JP3326781B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP3326781B2
JP3326781B2 JP02843196A JP2843196A JP3326781B2 JP 3326781 B2 JP3326781 B2 JP 3326781B2 JP 02843196 A JP02843196 A JP 02843196A JP 2843196 A JP2843196 A JP 2843196A JP 3326781 B2 JP3326781 B2 JP 3326781B2
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拓也 安江
正樹 下村
剛夫 岸田
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙にインクを吐
出して印字するインクジェットプリンタに関する。より
詳しくは、印字済用紙を支持する排紙トレイの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のインクジェットプリンタの
一例を示す。
【0003】同図において、1はプリンタ本体であり、
印字部Aを有している。
【0004】2はインクジェットヘッドであり、キャリ
ッジ3に搭載されている。キャリッジ3はガイド軸3a
およびガイド板3bにより案内され、図示しないキャリ
ッジモータの駆動により図6の紙面と直交する方向に往
復動する。
【0005】4は給紙トレイであり、プリンタ本体1の
前面側において、プリンタ本体1に対して略水平状態に
取り付けられている。この給紙トレイ4には、前記印字
部Aに給送されるべき用紙Pが複数枚積層状態でセット
される。
【0006】給紙トレイ4にセットされた用紙Pは、最
上位のものから順に、給紙ローラ5によって1枚づつ給
送される。
【0007】給送された用紙Pは、紙送りローラ6に巻
き回されて反転し印字部Aに達する。印字部Aにおいて
は、紙送りローラ6によって用紙Pが通常、行間ピッチ
づつ送られ、キャリッジ3が往復動しつつヘッド2から
インクが吐出されて用紙P上に印字がなされる。
【0008】印字された用紙P1は、排出ゴムローラ7
aおよび排出ギザローラ(薄板状のスターホイール)7
bによって搬送され、排出部8を通って排紙トレイ9上
へと排出される。排出された用紙は、排紙トレイ9上に
積層状態で支持される。
【0009】排紙トレイ9は、給紙トレイ4が設けられ
ている側と同じ側、すなわちこの場合プリンタ本体1の
前面側において、給紙トレイ4の上方に設けられてい
る。また、給紙トレイ4への用紙Pのセット性を向上さ
せるべく、排紙トレイ9は回動可能に設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなプリン
タにおいては、給紙トレイ4上にセットされた用紙Pの
後端Pbを揃えるために、後端Pbを押さえる後端押さ
え4aを設けることが望ましい。
【0011】また、上述した従来のプリンタは、排紙ト
レイ9が比較的短いため、排出された用紙P1(図6の
2点鎖線参照)が、給紙トレイ4にセットされている用
紙P上に載ることとなり、ユーザーにとっての使い勝手
は、必ずしも良いとはいえない。したがって、排紙トレ
イ9は、図6に仮想線9aで示すように、給紙トレイ4
の後端4b近くまで延設されていることが望ましい。
【0012】しかしながら、上述したように、給紙トレ
イ4に後端押さえ4aを設け、排紙トレイを給紙トレイ
4の後端4b近くまで延設すると、次のような問題が生
じる。
【0013】すなわち、プリンタによっては、比較的小
さなサイズの用紙、例えば葉書サイズの用紙から、比較
的大きなサイズ、例えばA3サイズを越えるサイズの用
紙まで印字可能なものがある。
【0014】このようなプリンタにおいて、例えばA3
サイズを越えるサイズの用紙にまで対応させて、後端押
さえ4aを設けるとともに、排紙トレイを給紙トレイ4
の後端4b近くまで延設すると、給紙トレイおよび排紙
トレイが著しく大きくなりすぎ、結果としてプリンタ全
体が大型化してしまうという問題が生じる。
【0015】この問題は、後端押さえ4aを所定サイズ
以下の用紙、例えばA3サイズ以下の用紙にのみ対応さ
せることとし、それを越えるサイズの用紙については、
図7に示すように、後端押さえ4aを覆うようにして給
紙トレイ4上にセットし、用紙後部Pcについては、プ
リンタの載置面(例えば机上)Fで支持するようにする
ことによって解決することが可能である。
【0016】しかしながら、このような構造とすると、
図7に示すように、給紙トレイ4上にセットされた用紙
Pが、後端押さえ4aと排紙トレイ9とで挟まれた状態
となり、給紙ローラ5によって給送されるべき用紙が給
送されなくなってしまうという別の問題が生じる。
【0017】本発明の目的は、以上のような問題を解決
し、所定サイズ以下の用紙については後端押さえを使用
することができるとともに排紙トレイによる良好な使い
勝手が得られ、所定サイズを越える用紙についても確実
に給送することのできるインクジェットプリンタを提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のインクジェットプリンタは、印字部を
有するプリンタ本体と、 このプリンタ本体に対して略
水平状態に設けられ、前記印字部に給送されるべき用紙
が複数枚積層状態でセットされる給紙トレイと、 この
給紙トレイに設けられ、給紙トレイ上にセットされた所
定サイズ以下の用紙の後端を押さえることが可能な後端
押さえと、 前記給紙トレイが設けられている側と同じ
側において、給紙トレイの後端近くまで延設されかつ給
紙トレイの上方において給紙トレイに対して近接または
離間可能にプリンタ本体に設けられ、前記印字部により
印字され排出された用紙を順次積層状態で支持する排紙
トレイと、 前記給紙トレイ上に、前記所定サイズを越
えるサイズの用紙が前記後端押さえを覆うようにして複
数枚積層状態でセットされたときに、前記排紙トレイを
給紙トレイから離間させて排紙トレイと前記後端押さえ
の上端との間に当該用紙の積層高さよりも大きな間隔を
形成し、前記所定サイズ以下の用紙がセットされたとき
に、前記排紙トレイを給紙トレイに近接させる間隔形成
手段と、を備え、前記間隔形成手段は、前記排紙トレイ
の両側部において排紙トレイから前記給紙トレイに向け
て突出可能に設けられ、突出した状態で給紙トレイと当
接し、排紙トレイと前記後端押さえの上端との間に上記
間隔を形成した状態で排紙トレイを給紙トレイ上に支持
する支持体で構成され、かつ、前記支持体は、排紙トレ
イに対して回動可能かつ収納可能に設けられ、収納され
た状態で、排紙トレイを給紙トレイに近接させることを
特徴とする。
【0019】
【0020】
【0021】
【作用効果】請求項1記載のインクジェットプリンタに
よれば、給紙トレイにセットされた用紙がプリンタ本体
の印字部に給送され、印字部で印字された後、排紙トレ
イ上に排出されて支持される。
【0022】給紙トレイには、所定サイズ以下の用紙の
後端を押さえることが可能な後端押さえが設けられてい
るので、セットされた用紙が所定サイズ以下の用紙であ
る場合には、この後端押さえによって用紙の後端を揃え
ることができる。
【0023】また、排紙トレイは給紙トレイの後端近く
まで延設されているので、排出された用紙が、給紙トレ
イにセットされている用紙と明確に分けられることとな
り、使い勝手が向上する。
【0024】一方、給紙トレイにセットすべき用紙が上
記所定サイズを越える用紙である場合には、後端押さえ
によって用紙の後端を押さえることはできないので、後
端押さえを覆うようにして給紙トレイ上に用紙をセット
する。
【0025】ここで、この請求項1記載のインクジェッ
トプリンタは、排紙トレイを給紙トレイから離間させて
排紙トレイと後端押さえの上端との間に当該用紙(所定
サイズを越える用紙)の積層高さよりも大きな間隔を形
成する間隔形成手段を備えているので、この間隔形成手
段により、排紙トレイと後端押さえの上端との間に上記
間隔を形成することができる。
【0026】したがって、上記所定サイズを越える用紙
を給紙トレイ上にセットする際、その積層高さが排紙ト
レイと後端押さえの上端との間隔に満たないだけの枚数
分の用紙をセットすることにより、給紙トレイ上にセッ
トされた用紙が、後端押さえと排紙トレイとで挟まれて
しまうということがなくなり、給送されるべき用紙が確
実に給送されることとなる。
【0027】すなわち、請求項1記載のインクジェット
プリンタによれば、所定サイズ以下の用紙については後
端押さえを使用することができるとともに排紙トレイに
よる良好な使い勝手が得られ、所定サイズを越える用紙
についても確実に給送することができる。
【0028】しかも、この請求項1記載のインクジェッ
トプリンタによれば、次のような作用効果が得られる。
【0029】一般に、印字済用紙を排紙トレイ上に順次
積層状態で排出する方式のインクジェットプリンタにお
いては、複数枚の用紙に連続して印字する場合、印字さ
れてすでに排出された用紙のインクが定着しないうち
に、後続する用紙が排出されてきて先に排出されている
用紙の印字面(上面)と摺接すると、先の排出済用紙の
印字面が汚れてしまうという課題を有している。例え
ば、図6に示したインクジェットプリンタにおいては、
印字されて排紙トレイ9上に排出された用紙P1のイン
クが定着しないうちに、後続する用紙Pが印字され排出
されてきて先に排出されている用紙P1の印字面と摺接
すると、この排出済用紙P1の印字面が汚れてしまうと
いう課題を有している。この課題の解決策の1つは、後
続する用紙の先端が排出済用紙の印字面に摺接する(当
接する)までの時間を長くする、すなわち、排出済用紙
のインクが定着した後に後続する用紙が摺接するように
長くすることであり、その時間は、排紙トレイからプリ
ンタ本体の用紙排出部(図6に示したプリンタでいえば
排出部8)までの高さ(より正確には、排紙トレイ上に
排出された用紙における後続する用紙との摺接開始部分
から排出部までの高さ)に依存する。すなわち、概し
て、排紙トレイと排出部との高さ方向における距離が大
きければ上記時間は長くなるし、距離が小さければ上記
時間は短くなる。
【0030】このような状況において、仮に、上記請求
項1記載のプリンタを、給紙トレイ上に前記所定サイズ
を越えるサイズの用紙が後端押さえを覆うようにして複
数枚積層状態でセットされ得ることを考慮して、初めか
ら画一的に、排紙トレイと後端押さえの上端との間に当
該用紙の積層高さよりも大きな間隔を形成すべく排紙ト
レイを給紙トレイから離間させた構成にしたとすると、
必然的に排紙トレイと排出部との高さ方向における距離
が小さなものとなってしまう。このような構成におい
て、前記所定サイズを越えるサイズの用紙ではなく比較
的小サイズ(例えばA4サイズ)の用紙が給紙トレイに
セットされ、これに印字がなされると、小サイズの用紙
は、その印字幅(例えば図6の紙面と直交する方向の長
さ)も小さいから、印字に要する時間も少なくて済み、
したがって比較的短時間で排出されてくることとなる。
すなわち、排紙トレイと排出部との高さ方向における距
離が小さな状態において、用紙が比較的短時間で排出さ
れてくることとなる。このため、排紙トレイ上に先に排
出されている用紙のインクが定着しないうちに、後続す
る用紙が排出されてきて先に排出されている用紙の印字
面と摺接し、先の排出済用紙の印字面が汚れてしまうと
いう事態が生じ易くなる。このような事態の発生を防止
するには、予め排出部をより高く設定しておけば良い
が、そうするとプリンタの全高が大きくなってしまうと
いう問題が生じる。
【0031】これに対し、請求項1記載のインクジェッ
トプリンタによれば、上記間隔形成手段は、前記所定サ
イズ以下の用紙がセットされたときには、排紙トレイを
給紙トレイに近接させることができるから、結果とし
て、排紙トレイと排出部との距離を大きくすることがで
き、用紙が比較的短時間で排出されてきたとしても、そ
の用紙の先端が排出済用紙の印字面に摺接するまでの時
間が長くなり、排出済用紙の印字面が汚れてしまうとい
う事態が生じにくくなる。
【0032】一方、上記所定サイズを越える用紙が給紙
トレイにセットされた場合には、前述したように、排紙
トレイが給紙トレイから離間されるから、結果として、
排紙トレイと排出部との距離は小さくなるが、比較的大
サイズ(例えばA2サイズ)の用紙は、その印字幅も大
きいから、印字に要する時間も長くなり、比較的長い時
間をかけて排出されてくることとなる。したがって、排
紙トレイと排出部との距離が小さくても、排出済用紙の
印字面が汚れてしまうという事態が生じにくくなる。
【0033】さらに、請求項記載のインクジェットプ
リンタによれば、前記間隔形成手段が、前記排紙トレイ
の両側部において排紙トレイから前記給紙トレイに向け
て突出可能に設けられ、突出した状態で給紙トレイと当
接し、排紙トレイと前記後端押さえの上端との間に上記
間隔を形成した状態で排紙トレイを給紙トレイ上に支持
する支持体で構成されているから、排紙トレイの安定し
た状態が得られる。
【0034】そして、前記支持体が、排紙トレイに対し
て回動可能かつ収納可能に設けられ、収納された状態
で、排紙トレイを給紙トレイに近接させる構成となって
いるので、排紙トレイが給紙トレイに近接した状態にお
いて、支持体が邪魔になるということがなくなる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0036】図1は本発明に係るインクジェットプリン
タの実施の形態を示す分解斜視図、図2は要部の側面図
である。
【0037】図2において、10はプリンタ本体であ
り、印字部11を有している。
【0038】12はインクジェットヘッドであり、キャ
リッジ13に搭載されている。キャリッジ13はガイド
軸13aおよびガイド板13bにより案内され、図示し
ないキャリッジモータの駆動により図2の紙面と直交す
る方向に往復動する。
【0039】16a,16bは、印字済の用紙を排出す
るための第1の排紙ローラ対、17a,17bは第2の
排紙ローラ対、18は排出ローラ、19は押さえギザロ
ーラである。第1、第2の排紙ローラ対のうち、用紙の
下面(非印字面)と当接するローラ16a,17aは、
駆動ゴムローラで構成され、用紙の上面(印字面)と当
接するローラ16b,17bは、従動ギザローラ(薄板
状のスターホイール)で構成されている。排出ローラ1
8は、駆動ゴムローラで構成されており、用紙下面側部
と当接して用紙に排出力を付与するようになっている。
押さえギザローラ19は、その自重によって用紙幅方向
略中央部を押圧し、排出される用紙を排出方向から見て
凹状に撓ませることによって腰を付与するようになって
いる。なお10tは、印字部11に経路Bを通じて連続
紙を供給するためのトラクタである。
【0040】図1、図2において、30は給紙トレイで
あり、後端押さえ33を備えている。給紙トレイ30
は、本体10の前面側において、本体のケース14に突
設されたピン14a,14aに対して着脱可能に取り付
けられている。装着された状態では、先端下部31がケ
ース14と当接していることにより、回動が規制され、
略水平状態となっている。この給紙トレイ30には、前
記印字部11に給送されるべき用紙Pが複数枚積層状態
でセットされる。
【0041】給紙トレイ30の上面32は、給送される
べき用紙Pの後部を支持するようになっており、この上
面32に、用紙Pの後端縁Pbと当接して用紙を揃える
ための後端押さえ33が設けられている。
【0042】後端押さえ33は、板部33aと、この板
部33aの後端に起立形成した押さえ部33bとを有し
ており、板部33aを、給紙トレイ30に形成されたガ
イド溝34に差し込むことによって矢印Y1,Y2方向
に摺動可能に取り付けられている。
【0043】図3は、給紙トレイ30と、これにセット
される用紙のサイズとの関係を示している図である。
【0044】この図から明らかなように、後端押さえ3
3は、Ledgerサイズ以下の用紙を縦置き状態でセ
ットした場合に対応している。すなわち、Ledger
サイズ以下の用紙を縦置き状態でセットした場合には、
その用紙の後端を押さえることができるが、Ledge
rサイズを越える用紙(例えばA3伸びサイズやA2サ
イズの用紙)を縦置きにした場合には、その後端を押さ
えることはできない。
【0045】後端押さえ33は、その前後を逆にして板
部33aをガイド溝34に差し込むことによっても、給
紙トレイ30に対して摺動可能に取り付けることがで
き、逆にして取り付けた場合には、B5サイズ以下の用
紙を縦置きでセットしたとき、またはB4サイズ以下の
用紙を横置きでセットしたときに、その後端を押さえ部
33bで押さえることができる。
【0046】図2において、40は本体に組み込まれた
自動給紙装置であり、図1および図4に示すように、一
対のホッパ41,41と、給紙ローラ42とを備えてい
る。なお、図4は主として給紙トレイおよびホッパを示
す概略的平面図である ホッパ41は、支持棒43にスライド可能に挿通されて
おり、その上面で、用紙Pの前部左右を支持するように
なっている。なお、支持棒43は本体10の図示しない
支持部材によって上下動可能に支持されている。
【0047】ホッパ41には、エッジガイド50が設け
られている。
【0048】エッジガイド50は、用紙の側縁を案内す
る外側板51と、この外側板51の前部下端に一体的に
形成された底板52と、この底板52から一体的に起立
形成された内側板53と、これら各板部の前面に一体的
に形成された前板54とを有している。そして、前板5
4の前面に一体的に突設された嘴状の支持部55が本体
10の板金製のフレーム15によってスライド可能に支
持され、外側板51および内側板53が支持棒56にス
ライド可能に支持されている。なお、支持棒56は、本
体10の図示しないサイドフレームによって支持されて
いる。外側板51の内面および内側板53の内面は、ホ
ッパ41の側面と軽く当接している。したがって、エッ
ジガイド50とホッパ41とは一緒になって図4におい
て左右方向にスライド可能となっている。なお、図示し
ない給紙ローラホルダとエッジガイド50も係合してお
り、給紙ローラ42も一緒にスライドするようになって
いる。
【0049】エッジガイド50の外側板51には、長穴
56が形成されており、この長穴56に、前述した支持
棒43が上下動可能に挿通されていると共に、ホッパ4
1の側面に突設されたピン44が上下動可能に係合して
いる。したがって、ホッパ41は、エッジガイド50に
対して上下動可能である。
【0050】ホッパ41の下面と、エッジガイド50の
底板52との間には、ホッパバネ(圧縮バネ)45(図
1,図4参照)が設けられている。ホッパ41は、この
ホッパバネ45によって上方に向けて付勢されている
が、支持棒43の両端には、ホッパ41をホッパバネ4
5のバネ力に抗して図2に実線で示すように押し下げる
ための、図示しないカム機構等による押圧機構が設けら
れいる。
【0051】ホッパ41は、給紙時には押圧機構による
押し下げが解除され、ホッパバネ45によって用紙の先
端部を給紙ローラ42に向けてこれに押圧するように押
し上げ(図2の仮想線参照)、給紙動作を行なわない待
機時には押圧機構により押し下げられ、給紙ローラ42
から離間した位置(図2実線の位置)にあって給紙ロー
ラ42への用紙の当接を解除するようになっている。
【0052】給紙ローラ42は、表面にゴム層を有する
D型のローラで構成されており、給紙ローラ軸46に固
定されている。給紙ローラ軸46は本体のサイドフレー
ムに軸受を介して回転可能に支持されており、本体の駆
動機構によって給紙時に丁度1回転だけ回転駆動され
る。エッジガイド50の前部には、給紙ローラ42に向
けて付勢されている分離パッド57が設けられている。
なお、前述したホッパの押圧機構は、給紙ローラ42の
駆動と連動して駆動される。
【0053】図1、図2において、60は排紙トレイで
あり、給紙トレイ30が設けられている側と同じ側、す
なわち前面側において、プリンタ本体10に取り付けら
れている。排紙トレイ60は、メイントレイ61とサブ
トレイ62とで構成されている。
【0054】メイントレイ61は、その左右先端に設け
られた係止部61a,61aを、本体10に設けられた
軸10aに係合させることによって、本体10に対して
回動可能に取り付けられている。
【0055】メイントレイ61の左右両側には、弾性を
有する止め具63,63が固定されており、メイントレ
イ61を上方に大きく回動させた際に、この止め具6
3,63が、本体に設けられたピン10b(図1参照)
とクリック感をもって係合することによって、その回動
状態が保持されるようになっている。
【0056】サブトレイ62は、メイントレイ61に対
して差し込むことによって、着脱可能に取り付けられて
いる。
【0057】サブトレイ62がメイントレイ61に取り
付けられた状態で、排紙トレイ60は、図2に示すよう
に給紙トレイ30の後端近くまで延設された状態とな
る。
【0058】この実施の形態において、間隔形成手段
は、メイントレイ61の左右両側に設けられた一対の支
持体64,64で構成されている。
【0059】支持体64は、図5に示すように、側面視
略L字形に形成されており、その基部に設けられた穴6
4aを、メイントレイ61の側部に設けられた割溝付き
の軸65にはめ込むことによって回動可能に取り付けら
れている。
【0060】メイントレイ61の左右両側部には、収納
凹部61cが設けられており、図5(a)に示すよう
に、支持体64はこの収納凹部61cに収納可能である
とともに、図5(b)に示すように回動させることによ
り、支持体64は、その先端部64bが下方に向けて突
出されるようになっている。なお、64cは先端部64
bに形成された引き出し用の摘みである。
【0061】支持体64が図5(a)に示すように収納
凹部61cに収納された状態では、排紙トレイ60は、
その自重で、図2に実線で示すように、給紙トレイ30
に近接した状態となり、サブトレイ62の後端62b
が、給紙トレイ30の後端押さえ33と当接した状態と
なる。したがって、この状態では、排紙トレイ60も略
水平状態となる。
【0062】一方、一対の支持体64を図5(b)に示
すように回動させ、その先端部64bを下方に向けて突
出させた状態では、図2に仮想線で示すように支持体6
4の先端部64bが給紙トレイ30の上面32と当接し
て排紙トレイ60を給紙トレイ30から離間させ、排紙
トレイ60と後端押さえ33の上端との間に間隔H1を
形成した状態で排紙トレイ60を給紙トレイ30上に支
持するようになっている。
【0063】以上のようなプリンタの使用法および作動
は次のようである。
【0064】<用紙が所定サイズ以下である場合>印字
に供される用紙が、所定サイズ以下、この実施の形態に
おいては、紙送り方向における長さが縦置き状態のLe
dgerサイズ以下の用紙である場合には、次のように
して給紙トレイ30に用紙をセットする。
【0065】先ず、排紙トレイ60を図2において反時
計方向(上方)に一杯に回動させる。すると、排紙トレ
イの止め具63,63が、本体に設けられたピン10b
とクリック感をもって係合し、排紙トレイ60の回動状
態が保持される。すなわち、給紙トレイ30の上方が大
きく開放された状態となる。
【0066】次いで、後端押さえ33を矢印Y2方向へ
スライドさせた状態で、プリンタの前方から用紙Pの前
部をホッパ41上に入れるようにして積層状態の用紙を
セットする。この際、用紙はプリンタの前方から入れる
ことができるので、その作業が容易である。
【0067】用紙を入れた後、後端押さえ33を矢印Y
1方向へスライドさせ、用紙後端Pbに当接させる。こ
の際、用紙の先端は、エッジガイド50の前板54に当
接して揃えられる。
【0068】その後、図4において左方のエッジガイド
50をスライドさせ、両方のエッジガイド50の外側板
51,51を用紙の側縁に当接させる。なお、右方のエ
ッジガイド50は、用紙の位置決めのためにスライドさ
せることができるようになっているのみであるから、通
常はスライド操作されない。
【0069】このようにして用紙Pがセットされた状態
においては、用紙は、その後端Pbが後端押さえ33に
当接し、後部が給紙トレイ30の上面32によって支持
され、前部がホッパ41の上面によって支持された状態
となる。
【0070】その後、支持体64を排紙トレイの収納凹
部61cに収納した状態で、排紙トレイ60を下方に回
動させて、用紙のセットを終了する。この状態では、図
2に実線で示すように、排紙トレイ60の後端62b
が、給紙トレイ30の後端押さえ33と当接した状態と
なり、用紙Pは、排紙トレイ60と給紙トレイ30との
間においてセットされた状態となる。
【0071】この状態でプリンタが作動すると、その給
紙動作により、給紙トレイ30上にセットされた用紙P
は、ホッパ41で給紙ローラ42に向けて押し上げら
れ、最上位のものから順に、給紙ローラ42によって1
枚づつ給送される。なお、分離パッド57の作用により
用紙は確実に1枚づつ給送される。
【0072】給送された用紙Pは、紙ガイド10cで案
内され、紙送りローラ10dに巻き回されて反転し印字
部11に達する。印字部11においては、紙送りローラ
10dによって用紙Pが通常、行間ピッチづつ送られ、
キャリッジ13が往復動しつつヘッド12からインクが
吐出されて用紙P上に印字がなされる。
【0073】印字された用紙P1は、第1、第2の排紙
ローラ対16a,16b,17a,17bおよび排出ロ
ーラ18によって搬送され、排出部10eを通って排紙
トレイ60上へと排出される。排出された用紙は、排紙
トレイ60上に積層状態で支持される。この際、排紙ト
レイ60は給紙トレイ30の後端近くまで延設されてい
るので、排出された用紙が、給紙トレイ30にセットさ
れている用紙Pと明確に分けられることとなる。
【0074】<用紙が所定サイズを越える場合>印字に
供される用紙が、所定サイズ、この実施の形態において
は、紙送り方向における長さが縦置き状態のLedge
rサイズを越える用紙、例えば、図3に示すように縦置
き状態のA3伸びサイズ、あるいはA2サイズの用紙で
ある場合には、次のようにして給紙トレイ30に用紙を
セットする。
【0075】先ず、先と同様、排紙トレイ60を図2に
おいて反時計方向(上方)に一杯に回動させ、給紙トレ
イ30の上方が大きく開放された状態とする。
【0076】次いで、後端押さえ33を矢印Y2方向へ
スライドさせた状態で、プリンタの前方から積層状態の
用紙Pの前部を、その先端がエッジガイド50の前板5
4に当接して揃えられるようにしてホッパ41上に入
れ、後部で後端押さえ33を覆うようにしてセットす
る。
【0077】用紙を入れた後、図4において左方のエッ
ジガイド50をスライドさせ、両方のエッジガイド50
の外側板51,51を用紙の側縁に当接させる。
【0078】このようにして用紙Pがセットされた状態
においては、用紙は、その後部が後端押さえ33に覆う
ようにして給紙トレイ30の上面32によって支持さ
れ、前部がホッパ41の上面によって支持された状態と
なる。
【0079】その後、支持体64を図5(b)に示すよ
うに回動させ、排紙トレイ60の下方に突出させた状態
で、排紙トレイ60を下方に回動させて、用紙のセット
を終了する。この状態では、図2に仮想線で示すよう
に、支持体64の先端部64bが給紙トレイ30の上面
32と当接して排紙トレイ60を給紙トレイ30から離
間させ、排紙トレイ60と後端押さえ33の上端との間
に間隔H1を形成した状態で排紙トレイ60が給紙トレ
イ30上に支持される。なお、間隔H1は、ホッパ41
上に挿入し得る用紙の積層高さよりも大きく設定してあ
る。
【0080】この状態でプリンタが作動すると、先と同
様、給紙トレイ30上にセットされた用紙Pは、ホッパ
41で給紙ローラ42に向けて押し上げられ、最上位の
ものから順に、給紙ローラ42によって1枚づつ給送さ
れ、印字された用紙P1は、第1、第2の排紙ローラ対
16a,16b,17a,17bおよび排出ローラ18
によって搬送され、排出部10eを通って排紙トレイ6
0上へと排出され、積層状態で支持される。
【0081】以上のようなインクジェットプリンタによ
れば次のような作用効果が得られる。
【0082】(i)給紙トレイ30にセットされた用紙
がプリンタ本体10の印字部11に給送され、印字部1
1で印字された後、排紙トレイ60上に排出されて支持
される。
【0083】給紙トレイ30には、所定サイズ以下の用
紙の後端を押さえることが可能な後端押さえ33が設け
られているので、セットされた用紙が所定サイズ以下の
用紙である場合には、この後端押さえ33によって用紙
の後端Pbを揃えることができる。
【0084】また、排紙トレイ60は給紙トレイ30の
後端近くまで延設されているので、排出された用紙P1
が、給紙トレイ30にセットされている用紙Pと明確に
分けられることとなり、使い勝手が向上する。
【0085】一方、給紙トレイ30にセットすべき用紙
が上記所定サイズを越える用紙である場合には、後端押
さえ33によって用紙の後端を押さえることはできない
ので、後端押さえ33を覆うようにして給紙トレイ30
上に用紙をセットする。
【0086】ここで、このインクジェットプリンタは、
排紙トレイ60を給紙トレイ30から離間させて排紙ト
レイ60と後端押さえ33の上端との間に当該用紙(所
定サイズを越える用紙)の積層高さよりも大きな間隔H
1を形成する間隔形成手段64,64を備えているの
で、この間隔形成手段64,64により、排紙トレイ6
0と後端押さえ33の上端との間に上記間隔H1を形成
することができる。
【0087】したがって、上記所定サイズを越える用紙
を給紙トレイ30上にセットする際、その積層高さが排
紙トレイ60と後端押さえ33の上端との間隔H1に満
たないだけの枚数分の用紙をセットすることにより、給
紙トレイ30上にセットされた用紙が、後端押さえ33
と排紙トレイ60とで挟まれてしまうということがなく
なり、給送されるべき用紙が確実に給送されることとな
る。
【0088】すなわち、このインクジェットプリンタに
よれば、所定サイズ以下の用紙については後端押さえ3
3を使用することができるとともに排紙トレイ60によ
る良好な使い勝手が得られ、所定サイズを越える用紙に
ついても確実に給送することができる。
【0089】(ii) 一般に、印字済用紙を排紙トレ
イ上に順次積層状態で排出する方式のインクジェットプ
リンタにおいては、複数枚の用紙に連続して印字する場
合、印字されてすでに排出された用紙のインクが定着し
ないうちに、後続する用紙が排出されてきて先に排出さ
れている用紙の印字面(上面)と摺接すると、先の排出
済用紙の印字面が汚れてしまうという課題を有してい
る。
【0090】この実施の形態のインクジェットプリンタ
においても、印字されて排紙トレイ60上に排出された
用紙P1のインクが定着しないうちに、後続する用紙P
が印字され排出されてきて先に排出されている用紙P1
の印字面と摺接すると、この排出済用紙P1の印字面が
汚れてしまうという課題を有している。
【0091】この課題の解決策の1つは、後続する用紙
の先端が排出済用紙の印字面に摺接する(当接する)ま
での時間を長くする、すなわち、排出済用紙のインクが
定着した後に後続する用紙が摺接するように長くするこ
とであり、その時間は、排紙トレイ60からプリンタ本
体の用紙排出部10eまでの高さ(より正確には、排紙
トレイ60上に排出された用紙における後続する用紙と
の摺接開始部分(図2のa1位置またはa2位置参照)
から排出部10eまでの高さ)に依存する。すなわち、
排紙トレイ60と排出部10eとの高さ方向における距
離が大きければ上記時間は長くなるし、距離が小さけれ
ば上記時間は短くなる。なお、図2において一点鎖線
P’は、排出される用紙が排紙トレイ60に当接する様
子を模式的に示している線であり、a1,またはa2は
当接位置を示している。
【0092】このような状況において、仮に、上記プリ
ンタを、給紙トレイ30上に前記所定サイズを越えるサ
イズの用紙が後端押さえ33を覆うようにして複数枚積
層状態でセットされ得ることを考慮して、初めから画一
的に、排紙トレイ60と後端押さえ33の上端との間に
当該用紙の積層高さよりも大きな間隔H1を形成すべ
く、図2に仮想線で示すように排紙トレイ60を給紙ト
レイ60から離間させた構成にしたとすると、必然的に
排紙トレイ60と排出部10eとの高さ方向における距
離が小さなものとなってしまう(上記位置a2と排出部
10eとの距離となってしまう)。このような構成にお
いて、前記所定サイズを越えるサイズの用紙ではなく比
較的小サイズ(例えばA4サイズ)の用紙が給紙トレイ
30にセットされ、これに印字がなされると、小サイズ
の用紙は、その印字幅(図2の紙面と直交する方向の長
さ)も小さいから、印字に要する時間も少なくて済み、
したがって比較的短時間で排出されてくることとなる。
すなわち、排紙トレイ60と排出部10eとの高さ方向
における距離が小さな状態において、用紙が比較的短時
間で排出されてくることとなる。このため、位置a2に
おいて、排紙トレイ60上に先に排出されている用紙の
インクが定着しないうちに、後続する用紙が排出されて
きて先に排出されている用紙の印字面と摺接し、先の排
出済用紙の印字面が汚れてしまうという事態が生じ易く
なる。このような事態の発生を防止するには、予め排出
部10eをより高く設定しておけば良いが、そうすると
プリンタの全高が大きくなってしまう。
【0093】これに対し、この実施の形態のインクジェ
ットプリンタによれば、上記間隔形成手段64,64
は、前記所定サイズ以下の用紙がセットされたときに
は、図2に実線で示すように、排紙トレイ60を給紙ト
レイ30に近接させることができるから、結果として、
排紙トレイ60と排出部10eとの距離を大きくするこ
とができ(上記位置a1と排出部10eとの距離とする
ことができ)、用紙が比較的短時間で排出されてきたと
しても、その用紙の先端が排出済用紙の印字面に位置a
1において摺接するまでの時間が長くなり、排出済用紙
P1の印字面が汚れてしまうという事態が生じにくくな
る。
【0094】一方、上記所定サイズを越える用紙が給紙
トレイ30にセットされた場合には、前述したように、
図2仮想線で示すように排紙トレイ60が給紙トレイ3
0から離間されるから、結果として、排紙トレイ60と
排出部10eとの距離は小さくなるが、比較的大サイズ
(例えばA2サイズ)の用紙は、その印字幅も大きいか
ら、印字に要する時間も長くなり、比較的長い時間をか
けて排出されてくることとなる。したがって、排紙トレ
イ60と排出部10eとの距離が小さくても、排出済用
紙の印字面が汚れてしまうという事態が生じにくくな
る。
【0095】(iii)間隔形成手段が、排紙トレイ6
0の両側部において排紙トレイ60から給紙トレイ30
に向けて突出可能に設けられ、突出した状態で給紙トレ
イ30と当接し、排紙トレイ60と後端押さえ33の上
端との間に上記間隔H1を形成した状態で排紙トレイ6
0を給紙トレイ30上に支持する支持体64,64で構
成されているから、排紙トレイ60の安定した状態が得
られる。
【0096】(iv)支持体64,64が、排紙トレイ
60に対して回動可能かつ収納可能に設けられ、収納さ
れた状態で、排紙トレイ60を給紙トレイ30に近接さ
せる構成となっているので、排紙トレイ60が給紙トレ
イ30に近接した状態において、支持体64が邪魔にな
るということがない。
【0097】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
【0098】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリンタによれ
ば、所定サイズ以下の用紙については後端押さえを使用
することができるとともに排紙トレイによる良好な使い
勝手が得られ、所定サイズを越える用紙についても確実
に給送することができる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの実施の
形態を示す分解斜視図。
【図2】同じく要部の側面図。
【図3】給紙トレイ30と、これにセットされる用紙の
サイズとの関係を示している平面図。
【図4】主として給紙トレイおよびホッパを示す概略的
平面図。
【図5】(a)(b)はそれぞれ支持体を示す斜視図。
【図6】従来技術の説明図。
【図7】従来技術の説明図。
【符号の説明】
P 用紙 10 プリンタ本体 11 印字部 30 給紙トレイ 33 後端を押さえ 60 排紙トレイ H1 間隔 64 支持体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−64761(JP,A) 特開 昭56−17831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B65H 11/00 - 11/02 B65H 31/00 - 31/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部を有するプリンタ本体と、 このプリンタ本体に対して略水平状態に設けられ、前記
    印字部に給送されるべき用紙が複数枚積層状態でセット
    される給紙トレイと、 この給紙トレイに設けられ、給紙トレイ上にセットされ
    た所定サイズ以下の用紙の後端を押さえることが可能な
    後端押さえと、 前記給紙トレイが設けられている側と同じ側において、
    給紙トレイの後端近くまで延設されかつ給紙トレイの上
    方において給紙トレイに対して近接または離間可能にプ
    リンタ本体に設けられ、前記印字部により印字され排出
    された用紙を順次積層状態で支持する排紙トレイと、 前記給紙トレイ上に、前記所定サイズを越えるサイズの
    用紙が前記後端押さえを覆うようにして複数枚積層状態
    でセットされたときに、前記排紙トレイを給紙トレイか
    ら離間させて排紙トレイと前記後端押さえの上端との間
    に当該用紙の積層高さよりも大きな間隔を形成し、前記
    所定サイズ以下の用紙がセットされたときに、前記排紙
    トレイを給紙トレイに近接させる間隔形成手段と、 を備え 前記間隔形成手段は、前記排紙トレイの両側部において
    排紙トレイから前記給紙トレイに向けて突出可能に設け
    られ、突出した状態で給紙トレイと当接し、排紙トレイ
    と前記後端押さえの上端との間に上記間隔を形成した状
    態で排紙トレイを給紙トレイ上に支持する支持体で構成
    され、 かつ、前記支持体は、排紙トレイに対して回動可能かつ
    収納可能に設けられ、収納された状態で、排紙トレイを
    給紙トレイに近接させる ことを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
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