JP2751575B2 - 画像プリンタ - Google Patents
画像プリンタInfo
- Publication number
- JP2751575B2 JP2751575B2 JP15191990A JP15191990A JP2751575B2 JP 2751575 B2 JP2751575 B2 JP 2751575B2 JP 15191990 A JP15191990 A JP 15191990A JP 15191990 A JP15191990 A JP 15191990A JP 2751575 B2 JP2751575 B2 JP 2751575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- roller
- paper
- recording
- reverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動給紙機構を備えた画像プリンタに関す
るものである。
るものである。
従来の技術 近年、画像プリンタに於いては、PETベース等の特殊
な記録紙を連続且つ自動的に装置内の記録部に供給する
ために自動給紙機構を有するものが見られるようになっ
てきた。
な記録紙を連続且つ自動的に装置内の記録部に供給する
ために自動給紙機構を有するものが見られるようになっ
てきた。
以下図面を参照しながら上述した従来の両像プリンタ
の例について説明する。
の例について説明する。
第3図は、従来の画像プリンタの断面図を示すもので
ある。第3図に於いて、14はサーマルヘッド1,プラテン
2,インクシート3からなる記録部を有する装置本体、8
は装置本体14に回転可能に設けたピックアップローラ、
7はピックアップローラ8同様装置本体に回転可能に設
けたセパレートローラ、16はセパレートローラ77に押圧
可能でありトルクリミッタを同軸上に持ち回転可能なリ
バースローラ、17はリバースローラ16を保持し装置本体
14に回動可能に取り付けたリバースローラ保持アング
ル、12は枚葉状の記録紙、11は記録紙12を収納し且つ装
置本体14のガイド部18に着脱可能な記録紙カセット、13
は記録紙12をピックアップローラ8に押圧するための押
圧手段、10は押圧手段により記録紙12を積載しながら押
圧する紙押上板、6は給紙と排紙の切り換えを行なう切
り換えガイド、15は記録紙12をガイドするガイド部材、
4,5は記録紙12を給紙後搬送駆動するピンチローラとキ
ャプスタンローラである。
ある。第3図に於いて、14はサーマルヘッド1,プラテン
2,インクシート3からなる記録部を有する装置本体、8
は装置本体14に回転可能に設けたピックアップローラ、
7はピックアップローラ8同様装置本体に回転可能に設
けたセパレートローラ、16はセパレートローラ77に押圧
可能でありトルクリミッタを同軸上に持ち回転可能なリ
バースローラ、17はリバースローラ16を保持し装置本体
14に回動可能に取り付けたリバースローラ保持アング
ル、12は枚葉状の記録紙、11は記録紙12を収納し且つ装
置本体14のガイド部18に着脱可能な記録紙カセット、13
は記録紙12をピックアップローラ8に押圧するための押
圧手段、10は押圧手段により記録紙12を積載しながら押
圧する紙押上板、6は給紙と排紙の切り換えを行なう切
り換えガイド、15は記録紙12をガイドするガイド部材、
4,5は記録紙12を給紙後搬送駆動するピンチローラとキ
ャプスタンローラである。
以上のように構成された従来の画像プリンタについて
以下その動作について説明する。
以下その動作について説明する。
まず、記録紙12を複数枚収納した記録紙カセット11を
装置本体14のガイド部18に沿って所定の位置に挿入・保
持する。給紙の際には押圧手段13が上昇し給紙方向上流
側の一端を支点として回動自在な紙押上板10を押し上
げ、給押上板10上の記録紙12をピックアップローラ8に
押圧する。同時にピックアップローラ8とセパレートロ
ーラ7が給紙方向に回転し記録紙12を複数枚搬送する。
一方、給紙の際にはセパレートローラ7に対し離間して
いたリバースローラ16がリバースローラ保持アングル17
の記録紙押圧方向への支点を中心とする回動によってセ
パレートローラ7を押圧する。ここでリバースローラ16
は、トルクリミッタを備え給紙方向に対して逆回転する
ことにより、1枚の記録紙12ならばそのまま記録紙12を
搬送し、2枚以上ならば2枚目以降はさばいてしまうさ
ばき手段を形成している。
装置本体14のガイド部18に沿って所定の位置に挿入・保
持する。給紙の際には押圧手段13が上昇し給紙方向上流
側の一端を支点として回動自在な紙押上板10を押し上
げ、給押上板10上の記録紙12をピックアップローラ8に
押圧する。同時にピックアップローラ8とセパレートロ
ーラ7が給紙方向に回転し記録紙12を複数枚搬送する。
一方、給紙の際にはセパレートローラ7に対し離間して
いたリバースローラ16がリバースローラ保持アングル17
の記録紙押圧方向への支点を中心とする回動によってセ
パレートローラ7を押圧する。ここでリバースローラ16
は、トルクリミッタを備え給紙方向に対して逆回転する
ことにより、1枚の記録紙12ならばそのまま記録紙12を
搬送し、2枚以上ならば2枚目以降はさばいてしまうさ
ばき手段を形成している。
搬送された一枚の記録紙12は、ガイド部材15と切り換
えガイド6にガイドされキャプスタンローラ4とピンチ
ローラ5間を通過して給紙動作の完了となり、以後キャ
プスタンローラ4とピンチローラ5の押圧・回転で搬送
され、押圧手段13とリバースローラ16は、降下する。
えガイド6にガイドされキャプスタンローラ4とピンチ
ローラ5間を通過して給紙動作の完了となり、以後キャ
プスタンローラ4とピンチローラ5の押圧・回転で搬送
され、押圧手段13とリバースローラ16は、降下する。
この時リバースローラ16によりさばかれた記録紙12
は、第4図に示すように、リバースローラ16上面に乗り
上げることがある。この状態で1枚目に搬送される記録
紙12aとリバースローラ16上面に乗り上げた記録紙12bが
接触すると、静電気による密着力が発生しそのまま装置
本体14内部まで取り込まれる重送が起きていた。これを
防ぐために従来は、第5図に示すような記録紙けり落し
機構を備えたものがある。
は、第4図に示すように、リバースローラ16上面に乗り
上げることがある。この状態で1枚目に搬送される記録
紙12aとリバースローラ16上面に乗り上げた記録紙12bが
接触すると、静電気による密着力が発生しそのまま装置
本体14内部まで取り込まれる重送が起きていた。これを
防ぐために従来は、第5図に示すような記録紙けり落し
機構を備えたものがある。
第5図において、20はけり落しレバーで、ピックアッ
プローラ8の軸を回動支軸としており、リバースローラ
ー16の両端部近傍を上方向から挟持するように付勢手段
21によって付勢される。給紙の際には、けり落しレバー
20はピックアップローラ8により搬送される記録紙12a
に持ち上げられるが、給紙完了の際にはリバースローラ
16の下降と共にけり落しレバー20も記録紙12aを付勢し
たまま下降する。ここで2枚目以降の記録紙12bは静電
気による密着で重送しそうになるが、リバースローラ16
が逆搬送方向に回転していることより2枚目以降の記録
紙12bには逆搬送力が生じ、2枚目以降の記録紙12bは記
録紙カセット方向に逆戻りする。
プローラ8の軸を回動支軸としており、リバースローラ
ー16の両端部近傍を上方向から挟持するように付勢手段
21によって付勢される。給紙の際には、けり落しレバー
20はピックアップローラ8により搬送される記録紙12a
に持ち上げられるが、給紙完了の際にはリバースローラ
16の下降と共にけり落しレバー20も記録紙12aを付勢し
たまま下降する。ここで2枚目以降の記録紙12bは静電
気による密着で重送しそうになるが、リバースローラ16
が逆搬送方向に回転していることより2枚目以降の記録
紙12bには逆搬送力が生じ、2枚目以降の記録紙12bは記
録紙カセット方向に逆戻りする。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、まずけり落とし
機構がない場合、記録紙12bがリバースローラ16の上面
に乗り上げたまま残ってしまい、1枚搬送された記録紙
12aに2枚目以降の記録紙12bが接触すると静電気による
密着を起こし、装置本体14内部に続けて重送され、給紙
エラーとなるという課題を有していた。また第5図に示
すように、けり落し機構を備えた画像プリンタにおいて
は、けり落しレバー20のレバー部を常に付勢手段21で下
方へ付勢しているため、重送を防ぐのに効果的な強いバ
ネ圧力に設定すると、リバースローラ16の両端部にけり
落しレバー20のレバー部が食い込んで記録紙の印画面に
傷をつけるという課題、また、1枚目に搬送する記録紙
がスリップするという課題を有していた。
機構がない場合、記録紙12bがリバースローラ16の上面
に乗り上げたまま残ってしまい、1枚搬送された記録紙
12aに2枚目以降の記録紙12bが接触すると静電気による
密着を起こし、装置本体14内部に続けて重送され、給紙
エラーとなるという課題を有していた。また第5図に示
すように、けり落し機構を備えた画像プリンタにおいて
は、けり落しレバー20のレバー部を常に付勢手段21で下
方へ付勢しているため、重送を防ぐのに効果的な強いバ
ネ圧力に設定すると、リバースローラ16の両端部にけり
落しレバー20のレバー部が食い込んで記録紙の印画面に
傷をつけるという課題、また、1枚目に搬送する記録紙
がスリップするという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、リバースローラの両端及び
リバースローラの給紙方向上流側を上方向から挟持し且
つ記録紙の給紙方向に対して鋭角をなして当接し回動可
能なレバー部材と、レバー部材を付勢する付勢手段を設
けることによって、少ない負荷で重送・給紙スリップを
防止し且つ記録紙の傷つきのない高品位で信頼性の高い
画像プリンタを提供するものである。
リバースローラの給紙方向上流側を上方向から挟持し且
つ記録紙の給紙方向に対して鋭角をなして当接し回動可
能なレバー部材と、レバー部材を付勢する付勢手段を設
けることによって、少ない負荷で重送・給紙スリップを
防止し且つ記録紙の傷つきのない高品位で信頼性の高い
画像プリンタを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の画像プリンタは、
枚葉状の記録紙を収納する記録紙カセットと、記録紙カ
セットの上方で記録紙を搬送する第一の搬送ローラと、
記録紙カセットの下方から記録紙を第一の搬送ローラに
押圧せしめる紙押上板と、第一の搬送ローラの給紙方向
下流側に略平行に設けた第二の搬送ローラと、第二の搬
送ローラの下方から第二の搬送ローラを押圧・離間せし
め記録紙の2枚目以降をさばくリバースローラと、リバ
ースローラの両端及び給紙方向上流側近傍を上方向から
記録紙方向に対して鋭角をなして当接し回動可能なレバ
ー部材と、レバー部材を付勢する付勢手段とを設けた構
成となっている。
枚葉状の記録紙を収納する記録紙カセットと、記録紙カ
セットの上方で記録紙を搬送する第一の搬送ローラと、
記録紙カセットの下方から記録紙を第一の搬送ローラに
押圧せしめる紙押上板と、第一の搬送ローラの給紙方向
下流側に略平行に設けた第二の搬送ローラと、第二の搬
送ローラの下方から第二の搬送ローラを押圧・離間せし
め記録紙の2枚目以降をさばくリバースローラと、リバ
ースローラの両端及び給紙方向上流側近傍を上方向から
記録紙方向に対して鋭角をなして当接し回動可能なレバ
ー部材と、レバー部材を付勢する付勢手段とを設けた構
成となっている。
作用 本発明は上記した構成により、けり落しレバーが2枚
目以降の記録紙をリバースローラに下向きに巻き付ける
力を発生し、強い逆搬送力を発生するため、付勢力を弱
く設定しても重送を防ぐことができる。また、付勢力を
弱く設定すれば1枚目の記録紙の搬送負荷が減り、給紙
スリップも防ぐことができる。更にけり落しレバーと記
録紙の接触面積を増やしているので、単位面積当りの圧
力は減り、傷がつきにくくなる。
目以降の記録紙をリバースローラに下向きに巻き付ける
力を発生し、強い逆搬送力を発生するため、付勢力を弱
く設定しても重送を防ぐことができる。また、付勢力を
弱く設定すれば1枚目の記録紙の搬送負荷が減り、給紙
スリップも防ぐことができる。更にけり落しレバーと記
録紙の接触面積を増やしているので、単位面積当りの圧
力は減り、傷がつきにくくなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の画像プリンタについて、図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例に
於ける画像プリンタの構成を示す断面図、また第2図は
同斜視図を示すものである。第1図,第2図に於いて、
14はサーマルヘッド1,プラテン2,インクシート3からな
る記録部を有する装置本体、8は装置本体14に回転可能
に設けたピックアップローラ、7はピックアップローラ
8同様装置本体に回転可能に設けたセパレートローラ、
16はセパレートローラ7に押圧可能でありトルクリミッ
タを同軸上に持ち回転可能なリバースローラ、17はリバ
ースローラ16を保持し装置本体14に回動可能に取り付け
たリバースローラ保持アングル、12は枚葉状の記録紙、
11は記録紙12を収納し且つ装置本体14のガイド部に着脱
可能な記録紙カセット、13は記録紙をピックアップロー
ラ8に押圧するための押圧手段、10は押圧手段により記
録紙12を積載しながら押圧する紙押上板、6は給紙と排
紙の切り換えを行なう切り換えガイド、15は記録紙12を
ガイドするガイド部材、4,5は記録紙を給紙後駆動する
ピンチローラとキャプスタンローラ、22はけり落しレバ
ーで、ピックアップローラ8の軸を回動支軸としてお
り、リバースローラ16の両端部及び給紙方向上流側を上
方向から挟持するように付勢手段21によって付勢され
る。
を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例に
於ける画像プリンタの構成を示す断面図、また第2図は
同斜視図を示すものである。第1図,第2図に於いて、
14はサーマルヘッド1,プラテン2,インクシート3からな
る記録部を有する装置本体、8は装置本体14に回転可能
に設けたピックアップローラ、7はピックアップローラ
8同様装置本体に回転可能に設けたセパレートローラ、
16はセパレートローラ7に押圧可能でありトルクリミッ
タを同軸上に持ち回転可能なリバースローラ、17はリバ
ースローラ16を保持し装置本体14に回動可能に取り付け
たリバースローラ保持アングル、12は枚葉状の記録紙、
11は記録紙12を収納し且つ装置本体14のガイド部に着脱
可能な記録紙カセット、13は記録紙をピックアップロー
ラ8に押圧するための押圧手段、10は押圧手段により記
録紙12を積載しながら押圧する紙押上板、6は給紙と排
紙の切り換えを行なう切り換えガイド、15は記録紙12を
ガイドするガイド部材、4,5は記録紙を給紙後駆動する
ピンチローラとキャプスタンローラ、22はけり落しレバ
ーで、ピックアップローラ8の軸を回動支軸としてお
り、リバースローラ16の両端部及び給紙方向上流側を上
方向から挟持するように付勢手段21によって付勢され
る。
以上のように構成された本発明の一実施例の画像プリ
ンタについて以下その動作について説明する。
ンタについて以下その動作について説明する。
まず、記録紙12を複数枚収納した記録紙カセット11を
装置本体14のガイド部18に沿って所定の位置に挿入・保
持する。給紙の際には押圧手段13が上昇し給紙方向上流
側の一端を支点として回動自在の紙押上板10を押し上
げ、紙押上板10上の記録紙12をピックアップローラ8に
押圧する。同時にピックアップローラ8とセパレートロ
ーラ7が給紙方向に回動し記録紙12を複数枚搬送する。
ここで記録紙12は、上方向より給紙方向に対して鋭角を
なして当接してくるけり落しレバー22を跳ね上げて、セ
パレートローラ7へ搬送される。一方、給紙の際にはセ
パレートローラ7に対し離間していたリバースローラ16
がリバースローラ保持アングル17の記録紙押圧方向への
支点を中心とする回動によってセパレートローラ7を押
圧する。ここでリバースローラ16は、トクリミッタを備
え給紙方向に対して逆回転にすることにより、1枚の記
録紙12ならばそのまま記録紙12を搬送し、2枚以上なら
ば2枚目以降はさばいてしまうさばき手段を形成してい
る。
装置本体14のガイド部18に沿って所定の位置に挿入・保
持する。給紙の際には押圧手段13が上昇し給紙方向上流
側の一端を支点として回動自在の紙押上板10を押し上
げ、紙押上板10上の記録紙12をピックアップローラ8に
押圧する。同時にピックアップローラ8とセパレートロ
ーラ7が給紙方向に回動し記録紙12を複数枚搬送する。
ここで記録紙12は、上方向より給紙方向に対して鋭角を
なして当接してくるけり落しレバー22を跳ね上げて、セ
パレートローラ7へ搬送される。一方、給紙の際にはセ
パレートローラ7に対し離間していたリバースローラ16
がリバースローラ保持アングル17の記録紙押圧方向への
支点を中心とする回動によってセパレートローラ7を押
圧する。ここでリバースローラ16は、トクリミッタを備
え給紙方向に対して逆回転にすることにより、1枚の記
録紙12ならばそのまま記録紙12を搬送し、2枚以上なら
ば2枚目以降はさばいてしまうさばき手段を形成してい
る。
搬送された一枚の記録紙12aは、ガイド部材15と切り
換えガイド6にガイドされキャプスタンローラ4とピン
チローラ5間を通過して給紙動作の完了となり、以後キ
ャプスタンローラ4とピンチローラ5の押圧・回転で搬
送され、押圧手段13とリバースローラ16は降下する。ま
た、けり落しレバー22も記録紙12aを付勢しながら降下
し、リバースローラ16間に記録紙12aを挟持するこの時
ピックアップローラ8により搬送され且つリバースロー
ラ16によりさばかれた記録紙12bは、記録紙12aと接触し
て静電気による密着を起こし重送しようとするが、けり
落しレバー22がリバースローラ16の両端及び給紙方向上
流側を上方向から鋭角をなして当接することにより、2
枚目以降の記録紙12bはリバースローラ16に下向きに巻
付ける力を受けて、強い逆搬送力を発生し、記録紙カセ
ット11に逆戻りする。従って、付勢力を従来よりも弱く
設定して重送を防ぐことができる。また、付勢力を弱く
設定すれば1枚目の記録紙12aの搬送負荷が減り、給紙
スリップも防ぐことができる。更にけり落しレバー22と
記録紙12の接触面積を増やしているので、単位面積当り
の圧力は減り、傷がつきにくくなる。
換えガイド6にガイドされキャプスタンローラ4とピン
チローラ5間を通過して給紙動作の完了となり、以後キ
ャプスタンローラ4とピンチローラ5の押圧・回転で搬
送され、押圧手段13とリバースローラ16は降下する。ま
た、けり落しレバー22も記録紙12aを付勢しながら降下
し、リバースローラ16間に記録紙12aを挟持するこの時
ピックアップローラ8により搬送され且つリバースロー
ラ16によりさばかれた記録紙12bは、記録紙12aと接触し
て静電気による密着を起こし重送しようとするが、けり
落しレバー22がリバースローラ16の両端及び給紙方向上
流側を上方向から鋭角をなして当接することにより、2
枚目以降の記録紙12bはリバースローラ16に下向きに巻
付ける力を受けて、強い逆搬送力を発生し、記録紙カセ
ット11に逆戻りする。従って、付勢力を従来よりも弱く
設定して重送を防ぐことができる。また、付勢力を弱く
設定すれば1枚目の記録紙12aの搬送負荷が減り、給紙
スリップも防ぐことができる。更にけり落しレバー22と
記録紙12の接触面積を増やしているので、単位面積当り
の圧力は減り、傷がつきにくくなる。
発明の効果 以上のように本発明の画像プリンタは、枚葉状の記録
紙を収納する記録紙カセットと、記録紙カセットの上方
で記録紙を搬送する第一の搬送ローラと、記録紙カセッ
トの下方から記録紙を第一の搬送ローラに押圧せしめる
紙押上板と、第一の搬送ローラの給紙方向下流側に略平
行に設けた第二の搬送ローラと、第二の搬送ローラの下
方から第二の搬送ローラを押圧・離間せしめ記録紙の2
枚目以降をさばくリバースローラと、リバースローラの
両端及び給紙方向上流側近傍を上方向から挟持せしめ記
録紙の給紙方向に対して鋭角をなして当接し回動可能な
レバー部材と、レバー部材を付勢する付勢手段とを設け
ることによって、少ない負荷で重送・給紙スリップ・記
録紙の傷つきを防止し品位と信頼性を飛躍的に高めると
いう優れた効果を得ることができる。
紙を収納する記録紙カセットと、記録紙カセットの上方
で記録紙を搬送する第一の搬送ローラと、記録紙カセッ
トの下方から記録紙を第一の搬送ローラに押圧せしめる
紙押上板と、第一の搬送ローラの給紙方向下流側に略平
行に設けた第二の搬送ローラと、第二の搬送ローラの下
方から第二の搬送ローラを押圧・離間せしめ記録紙の2
枚目以降をさばくリバースローラと、リバースローラの
両端及び給紙方向上流側近傍を上方向から挟持せしめ記
録紙の給紙方向に対して鋭角をなして当接し回動可能な
レバー部材と、レバー部材を付勢する付勢手段とを設け
ることによって、少ない負荷で重送・給紙スリップ・記
録紙の傷つきを防止し品位と信頼性を飛躍的に高めると
いう優れた効果を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例における画像プリンタの構成
を示す断面図、第2図は同実施例における要部斜視図、
第3図,第4図は従来の画像プリンタの構成を示す断面
図、第5図は同従来例における要部斜視図である。 7……セパレートローラ、8……ピックアップローラ、
10……紙押上板、12……記録紙カセット、16……リバー
スローラ、21……付勢手段、22……けり落しレバー。
を示す断面図、第2図は同実施例における要部斜視図、
第3図,第4図は従来の画像プリンタの構成を示す断面
図、第5図は同従来例における要部斜視図である。 7……セパレートローラ、8……ピックアップローラ、
10……紙押上板、12……記録紙カセット、16……リバー
スローラ、21……付勢手段、22……けり落しレバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外村 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−2951(JP,A) 実開 昭62−11831(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】枚葉状の記録紙を収納する記録紙カセット
と、前記記録紙カセットの上方で前記記録紙を搬送する
第一の搬送ローラと、前記記録紙カセットの下方から前
記記録紙を前記第一の搬送ローラに押圧せしめる紙押上
板と、前記第一の搬送ローラの給紙方向下流側に略平行
に設けた第二の搬送ローラと、前記第二の搬送ローラの
下方から前記第二の搬送ローラを押圧・離間せしめ前記
記録紙の2枚目以降をさばくリバースローラと、前記リ
バースローラの両端部及び給紙方向上流側近傍を上方向
から記録紙の給紙方向に対して鋭角をなして当接し回動
可能なレバー部材と、前記レバー部材を付勢する付勢手
段とを設けた画像プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15191990A JP2751575B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 画像プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15191990A JP2751575B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 画像プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445031A JPH0445031A (ja) | 1992-02-14 |
JP2751575B2 true JP2751575B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15529069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15191990A Expired - Fee Related JP2751575B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 画像プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751575B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP15191990A patent/JP2751575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445031A (ja) | 1992-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080272536A1 (en) | Paper feeding device, recording apparatus and information processing apparatus having the same | |
US6550759B2 (en) | Paper feeder, auxiliary roller, paper feeding method using the same, and recording apparatus incorporating the same | |
JP2740215B2 (ja) | 熱転写記録装置 | |
JP2751575B2 (ja) | 画像プリンタ | |
JPH11278712A (ja) | 記録装置 | |
JP2692997B2 (ja) | 画像プリンタ | |
JP2001072271A (ja) | 自動給紙装置及び記録装置 | |
JP3985563B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP4228205B2 (ja) | 給紙装置および該給紙装置を備えた記録装置 | |
JP2008120592A (ja) | 給紙機構及びそれを備えた記録装置ならびに給紙機構の制御方法 | |
JP2758051B2 (ja) | 画像プリンタ | |
JP2004026479A (ja) | シート材給送装置および記録装置 | |
US6305683B1 (en) | Front loading type of automatic paper feeding apparatus for preventing paper from being skewed | |
JP3045192B2 (ja) | プリンタの紙送り機構 | |
JP3554256B2 (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JPH11334917A (ja) | プリンタの給紙装置 | |
JP3770730B2 (ja) | プリンタの用紙分離機構 | |
JPH07206169A (ja) | 自動給紙装置及び記録装置 | |
JP2910450B2 (ja) | 画像プリンタ | |
JP2840110B2 (ja) | 給紙装置及びこの給紙装置を用いた記録装置 | |
JP2519877B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2008156034A (ja) | 給紙機構及びそれを備えた記録装置 | |
JP2001233497A (ja) | 給紙装置および記録装置 | |
JP2001233464A (ja) | 給紙装置,記録装置,および補助ローラ | |
JPH11334916A (ja) | プリンタの給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |