JPH01152086A

JPH01152086A - 感熱転写記録装置

Info

Publication number: JPH01152086A
Application number: JP31151387A
Authority: JP
Inventors: Zenichi Makiuchi; 善一牧内
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Current assignee: Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Priority date: 1987-12-09
Filing date: 1987-12-09
Publication date: 1989-06-14
Anticipated expiration: 2011-07-03
Also published as: JP2512046B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、プリンタ、ファクシミリ等に用いられる感熱
転写記録装置に関する。

従来の技術従来この種の装置は、第３図に示すように、装置本体１
と、この装置本体１に保持されたガイド板２、プラテン
ローラ３、カッター４、ガイド板５、排出ローラ６と、
装置本体１に対して開閉可能な開閉部７と、この開閉部
７に取付けられたガイド板８、サーマルヘッド９及びガ
イドロッド１０と、開閉部７に取り外し可能な転写フィ
ルムカセット１１とを有しておシ、この転写フィルムカ
セット１１はカセットケース１２と、未使用の転写フィ
ルム１３を繰り出す転写フィルムロール１４と、使用済
の転写フィルムを巻き取る巻取りロール１５とを有して
いる。なお、１６は記録紙ロール、１７は記録紙である
。この装置において、開閉部７を実線で示すように装置
本体１に対して閉じると、記録紙１７に転写フィルム１
３が重ねられ、プラテンローラ３とサーマルヘッド９で
圧接されることとなる。この状態で、記録紙１７と転写
フィルム１３とは、装置の動作開始により、プラテンロ
ーラ３の回転に応じて繰シ出され、サーマルヘッドの発
熱体を選択的に発熱させることによシ、転写フィルムか
ら記録紙へインクを転写させて記録が行われる。この記
録動作中、記録紙ロール１６から繰り出された記録紙１
７は、ガイド板８．２に沿って搬送され、Ａ部でロール
の巻癖を矯正される。記録された記録紙１７は、転写フ
ィルム１３と剥離されて、カッター４を通シ、所定長に
カットされ、排出ローラ６によシ排出される。一方、剥
離された転写フィルム１３は、巻取りロール１５に巻き
取られる。

記録紙ロール１６の交換、転写フィルムカセット１１の
交換、紙ジヤムの処理時には、開閉部７を開いて行う。

なお、転写フィルムカセット１１は、開閉部７から容易
に取り外せるように、ガイド板８から所定の距離だけ離
した位置に取付けられる構成となっている。

発明が解決しようとする問題点しかし、かかる構成によれば、部品点数が増え、装置の
容積が大きくなるという問題があった。

上述の問題は、以下の理由で生ずる。すなわち、転写フ
ィルムカセットの交換を容易にするために、従来の構造
では転写フィルムカセット１１をガイド板８から適当な
距離だけ離した位置に取付けるように構成しておシ、こ
れによシ容積が増えている。

また、記録紙を案内するガイド板を開閉部に設けるため
、部品点数が増えている。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、装置
の構成及び取扱いが容易で、装置容積の小さな感熱転写
記録装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段本発明は、上述の問題点を解決するため、転写フィルム
を収納した転写フィルムカセットに、記録紙を案内する
ガイドを設けるという構成を備えたものである。

作用本発明は上述の構成によって、転写フイルムカセントが
記録紙を案内するガイドを兼ねるため、従来開閉°部に
設けていたガイド板を省略することが可能となり、その
分、部品点数を少なくし、また、装置容積も小さくする
ことができる。

実施例第１図は、本発明の一実施例による感熱転写記録装置の
概略構成を示すものであり、第３図の従来例と同様な部
品には同一の符号を付けて示している。第１図において
、１は装置本体であシ、ガイド板２、プラテンロー２３
、カッター４、ガイド板５、排出ローラ６等を有してい
る。７は装置本体ＩＫ対して開閉可能な開閉部であり、
サーマルヘッド９、ガイドロッド１０等を有している。

２１は開閉部７に取り外し可能な転写フィルムカセット
である。転写フィルムカセット２１は、カセットケース
ｎと、そのカセットケースｎに保持され、未使用の転写
フィルム１３を繰シ出す転写フィルムロール１４と、使
用済の転写フィルムを巻き取る巻取りロール１５とを有
している。このカセットケースｎは、図面で右側の側壁
下部に、記録紙ロール１６から繰り出された記録紙１７
を屈曲させて巻癖を取るだめのガイド２２ａを有し、且
つ反対側の下部に排出する記録紙を案内するガイド２２
ｂを有している。なお、ガイド２２　ａ　Ｎ　２２　ｂ
は図示実施例ではカセットケースの側壁の一部で形成し
ているが、この代わシにカセットケースにロッド或いは
ローラを取り付け、そのロッド或いはローラをガイドと
して使用してもよい。カセットケースｎに記録紙の巻癖
を取るための゛ガイド２２ａを設けた結果、開閉部７自
体には、第３図に示す従来例で用いたガイド板８は設け
ておらず、且つ転写フィルムカセット２１は記録紙ロー
ル１６に接近した位置にセットするように構成している
。

以上のように構成された感熱転写記録装置について、以
下その動作を説明する。

装置の印字動作開始によシ、プラテンローラ３が回転し
、転写フィルム１３と記録紙１７とを重ねて搬送し、サ
ーマルヘッド９の発熱体が画信号に応じて選択的に発熱
することにより、転写フィルムから記録紙へインクを転
写させて記録が行われる。

この記録動作中、記録紙ロール１６から繰シ出された記
録紙１７は、カセットケースｎの側壁に形成されたガイ
ド２２ａに沿って進み、Ｂ部でロールの巻癖を矯正され
、プラテンローラ３へと進む。記録された記録紙１７は
、転写フィルム１３と剥離されて、カッター４を通り、
所定長にカットされ、その後、カセットケース２２に形
成されたガイド２２ｂとガイド板５で案内され、排出ロ
ーラ６によシ排出される。

記録紙ロール１６の交換、記録紙ジャム時の処理、転写
フィルムカセット１１の交換は、第２図に二点鎖線で示
すように、装置の開閉部７を装置本体１から開くことに
より容易に行うことができる。

なお、上記実施例では、転写フィルムカセットを開閉部
に取り付ける形式の感熱転写記録装置を示したが、本発
明はこの形式の感熱転写記録装置に限らず、転写フィル
ムカセットを使用する任意の感熱転写記録装置に適用可
能であることは言うまでもない。

発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明は、転写フィル
ムを収納した転写フイルム力セントに、記録紙を案内す
るガイドを設けることによって、転写フィルムカセット
が記録紙を案内するガイドを兼ねるため、従来転写フィ
ルムカセットとは別に設けていたガイド板等を省略する
事ができ、その分、部品点数を少なくし、また、装置容
積も小さくすることができるという効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になる感熱転写記録装置の概
略構成を示す断面図、第２図はその実施例において開閉
部を開く状態を示す断面図、第３図は従来の感熱転写記
録装置の概略構成を示す断面図である。１・・・装置本体、２・・・ガイド板、３・・・プラテ
ンローラ、４・・・カッター、５・・・ガイド板、６・
・・排出ローラ、７・・・開閉部、８・・・ガイド板、
９・・・サーマルヘッド、ＩＯ・・・ガイドロンド、１
１・・・転写フィルムカセット、１２・・・カセットケ
ース、１３・・・転写フィルム、１７・・・記録紙、２
１・・・転写フィルムカセット、２２・・・カセットケ
ース、２２ａ、２２ｂ・・・ガイド。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
２　図

Claims

【特許請求の範囲】

画信号に応じて選択的に発熱する多数の発熱体を備えた
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドと圧接するプラ
テンローラと、転写フィルムを収納した転写フィルムカ
セットであって、前記転写フィルムがサーマルヘッドと
プラテンローラとの間を記録紙に重ね合わされて通過す
るように取り付けられた転写フィルムカセットとを有し
、前記転写フィルムカセットが記録紙を案内するガイド
を有することを特徴とする感熱転写記録装置。