JPH0781813A - 用紙巻取装置 - Google Patents

用紙巻取装置

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JPH0781813A
JPH0781813A JP23202693A JP23202693A JPH0781813A JP H0781813 A JPH0781813 A JP H0781813A JP 23202693 A JP23202693 A JP 23202693A JP 23202693 A JP23202693 A JP 23202693A JP H0781813 A JPH0781813 A JP H0781813A
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JP
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paper
winding
winding shaft
shaft
sheet
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JP23202693A
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English (en)
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Kanji Suzuki
完次 鈴木
Hideo Kanbe
秀夫 神戸
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Star Micronics Co Ltd
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙巻取装置の設置角度が水平方向に対して
0°から360°までの任意角度に変化しても、安定な
用紙巻取動作を行なうことができる用紙巻取装置を提供
する。 【構成】 用紙巻取装置40は、シート状用紙を巻取る
ための巻取軸41と、巻取軸41が着脱自在に装着さ
れ、かつ巻取軸41を回転自在に支持するための支持フ
レーム50などで構成される。支持フレーム50の側板
内面には、弾性材料からなる把持部材55が設けられ、
把持部材55は溝51の底部を囲むようにΩ字状の把持
爪55a、55bを有する。把持爪55a、55bの内
径は、巻取軸41の外周に対して軽く摺動するように作
られており、巻取軸41を弾性的に把持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(Point of Sal
es)プリンタなどの印字装置から送出される、ジャーナ
ル紙などのシート状の用紙を巻取るための用紙巻取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字装置から送り出される記録紙
を巻取るための用紙巻取装置として、実公昭57−21
28号公報、実開平3−62049号公報等が提案され
ている。
【0003】図11は、用紙巻取装置を内蔵した印刷装
置の一例を示す内部構成図であり、この印刷装置は水平
置き型である。レシート用紙1Bとジャーナル用紙1A
とを二重に巻いたロール紙1から供給される用紙は、用
紙ガイド2に沿って紙送り駆動ローラ3と押圧ローラ1
4に挟持されて搬送され、プラテン12に対向して紙面
垂直方向に移動する印字ヘッド4が用紙を印字し、一方
のレシート用紙1Bは機外へ排出されるとともに、他方
のジャーナル用紙1Aは用紙ガイド2に沿って用紙巻取
装置15の巻取軸6に巻取られる。
【0004】用紙巻取装置15は、ジャーナル用紙1A
の幅方向位置を規制するためのフランジ5と、フランジ
5と一体的に回転する巻取軸6と、巻取軸6を回転する
ための巻取歯車11と、巻取歯車11と噛合するクラッ
チ歯車10と、クラッチ歯車10と一体的に回転する減
速歯車9と、減速歯車9と噛合する駆動歯車8と、駆動
歯車8を回転駆動するためのモータ7と、これらを支持
するための支持フレーム13などから構成されている。
巻取軸6は、支持フレーム13に形設された溝13aと
係合するように、着脱自在に装着される。そのため、溝
13aの形状は、巻取軸6が自重によって脱落しないよ
うに、鉛直上方に向けて開口部が形成される。
【0005】その動作について説明すると、ジャーナル
用紙1Aの先端が巻取軸6に固定された後、用紙が印字
ヘッド4によって1行ずつ印字される毎に紙送り駆動ロ
ーラ3によって所定の搬送ピッチで間欠的に搬送され
る。一方、モータ7の回転力は、駆動歯車8、減速歯車
9、クラッチ歯車10、巻取歯車11の輪列を介して、
巻取軸6に伝達され、紙送り駆動ローラ3の搬送ピッチ
より大きい巻取ピッチで巻取られるように設定されてい
る。そのためジャーナル用紙1Aが常に引張状態に保た
れ、ジャーナル用紙1Aの整列巻取を実現している。
【0006】図12は、用紙巻取装置を内蔵した印刷装
置の他の例を示す内部構成図であり、この印刷装置は垂
直置き型である。印刷装置の構成および用紙巻取装置1
5の構成は、図11に示したものと同様であるが、巻取
軸6が装着される溝13aの形状は、巻取軸6が自重に
よって脱落しないように、水平方向に対して右斜め上方
に向けて開口部が形成される点が相違する。
【0007】図13は従来の用紙巻取装置の一例を示す
斜視図であり、図14はその概略正面図である。ジャー
ナル用紙を巻取るための巻取軸6には、一対のフランジ
5が間隔調整自在に取付けられ、巻取軸6の一端に巻取
歯車11が固定される。巻取軸6の両端部には、支持フ
レーム13の溝13aに係合するように、巻取軸6の直
径より僅かに細くなった係合部6aが2箇所形成されて
いる。
【0008】一方、支持フレーム13の溝13aの間隙
は、係合部6aの直径より僅かに大きく形成されている
ため、巻取軸6が着脱自在に装着され、かつ巻取軸6を
回転自在に支持することが可能である。従って、巻取軸
6を支持フレーム13に装着する場合、各係合部6aを
各溝13aに沿って摺動するように挿入して、溝13a
の底部に納めることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
用紙巻取装置では、巻取軸6が支持フレーム13の溝1
3aに沿って挿入され、その自重で溝13aの底部に留
まる構成であるため、たとえば図11の水平置き型の印
刷装置を垂直に設置したり、倒立させて使用する際、巻
取軸6が支持フレーム13から脱落してしまい、正常な
用紙巻取動作が不可能になるという課題がある。
【0010】そのため、印刷装置をいろいろな角度で設
置しようとする場合、印刷装置の設置角度に対応して支
持フレーム13の溝13aの角度が異なる多種類の印刷
装置を用意する必要がある。
【0011】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、用紙巻取装置の設置角度が水平方向に対して0°
から360°までの任意角度に変化しても、安定な用紙
巻取動作を行なうことができる用紙巻取装置を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート状の用
紙を巻取るための巻取軸と、前記巻取軸が着脱自在に装
着され、かつ前記巻取軸を回転自在に支持するための支
持部材とを備える用紙巻取装置において、前記巻取軸を
弾性的に把持するための把持部材が形設されることを特
徴とする用紙巻取装置である。
【0013】また本発明は、巻取られる用紙の幅方向位
置を規制するためのフランジが前記支持部材の内面に形
設され、前記把持部材が、前記フランジの厚さ以下にな
るように前記フランジに内設されていることを特徴とす
る。
【0014】また本発明は、前記フランジの用紙に臨む
内面に、円周状の段差部が形設されていることを特徴と
する。
【0015】また本発明は、前記巻取軸に前記支持部材
と係合する係合部が複数形成され、かつ前記支持部材が
用紙幅に対応して間隔調節可能なように被取付部に取付
けられることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明に従えば、巻取軸を弾性的に把持するた
めの把持部材が形設されることによって、巻取軸が支持
部材から脱落しようとする場合でも、把持部材が、巻取
軸の回転運動を妨げること無く、当該巻取軸を把持する
ことができるため、巻取軸の脱落を防止することができ
る。従って、この用紙巻取装置を内蔵した印刷装置の設
置角度が多様に変化しても、安定な用紙巻取動作を実現
することができる。また、巻取軸の着脱作業の際、巻取
軸と把持部材とが弾発的に接触して一定の反発力を感じ
ながら着脱することになるため、作業者は適度な操作感
が得られ、巻取軸を確実に装着することができる。
【0017】また、巻取られる用紙の幅方向位置を規制
するためのフランジが支持部材の内面に形設されること
によって、用紙の整列巻取が可能になる。さらに、把持
部材が、フランジの厚さ以下になるように当該フランジ
に内設されていることによって、把持部材の存在が用紙
の整列巻取を妨げることが解消され、しかも把持部材の
最大変位がフランジによって規制されるため、把持部材
の塑性変形を防止することができる。また、フランジが
把持部材の外側を取り囲み、把持部材の露出部を極力少
なくすることによって、巻取軸の装着ミスなどの不用意
な引っ掛けによる破損事故を防ぐことができる。
【0018】また、フランジの用紙に臨む内面に、円周
状の段差部が形設されていることによって、巻取られる
用紙は当該段差部にのみ接触して、フランジの残りの部
分との摩擦が無くなるため、用紙巻取動作の負荷が軽減
され、たとえば巻取用モータの出力を低減することがで
きる。
【0019】また、巻取軸に支持部材と係合する係合部
が複数形成され、かつ支持部材が用紙幅に対応して間隔
調節可能なように被取付部に取付けられることによっ
て、幅が異なる用紙に簡単に対処することができ、規格
の異なる用紙でも整列巻取を実現できる。
【0020】
【実施例】図1および図2は、本発明に係る用紙巻取装
置が適用される印刷装置の一例を示す構成図である。こ
の印刷装置は、シャーシ31が筐体34に対して軸33
の回りに回転自在に支持されており、このシャーシ31
に対して印字ユニット30、ロール紙21、用紙巻取装
置40等が取付けられている。従って、シャーシ31の
姿勢は、図1に示すように垂直方向を向くことも可能で
あり、図2に示すように水平方向に対して約230°の
角度に向くことも可能である。特に、印刷装置のメンテ
ナンスを行なう作業空間が図1および図2の左方に制限
されている場合、図1の状態でインクリボンカセット2
8の交換作業や印字ユニット30の調整作業などを実施
することができ、一方、図2の状態ではロール紙21の
交換作業や用紙巻取装置40に巻取られた用紙の取出し
作業などを実施することができる。
【0021】レシート用紙23とジャーナル用紙22と
を二重に巻いたロール紙21は、ロール紙保持装置(図
示せず)によって回転自在に支持されており、ロール紙
21から供給されるレシート用紙23およびジャーナル
用紙22は、印字ユニット30に送られる。
【0022】印字ユニット30は、各用紙を挟持して搬
送するための紙送り駆動ローラ24および押圧ローラ2
5と、各用紙を案内するためのプラテン27と、プラテ
ン27に対向して紙面垂直方向に移動しながら各用紙に
印字するための印字ヘッド26と、印字ヘッド26とレ
シート用紙23との間にインクリボンを供給するための
インクリボンカセット28と、ジャーナル用紙22を案
内するための用紙ガイド29等を備えており、シャーシ
31に対してゴムなどの振動吸収部材32を介して固定
されている。
【0023】印字ユニット30に送られたレシート用紙
23およびジャーナル用紙22は、紙送り駆動ローラ2
4および押圧ローラ25によって搬送され、たとえばワ
イヤドット方式の印字ヘッド26が外部ホスト装置から
送られる印字データに基づいて、各用紙を重ねた状態で
印字を行なう。レシート用紙23上にはインクリボンの
インクが印字され、一方、ジャーナル用紙22はいわゆ
るノーカーボン紙等の感圧紙で形成されているため、印
字ヘッド26の打点に応じて発色する。
【0024】印字された各用紙は、プラテン27の排出
側でレシート用紙23とジャーナル用紙22とが互いに
分離して、レシート用紙23は印字ユニット30の外部
に排出され、必要に応じてティアバー等のカット装置で
切断される。一方、ジャーナル用紙22は用紙ガイド2
9に沿って案内され、さらにロール紙21の外周面に接
触しながら、用紙ガイド36を介して用紙巻取装置40
によって巻取られる。なお、用紙巻取装置40や印字ユ
ニット30の動作は、筐体34の内部に取付けられた回
路基板35によって制御される。
【0025】図3は、本発明の一実施例である用紙巻取
装置40の構成を示す斜視図であり、図4はその概略正
面図である。この用紙巻取装置40は、ジャーナル用紙
などのシート状用紙を巻取るための巻取軸41と、巻取
軸41が着脱自在に装着され、かつ巻取軸41を回転自
在に支持するための支持フレーム50などで構成されて
いる。
【0026】巻取軸41には、用紙の幅方向位置を規制
するための一対のフランジ42、43が間隔調整自在に
取付けられ、巻取軸41の一端に巻取歯車44が固定さ
れる。巻取軸41の両端部には、支持フレーム50の溝
51、52に係合するように、巻取軸41の直径より僅
かに細くなった係合部45、46が2箇所形成されてい
る。
【0027】一方、支持フレーム50は垂直に立設され
る一対の側板と、各側板を連結する底板とで組み立てら
れており、各側板の上端から下方に向けて溝51、52
が形設され、溝51、52の底部は巻取軸41の回転が
円滑になるように円弧状に形成されている。溝51、5
2の間隙は、係合部45、46の直径より僅かに大きく
形成されているため、巻取軸41が着脱自在に装着さ
れ、かつ巻取軸41を回転自在に支持することが可能で
ある。従って、巻取軸41を支持フレーム50に装着す
る場合、各係合部45、46を各溝51、52に沿って
摺動するように挿入して、各溝51、52の底部に納め
ることになる。
【0028】支持フレーム50の側板内面には、合成樹
脂などの弾性材料からなる把持部材55が設けられ、把
持部材55は溝51の底部を囲むようにΩ字状の把持爪
55a、55bを有する。把持爪55a、55bの内径
は、巻取軸41の外周に対して軽く摺動するように作ら
れており、巻取軸41を弾性的に把持することができ
る。従って、図3および図4の用紙巻取装置40の姿勢
が図2に示すようにほぼ逆さ状態になり、巻取軸41が
自重で支持フレーム50から脱落しようとする場合で
も、把持部材55が巻取軸41の回転運動を妨げること
無く、巻取軸41を把持することができるため、巻取軸
41の離脱を防止できる。また、巻取軸41の着脱作業
の際、巻取軸41と把持部材55とが弾発的に接触して
一定の反発力を感じながら着脱することになるため、作
業者は適度な操作感が得られ巻取軸41を確実に装着す
ることができる。
【0029】巻取軸41が支持フレーム50に装着され
ると、巻取歯車44と減速歯車53の内側に設けられた
クラッチ歯車57(図7、図8参照)とが噛合して、モ
ータ54の回転力が減速歯車53等の輪列を介して巻取
歯車44に伝達される。
【0030】図5は、本発明の他の実施例である用紙巻
取装置40の構成を示す斜視図であり、図6はその概略
正面図である。さらに、図7は、図5および図6の用紙
巻取装置40の平面図であり、図8はその一部を切欠い
て示す正面図、図9はその左側面図、図10はその右側
面図である。この用紙巻取装置40は、ジャーナル用紙
などのシート状用紙を巻取るための巻取軸41と、巻取
軸41が着脱自在に装着され、かつ巻取軸41を回転自
在に支持するための一対の支持フレーム50a、50b
などで構成されている。
【0031】巻取軸41の一端に巻取歯車44が固定さ
れ、巻取軸41の両端部および図6中右寄り中間部に
は、支持フレーム50a、50bの溝51、52に係合
するように、巻取軸41の直径より僅かに細くなった係
合部45、46、47が3箇所形成されている。
【0032】一方、各支持フレーム50a、50bは、
用紙幅に対応して間隔調整可能なように、たとえば図
1、図2に示すシャーシ31等の被取付部に取付けられ
る。各支持フレーム50a、50bの取付け位置は、位
置決めボス72、73によって再現性良く定められ、ね
じ等の固定部材71で被取付部に固定される。
【0033】このように巻取軸41に各支持フレーム5
0a、50bと係合する係合部が複数形成され、かつ各
支持フレーム50a、50bが用紙幅に対応して間隔調
節可能なように被取付部に取付けられることによって、
幅が異なる用紙に簡単に対処することができる。
【0034】各支持フレーム50a、50bの上端から
下方に向けて溝51、52が形設され、溝51、52の
底部は巻取軸41の回転が円滑になるように円弧状に形
成されている。溝51、52の間隙は、その底部におい
て係合部45、46の直径より僅かに大きく形成されて
いるため、巻取軸41が着脱自在に装着され、かつ巻取
軸41を回転自在に支持することが可能である。従っ
て、巻取軸41を支持フレーム50a、50bに装着す
る場合、各係合部45、46を各溝51、52に沿って
摺動するように挿入して、各溝51、52の底部に納め
ることになる。
【0035】各支持フレーム50a、50bの側板内面
には、合成樹脂などからなる略円盤状のフランジ60が
固定爪74によって貼着され、用紙の幅方向位置を規制
している。フランジ60の用紙に臨む内面には円周状の
段差部63が形設されており、巻取られる用紙は段差部
63にのみ接触し、フランジ60の残りの部分との摩擦
が無くなるため、用紙巻取動作の負荷を軽減することが
できる。
【0036】さらに、フランジ60の内側には、溝51
の底部を囲むように、合成樹脂などの弾性材料からなる
Ω字状の把持爪61、62が内設されている。把持爪6
1、62の内径は、巻取軸41の外周に対して軽く摺動
するように作られており、巻取軸41を弾性的に把持す
ることができる。従って、図5の用紙巻取装置40の姿
勢が図2に示すようにほぼ逆さ状態になり、巻取軸41
が自重で支持フレーム50から脱落しようとする場合で
も、把持爪61、62が巻取軸41の回転運動を妨げる
こと無く、巻取軸41を把持することができるため、巻
取軸41の離脱を防止できる。また、巻取軸41の着脱
作業の際、巻取軸41と把持爪61、62とが弾発的に
接触して一定の反発力を感じながら着脱することになる
ため、作業者は適度な操作感が得られ、巻取軸41を確
実に装着することができる。
【0037】また、把持爪61、62がフランジ60の
厚さ以下になるようにフランジ60に内設されているこ
とによって、把持爪61、62の存在が用紙の整列巻取
を妨げることが解消される。しかも把持爪61、62の
最大変位がフランジ60によって規制されるため、把持
爪61、62の塑性変形を防止することができる。ま
た、フランジ60が把持爪61、62の外側を取り囲
み、把持爪61、62の露出部を極力少なくすることに
よって、不用意な引っ掛け等による破損事故を防ぐこと
ができる。
【0038】巻取軸41が支持フレーム50a、50b
に装着されると、巻取歯車44と減速歯車53の内側に
設けられたクラッチ歯車57とが噛合して、モータ54
の回転力が、駆動歯車56、減速歯車53、クラッチ歯
車57、巻取歯車44の輪列を介して巻取軸41に伝達
される。
【0039】こうして、用紙巻取装置40を内蔵する印
刷装置の設置角度が水平方向に対して0°から360°
までの任意角度に変化しても、安定な用紙巻取動作を行
なうことができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、用
紙巻取装置の設置角度が多様に変化しても、安定でかつ
整列した用紙巻取動作を実現できる。さらに、巻取軸の
着脱作業を安全にかつ確実に行なうことができる。ま
た、幅の異なる用紙でも容易に整列巻取を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙巻取装置が適用される印刷装
置の一例を示す構成図である。
【図2】本発明に係る用紙巻取装置が適用される印刷装
置の一例を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施例である用紙巻取装置40の構
成を示す斜視図である。
【図4】図3に示した用紙巻取装置40の概略正面図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例である用紙巻取装置40の
構成を示す斜視図である。
【図6】図5に示した用紙巻取装置40の概略正面図で
ある。
【図7】図5に示した用紙巻取装置40の平面図であ
る。
【図8】図5に示した用紙巻取装置40の一部を切欠い
て示す正面図である。
【図9】図5に示した用紙巻取装置40の左側面図であ
る。
【図10】図5に示した用紙巻取装置40の右側面図で
ある。
【図11】用紙巻取装置を内蔵した印刷装置の一例を示
す内部構成図である。
【図12】用紙巻取装置を内蔵した印刷装置の他の例を
示す内部構成図である。
【図13】従来の用紙巻取装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図14】図13に示した用紙巻取装置の概略正面図で
ある。
【符号の説明】
21 ロール紙 30 印字ユニット 31 シャーシ 33 軸 34 筐体 40 用紙巻取装置 41 巻取軸 42、43、60 フランジ 45、46、47 係合部 50、50a、50b 支持フレーム 51、52 溝 55 把持部材 55a、55b、61、62 把持爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の用紙を巻取るための巻取軸
    と、 前記巻取軸が着脱自在に装着され、かつ前記巻取軸を回
    転自在に支持するための支持部材とを備える用紙巻取装
    置において、 前記巻取軸を弾性的に把持するための把持部材が形設さ
    れることを特徴とする用紙巻取装置。
  2. 【請求項2】 巻取られる用紙の幅方向位置を規制する
    ためのフランジが前記支持部材の内面に形設され、 前記把持部材が、前記フランジの厚さ以下になるように
    前記フランジに内設されていることを特徴とする請求項
    1に記載の用紙巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記フランジの用紙に臨む内面に、円周
    状の段差部が形設されていることを特徴とする請求項2
    に記載の用紙巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記巻取軸に前記支持部材と係合する係
    合部が複数形成され、かつ前記支持部材が用紙幅に対応
    して間隔調節可能なように被取付部に取付けられること
    を特徴とする請求項1に記載の用紙巻取装置。
JP23202693A 1993-09-17 1993-09-17 用紙巻取装置 Pending JPH0781813A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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