JPH04107046U - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH04107046U
JPH04107046U JP1608491U JP1608491U JPH04107046U JP H04107046 U JPH04107046 U JP H04107046U JP 1608491 U JP1608491 U JP 1608491U JP 1608491 U JP1608491 U JP 1608491U JP H04107046 U JPH04107046 U JP H04107046U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
platen
pressure sheet
printer
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP1608491U
Other languages
English (en)
Inventor
昌一 手島
Original Assignee
日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Priority to JP1608491U priority Critical patent/JPH04107046U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単票用紙、連続用紙のいずれにも印字可能な
プリンタにおいて、単票用紙使用時に印字ヘッドの直下
でプラテンに用紙を圧接するプレッシャシートを、連続
用紙使用時には確実に用紙から解放する。連続用紙使用
時の用紙ジャムの発生を完全に防止する。 【構成】 プリンタ11は、プレッシャシート23に形
成された切り欠き溝24の底面24Aと係合するカム2
6を有している。カム26の先端係合面は傾斜面25で
形成されている。ローラ15,16を支持するペーパガ
イド14を引き下げるとき、この傾斜面25と底面24
Aとが係合して、プレッシャシート23はプラテン12
からその放射方向外方に向かって引き離される。これに
より、プレッシャシート23とプラテン12との間には
所定の隙間が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリンタ、特に単票用紙および連続用紙の両方を使用することがで きるプリンタのプレッシャシートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、単票用紙と連続用紙とを使用してこれらに印字可能なプリンタとしては 、図6に示すものがある。単票用紙に印字する場合は、プラテン61に用紙を巻 き付け、ペーパガイド64のローラ67A,67Bによりこれを圧接して保持し て印字ヘッド62において印字する。そして、この場合、印字ヘッド62の直下 位置にはペーパガイド64に固定、立設されてプレッシャシート68が配設され ている。このプレッシャシート68により用紙を所定の押圧力をもってプラテン 61に押し付けている。これは、印字ヘッド62近傍での用紙の浮きを防止し、 また、単票用紙の紙送りをプラテン61に追従して確実に行うためである。
【0003】 また、このプリンタにおいて、連続用紙を送るためのトラクタフィーダがプラ テン61の側方に配設されている。トラクタフィーダはベルトに複数のピンを突 設したもので、このピンが連続用紙の両サイドのスプロケット穴に噛み合わされ て紙送りを行うものである。
【0004】 したがって、連続用紙を使用して印字する場合は、このプリンタにおいてはペ ーパガイド64が下降して用紙をトラクタフィーダにより送ることとなる。ペー パガイド64は固定フレーム63の垂直ガイド片63Aにより上下動自在に支持 され、シャフト65に固定された偏心した円弧カム66により駆動される構成で ある。ペーパガイド64を下降するのは、もしローラ67A,67Bによりプラ テン61に用紙を圧接した状態であると、トラクタフィーダによる用紙送り速度 とプラテン61の回転速度とにずれが生じると用紙送りに支障を来すことを防止 するためである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のプリンタにあっては、プレッシャシートはペーパガイドに固 定されていたため、ペーパガイドと一体に同一方向に向かって動くこととなる。 そして、プリンタにあっては、その部品製造誤差、部品の組立誤差、構造上のガ タ等により、プレッシャシートが動いたとき、その先端とプラテン外周面との間 に用紙を通過させるだけの充分な隙間が形成されない場合がある。この結果、連 続用紙の用紙送りに支障を来すという課題が生じていた。
【0006】 そこで、本考案は、部品製造誤差等があっても確実にプレッシャシートをプラ テンから所定距離だけ離して、連続用紙の用紙送りをスムーズに行うことができ るプリンタを提供することを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、用紙が巻き付けられるプラテンと、このプラテンに近接して配設さ れた印字ヘッドと、用紙をプラテンに対して圧接するローラと、このローラを支 持し、プラテンに対して接近離隔動可能に設けられた支持部材と、上記印字ヘッ ドの近傍位置で上記用紙をプラテンに対して押圧するプレッシャシートと、を有 するプリンタにおいて、上記支持部材がプラテンから離隔するとき、上記プレッ シャシートをこの支持部材の離隔する方向とは別の方向に移動させる離間手段を 備えたプリンタである。
【0008】 また、本考案は、上記離間手段が、上記プレッシャシートに形成した切り欠き 溝の底面に係合して、上記支持部材が離隔するときプレッシャシートを上記プラ テンの放射外方に向かって移動させるカムを有するプリンタである。
【0009】
【作用】
本考案に係るプリンタでは、プレッシャシートは支持部材の離隔方向とは別の 方向に移動する。例えばカムによりプレッシャシートがプラテンからその放射外 方に向かって移動する。この結果、部品製造誤差等とは無関係に、プレッシャシ ートは常に所定の距離をプラテンからとって位置するものである。よって連続用 紙の用紙送りに支障を来すことはない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
【0011】 これらの図に示すように、11はプリンタであって、このプリンタ11は単票 用紙と連続用紙の両方を使用可能な構成である。すなわち、プリンタ11は、回 転自在に設けられたプラテン12と、このプラテン12の側方に近接して配設さ れた印字ヘッド13と、を有している。
【0012】 プラテン12の下方には単票用紙の供給をガイドするためのペーパガイド14 が上下動自在に設けられている。また、図示していないが、プラテン12の側方 にはプラテン12に対して連続用紙(ファンフォールド紙)を供給するトラクタ フィーダも配設されている。
【0013】 このペーパガイド14はプラテン12の外周面と同形に湾曲した凹状の上面を 有し、この上面にはプラテン12に対して従動するローラ15,16が回転自在 に支持されている。ペーパガイド14の下端部には垂直穴19が形成され、この 垂直穴19にはフレーム17の垂直ガイド片18が摺動自在に嵌合されている。 また、20はペーパガイド14を上方に向かって付勢するスプリングである。
【0014】 このように上下動自在に支持されたペーパガイド14を下方に向かって付勢す る円弧カム22は回転自在のシャフト21に偏心して固着されており、シャフト 21が回転駆動されることによりペーパガイド14は所定のストローク範囲で上 下動するものである。
【0015】 ここで、図5に示すように、矩形板であるプレッシャシート23は印字ヘッド 13の直下位置にあってペーパガイド14の側方に揺動自在に取り付けられてい る。そして、そのプレッシャシート23にはその幅方向に等間隔に3つの切り欠 き溝24が形成されている。これらの切り欠き溝24はプレッシャシート23の 下端より同一高さにまで切り欠かれて形成されている。図2、図3に示すように 、これらの切り欠き溝24の底面24Aは水平な平坦面で形成されている。
【0016】 この切り欠き溝24にはフレーム17に立設された棒状のカム26が嵌入され ている。カム26の上端部には印字ヘッド13側に向かって所定角度で傾斜した 傾斜面25が形成されており、この傾斜面25が上記切り欠き溝24の底面24 Aに係合している。すなわち、ペーパガイド14の下降とともにプレッシャシー ト23が下降すると、プレッシャシート23はこのカム26により図2の状態か ら図3に示す状態に揺動してプラテン12の放射外方に向かって所定距離だけ離 間するものである。なお、図4はペーパガイド14が上限位置にあり、単票用紙 をローラ15,16により、また、プレッシャシート23により押圧、圧接して いる状態を示している。図1は逆にペーパガイド14が下限位置にある場合であ る。
【0017】 したがって、連続用紙の使用時は、図1に示すように、円弧カム22によって ペーパガイド14は押し下げられており、また、プレッシャシート23はカム2 6に案内されてプラテン12から所定の間隔だけ離れてその放射方向の外方に位 置している。この結果、連続用紙は図外のトラクタフィーダにより供給されてペ ーパガイド14とプラテン12と間を通って印字ヘッド13の位置まで送られて いる。この送り速度はトラクタフィーダのベルトの走行速度にのみ依存している 。よって、送りジャム等の発生はない。
【0018】 また、上記プレッシャシート23の傾斜は、これが下降してその切り欠き溝2 4の底面24Aが上記カム26の案内面25に係合して乗り上げることにより所 定角度だけプラテン12から離間する方向に傾いて保持される。図3はこのプレ ッシャシート23の状態を拡大して示すものである。そのプレッシャシート23 の先端(上端)はプラテン12の外面から所定距離だけ離れるが、この距離は上 記傾斜面(ガイド面)25の傾斜角度により任意の値に設定することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、プレッシャシートを強制的に、安定的にその 圧接を解除する機構を有しているため、連続用紙の使用時にあってもその紙送り を順調に行うことができ、プレッシャシートに起因する用紙ジャムの発生を完全 に防止することができる。これは当該プレッシャシートの圧接解除機構部分の部 品製造誤差、取付誤差、永年使用による構造のガタつきに影響されることなく、 安定して紙送りを可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るプリンタを示す側面図
である。
【図2】本考案の一実施例に係るプレッシャシートが上
限位置にある状態を示す側面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るプレッシャシートが下
限位置にある状態を示す側面図である。
【図4】本考案の一実施例に係るプリンタの単票用紙使
用時の状態を示す側面図である。
【図5】本考案の一実施例に係るプリンタのプレッシャ
シートを示す斜視図である。
【図6】従来のプリンタを示すその側面図である。
【符号の説明】
11 プリンタ 12 プラテン 13 印字ヘッド 14 ペーパガイド(支持部材) 15,16 ローラ 21 シャフト 22 円弧カム 23 プレッシャシート 24 切り欠き溝(離間手段) 24A 切り欠き溝の底面(離間手段) 25 カム26の傾斜面(離間手段) 26 カム(離間手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙が巻き付けられるプラテンと、この
    プラテンに近接して配設された印字ヘッドと、用紙をプ
    ラテンに対して圧接するローラと、このローラを支持
    し、プラテンに対して接近離隔動可能に設けられた支持
    部材と、上記印字ヘッドの近傍位置で上記用紙をプラテ
    ンに対して押圧するプレッシャシートと、を有するプリ
    ンタにおいて、上記支持部材がプラテンから離隔すると
    き、上記プレッシャシートをこの支持部材の離隔する方
    向とは別の方向に移動させる離間手段を備えたことを特
    徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 上記離間手段は、上記プレッシャシート
    に形成した切り欠き溝の底面に係合して、上記支持部材
    が離隔するときプレッシャシートを上記プラテンの放射
    外方に向かって移動させるカムを有する請求項1に記載
    のプリンタ。
JP1608491U 1991-02-26 1991-02-26 プリンタ Pending JPH04107046U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1608491U JPH04107046U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1608491U JPH04107046U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04107046U true JPH04107046U (ja) 1992-09-16

Family

ID=31903180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1608491U Pending JPH04107046U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 プリンタ

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JP (1) JPH04107046U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003080351A1 (fr) * 2002-03-26 2003-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imprimante

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