JPH06312842A - 用紙カセット - Google Patents

用紙カセット

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JPH06312842A
JPH06312842A JP12792393A JP12792393A JPH06312842A JP H06312842 A JPH06312842 A JP H06312842A JP 12792393 A JP12792393 A JP 12792393A JP 12792393 A JP12792393 A JP 12792393A JP H06312842 A JPH06312842 A JP H06312842A
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guide plate
cassette
plate
paper
paper cassette
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Yukihide Teranishi
幸秀 寺西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚紙などの複写媒体を手差し供給することが
できる用紙カセットを提供すること。 【構成】 分離爪11を備えたカセット本体10と、こ
のカセット本体10内に配置されたソフトプレート12
と、前記分離爪11を覆う形状を備えたマニュアルガイ
ドプレート24とにより用紙カセットが構成されてい
る。マニュアルガイドプレート24には突起26が設け
られており、この突起26は、ソフトプレート12に設
けられた穴25に係合可能になっている。マニュアルガ
イドプレート24を装着した状態では、分離爪11はマ
ニュアルガイドプレート24によって覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの用紙カセッ
トに関し、特に、爪分離方式の用紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、爪分離方式の用紙カセットは、
例えば、図5に示されるように、上面側が開放されたカ
セット本体10と、このカセット本体10の一端側、す
なわち給紙方向側に配置された一対の分離爪11と、カ
セット本体10内に配置されて上面側が用紙積載面とさ
れたソフトプレート12とにより構成されている。
【0003】ソフトプレート12は、反給紙方向側の端
部がピン13でカセット本体10に支持されており、他
端側が自由端として揺動可能に設けられている。このソ
フトプレート12とカセット本体10との間には、図示
省略したバネが介在されており、常時はソフトプレート
12の自由端側が分離爪11に向かって付勢されるよう
になっている。
【0004】ソフトプレート12上に積載される用紙
は、図示省略したピックアップローラによって一枚毎プ
リンタに供給されるが、特殊な複写媒体を用いて複写も
しくは印字等を行う場合を考慮して、手差し機構を設け
るという手法が従来より採用されている。この手差し機
構は、プリンタ装置に設ける構造が存在しているが、か
かる構造においては、装置コストの上昇を招来するとい
う不都合がある。そこで、用紙カセットに手差し機構を
適用してこの不都合を解消しようとする試みが提案され
ている。
【0005】手差し機構を爪分離方式の用紙カセットに
適用した従来例としては、図6及び図7に示される構成
が知られている(例えば、実開昭60−195840号
公報)。このものは、カセット本体10の上部に装着さ
れる蓋プレート15と、この蓋プレート15と連なる位
置において、ピン16を介してカセット本体10に支持
されたガイドプレート17とを備えている。
【0006】蓋プレート15は、カセット本体10に対
してスライドできるようになっており、図6に示される
位置においてはソフトプレート12上の用紙Pが給紙可
能とされる一方、蓋プレート15を図7に示される矢印
方向にスライドさせた状態においては、蓋プレート15
およびガイドプレート17上に置かれた複写もしくは印
字媒体P1、例えば、厚紙や布転写シートなどがプリン
タ装置側に供給できるようになっている。この際、ガイ
ドプレート17は、蓋プレート15側に段部17Aが形
成されており、この段部17Aに対する蓋プレート15
の端部15Aの係合位置が変えられることによって回動
可能とされている。なお、図6及び図7中、符号19
は、ソフトプレート12を分離爪11側に付勢するバネ
を示す。
【0007】このような爪分離方式の用紙カセットにお
ける手差し機構によれば、手差し給紙の際に、前述の複
写媒体P1が分離爪11に引っ掛かることなくスムース
に供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙カ
セットに手差し機構を設けるという従来構造において
は、ガイドプレート17と当該ガイドプレート17を回
動するためのピン16を設ける必要がある他、蓋プレー
ト15をスライドする機構も設けなければならず、構造
が複雑となり、コストアップをもたらすという不都合が
あった。また、蓋プレート15とガイドプレート17が
用紙カセットに自動給紙用の用紙Pをセットする際に妨
げとなり、セットしづらいという不都合もあった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合を改善
し、特に、プリンタ装置側に手差し機構を設けることな
く、簡易な構成によって特殊の複写媒体、例えば、厚紙
や布転写シートなどを1枚づつ供給することができ、か
つ、用紙カセットへの用紙の補給も極めて容易に行うこ
とができる用紙カセットを提供することを、その目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端側に分離
爪を備えたカセット本体と、このカセット本体内に配置
されるとともに、上面を用紙積載面とされたソフトプレ
ートを有する用紙カセットにおいて、前記分離爪を覆う
形状を備えたマニュアルガイドプレートを、前記ソフト
プレートに沿って着脱可能に設ける、という構成を採っ
ている。これによって前述の目的を達成しようとするも
のである。
【0011】また、本発明におけるマニュアルガイドプ
レートは、カセット本体側に対して係合手段を介して着
脱可能に設けることができ、この係合手段は、好ましく
は、マニュアルガイドプレートに設けられた突起と、前
記ソフトプレートに設けられた穴とにより構成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る用紙カセットについて、
その実施例を示した図面を参照しながら説明する。な
お、以下の説明において、前記従来例と同一もしくは同
等の構成部分については、同一符号を用いるものとし、
説明を省略もしくは簡略にする。
【0013】図1には、本実施例における用紙カセット
の一部を分解した斜視図が示されている。この図におい
て、カセット本体10にはソフトプレート12がピン1
3を介して揺動可能に取り付けられている。ソフトプレ
ート12は、図3に示されるように、カセット本体10
との間に設けられたバネ19で押し上げられ、常に分離
爪11に向かって付勢されるようになっている。また、
ソフトプレート12のピン13側には一対の穴25が設
けられている。
【0014】ソフトプレート12の上面側には、板状の
マニュアルガイドプレート24が装着されるようになっ
ており、このマニュアルガイドプレート24の端部には
一対の突起26が設けられている。これらの突起26
は、ソフトプレート12に形成された長穴25に収容さ
れて相互に係合可能とされている。ここにおいて、突起
26及び長穴25により係合手段が構成されている。
【0015】図2には、マニュアルガイドプレート24
をソフトプレート12に沿って取り付けた状態が示され
ており、この取り付け状態で、マニュアルガイドプレー
ト24は分離爪11の上面側を覆う形状に設けられてい
る。
【0016】図3には、マニュアルガイドプレート24
が取り付けられていない状態が示されており、この状態
では、ソフトプレート12はバネ19によって用紙P1
をピックローラ30に押し当てるようになっており、こ
のピックローラ30の図中矢印方向への回転によって一
枚毎の給紙が行われる。すなわち、用紙カセットにセッ
トされた1番上の用紙Pは分離爪11に引掛かり、ある
程度屈曲するが、やがて分離爪11を乗り込えて図示省
略したプリンタ装置内部へ供給される。
【0017】図4にはマニュアルガイドプレート24を
装着した状態が示されている。ソフトプレート12の長
穴25にはマニュアルガイドプレート24の突起26が
係合され、この時、マニュアルガイドプレート24は分
離爪12を覆うようになっている。バネ19はソフトプ
レート12を押し上げ、分離爪11、マニュアルガイド
プレート24と力が伝わり、マニュアルガイドプレート
24は、自動給紙できない布転写シートP1をピックロ
ーラ30へ押し当てるようになっている。
【0018】以上の状態で用紙カセットをプリンタ装置
へ装着すると、ピックローラ30が矢印の方向に回転し
た時に、布転写シートP1は分離爪11に引掛かること
なく、プリンタ装置内部にスムーズに供給されることと
なる。
【0019】なお、前記実施例においては、マニュアル
ガイドプレート24がソフトプレート12に係合される
態様について図示説明したが、マニュアルガイドプレー
ト24は、カセット本体10に係合する構成も採用する
ことができる。要するに、本発明は、分離爪11を覆う
形状をマニュアルガイドプレート24に設ける限り、前
述の係合構造や位置等は種々設計変更可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、か
つ、作用するので、これによると、プリンタ装置側に手
差し機構を設けることなく、簡易な構成によって特殊の
複写媒体、例えば、厚紙や布転写シートなどを1枚づつ
供給することができ、かつ、用紙カセットへの用紙の補
給も極めて容易に行うことができる、という従来にない
優れた効果を奏する用紙カセットを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙カセットの実施例を一部分解
して示す斜視図である。
【図2】図1に示される用紙カセットを組み立てた状態
を示す斜視図である。
【図3】前記用紙カセットからマニュアルガイドプレー
トを除いた状態を示す自動給紙状態の断面図である。
【図4】前記用紙カセットを用いた手差し状態の断面図
である。
【図5】一般的な用紙カセットの斜視図である。
【図6】手差し機構を備えた従来の用紙カセットにおけ
る自動給紙状態を示す断面図である。
【図7】図6に示される用紙カセットの手差し状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 カセット本体 11 分離爪 12 ソフトプレート 24 マニュアルガイドプレート 25 係合手段を構成する長穴 26 係合手段を構成する突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に分離爪を備えたカセット本体
    と、このカセット本体内に配置されるとともに、上面を
    用紙積載面とされたソフトプレートを有する用紙カセッ
    トにおいて、前記分離爪を覆う形状を備えたマニュアル
    ガイドプレートを、前記ソフトプレートに沿って着脱可
    能に設けたことを特徴とする用紙カセット。
  2. 【請求項2】 前記マニュアルガイドプレートは、カセ
    ット本体側に対して係合手段を介して着脱可能に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の用紙カセッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記係合手段は、マニュアルガイドプレ
    ートに設けられた突起と、前記ソフトプレートに設けら
    れた穴とにより構成されていることを特徴とする請求項
    2記載の用紙カセット。
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JP2500750B2 (ja) 1996-05-29

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