JPS59198252A - 反転型のシ−ト受けトレイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は反転型のシート受はトレイ、詳しくは装置本体
より順次排出されるシートを反転して積載させるシート
受はトレイに関するものである。

一般に、複写機、ファクシミリ装置あるいはその他の画
像記録装置においては、多数頁の原稿を連続的に画像記
録部に送ｐ込んで処理できることが望まれる場合が多く
、このために種々の原稿自動供給装置も提案されている
。

ところで、このような多数頁に亘る原稿の連続画像記録
処理、あるいは外部機器からの送信を受合に、記録装置
本体から排出される原稿、あるいは記録シート（以下こ
れらを総称して単にシートという）を積載するトレイに
ついて、そのトレイ上のシート積載状態を観察してみる
と、通常は単純に排出順に積載されるにすぎないため、
例えば複写機などでの一般の操作状況によれば第１頁か
ら順次原稿を送シ込んで処理するのが普通であるから、
結果として、複写原稿は記録面を上にして前記トレイ上
に下から順に積み重ねられることとなっている。そこで
その後の頁の並べ替え作業が必要となるが、数１０頁に
なる場合には作業が煩雑であるため、大型あるいは高級
機種では、複写後の複写原稿を装置本体内で反転搬送さ
せてトレイ上に排出するようにしたものも提供されてい
る。

しかし、このような頁の並べ替えのための機構は、装置
の複雑、大型化の原因となるため汎用型の画像記録装置
にこれを適用させたものは殆どない。

本発明はこのような現状に鑑み、他の格別な装よって、
装置本体からの排出シートを反転積載できるようにした
シート受はトレイを提供するものである。

而してかかる目的を達成するために本発明の要旨とする
ところは、装置本体よシ排出落下されるシートの先端を
装置本体側の突き当て面に案内する底部ガイドを兼ねた
積載面を有するととを特徴とする反転型のシート受はト
レイにある。

以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図（イ）、（ロ）は、本発明を適用した反転型シー
ト受はトレイ（以下単にトレイという）の一実施例を、
ファクシミリ装置に適用した場合を示し、図において１
はファクシミリ装置の装置本体、２はシート排出口、旦
はシート排出口２の下方において装置本体１に取付けら
れたトレイである。第１図Ｃつはトレイ旦の正面図、第
１図に）は同平面図を示している。

ここでトレイ旦は、前記装置本体１のシート排出口２の
下縁部分から略垂直下方に延在する立壁部４と、との立
壁部４の下端折れ曲り部５から、水平方向に対して仰角
αをなすように上方に傾斜しながら装置本体１とは反対
側に一定長延出する第１斜面部６と、この第１斜面部６
０頂部７から、更に水平方向に対して仰角βをなすよう
に下方に傾斜して延出し、かつ幅寸法が延出先端側に向
って漸減する第２斜面部８と、この第２斜面部８の両側
縁に沿って両列側斜め上方に傾斜する袖片部９．９とか
らなっている。

そしてこのような本実施例のトレイの特徴は、装置本体
のシート排出口２に対して、シート積載面を形成する第
１および第２の斜面部６．８が充分低い下方（排出シー
トの長尺寸法よシも若干小なる程度低い位置）に位置し
、しかもこれらの斜面部６．８の表面（以下第１斜面６
ａ、第２斜面８ａという）が、水平面に対して角度をな
していて頂部７を稜線とした側面凸型をなしていること
と、更に第２斜面８ａの両側には袖片９，９があってこ
れによシ第２斜面８ａは正面凹型の底面をなしているこ
との２つの形状的特徴を備えていることにある。

そしてこのような構成により、比較的シート排出の速度
が遅いファクシミリ装置においては、排出シートは次の
ように反転しなからトレイ旦上に整然と積載されていく
ことをなるのである。

これを第２図（イ）〜に）にょシ説明すると、まずシー
ト排出口より排出されるシート１１（記録紙又は原稿）
は、その排出速度が比較的遅いために先端が下方に向か
って漸次降下する。そしてその先端が第１斜面６ａに当
接する（第２図（イ）参照）と、この第１斜面６ａは水
平面に対し角度αで傾斜しているため、前記シート１１
の先端は第１斜面の傾斜下方、すなわち装置本体側に向
って滑るように案内され、立壁部４との折れ曲がシ偶部
５に当って停止する（第２図（り参照）。

そして装置本体１内の図示しない排出手段（一般に排出
ローラ）による送シによってシート後端が排出口よシ送
シ出されることで、シート１１は自重によシその後端側
か前方に倒れ（第２図（ハ）参照）、頂部稜線７によっ
て中央部分が盛ｐ上がった姿勢で第１．第２斜面６　ａ
　＋　８　ａ上に積載される（第２図に）参照）。

なお、前記第２図（ハ）で示したシート１１の後端の前
方への倒れは、装置本体内の排出手段によって排出口か
ら該後端が完全に送シ出されないものであっても、重心
位置が倒れ込みに充分な程度図の右方側（要するに立壁
部４よシも図の右方）にあるようにしてもよい。これに
続いて排出されるシートについても、同じようにして前
記積載状態のシートの上に倒れ込んで積載され、これら
はいずれも反転した状態となっていることは以上のこと
から明らかであろう。

そして本実施例においては、例えば排出、積載されるシ
ートの寸法をＡ４〜Ｂ４サイズシートのものである場合
として、第１図（ロ）で示したトレイの各寸法をＬ　１
　＝１９０　’ｍ　、　Ｌ　２　＝　１００１”　ｒＬ
ｓ＝２００■、α＝８°、β−７°としたときに良好な
反転積載が得られることが確認されているが、これはシ
ートの排出速度、シートの腰等によって種々選定すれば
よいものであシ、一般的にはＡ４〜Ｂ４　サイズシート
についてＬ　１　”’　１８０〜２５０　ｍｍ　＋Ｌ２
工８０〜１２０朋、Ｌｓ＝１８０〜２５０市。

α−８°〜１０°、β＝５°〜８°のときに好ましい場
合が多く、角度αについては００以上であることを要す
るが、角度βについては必ずしも００以上に限定される
ものではなく、第１斜面に連らなる直線的なものでもよ
い。

なお、本実施例においては、トレイ１の第２斜面８ａが
両側の袖片９，９と共に正面凹型をなしていることによ
り、積載シートに第３図に示すように幅方向についての
わん曲を付与し、このようなくせ付けによってシートの
丸まりを防止しているという特徴がある。すなわち、第
４図に示す如くシート積載面１３が単にフラットな平面
をなしているようなトレイ１２では、主に感熱記録紙の
ようなシート１４が丸まりを生じ易いようなものについ
て、仮りに反転積載したとしても図示の如く丸まって、
整然とした積載が雌しい場合があるが、前記第３図で説
明しているように、シート１４の積載前端（排出時の状
態では排出後端）に幅方向のたわみを積極的に与えるこ
とでシートの丸まりを抑制することができるのである。

以上説明した実施例によれば、装置本体１から排出され
た記録紙（あるいは４稿シートについてこれを適用して
もよい）は、何等装置的な手段によらずして自然と反転
してトレイ上に積載されることになり、頁の並び替を要
するような場合に、その作業を省略させることができる
という効果を奏し、まだ積載シートの状態については、
第１゜第２の斜面６ａ、８ａの傾斜、袖片９，９による
積載前端のわん曲によって、丸まりを生ずることなく整
然とした積載を行なわせることができるという利点が得
られるのである。

またこのようなシート受はトレイは、トレイ自体の形状
、構造のみによってノートを反転積載させるものである
から、装置本体に通常のトレイを取付けることと交換で
きるようにしておけば、会費に応じてソートの反転積載
、あるいは反転しない状態での積載を選択することもで
きる利点のある他、既存の装置本体においても、本考案
の反転型のシート受はトレイを取付けできるようにすれ
ば、既設のものについても前記した効果を同じく得ルこ
とも可能となるのである〇 第５図ないし第７図は本考案の他の実施例を示すもので
あシ、第５図の例は、反転型トレイの第２斜面部８′お
よび袖片９／、９／を、第１斜面部６′に対して頂部稜
線７をヒンジ（図示せず）として起立可能に設け、この
ことで、一点鎖線で示す通常時の傾倒姿勢と、実線で示
した起立姿勢とをとシ得るようにしたものを示している
。このようにすれば、トレイの販売等のための梱包がコ
ンＡ’クトにできる他、場合によって起立姿勢での排出
シートの受けもできるという特徴がある。

第６図に示した例のトレイ１５は、前記した形状、構造
と実質的に同一のものを、線材の組合せによって構成し
たものであシ、トレイの軽量の点で有利となっている。

第７図に示したトレイ１６の例は、装置本体の排出口（
図示せず）から比較的高速でシートが排出されるような
装置、例えばそのよらな複写機に好適に適用させるべく
設けたものを示し、その特徴は排出シート（図示せず）
の先端を図の矢印で示すように強制的に下方に案内させ
る両側ガイドフレーム１７．１７を付設している点にあ
る。これは、比較的速い速度で排出されるーシートはそ
の先端がトレイの第１斜面６ａ〃（線材によって形成さ
る）を飛び越えてしまうことがあるがこのような反転型
トレイでは、排出シートの先端が第１斜面ＧａＩ上に落
下ないし案内されるととが必要であるから、前記補助の
がイドフレーム１７．１７によってこのようなシート先
端の案内を確実に行なわしめて、シートの反転積載を良
好に得るようにしているのである。

これらの変形例についても前記した実施例と同様効果が
得られる。

以上述べた如く、本発明よりなる反転型のシート受はト
レイは、トレイ自体の形状の改良により、頁の並べ替え
作業を不要とする極めて有用性の高い効果を奏し、その
利益は犬なるものである。

【図面の簡単な説明】

図面第１図（イ）はファクシミリ装置に本発明の反転型
のシート受はトレイを取付けた状態を示す斜視図、第１
図（ロ）は同側断面図、第１図（ハ）はトレイの正面図
、第１図に）は同平面図である。第２図（イ）〜（→は
シートがトレイ上に反転積載される過程を示した一連の
説明図、第３図はシートの反転積載状態を示すトレイの
正面図、第４図は比較例であるトレイおよび積載シート
の状態を示す図、第５図、第６図および第７図はいずれ
も本発明の他の実施例を示すトレイの斜視図である。 １・・・装置本体　　　　２・・・排出口３．３′・・
・トレイ　　　４，４′・・・立壁部５．５′・・・折
れ曲υ部　　６，６′・・・第１斜面部６　ａ　、　６
　ａ’　、　５１＃−−−第１斜面７．７′・・・頂部
（稜線）８．８’・・・第２斜面部８　ａ　ｌ　８８’
・・・第２斜面　９．９′・・・袖片１０　、１０’・
・・折れ曲、９＄１１・・・シート１２・・・トレイ　
　　　１３・・・積載面１４・・・記録紙　　　　１５
．１６・・・トレイ１７・・・ガイドフレーム 第１図 （イン 第１図 （ロ） 第１図 第２図 （イ） 第２図 （ロ） 第２図 （ニ） 第３図 第４図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置本体よシ排出落下されるシートの先端を装置本体側
   の突き当て面に案内する底部ガイドを兼ねた積載面を有
   することを特徴とする反転型のシート受はトレイ。