JP3416669B2 - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP3416669B2 JP2002084126A JP2002084126A JP3416669B2 JP 3416669 B2 JP3416669 B2 JP 3416669B2 JP 2002084126 A JP2002084126 A JP 2002084126A JP 2002084126 A JP2002084126 A JP 2002084126A JP 3416669 B2 JP3416669 B2 JP 3416669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に備えられる給紙装
置に係り、詳しくは1つのトレイにより種々のサイズの
1つの給紙トレイにより給送可能のマルチ給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は、複写機等の画像形成装置に用い
られている一般的なマルチ手差しの給紙装置の縦断側面
図を示している。
【0003】同図において、給紙ローラ(回転給送体)
1は、給紙ローラ軸46により矢印方向に回転自在に支
持されている。複数のシートPは給紙トレイ(積載手
段)30上に載置されていて、その先端部は給紙ローラ
1と中板(加圧手段)35間に配置される。中板35
は、支軸33により回動自在に支持されている中板ホル
ダ32と一体に構成されて揺動自在になっている。中板
35は、加圧ばね36により上方に付勢されていて、シ
ート先端は給紙時において、給紙ローラ1に圧接され
る。
【0004】また、中板35は、図示しない駆動系によ
り回動される不図示のカムにより上下動を制御されてい
る。分離パッドアーム5は、自由端に分離パッド5bを
有し基部を支軸5aにより回動自在に支持されていて、
加圧ばね6により図中時計方向に付勢されており、この
付勢力により分離パッド5bは給紙ローラ1に圧接して
いて、給紙ローラ1により送り出されたシートPを1枚
ずつ分離する。
【0005】また、給紙トレイ30上のシートPは、そ
の側端部に当接して整合する図9に示す1対のサイド規
制板31,31Aにより整合されており、本例では一方
のサイド規制板31Aは給紙トレイ30に固定され、他
方の規制板31は、図9(a)に示す長孔30bに沿って
シートPの側端部に進退自在になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、給紙ローラ1とこれに圧接している分離パッ
ド5bとから生じるシート搬送力の分布(シート進行方
向と直角方向の分布)が崩れた場合には、図9(a) に示
すように、シートPは斜めに給送されて給送不良となっ
たり、時には、図9(b) に示すように、シートPの一側
部がサイド規制板31A乗り越えて規制力が働かなくな
って、大斜行する問題があった。
【0007】本発明は、積載手段上から給送されるシー
トの斜行を防止した給紙装置及びこれを備えた画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、積載手段に収
納されたシートを給送する給紙装置において、前記積載
手段上のシートの側端部とそれぞれ接触し少なくとも一
方が前記シートに対して進退自在であって前記シートの
側端部に接触する内壁面に前記シートの進行方向と略平
行のガイド溝を有するサイド規制板を、備え、前記ガイ
ド溝を、シート進行方向に沿って次第に浅くなり、シー
ト進行方向の端部で略0となるように形成することを特
徴とする。
【0009】本発明は、前記ガイド溝が、水平部とこれ
に連続し傾斜面が上方を向く傾斜部で形成される鋸歯状
の断面形状であることを特徴とする。
【0010】
【0011】本発明は、前記サイド規制板の上端部にシ
ートを押え付けるシート押さえ付け板を回動自在に設け
たことを特徴とする。
【0012】本発明は、画像形成装置において、上記の
いずれかに記載の給紙装置を有することを特徴とする。
【0013】(作用)積載手段上のシートは、給紙ロー
ラの回転により積載手段から給送され、分離手段により
1枚ずつ分離されながら装置内に搬送されて行く。
【0014】積載手段から給送されるシートに、給紙ロ
ーラの平行度のヅレや、分離手段の給紙ローラへの加圧
力のアンバランス等の何らかの原因により斜行しようと
する力が生じた時、シートの側端部がサイド規制板のガ
イド溝に入り込み無用にすることにより、シートの斜行
を防止すると共に、シートの側端部がサイド規制板を乗
り越える等の不具合が防止される。
【0015】また、ガイド溝の断面形状を、鋸歯状とし
たことにより、積載手段へのシートの積載時に、シート
がガイド溝に引っかかることなく積載できる。
【0016】
【実施例】〈本発明の実施例〉 以下、本発明の参考例を図面に沿って説明する。
【0017】図1は、本発明の給紙装置に係るサイド規
制板を含む給紙トレイ(積載手段)60を示している。
給紙トレイ60上には、シートPの幅方向の側端部をそ
れぞれガイドする1対のサイド規制板61,61Aが配
設されており、本実施例では、サイド規制板61Aは固
定状態に、そしてサイド規制板61はシートPの側端部
に対して後述するようにして進退自在にして片側基準と
なっている。
【0018】図1の背面図を図2に示す。可動のサイド
規制板61は、そのボス61bを給紙トレイ60に穿設
された長孔60bを貫通させて、給紙トレイ60の裏面
側においてスライド板60’とねじ62により固定させ
ることによりスライド自在に装着されている。
【0019】上記スライド板60′は、凸部60bを給
紙トレイ60の両ガイド60c間に嵌合させると共にス
ライド板60′に一体的に形成された弾性板60aを給
紙トレイ60に設けられたガイド60dにスライド可能
に圧接させている。これにより、サイド規制板61は、
ガタツキなしでサイド規制板61Aに対して進退できる
と共に、弾性板60aの弾力により移動した位置で適宜
の制動力を受けて停止する。また、給紙トレイ60から
給紙されるシートPに斜行力が発生してサイド規制板6
1に作用しても、上記スライド板60′による制動力に
よりサイド規制板61は設定された位置をズレることは
ない。
【0020】次に、図3にサイド規制板61の詳細を示
す。同図において、サイド規制板61の内壁面、すなわ
ちシートPの側端部に対向する面には、(a)に示すよ
うにシート進行方向63と略平行の複数のガイド溝61
aが形成されている。このガイド溝61aは、(b) に示
すように水平部61a1と傾斜部61a2とを連続させ
た鋸歯状をなしている。
【0021】上記鋸歯の形状は、傾斜面61a2が斜め
上方を向くように、すなわち水平部61a1が下方を向
くような形状になっている。本実施例では、例えば、a
寸法は2mm、b寸法は0.5mmとしてある。
【0022】ガイド溝61aを、上記のように鋸歯状に
したことによって、給紙トレイ60に対してシートPを
積載する時に、シートPがガイド溝61aに引っかかる
ことなくシートPを載置することができる。また、シー
トPに斜行力が生じてサイド規制板61を乗り越えよう
とすると、シートPの側端部がガイド溝61aの水平部
61a1に引っかかって、シートPの斜行を押さえるこ
とができる。特に、図4に示すように、シートPの両端
が湾曲するようなカール紙の場合には、ガイド溝61a
の効果は有効なものとなる。
【0023】なお、上記ガイド溝61aは、固定状態の
サイド規制板61Aにも形成されており、このガイド溝
61aを図示のように複数設けたことにより、給紙トレ
イ60上に積載されるシートPの積載枚数が何枚であっ
ても、上位のシートPの高さの位置でシートPに対する
規制力を動作させることができる。
【0024】次に、本発明の実施例1を図5に示す。
【0025】本実施例においては、ガイド溝61aの深
さは、シート進行方向63に進むに従って次第に浅くな
るように形成されている。すなわち、(b)に示すA−A
断面に示すb寸法が、(c)におけるb1部で最大で1m
mの深さであり、b2部で略0mmとなっている。
【0026】このガイド溝61aの深さを変化させるこ
とは、給紙トレイ60に積載されるシートPのサイズに
サイド規制板61を合わせる場合、B−B断面図の符号
cの位置で合わさせることになる。
【0027】次に、本発明の実施例2を図6に示す。
【0028】本実施例は、サイド規制板61に、回動自
在のシート押さえ付け板を設けたものである。サイド規
制板61に設けられた切欠き部には、サイド規制板61
と同一の内壁面を有するシート押さえ付け板65が配設
されている。このシート押さえ付け板65は、その凸部
65aを切欠き部の凹部61dに嵌合させて回動自在に
支持され、通常は図6(b) のようにサイド規制板61と
同一の内壁部を持つように、不図示のクリック手段によ
り保持されている。
【0029】シートPを給紙トレイ60上に積載した
後、図6(c)に示すようにシート押さえ付け板65を内
側に倒してシートPをシート押さえ付け板65の自重に
より押さえ付けることにより、シートPがサイド規制板
61(61A)を乗り越えて斜行する現象が防止され
る。
【0030】また、給紙トレイ60に積載されるシート
Pが、図7(a) に示すようなカール紙であっても、上記
シート押さえ付け板65で押さえ付けることで、図7
(b)に示すように安定した積載状態となって、シートP
の安定した給紙を行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、積
載手段上のシートの幅方向の側端部を規制するサイド規
制板の内壁部に、シート進行方向と略平行の複数のガイ
ド溝を設けたので、回転給送体の平行度のズレや、分離
手段の加圧力のアンバランス等による斜行力がシートに
発生した時に、ガイド溝によりシートの側端部をガイド
して、シートの斜行や規制手段を乗り越える状態等の不
具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例に係る給紙装置の給紙トレイを
示し、(a) は平面図、(b) は正面図を示す。
【図2】同じく給紙トレイ部背面図。
【図3】サイド規制板の内壁部及びガイド溝を示し(a)
は正面図、(b) は(a) のA−A線断面図。
【図4】同じくカール紙を積載した給紙トレイで、(a)
は平面図、(b) は正面図。
【図5】本発明の実施例1に係るサイド規制板及びガイ
ド溝を示し、(a) は内壁部の正面図、(b) は(a) のA−
A線断面図、(c) は(a) のB−B線断面図。
【図6】本発明の実施例2に係るサイド規制板を示し、
(a) は正面図、(b) は平面図、(c) は正面図。
【図7】図6のサイド規制板を適用した給紙装置の側面
図であって、(a) はカール紙の積載状態図、(b) はサイ
ド規制板の作用図。
【図8】一般的の給紙装置を示す縦断側面図。
【図9】一般的の給紙装置に使用されている給紙トレイ
であって、(a) は平面図、(b)は正面図。
【符号の説明】
P シート 1 給紙ローラ(回転給送体) 5b 分離パッド(分離手段) 35 中板(加圧手段) 60 給紙トレイ(積載手段) 61 サイド規制板(スライド自在) 61A サイド規制板(固定) 61a ガイド溝 61c 深さが変化しているガイド溝 65 シート押さえ付け板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載手段に収納されたシートを給送する
    給紙装置において、 前記積載手段上のシートの側端部とそれぞれ接触し少な
    くとも一方が前記シートに対して進退自在であって前記
    シートの側端部に接触する内壁面に前記シートの進行方
    向と略平行のガイド溝を有するサイド規制板を、 備え、前記ガイド溝を、シート進行方向に沿って次第に浅くな
    り、シート進行方向の端部で略0となるように形成する
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド溝が、水平部とこれに連続し
    傾斜面が上方を向く傾斜部で形成される鋸歯状の断面形
    状であることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記サイド規制板の上端部にシートを押
    え付けるシート押さえ付け板を回動自在に設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1乃至のいずれか1項に記
    載の給紙装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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JP5434410B2 (ja) * 2009-09-14 2014-03-05 セイコーエプソン株式会社 エッジガイド、被記録媒体給送装置、記録装置
JP6801436B2 (ja) 2016-12-21 2020-12-16 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置及び記録装置
WO2023002541A1 (ja) * 2021-07-19 2023-01-26 株式会社Pfu 媒体搬送装置

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