JP3320797B2 - 自動用紙送給装置 - Google Patents
自動用紙送給装置Info
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- JP3320797B2 JP3320797B2 JP28966192A JP28966192A JP3320797B2 JP 3320797 B2 JP3320797 B2 JP 3320797B2 JP 28966192 A JP28966192 A JP 28966192A JP 28966192 A JP28966192 A JP 28966192A JP 3320797 B2 JP3320797 B2 JP 3320797B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、複写
機などに利用し、複数回使用可能な分離パッドの一部の
ゴム部分が摩耗、劣化した場合に、正常な分離パッドの
ゴム部分に配置し直す自動用紙送給装置に関する。
機などに利用し、複数回使用可能な分離パッドの一部の
ゴム部分が摩耗、劣化した場合に、正常な分離パッドの
ゴム部分に配置し直す自動用紙送給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のレーザプリンタ、複写機に利用さ
れる自動用紙送給装置として、実開平４−１６７４８号
公報に開示される「給紙装置」を挙げることが出来る。
この「給紙装置」は、給紙台に載置された用紙束の上か
ら順次送り出される用紙を、給紙方向に回転する給紙ロ
ーラと、用紙通路を挟んで配置されたフリクションパッ
ドとの協動によって重送を阻止している。
れる自動用紙送給装置として、実開平４−１６７４８号
公報に開示される「給紙装置」を挙げることが出来る。
この「給紙装置」は、給紙台に載置された用紙束の上か
ら順次送り出される用紙を、給紙方向に回転する給紙ロ
ーラと、用紙通路を挟んで配置されたフリクションパッ
ドとの協動によって重送を阻止している。
【０００３】このためフリクションパッドを複数個取り
付けたパッド取り付け部材と、各フリクションパッドが
給紙ローラに対向する位置に向くように、パッド取り付
け部材が着脱可能に装着されるパッド支持台とを有して
いる。
付けたパッド取り付け部材と、各フリクションパッドが
給紙ローラに対向する位置に向くように、パッド取り付
け部材が着脱可能に装着されるパッド支持台とを有して
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例の自
動用紙送給装置のパッド取り付け部材である分離ユニッ
ト部分では、フリクションパッド（分離パッド）の用紙
と接するゴム部材を複数個設け、ゴム部材が劣化した際
に、他のゴム部材部分を用紙に接する位置に入れ換えて
いる。この場合、ゴム部材の全部が劣化し、フリクショ
ンパッドごと交換をする際にねじ止めされた分離ユニッ
ト部分を装置から取り外すためにドライバが必要であ
り、装置利用者が容易に交換できない。さらに、交換す
る他のフリクションパッドが必要となるためサービスマ
ンの来訪を依頼するなどの業務が面倒であった。
動用紙送給装置のパッド取り付け部材である分離ユニッ
ト部分では、フリクションパッド（分離パッド）の用紙
と接するゴム部材を複数個設け、ゴム部材が劣化した際
に、他のゴム部材部分を用紙に接する位置に入れ換えて
いる。この場合、ゴム部材の全部が劣化し、フリクショ
ンパッドごと交換をする際にねじ止めされた分離ユニッ
ト部分を装置から取り外すためにドライバが必要であ
り、装置利用者が容易に交換できない。さらに、交換す
る他のフリクションパッドが必要となるためサービスマ
ンの来訪を依頼するなどの業務が面倒であった。
【０００５】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、複数回が使用可能な分離パ
ッドの一部のゴム部分が摩耗、劣化した場合に、正常な
分離パッドのゴム部分を、専門家に依頼することなくオ
ペレータが容易に配置し直すことが出来る自動用紙送給
装置の提供を目的とする。
欠点を解決するものであり、複数回が使用可能な分離パ
ッドの一部のゴム部分が摩耗、劣化した場合に、正常な
分離パッドのゴム部分を、専門家に依頼することなくオ
ペレータが容易に配置し直すことが出来る自動用紙送給
装置の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、配置した複数枚の用紙を同時に搬送する
ピックアップコロと、複数枚の用紙の最上用紙に当接し
てピックアップコロ方向に加圧する加圧板と、ピックア
ップコロで搬送された用紙を搬送するフィードコロに当
接し、搬送された複数枚の用紙を一枚づつ分離して送り
だす分離パッド部とを備える自動用紙送給装置におい
て、分離パッド部は、両側に突起が設けられた多角柱状
の分離パッドゴム支え部と、分離パッドゴム支え部の外
側に巻かれるゴムシートと、ゴムシートが巻かれた分離
パッドゴム支え部の両側の突起が両端部の切り込み部位
に嵌め込まれて、分離パッドゴム支え部が内部に配置さ
れるハウジング部材とを有し、ゴムシートが摩耗、劣化
した際にゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部を
ハウジング部材から取り出し、未使用のゴムシートの面
をフィードコロと当接するように配置し直す構成として
いる。
に、本発明は、配置した複数枚の用紙を同時に搬送する
ピックアップコロと、複数枚の用紙の最上用紙に当接し
てピックアップコロ方向に加圧する加圧板と、ピックア
ップコロで搬送された用紙を搬送するフィードコロに当
接し、搬送された複数枚の用紙を一枚づつ分離して送り
だす分離パッド部とを備える自動用紙送給装置におい
て、分離パッド部は、両側に突起が設けられた多角柱状
の分離パッドゴム支え部と、分離パッドゴム支え部の外
側に巻かれるゴムシートと、ゴムシートが巻かれた分離
パッドゴム支え部の両側の突起が両端部の切り込み部位
に嵌め込まれて、分離パッドゴム支え部が内部に配置さ
れるハウジング部材とを有し、ゴムシートが摩耗、劣化
した際にゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部を
ハウジング部材から取り出し、未使用のゴムシートの面
をフィードコロと当接するように配置し直す構成として
いる。
【０００７】また分離パッド部は、中央部から外側方向
に突起が設けられた三角板を両側に有する三角柱状の分
離パッドゴム支え部と、二枚の三角板の三つの端部間を
連接する三本の丸棒を備えるとともに、少なくとも三本
の丸棒中の一本の丸棒が三角板の端部から移動できるよ
うに、二枚の三角板に三角板の端部と他の部位に窪みが
形成されるとともに、三本の丸棒の外側に巻いたゴムシ
ートと、ゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部の
両側の突起が両端部の切り込み部位に嵌め込まれて、分
離パッドゴム支え部が内部に配置されるハウジング部材
とを備える構成としている。
に突起が設けられた三角板を両側に有する三角柱状の分
離パッドゴム支え部と、二枚の三角板の三つの端部間を
連接する三本の丸棒を備えるとともに、少なくとも三本
の丸棒中の一本の丸棒が三角板の端部から移動できるよ
うに、二枚の三角板に三角板の端部と他の部位に窪みが
形成されるとともに、三本の丸棒の外側に巻いたゴムシ
ートと、ゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部の
両側の突起が両端部の切り込み部位に嵌め込まれて、分
離パッドゴム支え部が内部に配置されるハウジング部材
とを備える構成としている。
【０００８】
【０００９】
【作用】このような構成の本発明の自動用紙送給装置で
は、ゴムシートが摩耗、劣化した際にゴムシートが巻か
れた分離パッドゴム支え部をハウジング部材から取り出
し、未使用のゴムシートの面をフィードコロと当接する
ように配置し直しているので、複数回が使用可能な分離
パッドの一部のゴム部分が摩耗、劣化した場合に、正常
な分離パッドのゴム部分を、専門家に依頼することなく
オペレータが容易に配置し直すことが出来る。
は、ゴムシートが摩耗、劣化した際にゴムシートが巻か
れた分離パッドゴム支え部をハウジング部材から取り出
し、未使用のゴムシートの面をフィードコロと当接する
ように配置し直しているので、複数回が使用可能な分離
パッドの一部のゴム部分が摩耗、劣化した場合に、正常
な分離パッドのゴム部分を、専門家に依頼することなく
オペレータが容易に配置し直すことが出来る。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の自動用紙送給装置の実施例を
図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の自動用
紙送給装置の実施例における全体の概略構成を示す側面
図である。図１において、この自動用紙送給装置は、ピ
ックアップコロ１０と、このピックアップコロ１０に接
し、用紙束Ｍを加圧して搬送するための加圧板１２と、
ピックアップコロ１０と加圧板１２とによって搬送され
た用紙束Ｍを分離して一枚の用紙ごとに送出する分離パ
ッド部１４とを有している。
図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の自動用
紙送給装置の実施例における全体の概略構成を示す側面
図である。図１において、この自動用紙送給装置は、ピ
ックアップコロ１０と、このピックアップコロ１０に接
し、用紙束Ｍを加圧して搬送するための加圧板１２と、
ピックアップコロ１０と加圧板１２とによって搬送され
た用紙束Ｍを分離して一枚の用紙ごとに送出する分離パ
ッド部１４とを有している。
【００１１】さらにこの自動用紙送給装置は、分離パッ
ド部１４が方向Ｐで押圧されて接合するフィードコロ１
６と、加圧板１２と分離パッド部１４が配置され、軸１
８を支点として開閉し、開いた状態で以降で詳細に説明
する分離パッド部１４の処置作業を行うためのカバー２
０とを有している。
ド部１４が方向Ｐで押圧されて接合するフィードコロ１
６と、加圧板１２と分離パッド部１４が配置され、軸１
８を支点として開閉し、開いた状態で以降で詳細に説明
する分離パッド部１４の処置作業を行うためのカバー２
０とを有している。
【００１２】次に、分離パッド部１４を詳細に説明す
る。図２は、分離パッド部１４の詳細な構成を示す拡散
分解斜視図である。図３（ａ）は、分離パッド部１４を
組み立てた状態を示す側面図、図３（ｂ）は、分離パッ
ド部１４を組み立てた状態を示す背面図である。図４
（ａ）は、分離パッド部１４を組み立てた状態でカバー
２０に収納するために嵌め込まれるハウジング部材の側
面図、図４（ｂ）は、図４（ａ）に示すハウジング部材
の正面図である。
る。図２は、分離パッド部１４の詳細な構成を示す拡散
分解斜視図である。図３（ａ）は、分離パッド部１４を
組み立てた状態を示す側面図、図３（ｂ）は、分離パッ
ド部１４を組み立てた状態を示す背面図である。図４
（ａ）は、分離パッド部１４を組み立てた状態でカバー
２０に収納するために嵌め込まれるハウジング部材の側
面図、図４（ｂ）は、図４（ａ）に示すハウジング部材
の正面図である。
【００１３】図２、図３（ａ）、図３（ｂ）において、
この分離パッド部１４は、丸棒２４と、分離パッドゴム
支え部２６と、丸棒２４とともに分離パッドゴム支え部
２６に挿入して取り付ける筒状の分離パッドゴム２８と
を有している。
この分離パッド部１４は、丸棒２４と、分離パッドゴム
支え部２６と、丸棒２４とともに分離パッドゴム支え部
２６に挿入して取り付ける筒状の分離パッドゴム２８と
を有している。
【００１４】分離パッドゴム支え部２６は、両側に三角
板３０，３２が設けられ、この三角板３０，３２を丸棒
３４，３６で固定、保持している。三角板３０，３２に
は、分離パッドゴム２８を装着、固定し、かつ、取り外
す際に丸棒２４を固定し、また移動させるための二つず
つの窪み３０ａ，３０ｂ，３２ａ，３２ｂが形成されて
いる。
板３０，３２が設けられ、この三角板３０，３２を丸棒
３４，３６で固定、保持している。三角板３０，３２に
は、分離パッドゴム２８を装着、固定し、かつ、取り外
す際に丸棒２４を固定し、また移動させるための二つず
つの窪み３０ａ，３０ｂ，３２ａ，３２ｂが形成されて
いる。
【００１５】三角板３０，３２には、この全体を図１中
のカバー２０に設けられる図４に示すハウジング部材３
８に嵌め込むための突起３０ｃ，３２ｃが設けられてい
る。
のカバー２０に設けられる図４に示すハウジング部材３
８に嵌め込むための突起３０ｃ，３２ｃが設けられてい
る。
【００１６】分離パッド部１４は、図１に示すカバー２
０に配置されたハウジング部材３８内に嵌め込んで装備
される。このハウジング部材３８の両側には、分離パッ
ド部１４の三角板３０，３２に設けられた突起３０ｃ，
３２ｃが嵌め込まれる切り込み部３８ａ，３８ｂが形成
されている。
０に配置されたハウジング部材３８内に嵌め込んで装備
される。このハウジング部材３８の両側には、分離パッ
ド部１４の三角板３０，３２に設けられた突起３０ｃ，
３２ｃが嵌め込まれる切り込み部３８ａ，３８ｂが形成
されている。
【００１７】次に、この実施例の構成における動作、機
能について説明する。まず分離パッド部１４での分離パ
ッドゴム２８の着脱について説明する。図５（ａ）は、
この分離パッド部１４にあって、分離パッドゴム２８が
装着された状態を説明するための図である。図５（ｂ）
は、この分離パッド部１４にあって、分離パッドゴム２
８を取り外す状態を説明するための図である。
能について説明する。まず分離パッド部１４での分離パ
ッドゴム２８の着脱について説明する。図５（ａ）は、
この分離パッド部１４にあって、分離パッドゴム２８が
装着された状態を説明するための図である。図５（ｂ）
は、この分離パッド部１４にあって、分離パッドゴム２
８を取り外す状態を説明するための図である。
【００１８】図５（ａ）の状態は、丸棒２４が分離パッ
ドゴム支え部２６の三角板３２の窪み３２ａに嵌め込ま
れる。この後、丸棒２４、丸棒３４，３６を覆って分離
パッドゴム２８が被せられる。図５（ｂ）の状態は、分
離パッドゴム２８を取り外す場合であり、固定されてい
た丸棒２４を窪み３２ａから窪み３２ｂに移動させる。
この後、ゆるんだ分離パッドゴム２８取り出す。
ドゴム支え部２６の三角板３２の窪み３２ａに嵌め込ま
れる。この後、丸棒２４、丸棒３４，３６を覆って分離
パッドゴム２８が被せられる。図５（ｂ）の状態は、分
離パッドゴム２８を取り外す場合であり、固定されてい
た丸棒２４を窪み３２ａから窪み３２ｂに移動させる。
この後、ゆるんだ分離パッドゴム２８取り出す。
【００１９】次に、この分離パッド部１４をカバー２０
へ装着し、この装着後に取り外して分離パッドゴム２８
の未使用部分を利用する場合を説明する。図６は、この
分離パッド部１４をカバー２０への装着し、取り外す状
態の説明図である。カバー２０には、方向Ｐで押圧され
るハウジング部材３８が固定されている。このハウジン
グ部材３８に分離パッド部１４を嵌め込んでカバー２０
に装備される。すなわち、ハウジング部材３８の両側の
切り込み部３８ａ，３８ｂに分離パッド部１４の三角板
３０，３２に設けられた突起３０ｃ，３２ｃが嵌め込ま
れてハウジング部材３８内に分離パッド部１４が配置さ
れる。この後、分離パッド部１４を人の手で引き出すこ
とによって取り外される。
へ装着し、この装着後に取り外して分離パッドゴム２８
の未使用部分を利用する場合を説明する。図６は、この
分離パッド部１４をカバー２０への装着し、取り外す状
態の説明図である。カバー２０には、方向Ｐで押圧され
るハウジング部材３８が固定されている。このハウジン
グ部材３８に分離パッド部１４を嵌め込んでカバー２０
に装備される。すなわち、ハウジング部材３８の両側の
切り込み部３８ａ，３８ｂに分離パッド部１４の三角板
３０，３２に設けられた突起３０ｃ，３２ｃが嵌め込ま
れてハウジング部材３８内に分離パッド部１４が配置さ
れる。この後、分離パッド部１４を人の手で引き出すこ
とによって取り外される。
【００２０】この取り外した後、分離パッド部１４の分
離パッドゴム２８の、これまでにフィードコロ１６と接
合して劣化した面を避けて分離パッド部１４をハウジン
グ部材３８に装着する。すなわち、分離パッド部１４を
１２０度回転させて今までフィードコロ１６と接合して
いなかった分離パッドゴム２８の面がフィードコロ１６
と接合するように再度、分離パッド部１４をハウジング
部材３８に装着し直す。このように分離パッドゴム２８
がフィードコロ１６と接合し、このフィードコロ１６や
用紙束Ｍとの摩擦で劣化した際に、分離パッドゴム２８
の未使用面がフィードコロ１６と接合するように位置を
変えることが出来る。すなわち、分離パッドゴム２８が
三角形に形成されるため、三回使用できることになる。
離パッドゴム２８の、これまでにフィードコロ１６と接
合して劣化した面を避けて分離パッド部１４をハウジン
グ部材３８に装着する。すなわち、分離パッド部１４を
１２０度回転させて今までフィードコロ１６と接合して
いなかった分離パッドゴム２８の面がフィードコロ１６
と接合するように再度、分離パッド部１４をハウジング
部材３８に装着し直す。このように分離パッドゴム２８
がフィードコロ１６と接合し、このフィードコロ１６や
用紙束Ｍとの摩擦で劣化した際に、分離パッドゴム２８
の未使用面がフィードコロ１６と接合するように位置を
変えることが出来る。すなわち、分離パッドゴム２８が
三角形に形成されるため、三回使用できることになる。
【００２１】次に、他の実施例を説明する。この実施例
は、三角形の分離パッド部１４に対して、分離パッド部
を四角形で構成している。図７（ａ）は、この実施例の
分離パッド部を組み立てた状態を示す側面図、図７
（ｂ）は、この実施例の分離パッド部を組み立てた状態
を示す背面図である。図８（ａ）は、この実施例の分離
パッド部を組み立てた状態でカバー２０に収納するため
に嵌め込まれるハウジング部材の側面図、図８（ｂ）
は、ハウジング部材の正面図である。
は、三角形の分離パッド部１４に対して、分離パッド部
を四角形で構成している。図７（ａ）は、この実施例の
分離パッド部を組み立てた状態を示す側面図、図７
（ｂ）は、この実施例の分離パッド部を組み立てた状態
を示す背面図である。図８（ａ）は、この実施例の分離
パッド部を組み立てた状態でカバー２０に収納するため
に嵌め込まれるハウジング部材の側面図、図８（ｂ）
は、ハウジング部材の正面図である。
【００２２】図７（ａ）、図７（ｂ）において、この分
離パッド部４２は、移動可能な丸棒５４と、分離パッド
ゴム支え部４６と、丸棒４４とともに分離パッドゴム支
え部４６に挿入して取り付ける筒状の分離パッドゴム４
８とを有している。
離パッド部４２は、移動可能な丸棒５４と、分離パッド
ゴム支え部４６と、丸棒４４とともに分離パッドゴム支
え部４６に挿入して取り付ける筒状の分離パッドゴム４
８とを有している。
【００２３】分離パッドゴム支え部４６は、両側に四角
板５０，５２が設けられ、この四角板５０，５２を丸棒
５４，５６，５８で固定、保持している。四角板５０，
５２には、分離パッドゴム４８を装着、固定し、かつ、
取り外す際に丸棒４４を保持し、また移動させるための
二つずつの窪み（図中、５０ａのみを示す）が形成され
ている。
板５０，５２が設けられ、この四角板５０，５２を丸棒
５４，５６，５８で固定、保持している。四角板５０，
５２には、分離パッドゴム４８を装着、固定し、かつ、
取り外す際に丸棒４４を保持し、また移動させるための
二つずつの窪み（図中、５０ａのみを示す）が形成され
ている。
【００２４】四角板５０，５２には、図１中のカバー２
０に設けられる図８（ａ）（ｂ）に示すハウジング部材
６８に、分離パッド部４２を嵌め込むための突起５０
ｃ，５２ｃが設けられている。この分離パッド部４２
は、図１に示すカバー２０に配置されたハウジング部材
６８に嵌め込んでカバー２０内に装備される。
０に設けられる図８（ａ）（ｂ）に示すハウジング部材
６８に、分離パッド部４２を嵌め込むための突起５０
ｃ，５２ｃが設けられている。この分離パッド部４２
は、図１に示すカバー２０に配置されたハウジング部材
６８に嵌め込んでカバー２０内に装備される。
【００２５】このハウジング部材６８の両側には、分離
パッド部４２の四角板５０，５２に設けられた突起５０
ｃ，５２ｃが嵌め込まれる切り込み部６８ａ，６８ｂが
形成されている。
パッド部４２の四角板５０，５２に設けられた突起５０
ｃ，５２ｃが嵌め込まれる切り込み部６８ａ，６８ｂが
形成されている。
【００２６】この分離パッド部４２は、先で説明した三
角形の分離パッド部１４と同様にしてカバー２０に取り
付けて使用する。この場合、分離パッドゴム４８がフィ
ードコロ１６と接合し、このフィードコロ１６や用紙束
Ｍとの摩擦で劣化した際に分離パッドゴム４８の位置を
変えることが出来る。すなわち、分離パッドゴム４８が
四角形に形成されるため、四回、その位置を９０度回転
して分離パッドゴム４８の未使用部分とフィードコロ１
６とを接合できる。
角形の分離パッド部１４と同様にしてカバー２０に取り
付けて使用する。この場合、分離パッドゴム４８がフィ
ードコロ１６と接合し、このフィードコロ１６や用紙束
Ｍとの摩擦で劣化した際に分離パッドゴム４８の位置を
変えることが出来る。すなわち、分離パッドゴム４８が
四角形に形成されるため、四回、その位置を９０度回転
して分離パッドゴム４８の未使用部分とフィードコロ１
６とを接合できる。
【００２７】なお、この実施例の四角形の分離パッド部
４２と同様にして、４以上の多角形の分離パッド部を構
成することが出来る。この４以上の多角形も、三角形の
分離パッド部１４、四角形の分離パッド部４２と同様の
作用効果が得られる。
４２と同様にして、４以上の多角形の分離パッド部を構
成することが出来る。この４以上の多角形も、三角形の
分離パッド部１４、四角形の分離パッド部４２と同様の
作用効果が得られる。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の自動用紙送給装置は、ゴムシートが摩耗、劣化した際
にゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部をハウジ
ング部材から取り出し、未使用のゴムシートの面をフィ
ードコロと当接するように配置し直しているため、複数
回が使用可能な分離パッドの一部のゴム部分が摩耗、劣
化した場合に、正常な分離パッドのゴム部分を、専門家
に依頼することなくオペレータが容易に配置し直すこと
が出来るという効果を有する。
の自動用紙送給装置は、ゴムシートが摩耗、劣化した際
にゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部をハウジ
ング部材から取り出し、未使用のゴムシートの面をフィ
ードコロと当接するように配置し直しているため、複数
回が使用可能な分離パッドの一部のゴム部分が摩耗、劣
化した場合に、正常な分離パッドのゴム部分を、専門家
に依頼することなくオペレータが容易に配置し直すこと
が出来るという効果を有する。
【図１】本発明の自動用紙送給装置の実施例における全
体の概略構成を示す側面図である。
体の概略構成を示す側面図である。
【図２】図１に示す分離パッド部の詳細な構成を示す拡
散分解斜視図である。
散分解斜視図である。
【図３】（ａ）は、図２に示す分離パッド部を組み立て
た状態を示す側面図である。（ｂ）は、図２に示す分離
パッド部を組み立てた状態を示す背面図である。
た状態を示す側面図である。（ｂ）は、図２に示す分離
パッド部を組み立てた状態を示す背面図である。
【図４】（ａ）は、実施例におけるハウジング部材の側
面図である。（ｂ）は、ハウジング部材の正面図であ
る。
面図である。（ｂ）は、ハウジング部材の正面図であ
る。
【図５】（ａ）は、実施例における分離パッドゴムが装
着された状態の説明図である。（ｂ）は、実施例におけ
る分離パッドゴムを取り外した状態の説明図である。
着された状態の説明図である。（ｂ）は、実施例におけ
る分離パッドゴムを取り外した状態の説明図である。
【図６】実施例における分離パッド部をカバーに装着
し、又は取り外す状態の説明図である。
し、又は取り外す状態の説明図である。
【図７】（ａ）は、他の実施例の分離パッド部を組み立
てた状態を示す側面図である。（ｂ）は、他の実施例の
分離パッド部を組み立てた状態を示す背面図である。
てた状態を示す側面図である。（ｂ）は、他の実施例の
分離パッド部を組み立てた状態を示す背面図である。
【図８】（ａ）は、他の実施例におけるハウジング部材
の側面図である。（ｂ）は、ハウジング部材の正面図で
ある。
の側面図である。（ｂ）は、ハウジング部材の正面図で
ある。
１０ ピックアップコロ １２ 加圧板 １４ 分離パッド部 １６ フィードコロ １８ 軸 ２０ カバー ２４ 丸棒 ２６ 分離パッドゴム支え部 ２８ 分離パッドゴム ３０，３２ 三角板 ３４，３６ 丸棒 ３０ａ，３０ｂ，３２ａ，３２ｂ 窪み ３８ ハウジング部材 ３０ｃ，３２ｃ 突起 ３８ａ，３８ｂ 切り込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 3/52 B65H 3/46
Claims (2)
- 【請求項１】 配置した複数枚の用紙を同時に搬送する
ピックアップコロと、上記複数枚の用紙の最上用紙に当
接して上記ピックアップコロ方向に加圧する加圧板と、
上記ピックアップコロで搬送された上記用紙を搬送する
フィードコロに当接し、搬送された複数枚の用紙を一枚
づつ分離して送りだす分離パッド部とを備える自動用紙
送給装置において、上記分離パッド部は、両側に突起が
設けられた多角柱状の分離パッドゴム支え部と、上記分
離パッドゴム支え部の外側に巻かれるゴムシートと、上
記ゴムシートが巻かれた分離パッドゴム支え部の両側の
突起が両端部の切り込み部位に嵌め込まれて、分離パッ
ドゴム支え部が内部に配置されるハウジング部材とを有
し、上記ゴムシートが摩耗、劣化した際に上記ゴムシー
トが巻かれた分離パッドゴム支え部をハウジング部材か
ら取り出し、未使用のゴムシートの面を上記フィードコ
ロと当接するように配置し直すことを特徴とする自動用
紙送給装置。 - 【請求項２】 上記分離パッド部は、中央部から外側方
向に突起が設けられた三角板を両側に有する三角柱状の
分離パッドゴム支え部と、上記二枚の三角板の三つの端
部間を連接する三本の丸棒を備えるとともに、少なくと
も上記三本の丸棒中の一本の丸棒が三角板の端部から移
動できるように、二枚の三角板に三角板の端部と他の部
位に窪みが形成されるとともに、上記三本の丸棒の外側
に巻いたゴムシートと、上記ゴムシートが巻かれた分離
パッドゴム支え部の両側の突起が両端部の切り込み部位
に嵌め込まれて、分離パッドゴム支え部が内部に配置さ
れるハウジング部材とを備えることを特徴とする請求項
１記載の自動用紙送給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28966192A JP3320797B2 (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 自動用紙送給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28966192A JP3320797B2 (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 自動用紙送給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115740A JPH06115740A (ja) | 1994-04-26 |
| JP3320797B2 true JP3320797B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=17746122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28966192A Expired - Fee Related JP3320797B2 (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 自動用紙送給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3320797B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4165450B2 (ja) | 2004-05-14 | 2008-10-15 | ブラザー工業株式会社 | 給紙装置およびプログラム |
| JP2021143029A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 株式会社リコー | シート材供給装置、及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-03 JP JP28966192A patent/JP3320797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06115740A (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |