JPH11317072A - 半導体メモリシステム及び半導体メモリのアクセス制御方法及び半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリシステム及び半導体メモリのアクセス制御方法及び半導体メモリ

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JPH11317072A
JPH11317072A JP10124367A JP12436798A JPH11317072A JP H11317072 A JPH11317072 A JP H11317072A JP 10124367 A JP10124367 A JP 10124367A JP 12436798 A JP12436798 A JP 12436798A JP H11317072 A JPH11317072 A JP H11317072A
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semiconductor memory
memory
memory cell
sense amplifier
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賢二 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格別の付随回路を搭載することなく、チップ
サイズに対するオーバーヘッドを抑制しながら、高速ア
クセスを可能とした半導体メモリシステムを提供する。 【解決手段】 SDRAM100は、複数のセルアレイ
ブロックに分割されたメモリセルアレイ101、カラム
デコーダ102、ロウデコーダ103及びセンスアンプ
回路105を有する。SDRAM100に対して、セル
アレイブロック内を連続アクセスする場合には、第1の
サイクルタイムを持つ第1の動作モードに設定され、離
散的なセルアレイブロック間の連続アクセスの場合には
それより短い第2のサイクルタイムによる第2の動作モ
ードに設定される。隣接セルアレイブロック間の連続ア
クセスの場合には、中間のサイクルタイムを持つ第3の
動作モードに設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速アクセスを
可能としたDRAM等を用いた半導体メモリシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】MOS型半導体記憶装置のうちDRAM
は、メモリセルが比較的簡素なため最も高集積化が進
み、現在あらゆるコンピュータ機器の主記憶メモリとし
て利用されている。一方、昨今の急激なマイクロプロセ
ッサ(MPU)の性能向上に対応してメモリ性能を向上
させるべく数々の高速データサイクル機能を搭載したD
RAMが提案され、あるいは量産が開始され始めてい
る。その代表例がシステムクロックと同期させて全ての
入出力データをやり取りする、いわゆる同期型のシンク
ロナスDRAM(SDRAM)や、同様の動作ながらク
ロックの両エッジをトリガとしてアクセス可能としたダ
ブル・データ・レートSDRAM(DDR−SDRA
M)等である。更に、プロトコルベースのコマンドによ
り高速にデータ転送が行えるランバスDRAM(RDR
AM)(Rambus Inc. 仕様)等が開発されており、従来
の非同期型のDRAMからこれら同期型DRAMへの移
行の流れは将来的には必然なものと言える。
【0003】このような同期型DRAMの特徴は、最大
バンド幅が非常に高速であることにある。例えば、最新
のSDRAMでの最大バンド幅としては、100Mbp
sが達成されている。将来的なDDR−SDRAMでは
200Mbps、R−DRAMでは800Mbpsに達
すると予想される。但し、このような高バンド幅が実現
可能なのは、メモリ空間の限られた特定の行方向のみの
バーストアクセスに限定されている。すなわち、行アド
レスが変化するいわゆるランダムアクセス時の速度に関
しては、従来の非同期型DRAMとほぼ同程度の速度し
か得られていない。
【0004】この対策として、DRAMを主記憶に採用
したコンピュータシステムにおいては、メモリの階層化
が一般的な手法として採用されている。具体的には、D
RAMに比べ高速アクセスが可能なSRAMで構成され
るキャッシュメモリをMPUとDRAMの間に配置し、
DRAMの一部分のデータをSRAMにキャッシングし
ておく手法である。この場合、MPUからのメモリアク
セスは高速なキャッシュメモリから行われ、キャッシュ
メモリにキャッシングされていないアドレス空間にアク
セス命令が入った場合、即ちキャッシュミスした場合の
み、DRAMからのアクセスを行う。この手法により、
MPUとDRAMの速度性能差がある場合においても、
コンピュータシステム性能は大幅に改善されている。
【0005】但し、キャッシュミスした場合にはDRA
Mからの読み出しが必要で、特にDRAMメモリ空間の
同一ブロック内の別行アドレスがアクセスされた場合、
MPUにとって最大の待ち時間が発生してしまう。以
下、この問題をSDRAMを例にとって、図14を参照
して説明する。
【0006】図14は、SDRAMの読み出し動作タイ
ミングの一例を示したものである。上述した、メモリの
階層化を採用したコンピュータシステムにおいてキャッ
シュミスが発生し、主記憶としてSDRAMからのアク
セスの必要が生ずると、時刻t1においてシステム側か
ら現在の活性化されているアドレスに対するプリチャー
ジを行うべく「プリチャージコマンド(Precharge )」
が発行される。これに続いて、所定の時間経過後、MP
Uから「アクティベートコマンド(Active)」が発行さ
れ、必要なメモリ空間に相当するバンクが活性化され
る。更に特定の時間経過後、「リードコマンド(Rea
d)」が発行される。このリードコマンドから特定の時
間後の時刻t2から、特定のバースト長のデータがクロ
ックに同期してSDRAMより読み出される。ここに示
したように、クロックに同期して連続に読み出される場
合の最大バンド幅は非常に高いものの、キャッシュミス
の場合のランダムアクセスに対する実効的なバンド幅は
著しく低下している。すなわち、ほぼ時刻t1からt2
にかけてはデータが読み出されない時間、換言すればM
PU側から見た場合の待ち時間が大きい事がわかる。
【0007】具体的には、図14に示したSDRAMの
仕様の場合、ランダムアクセスサイクル時の最大バンド
幅は、バーストサイクル時のそれの36%程度しかな
い。これが今後のコンピュータシステム性能向上のため
のボトルネックとなる可能性が高く、より高速なアクセ
スタイム並びにサイクルタイムを実現した高性能DRA
Mの要求が高まりつつある。特に、現在の高性能サーバ
マシンを中心とするマルチMPUシステムでは、高速バ
ースト転送のみならず、高速ランダムアクセスの重要性
が高い。更に、将来のリアルタイム動画再生を主目的と
する民生用マルチメディアシステムにおいても、同様の
高速ランダムアクセスが可能なDRAMが要求されると
思われる。
【0008】このような要請を背景して、図15に示し
たような、Enhanced Memory Systems Inc.から発表され
ているEnhanced SDRAM(ESDRAM)や、図1
6に示したような、日本電気株式会社から発表されてい
るVirtual Channel Memory(VCM)等が提案されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、SDR
AMやRDRAMに代表される高速データサイクルを実
現したDRAMは、ランダムアクセスが必要となるアク
セスのミスヒット時の待ち時間が大きく、これがシステ
ムの性能向上のボトルネックとなっているという問題点
がある。
【0010】また、高速アクセスタイム及び高速サイク
ルタイムを実現すべく、大容量のキャッシュメモリを搭
載する図15及び図16の方法では、チップサイズに対
するオーバーヘッドが高く、低コスト化が達成され難い
という問題点がある。
【0011】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、格別の付随回路を搭載することなく、チップ
サイズに対するオーバーヘッドを抑制しながら、高速ア
クセスを可能とした半導体メモリシステム及び半導体メ
モリのアクセス制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体メ
モリシステムは、複数のビット線対と複数のワード線の
各交差部にメモリセルが配列されたメモリセルアレイ、
このメモリセルアレイのメモリセル選択を行うデコーダ
回路、及びメモリセルアレイのメモリセルデータを読み
出すセンスアンプ回路を有する半導体メモリと、この半
導体メモリに対して連続してアクセスする際に連続して
アクセスされるアドレスの順序に応じてサイクルタイム
を変化させるための制御を行う制御装置とを備えたこと
を特徴としている。
【0013】この発明は特に、半導体メモリのメモリセ
ルアレイが複数のセルアレイブロックに分割されている
場合に、制御装置は、メモリセルアレイの一つのセルア
レイブロック内を連続アクセスする際に第1のサイクル
タイムを持つ第1の動作モードによりアクセス制御を行
い、メモリセルアレイの離散的なセルアレイブロック間
を連続アクセスする際に第1のサイクルタイムより短い
第2のサイクルタイムを持つ第2の動作モードによりア
クセス制御を行うことを特徴とする。
【0014】更に、半導体メモリのメモリセルアレイが
隣接するセルアレイブロックでセンスアンプ列を共有す
る共有センスアンプ方式を採用している場合には、制御
装置は、メモリセルアレイの隣接するセルアレイブロッ
ク間を連続アクセスする際に第1の動作モードと第2の
動作モードの中間の第3のサイクルタイムを持つ第3の
動作モードによりアクセス制御を行うことを特徴とす
る。
【0015】更にこの発明は、第3の動作モードが設定
される場合に、以下に列記する特徴を有する。 (a)半導体メモリのメモリセルアレイが、隣接するセ
ルアレイブロックがビット線イコライズ回路を内蔵した
センスアンプ列を共有し、且つ第3の動作モードが設定
されたとき、半導体メモリにおいて、先行してアクセス
されるセルアレイブロックのビット線イコライズ動作と
次にアクセスされるセルアレイブロックのワード線活性
化動作が一部並進する。 (b)半導体メモリのメモリセルアレイが、隣接するセ
ルアレイブロックがビット線イコライズ回路を内蔵した
センスアンプ列を共有すると共に、共有されるセンスア
ンプ列と各セルアレイブロックの間に配置されて選択的
に導通制御される転送ゲートを有し、且つ第3の動作モ
ードが設定されたとき、半導体メモリにおいて、転送ゲ
ートの導通制御によって、先行してアクセスされるセル
アレイブロックのビット線イコライズ動作と次にアクセ
スされるセルアレイブロックのワード線活性化動作が一
部並進する。 (c)半導体メモリのメモリセルアレイが、隣接するセ
ルアレイブロックがセンスアンプ列を共有し、共有され
るセンスアンプ列と各セルアレイブロックの間に配置さ
れて選択的に導通制御される転送ゲートを有し、且つセ
ンスアンプ列内及び各セルアレイブロック内にそれぞれ
配置されたビット線イコライズ回路を有し、第3の動作
モードが設定されたとき、半導体メモリにおいて、セン
スアンプ列内に配置されたビット線イコライズ回路が、
各セルアレイブロックに配置されたビット線イコライズ
回路に先行して活性化される。 (d)更に(c)の場合に、センスアンプ列内或いはセ
ルアレイブロック内のビット線イコライズ動作が行われ
ている間、そのセルアレイブロックとセンスアンプ列の
間の転送ゲートは非導通制御される。
【0016】この発明によると、半導体メモリのアクセ
ス制御において、連続アクセスされるアドレスの順序に
応じてサイクルタイムが異なる複数の動作モードを設定
するという速度制約を導入することにより、キャッシュ
部を搭載することなく、従来のDRAM等では得られな
い高速アクセスが可能になる。具体的にDRAM等にお
いては、消費電力と速度の点から、メモリセルアレイは
複数のセルアレイブロックに分割される。同一セルアレ
イブロック内を連続アクセスする際には、ワード線活性
化とビット線プリチャージ動作を時系列的に行わなけれ
ばならないから、第1のサイクルタイムを持つ第1の動
作モードによりアクセス制御を行い、独立のセルアレイ
ブロック間を連続アクセスする際には、各セルアレイブ
ロック毎に独立にビット線プリチャージとワード線活性
化が可能であることから、第1のサイクルタイムより短
い第2のサイクルタイムを持つ第2の動作モードにより
アクセス制御を行う。この様なアクセス制御を行えば、
多分割された半導体メモリにおいては、確率的に同一セ
ルアレイブロックに連続アクセスが入る場合は少ないこ
とから、メモリシステム全体の高速化が図られる。
【0017】更に、共有センスアンプ回路方式を採用し
た場合には、転送ゲートの制御により隣接するサブセル
アレイのワード線活性化とビット線プリチャージを一部
オーバーラップさせることができる。このオーバーラッ
プ動作を利用することにより、隣接するセルアレイブロ
ック間を連続アクセスする際には、第1の動作モードと
第2の動作モードの中間の第3のサイクルタイムを持つ
第3の動作モードによりアクセス制御を行うことができ
る。
【0018】これにより、隣接するサブセルアレイを連
続アクセスする場合に、離散的なサブセルアレイの連続
アクセスの場合よりは遅いが、サブセルアレイ内部を連
続アクセスする場合よりは高速のサイクルタイムでのア
クセスが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の実施例による
SDRAM100の等価回路構成を示す。メモリセルア
レイ101は、ビット線とワード線の各交差部にダイナ
ミック型メモリセルを配列形成して構成される。アドレ
スバッファ104は、外部から供給されるアドレスAD
Dを取り込み、取り込まれたアドレスをデコードしてメ
モリセルアレイ101のカラム及びロウ選択を行うため
に、カラムデコーダ102及びロウデコーダ103が設
けられている。メモリセルアレイ101のデータ読み出
し/書き込みを行うセンスアンプ回路(I/Oゲートを
含む)105は、データコントロール回路106を介し
てデータバッフア107に接続され、データバッファ1
07により外部とのデータ入出力が行われる。
【0020】クロック同期によるデータ読み出し/書き
込みを行うために、外部クロックCLKを取り込むため
のクロックバッフア108が設けられ、外部からの各種
コマンドを取り込んでデコードするためにコマンドデコ
ーダ109が設けられている。これらのクロックバッフ
ァ108及びコマンドデコーダ109は、クロックイネ
ーブル信号CKEにより活性化される。デコードされた
コマンドとクロックバッファ108から得られるクロッ
クによりデータ読み出し/書き込みのための各種コント
ロール信号を生成するために、コントロール信号発生回
路111が設けられている。コントロール信号発生回路
111は、メモリセルアレイ102を含むコア回路部に
対して、プリチャージ制御、センスアンプ活性化制御等
の各種コントロール信号を生成するものである。モード
レジスタ110は、バースト長やアクセス・レイテンシ
ー等の各種動作モードを予め設定するためのもので、こ
のモード設定レジスタ110の出力によりコントロール
信号発生回路111が制御される。
【0021】図2(a)(b)は、メモリセルアレイ1
01の構成例を示している。メモリセルアレイ101は
図示のように、複数個(図の場合n個)のセルアレイブ
ロック21に分けられ、各セルアレイブロック21にそ
れぞれ付随して、図1のセンスアンプ回路105を構成
するセンスアンプ列22が配置されている。特に図2
(b)は、隣接するセルアレイブロック21でセンスア
ンプ列22を共有した共有センスアンプ方式を採用した
場合を示している。各セルアレイブロック21内には、
複数のワード線とこれと交差する複数のビット線対が設
けられ、各交差部にメモリセルが配置される。
【0022】図3は、図2(b)の共有センスアンプ方
式を採用した場合について、隣接する二つのセルアレイ
ブロック21n,21mと、これらに共有されるセンス
アンプ22nmの構成を、一対のビット線について示し
ている。セルアレイブロック21n,21mには、図示
のように、ワード線WLにより駆動されてビット線B
L,bBLとの間でデータの授受が行われる1トランジ
スタ/1キャパシタ構成のメモリセルMCが配列形成さ
れている。左側のセルアレイブロック21n内のビット
線BLn,bBLnと、センスアンプ22nm内のビッ
ト線BLnm,bBLnmの間には、これらを選択的に
接続するために、それぞれNMOSトランジスタQ1,
Q2を介在させて、転送ゲート23Lが構成されてい
る。同様に、右側のセルアレイブロック21m内のビッ
ト線BLm,bBLmと、センスアンプ22nm内のビ
ット線BLnm,bBLnmの間には、これらを選択的
に接続するために、それぞれNMOSトランジスタQ
3,Q4を介在させて、転送ゲート23Rが構成されて
いる。これらの転送ゲート23L,23Rの制御によ
り、センスアンプ22nmはセルアレイブロック21
n,21mのいずれかに選択的に接続されることにな
る。
【0023】センスアンプ22nmは、PMOSトラン
ジスタQ11,Q12により構成されたフリップフロッ
プからなる、Hレベル側増幅用のPMOSセンスアンプ
SA1と、NMOSトランジスタQ13,Q14により
構成されたフリップフロップからなる、Lレベル側増幅
用のNMOSセンスアンプSA2とを有する。具体的に
PMOSセンスアンプSA1を構成するPMOSトラン
ジスタQ11,Q12は、ソースが共通に活性化信号S
APnmが与えられる信号線に接続され、ドレインがそ
れぞれビット線bBLnm,BLnmに接続され、ゲー
トがそれぞれビット線BLnm,bBLnmに接続され
る。同様に、NMOSセンスアンプSA2を構成するN
MOSトランジスタQ13,Q14は、ソースが共通に
活性化信号bSANnmが与えられる信号線に接続さ
れ、ドレインがそれぞれビット線bBLnm,BLnm
に接続され、ゲートがそれぞれビット線BLnm,bB
Lnmに接続される。
【0024】センスアンプ22nmはまた、ビット線B
Lnm,bBLnmをプリチャージ電位VBLにプリチ
ャージするためのプリチャージ用NMOSトランジスタ
Q5,Q6と、イコライズ用NMOSトランジスタQ7
とからなるビット線イコライズ回路24を有する。プリ
チャージ用NMOSトランジスタQ5,Q6は、ドレイ
ンが共通にプリチャージ電位VBLが与えられる信号線
に接続され、ソースがそれぞれビット線bBLnm,B
Lnmに接続され、ゲートがイコライズ制御信号EQL
nmが与えられる信号線に接続される。イコライズ用N
MOSトランジスタQ7は、ゲートをプリチャージ用N
MOSトランジスタQ5,Q6と共通にして、ビット線
bBLnm,BLnmの間に介挿接続される。
【0025】図3に示したSDRAMのコア回路部は、
従来の汎用DRAMに対して特殊な変更は施されていな
いが、共有センスアンプ方式とするために、転送ゲート
23L,23Rがそれぞれ配置されている。例えば、外
部アドレス入力によりセルアレイブロック21nが選択
的に活性化される場合には、転送ゲート23Lが導通状
態、転送ゲート23Rが非導通状態に制御され、セルア
レイブロック21nに配設されたメモリセルとセンスア
ンプ22nmが接続される。この時、非選択状態にある
セルアレイブロック21mは、転送ゲート23Rにより
センスアンプ22nmから切り離されてプリチャージ状
態にある。この様に構成されたSDRAMでのアクセス
動作の実施形態を具体的に以下に説明する。
【0026】[実施例1]図4及び図5は、実施例1に
よる二つの動作モード1,2のアクセスタイミングを模
式的に表している。二つの動作モード1,2は、前述し
たように複数個に分割されたセルアレイブロック21の
アクセス順序に依存して、SDRAM100を連続的に
活性化する際の活性化の周期として定義されるサイクル
タイムが異なる。図4の動作モード1は、同一のセルア
レイブロック21(例えば、図2のセルアレイブロック
<0>)内の異なるワード線に接続されたメモリセルを
連続アクセスする場合である。この場合は、ワード線活
性化とビット線プリチャージの動作は時系列的に行うこ
とが必要であるから、従来のSDRAMとほぼ同一の速
度となる。図4においては、クロックCLKに同期して
発行される活性化コマンドACTの周期、即ちサイクル
タイムを3クロックサイクルとし、活性化コマンドAC
Tからメモリセルデータが読み出されるまでの時間、即
ちアクセスタイムを2クロックサイクルとして、バース
ト長1でデータを読み出す例を示している。
【0027】なお活性化コマンドACTとは実際には、
活性化コマンド用端子がDRAM100にあるわけでは
なく、SDRAM100に取り込まれるチップセレクト
信号/CSその他の制御信号の予め定められた組み合わ
せにより定義される信号群である。この活性化コマンド
ACTはコマンドデコーダ109によりデコードされ
て、コントロール信号発生回路111に送られ、ビット
線プリチャージ、ワード線活性化、センスアンプ活性化
等の一連のコントロール信号が発生されることになる。
【0028】これに対して、図5の動作モード2は、互
いに独立な、すなわち全く離散的なセルアレイブロック
間、例えば図2に示したセルアレイブロック<0>とセ
ルアレイブロック<3>との間等で連続してアクセスが
行われる場合を示している。この場合、メモリセルに接
続されるビット線やセンスアンプがアクセス毎に独立な
ため、図4に示した動作モード1のアクセスよりも高速
なサイクルタイムが実現できる。即ち図5では、図4の
場合と同じアクセスタイムで、サイクルタイムを1クロ
ックサイクルとした例を示している。
【0029】このようにこの実施例1では、連続してア
クセスされるのが同一セルアレイブロック内か或いは離
散的セルアレイブロックかに応じてサイクルタイムを変
化させている。この様な動作モード設定を行えば、離散
的セルアレイブロックの連続アクセスの場合のサイクル
タイムを小さくすることにより、従来のSDRAMのよ
うに格別のキャッシュ部を搭載しなくとも、従来のSD
RAM以上に高速化が実現可能となる。
【0030】SDRAMにおいては、消費電力と速度の
両面から、メモリセルアレイは数十から数百のセルアレ
イブロックに分割されることが一般的である。例えば、
現在量産化が開始された64MビットDRAMにおいて
は、最小セルアレイブロック容量は約1M程度であるの
で、アレイ分割総数は64程度になっている。このよう
に非常に分割数が多い場合、確率的に同一セルアレイブ
ロックに連続してアクセスが入る場合は少なく、その結
果上述したような連続してアクセスされるセルアレイブ
ロックに応じてサイクルタイムを変化させた場合、従来
に比べ全体的なシステム性能が高くなる事は容易に予想
される。更に、将来の高集積化によりさらにメモリセル
アレイ分割が進めば、性能向上の度合いはますます高く
なる。
【0031】[実施例2]実施例2は、先の実施例1で
説明したような連続アクセスの態様に応じてサイクルタ
イムを異ならせる動作を行わせるSDRAMにおいて、
特に隣接セルアレイブロック間での連続アクセスの高速
化を実現したものである。この実施例2においては、図
2(b)に示すような、分割されるセルアレイブロック
21が隣接するもの同士でセンスアンプ列22を共有す
る共有センスアンプ方式を採用した場合を前提とする。
【0032】実施例2の動作を説明する前に、実施例1
の制御方式を採用した場合の限界を明らかにする。セル
アレイブロック21nに配置された何れかのメモリセル
のアクセスに連続して、隣接するセルアレイブロック2
1mに配設された何れかのメモリセルがアクセスされた
場合を考える。この時、図7に示すように、先ずはじめ
に先行してアクセスしたセルアレイブロック21nをプ
リチャージ状態にする。具体的には、既に選択状態にあ
るセルアレイブロック21nに配設されたワード線WL
niを非活性化(NMOSメモリセルの場合はワード線
を立ち下げる)し(t11)、これが完了後、ビット線
イコライズ回路EQLの制御信号EQLnmを活性化す
る(t12)。これにより、ビット線対BLn,bBL
nを電気的に短絡しプリチャージ電位VBLにリセット
する。
【0033】この一連のプリチャージが完了した後、こ
れに続いてアクセスされるセルアレイブロック21mの
活性化が開始される。具体的には、転送ゲート23Lを
非導通状態に制御するための制御信号PHITLをLレ
ベルに遷移させると同時に、ビット線イコライズ回路2
4の制御信号EQLnmもLレベルに遷移させて、ビッ
ト線BLn,bBLnをプリチャージ電位VBLから切
り離す(t13)。同時に、転送ゲート23Rを導通状
態に設定する信号PHITRをHレベルに遷移させた
後、セルアレイブロック21mの中の何れかのメモリセ
ルに接続されたワード線WLmiを活性化する(t1
4)。
【0034】以上のように、隣接するセルアレイブロッ
クを連続的にアクセスする場合に、先行してアクセスさ
れるセルアレイブロックのプリチャージ動作の完了を待
って、次のセルアレイブロックの活性化が時系列的に行
われるとすると、アクセスタイム及びサイクルタイム
は、図4に示した同一セルアレイブロック内の連続アク
セスの場合と同じとなるため、低速なアクセスしか実現
できない。
【0035】このような隣接セルアレイブロック間での
連続アクセスの場合に、一層の高速化を目指したのが実
施例2である。図6はこの実施例2での動作モード3の
タイミング図を示している。ここでは、アクセスタイム
は、図4及び図5に示す動作モード1,2と同じである
が、サイクルタイムを2クロックサイクルとした動作、
即ち図4に示すセルアレイブロック内での連続的アクセ
スよりも短いサイクルタイムを実現した例を示してい
る。
【0036】この様なアクセス動作を行う場合の具体的
な動作タイミングを図8に示す。共有センスアンプ方式
を採用した場合に、隣接したセルアレイブロック間の連
続アクセスを、同一セルアレイブロック内の連続アクセ
スの場合よりもサイクルタイムを高速化するため、先行
してアクセスされるセルアレイブロックのプリチャージ
動作と、これに続いてアクセスされるセルアレイブロッ
クのワード線活性化動作とをオーバーラップ(インター
リーブ)させることがキーポイントである。
【0037】図8は、図3に示す二つの隣接するセルア
レイブロック21n,21mが連続的にアクセスされる
場合を想定している。セルアレイブロック21nに対す
るアクセスコマンドACTが発行されると、このセルア
レイブロック21nとセンスアンプ22nmの間の転送
ゲート23Lが制御信号PHITLにより非導通状態に
制御される(t21)。これに続いて、セルアレイブロ
ック21mの何れかのワード線WLniが選択され活性
化される(t22)。ワード線の活性化が完了し、セル
データがビット線BLn,bBLnに読み出されると、
制御信号PHITL,PHITRによりそれぞれ転送ゲ
ート23L,23Rが導通状態,非導通状態に制御され
る(t23)。これにより、セルアレイブロック21n
のメモリセルからの微小データはセンスアンプ22nm
に転送され、ここで検知増幅される。
【0038】その後、カラムアドレスに従いカラム選択
信号CSLiが活性化され、センスアンプ22nmで増
幅された信号はチップ外部に読み出される(t24)。
一方、この一連の動作と並進して、セルアレイブロック
21mの活性化コマンドACTが発行されると、セルア
レイブロック21nの動作に関わらず、セルアレイブロ
ック21mの中の何れかのワード線WLmiが活性化さ
れる(t26)。これは、共有センスアンプ方式を用い
ていて、セルアレイブロック21nがアクセスされてい
る間、セルアレイブロック21mが転送ゲート23Rに
よりセンスアンプ22nmから切断されていることによ
り可能となる。
【0039】セルアレイブロック21nから読み出され
たセルデータがセンスアンプ22nmにより所定の電圧
までリストアされると、セルアレイブロック21nのプ
リチャージ動作に移行する。具体的には、メモリセルの
ワード線WLniが非活性化され(t25)、これに続
いて制御信号EQLnmが活性化される(t26)。こ
れにより、セルアレイブロック21nのビット線BL
n,bBLn並びにセンスアンプ22nmのビット線B
Lnm,bBLnmが所定の電圧にプリチャージされ
る。図8の場合、このセルアレイブロック21nのプリ
チャージ動作と、セルアレイブロック21mのワード線
WLmiの活性化開始が同じタイミングである。そし
て、セルアレイブロック21mのビット線BLm,bB
Lmにセルデータが読み出されたことを待って、制御信
号PHITL,PHITRを遷移させて転送ゲート23
L,23Rを切り替える(t27)。
【0040】これにより、隣接する2つのセルアレイブ
ロック21n,21m間のセルデータをセンスアンプ2
2nmで衝突させることなく、隣接セルアレイブロック
間のオーバーラップ動作が可能となる。即ち、共有セン
スアンプ回路方式を持ち、隣接する2つのセルアレイブ
ロック間で連続的にアクセスされる場合に、同一セルア
レイブロック内の連続アクセスの場合よりも高速化する
ことが可能となる。以上から、主としてコスト重視の観
点から共有センスアンプ方式を採用した場合にも、通常
の共有センスアンプ方式での速度的な制約を軽減するこ
とが可能となり、性能とコストの更なる両立が実現され
る。
【0041】この発明が適用されるSDRAM100
は、前述のように内部構成は従来と変わらず、アクセス
の態様に応じた動作が可能である。具体的にこの様な動
作モード制御は、図9に示すように、アクセス要求を出
すマイクロプロセッサ201と、このマイクロプロセッ
サ201からのアクセス要求に応答してSDRAM10
0をアクセスするメモリコントローラLSI202とを
備えたメモリシステムにおいて行われる。前述した各実
施例1,2の動作モード1,2,3は、マイクロプロセ
ッサ201の中でソフトウェアにより決定され、各動作
モードに応じてサイクルタイムの異なる活性化コマンド
ACTが発行されることになる。
【0042】図10は、マイクロプロセッサ201によ
る動作モード設定のアルゴリズムを示す。動作モード設
定に際してはまず、アクセスしようとするSDRAMの
アドレスデータを監視する(S1)。SDRAM内のセ
ルアレイブロックに対するアドレス割り当ては予め判っ
ているから、そのアドレス割り当てに基づいて、アクセ
スしようとするアドレスが一つのセルアレイブロックの
内部を連続的にアクセスするものか否かを判定する(S
2)。YESであれば、サイクルタイムの最も長い第1
の動作モード1に設定する(S4)。NOであれば、更
に隣接するセルアレイブロックを連続アクセスするもの
か否かを判定する(S3)。その判定結果がNOであれ
ば、連続アクセスは離散的なセルアレイブロックに対す
るものであるから、サイクルタイムが最も短い動作モー
ド2に設定し(S5)、YESであれば、中間のサイク
ルタイムである動作モード3に設定する(S6)。
【0043】この様にしてマイクロプロセッサ201
は、SDRAMアクセスの動作モードに応じて前述のよ
うに活性化コマンドACTを発行するクロックサイクル
を決定することができる。
【0044】[実施例3]実施例3は、先の実施例に比
べて、共有センスアンプ回路方式での隣接するセルアレ
イブロックのアクセスのインターリーブ動作を更に深く
する。その様な深いインターリーブ動作を行うために
は、SDRAMのコア回路部の構成を変更することが必
要である。図3に対してこの実施例3を適用する場合の
コア回路構成を図11に示す。図3と異なるのは、セン
スアンプ22nm内にビット線イコライズ回路241 を
設けると同時に、各セルアレイブロック21n,21m
内にも、同様の構成のビット線イコライズ回路242 ,
243 を配置していることである。
【0045】図12はこの実施例3の動作タイミングを
示した図である。この実施例3では、共有センスアンプ
22nmに配置されたビット線BLnm,bBLnmの
イコライズ動作と、セルアレイブロック21n,21m
内のイコライズ動作とが独立に行われる。これは、隣接
するセルアレイブロック21n,21m間に連続的にア
クセスが発生した場合の高速化のために、出来るだけ高
速に共有センスアンプ22nmのビット線対BLnm,
bBLnmをイコライズし、このイコライズ動作とオー
バーラップ動作しているこれに続いてアクセスされるセ
ルアレイブロックからの読み出しのための準備を行うた
めである。
【0046】これにより、ワード線WLniの非活性化
が完了してからの動作が前提となるビット線イコライズ
動作(信号EQLnの立ち上がりで起動される)と、次
サイクルでメモリセルからの微小信号を検知増幅する必
要のあるセンスアンプ22nmのビット線BLnm、b
BLnmのイコライズ動作(信号EQLnmの立ち上が
りで起動される)を独立に、かつ、ワード線WLniの
非活性化を待たずに先行して行うことが可能となる。
【0047】具体的に図12の動作を説明すれば、制御
信号PHITL,PHITRを遷移させて転送ゲート2
3L,23Rを非導通とし(t21)、ワード線WLn
iを立ち上げて、セルアレイブロック21nのメモリセ
ルデータを読み出す(t22)。そして、カラム選択信
号CSLjを立ち上げて、セルアレイブロック21nか
ら読み出したデータを外部に取り出す(t24)。ここ
までの動作は先の実施例2と基本的に同様である。
【0048】このセルアレイブロック21nでのデータ
読み出しの間、セルアレイブロック21mでは、イコラ
イズ制御信号EQLmがHであってビット線イコライズ
動作が行われており、このイコライズ動作が終了すると
(t31)、制御信号PHITLが立ち下がり、同時に
センスアンプ23nmのイコライズ制御信号EQLnm
が立ち上がる(t32)。即ち、セルアレイブロック2
1n内のワード線WLniが立ち下がるタイミングt3
4より前に、転送ゲート23Lが非導通とされ、センス
アンプ22nmのビット線イコライズが行われる。そし
てセンスアンプ22nmのビット線イコライズを行って
いる間に、セルアレイブロック21mの選択ワード線W
Lmiが立ち上げられる(t33)。セルアレイブロッ
ク21mのデータ読み出しを行っている間に、次の準備
にために、セルアレイブロック21n側のビット線イコ
ライズ動作が開始される(t35)。
【0049】このように、センスアンプ22nmのビッ
ト線BLnm、bBLnmの先行イコライズにより、実
施例2の場合よりも、隣接するセルアレイブロックに連
続してアクセスが発生した場合の高速アクセスが可能と
なる。一般的に複数個(例えば、128個、256個、
512個など)のメモリセルが接続されるセルアレイブ
ロック21n,21mでのビット線対の容量は、センス
アンプ22nm内のビット線対BLnm、bBLnmの
容量より数倍から十数倍大きい。このため、セルアレイ
ブロック内でのビット線イコライズの時間は必然的に長
くなる傾向にある。この実施例3のように、プリチャー
ジ動作に入ると直ちに転送ゲートを信号PHITLを遷
移させて非導通状態に制御して高速にビット線イコライ
ズを行うことにより、次サイクルでの使用の準備を行っ
ておきたいセンスアンプ22nmのイコライズが、低速
になりがちなセルアレイブロック内のビット線イコライ
ズの影響を受け難くすることが可能となる。
【0050】以上説明したように、この実施例3による
と、ビット線イコライズ回路242,243 を各セルア
レイブロック21n,21mにも分散的に配置し、セン
スアンプ23nmとセルアレイブロック間の転送ゲート
をそのプリチャージ時に直ちに非導通制御とし、センス
アンプ23nmのビット線対をセルアレイブロックでの
ビット線対にイコライズに先行させて行うことで、隣接
するセルアレイブロック間に連続してアクセスが発生し
た場合に、高速アクセス並びに高速サイクルが実現でき
る。
【0051】この実施例では、それぞれNMOSトラン
ジスタQ21〜Q23,Q31〜Q33からなるビット
線イコライズ回路242 ,243 を設けているため、こ
れらの占有面積分チップサイズが大きくなる。しかし、
ビット線イコライズ回路242 を構成するNMOSトラ
ンジスタQ21〜Q23は、NMOSトランジスタQ
1,Q2と同じウェルに形成することができ、同様にビ
ット線イコライズ回路243 を構成するNMOSトラン
ジスタQ31〜Q33は、NMOSトランジスタQ3,
Q4と同じウェルに形成することができる。従って大幅
な面積増大はない。
【0052】[実施例4]実施例4は、実施例3の変形
である。実施例4においても、図11のコア回路構成が
用いられる。実施例4の動作タイミングを図13に示
す。図12の動作タイミングと異なる点は、転送ゲート
23L,23Rの制御法にある。即ち、図11のコア回
路では、センスアンプ22nmのみならず、各セルアレ
イブロック21n,21m内にもイコライズ回路242
,243 が配置されている。そこで図13の動作にお
いては、サブセルブロック21n側のイコライズ制御信
号EQLnが活性である間は、転送ゲート制御信号PH
ITLを非活性に保つ。同様に、サブセルブロック21
m側のイコライズ制御信号EQLmが活性である間は、
転送ゲート制御信号PHITRを非活性に保つ。
【0053】このように、転送ゲート23L,23Rを
通常非導通状態として、各セルアレイブロックとセンス
アンプを電気的に非接続としても、ビット線イコライズ
回路が活性であればビット線対が電気的にフローティン
グ状態にはならず、DRAM動作に対しては支障がな
い。
【0054】この手法の採用により、転送ゲート制御信
号PHITL,PHITRの遷移回数を少なくする事が
でき、この制御信号線の充放電に伴う消費電力を低減す
ることが可能となる。転送ゲートの制御法以外の動作
は、実施例3と同様であるので詳細な動作説明は省略す
る。
【0055】この実施例によると、無用な充放電動作を
回避することにより、消費電力削減が図られる。以上、
この発明の実施例を説明したが、この発明は上述した各
実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。また、特
にSDRAMを中心に説明してきたが、この発明はSD
RAMに限らず、共有センスアンプ方式を採用した通常
のDRAM、FRAM、PROM等、他の半導体メモリ
に同様に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、従
来の汎用DRAMに対してレジスタ回路等を付加するこ
となく、キャッシュミス時に発生するMPUのウエイト
サイクルを可能な限り小さくすることが可能な高速サイ
クルタイムのDRAM等の半導体メモリシステムを実現
できる。特に、アクセスされるメモリセルが配置された
セルアレイブロックの順番により、アクセスのサイクル
時間が異なるという時間制約を導入することで、レジス
タ回路等の導入が不要となる。これにより、チップサイ
ズに対するオーバーヘッドが抑制可能となり、性能とコ
ストを両立可能な付加価値の高いDRAMを提供でき
る。
【0057】更に、半導体メモリが共有センスアンプ回
路方式を導入した構成を持つ場合に、隣接する2つのセ
ルアレイブロック間で連続的にアクセスされる場合は、
先行してアクセスされるセルアレイブロックのプリチャ
ージ動作とこれに続いてアクセスされるセルアレイブロ
ックのワード線活性化を並行して行うインターリーブ動
作を適用することにより、アクセス時間制約を高速化す
ることが可能となる。これにより、主としてコスト重視
の観点から共有センスアンプ方式を採用した場合にも、
速度的な制約を軽減することが可能となり、性能とコス
トの更なる両立が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるSDRAMの等価回路を
示す。
【図2】同SDRAMのメモリセルアレイの分割構成を
示す。
【図3】共有センスアンプ方式をの場合のメモリセルア
レイのより具体的な構成を示す。
【図4】この発明の実施例1によるセルアレイブロック
内の連続アクセスを行う場合の動作モード1のタイミン
グ図である。
【図5】同実施例1による離散的セルアレイブロック間
の連続アクセスを行う場合の動作モード2のタイミング
図である。
【図6】この発明の実施例2による隣接セルアレイブロ
ック間の連続アクセスを行う場合の動作モード3のタイ
ミング図である。
【図7】隣接セルアレイブロック間の連続アクセスを行
う場合の通常の動作タイミング図である。
【図8】実施例2による動作モード3での具体的な動作
タイミング図である。
【図9】この発明が適用される半導体メモリシステムの
構成を示す。
【図10】同メモリシステムにおけるDRAM動作モー
ド設定のアルゴリズムを示す。
【図11】この発明の実施例3におけるSDRAMの要
部構成を示す。
【図12】同実施例3でのアクセス動作タイミングを示
す。
【図13】図12の動作を変形したアクセス動作タイミ
ングを示す。
【図14】従来のSDRAMの動作タイミングを示す。
【図15】DRAMの高速アクセス化の従来の一手法を
示す。
【図16】DRAMの高速アクセス化の従来の他の手法
を示す。
【符号の説明】
100…SDRAM、101…メモリセルアレイ、10
2…カラムデコーダ、103…ロウデコーダ、104…
アドレスバッファ、105…センスアンプ・I/Oゲー
ト、106…データコントロール回路、107…データ
バッファ、108…クロックバッファ、109…コマン
ドデコーダ、111…コントロール信号発生回路、21
…セルアレイブロック、22…センスアンプ列、23…
転送ゲート、24…ビット線イコライズ回路。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線対と複数のワード線の各
    交差部にメモリセルが配列されたメモリセルアレイ、こ
    のメモリセルアレイのメモリセル選択を行うデコーダ回
    路、及びメモリセルアレイのメモリセルデータを読み出
    すセンスアンプ回路を有する半導体メモリと、 この半導体メモリに対して連続してアクセスする際に連
    続してアクセスされるアドレスの順序に応じてサイクル
    タイムを変化させるための制御を行う制御装置と、を備
    えたことを特徴とする半導体メモリシステム。
  2. 【請求項2】 前記半導体メモリのメモリセルアレイ
    は、複数のセルアレイブロックに分割され、 前記制御装置は、前記メモリセルアレイの一つのセルア
    レイブロック内を連続アクセスする際に第1のサイクル
    タイムを持つ第1の動作モードによりアクセス制御を行
    い、前記メモリセルアレイの離散的なセルアレイブロッ
    ク間を連続アクセスする際に前記第1のサイクルタイム
    より短い第2のサイクルタイムを持つ第2の動作モード
    によりアクセス制御を行うことを特徴とする請求項1記
    載の半導体メモリシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記メモリセルアレイ
    の隣接するセルアレイブロック間を連続アクセスする際
    に前記第1の動作モードと第2の動作モードの中間の第
    3のサイクルタイムを持つ第3の動作モードによりアク
    セス制御を行うことを特徴とする請求項2記載の半導体
    メモリシステム。
  4. 【請求項4】 前記半導体メモリは、外部クロックによ
    り同期制御される同期型半導体メモリであることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体メモリ
    システム。
  5. 【請求項5】 前記半導体メモリのメモリセルアレイ
    は、隣接するセルアレイブロックがセンスアンプ列を共
    有することを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体
    メモリシステム。
  6. 【請求項6】 前記半導体メモリのメモリセルアレイ
    は、隣接するセルアレイブロックがビット線イコライズ
    回路を内蔵したセンスアンプ列を共有し、且つ前記第3
    の動作モードが設定されたとき、前記半導体メモリにお
    いて、先行してアクセスされるセルアレイブロックのビ
    ット線イコライズ動作と次にアクセスされるセルアレイ
    ブロックのワード線活性化動作が一部並進することを特
    徴とする請求項3記載の半導体メモリシステム。
  7. 【請求項7】 前記半導体メモリのメモリセルアレイ
    は、隣接するセルアレイブロックがビット線イコライズ
    回路を内蔵したセンスアンプ列を共有すると共に、共有
    されるセンスアンプ列と各セルアレイブロックの間に配
    置されて選択的に導通制御される転送ゲートを有し、且
    つ前記第3の動作モードが設定されたとき、前記半導体
    メモリにおいて、前記転送ゲートの導通制御によって、
    先行してアクセスされるセルアレイブロックのビット線
    イコライズ動作と次にアクセスされるセルアレイブロッ
    クのワード線活性化動作が一部並進することを特徴とす
    る請求項3記載の半導体メモリシステム。
  8. 【請求項8】 前記半導体メモリのメモリセルアレイ
    は、隣接するセルアレイブロックがセンスアンプ列を共
    有し、共有されるセンスアンプ列と各セルアレイブロッ
    クの間に配置されて選択的に導通制御される転送ゲート
    を有し、且つ前記センスアンプ列内及び各セルアレイブ
    ロック内にそれぞれ配置されたビット線イコライズ回路
    を有することを特徴とする請求項7記載の半導体メモリ
    システム。
  9. 【請求項9】 前記第3の動作モードが設定されたと
    き、前記半導体メモリにおいて、各セルアレイブロック
    内のビット線イコライズ回路により、隣接するセルアレ
    イブロックの一方のワード線活性化が行われている間、
    他方のビット線イコライズ動作が行われることを特徴と
    する請求項8記載の半導体メモリシステム。
  10. 【請求項10】 前記セルアレイブロック内のビット線
    イコライズ動作が行われている間、そのセルアレイブロ
    ックとセンスアンプ列の間の転送ゲートは非導通制御さ
    れることを特徴とする請求項9記載の半導体メモリシス
    テム。
  11. 【請求項11】 複数のビット線対と複数のワード線の
    交差部にメモリセルが配列されたメモリセルアレイ、こ
    のメモリセルアレイのメモリセル選択を行うデコーダ回
    路、及びメモリセルアレイのメモリセルデータを読み出
    すセンスアンプ回路を有する半導体メモリをアクセス制
    御する方法であって、 前記メモリセルアレイに対して連続アクセスする際にア
    ドレスの順序に応じてサイクルタイムが異なる複数の動
    作モードを設定することを特徴とする半導体メモリのア
    クセス制御方法。
  12. 【請求項12】 前記半導体メモリのメモリセルアレイ
    は、複数のセルアレイブロックに分割され、 前記メモリセルアレイの一つのセルアレイブロック内を
    連続アクセスする際に第1のサイクルタイムをもってア
    クセス制御を行い、前記メモリセルアレイのセルアレイ
    ブロック間を連続アクセスする際に前記第1のサイクル
    タイムより短い第2のサイクルタイムをもってアクセス
    制御を行うことを特徴とする請求項11記載の半導体メ
    モリのアクセス制御方法。
  13. 【請求項13】 前記メモリセルアレイの隣接するセル
    アレイブロック間を連続アクセスする際に前記第1のサ
    イクルタイムと第2のサイクルタイムの中間の第3のサ
    イクルタイムをもってアクセス制御を行うことを特徴と
    する請求項12記載の半導体メモリのアクセス制御方
    法。
  14. 【請求項14】 複数のビット線対と複数のワード線の
    交差部にメモリセルが配列されたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイのメモリセル選択を行うデコーダ
    回路と、 前記メモリセルアレイのメモリセルデータを読み出すセ
    ンスアンプ回路とを有し、 前記メモリセルアレイに対して連続アクセスする際にア
    ドレスの順序に応じてサイクルタイムが異なる複数の動
    作モードが設定されることを特徴とする半導体メモリ。
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