JP2709250B2 - 給紙カセット - Google Patents

給紙カセット

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JP2709250B2
JP2709250B2 JP5019638A JP1963893A JP2709250B2 JP 2709250 B2 JP2709250 B2 JP 2709250B2 JP 5019638 A JP5019638 A JP 5019638A JP 1963893 A JP1963893 A JP 1963893A JP 2709250 B2 JP2709250 B2 JP 2709250B2
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paper
cassette
rear end
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JP5019638A
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光男 対馬
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター・複写機等
の給紙カセットに係り、特に種々のサイズの用紙を1つ
の給紙カセットで給紙できるようにガイドを設けた給紙
カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンター・複写機等におい
ては、A系列またはB系列の中で、A3,A4,B4,
B5判等の用紙が用いられており、またこれらの用紙は
その厚さや柔軟度も一定範囲内のものとなっている。そ
してこれらのサイズの用紙は、給紙カセットに収納され
た状態で保持され、印字あるいは複写時にはこの給紙カ
セットから装置本体へ自動的に給紙される。
【0003】図7及び図8は、従来の給紙カセットの一
般的な構成を示したものであり、給紙カセットaを構成
するカセット本体b内には、用紙P・・の後端位置を規
制する後端位置決め板c、および用紙P・・の側端面の
位置を規制する可動側板dが配設されている。また、カ
セット本体b内の前方には圧接板eが設けられており、
この圧接板eは一対のスプリングf,fおよび一対の補
助スプリングg,gによって押し上げられ最上端の用紙
Pをプリンタ、複写機などの装置本体側に設けられてい
る取り出しローラh・・に弾性的に押し付けるようにな
っている。
【0004】一方、上記サイズ以外の用紙は通常の状態
ではあまり使用されないため、給紙カセットを用いずに
手差しのルートでその給紙が行なわれている。
【0005】ところが、近年、例えばはがきのような上
記サイズ以外の用紙を連続した給紙して印字あるいは複
写を行なうというニーズが高まり、このような用紙を収
納してかつ連続的に給紙を行なうことができる給紙カセ
ットが要望されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙カセットでは、同一給紙カセツトで容易に用紙サイ
ズや用紙の縦置き、横置きを変更することができず、上
述したはがきのような用紙にはうまく適用することがで
きないという問題があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、同一給紙カセットで容易にまた多量に、はが
き等の用紙の縦、横配置、および通常のはがきと往復は
がき等のようなサイズの異なる用紙を収納することがで
き、しかも良好な給紙を行なうことができる給紙カセッ
トを提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の本発明に係る給紙カセット
は、複数枚の用紙を収納可能なカセット本体に、所定サ
イズの用紙の横向き収納時にその収納された用紙の後端
を位置決めする第1の規制部と、前記用紙の縦向き収納
時にその用紙の後端を位置決めする第2の規制部とを有
する後端ガイド部材を、前記カセット本体に着脱自在に
備えたことで、後端ガイド部材をカセット本体の係止部
に係止させたままで、後端ガイド部材の第1または第2
の規制部を利用して所定サイズの横向き用紙または縦向
き用紙の後端を位置決めすることができる。
【0009】また、請求項2に記載の本発明に係る給紙
カセットは、さらに、前記カセット本体は、前記後端ガ
イド部材の第1の規制部が、前記所定サイズの用紙の横
向き収納時の後端を位置決めし且つ第2の規制部が前記
縦向き収納時の後端を位置決めする第1の位置と、前記
第1の規制部が他のサイズの用紙の後端を位置決めする
第2の位置とにてそれぞれ前記後端ガイド部材を着脱自
在に係止する2箇所の係止部を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1に記載の給紙カセットにおいては、後
端ガイド部材が、所定サイズの用紙の横向き収納時にそ
の収納された用紙の後端を位置決めする第1の規制部
と、前記用紙の縦向き収納時にその用紙の後端を位置決
めする第2の規制部とを有することで、後端ガイド部材
をカセット本体の係止部に係止させたままで、後端ガイ
ド部材の第1または第2の規制部を利用して所定サイズ
の横向き用紙または縦向き用紙の後端を位置決めするこ
とができる。
【0011】また、請求項2の給紙カセットにおいて
は、後端ガイド部材はカセット本体の2箇所の係止部に
脱着自在に軽視できるので、サイズの異なる用紙を雌雄
の羽するときは後端ガイド部材の係止位置を容易に変更
することができ、サイズの異なる用紙の後端を後端ガイ
ド部材の第1の規制部にて規制することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をはがき用給紙カセットに適用
した場合の一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る給紙カセットの斜視
図、図2は、この給紙カセットをプリンタ本体にセット
したときの概略縦断面図、図3(a)、(b)、(c)
は図1の給紙カセットにはがきを収納した状態を示す平
面図、図4は図1の給紙カセットを上方から見た拡大平
面図、図5は用紙をセットした状態の一部拡大断面図で
あり、図6は後端ガイド部材をカセット本体に 取り付け
たときその係止部の構造を示す断面図である。
【0013】図1に示したように、給紙カセット1のカ
セット本体2には凹所2aが形成され、この凹所2aの
内底部には圧接板7が図2に示すコイルスプリング15
によって持ち上げられるように配設され、手いる。また
この圧接板7は一対の回転軸8、8で回動自在に軸支さ
れている。前記カセット本体2には、収納される図示し
ないはがきを1枚づつ分離して給送するための分離部1
1とはがきの前端側を位置決めする前端ガイド部12と
が設けられているとともに、はがきの両側端をガイドす
る横方向ガイド部材5、5がそれぞれ横方向にスライド
自在に配設されている。さらに、横方向ガイド部材5、
5の上端部には、はがきの上面をガイドする上面ガイド
部材5aが一体に設けられている。
【0014】また、カセット本体2の凹所2aには、は
がきの後端をガイドするための後端ガイド部材6が脱着
自在に取り付けけられている。後端ガイド部材6の前端
部下面には突起6aが設けられており、カセット本体2
の凹所2aにはこの突起6aと嵌合して後端ガイド部材
6を所定の位置にそれぞれ係止する前側係合孔9、9と
後側係合孔10、10が前記回動軸8、8の前方と後方
とにそれぞれ穿設されている。後端ガイド部材6は、は
がきを横の収納したときにその後端を位置決めする第1
の規制部13と、はがきを縦に収納したときにその後端
を位置決めする第2の規制部14とが設けられている。
また、後端ガイド部材6がカセット本体2の後側係合孔
10、10にセットされ、図示しない往復はがきを収納
したときには、後端ガイド部材6の第1規制部13で往
復はがきの後端の位置決めがなされる。
【0015】図2は、図1に示した給紙カセット1をプ
リンタ本体にセットしたときの概略縦断面側面図であ
り、給紙カセット1のカセット本体2の底部に配設され
たコイルスプリング15により圧切板7は上方に持ち上
げられ、圧接板7に載置されたはがきのうち最上部のは
がきがプリンタ本体に設けられた取り出しローラ3に圧
接されるようになっている。
【0016】給紙カセット1内に収納されたはがきの給
紙は、この取り出しローラ3の回転によって行なわれ
る。そして、給紙カセット1より送出されたはがきは、
プリンタ本体内に導入され、プリンタ内の紙ガイド1
6、サブローラ17、紙送りローラ18および紙送り従
動ローラ19等により印字ヘッド20とゴムプラテン2
1の間に搬送され、印字ヘッド20によって所望の印字
がなされる。印字の行なわれたはがきは、排出ローラ2
2によってトレイ24に向けて排出される。
【0017】図3は、本実施例に係る給紙カセットには
がき4を収納した状態を示した平面図であり、同図
(a)ははがき4を横方向にセットしたときの状態、同
図(b)ははがき4を縦方向にセットした状態、同図
(C)は往復はがき40をセットした状態をそれぞれ示
したものである。
【0018】なお、はがき4を横方向および縦方向で使
用するときには、後端ガイド部材6をカセット本体2の
前側係合孔9、9(図1参照)に固定し、はがき4を横
方向に収納するときは後端ガイド部材6の第1の規制部
13(1図1参照)ではがき4の後端をガイドし、はが
き4を縦に収納するときは後端ガイド部材6の第2の規
制部14(図1参照)ではがき4の後端をガイドするよ
うになっている。
【0019】また、往復はがき40を使用するときは、
後端ガイド部材6をカセット本体2の後側係合孔10、
10に固定して、往復はがき40の後端を後端ガイド部
材6の第1の規制部13(図1参照)でガイドするよう
になっている。
【0020】図4は、給紙カセット1にはがき4を横方
向に収納した状態の平面図であり、また、図5は、はが
き4、圧接板7、回動軸8、8、後端ガイド部材6およ
び取り出しローラ3の配置関係を示す側面図である。図
示したように、給紙カセット1にはがき4を横方向に収
納したときは、紙送り方向の寸法が圧接板7の紙送り方
向の寸法より短いのでカセット本体2の前側係合孔8、
8は一対の回動軸8、8の前方に穿設されているもので
ある。
【0021】図5において、プリンタや複写機からの指
令によって取り出しローラ3が回転し給紙が開始される
と、収納されたはがき4の内最上部のはがきの先端のみ
がカセット本体2に設けられている用紙分離部11の上
面に乗り上げ、その下にあるはがき4との分離がなされ
て、分離されたはがき4のみがプリンタあるいは複写機
の本体内へ供給される。
【0022】以下、上記の給紙課程を繰り返し、任意の
枚数のはがき4の給紙を連続して行なうことができる。
この間、最上位のはがき4を常に一定の高さに保持する
ためにカセット本体2の底部に設けた圧接板7は、図2
に示すコイルスプリング15によって持ち上げられ、上
部の取り出しローラ3に対して適切な押圧力で収納され
たはがき4の上面を押圧するようになされている。
【0023】図6は、図4におけるA−A断面図であ
り、後端ガイド部材6をカセット本体2に取り付けたと
きの係止部の構造を示したものである。同図に示すよう
に、後端ガイド部材6には断面略U字状に屈曲した弾性
屈曲部23が設けられており、この弾性屈曲部23には
係止爪23aが形成されている。この係止爪23aは、
後端ガイド部材6がカセット本体2の凹所2a内に嵌み
込まれたとき、凹所2aの側部に形成されたストッパ部
2bと係合する。また、弾性屈曲部23の先端部にはこ
の弾性屈曲部23を弾性変形させて係止爪23aをスト
ッパ部2bから離脱させるためのつまみ部23bが設け
られている。後端ガイド部材6をカセット本体2に装着
するときは、上方より後端ガイド部材6を押下すること
により係止爪23aをストッパ部2bに係合させる。ま
た、後端ガイド部材6を取り外すときには、つまみ部2
3bを図6における左方向に押すことで、係止爪23a
をストッパ部2bから外すことができる。以上のよう
に、後端ガイド部材6はカセット本体2に対して容易に
着脱することが可能な構造となっている。
【0024】なお、給紙カセットに収納される用紙とし
てはがきを例示したが、これら用紙の種類は問わない。
これら用紙と兼用される給紙カセットの用紙サイズは、
厚手 の用紙であるはがきに限らず A4とA3、A5と
A4、あるいはB5とB4等の組み合わせが可能であ
る。また、弾性押上部材としてコイルスプリング15を
例示したが、板バネであってもよい。さらに、上記実施
例では左右一対の横方向ガイド部材5、5が設けられて
いるが、これらの一方または両方を省略しても良い。そ
の他、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能
なことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、後端ガイド部材の第1又は第2の規制部を利
用することで後端ガイド部材の位置を変更することなく
所定サイズの用紙の横向き給紙および縦向き給紙を確実
に行なうことができ、また後端ガイド部材を別の係止部
に係止したときは他のサイズの用紙の後端の位置決めを
行なうことができるので、一つの給紙カセツトで容易に
サイズの異なる用紙を収納し、かつ各種サイズの用紙を
それぞれ確実に給紙することができる。また、後端ガイ
ド部材はワンタッチ操作で容易に係止位置を変更できる
ので、各種サイズの用紙の給紙を確実に行なうことがで
き、かつ操作性に優れた給紙カセットとすることができ
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である給紙カセットの斜視図
である。
【図2】図1に示す給紙カセットをプリンタ本体にセッ
トしたときの概略構成を示す縦断面図である。
【図3】図1に示す給紙カセットにはがきをセットした
状態を示す平面図である。
【図4】図1の給紙カセットを上方から見た拡大平面図
である。
【図5】図1の給紙カセットの部分拡大断面図である。
【図6】図4における給紙カセットのA−A線に沿った
断面図である。
【図7】従来の給紙カセットを示す斜視図である。
【図8】図7に示した従来の給紙カセットの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 給紙カセット 2 カセット本体 3 取り出しローラ 4 はがき 5 横方向ガイド部材 6 後端ガイド部材 7 圧接板 8 回動軸 9 前側係合孔 10 後側係合孔 11 分離部 12 前端ガイド部 13 第1の規制部 14 第2の規制部 15 コイルスプリング 16 紙ガイド 17 サブローラ 18 紙送りローラ 19 紙送り従動ローラ 20 印字ヘッド 21 ゴムプラテン 22 排出ローラ 23 弾性屈曲部 40 往復はがき

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の用紙を収納可能なカセット本体
    に、所定サイズの用紙の横向き収納時にその収納された
    用紙の後端を位置決めする第1の規制部と、前記用紙の
    縦向き収納時にその用紙の後端を位置決めする第2の規
    制部とを有する後端ガイド部材を、前記カセット本体に
    着脱自在に備えたことを特徴とする給紙カセット。
JP5019638A 1993-01-12 1993-01-12 給紙カセット Expired - Lifetime JP2709250B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5019638A JP2709250B2 (ja) 1993-01-12 1993-01-12 給紙カセット

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JP5019638A JP2709250B2 (ja) 1993-01-12 1993-01-12 給紙カセット

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JPH06211361A JPH06211361A (ja) 1994-08-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546838U (ja) * 1991-12-05 1993-06-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置に用いるカセット

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JPH06211361A (ja) 1994-08-02

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Date Code Title Description
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Effective date: 19971007