JPH0611976Y2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0611976Y2
JPH0611976Y2 JP8410687U JP8410687U JPH0611976Y2 JP H0611976 Y2 JPH0611976 Y2 JP H0611976Y2 JP 8410687 U JP8410687 U JP 8410687U JP 8410687 U JP8410687 U JP 8410687U JP H0611976 Y2 JPH0611976 Y2 JP H0611976Y2
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JP
Japan
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paper
friction member
sheet
tray
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JP8410687U
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JPS63192345U (ja
Inventor
邦弘 大西
哲郎 巴
浩 木下
Original Assignee
三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子写真複写機,プリンタ等に用いられ,記録
紙等の用紙を,重送を防止して1枚ずつ送給し得る給紙
装置に関する。
(従来の技術) 電子写真複写機では,複写機本体の側部に配設された給
紙装置により,積層状態の記録紙が,複写機本体内へ1
枚ずつ順次送給され,各記録紙上に複写画像が形成され
る。
従来の給紙装置は,第4図に示すように,記録紙等の用
紙が積載される用紙受台21の給紙方向先端側部分上方に
給紙ローラ22が配設されており,該給紙ローラ22と対向
する用紙受台21の一部には開口部21aが形成されてい
る。該開口部21a内には,給紙ローラ22に当接するよう
に,摩擦部材23が,押ばね25にて付勢されて配設されて
いる。また,用紙受台21の中程上方には,給紙補助ロー
ラ26が配設されており,用紙受台21上に積載された用紙
が,該給紙補助ローラ26にて,給紙ローラ22と摩擦部材
23との当接位置へ送給される。この場合,積層状態の用
紙は,数枚が重送されるおそれがあるが,摩擦部材23が
高摩擦係数の材料にて形成されているために,重送され
た用紙における該摩擦部材23に当接した用紙は,その摩
擦力により送給されず,給紙ローラ22に当接する最上側
の用紙のみが搬送される。
(考案が解決しようとする問題点) 摩擦部材23は,重送される用紙に確実に当接するよう
に,給紙ローラ22との当接位置から,給紙方向の上流側
方向へ延出しており,その延出側先端部は上下方向への
揺動可能になっている。このため,該摩擦部材23に用紙
が当接すると該摩擦部材23先端部が振動して振動音が発
生するおそれがある。
また,該摩擦部材23の給紙方向上流側へ延出する部分は
揺動可能になっているため,その先端が下方に揺動した
状態で用紙が搬送されると,摩擦部材23に対する用紙の
当接角度が大きくなる。その結果,該用紙に加わる摩擦
抵抗が大きくなり,該用紙に給紙ローラ22が転接しても
該用紙が搬送されないおそれもある。
本考案は,上記従来の問題点を解決するものであり,そ
の目的は,送給される用紙との当接により摩擦部材が振
動することを防止すると共に,摩擦部材に対して用紙を
鋭角的に当接させて,給紙ローラが転接することにより
用紙が確実に送給される給紙装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の給紙装置は、所定の用紙が積載される用紙受台
と,該用紙受台における給紙方向側の近傍に配設された
給紙ローラと,該給紙ローラに当接するべく付勢されて
おり,前記用紙受台上の用紙を給紙ローラとの当接位置
へ案内すべく,給紙方向上流側へ延出する摩擦部材と,
前記用紙受台から送給される用紙を該摩擦部材に鋭角的
に当接させるべく,該摩擦部材の給紙方向上流側へ延出
する部分に先端部が当接され,かつ該摩擦部材の振動を
防止するべく該摩擦部材における給紙方向上流側へ延出
する部分の先端が,用紙受台に固設された基端部に当接
されている振動防止部材とを具備してなり,そのことに
より上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本考案を実施例について説明する。
本考案の給紙装置は,例えば電子写真複写機において,
記録紙を機体内へ送給するために使用される。
該給紙装置は,第1図および第2図に示すように,多数
枚の記録紙が載置される用紙受台11を有し,該用紙受台
11の中程上方には,給紙補助ローラ12が配設されてい
る。該給紙補助ローラ12は,矢印Bで示す方向(第1図
においては時計回り方向)へ回転され,用紙受台11上に
載置された記録紙を第1図に矢印Aで示す方向へ送給す
る。用紙受台11の給紙方向側上方には,給紙ローラ13が
配設されている。該給紙ローラ13は,上記給紙補助ロー
ラと同方向へ回転する。該給紙ローラ13と対向する用紙
受台11の一部には開口部11aが設けられている。該開口
部11aの下方には,摩擦部材ホルダー14が配設されてい
る。該摩擦部材ホルダー14は,開口部11aの下方にて略
水平となった摩擦部材載置部14aと,該載置部14aの幅方
向側端部から給紙方向上流側の下方に向かって延出する
ブラケット部14bおよび14bとを有する。そして各ブラケ
ット部14b先端が,用紙受台11の下方にて枢支されてい
る。従って,該摩擦部材ホルダー14は,各ブラケット部
14b先端を中心に揺動可能となっており,その摩擦部材
載置部14aが,用紙受台11の開口部11a内に嵌合して給紙
ローラ13に接近し得る。該摩擦部材ホルダー14における
摩擦部材載置部14aの下側には,押ばね16が配設されて
おり,該押ばね16は,該摩擦部材載置部14aを給紙ロー
ラ13に向かって付勢している。
摩擦部材ホルダー14における摩擦部材載置部14a上に
は,摩擦部材15が配設されている。該摩擦部材15は,例
えばウレタンゴム等の高摩擦係数材料にて形成され,押
ばね16の付勢力にて,用紙受台11の開口部11a内に位置
され,給紙ローラ13に当接している。
該摩擦部材15は,摩擦部材ホルダー14における摩擦部材
載置部14aから,給紙方向上流側へ延出しており,その
延出側先端は,用紙受台11における開口部11aの給紙方
向上流側周縁部の下方に位置している。
用紙受台11における開口部11aには,振動防止部材17が
配設されている。該振動防止部材17は,例えばルミラー
(商品名)のように,合成樹脂から形成されたフィルム
状部材が用いられる。本実施例では,例えば厚いフィル
ム状部材17aと薄いフィルム状部材17bとが用いられ,厚
いフィルム状部材17aの給紙方向先端部上面に薄いフィ
ルム状部材17bの基端部が貼着されており,その給紙方
向側先端部が厚いフィルム状部材17aより延出してい
る。該振動防止部材17の基端部である厚いフィルム状部
材17aは,用紙受台11における開口部11aの給紙方向上流
側の周縁部下面に固設されている。そして,厚いフィル
ム状部材17の給紙方向側の下面が,摩擦部材15の先端部
上面に当接している。厚いフィルム状部材17aから延出
した薄いフィルム状部材17bの先端は,摩擦部材ホルダ
ー14の載置部14aから延出した摩擦部材15の上面に当接
している。
このような構成の給紙装置では,給紙補助ローラ12にて
用紙受台11上に載置された複数枚の記録紙が,給紙ロー
ラ13に向かって重送される。重送される記録紙は,その
下側が振動防止部材17における薄いシート状部材17bに
案内されて,摩擦部材15に当接する。薄いシート状部材
17bは,給紙方向の上流側に湾曲して延出した摩擦部材1
5に対してその湾曲角度よりも小さい鋭角にて当接して
おり,その結果,給紙補助ローラ12にて送給される記録
紙は、摩擦部材15から作用する摩擦力が小さくなり,給
紙ローラ13が転接すれば,確実に搬送される。
摩擦部材15に当接した複数枚の記録紙は,押ばね16にて
給紙ローラ13に押圧された摩擦部材15と給紙ローラ13と
の間へ送給され,給紙ローラ13に当接する最上側の記録
紙のみが,給紙ローラ13の回転により,所定方向へ送給
される。その最上側の記録紙以外の記録紙は,摩擦部材
15からの摩擦力が作用することにより,搬送されない。
この場合,摩擦部材15に記録紙が当接することにより該
摩擦部材15が振動するおそれがあるが,該摩擦部材15の
給紙方向上流側に位置する先端部は,用紙受台11に取付
けられた振動防止部材17の基端部である厚いシート状部
材17に当接しているために,振動されない。
なお,上記実施例では,振動防止部材17として厚いシー
ト状部材17aと薄いシート状部材17bを用い,薄いシート
状部材17b先端を摩擦部材15に当接させることにより,
該シート状部材17bにて案内される記録紙を摩擦部材15
に対して鋭角的に当接させる構成としたが,このような
実施例に限らず,例えば,第3図に示すように,振動防
止部材17として,給紙方向先端部がその先端になるにつ
れて徐々に薄くなっており,基端部が略一定の厚さとな
った1枚のシート状部材を用い,摩擦部材15の上面にそ
の先端部を当接させる構成としてもよい。この場合,振
動防止部材17の基端部は略一定の厚さとなっており,該
基端部に摩擦部材15の先端が当接することにより該摩擦
部材15の振動が防止される。
(考案の効果) 本考案の給紙装置は,このように,摩擦部材の振動が防
止されるため,その振動音が発生するおそれがない。ま
た摩擦部材には所定の用紙が鋭角的に当接するため,該
用紙は摩擦部材からの摩擦力が軽減され,給紙ローラの
転接により確実に送給される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の給紙装置の一例を示す断面図,第2図
は第1図のII-II線における断面図,第3図は本考案の
給紙装置の別の例を示す断面図,第4図は従来の給紙装
置の断面図である。 11…用紙受台,12…給紙補助ローラ,13…給紙ローラ,
14…摩擦部材ホルダー,15…摩擦部材,16…押ばね,17
…振動防止部材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−244833(JP,A) 実開 昭57−196039(JP,U) 実開 昭58−75235(JP,U) 実開 昭59−100742(JP,U) 実開 昭60−56640(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の用紙が積載される用紙受台と, 該用紙受台における給紙方向側の近傍に配設された給紙
    ローラと, 該給紙ローラに当接するべく付勢されており, 前記用紙受台上の用紙を給紙ローラとの当接位置へ案内
    すべく,給紙方向上流側へ延出する摩擦部材と, 前記用紙受台から送給される用紙を該摩擦部材に鋭角的
    に当接させるべく,該摩擦部材の給紙方向上流側へ延出
    する部分に先端部が当接され,かつ該摩擦部材の振動を
    防止するべく該摩擦部材における給紙方向上流側へ延出
    する部分の先端が,用紙受台に固設された基端部に当接
    されている振動防止部材と, を具備する給紙装置。
JP8410687U 1987-05-29 1987-05-29 給紙装置 Expired - Lifetime JPH0611976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8410687U JPH0611976Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 給紙装置

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JP8410687U JPH0611976Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 給紙装置

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Publication Number Publication Date
JPS63192345U JPS63192345U (ja) 1988-12-12
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ID=30938304

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2775327B2 (ja) * 1989-12-28 1998-07-16 株式会社東芝 給紙装置
JP2862394B2 (ja) * 1991-04-12 1999-03-03 キヤノン株式会社 給紙装置および画像形成装置

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