JPS58177833A

JPS58177833A - 記録紙トレイ

Info

Publication number: JPS58177833A
Application number: JP5971882A
Authority: JP
Inventors: Koichi Watanabe; 幸一渡辺
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1982-04-12
Filing date: 1982-04-12
Publication date: 1983-10-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ファクシミリ、複写機等の記録紙（原稿およ
び原稿を基にして複写され−た複写紙等の再生紙を意味
する）を収納するトレイを上下２段に配置した記録紙ト
レイの改良に関するものである。

例えば第１図に図示されるような平面走査式原稿読取装
置においては、装置の前方に原稿供給トレイ１が配設さ
れると＼もに、その上方に原稿排出トレイ２が配置され
ており〜原稿供給トレイ１に収納された原稿３ａは、給
紙ロール４．５およびドライブロール６．７によりプラ
テン８上に送られ、同プラテン８上で原稿３は図示され
ない走査装置にて走査されつ＼、Ｕターンロール９およ
びＵターン下ロール１０に挾持され、Ｕターンガイド１
１にて１８０°彎曲され、Ｕターンロール９およびＵタ
ーン上ロール１２にて挾持されながら、原稿排出トレイ
２に挾出されるようになっている。・このような平面走
査式原稿読取装置では、略水平な原稿供給トレイ１に収
納された走査前の原稿３ａの上方に、走査済みの原稿３
ｂが原稿排出トレイ２に収納され、間両トレイ１．２は
相互に接近して配設されているため、原稿３の取扱いが
頗る容易に能率良く遂行されつる。

しかしその反面、第２図に図示されるように、原稿３の
こしが弱く　（剛性が低い）かつ広い場合には、排出ト
レイ２よりはみ出した原稿３ｂの部分が上方へ垂れ下り
、原稿供給トレイ１内の原稿３ａに接触して同原稿３ａ
と＼もに再度走査装置に送り込まれることがあり、原稿
３が再度複写されてしまう。

本発明はこのような難点を克服した記録紙トレイの改良
に係り、その目的とする処は、記録紙を収納する少なく
とも上下２段以上に配置されたトレイ内力、上方のトレ
イに収納された積層記録紙を下方へ垂れ下がらないよう
に支持することができる信頼性と操作性の優れた記録紙
トレイを供する点にある。

以下本発明をファクシミリの原稿読取装置に適用した第
３図ないし第６図に図示の実施例について説明する。

１はファックシミリの原稿読取装置で読取られる原稿３
を収納した原稿供給トレイである。

また原稿排出トレイ２は原稿供給トレイ１より上方でか
つＵターンロール９寄りに配設されている。

さらに原稿供給トレイ１の前端に給紙ロール４．５が配
設され、同ロール４．５に隣設してドライブロール６．
７が配置されており１原稿供給トレイ１内の供給原稿３
ａは自動給紙ロール４．５にて１枚づつ取出され、ドラ
イブロール６１７にてプラテン８上に送られるようにな
っている。

さらにまたプラテン８の他種にはＵターンロール９とＵ
ターン下ロール１０が配設され、同Ｕターンロール９の
上方にこれに接してＵターン上ロール１２が配設され、
Ｕターンロール９の外側方にＵターン原稿ガイド１１が
配置されている。

また原稿排出トレイ２の下面には、１対の基片１３が同
トレイ２の巾方向中心に対して対称にかつ一体に配設さ
れると＼もに、同基片１３よりも中心寄りでかつトレイ
２の端縁２ａに接近して対称にかつ一体に基片１４が配
設され、同基片１３．１４の孔１３ａ、、Ｉ４ａに可撓
性細長支持部材１５が摺動自在に嵌装されている。

さらに孔１３　ａ　％　１４　ａの中心線の方向は一致
しておらず、孔１３　ａの中心線は孔１４　ａの中心線
に比べてトレイ２の巾方向に近い傾斜角に設定されてい
る。

しかして可撓性細長支持部材１５の両端にストッパ１６
が一体に形成され、同支持部材１５は、コイルスプリン
グ１７の周囲を樹脂チューブ■８で一体に被覆して構成
されており、同可撓性細長支持部材１５は排出原稿３ｂ
を支持するに足る剛性を有している。

第３図ないし第６図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、原稿読取装置を稼動状態に設定する
と、ロール４．５．６．７．９．１０．１２が一斎に回
転を始め、原稿供給トレイ１内の供給原稿３ａは１枚づ
つプラテン８上に送られ、同プラテン８上で図示されな
い走査装置にて走査され、Ｕターンロール９およびＵタ
ーン上下ロール１０．１２にて１８０°反転された後、
原稿排出トレイ２に収納される。

この時、原稿３のこしが強く　（剛性が高く）かつ左程
広くない場合には、Ｌｏなる原稿排出トレイ２よりはみ
出した排出原稿３ｂのはみ出し長さＬｏが原稿排出トレ
イ２の長さり。に比べて小さく、排出原稿３ｂは原稿排
出トレイ２より原稿供給トレイ１内の供給原稿３ａに接
する程下方に垂れ下がらない。このため、第５図の２点
鎖線で図示するように、可撓性細長支持部材１５を原稿
排出トレイ２より突出させなくてもよい。

しかし、排出トレイ２よりはみ出す排出原稿３ｂのはみ
出し長さＬｏが大きくなり、かつ原稿３のこしが弱い場
合には、可撓性細長支持部材１５の中央部１５　ａを掴
んで、排出トレイ２より離れる方向に引張れば、第５図
の実線で図示されるように、可撓性細長支持部材中央部
１５　ａが排出トレイ２より突出し、その突出長さがＬ
となる。

この状態では、排出原稿３ｂのはみ出し長さはＬ′とな
って短かくなり、かつ原稿３ｂは馬の背状に彎曲するた
め、原稿３ｂの長手方向Ｘに関する曲げ剛性が大きくな
って、原稿３ｂは下方へ垂れ下がりにく＼なり、排出原
稿３ｂの先端が供給トレイ１内の供給原稿３ａに接触す
ることが阻止され、排出原稿３ｂの２重走査や紙詰りか
未然に防止される。

また基片１３．１４の孔１３ａ、１４ａの中心線の方向
が異なり、孔１４　ａの中心線の方向は孔１３　ａの中
心線に比べてトレイ２の長手方向（原稿３ｂの移送方向
）に近い傾斜角に設定されているため、孔１３ａ１４　
ａと可撓性細長支持部材１５との摺接面に充分な摩擦力
が働き、可撓性細長支持部材１５自身の弾性と相まって
、原稿３ｂは確固と排出トレイ２および支持部材１５に
支持される。

さらに排出原稿３ｂの長さが左程長くない場合には、可
撓性細長支持部材１５の中央部１５　ａをトレイ２に接
近させる方向へ押込めば、第５図の２点鎖線で示したよ
うに変形し、原稿供給トレイ１の上方には細長支持部材
１５が存在しないため、同細長支持部材１５に邪魔され
ることなく原稿３ａｓ３ｂを簡ｍに取扱うことができる
。

第３図ないし第６図に図示の実施例では、コイルスプリ
ング１７の外周を樹脂チューブ１８で被覆して可撓性細
長支持部材１５を構成したが、第７図に図示するように
、チェン加の外周を樹脂チューブ２１で一体に被覆して
可撓性細長支持部材１９を構成してもよく、このような
支持部材１９では、排出トレイ２と平行な面では彎曲さ
せることができるもの＼、これと直角な方向には彎曲さ
せることができず、排出原稿３ｂをより確実に支持させ
ることまた前記実施例では、基片１３．１４を原稿排出
トレイ２の下面に突設したが、第８図に図示するように
原稿排出トレイηに凹部２２ａを形成し、同トレイｎに
設けられた基片Ｚ３％２４に第３図ないし第６図に図示
のような可撓性細長支持部材１５を嵌装してもよく、こ
のような実施例では、原稿排出十レイ２２の上面と可撓
性細長支持部材１５の上面とを略同−面に一致させるこ
とができる。

さらに前記実施例では、原稿供給トレイ１を下方に原稿
排出トレイ２を上方に配置し、同上方の原稿排出トレイ
２に可撓性細長支持部材１５を設けたが１原稿供給トレ
イと原稿排出トレイとを上下逆にし、上方の原稿供給ト
レイに可撓性細長支持部材を設けてもよい。

さらにまた本発明企ファクシミリの送信側の再生紙トレ
イにも１用できる。

しかも本発明をファクシミリのみならず、複写機の原稿
収納トレイまたは複写曜収納トレイにも適用できる。

本発明では、前記したようにファクシミリ、複写機等の
記録紙を収納するトレイを少なくとも上下２段以上に配
置した装置において、上方のトレイに少なくとも左右一
対の基片を設け、積層記録紙を支持する可撓性細長支持
部材の両端部を前記基片に摺動自在に嵌装した＼め、記
録紙のこしが弱くかつ広い場合には、前記可撓性細長支
持部材の中央部を上方トレイの端縁より離れる方向へ引
出せば、前記上方トレイに収納された積層記録紙を同ト
レイのみならず前記細長支持部材に支持させることがで
き、同記録紙を下方トレイ内の記録紙に接触させず、紙
詰まりや誤給紙等のトラブルを未然に防止することがで
きる。

また本発明においては、上方トレイに収納される記録紙
の長さに応じて前記細長支持部材の突出長さを適宜調整
できるので、記録紙の取扱いを円滑に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の記録紙トレイの側面図、第２図は同ト
レイに記録紙が収納された時、不都合が面図、第５図は
その要部斜視図、第６図は同実施例における可撓性細長
支持部材の縦断側面図、第７図は他の実施例の可撓性細
長支持部材の縦断側面図、第８図は本発明のさらに他の
実施例の斜視図である。１・・・原稿供給トレイ、２・・・原稿排出トレイ、３
・・・原稿１４１５・・・自動給紙ロール、６．７・・
・ドライブロール、８・・・プラテン、９・・・Ｕター
ンロール、１０・・・Ｕターン下ロール、１１・・・Ｕ
ターン原稿ガイド、１２・・・Ｕターン上ロール、１３
．１４・・・基片、１５・・・可撓性細長支持部材、１
６・・・ストッパ、１７・・・コイルスプリング、１８
・・・樹脂チューブ、１９・・・可撓性細長支持部材、
加・・・チェノ、２１・・・樹脂チューブ、ｎ・・−原
稿排出トレイ、２３．２４・・・基片。代理人　弁理士　江　原　　望　　外１名范１図１２コ第２図第３図范４図

Claims

【特許請求の範囲】

ファクシミリ、複写機等の記録紙を収納するトレイを少
なくとも上下２段以上に配置した装置において、Ｌ方の
トレイに少なくとも左右一対の基片を設け、積層記録紙
を支持する可撓性細長支持部材の両端部を前記基片に摺
動自在に嵌装したことを特徴とする記録紙トレイ。