JP2994783B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2994783B2
JP2994783B2 JP3090753A JP9075391A JP2994783B2 JP 2994783 B2 JP2994783 B2 JP 2994783B2 JP 3090753 A JP3090753 A JP 3090753A JP 9075391 A JP9075391 A JP 9075391A JP 2994783 B2 JP2994783 B2 JP 2994783B2
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直樹 浅野
豊 菊地
均 石浜
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる容量のシート材
収納装置(以下、カセットと称す。)が装着可能な画像
形成装置のカセット装着部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザービームプリンタ
等のシート材に画像処理を行なう装置に於いて、ユーザ
ーによっては大量のシート材を利用するため、ユーザー
の要求に対応すべく装置本体に補助脚を取り付けて多容
量のシート材収納装置を利用できるようにしていた。
【0003】例えば、第5図に示すように装置本体1は
自身ではその底部に容量200枚のカセット2を装着す
ることができ、装置本体1の200枚カセット2の装着
部の底面3に補助脚4を取り付けることによって容量5
00枚程度の多容量カセット5を装着することができる
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
従来に於いては多容量カセット5を装着する場合に、第
6図に示すように、容量上限程度のシート材を積載して
装着すると、収納されるシート材が重いことと図示のご
とくシート材の荷重が加わるカセットの底面6からカセ
ットを支持する支持部7までの長さが長いために矢印a
方向にカセット自身がたわんでしまうといった問題があ
った。
【0005】このたわみ変形は特に反シート材給送側に
於いて顕著であり、これはシート材給送側に装着されて
いるシート材給送を行なう種々の部材により補強されて
いるのに比べ反シート材給送側はそのような部材がなく
弱かったためである。 また、200枚カセット2の場
合には収納されるシート材の重さも比較的軽く、上記長
さも短いのでこのようなたわみ変形が発生するまでには
至らなかった。
【0006】そして、このたわみ変形により多容量カセ
ット5の支持部7と摺動部8の摺動抵抗増大によるカセ
ット脱着難、シート材の給送不良、シート材に記録され
る画像の位置精度不良、等の諸問題が発生していた。
【0007】本発明は、多容量のカセットの装置本体に
装着時のたわみをおさえて上記諸問題を解決することを
目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は、給送される
シート材に画像形成処理を行なう装置本体と、前記シー
ト材を収納して前記装置本体の下側に装着可能なシート
材収納装置と、を備え、前記シート材収納装置の両側部
に設けた支持部を前記装置本体が支持することによって
シート材収納装置を装着するように構成した画像形成装
置において、前記装置本体の下側に、底部と側部とを有
する補助脚を取り付けることにより、多容量のシート材
収納装置が装着できるように構成し、前記補助脚の底部
上面に、前記多容量のシート材収納装置の底面を支持す
るためのリブを設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、多容量のシート材収納装置
を装置本体に装着したときに、多容量のシート材収納装
置の底面を補助脚に設けたリブで支持することによっ
て、たわみ変形をおさえることができる。
【0010】
【実施例】第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は補助脚の斜視図、第2図は画像形成装置本
体に補助脚と500枚カセットとを装着した時の側方向
断面図である。
【0011】第1図に於いて、500枚カセット(多容
量のシート材収納装置)5の装着のための補助脚4は、
底部9、上部に画像形成装置本体が積載される側部1
0、等からなり、底部9の上面にはリブ11が2ヵ所設
けられている。500枚カセット5は従来と同様で不図
示の底面、シート材給送部材等からなる。500枚カセ
ットの装着方向は矢印b方向であって補助脚4のリブ1
1は500枚カセット5の装着完了時に第2図に示すよ
うに500枚カセット5の反シート材給送側の底面と接
するようになっている。
【0012】リブ11はカセット進入側が図示のごとく
滑らかになっており、500枚カセット5の底面にたわ
みが形成されていても500枚カセット5がスムーズに
装着できるようになっている。
【0013】よって本実施例により、500枚カセット
5のシート材満載装着時に於けるカセットのたわみ変形
をおさえることができる。
【0014】[他の実施例] 第3図及び第4図は本発明の第2実施例を示し、第3図
は補助脚の詳細図、第4図は多容量カセットを支持する
リブの詳細図である。
【0015】本実施例の画像形成装置に於いては1種類
の補助脚を装着することにより複数の多容量カセットを
装着することができる。これは第1実施例と同様に20
0枚カセットが収納可能な画像形成装置に補助脚を装着
して500枚カセットの装着と、加えて同一の補助脚で
更に多容量の700枚カセットの装着が可能になる構成
である。
【0016】第3図に於いて、多容量カセット装着のた
めの補助脚4は第1実施例と同様、底部9、上部に画像
形成装置本体が積載される側部10、等からなり、底部
9の上面にはリブ11’が2ヵ所設けられている。
【0017】多容量カセットの装着方向は矢印b方向で
あって、補助脚のリブ11’は逆T字形状をしており第
4図に示すように500枚カセットの装着完了時にはリ
ブ面11−1がカセット底面と接する。また700枚カ
セットの装着時にはリブ面11−2がカセット底面と接
する。リブ面11−2と接することによりリブ面11−
1より接触面積が増すのでより重い700枚カセットの
支持を行える。これら接するカセット底面はいづれも反
シート材給送側である。
【0018】500枚カセットの底面は第4図のごとく
リブを逃げるよう2ヵ所に逃げ6−1が設けられてその
うち1ヵ所はその逃げ幅がリブの突起11−3の幅と略
同一になっている。これによりカセット左右方向の位置
決めも行なうことができるようになっている。またこの
逃げ6−1とリブ突起11−3はカセットの装着を妨げ
ないようそれぞれにテーパがつけられカセットの装着時
にお互いをよび込むようになっている。
【0019】そして、リブ11’はカセット進入側が滑
らかなテーパがついており、カセットの底面がたわみ変
形していてもカセットがスムーズに装着できるようにな
っているのは第1実施例と同じである。
【0020】よって本実施例により、500枚カセット
と700枚カセットといった複数の多容量カセットに対
してもそれぞれのシート材満載装着時に於けるカセット
のたわみ変形を効果的におさえることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
容量のシート材収納装置を装着するための補助脚の底部
上面にシート材収納装置の底面を支持するリブを設けた
ことにより、多容量のシート材収納装置のシート材満載
装着時のたわみ変形をおさえることができ、シート材収
納装置の装着時の抵抗増大による装着難、シート材の給
送不良、シート材に記録される画像の位置精度不良等の
諸問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の補助脚の斜視図、
【図2】本発明の第1実施例の画像形成装置本体に補助
脚と500枚カセットとを装着した時の側方向断面図、
【図3】本発明の第2実施例の補助脚の斜視図、
【図4】本発明の第2実施例のリブの詳細図、
【図5】従来の画像形成装置の多容量カセットの装着を
説明する図、
【図6】多容量カセットの変形を説明する図、である。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 200枚カセット 3 画像形成装置における200枚カセットの装着部の
底部 4 補助脚 5 500枚カセット 6−1 補助脚に設けたリブに対する逃げ 7 カセットの支持部 8 カセットの支持部と補助脚との摺動部 9 補助脚の底部 10 補助脚の側部 11,11’ リブ 11−1,11−2 リブ面 11−3 リブ突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送されるシート材に画像形成処理を行
    なう装置本体と、前記シート材を収納して前記装置本体
    の下側に装着可能なシート材収納装置と、を備え、前記
    シート材収納装置の両側部に設けた支持部を前記装置本
    体が支持することによってシート材収納装置を装着する
    ように構成した画像形成装置において、 前記装置本体の下側に、底部と側部とを有する補助脚を
    取り付けることにより、多容量のシート材収納装置が装
    着できるように構成し、 前記補助脚の底部上面に、前記多容量のシート材収納装
    置の底面を支持するためのリブを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記多容量のシート材収納装置は、前記
    補助脚の底部上面に沿って装着され、前記リブにおける
    前記シート材収納装置の装着側にテーパが形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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