、入力部と出力部と制御入力部とが設けてあると
ともに、該制御入力部が第1サブトラクション手段の出
力部に接続しており、上記第1フィルター処理手段の入
力部と制御入力部とにそれぞれ供給された2個の信号の
間の相関関係関数をキャンセルするようになっている。
又、実施例では、エラー信号を送り出すために、上記比
較決定回路の入力部と出力部との間に第2サブトラクシ
ョン手段を設け、上記第1サンプリング手段と上記第1
サブトラクション手段との間に、入力部と出力とエラー
信号を受け取る制御入力部とを有する第2適応フィルタ
ー処理手段を設け、その入力部とその制御入力部とにそ
れぞれ供給された2個の信号の間の相関関係関数を打ち
消すようになっており、上記第1フィルター処理手段に
適応性があり、入力部と出力部とエラー信号を受け取る
制御入力部とが設けてあるとともに、その入力部と制御
入力部とにそれぞれ供給された2個の信号の間の相関関
係関数をキャンセルするようになっている。
更に実施例では、エラー信号を送り出す第2すブトラク
ション手段を上記比較決定回路の入力部と出力部との間
に設け、上記第1サブトラク9ジヨン手段と上記第1比
較決定回路との間に、入力部と出力とエラー信号を受け
取る制御入力部とを有する第2適応フィルター処理手段
を設けて、その入力部とその制御入力部とにそれぞれ供
給された2個の信号の間の相関関係関数をキャンセルす
るようになっており、上記第1フィルター処理手段に適
応性があり、入力部と出力部とエラー信号を受け取る制
御入力部とが設けてあるとともに、第2フィルター処理
手段の出力部と入力部との間のフィルター処理と同一の
状態でこの入力信号のフィルター処理を常に行なった後
に、入力部と制御入力部とにそれぞれ供給された2個の
信号の間の相関関係関数をキャンセルするようになって
いる。
その様なターミナルでは、エコーキャンセラーのフィル
ターの適応性と等化フィルターの適応性を制御するため
に、同一のエラー信号を使用しているので、エコーキャ
ンセラーを制御する信号が遠方信号とは無関係になり、
従って、ノイズの存在に対する性能が向上する。このた
めに、2つの適応性を制御するための信号が異なるよう
な構造においては、エコー信号の坤い時間変化に追従さ
せるようにしたエコーキャンセラーを使用することが可
能となり、作動不良の危険性を排除できる。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
各図において、アナログ信号を伝達する接続部は単一線
で示しである。このような表し方は、従来、例えば2ワ
イヤ一接続部を概略的に表す方法と同じである。又、デ
ジタル信号を伝達する接続部は2重線で示してあり、こ
のような表し方は、従来、例えばデジタル接続バスを概
略的に表す方法と同様である。
第1図において、デジタルデータ伝達用の伝達ターミナ
ルは二方向アナログ伝達チャンネル1(ライン1:実施
例では2本のワイヤー)にハイブリッドカプラー又はハ
イブリットジャンクション2を介して接続している。
従来と同様に、ハイブリッドカプラー2は各1個の入力
部と出力部とからなる2個のアクセスを備えており、そ
れらは、それぞれ発射チャンネル3及び受取チャンネル
4に接続している。これらの2個のチャンネル3.4も
2ワイヤ一式アナログチャンネルであるが、単一方向性
チャンネルであり、発射チャンネル3の信号はハイブリ
ッドカプラー2に入ってチャンネル1へ流れ、受取チャ
ンネル4の信号はチャンネル1からハイブリッドカプラ
ー2へ入ってそこを通過する。
発射回路5には信号Aを受け取る入力部と、伝達チャン
ネル3へ信号Sを送り出す主出力部と、信号HEを送り
出す補助出力部とが設けである。
受取チャンネル4はフィルター24の入力部に接続して
おり、フィルター24の出力部はサンプラー61の入力
部に接続している。サンプラー61の出力部はアナログ
サブトラクター73の+(正)入力部に接続しており、
サブトラクター73の出力部は、A、 G、  C,回
路62を介してA−D(アナログ・デジタル)コンバー
タ63に接続している。A−Dコンバータ63の出力部
は2個のデジタル回路64.65の入力部に接続してい
る。デジタル回路65は受取タイミング信号RRを回路
66へ送り出し、タイミング制御アナログ信号RCをデ
ジタル回路64へ送り出す。回路66はサンプラー61
のサンプリング周波数FEを制御する。
比較決定回路64は信号6.を送り出す。
信号Sを送り出す発射回路5の出力部はサンプラー71
の入力部に接続しており、サンプラー71の出力部は適
応フィルター回路72の入力部に接続している。回路7
2の出力部はサブトラクター73の−(負)入力部に接
続している。サンプラー71は、サンプラー61と同一
のサンプリング周波数FEでサンプリング周波数制御回
路66により制御される。適応フィルター回路72には
、サブトラクター73の出力部に接続する制御入力部が
設けである。
上述の各回路をそれぞれ詳細に説明する前に、まず、上
記ターミナルの作動について説明する。
発射口路5は信号Aを受け取る。信号Aは、例えば、9
600ビツト/Sのバイナリデータ信号であり、チャン
ネル1が接続する別のターミナル(図示せず)に伝達さ
れるようになっている。より詳細に後述する如く、発射
回路5は、2400ボーでシンボル信号akによりバイ
ナリ信号のコード化を行なった後、この信号をフィルタ
ー処理してアナログ信号S1すなわち、ライン1へ発射
するのに適した信号に変換する。
同時に、別のターミナルは同一形式の動作を行ない、受
取チャンネル4で受取られるアナログ信号Rから、第1
図の回路6は別のターミナルから発射された遠方データ
の評価を行ない、より具体的には、シンボルbkの評価
を行ないながら、評価シンボル信号5.を送り出す。第
1図の回路6はサンプラー61と、A、G、C,回路6
2と、A−Dコンバータ63と、比較決定回路64と、
受取タイミングを記憶する回路65と、サンプリング周
゛波数を制御する回路66とを組み合わせたものである
但し、ハイブリッドカプラー2にはライン1と同様に、
不完全部があるので、受取信号Rのかなりの部分がそれ
らの不完全部での伝達信号Sの反射から生じ、その結果
として生じるエコー信号は、そのレベルが遠方ターミナ
ルからの信号のレベルよりも非常に高い場合があるので
、受取部での処理のために排除しなければならない。こ
のような処理は、サンプラー71及び適応フィルター回
路72とを組み合わせたエコーキャンセラー7で行なう
。適応フィルター回路72は、周知の如く、その入力部
に供給された信号(実施例では伝達信号Sのサンプル)
とサブトラクター73の出力部の信号相関関係関数をキ
ャンセルするようになっている。すなわち、エコーキャ
ンセラー7は、常に、受取信号Rのサンプルと同期した
サンプルの合成を行ない、その結果、サブトラクター7
3の出力部での信号と発射信号Sのサンプルとは相関関
係がなくなり、それにより遠方ターミナルからの信号を
表すだけのものとなる。
実施例では、受取タイミングを記憶する回路65は、サ
ンプリング周波数制御回路66へ受取りイミング信号R
Rを送り出すようになっている。
該信号RRの周波数は、遠方ターミナルからのシンボル
5にのボー周波数FB又は変調率、すなわち、受取ボー
周波数と等しい。回路66はタイミング発生回路であり
、サンプラー71.61のサンプリング周波数FEを制
御して受取ボー周波数FBの倍数となるようにする。
非同期状態において伝達及び受取ボー周波数はその大き
さの順序が同じである場合がしばしばあるが、そのよう
な場合、サンプリング周波数FEは受取ボー周波数FB
の3倍に等しく選定され、受取ボー周波数が2400ボ
ーの場合には、FE−7200H2となる。
このように、エコーキャンセラー7は受取タイミング記
憶回路65により決定されたタイミングで作動するので
、従来技術のターミナルのようにサブトラクター73の
出力部に補間フィルターを設置する必要はない。
第2図に示す発射回路5には公知の形式のコーダー51
が設けである。該コーダー51は、任意の伝達率のバイ
ナリ信号に応答して、伝達率よりも小さいボー周波数又
は変調率のシンボル竺、の連続体に送り出す。実施例で
は、バイナリ信号の伝達率は9600ビツト/Sであり
、ボー周波数F−Bは2400ボーに等しく、この場合
、各信号は所定かつ公知の値の16個の異なった状態と
なる。ボー周波数F”Bは発射クロック52により一定
に設定されている。該クロック52は、伝達回路5の上
流側に配置した公知の形式の回路(図示せず)へ信号H
Eを送り出し、又、サンプラー53のサンプリング周波
数制御信号F”Hの値はF”E−3F″Bとなっている
A−Dコンバータ54と公知のデジタルフィルター55
を通過して整形された信号は、D−Aコンバータ58へ
供給されてそれに続くフィルター59へ流れ、それによ
り、発射チャンネル3へ送られるアナログ信号Sが得ら
れる。
遠方ターミナルからの信号を受け取るためには、受取帯
域を制限してノイズを排除することが必要であるが、そ
のための公知のアナログフィルター24が設けである。
デジタル回路65は公知の形式であり、遠方ターミナル
からの信号のデジタルサンプルからタイミング信号RR
を記憶するようになっている。信号RRの周波数は、既
に述べたように、遠方ターミナルからのシンボルのボー
周波数FBと同じである。回路65は、比較決定回路6
4のタイミングを制御する信号RCを送り出すようにも
なっている。
比較決定回路64は公知の形式であり、入力されたデジ
タルサンプルの値をシンボルの状態に対応する値(実施
例では、16の状態に対応する16の値)と比較し、各
評価遠方シンボル5kに与えられる値を決定する。
第3図において、適応フィルター回路72には入力部に
A−Dコンバータ721が設けてあり、その出力部はデ
ジタルフィルター722の入力部、ならびに、フィルタ
ー722の係数を制御するデジダル回路724の第1入
力部に接続している。
デジタルフィルター722の出力部はフィルター回路7
2の出力部にD−Aコンバータ723を介して接続して
いる。フィルター回路72の制御入力部は制御回路72
4の第2入力部にA−Dコンバータ725を介して接続
している。制御回路724はデジタルフィルター722
の係数を制御し、それにより、デジタルフィルター72
2の入力部へ供給される信号とフィルター回路72の制
御入力部へ供給される信号との間の相関関係関数をキャ
ンセルするようになっている。この相関関係関数に比例
してフィルターの係数を変更する方法としては、確立的
勾配のアルゴリズムを使用した一般的な周知の方法が使
用されており、フィルター入力部の信号が真である本件
の場合、そのアルゴリズムは以下の式により計算される
hlに+1 h、に+ae (kT)x (k  T−I  T)上
記式において、 Tはサンプリング周期であり、 h、は時間tk−kTでのランクiのフィルタ−の係数
であり、 e (kT)は時間tk−kTで制御入力部に供給され
る信号であり、 x(kT−1T)は時間t(K−i)−kT−iTでフ
ィルターの入力部へ送られる信号であり、 αは一定である。
次に第4図により、本発明の別の実施例のターミナルを
説明する。そのターミナルでは、等化回路8aが、符号
7aで示すエコーキャンセラーの手前に挿入されている
。図示の如く、A、 G、  C。
回路62は、この場合は、サンプラー61の直後に配置
してあり、それに後続する形でD−Aコンバータ63が
設けである。それ以後の処理全体はデジタルサンプルに
ついて行なわれる。D−Aコンバータ63の出力部は、
前述の場合と同様に、受取タイミング記憶回路65の入
力部へ送られ、該回路65が信号RCを比較決定回路6
4へ送る。
回路64は、第5図に示す如く、ブロック64aの一部
を形成している。受取タイミング記憶回路65は、信号
RRをサンプリング周波数制御回路66へ送り出す働き
も行ない、上記回路66は周波数FEでサンプラー61
.71を制御する。A−Dコンバータ63からの出力は
等化回路8aの入力部へも送られ、回路8aの出力部は
デジタルサブトラクション(デジタル引出)回路73a
の千入力部に接続している。回路73aの出力部は、第
4図及び第5図に示す如く、比較決定回路64の入力部
に接続している。デジタルサブトラクション回路73a
の一入力部は適応フィルター回路72aの出力部に接続
しており、回路72aの入力部は、前述の如く配置され
たサンプラー71の出力部に接続している。
第5図において、デジタルサブトラクション回路641
が比較決定回路64の出力部と入力部の間に接続してお
り、エラー信号Eを送り出すようになっている。該信号
Eは、評価信号ら、に与えられる公知の値と、それらの
シンボルの決定前の受取値との差に等しい。
等化回路8aは適応フィルターであり、公知の如く、遠
方ターミナルからの信号により被る可変歪みを補償する
ようになっている。回路8aにはエラー信号Eを受け取
る制御入力部が設けである。
第6図に示す如く、回路8aにはデジタルフィルター8
2が設けである。フィルター82の係数は常に制御回路
84により制御される。回路84はフィルター82の入
力部の信号とエラー信号Eとを受け取る。実施例の制御
回路84は制御回路724と同様の形態であり、デジタ
ルフィルター82の係数を制御し、デジタルフィルター
82の入力部へ供給された信号とエラー信号Eとの間の
相関関係関数をキャンセルするようになっている。
回路84は確立的勾配のアルゴリズムを利用している。
適応フィルター回路72aは第7図に示す通りであり、
第3図の適応フィルター回路72とほぼ同一であるが、
A−Dコンバータ725及びD−Aコンバータ723を
含んでいない点が異なっている。
第4図に示す構造の動作は明らかであり、等化回路8a
及びエコーキャンセラー7aの係数が適当に調整される
と、エラー信号Eが理論的にはゼロとなる。従って、エ
ラー信号Eはデジタル等化フィルター82及びデジタル
エコーキャンセラーフィルター722の係数の適応性を
そのようになるように制御する。
但し、第4図の構造には、エコーキャンセラー7aにお
いて等化回路8aでのエコー信号の長さを考慮しなけれ
ばならず、この点に関して欠点がある。
第8図に示す構造では、等化回路がエコーキャンセラー
の下流側に設けであるので、欠点がない。
第8図の構造は、第1図の構造において、A−Dコンバ
ータ63の後に等化回路8bを挿入することにより得ら
れる。等化回路8bの出力部は等化決定回路64の入力
部に接続している。第8図のブロック64bは第5図に
示すブロック64aと同一である。エラー信号Eは等化
回路8bの制御入力部へ送られ、又、エコーキャンセラ
ー7bの制御入力部へ送られる。この場合、エコーキャ
ンセラー7bにおいて、エラー信号Eはエコーキャンセ
ラーの出力部から直接取り出されるのではなく、等化回
路8bを通過した後に取り出されるということを考慮し
ておく必要がある。
そのような処理は、第9図及び第10図に示すような構
造で行なうことができる。第9図においても、等化回路
8bの構造が使用されている。その構造は等化回路8a
とほぼ同一であるが、補助出力部が設けてあり、デジタ
ルフィルター82の係数を制御するデジタル信号Cを送
り出すようになっている点が異なっている。
第10図に示す実施例では、適応フィルター回路72b
がエコーキャンセラー7bに使用されている。該回路7
2bは第3図の適応フィルター回路72と概ね同じであ
るが、A−Dコンバータ725を有しておらず、又、フ
ィルター726を有している点が異なっており、フィル
ター726により、デジタルフィルター722の入力信
号に対して、制御回路724へ供給される前に、デジタ
ル等化フィルター82の信号と同様に補助フィルター処
理を常に及ぼすようになっている。このために、デジタ
ルフィルター726はフィルター82と同一となってお
り、その係数はデジタル信号Cにより制御されるように
なっている。
第11図には第8図の構造の変形例が示してあり、それ
によると、エコーキャンセラー7Cが追加してあり、エ
コーキャンセラー7bでキャンセルされたエコーとの時
間的干渉のない状態で遠方エコーをキャンセルするよう
になっている。エコーキャンセラー7Cは等化回路8b
の下流側に挿入されており、ディレィ回路74を備えて
いる。
回路74は、実施例ではアナログ回路であり、それに対
してサンプラー71から出力されたサンプルを供給し又
、回路74に後続するする形で、適応フィルター回路7
2cが設けである。回路72Cは第7図の回路72aと
同一で、エラー信号Eで制御される。更にキャンセラー
7Cには、評価遠方エコー信号からサンプルを引き出す
ためのデジタルサブトラクション回路75が設けである
ディレィ回路74は伝達信号のサンプルに遅れを生じさ
せ、それにより、該サンプルがフィルター回路7.2 
cの入力部へ到達するのと略同時に、遠方エコー信号の
サンプルがデジタルサブトラクション回路75の入力部
へ到達するようになっている。
第12図には、第5図の回路64aの変形構造64゛a
が示しである。この回路は第5図の回路に帰納(反復)
等化補償部を追加した構造に対応している。第12図に
おいて、デジタルサブトラクション回路642は、回路
64aの入力部の信号から、適応フィルター回路643
の出力信号を引き出す。回路643は比較決定回路64
の出力信号にフィルター処理を施し、それにより、比較
決定回路64の出力信号とエラー信号Eとの間の相関関
係関数をキャンセルするようになっている。
公知の構造により、フィルター回路643にはデジタル
フィルター6432が設けてあり、勾配のアルゴリズム
を適応するようにした制御回路6431でフィルター6
432が制御される。
以上の記載において、説明を簡単にするために、伝達信
号は受取信号と同様に、ベース帯域信号であると仮定す
る。無論、本発明によるターミナルにおいて、発射側に
必要なモジュレータ−を追加し、受取側に、必要な場合
にはデモシュレータ−を追加することにより、バス帯域
で作動するように本発明のターミナルを改造することも
自明の技術に基づいて行なうことができる。同様に、当
業者の技術範囲において、非無効キャリアを変調する信
号について、キャリアが複雑な形態で処理されるような
場合に本発明のターミナルを使用することができる。
例えば第13図に示す実施例では、発射回路5を変形し
た回路5aに、フィルター55とD−Aコンバータ58
との間にデジタルキャリアジェネレータ57で発生する
キャリアを変調するためのデジタルモジュレータ56が
設けである。第13b図に示す構造では、発射回路5は
そのままであり、アナログモジュレータ9において変調
が行なわれる。この実施例では、該モジュレータ9にア
ナログマルチプライヤ91とアナログキャリアジェネレ
ータ92とが設けである。そのような場合、エコーキャ
ンセラーにモジュレーションを挿入することにより、第
13b図に示す如く、伝達回路5と変調回路9の間から
エコーキャンセラー用の人力信号を取り出すか、あるい
はそれとは逆に、ハイブリッドカプラー2のすぐ上流側
から信号を取り出すようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるターミナルのブロック線図、第2
図は第1図のターミナルの発射回路を示す図、第3図は
第1図のターミナルのエコーキャンセラーの適応フィル
ター回路を示す図、第4図は等化回路をエコーキャンセ
ラーの上流側に挿入した場合の第1図のターミナルの第
1変形例を示す図、第5図は第4図のターミナルの受取
回路の詳細図、第6図は第4図のターミナルの等化回路
の図、第7図は第4図のターミナルのエコーキャンセラ
ーの適応フィルター回路の図、第8図は等化回路をエコ
ーキャンセラーの下流側に挿入した場合の第1図のター
ミナルの第2変形例を示す図、第9図は第8図のターミ
ナルの等化回路を示す図、第10図は第8図のターミナ
ルのエコーキャンセラーの適応フィルター回路を示す図
、第11図は遠方エコー用の別のエコーキャンセラーを
等化回路の下流側に挿入した場合の第8図のターミナル
の変形例を示す図、第12図は第4図、第8図、第11
図のターミナルの受取回路の変形例を示す図、第13図
は第1図、第4図、第8図、第11図のターミナルの発
射回路の2個の変形例を示す図である。 1・・・二方向アナログ伝達チャンネル、2・・・ハイ
ブリッドカプラー、3・・・発射チャンネル、4・・・
受取チャンネル、5・・・発射回路、7・・・適応フィ
ルター、61・・・サンプラー、64・・・比較決定回
路、65・・・記憶回路、72・・・適応フィルター回
路、73・・・サブトラクター 特許出願人 ソシエテ アノニム ド テレコミュニ力シオン 、、□E′に−1 FIG、  2 FIG、  3 −〈、♂ FIG、5 FIG、6 FIG、7 <7 FIG、9 FIG 、 10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二方向アナログチャンネルで同時に二方向にデー
    ターを伝達するためのターミナルに、ハイブリッドカプ
    ラーを上記二方向チャンネルと、発射用及び受取用の2
    個の単一方向アナログチャンネルとに接続し、 上記発射チャンネルに接続する信号発生手段を設け、該
    手段により、別のターミナルに向けて発射されるローカ
    ルデーターから少なくとも1個のアナログ信号を発生さ
    せ、 受取チャンネルに評価手段を接続し、該手段により、上
    記発射信号を発生させるための上記手段と非同期状態で
    、ボーで表される変調率において、シンボルによりコー
    ド化された状態で、別のターミナルからの遠方デジタル
    データーを、アナログ受取信号から評価するようにし、 少なくとも1個のエコーキャンセラーを、上記発射信号
    発生用の上記手段と、遠方データー評価用の上記手段と
    の間に配置して、エコー信号を評価して上記受取信号か
    ら評価エコー信号を引き出すようにし、 遠方データー評価用の上記手段に、上記受取信号のサン
    プリングを行なうための第1手段と、上記受取信号のサ
    ンプルを処理するための処理手段とを設け、該処理手段
    により、上記変調率と等しい周波数のタイミング信号と
    評価された遠方シンボルとを記憶するように構成すると
    ともに、更に、遠方データー評価用の上記手段に、上記
    タイミング信号と同期して上記第1サンプリング手段の
    サンプリング周波数を制御するための手段を設け、上記
    エコーキャンセラーに、第2サンプリング手段と第1フ
    ィルター処理手段と第1サブトラクション手段とを設け
    、上記第2サンプリング手段を、上記発射信号のサンプ
    リングを行い、かつ、上記制御手段に接続して上記第1
    サンプリング手段と同一の周波数で制御さるようにし、
    上記第1フィルター処理手段により、評価エコー信号の
    送り出しサンプルと上記発射信号のサンプルとのフィル
    ター処理を行なうようにし、上記第1サブトラクション
    手段を上記第1サンプリング手段の後方に配置して上記
    受取信号の上記サンプルから評価エコー信号の上記サン
    プルを引き出すようにしたことを特徴とする二方向アナ
    ログチャンネルでのデーター伝達用ターミナル。
  2. (2)サンプリング周波数を制御するための上記手段を
    、該周波数が上記変調率の倍数であるようにした特許請
    求の範囲第1項に記載のターミナル。
  3. (3)既知の値のn個の別々の状態を表す遠方デジタル
    データーをコード化するシンボルを利用するとともに、
    上記処理手段に自動ゲイン制御回路と、それに後続して
    デジタルサンプルを送り出すA−Dコンバータと、比較
    決定回路とを設け、該比較決定回路により、上記n個の
    別の状態に対応するn個の既知の値に対して上記デジタ
    ルサンプルの値を比較して、各評価遠方シンボルに与え
    られる値を決定するようにし、更に、上記処理手段に、
    上記タイミング信号と、比較決定回路のタイミングを制
    御する信号とを上記デジタルサンプルから記憶するため
    の回路を設けた特許請求の範囲第1項に記載のターミナ
    ル。
  4. (4)既知の値のn個の別々の状態を表す遠方デジタル
    データーをコード化するシンボルを利用するとともに、
    上記処理手段に自動ゲイン制御回路と、それに後続して
    デジタルサンプルを送り出すA−Dコンバータと、比較
    決定回路とを設け、該比較決定回路により、上記n個の
    別の状態に対応するn個の既知の値に対して上記デジタ
    ルサンプルの値を比較して、各評価遠方シンボルに与え
    られる値を決定するようにし、更に、上記処理手段に、
    上記タイミング信号と、比較決定回路のタイミングを制
    御する信号とを上記デジタルサンプルから記憶するため
    の回路を設けた特許請求の範囲第2項に記載のターミナ
    ル。
  5. (5)上記第1フィルター処理手段に適応性があり、入
    力部と出力部と制御入力部とが設けてあるとともに、該
    制御入力部が第1サブトラクション手段の出力部に接続
    しており、上記第1フィルター処理手段の入力部と制御
    入力部とにそれぞれ供給された2個の信号の間の相関関
    係関数をキャンセルするようになっている特許請求の範
    囲第1項に記載のターミナル。
  6. (6)エラー信号を送り出すために、上記比較決定回路
    の入力部と出力部との間に第2サブトラクション手段を
    設け、 上記第1サンプリング手段と上記第1サブトラクション
    手段との間に、入力部と出力とエラー信号を受け取る制
    御入力部とを有する第2適応フィルター処理手段を設け
    、その入力部とその制御入力部とにそれぞれ供給された
    2個の信号の間の相関関係関数を打ち消すようになって
    おり、 上記第1フィルター処理手段に適応性があり、入力部と
    出力部とエラー信号を受け取る制御入力部とが設けてあ
    るとともに、その入力部と制御入力部とにそれぞれ供給
    された2個の信号の間の相関関係関数をキャンセルする
    ようになっている特許請求の範囲第3項に記載のターミ
    ナル。
  7. (7)エラー信号を送り出す第2サブトラクション手段
    を上記比較決定回路の入力部と出力部との間に設け、 上記第1サブトラクション手段と上記第1比較決定回路
    との間に、入力部と出力とエラー信号を受け取る制御入
    力部とを有する第2適応フィルター処理手段を設けて、
    その入力部とその制御入力部とにそれぞれ供給された2
    個の信号の間の相関関係関数をキャンセルするようにな
    っており、上記第1フィルター処理手段に適応性があり
    、入力部と出力部とエラー信号を受け取る制御入力部と
    が設けてあるとともに、第2フィルター処理手段の出力
    部と入力部との間のフィルター処理と同一の状態でこの
    入力信号のフィルター処理を常に行なった後に、入力部
    と制御入力部とにそれぞれ供給された2個の信号の間の
    相関関係関数をキャンセルするようになっている特許請
    求の範囲第3項に記載のターミナル。
  8. (8)上記第2フィルター処理手段に第1デジタルフィ
    ルターと制御手段とを設け、該制御手段をその入力部の
    信号とエラー信号とに応答してこの第1デジタルフィル
    ターの係数を制御するように構成し、 上記第1フィルター処理手段に第2デジタルフィルター
    と制御手段とを設け、該制御手段をエラー信号と第3デ
    ジタルフィルターの出力信号とに応答してこの第2デジ
    タルフィルターの係数を制御するように構成するととも
    に、上記第3デジタルフィルターの入力部を第2デジタ
    ルフィルター入力部に接続し、その係数を常に制御して
    上記第2フィルター処理手段の上記第1デジタルフィル
    ターの係数と同一となるようにした特許請求の範囲第7
    項に記載のターミナル。
  9. (9)遠方エコー用のエコーキャンセラーを設け、該エ
    コーキャンセラーに、上記第2サンプリング手段の出力
    部に位置するディレイ回路を設け、該回路に後続する状
    態で第3フィルター処理手段を設け、それにより、発射
    及び遅延信号のサンプルにフィルター処理を施すととも
    に、評価遠方エコー信号のサンプルを送り出すようにし
    、更に、上記エコーキャンセラーに、上記第2フィルタ
    ー処理手段の後方に配置される第3サブトラクション手
    段を設け、該第3サブトラクション手段により、上記第
    2フィルター処理手段の出力部におけるサンプルから評
    価遠方エコー信号のサンプルを引き出すようにした特許
    請求の範囲第7項に記載のターミナル。
  10. (10)上記第3フィルター処理手段に適応性があり、
    入力部と出力部とエラー信号を受け取る制御入力部とが
    設けてあるとともに、その入力部と制御入力部とにそれ
    ぞれ供給された2個の信号の間の相関関係関数をキャン
    セルするようになっている特許請求の範囲第9項に記載
    のターミナル。
  11. (11)上記第1フィルター処理手段に、デジタルフィ
    ルターが後続するA−Dコンバータと、デジタルフィル
    ターの入力部の信号と制御入力部に供給される信号とに
    応答してデジタルフィルターの係数を制御する手段とを
    設けた特許請求の範囲第5項に記載のターミナル。
  12. (12)第4のサブトラクション手段を比較決定回路の
    入力部に配置して第4フィルター処理手段の出力部に接
    続し、それにより、比較決定回路へデジタルサンプルを
    送り出して該サンプルから上記第4フィルター処理手段
    の出力部でサンプルを引き出し、該第4フィルター処理
    手段を比較決定回路の出力部に接続する入力部とエラー
    信号を受けとる制御入力部とに対して適応性があるよう
    にするとともに、その入力部及びその制御出力部にそれ
    ぞれ供給された2個の信号の間の相関関係関数をキャン
    セルするように構成した特許請求の範囲第6項に記載の
    ターミナル。
  13. (13)上記発射信号を発生させるための上記手段を、
    エコーキャンセラーの入力部と、ハイブリッドカプラー
    の伝達チャンネルとに直接接続した特許請求の範囲第1
    項に記載のターミナル。
  14. (14)上記発射信号がベース帯域にある状態において
    、上記発射信号を発生させる上記手段をエコーキャンセ
    ラーの入力部に直接接続するとともに、アナログモジュ
    レータを介して上記ハイブリッドカプラーの発射チャン
    ネルに接続した特許請求の範囲第1項に記載のターミナ
    ル。
JP62336711A 1986-12-30 1987-12-29 二方向アナログチャンネルでのデーター伝達用ターミナル Pending JPS63232631A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8618334 1986-12-30
FR8618334A FR2614484B1 (fr) 1986-12-30 1986-12-30 Terminal de transmission de donnees sur une voie analogique bidirectionnelle avec annulation d'echo couplee au rythme reception

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63232631A true JPS63232631A (ja) 1988-09-28

Family

ID=9342415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62336711A Pending JPS63232631A (ja) 1986-12-30 1987-12-29 二方向アナログチャンネルでのデーター伝達用ターミナル

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4891801A (ja)
EP (1) EP0275790B1 (ja)
JP (1) JPS63232631A (ja)
AT (1) ATE173572T1 (ja)
CA (1) CA1278351C (ja)
DE (1) DE3752233T2 (ja)
ES (1) ES2126547T3 (ja)
FR (1) FR2614484B1 (ja)
GR (1) GR3029267T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502054A (ja) * 2003-08-07 2007-02-01 ケラン インコーポレイテッド クロストークキャンセルのための方法とシステム

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2004379C (en) * 1988-12-01 1993-07-06 Tetsu Taguchi Echo canceller with means for determining filter coefficients from autocorrelation and cross-correlation coefficients
JP2785336B2 (ja) * 1989-06-13 1998-08-13 日本電気株式会社 音響エコーキャンセラのトレーニング方式
US5125024A (en) * 1990-03-28 1992-06-23 At&T Bell Laboratories Voice response unit
US5784361A (en) * 1997-01-31 1998-07-21 Coherent Communications Systems Corp. Bi-directional asynchronous telecommunication audio signal processing
US6052462A (en) * 1997-07-10 2000-04-18 Tellabs Operations, Inc. Double talk detection and echo control circuit
CN103053513A (zh) * 2012-12-28 2013-04-24 辽宁师范大学 吡唑醚菌酯纳米制剂及制备方法
US10965332B2 (en) * 2019-03-25 2021-03-30 Cisco Technology, Inc. Echo cancellation (EC) training for a full duplex (FDX) amplifier

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4074086A (en) * 1976-09-07 1978-02-14 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Joint adaptive echo canceller and equalizer for two-wire full-duplex data transmission
DE2921780C3 (de) * 1979-05-29 1982-02-11 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren und Schaltungsanordnung zur Übertragung von Daten über eine Zweidrahtleitung
JPS6046899B2 (ja) * 1980-09-26 1985-10-18 日本電気株式会社 反響消去装置
US4411006A (en) * 1981-09-09 1983-10-18 Communication Satellite Corporation Digital bit rate synchronizer for digital echo cancellers and similar signal processing devices
GB2111354B (en) * 1981-11-19 1985-06-19 Standard Telephones Cables Ltd Echo canceller
FR2534754A1 (fr) * 1982-10-15 1984-04-20 Trt Telecom Radio Electr Recepteur pour modem de transmission de donnees, comportant un annuleur d'echo et un egaliseur

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502054A (ja) * 2003-08-07 2007-02-01 ケラン インコーポレイテッド クロストークキャンセルのための方法とシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0275790A1 (fr) 1988-07-27
GR3029267T3 (en) 1999-05-28
ES2126547T3 (es) 1999-04-01
CA1278351C (fr) 1990-12-27
FR2614484A1 (fr) 1988-10-28
US4891801A (en) 1990-01-02
DE3752233D1 (de) 1998-12-24
FR2614484B1 (fr) 1994-04-08
EP0275790B1 (fr) 1998-11-18
ATE173572T1 (de) 1998-12-15
DE3752233T2 (de) 1999-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4087654A (en) Echo canceller for two-wire full duplex data transmission
US7173962B2 (en) High-speed modem with uplink remote-echo canceller
US4995104A (en) Interference cancelling circuit and method
US6522688B1 (en) PCM codec and modem for 56K bi-directional transmission
US4131767A (en) Echo cancellation in two-wire, two-way data transmission systems
US6434233B1 (en) Method and apparatus for canceling periodic interference signals in a digital data communication system
US4760596A (en) Adaptive echo cancellation and equalization system signal processor and method therefor
US4362909A (en) Echo canceler with high-pass filter
EP0199879B1 (en) A process and system for improving echo cancellation within a transmission network
US5351291A (en) Adaptive echo cancellation method and device for implementing said method
JPS5842665B2 (ja) エコ−・順方向一体等化装置
USRE31253E (en) Echo cancellation in two-wire, two-way data transmission systems
US4769808A (en) Method of cancelling echoes in full-duplex data transmission system
US5577027A (en) Apparatus and method for effectively eliminating the echo signal of transmitting signal in a modem
US4334128A (en) Echo canceler for homochronous data transmission systems
CA1175521A (en) Echo cancellation in two-wire full-duplex data transmission with estimation of far-end data components
US4982428A (en) Arrangement for canceling interference in transmission systems
US4686703A (en) System for bidirectional digital transmission with echo cancellation
JPS63232631A (ja) 二方向アナログチャンネルでのデーター伝達用ターミナル
US4539674A (en) Method of providing adaptive echo cancellation in transmission of digital information in duplex, and apparatus for performing the method
US4411006A (en) Digital bit rate synchronizer for digital echo cancellers and similar signal processing devices
JPS6253971B2 (ja)
US6404357B1 (en) Digital/analogue communication system for increasing transfer efficiency of digital sample data
US5359656A (en) Adaptive echo cancellation apparatus
EP0071192A1 (en) System for baseband digital transmission in both directions on a two-wire line