JPH042911Y2 - - Google Patents

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JPH042911Y2
JPH042911Y2 JP1985029557U JP2955785U JPH042911Y2 JP H042911 Y2 JPH042911 Y2 JP H042911Y2 JP 1985029557 U JP1985029557 U JP 1985029557U JP 2955785 U JP2955785 U JP 2955785U JP H042911 Y2 JPH042911 Y2 JP H042911Y2
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retard
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feed roller
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、給紙ローラと協働して用紙を1枚づ
つ給送するためのリタードパツド装置に関する。
(従来技術) 複写機、フアクシミリ、プリンタ等の画像形成
装置においては、シート状の用紙を1枚づつ給送
し、その用紙に画像を形成するようにしている。
この場合、複数枚の用紙が送られることがない
ように、いわゆる重送が起らないように種々の対
策が講じられている。即ち、給紙ローラに対しリ
タードローラを設けたり、リタードパツド装置を
設けて用紙の重送を防止するようにしている。
このようなリタードパツド装置は例えば特公昭
55−21696号公報に示されるように給紙装置本体
に取付ねじ等を用いて固定され、同リタードパツ
ドにおける、給紙ローラ側に押圧される摩擦部材
も上記給紙装置本体に固定的に設けられている。
また、リタードパツド装置における摩擦部材
は、用紙の表面に常時接触しているので摩耗や押
圧力の低下が生じ、定期的または必要に応じて交
換を行なう必要がある。
しかしながら、このような摩擦部材は給紙装置
本体に対して取付ねじ等を用いて固定的に設けら
れているので交換作業に多くの工数がかかり能率
の悪いものであつた。
(目 的) 近年は、メンテナンスフリーとか部品の交換を
ユーザー自身で行なうことが望まれており、これ
らを満足させるために構成簡単にして摩擦部材の
取付け取外しの容易なリタードパツド装置を提供
することが本考案の目的である。
(概 要) 本考案に係るリタードパツド装置は、給紙ロー
ラ100と接触する摩擦部材5c,16dを支持
する基板5a,16aに係合手段5e,5f,1
6f,16bを設け、給紙装置本体1,11に設
けられた係止手段2,2a,2b,12,12
a,12bに前記係合手段を係脱することにより
給紙装置本体に対して摩擦部材を着脱自在にした
ことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。先ず本考案の第1実施例を第1図ないし第4
図を用いて説明する。第1図に示すように給紙ロ
ーラ100の周面に当接するようにリタードパツ
ド装置200が設けられている。即ち、給紙装置
本体に一体となつている側板1の先端は約45度の
傾斜でもつて折曲部1aが形成され、この折曲部
1aと側板1の上面との間にわたつて角形の開口
1bが穿設されている。この開口1bの下方には
箱形の一側面を除去した形状のパツド収納部2が
固着されている。このパツド収納部2の側面の中
央には、第1の切欠角孔2aとこの孔2aに連設
された小幅の第2の切欠角孔2bが穿設されてい
る。また、折曲部1aの、上記角孔2a,2bに
対向する部位には細帯状の支持孔1cが穿設され
ている。更に、パツド収納部2の底面の略中央に
は、詳細は後述するストツパーピン3がねじ込み
固定されている。
そして、上記パツド収納部2内には第3図に示
すばね部材4と第4図に示すリタードパツド部5
が収納されるようになつている。即ち、ばね部材
4は帯状のばね板を基端部4aを中心にしてV字
状に折曲げ、その一端部4bの中央を外方に彎曲
させ、更にその先端部を外方に折曲げて支持部4
cが形成されている。また、V字状の他端部4d
の中央は内方に折曲げられその先端部は更に折返
されて支持片4eが形成されている。この支持片
4eの中間は上記ストツパーピン3取付用の逃げ
用の切欠部4fが形成され、他端部4dの先端部
にもストツパーピン3挿通用の逃げ孔4gが設け
られている。更に、上記一端部4bの中央にも上
記ストツパーピン3挿通用の逃げ孔4hが穿設さ
れている。
リタードパツド部5は、基板5a、間挿部材5
b、摩擦部材5c、金属カバー5dで構成されて
いて、基板5aは角板の一辺の中央に連設された
狭幅部5eと、この狭幅部5eに連設された支持
片5fを有し、同基板5aの角板部上には摩擦部
材5cの表面形状を、確実に重送防止がなされる
ように形成された、例えばポリアセタールでなる
間挿部材5bが接着されている。この間挿部材5
bの表面には接着剤等を用いて摩擦部材5cが積
層載置され、この基板5a上に固定された間挿部
材5bと摩擦部材5cの端面をカバーするととも
に用紙が滑らかに挿入さるように所定の曲面を有
する金属カバー5dが摩擦部材5cと基板5aと
の端部を覆つている。
上記ストツパーピン3の片端にはその外径より
大径のおねじ3aが形成され、このおねじはパツ
ド収納部2の底面に形成されためねじ部2cにね
じ込まれ、同めねじ部2cは固定ナツト3bでも
つて固定され、同ストツパーピン3の先端面は上
記リタードパツド部5の下面に当接して初期位置
規制をするようになつている。
従つて各部を組立てるには、ばね部材4の支持
片4eをパツド収納部2の底板先端に位置させ、
支持部4cを折曲部1aの支持孔1cに挿入す
る。するとばね部材4は自身のばね力によつてパ
ツド収納部2内に装着される。従つて矢印A方向
の付勢力が与えられる。
このように収納されたばね部材4の上方に、リ
タードパツド部5を取付けるには、支持片5fを
ばね部材4のばね力に抗して第1の切欠角孔2a
に挿通すると、狭幅部5eがばね部材4のばね力
によつて第2の切欠角孔2b内に侵入する。この
ときリタードパツド部5はばね部材4によつて狭
幅部5eを支点とする時計回りの回動習性が与え
られている。従つて、摩擦部材5cが給紙ローラ
100の周面に押圧当接された状態になる。
従つて給紙ローラ100が回転して用紙Pが同
ローラ100の表面と用紙Pの表面の摩擦力によ
つて最上位の用紙が摩擦部材5cの表面に沿つて
送られる。このとき、次位の用紙は給紙ローラ1
00と摩擦部材5cの作るくさび状の〓間によつ
て阻止される。もし2枚の用紙が重なつて給紙ロ
ーラ100と摩擦部材5cの間に挾まれた場合に
は、給紙ローラ100と上位の用紙、上下位の用
紙の裏表、下位の用紙と摩擦部材5cのそれぞれ
の摩擦力の差により、上位の用紙のみが給紙ロー
ラ100によつて送られる。
また、摩擦部材5cの下降位置は、ストツパー
ピン3をパツド収納部2に固定する固定ナツト3
bを緩め、ストツパーピン3を回転させることに
よつて所望の位置に調整することができる。
また、リタードパツド部5における水平位置及
び垂直位置の規制は、第2の切欠角孔2bに狭幅
部5eが位置し、支持片5fがパツド収納部2の
外壁に位置しているので確実に行なわれることに
なる。
一方、摩擦部材5cが経時変化等によつて劣化
し、同部材5cを取外す必要がある場合には、金
属カバー5dの先端を押下げるとストツパーピン
3に頭部を支点として基板5dが反時計回りに回
動し、同基板5aの狭幅部5eが第2の切欠角孔
2bから離脱し第1の切欠角孔2a内に侵入す
る。この状態でリタードパツド部5を前方に引き
出すことによつて極めて簡単にリタードパツド部
5を取外すことができる。
次に本考案の第2実施例を第5図ないし第9図
を用いて説明する。第5図に示すように給紙ロー
ラ100の上流側にはローラ101,102でな
るレジストローラが設けられ、同給紙ローラ10
0の下方にはリタードパツド装置300が設けら
れている。即ち、給紙装置本体に一体となつてい
る側板11の先端は約45度の傾斜でもつて折曲部
11aが形成され、この折曲部11aと側板11
の上面との間にわたつて角形の開口11bが穿設
されている。この開口11bの下方には箱形の一
側面を除去した形状のパツド収納部12が固着さ
れている。このパツド収納部12の側面の中央に
は第1の切欠角孔12aとこの孔12aに連設さ
れた小幅の第2の切欠角孔12bが穿設されてい
る。更にパツド収納部12の底面の略中央には、
詳細は後述するストツパーねじ13とガイド軸1
4が固定されている。
そして、上記パツド収納部12内にはばね15
と第7図に示すリタードパツド部16が収納され
るようになつている。リタードパツド部16は、
基板16a、間挿部材16c、摩擦部材16d、
金属カバー16eで構成されていて、基板16a
は角板の一辺の中央に連設された狭幅部16fに
連設された支持片16bを有し、同基板16aの
角板部上には上述同様に間挿部材16cと摩擦部
材16dが積層載置され、金属カバー16eでも
つて基板16a上の間挿部材16cと摩擦部材1
6dのそれぞれの端面が覆われている。
上記ストツパーねじ13はパツド収納部12の
底面に形成されためねじ部12cにねじ込まれ、
同めねじ部12cは固定ナツト13bでもつて固
定され、同ストツパーねじ13の先端面は上記リ
タードパツド部16の下面に当接して位置規制を
するようになつている。
従つて各部を組立てるには、ガイド軸14にば
ね15を挿通し、リタードパツド部16の下面、
即ち、基板16aの下面で上記ばね15を押し付
け、同リタードパツド部16の支持片16bを第
1の切欠角孔12aに挿通すると、ばね15のば
ね力によつて狭幅部16fが第2の切欠角孔12
b内に侵入する。このとき、リタードパツド部1
6は給紙ローラ100が離脱されている場合には
第8図に示すようにばね15で上方に押上げられ
るが、支持片16bの基部が第2の切欠角孔12
bに係合しているので同リタードパツド部16が
脱落することがない。
従つて給紙ローラ100と摩擦部材16dの間
に左側から用紙が送り込まれると、上述同様にし
て用紙が1枚だけ給紙ローラ100によつて送り
出され、ローラ101,102で形成されるレジ
ストローラにつき当り、図示しない転写手段等の
次工程に移行する。
また、摩擦部材16dの初期位置は、ストツパ
ーねじ13を固定する固定ナツト13bを緩め、
同ねじ13を回転させることによつて所望の位置
に調整することができる。
一方、摩擦部材16dを取外すときには、リタ
ードパツド部16の支持片16bを第2の切欠角
孔12bに沿つて第1の切欠角孔12a側にばね
15のばね力に抗して押下げ、同支持片16bを
第1の切欠角孔12aから引き出すと簡単にリタ
ードパツド部16を取外すことができる。
なお、リタードパツド装置300は、第8図及
び第9図に示すように給紙装置における所定のシ
ーケンスに応じて係合、解除できることは勿論で
ある。
(考案の効果) このように本考案によれば、リタードパツド装
置の摩擦部材が給紙装置本体に対して極めて簡単
に着脱自在となる利点があり、この利点は構造の
複雑化を行なうことなしに達成できる。そして、
本考案の最大の特徴はリタードパツドを交換する
に際しては、バネ部材による付勢力を減勢してや
ることにより、すなわち支持片を切欠部よりバネ
部材の付勢力に逆つてはずしてやるという簡単な
操作により、リタードパツド部の給紙ローラへの
押圧解除と、リタードパツド部のリタードパツド
装置本体からの取り外しとを同時に、かつ給紙ロ
ーラとリタードパツド装置本体との相対的位置移
動なしに容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を示すリタード
パツド装置の側断面図、第2図は、上記第1図中
に示されるリタードパツド装置の要部を示す斜視
図、第3図は、上記第1図中に示されるばね部材
の斜視図、第4図は、上記第1図中に示されるリ
タードパツド部の斜視図、第5図は、本考案の第
2実施例を示すリタードパツド装置の一部破断側
面図、第6図は、上記第5図中に示されるリター
ドパツド装置の要部を示す斜視図、第7図は、上
記第5図中に示されるリタードパツド部の斜視
図、第8図及び第9図は、リタードパツド装置の
係合・解除状態を示す側断面図である。 100……給紙ローラ、5,16……リタード
パツド部、5c,16d……摩擦部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 給紙ローラと協働して用紙を1枚づつ給送する
    もので、給紙ローラの周面に押圧当接される摩擦
    部材を装置本体に対して着脱に設けてなるリター
    ドパツド装置において、支持基板5a,16a上
    に支持される摩擦部材5c,16dと、該支持基
    板の端部より延在した支持片5e,5f,16
    f,16bとを有するリタードパツド部5,16
    と、 リタードパツド装置本体1,11に設けられ、
    上記支持片を挿入するための第1の切欠2a,1
    2aと、この第1の切欠の内縁部に設けられ上記
    支持片を係止する第2の切欠2b,12bとから
    なる係止手段と、 上記摩擦部材を上記給紙ローラ100に押圧当
    接すると共に、上記支持片を上記第2の切欠部へ
    と付勢することにより上記リタードパツド部を装
    置本体に支持するバネ部材4,15と、 を有することを特徴とするリタードパツド装置。
JP1985029557U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH042911Y2 (ja)

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JP1985029557U JPH042911Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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Publication Number Publication Date
JPS61145740U JPS61145740U (ja) 1986-09-08
JPH042911Y2 true JPH042911Y2 (ja) 1992-01-30

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ID=30528472

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521696A (en) * 1978-07-28 1980-02-15 Sits Soc It Telecom Siemens Phase matching circuit for plural counter chain
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Family Cites Families (1)

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JPS61145740U (ja) 1986-09-08

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