JPH11286365A - シ―ト保持トレイおよびシ―トの保持方法 - Google Patents

シ―ト保持トレイおよびシ―トの保持方法

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JPH11286365A
JPH11286365A JP11043365A JP4336599A JPH11286365A JP H11286365 A JPH11286365 A JP H11286365A JP 11043365 A JP11043365 A JP 11043365A JP 4336599 A JP4336599 A JP 4336599A JP H11286365 A JPH11286365 A JP H11286365A
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JP
Japan
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sheet
paper
holding
tray
paper sheet
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JP11043365A
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English (en)
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Modest Khovaylo
マディスト・コヴェイロ
Rodney C Harris
ロドニー・シー・ハリス
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/02Pile receivers with stationary end support against which pile accumulates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/111Bottom
    • B65H2405/1114Bottom with surface portions curved in lengthwise direction
    • B65H2405/11141Bottom with surface portions curved in lengthwise direction forming wavy profile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートが紙排出トレイに入る際の紙詰まりの
発生を抑え、静電気や紙シートが薄い際にもユーザが紙
を容易につかんでトレイから引き出すことが出来るよう
にする。 【解決手段】 シート310を、排出するシートの長手
方向前端部が最初に装置から排出されると共に、排出す
るシートの長手方向後端部が最後に装置から排出される
形態で、排出するポートから長手方向に延在する下流方
向312に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理機器に
使用するシート保持トレイ、およびカールした後縁部を
有するシートを保持トレイ上に保持する方法に関し、更
に、詳細には端部がカールしたシートをトレイが受ける
際に、そのシート詰まりを防止するシート保持トレイお
よびカールした後縁部を有するシートを保持トレイ上に
保持する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタなどの多数の紙処
理装置は、処理中の紙シートの一方側を他方側よりも多
く加熱して乾燥させている。この差を有した加熱および
乾燥は、紙シートの多く加熱/乾燥させた側を平らな表
面に、その面を上に向けて載せ置いている。この際、紙
シートの端部を巻き上げることがある。このような紙シ
ートを続いて処理すると、加熱を行う装置または自動文
書フィーダ(ADF)のような他の装置で、シートの巻
き上がり端部に問題が生じ易い。自動文書フィーダは、
Bybeeの米国特許5, 232, 216号に説明
されている。ここでは、この全てを参考とする。
【0003】光学スキャナ用自動文書フィーダは、シー
トを一枚ずつ紙トレイから取り出し、このシートをスキ
ャナのプラテンを横断して連続的に送出する。ADF
は、次に、これらシートを一方を他方の上にして、紙排
出トレイ内に積層して配置する。各シートの前縁部は、
紙排出トレイに入るにつれて直前にあるシートの上面を
横断して押下される。トレー内にあるシートの後縁部が
巻き上がっていれば、次に入ってくるシートの前縁部
が、その上に位置して紙詰まりが発生し易い。
【0004】紙トレイ、特に紙排出トレイに関して生ず
る他の問題は、静電気の発生による紙シートの密着、ま
たは、単に紙シートの厚さが小さい(薄い)ことによっ
て、ユーザが紙シートをつかんでトレイから引き出すこ
とが困難であるということである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例では、シートが紙排出トレイに入る際に、紙詰まりが
発生し易いと共に、静電気の発生による紙シートの密
着、または、単に紙シートが薄い際に、ユーザが紙をつ
かんでトレイから引き出すことに困難を伴う。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、シートがシート排出トレイ
に入る際に、シート詰まりが発生し難くなり、更に、静
電気やシートが薄い際にもユーザがシートを容易につか
んでトレイから引き出すことが可能になるシート保持ト
レイおよびカールした後縁部を有するシートを保持トレ
イ上に保持する方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のシート保持トレイは、シートの長手方向前
端部が装置から最初に排出され、シートの長手方向後端
部が装置を最後に排出される形態で、排出ポートから長
手方向に広がる下流の方向にシートを排出する手段を有
するシート保持トレイを備えている。シートは前端部お
よび当該シートを平らな面に載置した際に、上向きにカ
ールする後端部を有している。トレイは、端部がカール
したシートの一部を第1高さで接触して保持する横方向
に広がる第1の保持部、および、端部がカールしたシー
トの一部を第2高さで保持する第1保持部から下流に位
置する横方向に広がる第2の保持部を有している。第2
高さは、トレイに保持されたシートの後端部を横方向に
広がる第1の保持部と接するように位置決めする場合に
十分なほどに第1高さより大きくなっている。
【0008】また、本発明のシート保持トレイは、上流
端部、下流端部および端部間に広がり、かつ、少なくと
も1つの峰部および2つのトラフ部を有するS字状の保
持部を有するシート保持トレイを備えている。S字状の
保持部は、上流端部に近く配置された第1トラフ部と、
第1トラフ部から下流に設けられた第1峰部と、第1ト
ラフ部から下流に配置された第2トラフ部と、および、
下流端部に近く、かつ、第2トラフ部から下流に設けら
れた第2峰部とを備えている。S字状の保持部は、複数
の長手方向に広がるリブを備える。前記第2トラフ部と
第2峰部との間から広がるS字状の保持部は、下部表面
部および反対の上部縁部を有する全体的に形成された切
頭型収束半管形状の部分を備えている。全体的な切頭型
収束半管形状の部分を、ここに保持した紙シートとその
下部表面部との間に間隙を形成してオペレータの指を紙
シートの下に差し込み、紙シートをつかんでトレイから
取出し易く出来るように構成している。
【0009】更に、本発明の保持トレイの上にカールし
た後縁部を有する紙シートを保持する方法は、シートを
トレイに接触させて載せ置いて、シートの中間部を、シ
ートの後縁部がトレイの表面部と略接する向きに配置さ
れるように十分に持ち上げる。この方法は、更に、シー
トの前縁部を保持トレイ上に全般に切頭型収束半管形状
の構造と接触して載せ置くことによって、シートの前縁
部と保持トレイの下面との間に指差し込み間隙を形成し
ている。
【0010】また、本発明の紙シートを保持トレイの表
面を横断して移動させる方法は、最初紙シートの第1端
部を保持トレイの第1表面部に押しつけ、次にシートの
第1端部を保持トレイの第2表面部に押しつけてシート
の第1端部を持ち上げること、次にシートの第1端部を
保持トレイの第3表面部に押しつけてシートの第1端部
を下げること、および、次にシートの第1端部を保持ト
レイの第4表面部に押しつけることによってシートの第
1端部を持ち上げている。
【0011】このような本発明のシート保持トレイおよ
びカールした後縁部を有するシートを保持トレイ上に保
持する方法は、シートがシート排出トレイに入る際に、
シート詰まりが発生し難くなる。更に、静電気によるシ
ートの密着やシートが薄い際にもユーザがシートを容易
につかんでトレイから引き出すことが出来るようにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明のシート保持トレイ
およびシートの保持方法の実施の形態を図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明のシート保持トレイおよ
びシートの保持方法の実施形態における構成を説明する
ための上面図であり、図2は図1の構成の側面図であ
る。図1および図2は、中心長手軸AAおよびAAを横
断する複数の横軸BB,CCなどを有する紙シート10
を示している。紙シート10は軸AA上の、その縁に点
13を有する第1または前部長手方向端部12を有して
いる。
【0013】紙シート10は更に、第2長手方向端部1
4、隅端部17を有する第1横側部16、および、隅端
部19を有する第2横側部18を有している。紙シート
10は、長さ「a」および幅「b」を有し、これらは定
型用箋サイズの紙シート10の場合、それぞれ、8−1
/2インチおよび14インチである。紙シート10は上
面22および下面24を有している。紙シート10を重
質証書タイプのような比較的厚い剛性の紙シート、また
は、半透明紙シートのような比較的薄い柔軟なシートと
することが出来る。また、この中間の厚さおよび剛性は
どのようなものでも良い。紙シート10の厚さ/剛性
は、その「問題的な張り出し長/垂れ下がり部」(以降
で規定する)に影響する。このような多種のシートは勿
論業界では周知であり、図1および図2では、ここで使
用するものを例示したものである。
【0014】図3および図4は、最終の端部32を有
し、端部32から外側に突出する水平面PPを有する平
面状保持表面部30に保持された紙シート10を示す側
面図である。紙シート10は、平面状保持表面部の端部
32を越えて水平の距離「l」だけ延在する張り出し部
34を有している。紙シート10の長手方向端部12
は、水平面PPから重力によって、ここでは「垂れ下が
り距離」または単に「垂れ下がり」という垂直の距離
「d」だけ下側に撓んでいる。垂れ下がり距離dは、紙
シートの張り出し端部12で平面PPから中心点13ま
でである。
【0015】紙シート10の保持端部の下向きの下がり
状態を、ここでは「垂れ下がり」と記載する。紙シート
10は、水平張り出しの量が増大するように移動するご
とに、下向きの撓みまたは垂れ下がりの量が重力によっ
て張り出し部に加わる更に大きい曲げモーメントのため
増大化する。d/lは、ここでは紙シートの「垂れ下が
り比」と記載し、これが張り出し長さと共に変化する。
一般的に、張り出しの量が大きくなれば、「垂れ下がり
比」は大きくなり、これが大部分の事務用品質のタイプ
紙シートについて約2または3インチの長さで多少増大
する。
【0016】ここで使用する「問題的な張り出し長」
(「lD」、図4)を、垂れ下がり比d/lが0. 2
5に等しいときに保持表面上の位置における、図3およ
び図4に示したような平面状構成で保持された紙シート
の水平部分を張り出し長と記載する。「問題的な垂れ下
がり距離」(dD)は、紙シートが平面状構成で保持さ
れ、d/lが0.25に等しいときの紙シートの垂れ下
がり距離である。図3および図4に示した例では、紙シ
ート10を水平面で保持して図示してあるが、前記した
パラメータは、上向きに傾斜した表面部に保持された紙
シートにも適用され、この場合に、張り出し長lは、紙
シートがその保持表面に平行に広がっている場合に端部
分が占有する点からの紙シートの端部の垂直降下を示す
ものである。
【0017】前記したように、多種の形式の紙シートま
たは他の材料の紙シートの問題的な張り出し長は、紙シ
ートの長手方向の剛性によってかなり変化する。例え
ば、剛性があり、かつ、重い証書紙シートは、比較的長
い問題的な張り出し長を有するが、半透明紙シートのよ
うな薄くて引っ張り強さの低い紙シートは、比較的短い
問題的な張り出し長を有する。紙シートの所定の水平張
り出し長lが、通常、垂れ下がる垂直量dは、幾分時間
と共に変化する。したがって、ここに使用する問題的な
張り出し長および問題的な垂れ下がり距離は、紙シート
が一定の張り出し位置で1分の期間で保持された際に時
間的に決定される。温度および湿度も問題的な張り出し
長に影響し、したがって、ここで他に指定しない限り、
紙シートに対する問題的な張り出し長lDを、最近の空
気調整オフィス環境で通常みられるような標準の温度お
よび湿度の状態で測定すべきである。
【0018】図5および図6は、湾曲形成紙シート保持
構造40の一実施形態を示す側面図である。この実施形
態において、湾曲形成紙シート保持構造は、交差部材4
5上に保持された第1および第2細長い平行なリブ部材
42,44を備えている。リブ部材42,44は、十分
に離間して配置され、点13を含む紙シートの中心長手
軸AAを紙シートの第1および第2横側部16,18に
対して下方に撓ませる。したがって、紙シートは、この
構造で保持されると、弓形断面となる。紙シートのある
断面部分の湾曲の相対量を、湾曲比「e/f」で表すこ
とが出来る。ここで「e」は軸AAと紙シートの横側部
16,18の縁との間の垂直高さであり、「f」は横縁
間の距離を示している。
【0019】本発明の一好適実施形態において、保持構
造40の最終の端部32における紙シートの湾曲比e/
fは、紙シートの水平長lが、湾曲した紙シートが量d
Dだけ垂下がる張り出し位置で紙シートの問題的な張り
出し長lDより少なくとも25%大きくするのに十分で
ある。なお、パラメータlDおよびdDは、紙シートが
平面状構造に保持されるときの、紙シートについて常に
決定されるものである。このような水平張り出し範囲
(1.25lD)、または、垂れ下がり無しで問題的な
垂れ下がり距離dDより大きい範囲を有する紙シート
を、ここでは直立しているまたは直立状態にあると記載
する。保持構造の端部32に配置された紙シートの断面
における約0.02以上の湾曲比e/fは、20ポンド
の証券用オフィス用箋のような通常の事務用の紙シート
を直立状にするのに十分である。
【0020】図5および図6の湾曲形成構造は、紙シー
トに関する下部保持体が無い状態で、2つが離間して設
けられたリブによって形成された弓形、すなわち、紙シ
ートのたるみが紙シートの幅方向の引っ張りの強さに制
限される深さeを示している。図7は、端部32からみ
た他の湾曲を形成した構造を示す断面図である。この構
造は、紙シートをその幅を横断する全ての点で保持する
連続弓形構造部54を有している。図8は、紙シートが
リブ57から63を備えた多数リブ弓形保持面56で保
持されている保持構造の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【0021】図9は、第1高さで設けられたリブ外側6
5,69および第2高さで設けられた中心リブ67を備
えた複合湾曲形成構造を示す斜視図である。複合弓形
を、更に多数のリブまたは連続表面部の他に、3つのリ
ブ構成を使用して形成する。極めて広い紙シートを保持
するには、多重複合弓形構成を使用することが出来る。
したがって、図9の他に、図5から図8も、全て平らな
紙シートで、その長手方向の剛性が大きい構成にして文
書保持面の端部32を垂れ下がりがないように、張り出
すことが出来る長さlを増大させる湾曲を形成した構造
を示している。
【0022】図5および図6は、その上に保持されてい
る紙シートを、その全長に沿って弓形構成にする湾曲形
成構造を示している。多数の用途において、紙シートの
第2端部14が平面状構成のままになっているのが望ま
しい。例えば、プリンタの送給紙トレイまたは排出紙ト
レイまたは自動文書ハンドラは、送給/排出ポートが平
らでなければ紙詰まりが発生することがある。このよう
な用途では、一般的に、湾曲の形成構造を送給/排出ポ
ートから遠く離れ、かつ、紙シートの長さの約3分の1
以下の長さに延在している保持構造の端部にだけ配置す
るのが望ましい。この概念を取り入れた紙トレイを以下
に示している。
【0023】図10は、光学スキャナ92に取付けられ
た自動文書フィーダ90を示す斜視図である。自動文書
フィーダ90は、送給紙トレイとして動作する上部紙ト
レイ94を備えている。紙トレイには第1(前の)長手
方向端部96、第2(後の)長手方向端部98、第1横
側100、および第2横側101を有している。紙トレ
イは、それに配置した紙シート10の下面24に接触す
るようになっている紙保持面102を有している。
【0024】紙保持面102は、約1/8インチの間隔
で配置し、約1/64インチの平らな表面部の上に一定
の高さを有するように出来る、長手方向に広がるリブ1
04,106などを有する全般的に平らなリブ付き表面
部103から構成することが出来る。リブ付き表面部1
03は、保持紙トレイの長手方向後端部94に近い後境
界105で終端し、その後、107と示した表面部を平
らで、かつ、リブ無しに構成している。紙トレイは、部
分的に、長手方向前端部96の中心に配置された切り抜
き112で形成されている近端部96に配置されたリブ
の無い多重曲面110をも備えている。
【0025】紙トレイ94は、その横側に隣接して配置
された垂直に突出する案内レール114,116を備え
る。案内レールは、垂直面117,119を備えてい
る。紙トレイ94を保持紙トレイに積み重ねられた紙シ
ートを送り方向119に自動文書フィーダに引き込むよ
う通常の仕方で動作する駆動ローラなど(図示せず)を
収納するハウジング・リッド118で部分的に覆うこと
が出来る。
【0026】ハウジング・リッド118の前下部分と紙
保持面102との間の垂直間隙120は、例えば、最初
1/2インチで、約1/8インチに減り、再び3/4イ
ンチになるように出来るが、表面部102の上部に積み
重ねられた紙シートをハウジング・リッド118の下部
を滑らせて紙隣接面または止め122と接触させる。紙
送給機構(図示せず)は、通常の形式のもので良いが、
紙シートを紙スタックの上部から一度に1枚づつ引き出
して、各紙シートを自動文書フィーダで移動させ、排出
ポートから下部紙トレイ210に載せ置く。自動文書フ
ィーダ用紙送給ハンドリング機構は業界では周知であ
る。したがって、これ以上の説明は行わない。
【0027】上部紙トレイの長手方向の端部96は、横
方向レール114および116の垂直終端部壁部13
2,134と隅端部136および138と交差する垂直
終端部壁部130で終わっている。
【0028】リブ無し表面部110は、リブ付き表面部
103を区切る横方向に広がる境界142および長手方
向に広がる境界146,148を有している。前端部切
り抜き112は、横方向および垂直方向に広がる終端部
壁部152および長手方向および垂直方向に広がる壁部
154および156で形成できる。壁部152は、リブ
無し表面部110の湾曲した上面と交差線153で交差
する。垂直壁部154および156は、リブ無し表面部
110の湾曲した上面と直線の交差線155および15
7で交差する。長手方向に広がる壁部154,156
は、隅端部158,160で垂直終端部壁130と交差
する。表面部110の全部に、長方形の部162、図1
0では前向きおよび下向きに傾き、約6−1/2インチ
の湾曲率半径および約1/4インチの全垂直降下となる
ことがある。
【0029】リブ無し表面部110は、鏡像関係の位置
にある第1および第2長手方向に広がる全体的に長方形
の部分164および166を備えている。これら長手方
向に広がる部分は、内向きおよび下向きに傾き、約6−
1/2インチの湾曲率半径および約1インチの全垂直降
下となることがある。横方向に広がる部分162は、長
手方向に広がる部分164,166とそれぞれの交差領
域168,170で交差する。これら交差領域の湾曲率
は、変化してそれぞれの湾曲部162,164および1
66の湾曲と滑らかに結合する。
【0030】垂直終端部壁117,119の間の距離
を、約8−3/4インチにすることが出来る。その長手
方向の端部96,98の間の、すなわち、垂直終端部壁
130と隣接表面部122との間の、案内レールの次に
隣接するリブ表面部に沿った紙トレイの長さは、約10
−1/2インチに出来る。リブ付き区域140は、約7
−1/2インチの、境界142に沿った幅を有し、約4
−5/8インチの境界146および148に沿って境界
142から垂直壁130までの長さを有することが出来
る。
【0031】図11は約30インチの湾曲率半径を有す
る前垂直壁130を説明するための図であり、図12は
図11の正面図である。切り抜き部分の隅端部158,
160は、案内レールの隅部136,138から長手方
向距離「i」の位置にあり、iを約3/8インチとする
ことが出来る。前垂直壁130は、図11の平面図で約
30インチの湾曲率半径を有する。図12に示した境界
142から縁153,155,157までの降下「h」
は、約1/4インチである。交差線155および交差線
157の長手方向の長さは、それぞれ約3インチであ
る。交差線153の横寸法を約4−1/4インチにする
ことが出来る。
【0032】上保持表面部102のリブ付き表面部10
3は、切り抜きの壁152と長手方向に、略平行な一点
から下向きおよび後向きに傾き、その場所から前方の全
体に水平に広がるように出来る。1つの好適な実施形態
では、切り抜きの垂直面152が隣接面部122の前方
(表面部に沿って測って)約7−1/2インチにあり、
152に隣接するリブ面の部分からの下向き傾斜は隣接
面122の前方約1インチまで広がるように出来る。リ
ブ面103は後境界105で終わり、平らなリブの無い
表面部が、リブ面の縁から隣接表面部122まで広がる
ようになる。リブ面が後方に進行するごとに、その全降
下量が、約3−4インチになる。リブ面の前方の全体の
平らな部分を174および176で示してあり、その部
分の一部はリブ無し面のいずれかの側にある。
【0033】図10から図12、図14および図15に
仮想線で示したように、上部上紙トレイ94の上面10
2は、その代案では、それぞれ定型/手紙用箋の幅の紙
シートおよびA4の幅の紙シートを案内するようになっ
ている半円盤形紙案内182,184を備えている。各
案内は、約1/8インチの厚さを有し、長さ約1インチ
および高さ約3/16インチにすることができ、約3/
4インチの湾曲率半径を有することが出来る。案内18
2は、表面部119に平行な長手方向中心軸を有し、そ
こから9/16インチ離れて設けられている。案内18
4は、表面部119から5/16インチ離れた長手方向
中心軸を備えている。
【0034】案内182の後縁部は、境界142と同じ
長手方向の位置に設定できる。案内184の前縁部は、
隅端部160の後方約7/16インチにある。動作中、
案内112および表面部117は、A4幅の紙シートと
同一の機能である。定格/手紙用箋の幅の紙シートが紙
トレイの中に搬送されると、前縁部は案内184上に載
せ置かれる。したがって、案内184は、定格/手紙用
箋サイズの紙シートの一部を紙トレイ102の表面部上
に保持するように動作し、保持紙シートの端部を全般的
に弓形構成にする紙トレイ構造の一部の役目を果たす。
【0035】図13は図10に示す自動文書フィーダの
斜視図である。排出紙トレイを構成する下部紙トレイ2
10は、上方に旋回する上部紙トレイ90を図示し、か
つ、破断して下部紙トレイの細部を露出させて図示して
いる図13に最も良く表されている。下部紙トレイ21
0は、第1または前方の長手方向端部212、第2また
は後方長手方向端部214、および、第1横側216を
備えている。第1長手方向に広がる案内レール222
は、上面223および垂直内側面224を有するが、第
1横側216に隣接して配置され、上面部227および
表面部224に対して鏡像関係にある垂直面(図示せ
ず)を有する第2長手方向に広がる案内レール226
が、第2横側218に隣接して配置されている。
【0036】下部紙トレイ210は、水平に広がる基底
表面部232を有している。後隣接面234は、水平に
広がる表面部から垂直をもって上方に突出している。複
数かつ全体的に同一形状の垂直リブ236,238,2
40,242,244,246は、それぞれの約1/1
6インチの厚さを有するが、案内レール222の垂直表
面部224に平行である。第1リブ236は、案内レー
ル表面部から1インチに配置することができ、第2垂直
リブ238は、垂直リブ236から1インチに配置する
ことが出来る。垂直リブ240は、垂直リブ238から
3/4インチに配置することが出来る。垂直リブ242
は、垂直リブ240から2−1/2インチに配置でき
る。垂直リブ244は、リブ242から3/4に配置で
きる。リブ246は、リブ244から1インチ、第2案
内レール226の内側垂直壁面から1インチに配置でき
る。
【0037】図13に示したように、各垂直リブ23
6,238などは、全体的にS字形状の構成である。そ
れぞれのリブ250の第1端部は、水平に広がる基底表
面部232の上方0インチの高さを有するリブの第1ト
ラフ部を備えることが出来る。リブの、この点250を
隣接表面部234の前方2−1/4インチに配置する。
それぞれのリブは隣接表面部234の水平前方5−1/
4インチにリブの峰部分を有し、平らな基底面上方3/
8インチの高さを有する。それぞれのリブは、リブの前
方終端部とすることが出来る、隣接表面部234の水平
前方10インチに配置できる第2トラフ部254を備
え、基底面上約1/8インチの高さを有することが出来
る。
【0038】それぞれのリブの前端部は、上方かつ前方
に傾斜する表面部256に接続されている肩面部258
で終わる。肩面部258の頂部は、各リブの第2トラフ
部254と同じ高さを有するように出来る。上方に傾く
表面部の前縁部260は、隣接表面部234の水平前方
11−1/2インチに配置することが出来る。上方に傾
く表面部の前縁部260は、水平に広がる前リム部26
2の上面264と交差する。上面264は、案内レール
222,226の上面223および229と共通する面
である。前リム260および上方に傾く表面部256
は、反転ハンドル口髭形状部266で終わる全体的に切
頭型収束半管形状部265と一体的に接続されている。
切頭型収束半管形状部265は、上方に傾斜する表面部
256と交差線269,271とで交差する湾曲した上
向き凹面267を備えている。交差線269,271
は、上向き傾斜表面部256の肩258で点273で交
差する。
【0039】反転ハンドル口髭形状部266は、約1−
3/4インチの湾曲率半径を有するように出来る、わず
かに内側におよび下側にまがった上面270を有する第
1横方向に広がるハンドル部268を備えている。ハン
ドル部268は、上方および前方に傾く表面部256の
連続である、下方および後方に傾斜する後面272を設
けることが出来る。反転ハンドル口髭形状部は、部分2
68の鏡像とすることが出来る第2横に延在したハンド
ル部276を備えるように出来る。
【0040】ハンドル部の最高点は、S字状の保持面の
第2峰部を形成し、第1トラフ部250より約1インチ
高く出来る。反転ハンドル口髭形状部266は、表面部
267の連続であり、かつ、約5−1/2の湾曲率半
径、図12中の「r」を有する、全体的に弓形の上面2
82を有する中間部280を備えるように出来る。前記
したように、反転した口髭形状部266は、上方に傾斜
する表面部256と交差線269,271で交差する。
ハンドル形状部の頂部を横断する平面MMの下の弓形部
の深さ「m」を約3/4インチに出来る。
【0041】部分266の切頭型収束半管形状は、下部
保持紙トレイに保持された8−1/2インチ長さの紙片
の表面部と反転口髭形状部266との間のわずかな間
隙、例えば、1/16インチ(図15)を人が自分の指
を紙シートの下で滑らせて紙シートを紙トレイから持ち
上げることが出来るようにする。更に、長い紙シートを
下部紙トレイに保持すれば、間隙は、紙シートの終端部
が反転口髭形状部の垂直面288と平らになるまで紙シ
ートの長さと共に増大する。
【0042】上部紙シート保持トレイのこれまでの説
明、および、図5から図8に示したような湾曲形成構造
の説明から、切頭型収束半管形状部265、および、特
にその反転ハンドル口髭形状部266は、紙シート湾曲
形成構造であることを認識できる。反転口髭形状部26
6で、この湾曲形成構造は、約3/4インチの深さmお
よび約6−1/8インチの幅nを有し、反転ハンドル口
髭形状部により紙シートに形成された湾曲で、紙シート
の問題的な張り出し長よりかなり長い、例えば、少なく
とも25%の長さで紙シートを全体的に平に直立状態で
保持することが出来る。形成された弓形は、保持された
紙シートが反転口髭形状部の全体深さmまで変形するの
を防止するのに十分な剛性があれば、反転口髭形状部の
弓形の湾曲率半径よりも大きい湾曲率半径を有すること
が出来る。
【0043】しかし、人の手を紙シートに載せて下方に
押すか、または、下部紙保持紙トレイに保持された紙シ
ートのスタックの重量による重力を利用するように、紙
シートを下方に押すことによって、紙シートに反転口髭
形状部の形状に一層近い形状に整合させることが出来
る。このような下向き圧力を解放しても、紙シートは、
この一層弓形の構成に留まる傾向があり、この構成は紙
シートを紙トレイの端部から垂れ下りがないように、更
に大きな水平での突出を可能にする。同様の湾曲形成プ
ロセスは、保持面で与えられる紙シートの変形に下限が
存在しない。したがって、紙シート自身が変形の最大限
界を与える場合の他は、上部紙トレイでも行なわれる。
【0044】上部紙トレイおよび下部紙トレイの双方の
湾曲形成部は、その前端部でだけ与えられることを認識
すべきである。この構成は、紙シートを、その長手方向
の端部近くを横断して全体的に、水平の向きに維持さ
せ、上部紙トレイ90に関連するADFの紙送り機構2
90などと共に、下部紙トレイ210に関連する紙排出
機構292などに接続し易くする。したがって、これら
保持紙トレイのそれぞれに保持された紙シートの前端部
12だけが弓形構成で配置される。これによって紙シー
トの後端部14が比較的柔軟なままの状態、かつ、関連
紙トレイ上で全体的に横方向へ平らな向きに配置できる
と共に、長手方向での剛性が与えられる。
【0045】図14は、上部保持紙トレイおよび下部保
持紙トレイの双方に、紙シートの問題的な張り出し長を
越える距離で垂れ下りなしに保持されている紙シート1
0の状態を示す斜視図である。図15は、図14の構成
の側面図である。
【0046】図16は、紙シートを平らな紙保持紙トレ
イ308の上に送出することに関連する問題を説明する
ための断面図である。紙シート310は、保持紙トレイ
内に送り方向312に排出され、前縁部314および紙
シートが紙排出ポート318から排出されてから上方に
巻き上がりが発生し易い後縁部316を備えている。紙
シートの縁の、その上向きの巻き上がりは、レーザ・プ
リンタまたは紙シート上で、部分的な加熱が発生する、
ある装置で送出される際に生起することがある。上向き
に湾曲した各端部は、1インチ以上も湾曲して上昇する
ことがある。
【0047】端部がカールした紙シートを平らな保持紙
トレイ308に送出(排出)することに関連する問題
は、前縁部322を有して到来する紙シートが第1紙シ
ートの後縁部316と接触し、この紙シートの前縁部を
第1紙シートの、上方ではなく、下方に押して保持紙ト
レイ内に紙詰まりを生ずるかまたは紙シートの順序を乱
す傾向が生じることである。図17は、下部保持紙トレ
イ210のリブ部について説明したような第1トラフ部
332、峰部334および第2トラフ部336を有する
S字状保持表面部330に紙シート310を保持したと
ころを説明するための図である。
【0048】このS字状保持表面形状は、紙シート31
4,316の端部を保持紙トレイ上で全体的に平らな向
きに配置し、次に到来する紙シートの前縁部322を第
1紙シートの後縁部の下方ではなく、上方を通過させて
紙詰まりを防止できるものである。紙シートの前縁部3
14を下部保持紙トレイの上向き傾斜面256で与えら
れるような保持表面部の上方を上向きに移動させた場合
は、紙シートが張り出し剛性のため紙トレイの端部に形
成される弓形を必要とするように十分に紙トレイから外
側に突出しない紙トレイ構成においても、紙トレイから
送出される紙シートの移動を緩やか、かつ、紙シートが
紙トレイから滑り出ないようにして紙シートのハンドリ
ングが改善される。
【0049】ここに開示した本発明の概念は、別の方法
で種々に実施できることが可能である。すなわち、特許
請求の範囲は従来技術で限定されるものを除いて、本発
明に代えた実施形態を包含すると解釈できるものであ
る。
【0050】以下の<1>〜<10>に、本発明の実施
形態を要約列挙する。
【0051】<1> 前端部314および後端部316
を有するシート310の当該前端部が最初に排出され、
かつ当該後端部が最後に排出される形態で、シート31
0が排出ポートから長手方向に延在する下流方向312
へ排出される形式のシート処理機90に使用されるシー
ト保持トレイにおいて、後端部316のカールしたシー
ト310の一部が第1高さをもって接触保持される、横
方向に広がる第1の保持部336,250を含み、更
に、後端部316のカールしたシート310の一部が第
2高さ、すなわちシート310の後端部316が第1の
保持部336,250に接触する関係を有することをで
きるように前記第1高さに対して十分に大きい高さをも
って接触保持される、第1の保持部336,250から
下流の方向に配置されると共に横方向に広がる第2の保
持部334,252とを含むシート保持トレイ。
【0052】<2> シート310の一部を前記第2高
さよりも低い第3高さで接触して保持する、前記第2の
保持部334,252から下流に配置された横方向に広
がる第3の保持部332,254と、 シート310の
一部を前記第3高さより高い第4高さで接触して保持す
る、第3の保持部332,254から下流に配置され
た、横方向に広がる第4の保持部256とを含む、前記
<1>に記載のシート保持トレイ。
【0053】<3> 上流端部214および下流端部2
12を有し、更に、これらの端部の間にあって、少なく
とも1つの峰部252および2つのトラフ部250,2
54を有するS字状の保持部236,238,240,
242,244,246を有するシート保持トレイ。
【0054】<4> 前記S字状の保持部が、前記上流
端部214の近くに配置される第1トラフ部252と、
前記第1トラフ部から下流に配置される第1峰部252
と、前記第1トラフ部から下流に配置される第2トラフ
部254と、前記下流端部に近くかつ前記第2トラフ部
から下流に配置される第2峰部258とを含む、前記<
3>に記載のシート保持トレイ。
【0055】<5> 前記S字状の保持部が、複数の長
手方向に広がるリブ236,238,240,242,
244,246を含む、前記<3>に記載のシート保持
トレイ。
【0056】<6> 前記S字状の保持部が、長手方向
に広がる複数のリブ236,238,240,242,
244,246を含む、前記<4>に記載のシート保持
トレイ。
【0057】<7> 前記第2トラフ部と前記第2峰部
との間から広がる前記S字状保持部の一部が、下部表面
部280および反対の上部縁部268,276を有する
切頭型収束半管形状部265を含む、前記<4>に記載
のシート保持トレイ。
【0058】<8> カールした後縁部316を有する
シート310を保持トレイの上に保持する方法であっ
て、シート310の後縁部316がトレイの表面部33
6に接する向きへ配置されるように、シート310の中
間部を十分に持ち上げる、シートを保持トレイ上に保持
する方法。
【0059】<9> シート310の第1端部314を
保持トレイの第1表面部336に押しつけるステップ
と、それに続く、シート310の第1端部314を前記
保持トレイの第2表面部334に押しつけて持ち上げる
ステップと、それに続く、シート310の第1端部31
4を前記保持トレイの第3表面部332に押しつけて下
げるステップと、それに続く、シート310の第1端部
314を前記保持トレイの第4表面部256に押しつけ
て持ち上げるステップとを含む、シート310を保持ト
レイの表面部を横断して移動させる方法。
【0060】<10> シート310の中間部を前記保
持トレイの第2表面部334に押しつけ、かつシートの
第2端部316を当該保持トレイの第1表面部336に
押しつけることによって、シート310の中間部をシー
ト310の第2端部に対して比較的高い位置に保持する
ステップを更に含む、前記<9>に記載のシート310
を保持トレイの表面部を横断して移動させる方法。
【0061】
【発明の効果】上述のように、本発明のシート保持トレ
イは、後端部のカールしたシートの一部が第1高さをも
って接触保持される、横方向に広がる第1の保持部を含
み、更に、前記後端部のカールした前記シートの一部が
第2高さ、すなわち前記シートの前記後端部が前記第1
の保持部に接触する関係を有することをできるように前
記第1高さに対して十分に大きい高さをもって接触保持
される、前記第1の保持部から下流の方向に配置される
と共に横方向に広がる第2の保持部を含むことを特徴と
する。したがって、本発明によれば、シートがシート排
出トレイに入る際に、シート詰まりが発生し難くなる。
更に、静電気の発生によるシートシートの密着やシート
シートが薄い際にもユーザがシートを容易につかんでト
レイから引き出すことが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート保持トレイおよびシートの保持
方法の実施形態における構成を説明するための上面図で
ある。
【図2】図1の構成の側面図である。
【図3】実施形態にあって端部から外側に突出する水平
面を有する平面状保持表面に保持された紙シートを説明
するための側面図である。
【図4】実施形態にあって端部から外側に突出する水平
面を有する平面状保持表面に保持された紙シートを説明
するための他の側面図である。
【図5】実施形態にあって湾曲形成紙シート保持構造の
一実施形態を示す側面図である。
【図6】実施形態にあって湾曲形成紙シート保持構造の
他の実施形態を示す側面図である。
【図7】実施形態にあって紙シートが保持されている端
部からみた他の湾曲を形成した構造を示す断面図であ
る。
【図8】実施形態にあって紙シートがリブを備えた多数
リブ弓形保持面で保持されている保持構造の他の実施形
態を示す側面図である。
【図9】実施形態にあって第1高さで設けられたリブ外
側および第2高さで設けられた中心リブを備えた複合湾
曲形成構造を示す斜視図である。
【図10】実施形態にあって光学スキャナに取付けられ
た自動文書フィーダを示す斜視図である。
【図11】実施形態にあって自動文書フィーダでの前垂
直壁を説明するための上面図である。
【図12】図10に示す自動文書フィーダの正面図であ
る。
【図13】図10に示す自動文書フィーダの斜視図であ
る。
【図14】図10の自動文書フィーダでの紙シートの問
題的な張り出し長を越える距離で垂れ下りなしに保持さ
れている紙シートの状態を示す斜視図である。
【図15】図14に示す自動文書フィーダの斜視図であ
る。
【図16】実施形態にあって紙シートを平らな紙保持紙
トレイ上に送出することに関連する問題を説明するため
の断面図である。
【図17】実施形態にあってS字状保持表面に紙シート
を保持したところを説明するための図である。
【符号の説明】
10 紙シート 12 長手方向端部 32 端部 34 張り出し部 40 トレイ 42,44 リブ部材 45 交差部材 54 連続弓形構造部 90 自動文書フィーダ 210 下部紙トレイ 212 第1または前方の長手方向端部 214 第2または後方長手方向端部 236,238,240,242,244,246 垂
直リブ 250 リブ 252 保持部 254,336 第2トラフ部 256 表面部 258 肩面部 265 切頭型収束半管形状部 268 ハンドル部 280 中間部 308 紙保持紙トレイ 310 紙シート 312 送り方向 314 前縁部 316 後縁部 332 第1トラフ部 334 峰部
フロントページの続き (72)発明者 ロドニー・シー・ハリス アメリカ合衆国 コロラド,フォート・コ リンズ.リンデン・ヴュー・ドライヴ 550

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部(314)および後端部(31
    6)を有するシート310の当該前端部が最初に排出さ
    れ、かつ当該後端部が最後に排出される形態で、シート
    (310)が排出ポートから長手方向に延在する下流方
    向(312)へ排出される形式のシート処理機(90)
    に使用されるシート保持トレイにおいて、 後端部(316)のカールしたシート(310)の一部
    が第1高さをもって接触保持される、横方向に広がる第
    1の保持部(336,250)を含み、 更に、後端部(316)のカールしたシート(310)
    の一部が第2高さ、すなわちシート(310)の後端部
    (316)が第1の保持部(336,250)に接触す
    る関係を有することをできるように前記第1高さに対し
    て十分に大きい高さをもって接触保持される、第1の保
    持部(336,250)から下流の方向に配置されると
    共に横方向に広がる第2の保持部(334,252)を
    含むことを特徴とするシート保持トレイ。
JP11043365A 1998-02-27 1999-02-22 シ―ト保持トレイおよびシ―トの保持方法 Pending JPH11286365A (ja)

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