JP4260709B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、ファックス、複写機等の画像形成装置に設けられ、複数枚の用紙を収納して画像形成部に向けて1枚ずつ給紙する給紙装置に関するものである。
特許文献1には、給紙装置において、底板を給紙ローラに向けて押圧する押圧スプリング及び補助スプリングを備えた技術が開示されている。
特許文献2には、底板を上下動自在に支持する押圧部材にスプリングを接続し、スプリングの長さをモータで調整する技術が開示されている。
特開平9−194050号公報 特開平8−192926号公報
しかし、特許文献1に記載の従来技術は、補助スプリングが底板に直接固定されているので、補助スプリングが伸びた状態では、スプリングの長さ分だけスペースが必要になるという問題がある。また、補助スプリングの端部が底板に直接固定されているので、底板を上方に付勢するときに補助スプリングが座屈しやすく、底板に対して十分な付勢力を付与できず、適切な給紙圧が得られないという問題がある。
また、特許文献2に記載の従来技術は、モータの駆動によりスプリングの長さを調整しているので、駆動モータの設置スペースを別途設ける必要があり、省スペース化を図り難いという問題がある。
本発明は、省スペース化を図ることができると共に適切な給紙圧を得ることができる給紙装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、給紙トレイ内に上下動自在に支持されて複数枚の用紙束を積載した底板と、底板の上方に設けられた給紙ローラと、底板を給紙ローラに向けて付勢する押圧スプリング及び補助スプリングとを備え、底板には補助スプリングの上端が収納される収納部が設けられており、収納部は底板から上方に突出していることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、一端を回動自在に底板に支持し且つ他端を補助スプリングの下端に固定した押え部材と、スライド自在な操作レバーとを備え、操作レバーをスライドさせて押え部材の他端側を上下動させ、補助スプリングの長さを変えていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、押え部材と底板とが成す角度をθとしたとき、押え部材は底板に対して0°<θ<90°の範囲内で移動することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項2又は3に記載された発明において、補助スプリングの下端を固定した押え部材の他端と給紙トレイの底面との間に隙間を設けてあり、底板が所定の量だけ下がったときに押え部材の他端と給紙トレイの底面とが当接して補助スプリングが底板を上方に付勢することを特徴とする。
本発明によれば、底板に上方に突出する収納部を設けているので、補助スプリングの上端が収納部内に納まることで、例えば底板に直接補助スプリングを取付ける場合に比べて省スペース化を図ることができる。また、補助スプリングの上端が収納部内に納まっているので、底板を上方に付勢するときに補助スプリングが座屈しにくく、適切な給紙圧を得ることができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図4を用いて第1実施の形態について説明する。図1は第1実施の形態に係る給紙装置を示す断面図、図2は図1に示す給紙装置の斜視図、図3は図1に示す給紙装置の要部を示す図であり、収納部から補助スプリングが突出した状態を示す断面図、図4は図3に示す補助スプリングの駆動機構を拡大して示す断面図である。
給紙装置1は、画像形成装置100の下部に配置されるものであり、箱型の給紙トレイ3を備えている。給紙装置1には複数枚の用紙束を積載する底板5が配置されており、底板5は一方の端部側に設けられた回動支点7を中心として上下動自在に支持されている。また、給紙トレイ3の他方の端部側における底板5の上方には給紙ローラ9が設けられており、給紙ローラ9はユニット11内に収納されている。そして駆動源からの駆動を受けてローラ軸が回転することで給紙ローラ9が回転するようになっている。
底板5の他端側端部には底板5を給紙ローラ9に向けて付勢する押圧スプリング13が設けられている。そして、押圧スプリング13の下端13aが底板5に固定されており、上端13bが加圧アーム15に固定されている。加圧アーム15の下方には略円弧状の滑り部17が設けられており、加圧アーム15が滑り部17の円弧形状に沿って移動するようになっている。給紙トレイ3の収納時には加圧アーム15が滑り部17の円弧形状に沿って上方に移動し、適正加圧位置となる図中Aに示す位置にくるようになっている。このとき底板5は加圧アーム15及び押圧スプリング13とに連結されているので、加圧アーム15の動きに合わせて底板5が回転支点7を中心として回動するようになっている。このように、加圧アーム15に連結された押圧スプリング13により底板5が給紙ローラ9の方向に付勢され、給紙のための適正な給紙圧が得られるようになっている。
給紙トレイ3に用紙がセットされると、セットされる用紙の積載量に応じて、押圧スプリング13の伸び量が変化し、(積載量が多い場合は、押圧スプリング13の伸び量が大きくなり、積載量が小さい場合には押圧スプリング13の伸び量は小さくなる。)給紙ローラ9に加圧される給紙圧も変化することになる。給紙圧が強すぎれば重送が発生しやすく、給紙圧が弱ければ不送りが発生しやすくなる。このため、本実施の形態では用紙積載量に応じた給紙圧を得るべく、押圧スプリング13と共に補助スプリング19を底板5に設け、補助スプリング19を調整することで適切な給紙圧を得るようにしている。
次に補助スプリング19の構成について説明する。底板5の両サイドには略円筒形状の補助スプリング19の収納部21が形成されており、収納部21は底板5から上方に向けて突出して形成されている。そして、それぞれの収納部21内に補助スプリング19が収容できるようにスペースを設けている。また、収納部21内の上端部には係止部23が形成されており、係止部23に補助スプリング19の上端が係止されるようになっている。
底板5には補助スプリング19を収納部21に出し入れ自在に操作する可変部25が設けられている。可変部25は一端を回動自在に底板5に支持した押え部材27と、押え部材27を操作する操作レバー29とを備えており、押え部材27の他端には補助スプリング19の下端が取り付けられている。操作レバー29は底板5に沿って移動自在に設けられており、操作レバー29を補助スプリング19の位置する方向に動かすと、操作レバー29が補助スプリング19の収納部21側に向けて移動し、押え部材27の一端側が上方向に次第に回動して補助スプリング19が収納部21内に収納されるようになっている。一方、操作レバー29を補助スプリング19の収納部21から離れる方向にスライドさせると、押え部材27が支点を中心として下方に回動し、押え部材27の端部に固定された補助スプリング19が長くなるようになっている。
また、押え部材27が底板5の動きに合わせてスムーズに動く必要があり、特に押え部材27が動作状態においては、給紙圧の変動が少ない方が良い。一方、給紙トレイに用紙が積載された場合においては、用紙の重みにより底板5が上方から強く押されても押え部材27が破損することなくスムーズに動作する必要がある。このため、押え部材27と底板5とが成す角度をθとしたとき、押え部材27の可動範囲が底板5に対して0°<θ<90°(鋭角)の範囲内になるようにしている。押え部材27の可動範囲が底板5に対して90°を超えると、押え部材27の他端が給紙トレイの底面30に突き当たって補助スプリング19が収納部21側に戻り難くなるからである。
次に、本実施の形態にかかる作用及び効果を説明する。給紙ローラ9に対する給紙圧を押圧スプリング13のみで得る場合には、操作レバー29のつまみ33を補助スプリング19の収納部21から離れる方向にスライドさせる。操作レバー29をスライドさせると、押え部材27が支点を中心に上方に回動する。押え部材27が上方に回動すると、補助スプリング19が押え部材27に連動して上方に移動し、押え部材27が略水平になって補助スプリング19が収納部21内に収納された状態になる。この状態では押圧スプリング13の付勢力のみで底板5を上方に付勢して、給紙ローラ9に対する給紙圧を得ることとなる。
一方、給紙ローラ9に対する給紙圧を押圧スプリング13と補助スプリング19の両方で得る場合には、操作レバー29のつまみ33を補助スプリング19の収納部21側に近づける方向にスライドさせる。操作レバー29のスライドにより押え部材27が支点を中心に下方に回動すると、押え部材27に連動して補助スプリング19が収納部21から次第に離れる方向に移動し、補助スプリング19が長くなる。この状態において、給紙トレイ3内に大量の用紙が積載されると、その重みによって底板5が下方に下がる。このとき、補助スプリング19が付勢力として働くので、押圧スプリング13と補助スプリング19の2つのスプリングが協働して底板5を上方に押し上げるので、給紙ローラ9に対する給紙圧を十分に得ることができる。
本実施の形態によれば、補助スプリング19の上端が収納部21内に納まることで、例えば底板5に直接補助スプリング19を取付ける場合に比べて省スペース化を図ることができる。
補助スプリング19は、その上部が収納部21内に挿入されているので、補助スプリング19が収納部21の規制を受けて左右にぶれにくく、底板5を上方に押し上げるときにスプリングに座屈が発生しにくい。
底板5の両サイドに補助スプリング19を設けているので、スプリング1本あたりの負荷が小さくなり且つバネ定数を低く抑えられるので、付勢力が変動しにくく給紙圧を安定して得ることができる。
操作レバー29を操作して補助スプリング19が働くようにしたり、働かないようにしたりできるので、ユーザの判断により用紙の特性に応じて適正な給紙圧を得ることができる。
次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり上述した部分と同一の作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略する。
第2の実施形態では、補助スプリング19の下端を固定した押え部材27の他端と給紙トレイ3の底面30との間に隙間Cを設けてあり、底板5が所定の量だけ下がったとき補助スプリング19が底板5を上方に付勢するようにしている。このように、給紙トレイ3の底面30と押え部材27の他端との間に隙間Cを設けると、グラフに示すように一定の用紙束が積載されるまでは押圧スプリング13のみで底板5を上方に付勢しており、一定量の用紙束が積載されると、底板5が下がって押え部材27が給紙トレイ3の底面30に着地し、押圧スプリング13と補助スプリング19の両方の付勢力が働くようになる(グラフ中矢印で示す部分)。尚、グラフではB4サイズの用紙を使用した場合を示している。
補助スプリング19を用いずに1つのスプリングのみで所定の給紙圧を得ようとすると、グラフ中二点鎖線で示すような直線になるが、底面30と押え部材27との間に隙間Cを設けることで、1つのスプリングのみで付勢力を得る場合に比べてグラフのD部分で示すような領域では給紙圧が小さくなることが分かる。また、給紙トレイ3の底面30と押え部材27との間の隙間Cを調整することで、補助スプリング19の付勢力を働かせる底板5の高さ位置を任意に設定することができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
補助スプリング19は底板5の両側にそれぞれ設けたが、これに限定されず3つ以上設けてあっても良い。
第1実施の形態に係る給紙装置の構成を示す断面図である。 図1に示す給紙装置の斜視図である。 図1に示す給紙装置の要部を示す図であり、収納部から補助スプリングが突出した状態を示す断面図である。 図3に示す補助スプリングの駆動機構を拡大して示す断面図である。 第2の実施形態に係る補助スプリングの駆動機構を示す断面図である。 図5において押え部材の他端と底面との間に隙間を設けた場合の効果を示すグラフである。
符号の説明
1 給紙装置
5 底板
9 給紙ローラ
13 押圧スプリング
19 補助スプリング
21 収納部
27 押え部材
29 操作レバー
30 底面
θ 押え部材と底板とが成す角度

Claims (4)

  1. 給紙トレイ内に上下動自在に支持されて複数枚の用紙束を積載した底板と、底板の上方に設けられた給紙ローラと、底板を給紙ローラに向けて付勢する押圧スプリング及び補助スプリングとを備え、底板には補助スプリングの上端が収納される収納部が設けられており、収納部は底板から上方に突出していることを特徴とする給紙装置。
  2. 一端を回動自在に底板に支持し且つ他端を補助スプリングの下端に固定した押え部材と、スライド自在な操作レバーとを備え、操作レバーをスライドさせて押え部材の他端側を上下動させ、補助スプリングの長さを変えていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 押え部材と底板とが成す角度をθとしたとき、押え部材は底板に対して0°<θ<90°の範囲内で移動することを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 補助スプリングの下端を固定した押え部材の他端と給紙トレイの底面との間に隙間を設けてあり、底板が所定の量だけ下がったときに押え部材の他端と給紙トレイの底面とが当接して補助スプリングが底板を上方に付勢することを特徴とする請求項2又は3に記載の給紙装置。


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