JPH05270666A - 給紙カセット - Google Patents

給紙カセット

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Publication number
JPH05270666A
JPH05270666A JP4074656A JP7465692A JPH05270666A JP H05270666 A JPH05270666 A JP H05270666A JP 4074656 A JP4074656 A JP 4074656A JP 7465692 A JP7465692 A JP 7465692A JP H05270666 A JPH05270666 A JP H05270666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
receiving plate
cassette
movable
upper edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4074656A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Atsushi Okane
淳 大金
Shigeru Okazaki
滋 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4074656A priority Critical patent/JPH05270666A/ja
Publication of JPH05270666A publication Critical patent/JPH05270666A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カットシートの減少に伴って受板の前端が上
昇して受板が傾斜状態となっても、受板に設けられる紙
後端規制板の上部が画像形成装置に出し入れする際に干
渉しないようにする。 【構成】 カットシート23のサイズに合わせて受板2
4に設ける紙後端規制板29を、受板24に取着される
固定支持板30と、固定支持板30に回動可能に偏心し
て枢支される可動規制板31と、可動規制板31をカセ
ット本体22の底板22a方向へ回動付勢するスプリン
グ32とで構成し、固定支持板30の上縁30cを、受
板24が最上昇した際にカセット本体22の上縁22c
から突出しない高さに形成するとともに、可動規制板3
1には、カットシート23の最大載置時にカセット本体
22の上縁22cと略同高となる高縁部31bと、受板
24の最上昇時にカセット本体22の上縁22cから突
出しない高さとなる低縁部31dとをそれぞれ形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、デジタル印刷機などの画像形成装置
に用いられる給紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の給紙カセットは、例えば、図8
に示されるように、カセット本体1の前半部に積層状態
のカットシート3が載置される受板4を、その後端4a
を枢支し、前端4bをコイルスプリング5で付勢して上
下動可能に配設し、カセット本体1の底板1aに、最上
層のカットシート3の後端に当接する高さの紙後端規制
板6をカットシート3のサイズに合わせて取着して、カ
ットシート3の最上層先端をカセット本体1の前端に設
けた分離爪7に係合させ、カットシート3が減少するの
に伴って受板4の前端4bが上昇して、最上層から1枚
づつカットシート3がカセット本体1前方に繰出される
ようにしている。
【0003】ところが、この構造では、カセット本体内
に収容されるカットシートが250枚程度の場合には、
カットシート3が減少しても、カットシート3と分離爪
7の係合状態がカットシート3の送り出し不良を生ずる
ほど悪くはならない。
【0004】しかし、収容枚数が500枚程度の場合で
は、図8に示されるように、カットシート3の最大収容
状態時には、カットシート3の前端と分離爪7の係合量
が十分にあるが、カットシート3が減少していくと、図
9に示されるように、受板4の傾斜が急になり、カット
シート3の前端と分離爪7との係合量が少なくなって、
多数枚送りや紙曲りのような送り出し不良が発生する。
【0005】そこで、図10及び図11に示されるよう
に、カセット本体10内に、底板10aと略同サイズの
受板11を後端を枢支して前端をコイルスプリング12
で付勢して上下動可能に配設し、該受板11に、カット
シート13のサイズに合わせて紙後端規制板14を取着
して、カットシート13を撓ませないようにして、最上
層から1枚づつカットシート13がカセット本体10前
方に繰出されるようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構成で
は、カットシート13のサイズによっては受板の途中に
紙後端規制板14が取着されるので、カットシート13
の減少に伴って受板11の前端が上昇して、受板11が
傾斜状態となると、紙後端規制板14の上縁がカセット
本体10の上縁から高さL分突出し、カセット本体10
を画像形成装置に出し入れする際に干渉することにな
る。
【0007】そこで本発明は、カットシートの減少に伴
って受板の前端が上昇して受板が傾斜状態となっても、
受板に設けられる紙後端規制板の上部がカセット本体の
上縁から突出しない給紙カセットを提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明は、カセット本体内に、積層状態のカットシートが載
置される受板を、その後端を枢支して前端を上下動可能
に配設し、カットシートのサイズに合わせて紙後端規制
板を前記受板に設け、最上層から1枚づつカセット本体
前方に繰出されるカットシートの減少に伴って受板の前
端が上昇して受板が傾斜状態となる給紙カセットにおい
て、前記紙後端規制板を、受板に取着される固定支持板
と、該固定支持板に回動可能に偏心して枢支される可動
規制板と、該可動規制板をカセット本体の底板方向へ回
動付勢するスプリングとで構成し、前記固定支持板の上
縁を、受板が最上昇した際にカセット本体の上縁から突
出しない高さに形成するとともに、前記可動規制板に
は、カットシートの最大載置時にカセット本体の上縁と
略同高となる高縁部と、受板の最上昇時にカセット本体
の上縁から突出しない高さとなる低縁部とをそれぞれ形
成したことを特徴としている。
【0009】
【作 用】かかる構成により、カットシートの最大載置
時には、可動規制板の高縁部が最高位置となって最上層
のカットシートの後端に当接し、カットシートの減少に
伴って受板の前端が上昇して受板が傾斜状態になると、
可動規制板は、最高位置となる上縁部をカセット本体の
上縁よりも突出させずに、スプリングに付勢されて回動
する。そして、受板が最上昇した際には、カセット本体
の上縁から突出しない高さの可動規制板の低縁部が最高
位置となるので、画像形成装置に出し入れする際に干渉
しない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7に基
づいて説明する。
【0011】給紙カセット21は、カセット本体22内
に、積層状態のカットシート23が載置される受板24
を配設している。この受板24は、カセット本体22の
底板22aよりもやや小さいサイズで、後端24aをカ
セット本体22の側縁22bに枢支され、前端24bの
下面と底板22aとの間に縮設されるコイルスプリング
25にて前端24bを上下動可能に支持されている。
【0012】これにより、受板24は、カットシート2
3の最大載置時には、カットシート23の重量でコイル
スプリング25が圧縮されて、底板22aと略平行状態
になり、カットシート23が減少していくにしたがって
コイルスプリング25の弾発力で前端24bが上昇し
て、受板24が傾斜状態となる。
【0013】受板24の前半部の左右には、コ字状の切
欠き24c,24cが形成され、該切欠き24c,24
cに、底板22aに取着されるカットシート23の側端
規制板26,26がカットシート23のサイズに合わせ
て幅方向に移動可能に設けられている。
【0014】該側端規制板26,26の前端26a,2
6aには、積層されたカットシート23に係合して、カ
ットシート23を最上層から1枚づつカセット本体22
前方に繰出すための分離爪27がそれぞれ上下動可能に
設けられている。この分離爪27は、側端規制板26の
前端に形成された上下方向の長孔26b,26bにそれ
ぞれ挿通されるリベット28にて取付けられ、側端規制
板26,26の前端に沿って上下動するように設けられ
ている。
【0015】また、受板24の中央部には、カットシー
ト23の後端に当接する紙後端規制板29が、カットシ
ート23のサイズに合わせて前後方向に取付位置変更可
能に取着されている。この紙後端規制板29は、カット
シート23のサイズに合わせて前後方向に取付位置変更
可能で、受板24に取着される固定支持板30と、該固
定支持板29の前面に回動可能に偏心して枢支される可
動規制板31と、該可動規制板31をカセット本体22
の底板22a方向へ回動付勢するスプリング32とで構
成されている。
【0016】固定支持板30は、受板取付部30aと可
動規制板支持部30bを90度屈曲して断面L型に形成
したもので、受板取付部30aはビス33,33にて受
板24に取着され、可動規制板支持部30bは、上縁3
0cを受板24が最上昇した際にカセット本体22の上
縁22cから突出しない高さに形成されており、該可動
規制板支持部30bの一側寄りに設けた支軸34にて可
動規制板31を枢支している。
【0017】可動規制板31は、略台形状を呈し、一側
寄りを前記支軸34にて可動規制板支持部30bの前面
に枢支され、中央部寄りに設けたピン35を、可動規制
板支持部30bに支軸34を中心として形成した円弧状
の長孔30dから後方に突出させている。
【0018】スプリング32は、線状のスプリングで、
中央部を支軸34に巻き掛けて一方32aをピン35に
巻き掛け、他方32bを固定支持板30の受板取付部3
0a外側で受板24に当接し、可動規制板31をカセッ
ト本体22の底板22a方向へ回動するよう付勢してい
る。
【0019】また、受板24には、受板24の上昇に伴
って前記可動規制板31の回動を許容するスリット24
dが、カットシート23のサイズに合わせて複数本形成
されている。
【0020】前記可動規制板31には、カットシート2
3の最大載置時に、スリット24dから突出してカセッ
ト本体22の底板22aに当接する第1下縁31aと、
該第1下縁31aがカセット本体22の底板22aに当
接した状態で、カセット本体22の上縁22cと略同高
となる高縁部31bと、可動規制板31が受板24の上
昇に伴ってスプリング32の付勢力により回動していく
と、スリット24dから突出してカセット本体22の底
板22aに当接する第2下縁31cと、受板24の最上
昇時に第2下縁31cがカセット本体22の底板22a
に当接した状態で、カセット本体22の上縁22cから
突出しない高さとなる低縁部31dとが形成されてい
る。
【0021】このように構成することにより、可動規制
板31は、カットシート23の最大載置時には、受板2
4が底板22aと略平行状態になるので、図1に示され
るように、第1下縁31aをカセット本体22の底板2
2aに当接して、カセット本体22の上縁22cと略同
高の高縁部31bを最高位置にして、積層されたカット
シート23の最上層後端を規制する。
【0022】カットシート23が減少していくにしたが
って受板24の前端24bが上昇して傾斜状態になる
と、これに伴って可動規制板31がスプリング32に付
勢されて支軸34を中心に回動し、第2下縁31cがカ
セット本体22の底板22aに当接する。
【0023】この状態で高縁部31bは、第2下縁31
c側が下がり始め、低縁部31dに連続する角部が最高
位置になって、積層されたカットシート23の最上層後
端を規制し、受板24が最上昇した際には、図6に示さ
れるように、可動規制板31の低縁部31dが最高位置
になる。
【0024】したがって、カットシート23の減少に伴
って受板24が傾斜状態になっても、可動規制板31の
最高位置となる上縁部がカセット本体22の上縁22c
から突出しないので、画像形成装置に出し入れする際に
干渉しない。
【0025】尚、上記実施例では、固定支持板30を受
板24にビスにて取着するもので説明したが、本発明
は、固定支持板30を受板24の前後方向にスライドし
て係止するユニバーサル方式のものにも適用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように、最上層から1枚
づつカセット本体前方に繰出される積層状態のカットシ
ートの減少に伴って前端が上昇して傾斜状態となる受板
に、カットシートのサイズに合わせて紙後端規制板を設
けた給紙カセットにおいて、前記紙後端規制板を、受板
に取着される固定支持板と、該固定支持板に回動可能に
偏心して枢支される可動規制板と、該可動規制板をカセ
ット本体の底板方向へ回動付勢するスプリングとで構成
し、前記固定支持板の上縁を、受板が最上昇した際にカ
セット本体の上縁から突出しない高さに形成するととも
に、前記可動規制板には、カットシートの最大載置時に
カセット本体の上縁と略同高となる高縁部と、受板の最
上昇時にカセット本体の上縁から突出しない高さとなる
低縁部とをそれぞれ形成したので、カットシートの最大
載置時には、可動規制板の高縁部が最高位置となって最
上層のカットシートの後端を規制し、カットシートの減
少に伴って受板の前端が上昇して受板が傾斜状態になる
と、最高位置となる上縁部をカセット本体の上縁よりも
突出させずに、可動規制板がスプリングに付勢されて回
動する。そして、受板が最上昇した際には、カセット本
体の上縁から突出しない高さの可動規制板の低縁部が最
高位置となるので、画像形成装置に出し入れする際に干
渉しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3のI−I矢視図
【図2】 紙後端規制板の断面図
【図3】 図4のIII −III 断面図
【図4】 給紙カセットの平面図
【図5】 受板の傾斜状態を示す給紙カセットの断面図
【図6】 図5のVI−VI矢視図
【図7】 分離爪の取付状態を示す断面図
【図8】 従来の給紙カセットの断面図
【図9】 従来の給紙カセットの断面図
【図10】 従来の給紙カセットの断面図
【図11】 従来の給紙カセットの断面図
【符号の説明】
21…給紙カセット、22…カセット本体、22a…カ
セット本体の底板、22c…カセット本体の上縁、23
…カットシート、24…受板、24a…受板の後端、2
4b…受板の前端、24d…スリット、25…コイルス
プリング、27…分離爪、29…紙後端規制板、30…
固定支持板、30c…固定支持板の上縁、31…可動規
制板、31b…可動規制板の高縁部、31d…可動規制
板の低縁部、32…スプリング、34…支軸、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット本体内に、積層状態のカットシ
    ートが載置される受板を、その後端を枢支して前端を上
    下動可能に配設し、カットシートのサイズに合わせて紙
    後端規制板を前記受板に設け、最上層から1枚づつカセ
    ット本体前方に繰出されるカットシートの減少に伴って
    受板の前端が上昇して受板が傾斜状態となる給紙カセッ
    トにおいて、前記紙後端規制板を、受板に取着される固
    定支持板と、該固定支持板に回動可能に偏心して枢支さ
    れる可動規制板と、該可動規制板をカセット本体の底板
    方向へ回動付勢するスプリングとで構成し、受板の上昇
    に伴って前記可動規制板の受板下部方向への回動を許容
    するスリットを前記受板に形成し、前記固定支持板の上
    縁を、受板が最上昇した際にカセット本体の上縁から突
    出しない高さに形成するとともに、前記可動規制板に
    は、カットシートの最大載置時にカセット本体の上縁と
    略同高となる高縁部と、受板の最上昇時にカセット本体
    の上縁から突出しない高さとなる低縁部とをそれぞれ形
    成したことを特徴とする給紙カセット。
JP4074656A 1992-03-30 1992-03-30 給紙カセット Pending JPH05270666A (ja)

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JP (1) JPH05270666A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100821473B1 (ko) * 2002-01-11 2008-04-10 한국후지제록스 주식회사 용지카셋트의 보텀플레이트 자동 승,하강장치
US7676190B2 (en) * 2005-03-30 2010-03-09 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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