JP2690605B2 - 用紙送り装置 - Google Patents

用紙送り装置

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JP2690605B2
JP2690605B2 JP16905990A JP16905990A JP2690605B2 JP 2690605 B2 JP2690605 B2 JP 2690605B2 JP 16905990 A JP16905990 A JP 16905990A JP 16905990 A JP16905990 A JP 16905990A JP 2690605 B2 JP2690605 B2 JP 2690605B2
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platen
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敏夫 石渡
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Tec Corp
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Tec Corp
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリンタに利用される用紙送り装置に関す
る。
従来の技術 まず、第7図に従来例を示す。1はプラテンで、この
プラテン1の下部外周面に対して所定の隙間aを開けて
対向するペーパーパン2が固定的に設けられている。こ
のペーパーパン2には複数の開口部3がプラテン1の長
手方向に沿って配列されて形成されている。また、ペー
パーパン2の裏面側(下側)には、一端が操作レバー4
に固定された軸4aがプラテン1と平行な軸心をもって回
動自在に設けられ、この軸4aには複数のローラ支持体5
が固定され、これらのローラ支持体5にはローラ支持体
6が支軸7を介して回動自在に保持されている。さら
に、これらのローラ支持体5,6には、前記開口部3に位
置するローラ8,9が回転自在に保持されている。なお、
ローラ支持体5,6はそれぞれスプリング13,14により時計
方向に付勢されされている。したがって、ローラ8,9は
プラテン1の外周面に弾発的に接触されている。
このような構成において、プラテン1を時計方向に回
転させるとローラ8,9が反時計方向に追従回転するた
め、プラテン1とペーパーパン2との間に挿入された用
紙が左方に送られる。この使用形態は一般にフリクショ
ン送りと称せられる。図示しないトラクタにより用紙を
プラテン1に沿って送るトラクタ送りの使用形態では、
操作レバー4により軸4aをローラ支持体5とともに反時
計方向に回動させ、この時にローラ8を支持する軸10で
ローラ支持体6を反時計方向に回動させ、ローラ8,9を
プラテン1から離反させる。
発明が解決しようとする課題 トラクタ送りの使用形態では、トラクタに加わる負荷
を小さくするためにローラ8,9をプラテン1から離反さ
せるが、同様の目的でプラテン1とペーパーパン2との
隙間aも大きい方がよい。これに対して、フリクション
送りの使用形態では、用紙のあばれを阻止するためにプ
ラテン1とペーパーパン2との隙間aを小さくする必要
がある。しかし、ペーパーパン2が固定されているため
隙間aを調整することができず、トラクタ送りの使用形
態を優先して隙間aを大きくすると、フリクション送り
の使用形態において、プラテン1とペーパーパン2との
間で用紙があばれ、隙間aを小さくすると厚い用紙の送
りに支障をきたす等の問題がある。
このようなことから、フリクション送りの使用形態に
おいては、ペーパーパン2をプラテン1に接近させ、ト
ラクタ送りの使用形態においては、ペーパーパン2をプ
ラテン1から離反させるようにしたものが有るが、ペー
パーパン2の支持構造が複雑化する欠点がある。
課題を解決するための手段 プラテンの外周に対して所定の隙間を開けて設けられ
たペーパーパンと、このペーパーパンに形成された開口
部に位置するローラと、このローラを回転自在に保持す
るとともに前記プラテン側に付勢されて前記ペーパーパ
ンの裏面側に変位自在に設けられたローラ支持体と、前
記ローラを前記プラテンに圧接した時に前記プラテンと
前記ペーパーパンとの隙間より小さな隙間をもって前記
開口部から前記プラテンに接近するように前記ローラ支
持体に設けられた用紙ガイドとにより構成した。
作用 ローラをプラテンに接触させたフリクション送りの使
用形態においては、ローラ支持体に設けた用紙ガイドが
ペーパーパンの開口部から突出してプラテンに接近する
ため、プラテンとペーパーパンとの隙間を広くしても用
紙搬送通路を事実上狭くして用紙のあばれを阻止するこ
とができ、しかも、プラテン上の用紙を弾発的に押圧す
るローラと用紙ガイドとがローラ支持体とともに変位す
ることにより、紙厚の変化に応じてプラテンと用紙ガイ
ドとの隙間を自動的に変えて用紙を円滑に送ることがで
き、トラクタ送りの使用形態においては、ローラ支持体
を変位させてローラをプラテンから離反させるが、この
時に用紙ガイドがプラテンから遠ざかるため、トラクタ
にかかる負荷を小さくすることができる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。第7図において説明した部分と同一部分は
同一符号を用い説明も省略する(以下同様)。第3図に
示すように、ローラ支持体5,6は上面が開口するコの字
形の断面形状を有し、ローラ支持体6はローラ支持体の
内側に支軸7を介して回動自在に保持されている。ロー
ラ支持体5の両側から突出する軸10にはローラ8が回転
自在に保持され、ローラ支持体6の両側から突出する軸
11にはローラ9が回転自在に保持されている。
しかして、前記ローラ支持体5の両側には、フリクシ
ョン送りの使用形態においてペーパーパン2の開口部3
から上方に突出してプラテン1に接近する用紙ガイド12
が一体的に形成されている。第1図に示すように、この
時のプラテン1と用紙ガイド12との隙間bは、プラテン
1とペーパーパン2との隙間aよりも狭い寸法に設定さ
れている。
このような構成において、第1図に示すように、ロー
ラ8,9をスプリング13,14の付勢力によりプラテン1に弾
発的に接触させたフリクション送りの使用形態において
は、ローラ支持体5に設けた用紙ガイド12がペーパーパ
ン2の開口部3から突出してプラテン1に接近するた
め、プラテン1とペーパーパン2との隙間aを広くして
も用紙搬送通路を事実上狭くして用紙のあばれを阻止す
ることができる。しかも、プラテン1上の用紙を弾発的
に押圧するローラ8と用紙ガイド12とがローラ支持体5
とともに変位することにより、紙厚の変化に応じてプラ
テン1と用紙ガイド12との隙間を自動的に変えて用紙を
円滑に送ることができる。また、第2図に示すように、
トラクタ送りの使用形態においては、ローラ支持体5,6
を反時計方向に回動させてローラ8,9をプラテン1から
離反させるが、この時に用紙ガイド12がプラテン1から
遠ざかるため、トラクタにかかる負荷を小さくすること
ができる。
また、ペーパーパン2をプラテン1に対して接近及び
離反自在に支持する必要性がないため、ペーパーパン2
の支持構造を簡略化することができる。
次いで、本発明の第二の実施例を第4図ないし第6図
に基づいて説明する。本実施例は、ローラ支持体5,6の
両側に軸10,11を介して用紙ガイド15を取り付けたもの
である。
このような構成において、第4図に示すように、フリ
クション送りの使用形態においては、用紙ガイド15がペ
ーパーパン2の開口部3から突出してプラテン1に接近
する。また、第5図に示すように、トラクタ送りの使用
形態においては、用紙ガイド15がローラ8,9とともにプ
ラテン1から遠ざかる。
発明の効果 本発明は上述のように、プラテンの外周に対して所定
の隙間を開けて設けられたペーパーパンと、このペーパ
ーパンに形成された開口部に位置するローラと、このロ
ーラを回転自在に保持するとともに前記プラテン側に付
勢されて前記ペーパーパンの裏面側に変位自在に設けら
れたローラ支持体と、前記ローラを前記プラテンに圧接
した時に前記プラテンと前記ペーパーパンとの隙間より
小さな隙間をもって前記開口部から前記プラテンに接近
するように前記ローラ支持体に設けられた用紙ガイドと
により構成したので、ローラをプラテンに接触させたフ
リクション送りの使用形態においては、ローラ支持体に
設けた用紙ガイドがペーパーパンの開口部から突出して
プラテンに接近するため、プラテンとペーパーパンとの
隙間を広くしても用紙搬送通路を事実上狭くして用紙の
あばれを阻止することができ、しかも、プラテン上の用
紙を弾発的に押圧するローラと用紙ガイドとがローラ支
持体とともに変位することにより、紙厚の変化に応じて
プラテンと用紙ガイドとの隙間を自動的に変えて用紙を
円滑に送ることができ、トラクタ送りの使用形態におい
ては、ローラ支持体を変位させてローラをプラテンから
離反させるが、この時に用紙ガイドがプラテンから遠ざ
かるため、トラクタにかかる負荷を小さくすることがで
き、また、ペーパーパンをプラテンに対して接近及び離
反自在に支持する必要性がないため、ペーパーパンの支
持構造を簡略化することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第一の実施例を示すもの
で、第1図はフリクション送りの使用形態を示す縦断側
面図、第2図はトラクタ送りの使用形態を示す縦断側面
図、第3図は平面図、第4図ないし第6図は本発明の第
二の実施例を示すもので、第4図はフリクション送りの
使用形態を示す縦断側面図、第5図はトラクタ送りの使
用形態を示す縦断側面図、第6図は平面図、第7図は従
来のフリクション送りの使用形態を示す縦断側面図であ
る。 1……プラテン、2……ペーパーパン、3……開口部、
5,6……ローラ支持体、8,9……ローラ、12,15……用紙
ガイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンの外周に対して所定の隙間を開け
    て設けられたペーパーパンと、このペーパーパンに形成
    された開口部に位置するローラと、このローラを回転自
    在に保持するとともに前記プラテン側に付勢されて前記
    ペーパーパンの裏面側に変位自在に設けられたローラ支
    持体と、前記ローラを前記プラテンに圧接した時に前記
    プラテンと前記ペーパーパンとの隙間より小さな隙間を
    もって前記開口部から前記プラテンに接近するように前
    記ローラ支持体に設けられた用紙ガイドとよりなること
    を特徴とする用紙送り装置。
JP16905990A 1990-06-27 1990-06-27 用紙送り装置 Expired - Lifetime JP2690605B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16905990A JP2690605B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 用紙送り装置

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JP16905990A JP2690605B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 用紙送り装置

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Publication Number Publication Date
JPH0462171A JPH0462171A (ja) 1992-02-27
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ID=15879584

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