JP2538896B2 - プリンタの用紙送り装置 - Google Patents
プリンタの用紙送り装置Info
- Publication number
- JP2538896B2 JP2538896B2 JP62004992A JP499287A JP2538896B2 JP 2538896 B2 JP2538896 B2 JP 2538896B2 JP 62004992 A JP62004992 A JP 62004992A JP 499287 A JP499287 A JP 499287A JP 2538896 B2 JP2538896 B2 JP 2538896B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- tractor
- platen
- clamp
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタの用紙送り装置に関するものであ
る。
る。
〔従来の技術〕 以下、従来のプリンタの用紙送り装置を第3図を参照
して説明する。
して説明する。
図において、1はプラテン、3はプラテン1の前方に
プラテン1に対向させて配設した印字ヘッド、4はプラ
テン1の後方に配設したトラクタである。6はトラクタ
4の上方にトラクタ4に対向させて配設したペーパクラ
ンプで、このペーパクランプ6は用紙2の送り方向Aに
平行なピン(図示せず))により、用紙2の外側におい
て開閉可能に構成されている。2は用紙(ファンフォー
ルド用紙)で、この用紙2はプラテン1とトラクタ4に
掛け渡され、かつトラクタ4とペーパクランプ6により
クランプされ、トラクタ4を駆動させることにより、矢
印A方向に送られる。なお、上述の用紙2は、ペーパク
ランプ6を開き、トラクタ4上に載せてペーパクランプ
6を閉じることによりセットされる。
プラテン1に対向させて配設した印字ヘッド、4はプラ
テン1の後方に配設したトラクタである。6はトラクタ
4の上方にトラクタ4に対向させて配設したペーパクラ
ンプで、このペーパクランプ6は用紙2の送り方向Aに
平行なピン(図示せず))により、用紙2の外側におい
て開閉可能に構成されている。2は用紙(ファンフォー
ルド用紙)で、この用紙2はプラテン1とトラクタ4に
掛け渡され、かつトラクタ4とペーパクランプ6により
クランプされ、トラクタ4を駆動させることにより、矢
印A方向に送られる。なお、上述の用紙2は、ペーパク
ランプ6を開き、トラクタ4上に載せてペーパクランプ
6を閉じることによりセットされる。
しかしながら、上述の従来の用紙送り装置において
は、複数重ね合わせた用紙2を送る場合、第3図に示す
ように、上の用紙2と下の用紙2との間にずれ8が生じ
る。このために、上の用紙2と下の用紙2の印字位置が
印字枠に対して異なり、また用紙2がトラクタ4から外
れてジャムになる等の問題がある。
は、複数重ね合わせた用紙2を送る場合、第3図に示す
ように、上の用紙2と下の用紙2との間にずれ8が生じ
る。このために、上の用紙2と下の用紙2の印字位置が
印字枠に対して異なり、また用紙2がトラクタ4から外
れてジャムになる等の問題がある。
そこで、用紙2を安定して送くれる用紙送り装置が開
発された。この用紙送り装置は実開昭53−154010号公報
に記載されたものに代表され、以下第4図および第5図
を参照して説明する。
発された。この用紙送り装置は実開昭53−154010号公報
に記載されたものに代表され、以下第4図および第5図
を参照して説明する。
図中、第3図と同符号は同一のものを示す。図におい
て、5はプラテン1とトラクタ4との間に配設した用紙
押えバーで、この用紙押えバー5は用紙2の外側におい
て開閉可能に取付けられており、用紙2を表面(上側)
から内側(下側)に押し込む。
て、5はプラテン1とトラクタ4との間に配設した用紙
押えバーで、この用紙押えバー5は用紙2の外側におい
て開閉可能に取付けられており、用紙2を表面(上側)
から内側(下側)に押し込む。
この用紙送り装置は、用紙押えバー5でプラテン1と
トラクタ4との間の用紙2を表面から内側に押し込み、
用紙2のプラテン1およびトラクタ4への巻掛け角度が
増し、複数枚重ね合わせた用紙2を送っても、上の用紙
2と下の用紙2との間にずれが発生することなく、用紙
2を安定して送ることができる。
トラクタ4との間の用紙2を表面から内側に押し込み、
用紙2のプラテン1およびトラクタ4への巻掛け角度が
増し、複数枚重ね合わせた用紙2を送っても、上の用紙
2と下の用紙2との間にずれが発生することなく、用紙
2を安定して送ることができる。
ところが、上述の従来の用紙送り装置は、用紙2を押
し込む用紙押えバー5を開閉可能に配設する必要がある
ため、用紙押えバー5やそのヒンジ機構などの部品点数
が増し、コストが高くなる。また、用紙2をセットする
際、ペーパクランプ6の開閉と共に用紙押えバー5の開
閉を行う必要があるため、用紙2のセットの操作が煩雑
であるなどの問題がある。
し込む用紙押えバー5を開閉可能に配設する必要がある
ため、用紙押えバー5やそのヒンジ機構などの部品点数
が増し、コストが高くなる。また、用紙2をセットする
際、ペーパクランプ6の開閉と共に用紙押えバー5の開
閉を行う必要があるため、用紙2のセットの操作が煩雑
であるなどの問題がある。
本発明の目的は、用紙を安定して送ることができ、し
かも部品点数が増えず、かつ用紙のセットの操作が良い
プリンタの用紙送り装置を提供することにある。
かも部品点数が増えず、かつ用紙のセットの操作が良い
プリンタの用紙送り装置を提供することにある。
本発明は、ペーパクランプの用紙進入側に円弧状をな
す突部が設けられており、この円弧状をなす突部が用紙
を曲面接触の状態で表面側から内側に押し込むことを特
徴とする。
す突部が設けられており、この円弧状をなす突部が用紙
を曲面接触の状態で表面側から内側に押し込むことを特
徴とする。
本発明は、ペーパクランプの用紙進入側に設けた突部
により、用紙を表面から内側に押し込み、用紙のプラテ
ンおよびトラクタへの巻掛け角度が増し、用紙を安定し
て送ることができる。また、ペーパクランプに用紙を押
し込む機能を有する突部を設けることにより、別部品を
必要とせず、部品点数が増すことがなく、しかもペーパ
クランプの開閉操作のみで用紙のセット操作が完了す
る。
により、用紙を表面から内側に押し込み、用紙のプラテ
ンおよびトラクタへの巻掛け角度が増し、用紙を安定し
て送ることができる。また、ペーパクランプに用紙を押
し込む機能を有する突部を設けることにより、別部品を
必要とせず、部品点数が増すことがなく、しかもペーパ
クランプの開閉操作のみで用紙のセット操作が完了す
る。
特に、本発明は、円弧状をなす突部が用紙を曲面接触
の状態で表面側から内側に押し込むので、突部と用紙と
の接触状態が曲面接触の状態となり、この結果用紙の送
り抵抗が小さくなり、用紙のジャムなどの不具合が生じ
る虞れはない。
の状態で表面側から内側に押し込むので、突部と用紙と
の接触状態が曲面接触の状態となり、この結果用紙の送
り抵抗が小さくなり、用紙のジャムなどの不具合が生じ
る虞れはない。
以下、本発明のプリンタの用紙送り装置の一実施例を
第1図および第2図を参照して説明する。
第1図および第2図を参照して説明する。
図中、第3図乃至第5図と同符号は同一のものを示
す。図において、7はペーパクランプ6の用紙進入側、
すなわちプラテン1側の端部の下面に一体に突設した突
部で、この突部7は滑らかな円弧状をなし、用紙2のミ
シン目などが引っかからない形状をなし、かつ滑らかな
材質からなり、用紙2の送り抵抗が小さくなっている。
この結果、用紙2のジャムなどの不具合が生じる虞れは
ない。
す。図において、7はペーパクランプ6の用紙進入側、
すなわちプラテン1側の端部の下面に一体に突設した突
部で、この突部7は滑らかな円弧状をなし、用紙2のミ
シン目などが引っかからない形状をなし、かつ滑らかな
材質からなり、用紙2の送り抵抗が小さくなっている。
この結果、用紙2のジャムなどの不具合が生じる虞れは
ない。
この実施例における本発明のプリンタの用紙送り装置
は、以上の如き構成よりなるから、ペーパクランプ6の
用紙進入側に設けた突部7により、プラテン1とトラク
タ4間の用紙2を表面から内側に押し込み、用紙2のプ
ラテン1およびトラクタ4への巻掛け角度が増し、複数
枚重ね合わせた用紙2を上の用紙2と下の用紙2との間
にずれが発生することなく、安定して送ることができ
る。
は、以上の如き構成よりなるから、ペーパクランプ6の
用紙進入側に設けた突部7により、プラテン1とトラク
タ4間の用紙2を表面から内側に押し込み、用紙2のプ
ラテン1およびトラクタ4への巻掛け角度が増し、複数
枚重ね合わせた用紙2を上の用紙2と下の用紙2との間
にずれが発生することなく、安定して送ることができ
る。
また、ペーパクランプ6に用紙2を押し込む機能を有
する突部7を設けたので、用紙押えバーやそのヒンジ機
構などの別部品を必要とせず、従って部品点数が増す虞
れはない。かつ、ペーパクランプ6の開閉のみで用紙2
のセット操作が完了するので、用紙2のセット操作が煩
雑化する虞れがない。
する突部7を設けたので、用紙押えバーやそのヒンジ機
構などの別部品を必要とせず、従って部品点数が増す虞
れはない。かつ、ペーパクランプ6の開閉のみで用紙2
のセット操作が完了するので、用紙2のセット操作が煩
雑化する虞れがない。
特に、この実施例における本発明のプリンタの用紙送
り装置は、円弧状をなす突部7が用紙2を巻面接触の状
態で表面側から内側に押し込むので、突部7と用紙2と
の接触状態が巻面接触の状態となる。この結果、用紙2
の送り抵抗が小さくなり、用紙2のジャムなどの不具合
が生じる虞れはない。
り装置は、円弧状をなす突部7が用紙2を巻面接触の状
態で表面側から内側に押し込むので、突部7と用紙2と
の接触状態が巻面接触の状態となる。この結果、用紙2
の送り抵抗が小さくなり、用紙2のジャムなどの不具合
が生じる虞れはない。
以上から明らかなように、本発明のプリンタの用紙送
り装置は、ペーパクランプの用紙進入側に、用紙を表面
から内側に押し込む突部を設けたので、プラテンとトラ
クタの間の用紙を表面から内側に押し込み、用紙のプラ
テンおよびトラクタへの巻掛角度を増すことができ、従
って用紙を安定して送ることができる。また、ペーパク
ランプに用紙押し込み機能を有する突部を設けたので、
用紙押えバーやそのヒンジ機構が不要であり、従って部
品点数が増す虞れはない。しかも、ペーパクラフトの開
閉操作のみで用紙のセット操作が完了するので、用紙の
セット操作が煩雑化する虞れはない。
り装置は、ペーパクランプの用紙進入側に、用紙を表面
から内側に押し込む突部を設けたので、プラテンとトラ
クタの間の用紙を表面から内側に押し込み、用紙のプラ
テンおよびトラクタへの巻掛角度を増すことができ、従
って用紙を安定して送ることができる。また、ペーパク
ランプに用紙押し込み機能を有する突部を設けたので、
用紙押えバーやそのヒンジ機構が不要であり、従って部
品点数が増す虞れはない。しかも、ペーパクラフトの開
閉操作のみで用紙のセット操作が完了するので、用紙の
セット操作が煩雑化する虞れはない。
特に、本発明は、円弧状をなす突部が用紙を曲面接触
の状態で表面側から内側に押し込むので、突部と用紙と
の接触状態が曲面接触の状態となり、この結果用紙の送
り抵抗が小さくなり、用紙のジャムなどの不具合が生じ
る虞れはない。
の状態で表面側から内側に押し込むので、突部と用紙と
の接触状態が曲面接触の状態となり、この結果用紙の送
り抵抗が小さくなり、用紙のジャムなどの不具合が生じ
る虞れはない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のプリンタの用紙送り装置の一実施例を
示した斜視図、第2図は第1図におけるII矢視図であ
る。第3図は従来のプリンタの用紙送り装置を示した側
面図である。第4図は用紙押えバーを備えた従来のプリ
ンタの用紙送り装置を示した斜視図、第5図は第4図に
おけるV矢視図である。 1……プラテン、2……用紙、3……印字ヘッド、4…
…トラクタ、6……ペーパクランプ、7……突部。
示した斜視図、第2図は第1図におけるII矢視図であ
る。第3図は従来のプリンタの用紙送り装置を示した側
面図である。第4図は用紙押えバーを備えた従来のプリ
ンタの用紙送り装置を示した斜視図、第5図は第4図に
おけるV矢視図である。 1……プラテン、2……用紙、3……印字ヘッド、4…
…トラクタ、6……ペーパクランプ、7……突部。
Claims (1)
- 【請求項1】プラテンと、そのプラテンの後方に配設し
たトラクタと、そのトラクタに対向し、かつ開閉可能に
配設したペーパクランプとを備え、プラテンとトラクタ
に掛け渡され、かつトラクタとペーパクランプにクラン
プされた用紙を送るプリンタの用紙送り装置において、 前記ペーパークランプの用紙進入側には円弧状をなす突
部が設けられており、この円弧状をなす突部は用紙を曲
面接触の状態で表面側から内側に押し込むことを特徴と
するプリンタの用紙送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62004992A JP2538896B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | プリンタの用紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62004992A JP2538896B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | プリンタの用紙送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173672A JPS63173672A (ja) | 1988-07-18 |
JP2538896B2 true JP2538896B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=11599103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62004992A Expired - Lifetime JP2538896B2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | プリンタの用紙送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538896B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5363909U (ja) * | 1976-10-29 | 1978-05-30 | ||
JPS5899061U (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-05 | 富士通株式会社 | 媒体送り機構 |
JPS57131583A (en) * | 1982-01-06 | 1982-08-14 | Toshiba Corp | Paper feeder |
JPS58192050U (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-20 | 日本電気株式会社 | 用紙送り装置 |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP62004992A patent/JP2538896B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63173672A (ja) | 1988-07-18 |
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