JPH06127706A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH06127706A JPH06127706A JP5188437A JP18843793A JPH06127706A JP H06127706 A JPH06127706 A JP H06127706A JP 5188437 A JP5188437 A JP 5188437A JP 18843793 A JP18843793 A JP 18843793A JP H06127706 A JPH06127706 A JP H06127706A
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- sheet
- positioning member
- feeding device
- sheets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/26—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with auxiliary supports to facilitate introduction or renewal of the pile
- B65H1/266—Support fully or partially removable from the handling machine, e.g. cassette, drawer
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/04—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S414/00—Material or article handling
- Y10S414/10—Associated with forming or dispersing groups of intersupporting articles, e.g. stacking patterns
- Y10S414/102—Associated with forming or dispersing groups of intersupporting articles, e.g. stacking patterns including support for group
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り扱い性が良く且つ安価なシート給送装置
を提供する。 【構成】 シートカセット1の側壁に設けた係合部6
a,6bを装置本体2に設けた支持部材2a,2bに係
合させて装着したときに、シートPが満載状態ではカセ
ット本体6が撓んでしまい、シートの側端部を位置決め
するためのシート位置決め部材10が傾斜してしまう。
そこで、このカセット本体6の撓みを見込んであらかじ
めシート位置決め部材10を傾斜させておくことによっ
て、カセット本体6が撓んだときにシート位置決め部材
10が正規の位置となり、シートPを正確に位置決めす
ることができる。
を提供する。 【構成】 シートカセット1の側壁に設けた係合部6
a,6bを装置本体2に設けた支持部材2a,2bに係
合させて装着したときに、シートPが満載状態ではカセ
ット本体6が撓んでしまい、シートの側端部を位置決め
するためのシート位置決め部材10が傾斜してしまう。
そこで、このカセット本体6の撓みを見込んであらかじ
めシート位置決め部材10を傾斜させておくことによっ
て、カセット本体6が撓んだときにシート位置決め部材
10が正規の位置となり、シートPを正確に位置決めす
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置に備えられ、原稿や記録紙
などのシートを収納したシート収納装置からシートを供
給するためのシート給送装置に関する。
リ、複写機等の画像形成装置に備えられ、原稿や記録紙
などのシートを収納したシート収納装置からシートを供
給するためのシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の画像形成装置に設け
られているシート給送装置としては、例えば複数枚のシ
ートを収納するシート収納装置としてのシートカセット
が着脱自在に装着されるようになっていて、装着された
シートカセットに収納されているシートを給紙ローラに
よって画像を形成するための画像形成部へ送り出すよう
にしたものがある。
られているシート給送装置としては、例えば複数枚のシ
ートを収納するシート収納装置としてのシートカセット
が着脱自在に装着されるようになっていて、装着された
シートカセットに収納されているシートを給紙ローラに
よって画像を形成するための画像形成部へ送り出すよう
にしたものがある。
【0003】この従来のシート給送装置の一例を図8に
示し、以下にこれを説明する。
示し、以下にこれを説明する。
【0004】シート給送装置Aは、画像形成装置Bの下
部に配置されており、シート給送装置Aは給送装置本体
2の対向する側壁の間に、シートPを収納するためのシ
ート収納手段であるシートカセット1が装着されるよう
に構成されている。
部に配置されており、シート給送装置Aは給送装置本体
2の対向する側壁の間に、シートPを収納するためのシ
ート収納手段であるシートカセット1が装着されるよう
に構成されている。
【0005】給送装置本体2の両側壁には、シートカセ
ット1の給送装置本体2内への装着をガイドし且つ装着
位置でシートカセット1を支持するための支持部2a,
2bがそれぞれ突設されている。
ット1の給送装置本体2内への装着をガイドし且つ装着
位置でシートカセット1を支持するための支持部2a,
2bがそれぞれ突設されている。
【0006】また、シートカセット1は、箱形のカセッ
ト本体6と、揺動自在に設けられ複数枚のシートを積載
収納するための中板16と、中板16を給送ローラ11
に向けて付勢して積載されているシートPを給送ローラ
11に押圧するための加圧バネ15とを備えている。カ
セット本体6には、その両側部に左右方向に突出する係
合部6a,6bが設けられており、この係合部6a,6
bが前記給送装置本体2側の支持部2a,2bに係合す
ることによってシートカセット1が給送装置本体2に着
脱自在に案内される。
ト本体6と、揺動自在に設けられ複数枚のシートを積載
収納するための中板16と、中板16を給送ローラ11
に向けて付勢して積載されているシートPを給送ローラ
11に押圧するための加圧バネ15とを備えている。カ
セット本体6には、その両側部に左右方向に突出する係
合部6a,6bが設けられており、この係合部6a,6
bが前記給送装置本体2側の支持部2a,2bに係合す
ることによってシートカセット1が給送装置本体2に着
脱自在に案内される。
【0007】なお、給送装置本体2の仕切部2cの下側
には、位置決めガイド17が設けられており、該位置決
めガイド17は、カセット本体6の一側部に形成された
ガイド突起6cが係合して装着の案内をすることによ
り、シートカセット1の給送装置本体2に対するシート
幅方向(図8の左右方向)の位置決めを行う。
には、位置決めガイド17が設けられており、該位置決
めガイド17は、カセット本体6の一側部に形成された
ガイド突起6cが係合して装着の案内をすることによ
り、シートカセット1の給送装置本体2に対するシート
幅方向(図8の左右方向)の位置決めを行う。
【0008】カセット本体6の底部には、シートPの一
側端を位置規制してシート幅方向の位置決めをするシー
ト位置決め部材3が固定されており、その対向する反対
側には、中板16に積載されたシートPをシート位置決
め部材3に付勢するためのシート押圧部材9が補助位置
決め部材5に設けられている。このシート押圧部材9
は、バネにより付勢される板状の部材によりシートPを
押圧する構成でも、図に示すように板バネにより直接シ
ートPを押圧する構成でもよい。
側端を位置規制してシート幅方向の位置決めをするシー
ト位置決め部材3が固定されており、その対向する反対
側には、中板16に積載されたシートPをシート位置決
め部材3に付勢するためのシート押圧部材9が補助位置
決め部材5に設けられている。このシート押圧部材9
は、バネにより付勢される板状の部材によりシートPを
押圧する構成でも、図に示すように板バネにより直接シ
ートPを押圧する構成でもよい。
【0009】このシートの位置決め構成によれば、中板
16上に積載されているシートPは、その一側面をシー
ト押圧部材9により押圧されて、他側面がシート位置決
め部材3に押し付けられることによって、カセット本体
6に対するシートPの幅方向の位置決めがなされる。
16上に積載されているシートPは、その一側面をシー
ト押圧部材9により押圧されて、他側面がシート位置決
め部材3に押し付けられることによって、カセット本体
6に対するシートPの幅方向の位置決めがなされる。
【0010】このように、シートPは、シート位置決め
部材3とシート押圧部材9とによりカセット本体6に対
して幅方向の位置決めが行われ、さらに、カセット本体
6は、給送装置本体2側の位置決めガイド17とカセッ
ト本体6側のガイド突起6cとにより給送装置本体2に
対してシートPの幅方向の位置決めが行われる。そし
て、それぞれの位置決め機構によりシートPは給送装置
本体2に対して幅方向の位置決めが行われる。
部材3とシート押圧部材9とによりカセット本体6に対
して幅方向の位置決めが行われ、さらに、カセット本体
6は、給送装置本体2側の位置決めガイド17とカセッ
ト本体6側のガイド突起6cとにより給送装置本体2に
対してシートPの幅方向の位置決めが行われる。そし
て、それぞれの位置決め機構によりシートPは給送装置
本体2に対して幅方向の位置決めが行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート給送装置では次のような問題点を有してい
た。
来のシート給送装置では次のような問題点を有してい
た。
【0012】シート位置決め部材3は、カセット本体6
の底面に対して垂直となるように固定されていたので、
シートPを収納したときにシートPの重量によってカセ
ット本体6の底部が撓んでしまい、この底部の撓みによ
って、図8に示すように、シート位置決め部材3が傾斜
してしまう。すなわち、シートPの幅方向の位置決めを
するためのシート位置決め部材3が、中板16に積載さ
れるシートPの量によって傾斜して垂直度が大きく変化
してしまう。そして、この傾斜した状態のシート位置決
め部材3にシートPの側端が押圧されて位置決めが行わ
れてしまう。
の底面に対して垂直となるように固定されていたので、
シートPを収納したときにシートPの重量によってカセ
ット本体6の底部が撓んでしまい、この底部の撓みによ
って、図8に示すように、シート位置決め部材3が傾斜
してしまう。すなわち、シートPの幅方向の位置決めを
するためのシート位置決め部材3が、中板16に積載さ
れるシートPの量によって傾斜して垂直度が大きく変化
してしまう。そして、この傾斜した状態のシート位置決
め部材3にシートPの側端が押圧されて位置決めが行わ
れてしまう。
【0013】したがって、積載されるシートPの量が少
ない場合には、カセット本体6の撓みが少ないため、シ
ートPは所定の幅方向の位置で給送されるが、積載され
るシートPの量が多い場合には、カセット本体6の撓み
が大きくなってシート位置決め部材3が大きく傾いてし
まい、シート材の幅方向の位置が正規の位置から大きく
ずれてしまい正確な位置決めが行われないという問題が
生じた。
ない場合には、カセット本体6の撓みが少ないため、シ
ートPは所定の幅方向の位置で給送されるが、積載され
るシートPの量が多い場合には、カセット本体6の撓み
が大きくなってシート位置決め部材3が大きく傾いてし
まい、シート材の幅方向の位置が正規の位置から大きく
ずれてしまい正確な位置決めが行われないという問題が
生じた。
【0014】また、シート積載時のカセット本体6の撓
みを少なくすればこのような問題は生じないが、そのた
めにカセット本体6の強度を高めるために強固なものと
しようとすると、重量が大きくなって取り扱いが不便に
なったり、構造が複雑となってコストが高くなったりす
るという問題が生じる。
みを少なくすればこのような問題は生じないが、そのた
めにカセット本体6の強度を高めるために強固なものと
しようとすると、重量が大きくなって取り扱いが不便に
なったり、構造が複雑となってコストが高くなったりす
るという問題が生じる。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、シートの積載量にかかわらず常にシートの幅方向
の位置決めを正確に行え、且つ低コストで軽量な単純構
造のシートカセットを提供することを目的とする。
ので、シートの積載量にかかわらず常にシートの幅方向
の位置決めを正確に行え、且つ低コストで軽量な単純構
造のシートカセットを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のシート
を収納するシート収納手段と、前記シート収納手段に設
けられ、収納されたシートの側端部に当接してシートの
幅方向の位置決めをするシート位置決め部材と、前記シ
ート位置決め部材により位置決めされたシートを送り出
す給送手段と、を備え、前記シート位置決め部材を、収
納したシートの重量により前記シート収納手段が撓むこ
とにより生じる該シート位置決め手段の傾斜方向と逆方
向に所定角度であらかじめ傾斜させておくことを特徴と
するものである。
を収納するシート収納手段と、前記シート収納手段に設
けられ、収納されたシートの側端部に当接してシートの
幅方向の位置決めをするシート位置決め部材と、前記シ
ート位置決め部材により位置決めされたシートを送り出
す給送手段と、を備え、前記シート位置決め部材を、収
納したシートの重量により前記シート収納手段が撓むこ
とにより生じる該シート位置決め手段の傾斜方向と逆方
向に所定角度であらかじめ傾斜させておくことを特徴と
するものである。
【0017】
【作用】上記構成によれば、あらかじめシート位置決め
部材が所定の角度で傾斜しており、シートが収納されて
シート収納手段が撓んだときにシート位置決め部材が正
規の位置決め位置に移動するため、シートを正確に位置
決めすることができる。
部材が所定の角度で傾斜しており、シートが収納されて
シート収納手段が撓んだときにシート位置決め部材が正
規の位置決め位置に移動するため、シートを正確に位置
決めすることができる。
【0018】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1〜図5に基づい
て説明する。
て説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施例のシート給
送装置Aに装着されるシート収納手段であるシートカセ
ット1の縦断面図であり、図2は、第1の実施例のシー
ト給送装置Aが備えられた画像形成装置であるレーザー
ビームプリンタBの縦断面図を示す。なお、従来の技術
で説明した構成については、同一の符号を付してここで
は詳細な説明は省略する。
送装置Aに装着されるシート収納手段であるシートカセ
ット1の縦断面図であり、図2は、第1の実施例のシー
ト給送装置Aが備えられた画像形成装置であるレーザー
ビームプリンタBの縦断面図を示す。なお、従来の技術
で説明した構成については、同一の符号を付してここで
は詳細な説明は省略する。
【0020】まず、図2に基づいて第1の実施例のシー
ト給送装置Aが備えられているレーザービームプリンタ
Bの構成について概略説明する。
ト給送装置Aが備えられているレーザービームプリンタ
Bの構成について概略説明する。
【0021】レーザービームプリンタBの下側にはシー
ト給送装置Aが配置されており、シート給送装置Aには
シートカセット1が着脱自在に装着されるようになって
いる。シートカセット1内に収納されているシートPは
給送ローラ11によってその最上位のシートから順次送
り出される。給送ローラ11に送り出されたシートは分
離手段としての分離爪8により一枚ずつ分離される。分
離手段としては、分離爪8の他に摩擦パッドを用いたも
のや逆転ローラを用いたものなどを適用してもよい。
ト給送装置Aが配置されており、シート給送装置Aには
シートカセット1が着脱自在に装着されるようになって
いる。シートカセット1内に収納されているシートPは
給送ローラ11によってその最上位のシートから順次送
り出される。給送ローラ11に送り出されたシートは分
離手段としての分離爪8により一枚ずつ分離される。分
離手段としては、分離爪8の他に摩擦パッドを用いたも
のや逆転ローラを用いたものなどを適用してもよい。
【0022】レーザービームプリンタBの装置本体内に
は、シート給送装置Aから送り出されたシートPを搬送
する搬送ローラ23と、該搬送ローラ23でタイミング
が合わされて送り出されたシートPにトナー像を転写し
て画像を形成する画像形成部12と、画像形成部12で
転写されたトナー像をシートPに定着させる定着部21
と、定着されたシートPを排出する排出ローラ22等が
それぞれ配設されている。
は、シート給送装置Aから送り出されたシートPを搬送
する搬送ローラ23と、該搬送ローラ23でタイミング
が合わされて送り出されたシートPにトナー像を転写し
て画像を形成する画像形成部12と、画像形成部12で
転写されたトナー像をシートPに定着させる定着部21
と、定着されたシートPを排出する排出ローラ22等が
それぞれ配設されている。
【0023】また、画像形成部12に設けられているプ
ロセスカートリッジ24には、像担持体である感光ドラ
ム25と、感光ドラム25の表面を帯電させる帯電手段
26と、感光ドラム25にトナー像を形成する現像手段
27と、感光ドラム25の表面に残留したトナーをクリ
ーニングするためのクリーニング手段28等が配設され
ている。そして、感光ドラム25に形成されたトナー像
は、転写ローラ29により搬送されてくるシートPに転
写される。なお、感光ドラム25への露光はスキャナー
部30から送られる。
ロセスカートリッジ24には、像担持体である感光ドラ
ム25と、感光ドラム25の表面を帯電させる帯電手段
26と、感光ドラム25にトナー像を形成する現像手段
27と、感光ドラム25の表面に残留したトナーをクリ
ーニングするためのクリーニング手段28等が配設され
ている。そして、感光ドラム25に形成されたトナー像
は、転写ローラ29により搬送されてくるシートPに転
写される。なお、感光ドラム25への露光はスキャナー
部30から送られる。
【0024】次に、シート給送装置Aに装着されるシー
トカセット1の構成について説明する。
トカセット1の構成について説明する。
【0025】図1において、シートカセット1の収納部
本体であるカセット本体6内には、シートPが積載され
る中板16が揺動可能に設けられている。また、カセッ
ト本体6には、シートPの一側端を位置規制してシート
Pの幅方向の位置決めをするシート位置決め部材10が
固定されており、その対向する反対側には、シートをシ
ート位置決め部材10に向けて付勢するためのシート押
圧部材9が設けられている。シート押圧部材9は板バネ
によりシートPをシート位置決め部材10に向けて押圧
する。図2に示すように、中板16の揺動支点Sはカセ
ット本体6のシート収納箇所におけるシート送り方向の
ほぼ中央付近に配置されており、シート位置決め部材1
0のシート送り方向の長さは図5に示すように中板16
の先端近傍から前記揺動支点Sよりも後方まで延びてい
る。
本体であるカセット本体6内には、シートPが積載され
る中板16が揺動可能に設けられている。また、カセッ
ト本体6には、シートPの一側端を位置規制してシート
Pの幅方向の位置決めをするシート位置決め部材10が
固定されており、その対向する反対側には、シートをシ
ート位置決め部材10に向けて付勢するためのシート押
圧部材9が設けられている。シート押圧部材9は板バネ
によりシートPをシート位置決め部材10に向けて押圧
する。図2に示すように、中板16の揺動支点Sはカセ
ット本体6のシート収納箇所におけるシート送り方向の
ほぼ中央付近に配置されており、シート位置決め部材1
0のシート送り方向の長さは図5に示すように中板16
の先端近傍から前記揺動支点Sよりも後方まで延びてい
る。
【0026】中板16に積載されているシートPが満載
状態である場合には、カセット本体6はシートPの重量
により図1に示すように中央部が下方に撓んだ状態とな
る。従来の技術で説明したようにシート位置決め部材1
0を中板16に垂直に固定してしまうと、カセット本体
6が撓んだときに内側へ傾いてしまうため、本実施例で
は、図3に示すように、シート位置決め部材10を、あ
らかじめ外側へ傾けて中板16に固定し、カセット本体
6が撓んだときの内側への傾きを補正するように構成し
ている。
状態である場合には、カセット本体6はシートPの重量
により図1に示すように中央部が下方に撓んだ状態とな
る。従来の技術で説明したようにシート位置決め部材1
0を中板16に垂直に固定してしまうと、カセット本体
6が撓んだときに内側へ傾いてしまうため、本実施例で
は、図3に示すように、シート位置決め部材10を、あ
らかじめ外側へ傾けて中板16に固定し、カセット本体
6が撓んだときの内側への傾きを補正するように構成し
ている。
【0027】シート満載時のカセット本体6の撓みによ
るシート位置決め部材10の内側への傾き角は、次のよ
うにして求められる。図9に示すように、カセット本体
6の底部を梁とみなし、この梁が両端支持で集中荷重W
が中央にかかっていると考えたとき、シート位置決め部
材10の傾き角をθ1 、梁の撓み角をθ2(rad)、カセッ
ト本体6の底部を形成する材料の弾性係数をE、梁の断
面二次モーメントをIz 、荷重をW、梁の長さをL3 と
すると、 θ2 =WL3 2/16EIZ ・・・(1) となる。
るシート位置決め部材10の内側への傾き角は、次のよ
うにして求められる。図9に示すように、カセット本体
6の底部を梁とみなし、この梁が両端支持で集中荷重W
が中央にかかっていると考えたとき、シート位置決め部
材10の傾き角をθ1 、梁の撓み角をθ2(rad)、カセッ
ト本体6の底部を形成する材料の弾性係数をE、梁の断
面二次モーメントをIz 、荷重をW、梁の長さをL3 と
すると、 θ2 =WL3 2/16EIZ ・・・(1) となる。
【0028】しかし、カセット本体6の底部の形状には
個々によって差が生じるため、上記計算式(1) を用いて
求めた撓み角θ2 は、必ずしもその値が実測値と同じと
はならない。そこで、実測値を優先的に考慮して、撓み
角θ2 を設定する方法を次に説明する。
個々によって差が生じるため、上記計算式(1) を用いて
求めた撓み角θ2 は、必ずしもその値が実測値と同じと
はならない。そこで、実測値を優先的に考慮して、撓み
角θ2 を設定する方法を次に説明する。
【0029】図9において、底部(梁)の全長L3 =3
00mm、底部の弾性係数E=105〜320Kg/mm2、底
部に加わる荷重W=5Kgとする。また、図10は図9の
Z−Z線に沿った断面形状を示すもので、カセット本体
6の前後側壁の高さH1 =35mm,前後側壁の厚みt2
=1.5mm、全幅B=370mm、底部の厚みt1 =2mm
に設定されている。この形状の断面二次モーメントIZ
は、 IZ ={t1 3(B−2t2 )/12}+2{(t2
H1 3)/12}で求められ、よって撓み角θ2 は、前記
(1) 式から E=320Kg/mm2 の場合で、 撓み角θ2 =0.008rad =0.5° E=105Kg/mm2 の場合で、 撓み角θ2 =0.024rad =1.4° となる。
00mm、底部の弾性係数E=105〜320Kg/mm2、底
部に加わる荷重W=5Kgとする。また、図10は図9の
Z−Z線に沿った断面形状を示すもので、カセット本体
6の前後側壁の高さH1 =35mm,前後側壁の厚みt2
=1.5mm、全幅B=370mm、底部の厚みt1 =2mm
に設定されている。この形状の断面二次モーメントIZ
は、 IZ ={t1 3(B−2t2 )/12}+2{(t2
H1 3)/12}で求められ、よって撓み角θ2 は、前記
(1) 式から E=320Kg/mm2 の場合で、 撓み角θ2 =0.008rad =0.5° E=105Kg/mm2 の場合で、 撓み角θ2 =0.024rad =1.4° となる。
【0030】次に撓み角θ2 についての実測を行った結
果を示すと、シートPの満載時の重量W=5Kgで、シー
ト位置決め部材10の傾き角θ1 の実測値は、1.33
°であった。
果を示すと、シートPの満載時の重量W=5Kgで、シー
ト位置決め部材10の傾き角θ1 の実測値は、1.33
°であった。
【0031】ここで、計算値と実測値とを比較すると、
弾性係数E=105Kg/mm2の場合の撓み角θ2 =1.4
°が実測値の1.33°に近い。よって、本実施例で
は、カセット本体6の底部の弾性係数をE=105Kg/m
m2とする。
弾性係数E=105Kg/mm2の場合の撓み角θ2 =1.4
°が実測値の1.33°に近い。よって、本実施例で
は、カセット本体6の底部の弾性係数をE=105Kg/m
m2とする。
【0032】このようにして、撓み角θ2 を設定し、傾
き角θ1 を補正することにより、カセット本体6内のシ
ートPが満載状態のときにシート位置決め部材10が図
1に示すように水平方向に対して垂直な状態となり、カ
セット本体6が撓んでも、最上位のシートPを所定の位
置で正確に位置決めすることができる。
き角θ1 を補正することにより、カセット本体6内のシ
ートPが満載状態のときにシート位置決め部材10が図
1に示すように水平方向に対して垂直な状態となり、カ
セット本体6が撓んでも、最上位のシートPを所定の位
置で正確に位置決めすることができる。
【0033】ここで、本発明の原理が良く理解できるよ
うに従来のものと比較して説明する。
うに従来のものと比較して説明する。
【0034】図11は、カセット本体6に収納されるシ
ートPが空の状態を示す従来のシートカセット1の概略
図を示す。シートPが空の状態での位置決めガイド17
からシート位置決め部材3までの距離をLとし、シート
位置決め部材3のカセット本体6の底部からシートPの
満載状態でのシートの最上位までの高さをHとする。ま
た、図12はシートPを満載したときの状態を示す該略
図で、シートPの満載時における最上位のシートのずれ
をΔL1 とし、シートPの満載時の位置決めガイド17
からシートPの位置決め部材の基部までの距離をL´と
し、シートPの満載時のシート位置決め部材3の基部に
おけるカセット本体6の撓み角度、すなわち、シート位
置決め部材3の傾斜角度をθ1 とし、シートPの満載時
のシート位置決め部材3の基部における位置ずれをΔL
2 とすると、カセット本体6の撓みと位置のずれ量との
関係は簡略的に次のようになる。
ートPが空の状態を示す従来のシートカセット1の概略
図を示す。シートPが空の状態での位置決めガイド17
からシート位置決め部材3までの距離をLとし、シート
位置決め部材3のカセット本体6の底部からシートPの
満載状態でのシートの最上位までの高さをHとする。ま
た、図12はシートPを満載したときの状態を示す該略
図で、シートPの満載時における最上位のシートのずれ
をΔL1 とし、シートPの満載時の位置決めガイド17
からシートPの位置決め部材の基部までの距離をL´と
し、シートPの満載時のシート位置決め部材3の基部に
おけるカセット本体6の撓み角度、すなわち、シート位
置決め部材3の傾斜角度をθ1 とし、シートPの満載時
のシート位置決め部材3の基部における位置ずれをΔL
2 とすると、カセット本体6の撓みと位置のずれ量との
関係は簡略的に次のようになる。
【0035】 ΔL1 =Hsin θ1 −ΔL2 ・・・(2) ΔL2 =L−L´=(1−cos θ1 ) ・・・(3) したがって、(2) 式及び(3) 式から ΔL1 =Hsin θ1 −(1−cos θ1 )・・・(4) となる。
【0036】上記θ1 、H、Lの値は、製品の大きさや
材料及びシートPの積載枚数等によってまちまちである
が、一例として、θ1 =1.5°、H=35mm、L=2
0mmとすると、シートPが満載のときのシートPの位置
ずれ量ΔL1 は、上記(4) 式により、 ΔL1 =35sin 1.5°−(1−cos 1.5°)=
0.92mm となり、シートPの印字精度が基準から0.92mmず
れることになる。
材料及びシートPの積載枚数等によってまちまちである
が、一例として、θ1 =1.5°、H=35mm、L=2
0mmとすると、シートPが満載のときのシートPの位置
ずれ量ΔL1 は、上記(4) 式により、 ΔL1 =35sin 1.5°−(1−cos 1.5°)=
0.92mm となり、シートPの印字精度が基準から0.92mmず
れることになる。
【0037】次に、本発明の実施例によるシートカセッ
ト1の場合を同様に考える。
ト1の場合を同様に考える。
【0038】図3は、本実施例のシートカセット1の空
の状態の概略図を示し、図4はシートPが満載の状態の
概略図を示している。図3に示すようにシートが空の状
態ではシート位置決め部材10は、予め外側にΔL1
(Hsin θ)だけ傾斜させている。
の状態の概略図を示し、図4はシートPが満載の状態の
概略図を示している。図3に示すようにシートが空の状
態ではシート位置決め部材10は、予め外側にΔL1
(Hsin θ)だけ傾斜させている。
【0039】また、中板16上のシートが図5に示すよ
うに満載の時にはシート位置決め部材10の上端部は、
予め外側ΔL1 (Hsin θ)傾けてあるので、図4に示
すように、略垂直状態となって、満載時のシートPの位
置ずれをΔL1 ´とすると、 ΔL1 ´=ΔL2 =L−L´=(1−cos θ)・・・(5) のみとなる。
うに満載の時にはシート位置決め部材10の上端部は、
予め外側ΔL1 (Hsin θ)傾けてあるので、図4に示
すように、略垂直状態となって、満載時のシートPの位
置ずれをΔL1 ´とすると、 ΔL1 ´=ΔL2 =L−L´=(1−cos θ)・・・(5) のみとなる。
【0040】この(5) 式に、前述の例と同様に、θ=
1.5°、H=35mm、L=20mmを代入すると、シー
トPが満載の時のシートPの位置ずれΔL1 ´は、 ΔL1 ´=20(1−cos 1.5°)=0.007mm となり、従来のシートカセット1におけるシートPの位
置ずれと比較すると、大幅に位置ずれを防ぐことができ
ることが分かる。
1.5°、H=35mm、L=20mmを代入すると、シー
トPが満載の時のシートPの位置ずれΔL1 ´は、 ΔL1 ´=20(1−cos 1.5°)=0.007mm となり、従来のシートカセット1におけるシートPの位
置ずれと比較すると、大幅に位置ずれを防ぐことができ
ることが分かる。
【0041】カセット本体6上のシートPが順次給送さ
れ、その積載量が少なくなるとシート全体の重量が軽く
なってくるため、カセット本体6の撓み量も小さくな
り、したがって、シート位置決め部材10の傾斜も小さ
くなる。これにより、予め傾きθを補正してあるシート
位置決め部材10は外側に開くように次第に傾いてくる
が、図5に示すように、少載時には積載されたシートP
の高さが低くなるので、中央から後方の位置(水平部)
では、シート位置決め部材10の根本付近でシートPの
幅方向の位置決めがなされる。そのため、シートPの積
載量が少なくなった場合に、シート位置決め部材10の
内側への傾斜が大きくなっても、シート位置決め部材1
0の根本、すなわち、傾きによる変位量の少ない部分で
シートPの幅方向の位置決めを行うため、シートの位置
ずれを防ぐことができる。これによって、シートPは満
載時から最後の一枚まで水平方向の位置ずれが生じるこ
となく給送を正確な基準位置で行うことができる。
れ、その積載量が少なくなるとシート全体の重量が軽く
なってくるため、カセット本体6の撓み量も小さくな
り、したがって、シート位置決め部材10の傾斜も小さ
くなる。これにより、予め傾きθを補正してあるシート
位置決め部材10は外側に開くように次第に傾いてくる
が、図5に示すように、少載時には積載されたシートP
の高さが低くなるので、中央から後方の位置(水平部)
では、シート位置決め部材10の根本付近でシートPの
幅方向の位置決めがなされる。そのため、シートPの積
載量が少なくなった場合に、シート位置決め部材10の
内側への傾斜が大きくなっても、シート位置決め部材1
0の根本、すなわち、傾きによる変位量の少ない部分で
シートPの幅方向の位置決めを行うため、シートの位置
ずれを防ぐことができる。これによって、シートPは満
載時から最後の一枚まで水平方向の位置ずれが生じるこ
となく給送を正確な基準位置で行うことができる。
【0042】次に、シートPの積載量の変化による撓み
角の変化とそれに伴うシート位置決め部材10の変化に
ついて、計算値と実測値を比較する。
角の変化とそれに伴うシート位置決め部材10の変化に
ついて、計算値と実測値を比較する。
【0043】図9及び図10において、L3 =300m
m、E=105Kg/mm2、H1 =50mm,t2 =1.5m
m、B=370mm、t1 =2mmとし、(1) 式を用いて、
W1 =5Kg(満載)、W2 =3Kg(中載)、W3 =1Kg
(少載)の場合についてのθ2 を算出し、(4) 式からΔ
L1 を計算して変化量を求めると、W3 =1(少載)の
ときのΔL1 を0とすると、 W2 =3(中載)のときのΔL1 の変化分は、Δ0.4
9mm W1 =5(満載)のときのΔL1 の変化分は、Δ0.9
8mm となる。そして、この計算値と、上記条件で設定したシ
ートカセットを用いて実験した実測値とを以下の表1に
示す。
m、E=105Kg/mm2、H1 =50mm,t2 =1.5m
m、B=370mm、t1 =2mmとし、(1) 式を用いて、
W1 =5Kg(満載)、W2 =3Kg(中載)、W3 =1Kg
(少載)の場合についてのθ2 を算出し、(4) 式からΔ
L1 を計算して変化量を求めると、W3 =1(少載)の
ときのΔL1 を0とすると、 W2 =3(中載)のときのΔL1 の変化分は、Δ0.4
9mm W1 =5(満載)のときのΔL1 の変化分は、Δ0.9
8mm となる。そして、この計算値と、上記条件で設定したシ
ートカセットを用いて実験した実測値とを以下の表1に
示す。
【0044】なお、測定は、図5で示す位置決め部材1
0の上部の位置Xの変化量を測定している。
0の上部の位置Xの変化量を測定している。
【0045】
【表1】 なお、※で示す値は、図5で示すシート位置決め部材1
0の上方の位置Xでの変化量であり、実際に少載及び中
載のシートを給送した場合、前述したように、シートP
は、中央から後方の位置の根本の部分で位置決めされる
ため、シート位置決め部材10の+方向の変化は、実際
のシートPの位置に影響せず、満載時に位置決めされた
状態でほとんど変化しない。
0の上方の位置Xでの変化量であり、実際に少載及び中
載のシートを給送した場合、前述したように、シートP
は、中央から後方の位置の根本の部分で位置決めされる
ため、シート位置決め部材10の+方向の変化は、実際
のシートPの位置に影響せず、満載時に位置決めされた
状態でほとんど変化しない。
【0046】よって、上記の表1のように、計算値に対
し実測値もほぼ同様に位置決め部材が変化していること
が分かると共に対策後はシートの位置決め位置からのず
れが発生しないことが分かる。
し実測値もほぼ同様に位置決め部材が変化していること
が分かると共に対策後はシートの位置決め位置からのず
れが発生しないことが分かる。
【0047】また、このように構成することによって、
シートカセット1のカセット本体6を補強したり、形状
を複雑にして強度を上げる必要がなくなるため、シート
カセット1を従来のような高コスト、重荷重にすること
なく、低コスト、軽荷重のままで撓みによるシートPの
位置ずれを解決することができる。
シートカセット1のカセット本体6を補強したり、形状
を複雑にして強度を上げる必要がなくなるため、シート
カセット1を従来のような高コスト、重荷重にすること
なく、低コスト、軽荷重のままで撓みによるシートPの
位置ずれを解決することができる。
【0048】さらに、シートをシートカセット1に収納
するときに、シート位置決め部材10が外側にあらかじ
め広がっていることにより、シートカセット1に対する
シートPの積載性を向上させることができる。
するときに、シート位置決め部材10が外側にあらかじ
め広がっていることにより、シートカセット1に対する
シートPの積載性を向上させることができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施例を図6に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0050】図6は、第1の実施例で説明したシート位
置決め部材10の代わりにカセット本体6に一体化され
たシート位置決め部材10aを有するシートカセット1
の部分断面図を示している。
置決め部材10の代わりにカセット本体6に一体化され
たシート位置決め部材10aを有するシートカセット1
の部分断面図を示している。
【0051】カセット本体6にシートを満載した時のシ
ートPの重量によるカセット本体6の撓みで、シート位
置決め部材10aが内側へ傾く分だけあらかじめシート
位置決め部材10aを外側に傾斜させておくことによ
り、内側傾斜による位置ずれを補正することができる。
本実施例では、第1の実施例よりもさらに単純形状で軽
荷重のまま、撓みによるシートPの位置ずれを防止する
ことができる。
ートPの重量によるカセット本体6の撓みで、シート位
置決め部材10aが内側へ傾く分だけあらかじめシート
位置決め部材10aを外側に傾斜させておくことによ
り、内側傾斜による位置ずれを補正することができる。
本実施例では、第1の実施例よりもさらに単純形状で軽
荷重のまま、撓みによるシートPの位置ずれを防止する
ことができる。
【0052】つづいて、本発明の第3の実施例を図7に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0053】図7において、シートカセット1のカセッ
ト本体6は、その底部の両端部から側方に突出させた部
分が装置本体2の支持部材2d,2dにそれぞれ載置さ
れることによって支持されている。カセット本体6は、
その一方の側板6dを圧縮バネ7で付勢し、他方の側板
6eを装置本体2と一体のリブ2eに当接させることに
よって、シート幅方向(図7の左右方向)の位置決めが
なされている。
ト本体6は、その底部の両端部から側方に突出させた部
分が装置本体2の支持部材2d,2dにそれぞれ載置さ
れることによって支持されている。カセット本体6は、
その一方の側板6dを圧縮バネ7で付勢し、他方の側板
6eを装置本体2と一体のリブ2eに当接させることに
よって、シート幅方向(図7の左右方向)の位置決めが
なされている。
【0054】カセット本体6内のシートPは、前記第1
の実施例と同様に、前部側を中板16に積載されて、加
圧バネ15により給送ローラ11に加圧されており、さ
らに、第1の実施例と同様のシート位置決め部材10、
シートPをシート位置決め部材10に押圧するシート押
えバネ9、及びこれを支持する補助位置決め部材5等に
より、シート幅方向の位置決めがなされている。シート
位置決め部材10は、第1の実施例の場合と同様に、カ
セット本体6の撓みによる傾きを補正するように反対側
に予め傾斜されており、これにより、シートPの満載時
から最後の一枚までを位置ずれすることなく給送するこ
とができる。
の実施例と同様に、前部側を中板16に積載されて、加
圧バネ15により給送ローラ11に加圧されており、さ
らに、第1の実施例と同様のシート位置決め部材10、
シートPをシート位置決め部材10に押圧するシート押
えバネ9、及びこれを支持する補助位置決め部材5等に
より、シート幅方向の位置決めがなされている。シート
位置決め部材10は、第1の実施例の場合と同様に、カ
セット本体6の撓みによる傾きを補正するように反対側
に予め傾斜されており、これにより、シートPの満載時
から最後の一枚までを位置ずれすることなく給送するこ
とができる。
【0055】この構成により、装置本体2へのシートカ
セット1の装着操作上のばらつきによるシートカセット
1のシート幅方向への位置ずれ、及びシート位置決め部
材10の満載時における倒れによるシートPのシート幅
方向への位置ずれを同時に解消することができる。
セット1の装着操作上のばらつきによるシートカセット
1のシート幅方向への位置ずれ、及びシート位置決め部
材10の満載時における倒れによるシートPのシート幅
方向への位置ずれを同時に解消することができる。
【0056】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、トレイ上に積載されたシートを送り出す形式のシ
ート給送装置において、トレイ上に積載されるシートの
幅方向の位置決めを行うシート位置決め部材に本発明を
適用してもよい。この場合、シートを積載したときのト
レイの撓みを見込んでシート位置決め部材をあらかじめ
反対方向に傾斜させておいて、シートが積載されたとき
にシートを正規の位置に位置決めするために垂直状態に
移動するようにする。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、トレイ上に積載されたシートを送り出す形式のシ
ート給送装置において、トレイ上に積載されるシートの
幅方向の位置決めを行うシート位置決め部材に本発明を
適用してもよい。この場合、シートを積載したときのト
レイの撓みを見込んでシート位置決め部材をあらかじめ
反対方向に傾斜させておいて、シートが積載されたとき
にシートを正規の位置に位置決めするために垂直状態に
移動するようにする。
【0057】また、本実施例では、画像形成装置にシー
トを供給するためのシート給送装置に本発明を適用した
例を示したが、シートに形成された画像を読み取るため
の画像読み取り装置や、複写機等の画像読み取り部に、
画像が形成されたシートを供給するためのシート給送装
置に本発明を適用してもよい。
トを供給するためのシート給送装置に本発明を適用した
例を示したが、シートに形成された画像を読み取るため
の画像読み取り装置や、複写機等の画像読み取り部に、
画像が形成されたシートを供給するためのシート給送装
置に本発明を適用してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
シートを収納したときのシート収納手段の撓みを見込ん
であらかじめシート位置決め部材を反対側に傾斜させて
おくことによって、シートを収納したときにシート位置
決め部材が正規の位置となり、シートを正確に位置決め
することができる。これによって、シートの斜行や幅方
向のずれ等を起こすことなく良好な給送が行える。
シートを収納したときのシート収納手段の撓みを見込ん
であらかじめシート位置決め部材を反対側に傾斜させて
おくことによって、シートを収納したときにシート位置
決め部材が正規の位置となり、シートを正確に位置決め
することができる。これによって、シートの斜行や幅方
向のずれ等を起こすことなく良好な給送が行える。
【0059】また、シート収納手段の撓みを防止するこ
となく簡単な構造でシートの正確な位置決めが行えるた
め、撓みの防止のためにシート収納手段の強度を高める
等の対策が必要なくなり、取り扱い性が良好で且つ安価
なシート給送装置を提供することができる。
となく簡単な構造でシートの正確な位置決めが行えるた
め、撓みの防止のためにシート収納手段の強度を高める
等の対策が必要なくなり、取り扱い性が良好で且つ安価
なシート給送装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例のシート給送装置を示す
縦断面図
縦断面図
【図2】図1に示したシート給送装置を備えたレーザー
ビームプリンタの縦断面図
ビームプリンタの縦断面図
【図3】図1に示したシート給送装置においてシートの
非積載時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
非積載時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
【図4】図1に示したシート給送装置においてシートの
満載時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
満載時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
【図5】図1に示したシート給送装置において中板とシ
ート位置決め部材の配置関係を示す図
ート位置決め部材の配置関係を示す図
【図6】本発明の第2の実施例のシート給送装置を示す
要部縦断面図
要部縦断面図
【図7】本発明の第3の実施例のシート給送装置を示す
縦断面図
縦断面図
【図8】従来のシート給送装置の一例を示す縦断面図
【図9】従来のシート給送装置でシート満載時の撓み角
を算出するための形状モデルを示す図
を算出するための形状モデルを示す図
【図10】図9のX−X線断面図
【図11】従来のシート給送装置においてシートの非積
載時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
載時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
【図12】従来のシート給送装置においてシートの満載
時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
時のシート位置決め部材の状態を示す簡略図
1 シートカセット(シート収納手段) 2 給送装置本体 6 カセット本体(収納部本体) 9 シート押圧部材 10,10a シート位置決め部材 11 給送ローラ(給送手段) 15 加圧バネ(付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東間 昭弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 山縣 正典 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 早川 保芳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 浅野 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のシートを収納するシート収納手段
と、 前記シート収納手段に設けられ、収納されたシートの側
端部に当接してシートの幅方向の位置決めをするシート
位置決め部材と、 前記シート位置決め部材により位置決めされたシートを
送り出す給送手段と、を備えてなるシート給送装置にお
いて、 前記シート位置決め部材を、収納したシートの重量によ
り前記シート収納手段が撓むことにより生じる該シート
位置決め手段の傾斜方向と逆方向に所定角度であらかじ
め傾斜させておくことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記シート収納手段は、収納部本体の両
側部に設けた係合部を給送装置本体に設けた支持部に係
合させて該給送装置本体に着脱自在に装着されてなる請
求項1に記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記シート収納手段がシートを最大量積
載したときに、前記シート位置決め部材が垂直となるよ
うに前記シート位置決め部材をあらかじめ所定の角度で
傾斜させてなる請求項2に記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記シート位置決め部材は、シートの一
側端部側に設けられ、シート押圧部材によって押圧され
たシートの端部を押えて位置決めをしてなる請求項3に
記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 前記シート収納手段は、シートを積載支
持する揺動自在な中板と、前記中板を給送装置本体に設
けた給送手段に向けて付勢する付勢手段とを備え、前記
シート位置決め部材は前記収納部本体に固定されて前記
中板に積載支持されているシートの位置決めを行ってな
る請求項4に記載のシート給送装置。 - 【請求項6】 前記シート位置決め部材は前記中板の揺
動支点よりもシートの給送方向に関して後方まで延びる
ように配置されてなる請求項5に記載のシート給送装
置。 - 【請求項7】 前記シート収納手段の前記給送装置本体
への装着方向と逆方向に前記シート収納手段に収納され
ているシートを送り出してなる請求項6に記載のシート
給送装置。 - 【請求項8】 複数のシートを収納するシート収納手段
と、 前記シート収納手段に設けられ、収納されたシートの側
端部に当接してシートの幅方向の位置決めをするシート
位置決め部材と、 前記シート位置決め部材により位置決めされたシートを
送り出す給送手段と、 前記給送手段により送り出されたシートに画像を形成す
る画像形成手段と、を備えてなる画像形成装置におい
て、 前記シート位置決め部材を、収納したシートの重量によ
り前記シート収納手段が撓むことにより生じる該シート
位置決め手段の傾斜方向と逆方向に所定角度であらかじ
め傾斜させておくことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188437A JPH06127706A (ja) | 1992-08-31 | 1993-07-29 | シート給送装置及び画像形成装置 |
US08/111,869 US5348284A (en) | 1992-08-31 | 1993-08-26 | Sheet supply apparatus |
DE69311232T DE69311232T2 (de) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Blattzuführvorrichtung |
EP93113843A EP0585856B1 (en) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Sheet supply apparatus |
ES93113843T ES2104012T3 (es) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Aparato para la alimentacion de hojas. |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-255468 | 1992-08-31 | ||
JP25546892 | 1992-08-31 | ||
JP5188437A JPH06127706A (ja) | 1992-08-31 | 1993-07-29 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127706A true JPH06127706A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=26504924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5188437A Withdrawn JPH06127706A (ja) | 1992-08-31 | 1993-07-29 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5348284A (ja) |
EP (1) | EP0585856B1 (ja) |
JP (1) | JPH06127706A (ja) |
DE (1) | DE69311232T2 (ja) |
ES (1) | ES2104012T3 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5593152A (en) * | 1995-03-02 | 1997-01-14 | Eastman Kodak Company | Sheet media supply tray orients sheets to registration posts in imaging apparatus |
US6206369B1 (en) | 1996-03-29 | 2001-03-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Sorter |
US5927680A (en) * | 1997-07-01 | 1999-07-27 | Mcdonnell Douglas Corporation | Rate gyro isolation assembly |
JP3486545B2 (ja) * | 1997-11-27 | 2004-01-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US6055407A (en) * | 1998-03-10 | 2000-04-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding device and image forming apparatus having the sheet feeding device |
JP2000072323A (ja) | 1998-09-01 | 2000-03-07 | Canon Inc | 搬送路切替手段を備えるシート材搬送装置及びソータ |
US6139008A (en) * | 1998-11-17 | 2000-10-31 | Olympus America, Inc. | Curl eliminator for eliminating a curl from paper to be printed by a printer |
US6382616B1 (en) | 1999-01-19 | 2002-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Aligning device for sheet finisher |
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