JPH06155836A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

Info

Publication number
JPH06155836A
JPH06155836A JP30843092A JP30843092A JPH06155836A JP H06155836 A JPH06155836 A JP H06155836A JP 30843092 A JP30843092 A JP 30843092A JP 30843092 A JP30843092 A JP 30843092A JP H06155836 A JPH06155836 A JP H06155836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
printed
receiving surface
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30843092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kawaguchi
貴弘 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP30843092A priority Critical patent/JPH06155836A/ja
Publication of JPH06155836A publication Critical patent/JPH06155836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化を図りつつ印字済用紙を剛度の高低にか
かわらず円滑に排紙することができる。 【構成】排紙部15の用紙幅方向両端部に回転支持され
用紙受け面17上の収容位置に位置決め保持可能かつ用
紙受け面17と同等の傾斜角度で印字済用紙をその幅方
向両端部が用紙受け面17よりも上方に位置するように
支持可能な一対の用紙支持バー(31L,31R)を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェットプリンタの従来
構成を図5,6に示す。これらの図において、2は印字
ヘッド(インクジェットヘッド)で、図示しないキャリ
アによって図5中紙面と直交する方向に往復移動されイ
ンク滴を用紙に噴射して印字可能に構成されている。ま
た、3はフィードローラで、給紙トレイ6に収容された
カット用紙等をインクジェットヘッド2へ送り付勢可能
に構成されている。
【0003】また、10は用紙排出手段で、インクジェ
ットヘッド2によって印字された用紙(印字済用紙)を
排紙方向(矢印E方向)に送り付勢可能に形成されてい
る。用紙排出手段10は、印字済用紙Pを排紙方向に送
り付勢可能な排紙ローラ11と当該排紙ローラ11に印
字済用紙Pを押圧する拍車12とを含み構成されてい
る。なお、印字済用紙Pを一段と確実に排紙できるよう
に、印字済用紙Pの後端が排紙ローラ11から外れた後
は当該後端を排紙アーム21で押圧して後述する排紙部
15まで搬送する試みがなされている。
【0004】また、15は排紙部で、用紙排出手段10
の下流で印字済用紙Pを水平方向に対して傾斜させた状
態(例えば傾斜角度55°)で受け可能な用紙受け面1
7を有している。排紙部15は、用紙搬送ユニット本体
9の図5中上端部に設けられている。なお、排紙部15
には、印字済用紙Pが用紙受け面17から脱落するのを
防止するために排紙ガイド19が設けられることがあ
る。この排紙ガイド19は、図6に示す如く、排紙部1
5の用紙受け面17の上端部より上方へ所定長さだけ突
出するように設けられている。
【0005】しかして、印字済用紙Pは、排紙ローラ1
1と拍車12等とにより排紙方向に送り付勢され排紙部
15の用紙受け面17へ印字面を上にした状態で排紙さ
れる。なお、印字済用紙Pは、その図5中上方部分が給
紙トレイ6上の未使用用紙Pに支持された状態で蓄えら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したイ
ンクジェットプリンタにおいて、連量が51.5kg程
度の比較的軽くて剛度の低い用紙Pを印字して排紙した
場合、当該用紙Pが図7に示す如く上方に大きく湾曲し
排紙部15の用紙受け面17より脱落してしまうことが
ある。
【0007】また、連量が77.5kg程度の比較的重
くて剛度の高い用紙Pを印字して排紙した場合、図8に
示す如く、当該用紙Pが排紙部15の用紙受け面17に
従って蓄えられずに図中下端部が持ち上がってしまい用
紙受け面17から脱落してしまうことがある。かかる不
都合を解消する一方策として、用紙受け面17の排紙方
向長さを増大することが考えられる。しかし、かかる構
成ではプリンタが大型化してしまうことになる。また、
別の方策として、排紙部15に脱落防止用のストッパ2
9が設けられることがあるが、用紙Pが用紙受け面17
の先端部(排紙ガイド19が設けられている場合には当
該ガイド19の先端部)を支点として湾曲するため用紙
枚数が多くなるとストッパ29が有効に作用しなくなっ
てしまう。
【0008】本発明の目的は、上記事情に鑑み、小型化
を図りつつ印字済用紙を剛度の高低にかかわらず円滑に
排紙することができるインクジェットプリンタを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジッ
トプリンタは、印字ヘッドにより印字された用紙を排紙
方向に送り付勢可能な用紙排出手段と、この用紙排出手
段の下流に印字済用紙を水平方向に対して傾斜させた状
態で受け可能な用紙受け面が形成された排紙部とを備え
たインクジェットプリンタにおいて、排紙部の用紙幅方
向両端部に回転支持され用紙受け面上の収容位置に位置
決め保持可能かつ用紙受け面と同等の傾斜角度で印字済
用紙をその幅方向両端部が用紙受け面よりも上方に位置
するように支持可能な一対の用紙支持バーを備えたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本発明では、印字作業を行う場
合には、収容位置に位置決め保持されていた両用紙支持
バーを回動操作させて用紙受け面と同等の傾斜角度で用
紙をその幅方向両端部が用紙受け面よりも上方に位置す
るように支持可能な位置に位置決め保持する。
【0011】次に、その状態で比較的軽くて剛度の低い
用紙を印字して用紙排出手段によって排紙方向へ送り付
勢した場合、当該印字済用紙は両用紙支持バーによって
排紙方向と直交する方向に湾曲されつつ排紙部へ排紙さ
れる。これにより、印字済用紙の断面2次モーメントが
増大し排紙方向への曲げに対する抵抗力が増加する。し
たがって、印字済用紙が上方に湾曲して用紙受け面から
脱落してしまうような事態は生じない。
【0012】また、比較的重くて剛度の高い用紙を印字
して用紙排出手段によって排紙方向へ送り付勢した場
合、当該印字済用紙はその幅方向両端部を両用紙支持バ
ーによって用紙受け面と同程度の傾斜角度をもって支持
されつつ排紙部へ排紙されるので、従来の如く用紙の支
持長さが不十分となることはない。その結果、用紙が排
紙部から脱落することがなくなる。一方、印字作業を行
わない場合には、両用紙支持バーを回動操作して収容位
置に位置決め保持することにより、両用紙支持バーの排
紙部からの突出量が大幅に減少される(特に排紙方向の
突出量は零となる。)。
【0013】以上より、小型化を図りつつ印字済用紙を
剛度の高低にかかわらず円滑に排紙することができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本インクジェットプリンタは、図1〜4に示す如く、基
本的構成(インクジェットヘッド2,フィードローラ
3,給紙トレイ6,用紙排出手段10等)が従来例(図
5,6)と同様とされ、排紙部15の用紙幅方向両端部
16L,16Rに回転支持され用紙受け面17上の収容
位置に位置決め保持可能かつ用紙受け面17と同等の傾
斜角度で印字済用紙をその幅方向両端部が用紙受け面1
7よりも上方に位置するように支持可能な一対の用紙支
持バー31L,31Rを設けた構成とされている。
【0015】なお、従来例(図5,6)と同一又は共通
する構成要素については同一の符号を付し、その詳細説
明を省略する。
【0016】ここで、両用紙支持バー31L,31R
は、排紙部15の用紙幅方向両端部16L,16Rに用
紙受け面17と同一の傾斜角度(55°)で回転支持さ
れ図2に示す如く用紙受け面17上の収容位置に位置決
め保持可能かつ図1に示す如く排紙方向(E方向)と平
行な用紙支持位置に位置決め保持可能とされている。本
実施例においては、両用紙支持バー31L,31Rは、
ABS樹脂,ポリアセタール樹脂等の合成樹脂製とされ
ており、収容位置に位置決め保持可能な範囲で極力長く
形成されている。
【0017】また、両用紙支持バー31L,31Rは、
構造を簡単化するために、各基端部に軸部32,32を
形成し,図4に示す如く、該軸部32,32を排紙部1
5の両端部16L,16Rに形成された貫通穴16a,
16aに回転自在に嵌め込むことにより排紙部15に取
り付けられている。さらに、両用紙支持バー31L,3
1Rの基端部下面と排紙部15の両端部16L,16R
上面との対応する各所定部分には、当該支持バー31
L,31Rを収容位置および用紙支持位置に弾性復元力
を利用して係止するための凸部と凹部(いずれも図示省
略)とが形成されている。また、排紙部15の用紙受け
面17の中央部には、凹部17aが形成されている。
【0018】なお、用紙排出手段10の排紙アーム21
は、印字済用紙Pの後端が排紙ローラ11に到達した後
当該後端を押圧して印字済用紙Pを排紙部15の用紙受
け部17まで搬送可能かつ搬送終了後に図3中下方の実
線で示す待機位置に復帰可能に設けられている。
【0019】次に、作用について説明する。印字作業を
行う場合には、図2に示す如く収容位置に位置決め保持
されている両用紙支持バー31L,31Rを回動操作さ
せて図1に示す如く用紙支持位置に位置決め保持する。
【0020】次に、その状態で比較的軽くて剛度の低い
用紙Pを印字して用紙排出手段10によって排紙方向へ
送り付勢した場合、当該印字済用紙Pは両用紙支持バー
31L,31Rによって排紙方向(E方向)と直交する
方向に湾曲されつつ排紙部15へ排紙される。これによ
り、印字済用紙Pの断面2次モーメントが増大し排紙方
向への曲げに対する抵抗力が増加する。したがって、印
字済用紙が上方に湾曲して用紙受け面17から脱落して
しまうような事態は生じない。
【0021】また、比較的重くて剛度の高い用紙Pを印
字して用紙排出手段10によって排紙方向へ送り付勢し
た場合、当該印字済用紙Pはその両端部を両用紙支持バ
ー31L,31Rによって用紙受け面15と同一の傾斜
角度(55°)をもって支持されつつ排紙部15へ排紙
されるので、従来の如く用紙の支持長さが不十分となる
ことはない。その結果、印字済用紙Pが排紙部15から
脱落することがなくなる。一方、印字作業を行わない場
合には、両用紙支持バー31L,31Rを回動操作して
図2に示す収容位置に位置決め保持することにより、両
バー31L,31Rの排紙部15からの突出量が大幅に
減少される(特に排紙方向の突出量は零となる。)。
【0022】また、印字済用紙Pが両用紙支持バー31
L,31Rによって湾曲されて排紙部15に排紙される
ことになるため、既に排紙部15に収容されている先の
印字済用紙の印字面を滑走することがなくなる。したが
って、印字面と干渉することがないのでインク汚れしな
い。
【0023】しかして、この実施例によれば、排紙部1
5の用紙幅方向両端部16L,16Rに回転支持され用
紙受け面17上の収容位置に位置決め保持可能かつ用紙
受け面17と同等の傾斜角度で印字済用紙をその幅方向
両端部が用紙受け面17よりも上方に位置するように支
持可能な一対の用紙支持バー31L,31Rを設けた構
成としたので、小型化を図りつつ印字済用紙を剛度の高
低にかかわらず円滑に排紙することができる。
【0024】また、両用紙支持バー31L,31Rを排
紙部15に嵌込み方式により取付ける構成としたので、
構造が簡単化される。
【0025】また、両用紙支持バー31L,31Rを収
容位置に位置決め保持可能な範囲で極力長く形成したの
で、印字済用紙の両端部を十分に支持することができ
る。その結果、印字済用紙を剛度の高低にかかわらず一
段と円滑に排紙することができる。また、印字済用紙を
インク汚れを一段と効果的に防止しつつ排紙することが
できる。
【0026】また、用紙受け面17の中央部に凹部17
aを形成したので、両用紙支持バー31L,31Rを用
いて一段と効果的に印字済用紙を排紙方向と直交する方
向に湾曲させて排紙することができ、より一層の円滑で
高品質な排紙が達成される。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、排紙部の用紙幅方向両
端部に回転支持され用紙受け面上の収容位置に位置決め
保持可能かつ用紙受け面と同等の傾斜角度で印字済用紙
をその幅方向両端部が用紙受け面よりも上方に位置する
ように支持可能な一対の用紙支持バーを設けた構成とし
たので、小型化を図りつつ印字済用紙を剛度の高低にか
かわらず円滑に排紙することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を説明するための斜視図
である。
【図2】同じく、両用紙支持バーを収容位置に位置決め
保持した様子を示す斜視図である。
【図3】同じく、両用紙支持バーの印字済用紙支持態様
を説明するための斜視図である。
【図4】同じく、用紙支持バーの排紙部への取付方法を
説明するための図である。
【図5】従来のインクジェットプリンタの概略構成を説
明するための図である。
【図6】従来のインクジェットプリンタの用紙排出手段
および排紙部を説明するための図である。
【図7】従来のインクジェットプリンタにおいて比較的
軽くて剛度の低い用紙を排紙した際に生じる不具合を説
明するための図である。
【図8】従来のインクジェットプリンタにおいて比較的
重くて剛度の高い用紙を排紙した際に生じる不具合を説
明するための図である。
【符号の説明】
2 インクジェットヘッド 10 用紙排出手段 15 排紙部 17 用紙受け面 31L,31R 用紙支持バー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドにより印字された用紙を排紙方
    向に送り付勢可能な用紙排出手段と、この用紙排出手段
    の下流に印字済用紙を水平方向に対して傾斜させた状態
    で受け可能な用紙受け面が形成された排紙部とを備えた
    インクジェットプリンタにおいて、 排紙部の用紙幅方向両端部に回転支持され用紙受け面上
    の収容位置に位置決め保持可能かつ用紙受け面と同等の
    傾斜角度で印字済用紙をその幅方向両端部が用紙受け面
    よりも上方に位置するように支持可能な一対の用紙支持
    バーを備えたことを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
JP30843092A 1992-11-18 1992-11-18 インクジェットプリンタ Pending JPH06155836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30843092A JPH06155836A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30843092A JPH06155836A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155836A true JPH06155836A (ja) 1994-06-03

Family

ID=17980960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30843092A Pending JPH06155836A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06155836A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833381A (en) * 1997-01-15 1998-11-10 Hewlett-Packard Company Removable document feeder cartridge for combination printer and scanner
WO2003080351A1 (fr) * 2002-03-26 2003-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imprimante

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833381A (en) * 1997-01-15 1998-11-10 Hewlett-Packard Company Removable document feeder cartridge for combination printer and scanner
WO2003080351A1 (fr) * 2002-03-26 2003-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imprimante

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103030017B (zh) 图像记录设备
CN113613908B (zh) 打印机
US4668960A (en) Recording apparatus with dual-purpose guide
JP2003211757A (ja) 記録媒体搬送用トレイ、位置決め用アダプタ、インクジェット記録装置
JPH06155836A (ja) インクジェットプリンタ
JP3259597B2 (ja) インクジェットプリンタにおける給排紙方法
JP3303991B2 (ja) プリンタ
JP2003095512A (ja) 排紙スタッカ及び該排紙スタッカを備えた記録装置
JP3629869B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP3807486B2 (ja) 給排紙トレー、記録装置
JP3491222B2 (ja) 大型プリンタ
JP2007062977A (ja) 排出媒体受け装置及び記録装置
JPH0647968A (ja) プリンタの用紙排出装置
JP3658854B2 (ja) 用紙収容装置
JP2003095518A (ja) 排紙スタッカ及び該排紙スタッカを備えた記録装置
JP3571779B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4640584B2 (ja) 被記録媒体検出装置、記録装置
JP3326781B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP3572002B2 (ja) シート材搬送装置及び画像形成装置
JP2003212357A (ja) 記録媒体搬送用トレイ
JP2001106377A (ja) 記録装置
JP2003211759A (ja) インクジェット記録装置
JP3379096B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP3189615B2 (ja) インクジェットプリンタ
JPH07137385A (ja) 印字機の用紙排出装置