JPH06293439A - 供給シート給送装置 - Google Patents
供給シート給送装置Info
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- JPH06293439A JPH06293439A JP5082297A JP8229793A JPH06293439A JP H06293439 A JPH06293439 A JP H06293439A JP 5082297 A JP5082297 A JP 5082297A JP 8229793 A JP8229793 A JP 8229793A JP H06293439 A JPH06293439 A JP H06293439A
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- rear end
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 供給シートを載置する載置部に、供給シート
を湾曲して保持させて、載置部の長さを供給シートの全
長より可能な限り短くして、事務機本体から外方に突出
する載置部の長さを最小として、事務機不使用時にも載
置部が邪魔にならない供給シート給送装置を提供する。 【構成】 供給シートとしての用紙Pを支持するための
載置部12の後端部16に、用紙Pの幅方向中央部を支
持する中央支持部19および両側端を上方にして傾斜し
用紙Pの両側端を支持する傾斜支持部20を設けること
により、用紙Pを両側端を上にして湾曲させるととも
に、湾曲した用紙Pに前記後端部16が前記用紙Pの中
央部および両側端に当接して用紙Pを支持し、載置部1
2の長さを短くすることを可能としたことを特徴とする
供給シート給送装置。
を湾曲して保持させて、載置部の長さを供給シートの全
長より可能な限り短くして、事務機本体から外方に突出
する載置部の長さを最小として、事務機不使用時にも載
置部が邪魔にならない供給シート給送装置を提供する。 【構成】 供給シートとしての用紙Pを支持するための
載置部12の後端部16に、用紙Pの幅方向中央部を支
持する中央支持部19および両側端を上方にして傾斜し
用紙Pの両側端を支持する傾斜支持部20を設けること
により、用紙Pを両側端を上にして湾曲させるととも
に、湾曲した用紙Pに前記後端部16が前記用紙Pの中
央部および両側端に当接して用紙Pを支持し、載置部1
2の長さを短くすることを可能としたことを特徴とする
供給シート給送装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ、複写機、
イメージスキャナ等の供給シート給送装置に係り、特に
プリンタや複写機の記録部に供給するための記録用紙、
あるいは複写機やイメージスキャナの原稿読取部に供給
する原稿等、事務機に供給される供給シートを支持する
ための載置部の改良に関する。
イメージスキャナ等の供給シート給送装置に係り、特に
プリンタや複写機の記録部に供給するための記録用紙、
あるいは複写機やイメージスキャナの原稿読取部に供給
する原稿等、事務機に供給される供給シートを支持する
ための載置部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の供給シート給送装置、例えばプリ
ンタには、プリンタ本体と、このプリンタ本体に用紙を
供給するための搬送手段と、この搬送手段に連設され前
記用紙を積層状態で収納支持する載置台とを具備したも
のが知られている。
ンタには、プリンタ本体と、このプリンタ本体に用紙を
供給するための搬送手段と、この搬送手段に連設され前
記用紙を積層状態で収納支持する載置台とを具備したも
のが知られている。
【0003】前記のようなプリンタでは、載置台がプリ
ンタ本体に固定されたもの、あるいは載置台がカセット
化されプリンタ本体に着脱自在なものとがあるが、いず
れも載置台はその外形の大半がプリンタ本体の外方に突
出する構成である。
ンタ本体に固定されたもの、あるいは載置台がカセット
化されプリンタ本体に着脱自在なものとがあるが、いず
れも載置台はその外形の大半がプリンタ本体の外方に突
出する構成である。
【0004】そして、前記載置台はプリンタ本体外方へ
の突出量が大であると、プリンタの不使用時には邪魔に
なるため、その対策として、前記載置台の最外方部分を
スライド可能または回動可能として載置台の内方部分に
重畳できるようにし、不使用時には載置台の突出量を少
なくできるようにしている。
の突出量が大であると、プリンタの不使用時には邪魔に
なるため、その対策として、前記載置台の最外方部分を
スライド可能または回動可能として載置台の内方部分に
重畳できるようにし、不使用時には載置台の突出量を少
なくできるようにしている。
【0005】また前記とは別の対策としては、特公平4
−62976号公報に記載されているプリンタのよう
に、用紙である供給シートを載置する載置台の載置部と
しての底板、および載置部の給送方向に対する長さを供
給シートの長さより短くするとともに、供給シートの幅
方向の側部を載置する供給シートの底板と供給シートの
中央部を載置する載置部との間に段差を設けたものが知
られている。そして前記載置台は段差により、載置した
供給シートの左右端が持ち上がるように湾曲させること
によって、供給シートの腰を強くして、比較的短い載置
部でも、長い供給シートを支持することを可能として、
載置台の小型化を実現して載置台のプリンタ本体外方へ
の突出量を少なくしたしたものである。
−62976号公報に記載されているプリンタのよう
に、用紙である供給シートを載置する載置台の載置部と
しての底板、および載置部の給送方向に対する長さを供
給シートの長さより短くするとともに、供給シートの幅
方向の側部を載置する供給シートの底板と供給シートの
中央部を載置する載置部との間に段差を設けたものが知
られている。そして前記載置台は段差により、載置した
供給シートの左右端が持ち上がるように湾曲させること
によって、供給シートの腰を強くして、比較的短い載置
部でも、長い供給シートを支持することを可能として、
載置台の小型化を実現して載置台のプリンタ本体外方へ
の突出量を少なくしたしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
載置部は、前述のように底板と載置部との段差により供
給シートが湾曲するものであるが、このような湾曲は、
載置された供給シートが中央部の自重で中央部が下方に
向けて変形して湾曲するものであり、またこの時供給シ
ートは、底板の載置部との段差箇所で当接して支持さ
れ、また載置部の後端部に当接して支持されていること
になるが、前記中央部の自重とは前記支持されている箇
所の内方部分の自重であり、そしてこの内方部分の自重
を除く他の部分の自重、即ち前記支持されている箇所の
外方部分の自重は、前記とは逆に前記中央部が上方に向
けて変形するように作用するので、前記湾曲が生じるた
めには、外方部分の自重の作用が前記内方部分の自重の
作用より小の場合である。換言すれば、外方部分の自重
の作用が前記内方部分の自重の作用より大である場合で
は、前記とは逆に前記外方部分が下向きになるように湾
曲するものである。
載置部は、前述のように底板と載置部との段差により供
給シートが湾曲するものであるが、このような湾曲は、
載置された供給シートが中央部の自重で中央部が下方に
向けて変形して湾曲するものであり、またこの時供給シ
ートは、底板の載置部との段差箇所で当接して支持さ
れ、また載置部の後端部に当接して支持されていること
になるが、前記中央部の自重とは前記支持されている箇
所の内方部分の自重であり、そしてこの内方部分の自重
を除く他の部分の自重、即ち前記支持されている箇所の
外方部分の自重は、前記とは逆に前記中央部が上方に向
けて変形するように作用するので、前記湾曲が生じるた
めには、外方部分の自重の作用が前記内方部分の自重の
作用より小の場合である。換言すれば、外方部分の自重
の作用が前記内方部分の自重の作用より大である場合で
は、前記とは逆に前記外方部分が下向きになるように湾
曲するものである。
【0007】従って、載置部の後端より後方に供給シー
トが突出しても、供給シートが湾曲して良好に支持され
るには、載置部の後端より後方部分を含む前記外方部分
の自重の作用が小であることが条件となる。
トが突出しても、供給シートが湾曲して良好に支持され
るには、載置部の後端より後方部分を含む前記外方部分
の自重の作用が小であることが条件となる。
【0008】このような観点から考えると、前記公報に
記載された載置台は、段差箇所より幅方向の外方の左右
端は底板に支持されないこと、および前記段差箇所より
給送方向後方部分は、載置部に当接する幅方向の中央部
分のみが支持され左右端は支持されないことから、載置
部の後端より後方に突出する部分の自重の他にも、前記
外方部分の自重に相当する自重が存在し、前記のような
所望の湾曲を得るには、この分だけ載置部の後端より後
方に突出する部分の自重が削減されることになる。
記載された載置台は、段差箇所より幅方向の外方の左右
端は底板に支持されないこと、および前記段差箇所より
給送方向後方部分は、載置部に当接する幅方向の中央部
分のみが支持され左右端は支持されないことから、載置
部の後端より後方に突出する部分の自重の他にも、前記
外方部分の自重に相当する自重が存在し、前記のような
所望の湾曲を得るには、この分だけ載置部の後端より後
方に突出する部分の自重が削減されることになる。
【0009】以上から明らかなように、前記公報記載の
載置台の構成は、載置部の後端より後方に供給シートを
長く突出させるには、必ずしも適切な構成ではなく、載
置台の小型化が制約されるものである。また、前記載置
台はプリンタ本体外方への突出量が大であると、プリン
タの不使用時には邪魔になるために、前記載置台の最外
方部分をスライド可能または回動可能として載置台の内
方部分に重畳できるようにし、不使用時には載置台の突
出量を少なくできるようにするものだと部品点数が多く
なりコストが大となる。
載置台の構成は、載置部の後端より後方に供給シートを
長く突出させるには、必ずしも適切な構成ではなく、載
置台の小型化が制約されるものである。また、前記載置
台はプリンタ本体外方への突出量が大であると、プリン
タの不使用時には邪魔になるために、前記載置台の最外
方部分をスライド可能または回動可能として載置台の内
方部分に重畳できるようにし、不使用時には載置台の突
出量を少なくできるようにするものだと部品点数が多く
なりコストが大となる。
【0010】そこで、本発明は、前記用紙等の供給シー
トを載置する載置部を改良し、載置された供給シートを
効率良く湾曲させ、載置部の後方に突出する供給シート
の後半部を大としても供給シートの後端部が下方に屈曲
するのを防止し、載置部の小型化を可能として、不使用
時に載置部が本体外方に突出する量を少なくして、載置
部が邪魔にならない供給シート給送装置を提供すること
を目的とする。
トを載置する載置部を改良し、載置された供給シートを
効率良く湾曲させ、載置部の後方に突出する供給シート
の後半部を大としても供給シートの後端部が下方に屈曲
するのを防止し、載置部の小型化を可能として、不使用
時に載置部が本体外方に突出する量を少なくして、載置
部が邪魔にならない供給シート給送装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の供給シー
ト給送装置は、供給シートを保持する第1の端部を有す
るとともに、この第1の端部に連設される第2の端部か
ら前記供給シートの一部を外部にはみ出し可能に載置す
る載置部と、前記供給シートをシート搬送方向に対して
交差する載置部幅方向に湾曲させる手段とを具備してな
る供給シート給送装置において、前記供給シートの載置
位置である第2の端部両側近傍で前記供給シートを支持
し載置部幅方向に沿って湾曲させる傾斜支持部を形成し
たことを特徴とするものである。
ト給送装置は、供給シートを保持する第1の端部を有す
るとともに、この第1の端部に連設される第2の端部か
ら前記供給シートの一部を外部にはみ出し可能に載置す
る載置部と、前記供給シートをシート搬送方向に対して
交差する載置部幅方向に湾曲させる手段とを具備してな
る供給シート給送装置において、前記供給シートの載置
位置である第2の端部両側近傍で前記供給シートを支持
し載置部幅方向に沿って湾曲させる傾斜支持部を形成し
たことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】前記構成の本発明では、載置部の後端部におい
て傾斜支持部が供給シートに当接して供給シートを支持
して、載置部の後端部より前方では載置部に支持されな
い供給シートの自重を少なくしたので、供給シートの所
望の湾曲を妨げる要因が少なくなり、載置部の搬送方向
の長さを充分に活用して供給シートを湾曲させ、載置部
の後端より後方へ供給シートをより多く突出させること
ができる。
て傾斜支持部が供給シートに当接して供給シートを支持
して、載置部の後端部より前方では載置部に支持されな
い供給シートの自重を少なくしたので、供給シートの所
望の湾曲を妨げる要因が少なくなり、載置部の搬送方向
の長さを充分に活用して供給シートを湾曲させ、載置部
の後端より後方へ供給シートをより多く突出させること
ができる。
【0013】
実施例1 以下本発明の供給シート給送装置をプリンタの実施例に
ついて図面を参照して説明する。図1は、プリンタの要
部を示す一部切欠断面図であり、プリンタ本体1には、
処理手段としての図示しない印字部、および搬送手段と
しての給紙ローラ2、用紙規制部材3が設けられてい
る。この給紙ローラ2には、プリンタ本体1に着脱自在
に装着される載置台としての給紙カセット4に積層状態
で収納された供給シートとしての用紙Pの最上層の用紙
Pが、その搬送方向先端部が接触している。用紙規制部
材3は最上の用紙Pだけを図示しない印字部へ搬送し、
複数の用紙を同時に搬送させないためのものである。
ついて図面を参照して説明する。図1は、プリンタの要
部を示す一部切欠断面図であり、プリンタ本体1には、
処理手段としての図示しない印字部、および搬送手段と
しての給紙ローラ2、用紙規制部材3が設けられてい
る。この給紙ローラ2には、プリンタ本体1に着脱自在
に装着される載置台としての給紙カセット4に積層状態
で収納された供給シートとしての用紙Pの最上層の用紙
Pが、その搬送方向先端部が接触している。用紙規制部
材3は最上の用紙Pだけを図示しない印字部へ搬送し、
複数の用紙を同時に搬送させないためのものである。
【0014】前記給紙カセット4は、合成樹脂で上面が
開口した浅い箱状に形成され、底面5の周囲の起立壁
が、用紙搬送方向の前方で第1の端部であるの前壁6、
両側方の側壁7からなり、用紙搬送方向後方の後壁が欠
如した形状のカセットケース8と、このカセットケース
8の前記底面5の用紙搬送方向の前方箇所に重合して設
けられるとともに、用紙搬送方向後端が前記側壁7の搬
送方向中間位置に枢着されて、用紙搬送方向先端が前記
底面5に対して上下動自在な前方支持部9とから構成さ
れる。この前方支持部9の用紙搬送方向の先端中央に
は、摩擦係数の高い素材例えばコルクからなる制動部材
10が設けられ、最下層の用紙の移動を規制している。
開口した浅い箱状に形成され、底面5の周囲の起立壁
が、用紙搬送方向の前方で第1の端部であるの前壁6、
両側方の側壁7からなり、用紙搬送方向後方の後壁が欠
如した形状のカセットケース8と、このカセットケース
8の前記底面5の用紙搬送方向の前方箇所に重合して設
けられるとともに、用紙搬送方向後端が前記側壁7の搬
送方向中間位置に枢着されて、用紙搬送方向先端が前記
底面5に対して上下動自在な前方支持部9とから構成さ
れる。この前方支持部9の用紙搬送方向の先端中央に
は、摩擦係数の高い素材例えばコルクからなる制動部材
10が設けられ、最下層の用紙の移動を規制している。
【0015】そして、前記前方支持部9および前記底面
5の後方部分である後方支持部11が載置部12を構成
するものであり、また13はカセットケース8の上面開
口に装着された蓋体である。
5の後方部分である後方支持部11が載置部12を構成
するものであり、また13はカセットケース8の上面開
口に装着された蓋体である。
【0016】カセットケース8には更に前記底面5およ
び前壁6に、前記前方支持部9の用紙搬送方向先端に対
応する位置に達する切欠部14が形成されていて、給紙
カセット4のプリンタ本体1装着時には、プリンタ本体
1に設けられ前記給紙ローラ2に向けて付勢された押上
片15が前記切欠部14を挿通して、前記給紙カセット
4の前方支持部9に当接して、前方支持部9を押上げて
積層された最上層の用紙Pを前記給紙ローラ2に当接す
る。この時前方支持部9は前記後方支持部11に対して
浅い角度で傾斜し、用紙Pは前方支持部9と後方支持部
11との接合部付近で用紙搬送方向に沿って湾曲する。
び前壁6に、前記前方支持部9の用紙搬送方向先端に対
応する位置に達する切欠部14が形成されていて、給紙
カセット4のプリンタ本体1装着時には、プリンタ本体
1に設けられ前記給紙ローラ2に向けて付勢された押上
片15が前記切欠部14を挿通して、前記給紙カセット
4の前方支持部9に当接して、前方支持部9を押上げて
積層された最上層の用紙Pを前記給紙ローラ2に当接す
る。この時前方支持部9は前記後方支持部11に対して
浅い角度で傾斜し、用紙Pは前方支持部9と後方支持部
11との接合部付近で用紙搬送方向に沿って湾曲する。
【0017】更に、前記後方支持部11は、用紙Pの搬
送方向の後端部分が後方支持部11の第2の端部である
後端部16から後方に突出するようなサイズとされ、用
紙Pが載置部12上に対応する箇所の自重により前記後
方支持部11の前記後端部16の形状に従ってその幅方
向に沿って湾曲し、後端部16から後方に突出する用紙
Pの自重による搬送方向に沿う湾曲は発生しない長さに
設定される。
送方向の後端部分が後方支持部11の第2の端部である
後端部16から後方に突出するようなサイズとされ、用
紙Pが載置部12上に対応する箇所の自重により前記後
方支持部11の前記後端部16の形状に従ってその幅方
向に沿って湾曲し、後端部16から後方に突出する用紙
Pの自重による搬送方向に沿う湾曲は発生しない長さに
設定される。
【0018】次に、前記給紙カセット4の載置部12の
前記前方支持部9および後方支持部11の詳細を図2、
図3を参照して説明する。前記前方支持部9はサイズの
小さい用紙を収納する場合のために、用紙Pの両側を規
制する可動ガイド17が用紙の幅方向に移動自在に具備
されていて、この可動ガイド17の用紙Pの側縁を載置
する面である側縁支持面18は前方支持部9の上面とは
略同一面上にあって、前方支持部9上には用紙Pが平坦
に支持される。
前記前方支持部9および後方支持部11の詳細を図2、
図3を参照して説明する。前記前方支持部9はサイズの
小さい用紙を収納する場合のために、用紙Pの両側を規
制する可動ガイド17が用紙の幅方向に移動自在に具備
されていて、この可動ガイド17の用紙Pの側縁を載置
する面である側縁支持面18は前方支持部9の上面とは
略同一面上にあって、前方支持部9上には用紙Pが平坦
に支持される。
【0019】また後方支持部11は、その後端部16の
両側端が隆起していて、後端部16は幅方向に沿って幅
方向の中央部である中央支持部19から両側端にかけて
傾斜して傾斜支持部20を形成している。また、前記後
端部16の両側端の隆起は後方支持部11の両側縁に沿
っても傾斜している。
両側端が隆起していて、後端部16は幅方向に沿って幅
方向の中央部である中央支持部19から両側端にかけて
傾斜して傾斜支持部20を形成している。また、前記後
端部16の両側端の隆起は後方支持部11の両側縁に沿
っても傾斜している。
【0020】以上のような載置部12の構成により、用
紙Pは給紙カセット4に収納されると、前記後端部16
において後端部16の幅方向の形状に従って湾曲状に支
持され、後端部16より後方に突出する用紙Pも湾曲状
態を維持する。また、用紙Pは、後端部16から用紙搬
送方向に向って徐々に湾曲が少なくなり、前方支持部9
上では、前記用紙Pは平坦に支持される。
紙Pは給紙カセット4に収納されると、前記後端部16
において後端部16の幅方向の形状に従って湾曲状に支
持され、後端部16より後方に突出する用紙Pも湾曲状
態を維持する。また、用紙Pは、後端部16から用紙搬
送方向に向って徐々に湾曲が少なくなり、前方支持部9
上では、前記用紙Pは平坦に支持される。
【0021】前記給紙カセット4がプリンタ本体1に装
着されると、前方支持部9の上昇により、用紙Pが前方
支持部9と後方支持部11との境界付近において搬送方
向に沿って湾曲するが、この場合も用紙Pの後方支持部
11上での湾曲状態は実質的には変化しない。
着されると、前方支持部9の上昇により、用紙Pが前方
支持部9と後方支持部11との境界付近において搬送方
向に沿って湾曲するが、この場合も用紙Pの後方支持部
11上での湾曲状態は実質的には変化しない。
【0022】従って、前記後方支持部11の構成によれ
ば、後方支持部11および前方支持部9上の用紙Pは、
実質的にその全体にわたって後方支持部11および前方
支持部9上に接して支持されるので、用紙Pの前記後端
部16より搬送方向前方の自重は、用紙Pが前記後端部
16の形状に従って湾曲することを妨げるようには作用
しない。そして、用紙Pの湾曲を妨げるように作用する
のは前記後端部16より後方に突出する用紙Pの自重の
みであるので、前記後端部16より後方に突出する用紙
Pの量が比較的多くなっても、突出した用紙Pが自重で
後端を下方に向けて屈曲することなく湾曲状態を維持で
き、前方支持部9および後方支持部11からなる載置部
12を、用紙Pの全長より能率良く短くして用紙Pを保
持することができる。
ば、後方支持部11および前方支持部9上の用紙Pは、
実質的にその全体にわたって後方支持部11および前方
支持部9上に接して支持されるので、用紙Pの前記後端
部16より搬送方向前方の自重は、用紙Pが前記後端部
16の形状に従って湾曲することを妨げるようには作用
しない。そして、用紙Pの湾曲を妨げるように作用する
のは前記後端部16より後方に突出する用紙Pの自重の
みであるので、前記後端部16より後方に突出する用紙
Pの量が比較的多くなっても、突出した用紙Pが自重で
後端を下方に向けて屈曲することなく湾曲状態を維持で
き、前方支持部9および後方支持部11からなる載置部
12を、用紙Pの全長より能率良く短くして用紙Pを保
持することができる。
【0023】実施例2 上記実施例1においての代表的な変形例を図4にて説明
する。なお、図2に示した供給シート給送装置の構成要
素と同じ構成要素については同一の符号を付するととも
にそれらの説明を簡略または省略する。
する。なお、図2に示した供給シート給送装置の構成要
素と同じ構成要素については同一の符号を付するととも
にそれらの説明を簡略または省略する。
【0024】図4において給紙カセット4の後方支持部
11上の幅方向中心より左右対象の位置に角状の傾斜支
持部20’が、後端部へ向かって傾斜するように形成し
ている。用紙Pを載置部12に載置すると傾斜支持部2
0’により内方へ向かって湾曲され用紙Pの載置部12
により突出した部分も湾曲状態に支持される。
11上の幅方向中心より左右対象の位置に角状の傾斜支
持部20’が、後端部へ向かって傾斜するように形成し
ている。用紙Pを載置部12に載置すると傾斜支持部2
0’により内方へ向かって湾曲され用紙Pの載置部12
により突出した部分も湾曲状態に支持される。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、載置部の後端部より搬
送方向前方において、供給シートを支持する載置部での
供給シートの支持を効果的におこなうことにより、供給
シートを湾曲状態に維持することを妨げる要因を除去し
て、供給シート載置部の後端部から後方に供給シートが
大量に突出しても、供給シートの湾曲状態が維持できる
ので、載置部の長さを用紙Pの全長に対してより短くし
て、事務機本体の外方に突出する載置部の突出量を減少
させ、載置部が不使用時にも邪魔にならない供給シート
給送装置を提供できる。
送方向前方において、供給シートを支持する載置部での
供給シートの支持を効果的におこなうことにより、供給
シートを湾曲状態に維持することを妨げる要因を除去し
て、供給シート載置部の後端部から後方に供給シートが
大量に突出しても、供給シートの湾曲状態が維持できる
ので、載置部の長さを用紙Pの全長に対してより短くし
て、事務機本体の外方に突出する載置部の突出量を減少
させ、載置部が不使用時にも邪魔にならない供給シート
給送装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例のプリンタの要部を示す一部
切欠断面図である。
切欠断面図である。
【図2】本発明の一実施例のプリンタの給紙カセットの
斜視図である。
斜視図である。
【図3】同給紙カセットに用紙を収納した状態を示す側
面図である。
面図である。
【図4】本発明の第2の実施例のプリンタの給紙カセッ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
2… 給紙ローラ(搬送手段) 3… 用紙規制部材(搬送手段) 6… 前壁(第1の端部) 12… 載置部 16… 後端部(第2の端部) 20… 傾斜支持部 20’…傾斜支持部
Claims (1)
- 【請求項1】 供給シートを保持する第1の端部を有す
るとともに、この第1の端部に連設される第2の端部か
ら前記供給シートの一部を外部にはみ出し可能に載置す
る載置部と、前記供給シートをシート搬送方向に対して
交差する載置部幅方向に湾曲させる手段とを具備してな
る供給シート給送装置において、 前記供給シートの載置位置である第2の端部両側近傍で
前記供給シートを支持し載置部幅方向に沿って湾曲させ
る傾斜支持部を形成したことを特徴とする供給シート給
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082297A JPH06293439A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 供給シート給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082297A JPH06293439A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 供給シート給送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06293439A true JPH06293439A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13770620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082297A Pending JPH06293439A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 供給シート給送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06293439A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003082715A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Imprimante |
JP2020083631A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置及び画像記録装置 |
JP2020083630A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置及び画像記録装置 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5082297A patent/JPH06293439A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003082715A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Imprimante |
US7198420B2 (en) | 2002-03-28 | 2007-04-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer |
JP2020083631A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置及び画像記録装置 |
JP2020083630A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | ブラザー工業株式会社 | 搬送装置及び画像記録装置 |
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