JP2003276262A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2003276262A
JP2003276262A JP2002084903A JP2002084903A JP2003276262A JP 2003276262 A JP2003276262 A JP 2003276262A JP 2002084903 A JP2002084903 A JP 2002084903A JP 2002084903 A JP2002084903 A JP 2002084903A JP 2003276262 A JP2003276262 A JP 2003276262A
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稔 山本
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恵二 瀬尾
Takashi Okumura
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Mutsuo Naoe
六男 直江
Hiroshi Taira
比呂志 平
Katsuhiko Shimada
勝彦 嶋田
Motoaki Yamanashi
素明 山梨
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0045Guides for printing material
    • B41J11/005Guides in the printing zone, e.g. guides for preventing contact of conveyed sheets with printhead

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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタにおいて、用紙が排紙ガイド部材と
ローラとの間の隙間に入るのを防止する構成を提供す
る。特に、ローラに用紙を二重三重に巻き込んでしまう
事態を防止する。 【解決手段】 プリンタは、用紙7を搬送するために回
転されるプラテンローラ16と、そのプラテンローラ1
6上で用紙7に印字を行う印字部15aとを備える。用
紙7はプラテンローラ16に供給され、該ローラ16の
周面に沿って湾曲しながら搬送され、ローラ16周面か
ら離脱して排紙される。この用紙搬送経路には、前記離
脱位置よりもプラテンローラ16の回転方向下流側の周
面に対向する対向面13bと、用紙排紙側に向かって傾
斜した案内面13cとを有するリブ13dが、互いに間
隔をあけてプラテンローラ16の軸線方向に複数並べて
設けられたブロック体13が配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙を搬送し、こ
の搬送過程で用紙の表面に所定事項を印字するプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタとして、ライン型のサー
マルヘッドを備えたダイレクトサーマル方式のプリンタ
が知られている。このプリンタには、カット紙状の感熱
紙(用紙)が複数枚重ねられた状態でセットされてい
る。セットされた用紙は、順次1枚づつ印刷機構部に送
られ、印刷機構部に設けられたプラテンローラの回転駆
動により排紙方向に送られる。この用紙は、プラテンロ
ーラに搬送されながら、搬送方向に直交する方向に延び
るライン毎にサーマルヘッドにより加熱されることで、
任意の文字や画像が印字される。
【0003】上記のプラテンローラに近接して、用紙排
紙側に向かって傾斜する案内面を有する排出ガイド部材
が配設される。プラテンローラ上で印字が行われた用紙
は、そのままプラテンローラによって送られるが、用紙
の搬送先頭側が前記案内面に接触すると、プラテンロー
ラの周面から離間するよう、その向きを案内される。こ
の結果用紙はプラテンローラから離れ、用紙排紙側に誘
導されて排紙される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成であると、用紙のカール(巻き癖)の方向等に
よっては、印字が行われた後の用紙が排出ガイド部材と
ローラとの間の隙間に入ってしまう可能性があるという
問題がある。この場合は用紙が詰まって印刷が不可能と
なるので、一旦印刷作業を中断して、用紙を手作業等で
取り出して除去しなければならない。
【0005】更に、用紙が排出ガイド部材とローラとの
間の隙間に入ってしまい、そのままプラテンローラが回
転を継続した場合、プラテンローラの周面に用紙が二重
三重にも巻き付いてしまうような事態も考えられる。も
はやこの状態となると用紙を取り除くのは極めて困難に
なる。即ち、用紙除去のためには、プリンタを分解して
プラテンローラをプリンタから外すような作業が必要に
なってしまう。
【0006】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、用紙が排紙ガイド部材とローラとの間の隙間に入
るのを防止することができ、特に、ローラに用紙を二重
三重に巻き込んでしまう事態を防止することができるプ
リンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】本発明が解決しようとする課題は以上の如
くであり、以下に、該課題を解決するための手段を説明
する。
【0009】前記課題を解決するための本発明の請求項
1に記載のプリンタは、用紙を搬送するために回転され
るローラと、そのローラ上で用紙に印字を行う印字部
と、前記ローラへの用紙供給側から前記ローラの周面に
沿って湾曲しローラ周面から離脱して用紙排紙側に延び
る用紙搬送経路とを備えるプリンタであって、前記用紙
搬送経路には、前記ローラの周面から離脱した用紙を前
記用紙排紙側に案内するための排出ガイド部材を設け、
前記排出ガイド部材には、用紙の搬送方向先頭側に接触
して用紙を前記ローラの周面から離脱する方向に向ける
ための案内面を有するリブを、互いに間隔をあけて前記
ローラの軸線方向に複数並べて設けたものである。
【0010】これにより、排出ガイド部材に複数のリブ
を設け、それぞれのリブに対向面と案内面が設けられて
いる構成となるので、用紙が少なくともどれかのリブの
案内面側に接触すれば、用紙が排出ガイド部材とローラ
との間の隙間に入らないことが期待できる。従って、紙
詰まりや用紙のローラへの巻付き等の用紙搬送トラブル
が少ない構成となる。
【0011】請求項2に記載のプリンタ1は、請求項1
において、前記排出ガイド部材には、前記ローラの周面
と対向する部分において、前記リブとリブとの間に、前
記ローラの軸線方向に沿う長手方向を有する第二のリブ
を設けたものである。
【0012】これにより、用紙が排出ガイド部材とロー
ラとの間に入り込んでしまっても、その用紙の搬送方向
先頭側が第二のリブに接触しそれ以上の搬送は防止され
るため、用紙のローラへの多重巻込みの事態が防止され
る。
【0013】請求項3に記載のプリンタは、請求項1ま
たは2において、前記用紙搬送経路には、前記ローラの
周面のうち前記印字部よりもローラの回転方向上流側の
周面に沿って用紙を押圧する押圧部材を設けたものであ
る。
【0014】これにより、用紙は用紙供給側から押圧部
材によりローラの周面に押圧されながらローラの周面に
沿って印字部に供給されるので、用紙をローラに押さえ
付けるために別のローラ等を設けるような構成に比し
て、プリンタを小型化することができる。
【0015】請求項4に記載のプリンタは、用紙を搬送
するために回転されるローラと、そのローラ上で用紙に
印字を行う印字部と、前記ローラへの用紙供給側から前
記ローラの周面に沿って湾曲しローラ周面から離脱して
用紙排紙側に延びる用紙搬送経路とを備えるプリンタで
あって、前記用紙搬送経路には、前記ローラの周面から
離脱した用紙を前記用紙排紙側に案内するための排出ガ
イド部材を設け、前記排出ガイド部材には、(1)前記
用紙のローラからの離脱位置よりもローラの回転方向下
流側の周面に対向する対向面と、(2)用紙の搬送方向
先頭側に接触して用紙を前記ローラの周面から離脱する
方向に向けるための案内面とを有し、前記対向面には、
前記対向面とローラの周面との間に入り込んだ用紙に接
触して用紙を停止させる規制部が設けられているもので
ある。
【0016】これにより、用紙が排出ガイド部材とロー
ラの対向面との間に入り込んでしまっても、その用紙の
搬送方向先頭側が規制部に接触してそれ以上の搬送は防
止されるため、用紙のロールへの多重巻込みの事態は防
止される。
【0017】請求項5に記載のプリンタは、請求項4に
おいて、前記規制部は前記ローラからの用紙の離脱位置
とローラへの用紙の給紙位置との間に設けられているも
のである。
【0018】これにより、用紙が離脱位置から離脱せず
排出ガイド部材とローラとの間に入り込んでしまって
も、給紙位置まで至る前に、当該用紙を規制部に突き当
てて停止することができる。従って、用紙の多重巻込み
が防止される。
【0019】請求項6に記載のプリンタは、請求項4ま
たは5において、前記用紙搬送経路には、前記ローラの
周面のうち前記印字部よりもローラの回転方向上流側の
周面に沿って用紙を押圧する押圧部材を設けたものであ
る。
【0020】これにより、用紙は用紙供給側から押圧部
材によりローラの周面に押圧されながらローラの周面に
沿って印字部に供給されるので、用紙をローラに押さえ
付けるために別のローラ等を設けるような構成に比し
て、プリンタを小型化することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1はプリンタの斜視図、図2は側面断面図であ
る。図3は用紙収容部に用紙をセットした状態を示した
図である。図4は用紙分離部および印刷機構部の詳細を
示した断面拡大図である。図5はガイド部材の斜視図で
ある。そして、図6は別形態のガイド部材の斜視図であ
る。
【0022】まず、プリンタ1の概略構造を、図1〜図
5を参照しながら説明する。プリンタ1は図1に示すよ
うに、平面視で長方形状(A6〜A7サイズ程度の大き
さ)とされ、かつ、厚みが略2cmあるいはそれ以下と
なる、コンパクトな構成とされている。プリンタ1の本
体ケース2は、枠体3の下面を下カバー4で覆うととも
に、上面の一部を上カバー5で覆って形成されている。
【0023】枠体3の上面側のうち前記上カバー5で覆
われた箇所を除いた残りの部分には、図2に示すように
用紙収容部6が形成される。この用紙収容部6には、A
6〜A7サイズのカットシート状の感熱紙(被記録媒
体。以下「用紙」と称する)7をパッケージ材8の内部
に複数枚収納した用紙パッケージ9を、図3に示すよう
に収容可能としている。
【0024】前記用紙収容部6の上方は蓋体10にて覆
われ、この蓋体10は図2に示すように回動自在とされ
る。本体ケース2側には図示しないロック機構が設けら
れており、前述のように用紙収容部6に用紙パッケージ
9をセットした状態で、図3に示すように蓋体10を閉
じてロックできるようになっている。
【0025】用紙収容部6の一側の端部には、用紙分離
部11としてのピックアップローラ12および分離ブロ
ック13等が配置されている。また、上カバー5の下方
には、印刷機構部14としてのサーマルヘッド15、プ
ラテンローラ16、ペーパーガイド17(押圧部材)が
配置される。
【0026】用紙分離部11を説明する。前記用紙収容
部6の、前記印刷機構部14に近い側の端部には、ピッ
クアップローラ(ローラ)12とブロック体(排出ガイ
ド部材)13とが設けられている。前記蓋体10の用紙
収容部6側を向く内面には、押圧板18が回動自在に支
持されている。この押圧板18と蓋体10との間にはコ
イル状の付勢バネ19が介在され、押圧板18に対し、
該押圧板18を下方へ回動させる向きの付勢力を常時作
用させている。
【0027】用紙パッケージ9は、印字面を下側へ向け
ながら積層された状態で内部に収納されている用紙7の
うち、最も下側に位置する用紙7の下面をパッケージ材
8から一部露出させた状態で、用紙収容部6にセットさ
れる。そして、前記蓋体10を閉じてロックした際に
は、前述の付勢バネ19により下方へ付勢される押圧板
18が、パッケージ材8を介して、用紙7の前記露出し
た部分をピックアップローラ12側へ押し付け、該用紙
7の下面を該ピックアップローラ12に接触させる。
【0028】前記ピックアップローラ12に近接させて
ブロック体13が設けられ、このブロック体13は、ピ
ックアップローラ12の用紙送り出し方向に対して傾斜
した分離案内面13aを備えている。
【0029】この構成でピックアップローラ12が回転
駆動することにより、該ピックアップローラ12に接触
する最下層の用紙7に搬送力が加えられる。そして、前
記ブロック体13の分離案内面13aの分離作用とあい
まって、最下層に位置する一枚の用紙7のみが分離され
て送り出される。
【0030】印刷機構部14を説明する。ブロック体1
3に隣接してプラテンローラ16が回転自在に設けら
れ、その外周面に近接させてペーパーガイド17が配置
される。図4の拡大図に示すように、このペーパーガイ
ド17には、前記プラテンローラ16の外周面に沿うよ
うに、断面が横向き略「U」字状となるような凹湾曲状
の摺接面17aが形成されている。該ペーパーガイド1
7と本体ケース2との間には押圧コイルバネ20が設け
られており、前記摺接面17aをプラテンローラ16の
外周面に向けて付勢するようになっている。
【0031】この構成において、前述の用紙分離部11
で分離された用紙7は、ピックアップローラ12により
搬送されて、分離ブロック13の下端と、用紙の向きを
プラテンローラ16側へ向けるためのガイド板21の間
を通過する。
【0032】用紙7はこのガイド板21により案内さ
れ、プラテンローラ16の下面側(用紙供給側)から、
該プラテンローラ16とペーパーガイド17との間に送
られる。そして用紙7は、プラテンローラ16の外周面
とペーパーガイド17の摺接面17aとの間で挟まれな
がら、プラテンローラ16の回転駆動により、プラテン
ローラ16の周面に沿って湾曲し横向きU字状に反転さ
れながら搬送され、印字面を上側に向けながらプラテン
ローラ16の上面側に至る。
【0033】プラテンローラ16の上面側に位置する前
記サーマルヘッド15は、印字部たる発熱体部15aを
有している。該サーマルヘッド15は回動軸15bまわ
りに回動可能に設けられて、前記発熱体部15aがプラ
テンローラ16の上面に接離可能とされている。
【0034】なお、このようにサーマルヘッド15を回
動自在に構成したのは、前記プラテンローラ16とペー
パーガイド17との間で用紙7が詰った場合におけるジ
ャム紙除去作業において、サーマルヘッド15が作業の
邪魔にならないようにするためである。
【0035】サーマルヘッド15には捩りコイルバネタ
イプのスプリング22の一端が係止されて、該サーマル
ヘッド15の発熱体部15aがプラテンローラ16上面
に近接する方向の付勢力を常時加えている。
【0036】この構成で、前述のように印字面を上側に
向けながらプラテンローラ16により送られてくる用紙
7の上面にサーマルヘッド15の発熱体部15aが接触
し、この接触する箇所において用紙7に印字がなされ
る。
【0037】サーマルヘッド15はラインヘッド型とさ
れ、搬送されてくる感熱型の用紙7に対し、該用紙7の
搬送方向に直交する方向に延びるライン毎に、任意の文
字や画像を印刷することができる。一本のラインにつき
印刷する際の印刷幅は、印刷対象の用紙7の幅に略等し
く設定されている。
【0038】このようにサーマルヘッド15を印刷ヘッ
ドとして用いるのは、被記録媒体として感熱紙を用いる
ことで、インクやインクリボンなどの消耗品が不要とで
きるほか、インクの供給のための機構などを省略でき、
プリンタ1をコンパクトに構成できるからである。
【0039】感熱紙としては、サーマルヘッド15の加
熱により発色する発色層を有する感熱発色タイプのもの
や、加熱により穿孔される穿孔層を基材層上に積層した
感熱穿孔タイプのもの等、種々のものを使用できる。
【0040】また、前記ブロック体13の印刷機構部1
4側には、図5に示すように、プラテンローラ16の軸
線方向に複数並べてリブ13dが設けられている。この
リブ13dは、後述する用紙7のプラテンローラ16か
らの離脱位置よりもプラテンローラ16の回転方向下流
側の周面に対向する対向面13bと、用紙排紙側に向か
って傾斜した排紙案内面13cとを有する。
【0041】更に、ブロック体13には、プラテンロー
ラ16の軸線方向に沿う長手方向を有する第2のリブ1
3eが、リブ13dとリブ13dとの間に設けられてい
る。
【0042】この構成において、サーマルヘッド15の
発熱体部15aにより印字がなされた後の用紙7は、プ
ラテンローラ16の周面から離脱しつつ該ローラ16に
よって搬送され、間もなくその搬送方向先頭側が案内面
13cに接触する。当該先頭側が案内面13c上を滑り
ながらガイドされることによって、用紙はプラテンロー
ラ16の周面から離間して、用紙排紙方向に搬送され
る。こうして用紙7は図1に示すように、本体ケース2
の上カバー5と前記蓋体10とがなす隙間から、蓋体1
0の上側へ排紙される。
【0043】以上で説明したように、本実施形態のプリ
ンタ1においては、ピックアップローラ12の上面側か
らプラテンローラ16の下面側(プラテンローラ16に
対する給紙位置)へ至り、ここから該ローラ16の周面
に沿ってほぼ180°湾曲した後、該ローラ16の上面
側から離脱して斜上方の用紙排紙側に延びる、用紙搬送
経路が構成されている。この搬送経路上を搬送されてく
る用紙7に対し、前記サーマルヘッド15により印字が
行われることになる。
【0044】ここで、プリンタ1においては前述のとお
り、印字後の用紙7がブロック体13とプラテンローラ
16との隙間に入り込まないように構成することが要求
される。この隙間に用紙7が入り込んでしまうと、用紙
が詰まったり、プラテンローラ16に用紙が二重三重に
も巻き付いてしまう原因になるからである。
【0045】この要請を満たすために、本プリンタにお
いては、リブ13dが互いに間隔をあけてプラテンロー
ラ16の軸線方向に複数設けられたブロック体13(排
出ガイド部材)を、前記搬送経路に設けている。このリ
ブ13dはそれぞれ、用紙7のプラテンローラ16から
の離脱位置よりもプラテンローラ16の回転方向下流側
の周面に対向する対向面13bと、用紙7の排紙側に向
かって傾斜する排紙案内面13cとを有している。
【0046】この構成で、印字後の用紙7がプラテンロ
ーラ16によって送られ、ブロック体13に接触する場
合を考える。用紙7の先頭は、リブ13dの対向面13
b側か、排紙案内面13c側の、いずれかに接触するこ
とになる。そして、前述の巻付き防止の観点からは、用
紙7の先頭側が排紙案内面13c側に当接することが望
ましいことになる。ここで仮に、何らかの原因で用紙7
に巻き癖や折り目等が付いており、用紙7の先頭側の一
部(例えばローラ16軸方向の端部)が、リブ13dの
対向面13b側に当接してしまった場合を考える。しか
しこの場合でも、用紙7の先頭側の他の部分が他のリブ
13dの排紙案内面13c側へ当接しさえすれば、プラ
テンローラ16の繰出しによっても用紙7が対向面13
b側(即ち、ブロック体13とプラテンローラ13との
隙間)へ送られないことが期待できる。更に言えば、用
紙の対向面13側に当接している部分も用紙7が撓むこ
とによって排紙案内面13c側へ移動し、結局用紙7全
体を正常に排紙できることも十分考えられる。
【0047】即ち、用紙7の先頭側が全てリブ13dの
対向面13b側へ当接するような極端な場合でもない限
り、用紙7がブロック体13とプラテンローラ13との
間に入り込んでしまう事態は防止されることになる。
【0048】また、本実施形態においては、ブロック体
13には、プラテンローラ16の周面と対向する部分に
おいて、リブ13dとリブ13dとの間に、プラテンロ
ーラ16の軸線方向に沿う長手方向を有する第二のリブ
13eを設けてある。従って、仮に、上記のリブ13d
により用紙7の巻込みを阻止することができず、用紙7
がブロック体13とプラテンローラ16との間に入り込
んでしまっても、その用紙7の搬送方向先頭側が第二の
リブ13eに接触しそれ以上の搬送が防止されるため、
用紙7のプラテンローラ16への多重巻込みの事態が防
止される。
【0049】また、本実施形態のプリンタ1は、用紙搬
送経路において、プラテンローラ16の周面のうち発熱
体部15a(印字部)よりもプラテンローラ16の回転
方向上流側の周面に沿って用紙7を押圧する、ペーパー
ガイド17(押圧部材)を設けている。従って、用紙7
は供給側からペーパーガイド17によりプラテンローラ
16の周面に押圧されつつプラテンローラ16の湾曲し
た周面に沿って発熱体部15aに供給されるので、プリ
ンタ1を小型化することができる。即ち、ペーパーガイ
ド17が、用紙7を湾曲させてその向きを案内する役割
と、用紙7をプラテンローラ16へ押し付けて両者7・
16の間に用紙搬送のための摩擦力を発生させる役割の
双方を担うものであるから、それぞれの役割のために別
途部品を設ける構成に比して、設置スペースを取らずコ
ンパクトとすることができ、製造コストも安価である。
【0050】なお、前記ブロック体13には更に、その
プラテンローラ16を向く面の下端側に、突部13f
(規制部)を設けてある。この構成で、用紙7が排出ガ
イド部材33とプラテンローラ16との間に入り込んで
しまい、更に前記第2のリブ13eに用紙7が引っ掛か
らず通り過ぎてしまった場合でも、用紙7は当該突部1
3fに突き当たって詰まることになる。従って、プラテ
ンローラ16が用紙7を多重に巻き込む事態はより確実
に防止されることになる。
【0051】なお、前記規制部は、前述のようなリブ状
部分を有するブロック体13に限らず、他の形状のブロ
ック体についても適用できる。例えば、図6に示すよう
に、用紙7のプラテンローラ16からの離脱位置よりも
プラテンローラ16の回転方向下流側の周面に対向する
対向面33bと、用紙7の搬送方向先頭側に接触して用
紙7をプラテンローラ16の周面から離脱する方向に向
けるための排紙案内面33cとを有するブロック33に
おいて、対向面33bの下端部の幅方向全体に突部33
d(規制部)を設ける構成が考えられる。
【0052】これにより、用紙7を用紙排紙方向に誘導
できると共に、用紙7が排出ガイド部材33とプラテン
ローラ16との間に入り込んでしまった場合でも、その
用紙7は突部33dに接触して詰まることになる。従っ
て、プラテンローラ16が用紙7を多重に巻き込む事態
は防止される。
【0053】なお、上記の規制部(13f・33d)
は、プラテンローラ16からの用紙7の離脱位置よりロ
ーラ回転方向下流側であって、プラテンローラ16への
用紙7の給紙位置よりもローラ回転方向上流側の位置に
設けられていれば、用紙7のプラテンローラ16への多
重巻付き防止という効果を達成するには十分である。
【0054】
【発明の効果】上述したように、請求項1の発明による
と、排出ガイド部材に複数のリブを設け、それぞれのリ
ブに対向面と案内面が設けられている構成となるので、
用紙が少なくともどれかのリブの案内面側に接触すれ
ば、用紙が排出ガイド部材とローラとの間の隙間に入ら
ないことが期待できる。従って、紙詰まりや用紙のロー
ラへの巻付き等の用紙搬送トラブルが少ない構成とな
る。
【0055】請求項2の発明によると、用紙が排出ガイ
ド部材とローラとの間に入り込んでしまっても、その用
紙の搬送方向先頭側が第二のリブに接触しそれ以上の搬
送は防止されるため、用紙のローラへの多重巻込みの事
態が防止される。
【0056】請求項3の発明によると、用紙は用紙供給
側から押圧部材によりローラの周面に押圧されながらロ
ーラの周面に沿って印字部に供給されるので、用紙をロ
ーラに押さえ付けるために別のローラ等を設けるような
構成に比して、プリンタを小型化することができる。
【0057】請求項4の発明によると、用紙が排出ガイ
ド部材とローラの対向面との間に入り込んでしまって
も、その用紙の搬送方向先頭側が規制部に接触してそれ
以上の搬送は防止されるため、用紙のロールへの多重巻
込みの事態は防止される。
【0058】請求項5の発明によると、用紙が離脱位置
から離脱せず排出ガイド部材とローラとの間に入り込ん
でしまっても、給紙位置まで至る前に、当該用紙を規制
部に突き当てて停止することができる。従って、用紙の
多重巻込みが防止される。
【0059】請求項6の発明によると、用紙は用紙供給
側から押圧部材によりローラの周面に押圧されながらロ
ーラの周面に沿って印字部に供給されるので、用紙をロ
ーラに押さえ付けるために別のローラ等を設けるような
構成に比して、プリンタを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの斜視図である。
【図2】プリンタの側面断面図である。
【図3】用紙収容部に用紙をセットした状態を示した側
面断面図である。
【図4】用紙分離部および印刷機構部の詳細を示した断
面拡大図である。
【図5】ガイド部材の斜視図である。
【図6】別形態のガイド部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 7 用紙 13 ブロック体(排出ガイド部材) 13b 対向面 13c 案内面 13d リブ 14 印刷機構部(印字部) 16 プラテンローラ(ローラ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月28日(2002.3.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】これにより、排出ガイド部材に複数のリブ
を設け、それぞれのリブに案内面が設けられている構成
となるので、用紙が少なくともどれかのリブの案内面側
に接触すれば、用紙が排出ガイド部材とローラとの間の
隙間に入らないことが期待できる。従って、紙詰まりや
用紙のローラへの巻付き等の用紙搬送トラブルが少ない
構成となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】
【発明の効果】上述したように、請求項1の発明による
と、排出ガイド部材に複数のリブを設け、それぞれのリ
に案内面が設けられている構成となるので、用紙が少
なくともどれかのリブの案内面側に接触すれば、用紙が
排出ガイド部材とローラとの間の隙間に入らないことが
期待できる。従って、紙詰まりや用紙のローラへの巻付
き等の用紙搬送トラブルが少ない構成となる。
フロントページの続き (72)発明者 奥村 隆司 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 直江 六男 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 平 比呂志 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 嶋田 勝彦 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 山梨 素明 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 Fターム(参考) 2C059 DD05 DD10 DD13 3F101 FA01 FB15 FC07 FC11 FD02 LA07 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送するために回転されるローラ
    と、 そのローラ上で用紙に印字を行う印字部と、 前記ローラへの用紙供給側から前記ローラの周面に沿っ
    て湾曲しローラ周面から離脱して用紙排紙側に延びる用
    紙搬送経路とを備えるプリンタであって、 前記用紙搬送経路には、前記ローラの周面から離脱した
    用紙を前記用紙排紙側に案内するための排出ガイド部材
    を設け、 前記排出ガイド部材には、 用紙の搬送方向先頭側に接触して用紙を前記ローラの周
    面から離脱する方向に向けるための案内面を有するリブ
    を、互いに間隔をあけて前記ローラの軸線方向に複数並
    べて設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタであって、 前記排出ガイド部材には、前記ローラの周面と対向する
    部分において、前記リブとリブとの間に、前記ローラの
    軸線方向に沿う長手方向を有する第二のリブを設けたこ
    とを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプリンタであ
    って、 前記用紙搬送経路には、前記ローラの周面のうち前記印
    字部よりもローラの回転方向上流側の周面に沿って用紙
    を押圧する押圧部材を設けたことを特徴とするプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 用紙を搬送するために回転されるローラ
    と、 そのローラ上で用紙に印字を行う印字部と、 前記ローラへの用紙供給側から前記ローラの周面に沿っ
    て湾曲しローラ周面から離脱して用紙排紙側に延びる用
    紙搬送経路とを備えるプリンタであって、 前記用紙搬送経路には、前記ローラの周面から離脱した
    用紙を前記用紙排紙側に案内するための排出ガイド部材
    を設け、 前記排出ガイド部材には、(1)前記用紙のローラから
    の離脱位置よりもローラの回転方向下流側の周面に対向
    する対向面と、(2)用紙の搬送方向先頭側に接触して
    用紙を前記ローラの周面から離脱する方向に向けるため
    の案内面とを有し、 前記対向面には、前記対向面とローラの周面との間に入
    り込んだ用紙に接触して用紙を停止させる規制部が設け
    られていることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプリンタであって、 前記規制部は、前記ローラからの用紙の離脱位置とロー
    ラへの用紙の給紙位置との間に設けられていることを特
    徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のプリンタであ
    って、 前記用紙搬送経路には、前記ローラの周面のうち前記印
    字部よりもローラの回転方向上流側の周面に沿って用紙
    を押圧する押圧部材を設けたことを特徴とするプリン
    タ。
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