JP2000185828A - 給紙装置 - Google Patents
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- JP2000185828A JP2000185828A JP10376003A JP37600398A JP2000185828A JP 2000185828 A JP2000185828 A JP 2000185828A JP 10376003 A JP10376003 A JP 10376003A JP 37600398 A JP37600398 A JP 37600398A JP 2000185828 A JP2000185828 A JP 2000185828A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙を給紙ローラに十分に押圧することがで
きる給紙装置を提供する。 【解決手段】 用紙7を収納する給紙トレイ3と、給紙
トレイ3の用紙7の最上紙に当接して用紙7を本体に給
紙する給紙ローラ5とを備える給紙装置1において、給
紙トレイ3は、用紙7を積載し且つ支点を中心に回動可
能な底板9と、基準位置から支点部11を中心に底板9
を回動させて、底板9を給紙ローラ5に向けて加圧する
加圧手段13とを備え、支点部11よりも用紙7の搬送
方向の上流側における給紙トレイ3の底部3aの高さ
は、基準位置にあるときの底板9の高さよりも高くし
た。
きる給紙装置を提供する。 【解決手段】 用紙7を収納する給紙トレイ3と、給紙
トレイ3の用紙7の最上紙に当接して用紙7を本体に給
紙する給紙ローラ5とを備える給紙装置1において、給
紙トレイ3は、用紙7を積載し且つ支点を中心に回動可
能な底板9と、基準位置から支点部11を中心に底板9
を回動させて、底板9を給紙ローラ5に向けて加圧する
加圧手段13とを備え、支点部11よりも用紙7の搬送
方向の上流側における給紙トレイ3の底部3aの高さ
は、基準位置にあるときの底板9の高さよりも高くし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置における給紙装置に
関する。
タ、ファクシミリ等の画像形成装置における給紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置の給紙装置として、例えば、用紙1パックに
相当する500枚分の用紙を積載できる等、多数枚の用
紙を積載できる給紙装置が望まれている。このような給
紙装置として、特開平6−115724号公報や、図8
に示す給紙装置のように、底板をばねの加圧により押し
上げる構成のものがある。
像形成装置の給紙装置として、例えば、用紙1パックに
相当する500枚分の用紙を積載できる等、多数枚の用
紙を積載できる給紙装置が望まれている。このような給
紙装置として、特開平6−115724号公報や、図8
に示す給紙装置のように、底板をばねの加圧により押し
上げる構成のものがある。
【0003】図8に示すように、用紙100を収納する
給紙トレイ101と、支点102を中心に回動可能な底
板103と、給紙ローラ105と、ばね109の付勢力
を受けたレバー111の作用により底板103を加圧す
る加圧アーム107とを備えているものがある。
給紙トレイ101と、支点102を中心に回動可能な底
板103と、給紙ローラ105と、ばね109の付勢力
を受けたレバー111の作用により底板103を加圧す
る加圧アーム107とを備えているものがある。
【0004】このような構成で、底板103は、加圧ア
ーム107の加圧により給紙ローラ105に向けて押し
上げられ(回動させられ)、底板103の用紙100
は、給紙ローラ105に圧接する。用紙100が給紙ロ
ーラ105に圧接すると、用紙100と給紙ローラとの
間に給紙圧(給紙に適した圧力)が生じ、本体への給紙
が可能となる。
ーム107の加圧により給紙ローラ105に向けて押し
上げられ(回動させられ)、底板103の用紙100
は、給紙ローラ105に圧接する。用紙100が給紙ロ
ーラ105に圧接すると、用紙100と給紙ローラとの
間に給紙圧(給紙に適した圧力)が生じ、本体への給紙
が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した構成
の給紙装置では、用紙100のコシにより、底板103
の回動を妨げる力が大きく働くので、用紙100を給紙
ローラ105に十分に押圧することができなくなる場合
があり、用紙100の不送りの原因となる虞がある。
の給紙装置では、用紙100のコシにより、底板103
の回動を妨げる力が大きく働くので、用紙100を給紙
ローラ105に十分に押圧することができなくなる場合
があり、用紙100の不送りの原因となる虞がある。
【0006】即ち、支点102よりも搬送方向上流側の
給紙トレイ101の底部101aの高さは、底板103
が回動する前の高さと略同じ高さである。これにより、
底板103が回動するとともに、支点102近傍を境
に、用紙100の下流側部分が上方に折れ曲がってい
き、この折り曲げ部分では、用紙のコシによる底板10
3を下へ押し下げようとする力が作用する。
給紙トレイ101の底部101aの高さは、底板103
が回動する前の高さと略同じ高さである。これにより、
底板103が回動するとともに、支点102近傍を境
に、用紙100の下流側部分が上方に折れ曲がってい
き、この折り曲げ部分では、用紙のコシによる底板10
3を下へ押し下げようとする力が作用する。
【0007】従って、底板103に対する用紙100の
コシによる負荷が増大することにより、給紙圧が減少し
てしまい、用紙100を給紙ローラ105に十分に押圧
することができなくなるのである。特に、用紙100が
大きいときや、積載される用紙100の枚数が多いとき
等においては、用紙100のコシにより底板103を下
へ押し下げようとする力が大きい。
コシによる負荷が増大することにより、給紙圧が減少し
てしまい、用紙100を給紙ローラ105に十分に押圧
することができなくなるのである。特に、用紙100が
大きいときや、積載される用紙100の枚数が多いとき
等においては、用紙100のコシにより底板103を下
へ押し下げようとする力が大きい。
【0008】そこで、本発明は、用紙を給紙ローラに十
分に押圧することができる給紙装置を提供することを目
的とする。
分に押圧することができる給紙装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレイの用紙の
最上紙に当接して用紙を本体に給紙する給紙ローラとを
備える給紙装置において、給紙トレイは、用紙を積載し
且つ支点を中心に回動可能な底板と、初期位置から支点
を中心に底板を回動させて、底板を給紙ローラに向けて
加圧する加圧手段とを備え、支点よりも用紙の搬送方向
の上流側における用紙の載置面の高さは、初期位置にあ
るときの底板の高さよりも高いことを特徴とする。
は、用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレイの用紙の
最上紙に当接して用紙を本体に給紙する給紙ローラとを
備える給紙装置において、給紙トレイは、用紙を積載し
且つ支点を中心に回動可能な底板と、初期位置から支点
を中心に底板を回動させて、底板を給紙ローラに向けて
加圧する加圧手段とを備え、支点よりも用紙の搬送方向
の上流側における用紙の載置面の高さは、初期位置にあ
るときの底板の高さよりも高いことを特徴とする。
【0010】この請求項1に記載の発明では、用紙を給
紙トレイにセットしたとき、支点近傍の用紙は、上流側
の用紙の載置面(以後、単に「載置面」という)と底板
との間の段差(高さの違い)により、載置面から搬送方
向下流側で且つ下方に向けて垂れ下がる(折れ曲が
る)。この状態で底板は加圧手段による加圧で回動し、
底板の用紙の最上紙は、給紙ローラに圧接する。
紙トレイにセットしたとき、支点近傍の用紙は、上流側
の用紙の載置面(以後、単に「載置面」という)と底板
との間の段差(高さの違い)により、載置面から搬送方
向下流側で且つ下方に向けて垂れ下がる(折れ曲が
る)。この状態で底板は加圧手段による加圧で回動し、
底板の用紙の最上紙は、給紙ローラに圧接する。
【0011】このとき、底板の回動とともに、支点近傍
を境にした用紙の下流側部分は上方に折れ曲がるが、用
紙のセット時において、支点近傍の用紙は、下方に垂れ
下がっており、この垂れ下がりの分だけ用紙の曲げの大
きさが小さくなる(折れ曲がる角度が緩和される)。従
って、用紙のコシによる底板への負荷が低減することに
より、底板を押し下げる力が減少するので、用紙を給紙
ローラに十分に押圧することができる。これにより、用
紙の不送りを確実に防止することができる。また、載置
面を底板より高くするだけであり、構成が簡単である。
を境にした用紙の下流側部分は上方に折れ曲がるが、用
紙のセット時において、支点近傍の用紙は、下方に垂れ
下がっており、この垂れ下がりの分だけ用紙の曲げの大
きさが小さくなる(折れ曲がる角度が緩和される)。従
って、用紙のコシによる底板への負荷が低減することに
より、底板を押し下げる力が減少するので、用紙を給紙
ローラに十分に押圧することができる。これにより、用
紙の不送りを確実に防止することができる。また、載置
面を底板より高くするだけであり、構成が簡単である。
【0012】請求項2に記載の発明は、用紙を収納する
給紙トレイと、給紙トレイの用紙の最上紙に当接して用
紙を本体に給紙する給紙ローラとを備える給紙装置にお
いて、給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回
動可能な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動
させて、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段と
を備え、支点よりも用紙の搬送方向の上流側における用
紙の載置面は、上流側を下方に向けて傾斜していること
を特徴とする。
給紙トレイと、給紙トレイの用紙の最上紙に当接して用
紙を本体に給紙する給紙ローラとを備える給紙装置にお
いて、給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回
動可能な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動
させて、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段と
を備え、支点よりも用紙の搬送方向の上流側における用
紙の載置面は、上流側を下方に向けて傾斜していること
を特徴とする。
【0013】この請求項2に記載の発明では、用紙を給
紙トレイにセットしたとき、支点部近傍を境にした用紙
の上流側部分は、載置面から下方に向けて折れ曲がる。
この状態で底板は加圧手段による加圧で回動し、底板の
用紙の最上紙は、給紙ローラに圧接する。
紙トレイにセットしたとき、支点部近傍を境にした用紙
の上流側部分は、載置面から下方に向けて折れ曲がる。
この状態で底板は加圧手段による加圧で回動し、底板の
用紙の最上紙は、給紙ローラに圧接する。
【0014】このとき、底板の回動とともに、支点近傍
を境にした用紙の下流側部分は、支点近傍を境に上方に
折れ曲がるが、用紙のセット時において、用紙の上流側
部分は支点近傍を境に、下方に向けて折れ曲がっている
ことにより、支点近傍における曲げの大きさが小さくな
る。
を境にした用紙の下流側部分は、支点近傍を境に上方に
折れ曲がるが、用紙のセット時において、用紙の上流側
部分は支点近傍を境に、下方に向けて折れ曲がっている
ことにより、支点近傍における曲げの大きさが小さくな
る。
【0015】従って、用紙のコシによる底板への負荷が
低減することにより、底板を押し下げる力が減少するの
で、用紙を給紙ローラに十分に押圧することができる。
これにより、用紙の不送りを確実に防止することができ
る。また、載置面の上流側を下方に傾斜させるだけであ
り、構成が簡単である。更に、載置面を傾斜させている
ことにより、用紙のセット時において、支点近傍の用紙
の折れ曲がりが緩やかになるので、長時間放置しておい
ても用紙の変形が起こりにくい。
低減することにより、底板を押し下げる力が減少するの
で、用紙を給紙ローラに十分に押圧することができる。
これにより、用紙の不送りを確実に防止することができ
る。また、載置面の上流側を下方に傾斜させるだけであ
り、構成が簡単である。更に、載置面を傾斜させている
ことにより、用紙のセット時において、支点近傍の用紙
の折れ曲がりが緩やかになるので、長時間放置しておい
ても用紙の変形が起こりにくい。
【0016】請求項3に記載の発明は、用紙を収納する
給紙トレイと、給紙トレイの用紙の最上紙に当接して用
紙を本体に給紙する給紙ローラとを備える給紙装置にお
いて、給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回
動可能な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動
させて、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段
と、底板の上流側に位置し且つ回転軸を中心に回動可能
な回動部材と、回動部材を給紙トレイの上方に向けて回
動させる押し上げ手段とを備えることを特徴とする。
給紙トレイと、給紙トレイの用紙の最上紙に当接して用
紙を本体に給紙する給紙ローラとを備える給紙装置にお
いて、給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回
動可能な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動
させて、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段
と、底板の上流側に位置し且つ回転軸を中心に回動可能
な回動部材と、回動部材を給紙トレイの上方に向けて回
動させる押し上げ手段とを備えることを特徴とする。
【0017】この請求項3に記載の発明では、給紙トレ
イを本体に装着すると、押し上げ手段によって回動部材
は上方に回動し、支点部近傍の用紙は、支点近傍を境に
回動部材の先端部から搬送方向下流側で且つ下方に向け
て垂れ下がる(折れ曲がる)。この状態で底板は加圧手
段による加圧で回動し、底板の用紙の最上紙は、給紙ロ
ーラに圧接する。
イを本体に装着すると、押し上げ手段によって回動部材
は上方に回動し、支点部近傍の用紙は、支点近傍を境に
回動部材の先端部から搬送方向下流側で且つ下方に向け
て垂れ下がる(折れ曲がる)。この状態で底板は加圧手
段による加圧で回動し、底板の用紙の最上紙は、給紙ロ
ーラに圧接する。
【0018】このとき、底板の回動とともに、用紙の下
流側部分は、支点近傍を境に上方に折れ曲がるが、支点
近傍の用紙は、下方に折れ曲がっており、この垂れ下が
りの分だけ用紙の曲げの大きさが小さくなる。
流側部分は、支点近傍を境に上方に折れ曲がるが、支点
近傍の用紙は、下方に折れ曲がっており、この垂れ下が
りの分だけ用紙の曲げの大きさが小さくなる。
【0019】従って、用紙のコシによる底板への負荷が
低減することにより、底板を押し下げる力が減少するの
で、用紙を給紙ローラに十分に押圧することができる。
これにより、用紙の不送りを確実に防止することができ
る。
低減することにより、底板を押し下げる力が減少するの
で、用紙を給紙ローラに十分に押圧することができる。
これにより、用紙の不送りを確実に防止することができ
る。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記給紙トレイは、本体に対して着脱
可能であり、前記押し上げ手段は、支点を中心に回動可
能で且つ断面が略L字状の押し上げ部材を備え、給紙ト
レイが本体に装着され、押し上げ部材の一端部が給紙ト
レイと当接すると、他端部が、支点を中心に上方に向け
て回動して回動部材と当接することを特徴とする。
の発明において、前記給紙トレイは、本体に対して着脱
可能であり、前記押し上げ手段は、支点を中心に回動可
能で且つ断面が略L字状の押し上げ部材を備え、給紙ト
レイが本体に装着され、押し上げ部材の一端部が給紙ト
レイと当接すると、他端部が、支点を中心に上方に向け
て回動して回動部材と当接することを特徴とする。
【0021】この請求項4に記載の発明では、請求項3
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、給紙
トレイを本体に装着すると、一端部が給紙トレイに押さ
れて、押し上げ部材が支点を軸に回動することにより、
押し上げ部材の他端部が、回動部材を上方に回動させる
(押し上げる)。即ち、給紙トレイを装着する動作に連
動して、回動部材が上方に回動することにより、給紙ト
レイを本体に装着するときだけ、底板と回動部材の先端
部との間に段差が形成される。従って、用紙を給紙トレ
イにセットするときは、段差が形成されていないので、
用紙を給紙トレイにセットすることが容易になる。
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、給紙
トレイを本体に装着すると、一端部が給紙トレイに押さ
れて、押し上げ部材が支点を軸に回動することにより、
押し上げ部材の他端部が、回動部材を上方に回動させる
(押し上げる)。即ち、給紙トレイを装着する動作に連
動して、回動部材が上方に回動することにより、給紙ト
レイを本体に装着するときだけ、底板と回動部材の先端
部との間に段差が形成される。従って、用紙を給紙トレ
イにセットするときは、段差が形成されていないので、
用紙を給紙トレイにセットすることが容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して第1実
施の形態を説明する。図1は、第1実施の形態に係る給
紙装置を示す断面図である。給紙装置1は、例えば、複
写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に設け
られ、給紙トレイ3と、給紙ローラ5とを有している。
施の形態を説明する。図1は、第1実施の形態に係る給
紙装置を示す断面図である。給紙装置1は、例えば、複
写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に設け
られ、給紙トレイ3と、給紙ローラ5とを有している。
【0023】給紙トレイ3は、用紙7を収納するところ
であり、画像形成装置本体(以後、単に「本体」とい
う)に着脱可能に設けられている。給紙トレイ3には、
用紙7が積載される底板9が設けられている。尚、図中
符号21は、エンドフェンスであり、エンドフェンス2
1は、搬送方向上流側の用紙7の先端部を規制してい
る。また、本実施の形態において、給紙トレイ3は、本
体に着脱可能に設けられているが、本体と一体に設けら
れていても良い。
であり、画像形成装置本体(以後、単に「本体」とい
う)に着脱可能に設けられている。給紙トレイ3には、
用紙7が積載される底板9が設けられている。尚、図中
符号21は、エンドフェンスであり、エンドフェンス2
1は、搬送方向上流側の用紙7の先端部を規制してい
る。また、本実施の形態において、給紙トレイ3は、本
体に着脱可能に設けられているが、本体と一体に設けら
れていても良い。
【0024】底板9は、後述する加圧手段13により回
動する前の水平位置(初期位置)から、支点部(支点)
11を中心に給紙ローラ5に向けて回動可能になってい
る。底板9の支点部11は、図1において、給紙トレイ
3の略中央の位置に設けられており、例えば、軸等で給
紙トレイ3と連結されている。
動する前の水平位置(初期位置)から、支点部(支点)
11を中心に給紙ローラ5に向けて回動可能になってい
る。底板9の支点部11は、図1において、給紙トレイ
3の略中央の位置に設けられており、例えば、軸等で給
紙トレイ3と連結されている。
【0025】加圧手段13は、ばね15と、レバー17
と、加圧アーム19とを有しており、水平位置から支点
を中心に底板9回動させて、底板9を給紙ローラ5に向
けて加圧する。加圧手段13は、ばね15の付勢力を受
けたレバー17により加圧アーム19が、底板9を給紙
ローラ5に向けて加圧する。尚、加圧手段13は、本実
施の形態では、ばね15による付勢力により、底板9を
加圧しているが、これに限定されず、例えば、モータと
ギアとを組み合わせて加圧アーム19を回動させる構成
であっても良い。
と、加圧アーム19とを有しており、水平位置から支点
を中心に底板9回動させて、底板9を給紙ローラ5に向
けて加圧する。加圧手段13は、ばね15の付勢力を受
けたレバー17により加圧アーム19が、底板9を給紙
ローラ5に向けて加圧する。尚、加圧手段13は、本実
施の形態では、ばね15による付勢力により、底板9を
加圧しているが、これに限定されず、例えば、モータと
ギアとを組み合わせて加圧アーム19を回動させる構成
であっても良い。
【0026】一方、支点部11よりも用紙搬送方向の上
流側における給紙トレイ3の底部(用紙の載置面)3a
は、図1を見ても明らかなように、水平位置にあるとき
の底板9の高さよりも高くなっている。尚、本実施の形
態では、底部3aは、給紙トレイ3と一体に形成されて
いるが、例えば、板部材等、給紙トレイ3とは別体の部
材を用いて、底板9よりも高くしても良い。
流側における給紙トレイ3の底部(用紙の載置面)3a
は、図1を見ても明らかなように、水平位置にあるとき
の底板9の高さよりも高くなっている。尚、本実施の形
態では、底部3aは、給紙トレイ3と一体に形成されて
いるが、例えば、板部材等、給紙トレイ3とは別体の部
材を用いて、底板9よりも高くしても良い。
【0027】給紙ローラ5は、搬送方向上流側の用紙7
の先端部で、且つ用紙7の最上紙に当接している。給紙
ローラ5は、図示しない駆動源からの駆動力により回転
し、給紙トレイ3に収納されている用紙7の最上紙を本
体に給紙する。
の先端部で、且つ用紙7の最上紙に当接している。給紙
ローラ5は、図示しない駆動源からの駆動力により回転
し、給紙トレイ3に収納されている用紙7の最上紙を本
体に給紙する。
【0028】次に、上述した実施の形態に基づき、第1
実施の形態の作用を説明する。用紙7を給紙トレイ3に
セットしたとき、支点部11近傍の用紙7(図1の破線
部分参照)は、給紙トレイ3の底部3aと底板9との間
の段差(高さの違い)により、底部aから搬送方向下流
側で且つ下方に向けて垂れ下がる(折れ曲がる)。この
状態で、底板9は、加圧アーム19により給紙ローラ5
に向けて回動し、底板9の用紙7の最上紙は、給紙ロー
ラ5に圧接する。
実施の形態の作用を説明する。用紙7を給紙トレイ3に
セットしたとき、支点部11近傍の用紙7(図1の破線
部分参照)は、給紙トレイ3の底部3aと底板9との間
の段差(高さの違い)により、底部aから搬送方向下流
側で且つ下方に向けて垂れ下がる(折れ曲がる)。この
状態で、底板9は、加圧アーム19により給紙ローラ5
に向けて回動し、底板9の用紙7の最上紙は、給紙ロー
ラ5に圧接する。
【0029】このとき、底板9の回動とともに、支点部
11近傍を境にした用紙7の下流側部分7aは、支点部
11近傍を境に上方に向けて折れ曲がるが、用紙7のセ
ット時において、支点部11近傍の用紙7は、下方に垂
れ下がっており、この垂れ下がりの分だけ用紙7の曲げ
の大きさが小さくなる(折れ曲がる角度が緩和され
る)。
11近傍を境にした用紙7の下流側部分7aは、支点部
11近傍を境に上方に向けて折れ曲がるが、用紙7のセ
ット時において、支点部11近傍の用紙7は、下方に垂
れ下がっており、この垂れ下がりの分だけ用紙7の曲げ
の大きさが小さくなる(折れ曲がる角度が緩和され
る)。
【0030】従って、用紙7のコシによる底板9への負
荷が低減することにより、底板9を押し下げる(下方に
回動させる)力が減少するので、用紙7を給紙ローラ5
に十分に押圧することができる。これにより、用紙7の
不送りを確実に防止することができる。また、底部3a
を底板9より高くするだけであり、構成が簡単である。
荷が低減することにより、底板9を押し下げる(下方に
回動させる)力が減少するので、用紙7を給紙ローラ5
に十分に押圧することができる。これにより、用紙7の
不送りを確実に防止することができる。また、底部3a
を底板9より高くするだけであり、構成が簡単である。
【0031】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述の部分と同様な部分には、同一の符
号を付しその説明は省略する。
説明にあたり、上述の部分と同様な部分には、同一の符
号を付しその説明は省略する。
【0032】図2は、第2実施の形態に係る給紙装置を
示す断面図である。第2実施の形態では、図2に示すよ
うに、支点部11よりも用紙搬送方向の上流側における
給紙トレイ3の底部(用紙の載置面)3bが、上流側を
下方に向けて傾斜していることが上述の実施の形態と異
なる。
示す断面図である。第2実施の形態では、図2に示すよ
うに、支点部11よりも用紙搬送方向の上流側における
給紙トレイ3の底部(用紙の載置面)3bが、上流側を
下方に向けて傾斜していることが上述の実施の形態と異
なる。
【0033】用紙7を給紙トレイ3にセットしたとき、
支点部11近傍を境にした用紙7の上流側部分7bは、
支点部11近傍を境に底部3bから、底板9に向けて折
れ曲がる。この状態で、底板9は加圧アーム19による
加圧で回動し、底板9の用紙7の最上紙は、給紙ローラ
5に圧接する。
支点部11近傍を境にした用紙7の上流側部分7bは、
支点部11近傍を境に底部3bから、底板9に向けて折
れ曲がる。この状態で、底板9は加圧アーム19による
加圧で回動し、底板9の用紙7の最上紙は、給紙ローラ
5に圧接する。
【0034】このとき、底板9の回動とともに、用紙7
の下流側部分7aは、支点部11近傍を境に上方に折れ
曲がっていく、用紙7のセット時において、用紙7の上
流側部分7bは、支点部11近傍を境に下方に折れ曲が
っていることにより、支点部11近傍における用紙7の
曲げが小さくなったり、なくなったりする。(図2の破
線部分参照)。
の下流側部分7aは、支点部11近傍を境に上方に折れ
曲がっていく、用紙7のセット時において、用紙7の上
流側部分7bは、支点部11近傍を境に下方に折れ曲が
っていることにより、支点部11近傍における用紙7の
曲げが小さくなったり、なくなったりする。(図2の破
線部分参照)。
【0035】従って、用紙7のコシによる底板9への負
荷が低減する(なくなる)ことにより、底板9を押し下
げる力が減少するので、用紙7を給紙ローラ5に十分に
押圧することができる。これにより、用紙7の不送りを
確実に防止することができる。また、給紙トレイ3の底
部3bの上流側を下方に傾斜させるだけであり、構成が
簡単である。更に、底部3bの傾斜させていることによ
り、用紙7のセット時において、支点部11近傍の用紙
7の折れ曲がりが緩やかになるので、長時間放置してお
いても用紙7の変形が起こりにくい。
荷が低減する(なくなる)ことにより、底板9を押し下
げる力が減少するので、用紙7を給紙ローラ5に十分に
押圧することができる。これにより、用紙7の不送りを
確実に防止することができる。また、給紙トレイ3の底
部3bの上流側を下方に傾斜させるだけであり、構成が
簡単である。更に、底部3bの傾斜させていることによ
り、用紙7のセット時において、支点部11近傍の用紙
7の折れ曲がりが緩やかになるので、長時間放置してお
いても用紙7の変形が起こりにくい。
【0036】次に、図3乃至図7を参照しながら、第3
実施の形態を説明する。図6に示すように、第3実施の
形態では、底板9より搬送方向上流側の位置に位置する
カバー(回動部材)23と、カバー23を給紙トレイ3
の上方に向けて回動させる押上げ手段24とを設けたこ
とが上述の実施の形態と相違する。また、給紙トレイ3
は、搬送方向と直交する方向(図3の矢印A参照)に本
体から着脱可能となっている。
実施の形態を説明する。図6に示すように、第3実施の
形態では、底板9より搬送方向上流側の位置に位置する
カバー(回動部材)23と、カバー23を給紙トレイ3
の上方に向けて回動させる押上げ手段24とを設けたこ
とが上述の実施の形態と相違する。また、給紙トレイ3
は、搬送方向と直交する方向(図3の矢印A参照)に本
体から着脱可能となっている。
【0037】カバー23は、押し上げ手段24の作用に
より、水平位置(図5参照)から給紙トレイ3の上方に
向けて回動軸27を中心に回動可能である。カバー23
が回動すると、カバー23の先端部23aは、水平位置
にあるときの底板9(図5参照)の高さよりも高くな
る。
より、水平位置(図5参照)から給紙トレイ3の上方に
向けて回動軸27を中心に回動可能である。カバー23
が回動すると、カバー23の先端部23aは、水平位置
にあるときの底板9(図5参照)の高さよりも高くな
る。
【0038】押し上げ手段24は、押し上げ部材25と
ばね29とで構成されている。押し上げ部材25は、図
4に示すように、断面が略L字状をなしており、回動軸
(支点)31を中心に回動可能である。押し上げ部材2
5は、給紙トレイ3が本体に装着されたときに、その一
端部25aが給紙トレイ3に当接し、他端部25bがカ
バー23の裏面に当接する。また、押し上げ部材25の
一端部25aには、ばね29が設けられており、ばね2
9は、一端部25aを給紙トレイ3に向けて付勢してい
る(図4の矢印B参照)。
ばね29とで構成されている。押し上げ部材25は、図
4に示すように、断面が略L字状をなしており、回動軸
(支点)31を中心に回動可能である。押し上げ部材2
5は、給紙トレイ3が本体に装着されたときに、その一
端部25aが給紙トレイ3に当接し、他端部25bがカ
バー23の裏面に当接する。また、押し上げ部材25の
一端部25aには、ばね29が設けられており、ばね2
9は、一端部25aを給紙トレイ3に向けて付勢してい
る(図4の矢印B参照)。
【0039】給紙トレイ3が、本体に装着されていない
とき、ばね29の付勢力により、押し上げ部材25の他
端部25bは、図4の一点鎖線で示すように、水平位置
にある。給紙トレイ3が本体に装着されると、押し上げ
部材25の一端部25aが給紙トレイ3に当接し、この
一端部25aが給紙トレイ3に押されることにより、押
し上げ部材25は、回動軸31を中心に回動する。押し
上げ部材25が回動すると、押し上げ部材25の他端部
25bが、カバー23の裏面と当接し、カバー23はこ
の他端部25bにより、図4に示す破線の位置から実線
の位置に回動する。
とき、ばね29の付勢力により、押し上げ部材25の他
端部25bは、図4の一点鎖線で示すように、水平位置
にある。給紙トレイ3が本体に装着されると、押し上げ
部材25の一端部25aが給紙トレイ3に当接し、この
一端部25aが給紙トレイ3に押されることにより、押
し上げ部材25は、回動軸31を中心に回動する。押し
上げ部材25が回動すると、押し上げ部材25の他端部
25bが、カバー23の裏面と当接し、カバー23はこ
の他端部25bにより、図4に示す破線の位置から実線
の位置に回動する。
【0040】次に、上述の構成に基づき、第3実施の形
態の作用を説明する。給紙トレイ3が本体に装着されて
いないときにおいては、カバー23は、図5に示すよう
に水平状態にあり、この状態で用紙7をセットする。給
紙トレイ3を本体に装着すると、図6に示すように、カ
バー23は、押し上げ部材25により回動する。
態の作用を説明する。給紙トレイ3が本体に装着されて
いないときにおいては、カバー23は、図5に示すよう
に水平状態にあり、この状態で用紙7をセットする。給
紙トレイ3を本体に装着すると、図6に示すように、カ
バー23は、押し上げ部材25により回動する。
【0041】即ち、給紙トレイ3を本体に装着する動作
に連動して、カバー23が回動することにより、給紙ト
レイ3を本体に装着するときだけ、底板9とカバー23
の先端部23aとの間に段差が形成される。従って、用
紙7を給紙トレイ3にセットするときには、段差が形成
されていないので、用紙7を給紙トレイ3にセットする
ことが容易になる。
に連動して、カバー23が回動することにより、給紙ト
レイ3を本体に装着するときだけ、底板9とカバー23
の先端部23aとの間に段差が形成される。従って、用
紙7を給紙トレイ3にセットするときには、段差が形成
されていないので、用紙7を給紙トレイ3にセットする
ことが容易になる。
【0042】底板9とカバー23の先端部23aとの間
に段差が形成されると、図7に示すように、支点部11
近傍の用紙7(図7の破線部分参照)は、カバー23の
先端部23aから搬送方向下流側で且つ下方に向けて垂
れ下がる。この状態で、底板9は給紙ローラ5に向けて
回動し、この底板9の回動とともに、用紙7の下流側部
分7aは、支点部11近傍を境に上方に向けて折れ曲が
るが、上述の垂れ下がりの分だけ、用紙7の曲げの大き
さが小さくなる。
に段差が形成されると、図7に示すように、支点部11
近傍の用紙7(図7の破線部分参照)は、カバー23の
先端部23aから搬送方向下流側で且つ下方に向けて垂
れ下がる。この状態で、底板9は給紙ローラ5に向けて
回動し、この底板9の回動とともに、用紙7の下流側部
分7aは、支点部11近傍を境に上方に向けて折れ曲が
るが、上述の垂れ下がりの分だけ、用紙7の曲げの大き
さが小さくなる。
【0043】従って、用紙7のコシによる底板9への負
荷が低減することにより、底板9を押し下げる力が減少
するので、用紙7を給紙ローラ5に十分に押圧すること
ができる。これにより、用紙7の不送りを確実に防止す
ることができる。
荷が低減することにより、底板9を押し下げる力が減少
するので、用紙7を給紙ローラ5に十分に押圧すること
ができる。これにより、用紙7の不送りを確実に防止す
ることができる。
【0044】尚、本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変
形が可能である。例えば、第1実施の形態において、給
紙トレイ3の底部3aは、給紙トレイ3の上流側の略全
域に亘って設けられているが、この底部3aを給紙トレ
イ3の上方に突出する突起、給紙トレイ3の短手方向に
延びる突条等にしても良く、水平状態の底板9の高さよ
りも高くなれば良い。
れず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変
形が可能である。例えば、第1実施の形態において、給
紙トレイ3の底部3aは、給紙トレイ3の上流側の略全
域に亘って設けられているが、この底部3aを給紙トレ
イ3の上方に突出する突起、給紙トレイ3の短手方向に
延びる突条等にしても良く、水平状態の底板9の高さよ
りも高くなれば良い。
【0045】また、第3実施の形態において、カバー2
3の代わりに、給紙トレイ3の上下方向にスライド可能
な板部材等を設け、この板部材を押し上げ部材25で押
し上げる構成にしても良く、給紙トレイ3の装着動作に
連動して用紙7を押し上げられれば良い。
3の代わりに、給紙トレイ3の上下方向にスライド可能
な板部材等を設け、この板部材を押し上げ部材25で押
し上げる構成にしても良く、給紙トレイ3の装着動作に
連動して用紙7を押し上げられれば良い。
【0046】更に、第1乃至3実施の形態において、底
板9の形状を第3実施の形態のカバー23と同様な形状
にしても同様の作用効果を得る。
板9の形状を第3実施の形態のカバー23と同様な形状
にしても同様の作用効果を得る。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、用紙のコシ
による底板への負荷が低減することにより、底板を押し
下げる力が減少するので、用紙を給紙ローラに十分に押
圧することができる。これにより、用紙の不送りを確実
に防止することができる。また、用紙の載置面を底板よ
り高くするだけであり、構成が簡単である。
による底板への負荷が低減することにより、底板を押し
下げる力が減少するので、用紙を給紙ローラに十分に押
圧することができる。これにより、用紙の不送りを確実
に防止することができる。また、用紙の載置面を底板よ
り高くするだけであり、構成が簡単である。
【0048】請求項2に記載の発明では、用紙のコシに
よる底板への負荷が低減することにより、底板を押し下
げる力が減少するので、用紙を給紙ローラに十分に押圧
することができる。これにより、用紙の不送りを確実に
防止することができる。また、用紙の載置面の上流側を
下方に傾斜させるだけであり、構成が簡単である。更
に、用紙の載置面を傾斜させていることにより、用紙の
セット時において、支点近傍の用紙の折れ曲がりが緩や
かになるので、長時間放置しておいても用紙の変形が起
こりにくい。
よる底板への負荷が低減することにより、底板を押し下
げる力が減少するので、用紙を給紙ローラに十分に押圧
することができる。これにより、用紙の不送りを確実に
防止することができる。また、用紙の載置面の上流側を
下方に傾斜させるだけであり、構成が簡単である。更
に、用紙の載置面を傾斜させていることにより、用紙の
セット時において、支点近傍の用紙の折れ曲がりが緩や
かになるので、長時間放置しておいても用紙の変形が起
こりにくい。
【0049】請求項3に記載の発明では、用紙のコシに
よる底板への負荷が低減することにより、底板を押し下
げる力が減少するので、用紙を給紙ローラに十分に押圧
することができる。これにより、用紙の不送りを確実に
防止することができる。
よる底板への負荷が低減することにより、底板を押し下
げる力が減少するので、用紙を給紙ローラに十分に押圧
することができる。これにより、用紙の不送りを確実に
防止することができる。
【0050】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の効果を奏するとともに、給紙トレイを本体に装着す
るときだけ、底板と回動部材の先端部との間に段差が形
成されることにより、用紙を給紙トレイにセットすると
きは、段差が形成されていないので、用紙を給紙トレイ
にセットすることが容易になる。
載の効果を奏するとともに、給紙トレイを本体に装着す
るときだけ、底板と回動部材の先端部との間に段差が形
成されることにより、用紙を給紙トレイにセットすると
きは、段差が形成されていないので、用紙を給紙トレイ
にセットすることが容易になる。
【図1】第1実施の形態に係る給紙装置を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】第2実施の形態に係る給紙装置を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】第3実施の形態に係る給紙装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】底板及びカバーが水平状態にあるときの給紙装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図6】底板及びカバーが回動している状態の給紙装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】図3の給紙装置を示す断面図である。
【図8】従来に係る給紙装置を示す断面図である。
【符号の説明】 1 給紙装置 3 給紙トレイ 3a、3b 底部(用紙の載置面) 5 給紙ローラ 7 用紙 9 底板 11 支点部(支点) 13 加圧手段 23 カバー(回動部材) 24 押し上げ手段 25 押し上げ部材 25a 一端部 25b 他端部 31 回動軸(支点)
Claims (4)
- 【請求項1】 用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレ
イの用紙の最上紙に当接して用紙を本体に給紙する給紙
ローラとを備える給紙装置において、 給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回動可能
な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動させ
て、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段とを備
え、支点よりも用紙の搬送方向の上流側における用紙の
載置面の高さは、初期位置にあるときの底板の高さより
も高いことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレ
イの用紙の最上紙に当接して用紙を本体に給紙する給紙
ローラとを備える給紙装置において、 給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回動可能
な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動させ
て、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段とを備
え、支点よりも用紙の搬送方向の上流側における用紙の
載置面は、上流側を下方に向けて傾斜していることを特
徴とする給紙装置。 - 【請求項3】 用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレ
イの用紙の最上紙に当接して用紙を本体に給紙する給紙
ローラとを備える給紙装置において、 給紙トレイは、用紙を積載し且つ支点を中心に回動可能
な底板と、初期位置から支点を中心に底板を回動させ
て、底板を給紙ローラに向けて加圧する加圧手段と、底
板の上流側に位置し且つ回転軸を中心に回動可能な回動
部材と、回動部材を給紙トレイの上方に向けて回動させ
る押し上げ手段とを備えることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項4】 前記給紙トレイは、本体に対して着脱可
能であり、前記押し上げ手段は、支点を中心に回動可能
で且つ断面が略L字状の押し上げ部材を備え、給紙トレ
イが本体に装着され、押し上げ部材の一端部が給紙トレ
イと当接すると、他端部が、支点を中心に上方に向けて
回動して回動部材と当接することを特徴とする請求項3
に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376003A JP2000185828A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376003A JP2000185828A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185828A true JP2000185828A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18506418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376003A Pending JP2000185828A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000185828A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007176696A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Canon Inc | シート収納装置及び画像形成装置 |
CN103359494A (zh) * | 2012-04-09 | 2013-10-23 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 片材载置装置以及具有该片材载置装置的图像形成装置 |
US11434092B2 (en) | 2020-11-18 | 2022-09-06 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet cassette and image processing device |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10376003A patent/JP2000185828A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007176696A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Canon Inc | シート収納装置及び画像形成装置 |
JP4590351B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-12-01 | キヤノン株式会社 | シート収納装置及び画像形成装置 |
CN103359494A (zh) * | 2012-04-09 | 2013-10-23 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 片材载置装置以及具有该片材载置装置的图像形成装置 |
CN103359494B (zh) * | 2012-04-09 | 2016-11-09 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 片材载置装置以及具有该片材载置装置的图像形成装置 |
US11434092B2 (en) | 2020-11-18 | 2022-09-06 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet cassette and image processing device |
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