JP2785336B2 - 音響エコーキャンセラのトレーニング方式 - Google Patents
音響エコーキャンセラのトレーニング方式Info
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- JP2785336B2 JP2785336B2 JP1151647A JP15164789A JP2785336B2 JP 2785336 B2 JP2785336 B2 JP 2785336B2 JP 1151647 A JP1151647 A JP 1151647A JP 15164789 A JP15164789 A JP 15164789A JP 2785336 B2 JP2785336 B2 JP 2785336B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- training
- echo
- echo canceller
- circuit
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M9/00—Arrangements for interconnection not involving centralised switching
- H04M9/08—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
- H04M9/082—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using echo cancellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音響エコーキャンセラのトレーニング方式に
関し、特に音声会議装置用の音響エコーキャンセラのト
レーニング方式に関する。
関し、特に音声会議装置用の音響エコーキャンセラのト
レーニング方式に関する。
通信回線で結ばれた会議室間で音声通信するための音
声会議装置は、会議室内のマイクロホンから発する音声
信号を相手方へ送信し、また相手方から送られて来る音
声信号をスピーカで再生する。
声会議装置は、会議室内のマイクロホンから発する音声
信号を相手方へ送信し、また相手方から送られて来る音
声信号をスピーカで再生する。
スピーカの再生音が同一室内のマイクロホンへ回り込
んで生じる室内エコーは、相手方での室内回り込みを経
て送り返されて来るので、通信中の会議室間には室内エ
コーのループが形成される。この室内エコーを放置する
と通話品質が損われるのみならず、ハウリングが発生し
て通話不能になる。送受信の双方の音声信号を遮断する
ことなく室内エコーを除去するには、音声会議装置内に
室内エコー消去用のエコーキャンセラを設けるのが有効
である。
んで生じる室内エコーは、相手方での室内回り込みを経
て送り返されて来るので、通信中の会議室間には室内エ
コーのループが形成される。この室内エコーを放置する
と通話品質が損われるのみならず、ハウリングが発生し
て通話不能になる。送受信の双方の音声信号を遮断する
ことなく室内エコーを除去するには、音声会議装置内に
室内エコー消去用のエコーキャンセラを設けるのが有効
である。
エコーキャンセラは、入力音声信号に応じて擬似エコ
ー信号を発生する適応フィルタと、その入力音声信号が
エコー径路を通ったあとの信号から擬似エコー信号を減
算する減算器とを有しており、減算結果のエコー残差を
ゼロに収束させるよう、すなわちエコー径路通過後の信
号に擬似エコー信号を一致させるよう、適応フィルタの
応答特性を逐次修正する機能を付与する。このエコーキ
ャンセラに、スピーカに与えた音声信号を入力して擬似
エコー信号を発生させ、マイクロホンが発した音声信号
から擬似エコー信号を減算することにより、室内エコー
を消去できる。
ー信号を発生する適応フィルタと、その入力音声信号が
エコー径路を通ったあとの信号から擬似エコー信号を減
算する減算器とを有しており、減算結果のエコー残差を
ゼロに収束させるよう、すなわちエコー径路通過後の信
号に擬似エコー信号を一致させるよう、適応フィルタの
応答特性を逐次修正する機能を付与する。このエコーキ
ャンセラに、スピーカに与えた音声信号を入力して擬似
エコー信号を発生させ、マイクロホンが発した音声信号
から擬似エコー信号を減算することにより、室内エコー
を消去できる。
エコーキャンセラの適応フィルタの応答特性は、初期
状態ではエコー径路の応答特性からかなりずれているの
が普通なので、通話開始直前に室内エコーのループを切
った状態にして、適応フィルタの応答特性をエコー経路
の応答特性に予め近似させておくためのトレーニングを
行なう。トレーニング用の入力信号としては通常、伝送
帯域内でほぼ一様なエコー消去が得られるよう、白色雑
音信号を使用する。
状態ではエコー径路の応答特性からかなりずれているの
が普通なので、通話開始直前に室内エコーのループを切
った状態にして、適応フィルタの応答特性をエコー経路
の応答特性に予め近似させておくためのトレーニングを
行なう。トレーニング用の入力信号としては通常、伝送
帯域内でほぼ一様なエコー消去が得られるよう、白色雑
音信号を使用する。
従来の音声会議装置用のエコーキャンセラのトレーニ
ング方法では、相手会議室との回線接続のたびに、通話
開始直前にトレーニング信号をスピーカおよび室内エコ
ー消去用のエコーキャンセラに入力して、トレーニング
を行なっている。
ング方法では、相手会議室との回線接続のたびに、通話
開始直前にトレーニング信号をスピーカおよび室内エコ
ー消去用のエコーキャンセラに入力して、トレーニング
を行なっている。
上述した従来の音声会議装置用エコーキャンセラのト
レーニング方法は、相手会議室の接続替えの都度、又、
電源投入ごとにエコーキャンセラのトレーニングをやり
直すので、そのたびにスピーカから雑音再生音が出てう
るさく耳障りであるという欠点がある。
レーニング方法は、相手会議室の接続替えの都度、又、
電源投入ごとにエコーキャンセラのトレーニングをやり
直すので、そのたびにスピーカから雑音再生音が出てう
るさく耳障りであるという欠点がある。
本発明の目的は、上述の問題点を解決すべく、相手会
議室との回線接続時ごと及び電源投入ごとにトレーニン
グをやり直さずに済む音声会議装置用の音響エコーキャ
ンセラのトレーニング方式を提供することにある。
議室との回線接続時ごと及び電源投入ごとにトレーニン
グをやり直さずに済む音声会議装置用の音響エコーキャ
ンセラのトレーニング方式を提供することにある。
本発明の音響エコーキャンセラのトレーニング方式
は、受話用スピーカへ導びかれる受話信号に応答して擬
似エコー信号を発生し、送話用のマイクロホンが発した
送話信号から前記擬似エコー信号を減算して室内エコー
を消去する室内エコー消去用の音響エコーキャンセラに
おいて、初期時に前記スピーカおよび前記エコーキャン
セラにトレーニング信号を与えて前記擬似エコー信号に
対する応答特性を設定するためのトレーニングを行なう
とともに、前記エコーキャンセラの送話路入力側及び受
話路入力側に設けたバックアップ用電源並設のメモリに
送話側信号および受話側信号を記憶し、初期時以降にお
ける前記音響エコーキャンセラのトレーニングに対して
は前記メモリに記憶したトレーニング時の送話側信号お
よび受話側信号によりトレーニングを行なう手段を備え
て構成される。
は、受話用スピーカへ導びかれる受話信号に応答して擬
似エコー信号を発生し、送話用のマイクロホンが発した
送話信号から前記擬似エコー信号を減算して室内エコー
を消去する室内エコー消去用の音響エコーキャンセラに
おいて、初期時に前記スピーカおよび前記エコーキャン
セラにトレーニング信号を与えて前記擬似エコー信号に
対する応答特性を設定するためのトレーニングを行なう
とともに、前記エコーキャンセラの送話路入力側及び受
話路入力側に設けたバックアップ用電源並設のメモリに
送話側信号および受話側信号を記憶し、初期時以降にお
ける前記音響エコーキャンセラのトレーニングに対して
は前記メモリに記憶したトレーニング時の送話側信号お
よび受話側信号によりトレーニングを行なう手段を備え
て構成される。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の音響エコーキャンセラのトレーニン
グ方式の一実施例を示すブロック図である。
グ方式の一実施例を示すブロック図である。
第１図に示す実施例の構成は、減算器101と、減算器1
01の出力によってフィルタ係数を制御され減算器101の
出力を零とするような適応制御を受ける適応フィルタ10
2を備え室内エコーを消去するエコーキャンセラ1,切替
回路2a,2b,トレーニング信号を発生するトレーニング信
号発生回路3,メモリ回路4a,4b,送話信号を受けるマイク
ロホン5,受話信号を音声変換して出力するスピーカ6,ス
ピーカ６に対する受信路を入力信号とトレーニング信号
発生回路３の出力いずれかに切り替える受信路切替回路
7,切替回路2a,2bおよび受信路切替回路７の切替を制御
する制御回路8,メモリ4aおよび4bのバックアップ用電源
回路9a,9b,送信側出力端子10,受信側入力端子11,電源ス
イッチ12,電源コンセント13,制御回路８の制御内容を操
作する操作部14と、主電源回路15から成る。
01の出力によってフィルタ係数を制御され減算器101の
出力を零とするような適応制御を受ける適応フィルタ10
2を備え室内エコーを消去するエコーキャンセラ1,切替
回路2a,2b,トレーニング信号を発生するトレーニング信
号発生回路3,メモリ回路4a,4b,送話信号を受けるマイク
ロホン5,受話信号を音声変換して出力するスピーカ6,ス
ピーカ６に対する受信路を入力信号とトレーニング信号
発生回路３の出力いずれかに切り替える受信路切替回路
7,切替回路2a,2bおよび受信路切替回路７の切替を制御
する制御回路8,メモリ4aおよび4bのバックアップ用電源
回路9a,9b,送信側出力端子10,受信側入力端子11,電源ス
イッチ12,電源コンセント13,制御回路８の制御内容を操
作する操作部14と、主電源回路15から成る。
次に、第１図の実施例の動作について説明する。
送話用マイクロホン５が発する音声信号は、エコーキ
ャンセラ１を介して送信側出力端子10から伝送路へ出力
される。一方、受信側入力端子11を介して入力した受信
信号は、エコーキャンセラ１およびスピーカ６に導びか
れる。
ャンセラ１を介して送信側出力端子10から伝送路へ出力
される。一方、受信側入力端子11を介して入力した受信
信号は、エコーキャンセラ１およびスピーカ６に導びか
れる。
送信側のエコーキャンセラ１の入力側には、マイクロ
ホン５から出力される信号と、メモリ回路4aからの信号
を切替える切替回路2aが配置される。
ホン５から出力される信号と、メモリ回路4aからの信号
を切替える切替回路2aが配置される。
メモリ回路4aは、バックアップ用電源回路９により給
電を受ける。又、メモリ回路4aの入力信号は、マイクロ
ホン５の出力信号が入力される。
電を受ける。又、メモリ回路4aの入力信号は、マイクロ
ホン５の出力信号が入力される。
メモリ回路4aの記憶は、後述するごとく、初回トレー
ニング時のマイクロホン５からの信号を入力し記憶す
る。受信路に接続されているエコーキャンセラ１入力側
にも、切替回路2bが接続される。送信側と同様に、切替
回路2bは受信路側からの信号とメモリ回路4bの出力信号
が入力され、メモリ回路4bは、送信側と同様にバックア
ップ用電源回路9bにより給電を受けている。受信路には
伝送路からの音声信号とトレーニング信号とを切替える
受信路切替回路７を有し、トレーニング信号発生回路３
に一方の入力が接続されている。
ニング時のマイクロホン５からの信号を入力し記憶す
る。受信路に接続されているエコーキャンセラ１入力側
にも、切替回路2bが接続される。送信側と同様に、切替
回路2bは受信路側からの信号とメモリ回路4bの出力信号
が入力され、メモリ回路4bは、送信側と同様にバックア
ップ用電源回路9bにより給電を受けている。受信路には
伝送路からの音声信号とトレーニング信号とを切替える
受信路切替回路７を有し、トレーニング信号発生回路３
に一方の入力が接続されている。
送信路の切替回路2aと切替回路2bはそれぞれ制御回路
８の制御を受けて切替動作を行う。トレーニング時はメ
モリ回路側に切替えられ、メモリの記憶信号によりトレ
ーニングを行う。
８の制御を受けて切替動作を行う。トレーニング時はメ
モリ回路側に切替えられ、メモリの記憶信号によりトレ
ーニングを行う。
受信路切替回路７は、初期トレーニング時のみトレー
ニング信号発生回路３側に切替わるように操作部14と制
御回路８により制御される。
ニング信号発生回路３側に切替わるように操作部14と制
御回路８により制御される。
メモリ回路4a,4bは主電源回路15とは別にバックアッ
プ用電源回路9a,9bにより電源の供給を受けている。バ
ックアップ用電源回路9a,9bは主電源回路15の電源スイ
ッチ12がオフ状態でもメモリ回路に書込まれている内容
を失うことはないバックアップ電源を供給する。
プ用電源回路9a,9bにより電源の供給を受けている。バ
ックアップ用電源回路9a,9bは主電源回路15の電源スイ
ッチ12がオフ状態でもメモリ回路に書込まれている内容
を失うことはないバックアップ電源を供給する。
制御回路８は電源スイッチ12からの電源オン・オフ情
報及び操作部14からの制御情報でメモリ回路4a,4bへの
書込動作と切替回路2a,2b受信路切替回路７の切替動作
を行う。
報及び操作部14からの制御情報でメモリ回路4a,4bへの
書込動作と切替回路2a,2b受信路切替回路７の切替動作
を行う。
初回トレーニング時には、トレーニング信号発生回路
３からのトレーニング信号を受信路切替回路７により選
択され、エコーキャンセラ１の受信路入力を切替回路2b
により選択入力するとともに、スピーカ６に出力され
る。一方、メモリー回路4bにもこのトレーニング信号が
入力され、制御回路８からの制御信号により書き込まれ
る。スピーカ６から発せられたトレーニング信号は室内
の反響路の状態に応じたエコー信号としてマイクロホン
５に入力され、マイクロホン５に入力された信号は切替
回路2aで選択されエコーキャンセラ１に入力される。
３からのトレーニング信号を受信路切替回路７により選
択され、エコーキャンセラ１の受信路入力を切替回路2b
により選択入力するとともに、スピーカ６に出力され
る。一方、メモリー回路4bにもこのトレーニング信号が
入力され、制御回路８からの制御信号により書き込まれ
る。スピーカ６から発せられたトレーニング信号は室内
の反響路の状態に応じたエコー信号としてマイクロホン
５に入力され、マイクロホン５に入力された信号は切替
回路2aで選択されエコーキャンセラ１に入力される。
エコーキャンセラ１は、室内のエコー経路を通ったあ
との信号から擬似エコー信号を減算する減算器101を有
しており、減算結果のエコー残差をゼロに収束させるよ
うに、すなわちエコー経路通過後の信号に擬似エコー信
号を一致させるように適応フィルタ102の応答特性を逐
次修正する。マイクロホン５を介して入力したエコー信
号は、擬似エコー信号を減算することにより室内で発生
するエコーを消去できる。
との信号から擬似エコー信号を減算する減算器101を有
しており、減算結果のエコー残差をゼロに収束させるよ
うに、すなわちエコー経路通過後の信号に擬似エコー信
号を一致させるように適応フィルタ102の応答特性を逐
次修正する。マイクロホン５を介して入力したエコー信
号は、擬似エコー信号を減算することにより室内で発生
するエコーを消去できる。
このように、エコーキャンセラ１をトレーニング信号
により適応動作させるとともに、エコーキャンセラ１の
受信側入力と送信側入力に設けたメモリ回路4b,4aに室
内エコー経路を経てマイクロホン５で捕捉した入力信号
を書込む。その後、音声会議終了により電源スイッチ12
がオフにされ主電源回路15が各回路に供給されなくな
り、このままだとエコーキャンセラ１の適応動作により
得られた擬似エコー信号も消失してしまう。しかし、メ
モリ回路4a,4bに書込まれた受信側トレーニング信号
と、送信側エコー径路を経た入力信号はそれぞれメモリ
回路4a,4bが主電源回路15とは別のバックアップ用電源
回路9b,9aで給電を行なっているため、メモリの内容が
消失することはない。
により適応動作させるとともに、エコーキャンセラ１の
受信側入力と送信側入力に設けたメモリ回路4b,4aに室
内エコー経路を経てマイクロホン５で捕捉した入力信号
を書込む。その後、音声会議終了により電源スイッチ12
がオフにされ主電源回路15が各回路に供給されなくな
り、このままだとエコーキャンセラ１の適応動作により
得られた擬似エコー信号も消失してしまう。しかし、メ
モリ回路4a,4bに書込まれた受信側トレーニング信号
と、送信側エコー径路を経た入力信号はそれぞれメモリ
回路4a,4bが主電源回路15とは別のバックアップ用電源
回路9b,9aで給電を行なっているため、メモリの内容が
消失することはない。
再度電源スイッチ12を投入し、新たに会議を始める場
合には、会議開始にトレーニング信号発生回路３からの
トレーニング信号ではなく、送信側及び受信側のメモリ
回路4a,4bを切替回路2a,2bで切り替えて選択することに
より容易にトレーニングを行うことができる。
合には、会議開始にトレーニング信号発生回路３からの
トレーニング信号ではなく、送信側及び受信側のメモリ
回路4a,4bを切替回路2a,2bで切り替えて選択することに
より容易にトレーニングを行うことができる。
以上説明したように本発明は、エコーキャンセラの送
信側及び受信側にメモリ回路を配置し、かつこれらのメ
モリをバックアップ用電源により給電し、室内のエコー
径路を経た入力信号を記憶することにより、電源回路を
切断することにより失なわれるエコーキャンセラの擬似
エコー信号を生成するためにスピーカからトレーニング
信号を出力することなくトレーニング動作を行なわせる
ことができ、スピーカからの耳障りなトレーニング信号
をなくすことでスムーズに会議を開始することができる
という効果がある。
信側及び受信側にメモリ回路を配置し、かつこれらのメ
モリをバックアップ用電源により給電し、室内のエコー
径路を経た入力信号を記憶することにより、電源回路を
切断することにより失なわれるエコーキャンセラの擬似
エコー信号を生成するためにスピーカからトレーニング
信号を出力することなくトレーニング動作を行なわせる
ことができ、スピーカからの耳障りなトレーニング信号
をなくすことでスムーズに会議を開始することができる
という効果がある。
第１図は本発明の音響エコーキャンセラのトレーニング
方式の一実施例のブロック図である。 １……音響エコーキャンセラ、2a,2b……切替回路、３
……トレーニング信号発生回路、4a,4b……メモリ回
路、５……マイクロホン、６……スピーカ、７……受信
路切替回路、８……制御回路、9a,9b……バックアップ
用電源回路、10……送信側出力端子、11……受信側入力
端子、12……電源スイッチ、13……電源コンセント、14
……操作回路、15……主電源回路、101……減算回路、1
02……適応フィルタ。
方式の一実施例のブロック図である。 １……音響エコーキャンセラ、2a,2b……切替回路、３
……トレーニング信号発生回路、4a,4b……メモリ回
路、５……マイクロホン、６……スピーカ、７……受信
路切替回路、８……制御回路、9a,9b……バックアップ
用電源回路、10……送信側出力端子、11……受信側入力
端子、12……電源スイッチ、13……電源コンセント、14
……操作回路、15……主電源回路、101……減算回路、1
02……適応フィルタ。
Claims (1)
- 【請求項１】受話用のスピーカへ導びかれる受話信号に
応答して擬似エコー信号を発生し、送話用のマイクロホ
ンが発した送話信号から前記擬似エコー信号を減算して
室内エコーを消去する室内エコー消去用の音響エコーキ
ャンセラにおいて、初期時に前記スピーカおよび前記エ
コーキャンセラにトレーニング信号を与えて前記擬似エ
コー信号に対する応答特性を設定するためのトレーニン
グを行なうとともに、前記エコーキャンセラの送話路入
力側及び受話路入力側に設けたバックアップ用電源並設
のメモリに送話側信号および受話側信号を記憶し、初期
時以降における前記音響エコーキャンセラのトレーニン
グに対しては前記メモリに記憶したトレーニング時の送
話側信号および受話側信号によりトレーニングを行なう
手段を備えて成ることを特徴とする音響エコーキャンセ
ラのトレーニング方式。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1151647A JP2785336B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 音響エコーキャンセラのトレーニング方式 |
| US07/536,447 US5050160A (en) | 1989-06-13 | 1990-06-12 | Training method for an echo canceller for use in a voice conference system |
| CA002018836A CA2018836C (en) | 1989-06-13 | 1990-06-12 | Training method for an echo canceller for use in a voice conference system |
| AU57101/90A AU621017B2 (en) | 1989-06-13 | 1990-06-13 | Training method for an echo canceller for use in a voice conference system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1151647A JP2785336B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 音響エコーキャンセラのトレーニング方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0316324A JPH0316324A (ja) | 1991-01-24 |
| JP2785336B2 true JP2785336B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=15523137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1151647A Expired - Lifetime JP2785336B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 音響エコーキャンセラのトレーニング方式 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5050160A (ja) |
| JP (1) | JP2785336B2 (ja) |
| AU (1) | AU621017B2 (ja) |
| CA (1) | CA2018836C (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02280422A (ja) * | 1989-04-20 | 1990-11-16 | Nec Corp | 音声会議装置用エコーキャンセラのトレーニング方法 |
| US5216519A (en) * | 1990-09-27 | 1993-06-01 | At&T Bell Laboratories | Echo protection tone detection and regeneration for digital transmission of facsimile calls |
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| US5353348A (en) * | 1993-05-14 | 1994-10-04 | Jrc International, Inc. | Double echo cancelling system |
| FR2713417B1 (fr) * | 1993-12-02 | 1996-02-02 | Europ Agence Spatiale | Procédé de réglage adaptatif d'un suppresseur d'écho. |
| US5600714A (en) * | 1994-01-14 | 1997-02-04 | Sound Control Technologies, Inc. | Conference telephone using dynamic modeled line hybrid |
| US5502717A (en) * | 1994-08-01 | 1996-03-26 | Motorola Inc. | Method and apparatus for estimating echo cancellation time |
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