JPH06227693A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JPH06227693A
JPH06227693A JP3086062A JP8606291A JPH06227693A JP H06227693 A JPH06227693 A JP H06227693A JP 3086062 A JP3086062 A JP 3086062A JP 8606291 A JP8606291 A JP 8606291A JP H06227693 A JPH06227693 A JP H06227693A
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JP
Japan
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separating
paper
sheet
roller
paper feeding
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JP3086062A
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English (en)
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Akito Yamauchi
昭人 山内
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリや自動原稿送り装置を設けた電子
複写機等の装置において、原稿の送り出し部に設けるさ
ばき装置を、給紙ロ―ラと分離板とから構成したものに
おいて、さばき部に向けて入り込む用紙の量を制限し、
さばき作用を良好な状態で行い得るようにする。 【構成】原稿トレイ等の装置の給紙側端部に配置される
さばき装置1を、給紙ロ―ラ3と分離部材20とにより
構成し、分離部材20に設けた分離板21と給紙ロ―ラ
3との間で、用紙に対するさばき作用を行わせる。前記
分離部材20は、分離板21の上部でさばき作用を行う
ための板バネ部材23と、該板バネ部材23による押圧
部の上流側に、高さyと間隔xを介して配置される規制
部材22とから構成される。さらに、用紙のニップ部分
に向けてトレイから用紙を挿入させるために、下部バネ
部材24を設けている。そして、前記下部バネ部材24
により給紙ロ―ラに向けて押圧される用紙を、規制部材
22により規制される間隔の範囲でさばき部に向けてく
さび状に入り込ませ、分離板の先端部の板バネ部材によ
り押圧される部分でさばき作用を行い得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フアクシミリや電子複
写機等の装置において、原稿トレイに載置した原稿を、
1枚ずつさばいて給紙する装置に関し、特に、さばき装
置を給紙ロ―ラと、該給紙ロ―ラに対して原稿を押圧す
る分離部材とにより構成したものにおいて、原稿の重送
を防止出来るようにする自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機における自動原稿送り装置
や、ファクシミリの原稿送り装置においては、原稿トレ
イの送り出し側の端部に自動給紙装置を設けており、該
自動給紙装置に設けたさばき装置によって原稿をさばき
ながら、原稿を1枚ずつ画像読取り部に向けて、送り出
すような手段を用いている。前述したような自動給紙装
置に用いられるさばき装置としては、給紙ロ―ラとリタ
―ドロ―ラとを対向させて設けるものや、両ロ―ラとリ
タ―ドパッド等の分離板とを対向させて配置したもの等
が用いられる。前記給紙ロ―ラと分離板とを対向させて
構成するさばき装置としては、例えば、実公昭61−2
4512号公報等に示されるようなものが知られてい
る。
【0003】前記従来例に示される自動給紙装置は、原
稿トレイに収容される原稿の下部のものから送り出すよ
うに構成しているもので、トレイに収容されている原稿
のうちの下部のものを、給紙ロ―ラと分離板との間で、
さばきながら送り出すように構成している。前記従来例
の装置は、図8に示されるような構成を有するもので、
さばき装置1を給紙ロ―ラ3と、該給紙ロ―ラ3に向け
て用紙Pを押圧する分離部材5とから構成し、分離部材
5の分離板6を押圧部材7とコイルバネ8とにより押圧
し、給紙ロ―ラ3と分離板6との間に入った用紙をさば
くようにしている。また、前記さばき装置1において、
分離板6の給紙ロ―ラに対する押圧力を制御するため
に、前記押圧部材7とコイルバネ8とを用いているが、
前記押圧部材7は、分離板6の突出端部付近のさばき部
で、分離板6を給紙ロ―ラ3に対して押圧し、用紙のさ
ばき作用を行わせる。これに対して、コイルバネ8は、
給紙ロ―ラ3の中央部付近の上部に向けて分離板6を押
圧して、トレイ上に収容された用紙を給紙ロ―ラ3と分
離板6との間に導入する作用を行うようにしている。
【0004】ところが、前述したような従来例に示され
るさばき装置においては、コイルバネ8の押圧力を調整
するために、圧力調整ネジ9を用いているため、そのコ
イルバネ8の押圧力の調整が面倒である他に、さばき装
置の構成が複雑になるという問題もあった。つまり、前
記したような構成を有するさばき装置では、トレイに収
容された用紙の先端部を、コイルバネ8により押圧され
る分離板6の部分に向けて案内し、押圧部材7により押
圧されるさばき部に向けて移動させるためには、圧力調
整ネジ9による調整を正確に行う必要がある。
【0005】そこで、前述したようなさばき装置の問題
を解決するために、例えば、図9に示されるようなさば
き装置1が提案されている。前記図9に示されるさばき
装置1においては、給紙ロ―ラ3に対して分離板11を
押圧する状態に配置するが、該分離板11に対してその
背後から板バネ部材12により押圧する手段を用いてい
る。そして、前記板バネ部材12により分離板11を給
紙ロ―ラ3に対して押圧する位置の上流側の部分で、用
紙をくさび状に形成して両部材によるニップ部分に入り
込ませ、その用紙をさばいて送り出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図9に示された従
来の分離部材を用いたさばき装置は、用紙が薄紙の場合
には、図示されるように、トレイに収容されている用紙
が、分離板11と給紙ロ―ラ3とのニップ部分に、狭い
間隔の部分に向けてくさび状に入り込み、板バネ部材1
2による押圧部分でさばきの作用が良好に行われる。と
ころが、用紙が厚い紙の場合には、板バネ部材12によ
り押圧される上流の部分に向けて、複数枚の用紙が入り
込み、分離板11と給紙ローラ3との間隔を拡開すると
いう問題が発生する。そして、図10に示されるよう
に、複数枚の用紙が重送状態でさばき部に深く挿入さ
れ、さばき装置から送り出されるという問題がある。
【0007】したがって、前記図9に示されたようなさ
ばき装置では、薄紙に対しては、比較的良好なさばき性
能を発揮し得ても、厚紙に対しては、重送の発生を防止
出来ないという欠点がある。さらに、前記図8に示され
たような構成のさばき装置では、装置のメンテナンスに
も問題があり、ファクシミリの原稿読取り部にそれ等の
さばき装置を配置する場合には、重送の問題を解決する
ことが比較的困難であった。
【0008】そして、前述したような構成のさばき装置
を、ファクシミリの原稿読取り部や、電子複写機の読取
り部に配置した場合には、その用紙の厚さ等の影響によ
り重送が発生し、ファクシミリによる送信内容の照合等
に余分な手間を掛けたりすることがあり、送信先に迷惑
を掛ける等の問題が発生する。また、自動原稿送り装置
において、原稿読取りを行う場合でも、自動原稿送り装
置のように大量の原稿を順次読み取る際に、重送が発生
すると、作成されたコピ―の頁に狂いが発生し、そのコ
ピ―を再び作成し直す等の余分な手間を掛ける必要があ
った。
【0009】
【発明の目的】本発明は前述したような従来のさばき装
置の問題を解消するもので、分離板を押圧部材により押
圧する部分の上流側に規制部材を配置して、用紙がさば
き部に入り込む部分の隙間を規制し、用紙に対するさば
き性能を良好な状態で発揮させ得るさばき装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の自動
給紙装置は、原稿トレイ等の原稿収容装置の送り出し側
端部に配置され、原稿の送り出し方向に駆動される給紙
ロ―ラと、該給紙ロ―ラの外周部に押圧される分離部材
とにより構成される自動給紙装置に関する。本発明のさ
ばき装置においては、前記分離部材の背面に、該分離部
材を給紙ロ―ラの外周部に押圧する手段を配置し、前記
押圧手段としての押圧部材により分離部材と給紙ロ―ラ
との間で、用紙に対する押圧力を設定するとともに、前
記分離部材に対して、押圧部材により押圧する位置の上
流部に、分離部材の拡開量を規制する規制手段を配置
し、給紙ロ―ラの表面と分離部材との間隔を設定するこ
とができるように構成している。また、本発明において
は、板バネ部材により分離板を押圧する位置に対して、
規制部材の端部の配置位置の関係を、高さ方向と幅方向
とを、それぞれ任意の値に設定することができ、それ等
の間隔等を調整することにより、薄紙や厚紙等の用紙の
状態に対応させることができる。
【0011】そして、前述したように構成したことによ
り、本発明においては、規制部材により設定される分離
板の拡開間隔が、厚紙に対しても必要以上に拡げられる
ことがなく、用紙のさばき作用を良好な状態で行わせる
ことができる。さらに、本発明においては、分離部材の
構成部材を簡素化ができるとともに、微調整等を必要と
する部品を用いないので、装置のメンテナンスを容易に
行うことができる。
【0012】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の自動給
紙装置を説明する。図1ないし図3に示される本発明の
自動給紙装置は、分離部材20と給紙ロ―ラ3とを対向
させて配置し、該分離部材20の分離板21を給紙ロ―
ラ3に対して押圧し、両部材の間に入り込ませた用紙を
さばいて、給紙の作用を行わせるように構成している。
前記分離部材20は、分離板21とその上部に配置する
板バネ部材23、および、分離板21の下部に配置する
下部バネ部材24とを設けている。さらに、前記分離板
21の上部に規制部材22を配置して、該規制部材22
により分離板21と給紙ロ―ラ3との間隔yを規制して
いる。前記分離板21および板バネ部材23、24、お
よび規制部材22は、支持ブラケット28に対して固定
ネジ25、およびワッシャー26を用いて固定保持され
る。
【0013】前記分離部材20において、分離板21
は、従来の分離板の場合と同様に、ゴム板部材等を用い
ているものであり、該分離板21の上部部材としては、
板バネ部材23を用いている。前記板バネ部材23は、
分離板21に対して押圧部23aを介して押圧の作用を
行うように構成され、給紙ロ―ラ3と分離板21との間
で、板バネ部材23により1枚の紙のみが通過出来る程
度の隙間を設定し、用紙に対するさばき作用を行うこと
ができるようにしている。また、前記板バネ部材23の
押圧部23aより距離xだけ上流側に隔たった位置に規
制部材22の端部が位置し、該規制部材22の端部が、
分離板21と給紙ロ―ラ3との間隔yを設定している。
そして、前記規制部材22により設定される間隔yの部
分に、トレイからの用紙の先端部が入り込むようにされ
る。前記間隔x、yは、例えば、画像読取り装置におい
て、用紙のさばき性能に応じて設定されるものである
が、例えば、最も多く使用される用紙の厚さ等の条件に
応じて設定され、前記間隔yの範囲に入り得る用紙の枚
数を設定出来るようにする。
【0014】前記規制部材22と分離板21との関係の
他に、本発明の分離部材20においては、分離板21の
下側の部分に下部バネ部材24を配置している。前記下
部バネ部材24は、図2にも示されるように、分離板2
1の両側の部分に配置されるもので、その下部バネ部材
の先端部が、給紙ロ―ラ3にほぼ接する位置にまで延長
される。そして、前記下部バネ部材24により用紙の先
端部を給紙ロ―ラ3に対して押圧し、その用紙とロ―ラ
との摩擦力により、用紙をさばき部に向けて移動させる
作用を行わせるようにする。
【0015】前述したように構成される本発明のさばき
装置において、原稿トレイを介してさばき部にまで挿入
される用紙Pの先端部は、図3に示されるように、下部
バネ部材24と給紙ロ―ラ3との間に複数枚重なった状
態で入り込むようにされる。そして、給紙ロ―ラ3が給
紙方向に回転することにより、下部の用紙をロ―ラにし
たがって、さばき部に向けて移動させる。その際に、ロ
―ラに接する用紙とともに、上部の用紙も一緒に給紙方
向に移動する。ところが、本発明のさばき装置において
は、分離板21の背後から規制部材22により規制する
間隔y(図1)が、非常に狭く設定されているために、
前記規制部材22により押圧される位置に、多数枚の用
紙が入り込むことが防止される。また、原稿が厚紙の場
合でも、規制部材により規制される間隔が拡げられるこ
とがないので、多数枚の用紙が入り込むことがなくな
る。
【0016】したがって、前述したように構成される分
離部材20を用いたさばき装置においては、原稿トレイ
に堆積された用紙を、下部バネ部材24により給紙ロ―
ラ3に対して押圧して、分離板と給紙ロ―ラとの間のニ
ップ部分に入り込ませ、用紙先端部をくさび状に形成す
る。そして、その後で、規制部材22により規制される
部分に向けて、1〜2枚の用紙のみが入り込む状態にす
ることにより、分離板21が板バネ部材23により押圧
される部分で、用紙のさばきの作用を良好な状態で行う
ことが可能になり、さばき装置から重送状態で用紙が排
出されることを防止出来るものとなる。
【0017】(本発明の別の実施例)前記図1〜3に示
された分離部材の他に、本発明においては、図4に示さ
れるような構成の分離部材30を、1つのユニットとし
て構成したものを用いることができる。前記図4に示さ
れる分離部材30では、その分離部材のユニットを、図
示を省略した保持手段に対して、揺動可能に支持させ、
その上部と本体フレ―ム39との間に配置したコイルバ
ネ等の押圧部材38を用いて、給紙ロ―ラ3に向けて所
定の圧力で押圧するようにしている。前記分離部材30
は、図5の組み立て図および図6の分解斜視図に示され
るように、分離板31の上部分に対して、押圧部材33
と上部ブラケット40とを配置し、分離板31の下部に
下部ブラケット45を配置している。
【0018】前記分離部材の各構成部材のうち、上部ブ
ラケット40は、板金による成形物または、プラスチッ
ク材料により一体に形成されたものを用いており、本体
の前側に規制部材41を設け、本体の両側に上に向けて
突出させた状態で軸支部42、42を配置している。ま
た、前記上部ブラケット40の下面には、図7に示され
るように、突起部材43、43を設けており、該突起部
材43を分離板31の支持孔32に挿入する状態で、前
記分離板31の位置決めを行い、分離板31がずれを生
じたりすることがないように支持している。前記軸支部
42、42を介して上部ブラケット40の上部に配置さ
れる押圧部材33は、板バネにより構成されるもので、
本体の両側に軸部35、35を突出させて設け、該軸部
34を上部ブラケット40の軸支部42に係合させるよ
うにしている。前記押圧部材33の前側には、押圧板3
4を配置し、該板部材34の先端部34aが、分離板3
1を押圧する状態に設定している。
【0019】前記分離板31の下部に配置される下部ブ
ラケット45は、本体46の両側に板バネ部材47を配
置し、本体46の部分を分離板を収容出来るような凹部
として構成している。そして、前記分離板31を上下か
ら挟むようにして、上部ブラケット40と下部ブラケッ
ト45とを組み合わせ、両部材を固定ネジ48、48を
用いて固定することにより、該分離板31を保持するこ
とが出来る。前述したようにして組み立てられた部材に
対して、上部ブラケット40の軸支部を介して押圧部材
33を取付けることによって、分離部材30のユニット
を構成する。
【0020】前述したようにして組み立てられた本発明
の分離部材30は、前記図4に示されるようにして、給
紙ロ―ラ3と組み合わされて、さばき装置1を構成し、
分離部材30のユニットを、押圧バネ38により給紙ロ
―ラ3に向けて付勢する状態に設定する。そして、前記
図4に示されたさばき装置1において、前記図1の実施
例の場合と同様に、押圧部材33の押圧部34aより上
流部に、上部ブラケット40の規制部材41が配置され
ているので、該規制部材41によって分離板31が拡開
される範囲を規制することができる。なお、前記図4に
示される例において、前記図1の場合と同様に、分離板
31を押圧する2つの部材に対して、間隔x、yを任意
に設定することができる。
【0021】したがって、前述したように構成される分
離部材30を用いたさばき装置においては、原稿トレイ
に堆積された用紙の下部のものを、下部バネ部材47に
より給紙ロ―ラ3に対して押圧して、分離板31と給紙
ロ―ラ3との間のニップ部分に入り込ませ、用紙先端部
をくさび状に形成することができる。そして、その後
で、規制部材41により規制される部分に向けて、1〜
2枚の用紙のみが入り込むようにすることにより、分離
板31が板バネ部材34により押圧される部分で、用紙
のさばきの作用を良好に行うことが可能になり、さばき
装置から重送状態で用紙が排出されることを防止出来
る。
【0022】なお、本実施例においては、前記図4に示
されるように、分離板31に対して直接板バネ部材を用
いて押圧作用を加えずに、コイルバネ38を用いて間接
的な押圧作用を加えるのであるから、前記第1実施例の
ように板バネ部材34のバネ性を特に厳密に設定する必
要がない。前記コイルバネによる押圧力に加えて、本発
明のさばき装置においては、分離板31の押圧部材によ
り押圧されるさばき部で、押圧板34による押圧作用を
付与すること、および該さばき部の上流部で、規制部材
41により分離板31と給紙ローラ3との間隔の拡がり
を規制することによって、余分な用紙がさばき部に入り
込むことを防止出来る。したがって、本発明の分離部材
においては、厚紙の場合でも、薄紙の場合と同様に、良
好な幅き性能を発揮させることが可能であり、さばき装
置から重送状態で用紙が送り出されることを防止するこ
とができる。
【0023】また、前記本発明のさばき装置を用いる自
動給紙装置は、ファクシミリにおける原稿読取り部の給
紙装置として用いることや、電子複写機等の自動原稿送
り装置に適用することが可能である。また、本発明のさ
ばき装置は、電子複写機等において、用紙をトレイ等か
ら送り出すための給紙装置にも適用が可能である。さら
に、本発明のさばき装置は、コンピュ―タに対して画像
情報を入力するための任意の画像読取り装置に対しても
適用が可能であり、原稿の重送を防止して、正確な読取
りの作用を行わせることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の自動給紙装置は、前述したよう
に構成されるさばき装置を用いるものであるから、分離
板に対して給紙ロ―ラに向けて押圧する2つの規制部材
を、容易に位置決めすることができ、その2つの部材の
間隔等を任意に設定することができる。また、本発明に
おいては、規制部材により設定される分離板の拡開間隔
が、厚紙に対しても必要以上に拡げられることがなく、
用紙のさばき作用を良好な状態で行わせることができ
る。さらに、本発明においては、分離部材の構成部材を
簡素化することができるとともに、微調整等を必要とす
る部品を用いないので、装置の組立とメンテナンスを容
易に行うことができる。なお、本発明によれば、従来例
(実公昭61−24512号公報)にあるように、分離
板を湾曲させていないため、原稿の先端が湾曲部で停止
することがなく、さばき部の奥の部分にまで原稿先端を
挿入することができ、送り不良に対して有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のさばき装置の構成を示す側面図であ
る。
【図2】 本発明のさばき装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明のさばき装置によるさばき作用の説明
図である。
【図4】 本発明の別の実施例の構成を示す側面図であ
る。
【図5】 図4に示されるさばき装置の斜視図である。
【図6】 図4に示される分離部材の分解斜視図であ
る。
【図7】 上部ブラケットの裏面図である。
【図8】 従来例のさばき装置の側面図である。
【図9】 別の従来例のさばき装置の側面図である。
【図10】 図9に示されたさばき装置における用紙さ
ばき作用の説明図である。
【符号の説明】
1 さばき装置、3 給紙ロ―ラ、5 分離部
材、6 分離板、7 押圧部材、8 コイルバ
ネ、 9 圧力調整ネジ、10・20 分離部材、
11・21 分離板、22・41 規制部材、24
・33 押圧部材、24・47 下部バネ部材、4
0 上部ブラケット、45 下部ブラケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿トレイ等の原稿収容装置の送り出し
    側端部に配置され、原稿の送り出し方向に駆動される給
    紙ローラと、該給紙ローラの外周部に押圧される分離部
    材とにより構成されるさばき装置において、 前記分離部材の背面に、該分離部材を給紙ローラの外周
    部に押圧する手段を配置し、前記押圧手段としての押圧
    部材により分離部材と給紙ローラとの間で、用紙に対す
    る押圧力を設定するとともに、 前記分離部材に対して、押圧部材により押圧する位置の
    上流部に、分離部材の拡開量を規制する規制手段を配置
    し、給紙ローラの表面と分離部材との間隔を設定するこ
    とを特徴とする自動給紙装置。
JP3086062A 1991-03-26 1991-03-26 自動給紙装置 Pending JPH06227693A (ja)

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